JP2004212876A - オーディオ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】音色のバランスが良く、定位性に優れたオーディオ装置を提供する。
【解決手段】音源10から読み出されたオーディオ信号を信号処理するメイン・オーディオ信号処理回路12と、このメイン・オーディオ信号処理回路12によって信号処理されたオーディオ信号が入力される一組のメイン・スピーカSPAおよび少なくとも一組の効果音スピーカSPB,SPC…とを備え、メイン・スピーカSPAが例えば車両室内のAピラーAPに取り付けられ、効果音スピーカSPB,SPC…が例えばコンソールCの下部に取り付けられている。
【選択図】 図5
【解決手段】音源10から読み出されたオーディオ信号を信号処理するメイン・オーディオ信号処理回路12と、このメイン・オーディオ信号処理回路12によって信号処理されたオーディオ信号が入力される一組のメイン・スピーカSPAおよび少なくとも一組の効果音スピーカSPB,SPC…とを備え、メイン・スピーカSPAが例えば車両室内のAピラーAPに取り付けられ、効果音スピーカSPB,SPC…が例えばコンソールCの下部に取り付けられている。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、音響効果発生機能を有するオーディオ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
オーディオ装置には、従来から、音楽再生の際に、CDなどの音楽ソースからコンサート・ホールにおける残響音などの疑似音を生成して、家庭などの室内に、コンサート・ホールなどと同様な音場を形成しようとする音響効果発生機能を備えているものがある(例えば、特許文献1および2参照)。
【0003】
図1は、このような音響効果発生機能を有するオーディオ装置の従来の構成を概略的に示すブロック図(アンプリファイアの図示は省略されている)である。この従来のオーディオ装置は、CDやレコードなどの音源1から読み出された音源音信号aと、オーディオ信号処理回路2によって音源音信号aに含まれている残響成分を抽出して信号処理することにより生成した疑似響(残響成分生成音)信号bとをミキシングして、スピーカSPに出力する構成になっている。
【0004】
そして、スピーカSPから音源音とともに疑似響が出力されることによって、再生空間SFに、残響音などによるコンサート・ホールに近似した音場が形成されるようになっている。
【0005】
【特許文献1】
特公平7−44759号公報
【特許文献2】
実公平7−15280号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来のオーディオ装置の構成では、音源音と擬似響が同一の再生空間SF内に出力されるので、再生空間SFのいわゆる癖が擬似響にも影響して、再生空間SFでの間接音成分中の各微小部分において音源音と擬似響との関連が繰り返されてしまうことになる。
【0007】
本来、コンサート・ホールなどにおける響と直接音との間の相関性は低いものであるが、従来のオーディオ装置は、再生空間の特性による影響を大きく受けて音源音と擬似響との相関性が高くなるため、響が響きらしく感じられ難くなる等の問題点を有している。
【0008】
そして、上記のような従来のオーディオ装置を、例えば自動車の車室内などの挟空間に設置して音響再生を行った場合には、音色のバランスや定位性,音場感の音響に対する全ての要求を満足することが出来ない等の問題点を有している。
【0009】
図2の(a)は、この従来のオーディオ装置のスピーカを、自動車の車室内のAピラーに取り付けた場合のインパルスレスポンスを示しており、(b)は、このインパルスレスポンスをその立ち上がりから70msの間で分析した音圧周波数特性を示している。
【0010】
この図2の(a)において、インパルスレスポンスには時間経過とともに音の反射の縮退によるレベルの高い波形が現れており、(b)において、帯域の中程から右方にかけてピークディップが現れており、このような特性から、従来のオーディオ装置によっては、滑らかな音が得られないという問題点を有していることが分かる。
【0011】
また、図3の(a)は、従来のオーディオ装置のスピーカを、自動車の車室内のコンソール下部に取り付けた場合のインパルスレスポンスを示しており、(b)は、このインパルスレスポンスをその立ち上がりから70msの間で分析した音圧周波数特性を示している。
【0012】
この図3の(a)において、インパルスレスポンスには図2(a)において見られたようなスパイク状の波形は少なく、(b)においても特性のうねりが少ないが、(a)におけるインパルスレスポンスの立ち上がり部の波形、すなわち、直接音の波形がその後の波形より弱くなっているために、従来のオーディオ装置によっては、音像定位が不明確になってステレオ感に欠けるといった問題点を有していることが分かる。
【0013】
この発明は、上記のような従来のオーディオ装置が有している問題点を解決することが課題の一つである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
第1の発明(請求項1に記載の発明)は、音源から読み出されたオーディオ信号の信号処理回路と、この信号処理回路によって信号処理されたオーディオ信号が入力される一組の主スピーカおよび少なくとも一組の効果音用スピーカとを備え、主スピーカと効果音用スピーカは車両室内のそれぞれ異なる箇所に取り付けられていることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の最も好適と思われる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明を行う。
【0016】
図4は、この発明によるオーディオ装置の実施形態における一例を示すブロック図である。
【0017】
この図4のオーディオ装置は、主として音源音の再生を行うメイン・スピーカ(主スピーカ)SPAと、効果音の再生を行う任意の数の効果音スピーカ(効果音用スピーカ)SPB,SPC…と、音源10から読み出されたオーディオ信号を増幅するアンプリファイア11と、このアンプリファイア11によって増幅されたオーディオ信号に対して音源音再生のための信号処理を行うメイン・オーディオ信号処理回路12とを備えている。
【0018】
そして、この例のオーディオ装置は、メイン・オーディオ信号処理回路12とメイン・スピーカSPAとの間に減衰器13Aが接続されるとともに、メイン・オーディオ信号処理回路12と各効果音スピーカSPB,SPC…との間に、それぞれ減衰器13B,13C…が接続されている。
【0019】
なお、この図4のオーディオ装置の構成例において、アンプリファイア11とメイン・オーディオ信号処理回路12の接続の順序は逆でもよく、また、減衰器13A,13B,13C…は、必ずしも接続しなくてもよい。
【0020】
このオーディオ装置は、CDなどの音源10から読み出されたオーディオ信号がアンプリファイア11によって増幅された後、メイン・オーディオ信号処理回路12に入力され、このメイン・オーディオ信号処理回路12において、音源を忠実に再生するための所要の信号処理が施される。
【0021】
そして、このメイン・オーディオ信号処理回路12によって信号処理されたオーディオ信号が減衰器13Aを介してメイン・スピーカSPAに入力され、このメイン・スピーカSPAから音源音が、このメイン・スピーカSPAの再生空間SFA内に出力される。
【0022】
一方、メイン・オーディオ信号処理回路12によって信号処理されたオーディオ信号は、それぞれ減衰器13B,13C…を介して効果音スピーカSPB,SPC…に入力されて、この効果音スピーカSPB,SPC…からそれぞれの再生空間SFB,SFC…内に出力される。
【0023】
このオーディオ装置のメイン・スピーカSPAと効果音スピーカSPB,SPC…の車両室内における配置は、このメイン・スピーカSPAがAピラーに取り付けられ、効果音スピーカSPB,SPC…がコンソール下部に取り付けられて、車両室内におけるリスニング・ポイントに対する距離が、メイン・スピーカSPAよりも効果音スピーカSPB,SPC…の方が50〜70cmほど大きくなるように設定される。
【0024】
そして、減衰器13A,13B,13C…を備えている場合には、効果音スピーカSPB,SPC…の出力感度レベルが、メイン・スピーカSPAよりも7.7dB大きくなるように設定される。
【0025】
図5は、このオーディオ装置のメイン・スピーカSPAと効果音スピーカSPBの車両室内における取付け位置の設定の一例を示すスピーカ配置図である。
【0026】
この図5において、右メイン・スピーカSPArは、右側AピラーAPのリスニング・ポイント(この例の場合には、運転席に座ったドライバの頭の位置)LPとの距離RAchが約70cmとなる位置に取り付けられており、左メイン・スピーカSPAlは、左側のAピラーAPのリスニング・ポイントLPとの距離LAchが約115cmとなる位置に取り付けられている。
【0027】
さらに、右効果音スピーカSPBrは、右側のコンソールCの下部のリスニング・ポイントLPとの距離RBchが約135cmとなる位置に取り付けられており、左効果音スピーカSPBlは、左側のコンソールCの下部のリスニング・ポイントLPとの距離LBchが約165cmとなる位置に取り付けられている。
【0028】
図6は、上記のような設定で配置されたメイン・スピーカSPAと効果音スピーカSPBのインパルスレスポンスの一例を示すグラフであり、(a)は、メイン・オーディオ信号処理回路12によって信号処理されたオーディオ信号によって音源音を再生するメイン・スピーカSPAからのインパルスレスポンスを示しており、(b)は、効果音スピーカSPB,SPC…からのインパルスレスポンスを示している。
【0029】
この図6(a)と(b)とを比較すると、効果音スピーカSPBからの効果音が、メイン・スピーカSPAからの音源音の到達時間からt1(図示の例では、2ms)だけ遅れてリスニング・ポイントLP(図5参照)に到達する。
【0030】
また、リスニング・ポイントLPにおいて測定されたメイン・スピーカSPAからの音源音の立ち上がりから所定の時間t2(図示の例では、0.4ms)内の時間波形d1(dB)と、リスニング・ポイントLPにおいて測定された効果音スピーカSPB,SPC…からの効果音の立ち上がりから所定の時間t2(図示の例では、0.4ms)内の時間波形d2(dB)との差(d1−d2)が、所定の値(例えば10dB)以上になっている。
【0031】
すなわち、前述の減衰器13A,13B,13C…(図4参照)を備えている場合において、効果音スピーカSPB,SPC…とメイン・スピーカSPAとの出力感度レベル差7.7dBは、差(d1−d2)をリスニング・ポイントLPで観測するために、メイン・スピーカSPAと効果音スピーカSPB,SPC…の各スピーカ出力として必要な感度差である。
【0032】
これは、車両室内による特性の影響を受ける前の値であり、実際にリスニングポイントLPにおいて観測される場合には、出力感度レベル差7.7dBにさらに車両室内特性が考慮される場合がある。
【0033】
なお、メイン・スピーカSPAは、上述したようにAピラーに場合に限らず、例えば、ダッシュボードの下部やフロントドア(ドアミラーの裏側)に取り付けるようにしても良い。
【0034】
また、効果音スピーカSPB,SPC…は、上述したようにコンソールの下部に限らず、例えば、コンソール下部やフロントシートの下部,キックパネル部に取り付けるようにしても良い。
【0035】
以上のように、上記オーディオ装置によれば、車両室内の所定箇所(例えばコンソールCの下部)に取り付けられた効果音スピーカSPB,SPC…のインパルスレスポンスにスパイク状の波形が少なく、さらに、周波数特性に特性のうねりが少なく、車室内音場特性の影響を受け難いという特性によって、車両室内の効果音スピーカSPB,SPC…とは異なる箇所(例えばAピラーAP)に取り付けられたメイン・スピーカSPAのインパルスレスポンスの時間経過とともに音の反射の縮退によるレベルの高い波形が現れて滑らかな音が得られないという特性が緩和され、さらに、メイン・スピーカSPAによって、効果音スピーカSPB,SPC…のインパルスレスポンスの立ち上がり部の波形、すなわち、直接音の波形がその後の波形より弱くなっているために、音像定位が不明確になってステレオ感に欠けるといった特性が緩和される。
【0036】
そして、メイン・スピーカSPAと効果音スピーカSPB,SPC…のリスニング・ポイントLPに対する配置が、それぞれ上述したような設定によって配置され、メイン・オーディオ信号処理回路12によって信号処理された音源音が、メイン・スピーカSPAからその再生空間SFA(図4参照)内に向けて、また、効果音スピーカSPB,SPC…からそれぞれの再生空間SFB,SFC…内に向けて出力されるので、音源音と効果音(疑似響)が同一の再生空間に出力されていた従来のオーディオ装置と比べて、音源音と効果音との間の相関性が低くなり、これによって、音色のバランスや定位,音場感の全てについて十分な効果を得ることが出来るようになる。
【0037】
上記実施形態におけるオーディオ装置は、音源から読み出されたオーディオ信号の信号処理回路と、この信号処理回路によって信号処理されたオーディオ信号が入力される一組の主スピーカおよび少なくとも一組の効果音用スピーカとを備え、主スピーカと効果音用スピーカは車両室内のそれぞれ異なる箇所に取り付けられている実施形態のオーディオ装置を、その上位概念の実施形態としている。
【0038】
この上位概念の実施形態におけるオーディオ装置は、車両室内の所定箇所に取り付けられた効果音スピーカのインパルスレスポンスにスパイク状の波形が少なく、さらに、周波数特性に特性のうねりが少なく、車室内音場特性の影響を受け難いという特性によって、車両室内の効果音スピーカが取り付けられた箇所とは異なる個所に取り付けられた主スピーカのインパルスレスポンスの時間経過とともに音の反射の縮退によるレベルの高い波形が現れて滑らかな音が得られないという特性が緩和され、さらに、主スピーカによって、効果音スピーカのインパルスレスポンスの立ち上がり部の波形、すなわち、直接音の波形がその後の波形より弱くなっているために、音像定位が不明確になってステレオ感に欠けるといった特性が緩和されるので、音色のバランスや定位,音場感の全てについて十分な効果を得ることが出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のオーディオ装置を示すブロック図である。
【図2】(a)は自動車のAピラーに取り付けられた従来のオーディオ装置のスピーカからのインパルスレスポンスを示すグラフであり、(b)は同スピーカの音圧周波数特性を示すグラフである。
【図3】(a)は自動車のコンソール下部に取り付けられた従来のオーディオ装置のスピーカからのインパルスレスポンスを示すグラフであり、(b)は同スピーカの音圧周波数特性を示すグラフである。
【図4】この発明によるオーディオ装置の構成を示すブロック図である。
【図5】同オーディオ装置のメイン・スピーカと効果音スピーカの配置を示す図である。
【図6】(a)は同オーディオ装置のメイン・スピーカからのインパルスレスポンスを示すグラフであり、(b)は同オーディオ装置の効果音スピーカからのインパルスレスポンスを示すグラフである。
【符号の説明】
10 …音源
11 …アンプリファイア
12 …メイン・オーディオ信号処理回路(信号処理回路)
13A,13B,13C …減衰器
SPA …メイン・スピーカ(主スピーカ)
SPAr …右メイン・スピーカ(右スピーカ)
SPAl …左メイン・スピーカ(左スピーカ)
SPB,SPC …効果音スピーカ(効果音用スピーカ)
SPBr …右効果音スピーカ(右スピーカ)
SPBl …左効果音スピーカ(左スピーカ)
SFA,SFB,SFC …再生空間
AP …Aピラー
C …コンソール
LP …リスニング・ポイント(聴取位置)
【発明の属する技術分野】
この発明は、音響効果発生機能を有するオーディオ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
オーディオ装置には、従来から、音楽再生の際に、CDなどの音楽ソースからコンサート・ホールにおける残響音などの疑似音を生成して、家庭などの室内に、コンサート・ホールなどと同様な音場を形成しようとする音響効果発生機能を備えているものがある(例えば、特許文献1および2参照)。
【0003】
図1は、このような音響効果発生機能を有するオーディオ装置の従来の構成を概略的に示すブロック図(アンプリファイアの図示は省略されている)である。この従来のオーディオ装置は、CDやレコードなどの音源1から読み出された音源音信号aと、オーディオ信号処理回路2によって音源音信号aに含まれている残響成分を抽出して信号処理することにより生成した疑似響(残響成分生成音)信号bとをミキシングして、スピーカSPに出力する構成になっている。
【0004】
そして、スピーカSPから音源音とともに疑似響が出力されることによって、再生空間SFに、残響音などによるコンサート・ホールに近似した音場が形成されるようになっている。
【0005】
【特許文献1】
特公平7−44759号公報
【特許文献2】
実公平7−15280号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来のオーディオ装置の構成では、音源音と擬似響が同一の再生空間SF内に出力されるので、再生空間SFのいわゆる癖が擬似響にも影響して、再生空間SFでの間接音成分中の各微小部分において音源音と擬似響との関連が繰り返されてしまうことになる。
【0007】
本来、コンサート・ホールなどにおける響と直接音との間の相関性は低いものであるが、従来のオーディオ装置は、再生空間の特性による影響を大きく受けて音源音と擬似響との相関性が高くなるため、響が響きらしく感じられ難くなる等の問題点を有している。
【0008】
そして、上記のような従来のオーディオ装置を、例えば自動車の車室内などの挟空間に設置して音響再生を行った場合には、音色のバランスや定位性,音場感の音響に対する全ての要求を満足することが出来ない等の問題点を有している。
【0009】
図2の(a)は、この従来のオーディオ装置のスピーカを、自動車の車室内のAピラーに取り付けた場合のインパルスレスポンスを示しており、(b)は、このインパルスレスポンスをその立ち上がりから70msの間で分析した音圧周波数特性を示している。
【0010】
この図2の(a)において、インパルスレスポンスには時間経過とともに音の反射の縮退によるレベルの高い波形が現れており、(b)において、帯域の中程から右方にかけてピークディップが現れており、このような特性から、従来のオーディオ装置によっては、滑らかな音が得られないという問題点を有していることが分かる。
【0011】
また、図3の(a)は、従来のオーディオ装置のスピーカを、自動車の車室内のコンソール下部に取り付けた場合のインパルスレスポンスを示しており、(b)は、このインパルスレスポンスをその立ち上がりから70msの間で分析した音圧周波数特性を示している。
【0012】
この図3の(a)において、インパルスレスポンスには図2(a)において見られたようなスパイク状の波形は少なく、(b)においても特性のうねりが少ないが、(a)におけるインパルスレスポンスの立ち上がり部の波形、すなわち、直接音の波形がその後の波形より弱くなっているために、従来のオーディオ装置によっては、音像定位が不明確になってステレオ感に欠けるといった問題点を有していることが分かる。
【0013】
この発明は、上記のような従来のオーディオ装置が有している問題点を解決することが課題の一つである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
第1の発明(請求項1に記載の発明)は、音源から読み出されたオーディオ信号の信号処理回路と、この信号処理回路によって信号処理されたオーディオ信号が入力される一組の主スピーカおよび少なくとも一組の効果音用スピーカとを備え、主スピーカと効果音用スピーカは車両室内のそれぞれ異なる箇所に取り付けられていることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の最も好適と思われる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明を行う。
【0016】
図4は、この発明によるオーディオ装置の実施形態における一例を示すブロック図である。
【0017】
この図4のオーディオ装置は、主として音源音の再生を行うメイン・スピーカ(主スピーカ)SPAと、効果音の再生を行う任意の数の効果音スピーカ(効果音用スピーカ)SPB,SPC…と、音源10から読み出されたオーディオ信号を増幅するアンプリファイア11と、このアンプリファイア11によって増幅されたオーディオ信号に対して音源音再生のための信号処理を行うメイン・オーディオ信号処理回路12とを備えている。
【0018】
そして、この例のオーディオ装置は、メイン・オーディオ信号処理回路12とメイン・スピーカSPAとの間に減衰器13Aが接続されるとともに、メイン・オーディオ信号処理回路12と各効果音スピーカSPB,SPC…との間に、それぞれ減衰器13B,13C…が接続されている。
【0019】
なお、この図4のオーディオ装置の構成例において、アンプリファイア11とメイン・オーディオ信号処理回路12の接続の順序は逆でもよく、また、減衰器13A,13B,13C…は、必ずしも接続しなくてもよい。
【0020】
このオーディオ装置は、CDなどの音源10から読み出されたオーディオ信号がアンプリファイア11によって増幅された後、メイン・オーディオ信号処理回路12に入力され、このメイン・オーディオ信号処理回路12において、音源を忠実に再生するための所要の信号処理が施される。
【0021】
そして、このメイン・オーディオ信号処理回路12によって信号処理されたオーディオ信号が減衰器13Aを介してメイン・スピーカSPAに入力され、このメイン・スピーカSPAから音源音が、このメイン・スピーカSPAの再生空間SFA内に出力される。
【0022】
一方、メイン・オーディオ信号処理回路12によって信号処理されたオーディオ信号は、それぞれ減衰器13B,13C…を介して効果音スピーカSPB,SPC…に入力されて、この効果音スピーカSPB,SPC…からそれぞれの再生空間SFB,SFC…内に出力される。
【0023】
このオーディオ装置のメイン・スピーカSPAと効果音スピーカSPB,SPC…の車両室内における配置は、このメイン・スピーカSPAがAピラーに取り付けられ、効果音スピーカSPB,SPC…がコンソール下部に取り付けられて、車両室内におけるリスニング・ポイントに対する距離が、メイン・スピーカSPAよりも効果音スピーカSPB,SPC…の方が50〜70cmほど大きくなるように設定される。
【0024】
そして、減衰器13A,13B,13C…を備えている場合には、効果音スピーカSPB,SPC…の出力感度レベルが、メイン・スピーカSPAよりも7.7dB大きくなるように設定される。
【0025】
図5は、このオーディオ装置のメイン・スピーカSPAと効果音スピーカSPBの車両室内における取付け位置の設定の一例を示すスピーカ配置図である。
【0026】
この図5において、右メイン・スピーカSPArは、右側AピラーAPのリスニング・ポイント(この例の場合には、運転席に座ったドライバの頭の位置)LPとの距離RAchが約70cmとなる位置に取り付けられており、左メイン・スピーカSPAlは、左側のAピラーAPのリスニング・ポイントLPとの距離LAchが約115cmとなる位置に取り付けられている。
【0027】
さらに、右効果音スピーカSPBrは、右側のコンソールCの下部のリスニング・ポイントLPとの距離RBchが約135cmとなる位置に取り付けられており、左効果音スピーカSPBlは、左側のコンソールCの下部のリスニング・ポイントLPとの距離LBchが約165cmとなる位置に取り付けられている。
【0028】
図6は、上記のような設定で配置されたメイン・スピーカSPAと効果音スピーカSPBのインパルスレスポンスの一例を示すグラフであり、(a)は、メイン・オーディオ信号処理回路12によって信号処理されたオーディオ信号によって音源音を再生するメイン・スピーカSPAからのインパルスレスポンスを示しており、(b)は、効果音スピーカSPB,SPC…からのインパルスレスポンスを示している。
【0029】
この図6(a)と(b)とを比較すると、効果音スピーカSPBからの効果音が、メイン・スピーカSPAからの音源音の到達時間からt1(図示の例では、2ms)だけ遅れてリスニング・ポイントLP(図5参照)に到達する。
【0030】
また、リスニング・ポイントLPにおいて測定されたメイン・スピーカSPAからの音源音の立ち上がりから所定の時間t2(図示の例では、0.4ms)内の時間波形d1(dB)と、リスニング・ポイントLPにおいて測定された効果音スピーカSPB,SPC…からの効果音の立ち上がりから所定の時間t2(図示の例では、0.4ms)内の時間波形d2(dB)との差(d1−d2)が、所定の値(例えば10dB)以上になっている。
【0031】
すなわち、前述の減衰器13A,13B,13C…(図4参照)を備えている場合において、効果音スピーカSPB,SPC…とメイン・スピーカSPAとの出力感度レベル差7.7dBは、差(d1−d2)をリスニング・ポイントLPで観測するために、メイン・スピーカSPAと効果音スピーカSPB,SPC…の各スピーカ出力として必要な感度差である。
【0032】
これは、車両室内による特性の影響を受ける前の値であり、実際にリスニングポイントLPにおいて観測される場合には、出力感度レベル差7.7dBにさらに車両室内特性が考慮される場合がある。
【0033】
なお、メイン・スピーカSPAは、上述したようにAピラーに場合に限らず、例えば、ダッシュボードの下部やフロントドア(ドアミラーの裏側)に取り付けるようにしても良い。
【0034】
また、効果音スピーカSPB,SPC…は、上述したようにコンソールの下部に限らず、例えば、コンソール下部やフロントシートの下部,キックパネル部に取り付けるようにしても良い。
【0035】
以上のように、上記オーディオ装置によれば、車両室内の所定箇所(例えばコンソールCの下部)に取り付けられた効果音スピーカSPB,SPC…のインパルスレスポンスにスパイク状の波形が少なく、さらに、周波数特性に特性のうねりが少なく、車室内音場特性の影響を受け難いという特性によって、車両室内の効果音スピーカSPB,SPC…とは異なる箇所(例えばAピラーAP)に取り付けられたメイン・スピーカSPAのインパルスレスポンスの時間経過とともに音の反射の縮退によるレベルの高い波形が現れて滑らかな音が得られないという特性が緩和され、さらに、メイン・スピーカSPAによって、効果音スピーカSPB,SPC…のインパルスレスポンスの立ち上がり部の波形、すなわち、直接音の波形がその後の波形より弱くなっているために、音像定位が不明確になってステレオ感に欠けるといった特性が緩和される。
【0036】
そして、メイン・スピーカSPAと効果音スピーカSPB,SPC…のリスニング・ポイントLPに対する配置が、それぞれ上述したような設定によって配置され、メイン・オーディオ信号処理回路12によって信号処理された音源音が、メイン・スピーカSPAからその再生空間SFA(図4参照)内に向けて、また、効果音スピーカSPB,SPC…からそれぞれの再生空間SFB,SFC…内に向けて出力されるので、音源音と効果音(疑似響)が同一の再生空間に出力されていた従来のオーディオ装置と比べて、音源音と効果音との間の相関性が低くなり、これによって、音色のバランスや定位,音場感の全てについて十分な効果を得ることが出来るようになる。
【0037】
上記実施形態におけるオーディオ装置は、音源から読み出されたオーディオ信号の信号処理回路と、この信号処理回路によって信号処理されたオーディオ信号が入力される一組の主スピーカおよび少なくとも一組の効果音用スピーカとを備え、主スピーカと効果音用スピーカは車両室内のそれぞれ異なる箇所に取り付けられている実施形態のオーディオ装置を、その上位概念の実施形態としている。
【0038】
この上位概念の実施形態におけるオーディオ装置は、車両室内の所定箇所に取り付けられた効果音スピーカのインパルスレスポンスにスパイク状の波形が少なく、さらに、周波数特性に特性のうねりが少なく、車室内音場特性の影響を受け難いという特性によって、車両室内の効果音スピーカが取り付けられた箇所とは異なる個所に取り付けられた主スピーカのインパルスレスポンスの時間経過とともに音の反射の縮退によるレベルの高い波形が現れて滑らかな音が得られないという特性が緩和され、さらに、主スピーカによって、効果音スピーカのインパルスレスポンスの立ち上がり部の波形、すなわち、直接音の波形がその後の波形より弱くなっているために、音像定位が不明確になってステレオ感に欠けるといった特性が緩和されるので、音色のバランスや定位,音場感の全てについて十分な効果を得ることが出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のオーディオ装置を示すブロック図である。
【図2】(a)は自動車のAピラーに取り付けられた従来のオーディオ装置のスピーカからのインパルスレスポンスを示すグラフであり、(b)は同スピーカの音圧周波数特性を示すグラフである。
【図3】(a)は自動車のコンソール下部に取り付けられた従来のオーディオ装置のスピーカからのインパルスレスポンスを示すグラフであり、(b)は同スピーカの音圧周波数特性を示すグラフである。
【図4】この発明によるオーディオ装置の構成を示すブロック図である。
【図5】同オーディオ装置のメイン・スピーカと効果音スピーカの配置を示す図である。
【図6】(a)は同オーディオ装置のメイン・スピーカからのインパルスレスポンスを示すグラフであり、(b)は同オーディオ装置の効果音スピーカからのインパルスレスポンスを示すグラフである。
【符号の説明】
10 …音源
11 …アンプリファイア
12 …メイン・オーディオ信号処理回路(信号処理回路)
13A,13B,13C …減衰器
SPA …メイン・スピーカ(主スピーカ)
SPAr …右メイン・スピーカ(右スピーカ)
SPAl …左メイン・スピーカ(左スピーカ)
SPB,SPC …効果音スピーカ(効果音用スピーカ)
SPBr …右効果音スピーカ(右スピーカ)
SPBl …左効果音スピーカ(左スピーカ)
SFA,SFB,SFC …再生空間
AP …Aピラー
C …コンソール
LP …リスニング・ポイント(聴取位置)
Claims (7)
- 音源から読み出されたオーディオ信号の信号処理回路と、この信号処理回路によって信号処理されたオーディオ信号が入力される一組の主スピーカおよび少なくとも一組の効果音用スピーカとを備え、
主スピーカと効果音用スピーカは車両室内のそれぞれ異なる箇所に取り付けられていることを特徴とするオーディオ装置。 - 前記主スピーカが車両室内のAピラーに取り付けられ、効果音用スピーカがコンソール下部に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のオーディオ装置。
- 前記主スピーカと効果音用スピーカが、効果音用スピーカの車両室内に設定された聴取位置に対する距離が主スピーカの聴取位置に対する距離よりも所定の値だけ大きくなる位置に配置されている請求項1に記載のオーディオ装置。
- 前記所定の値が50〜70cmである請求項3に記載のオーディオ装置。
- 前記主スピーカの右スピーカと聴取位置との距離が70cm,左スピーカとの距離が115cmに設定され、効果音スピーカの右スピーカと聴取位置との距離が135cm,左スピーカとの距離が165cmに設定されている請求項3に記載のオーディオ装置。
- 前記効果音スピーカの出力感度レベルが、主スピーカの出力感度レベルよりも所定の値だけ高い値に設定されている請求項1に記載のオーディオ装置。
- 前記所定の値が7.7dBである請求項6に記載のオーディオ装置。
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