JP2004212374A - 回転型センサ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の回転型センサにおいて、筺体1が外部環境の変化によって膨張、収縮した際、回転体8と第1の弾性部材11との間で、駆動軸12の軸線A方向に相対的な摺動動作を行うようにしたため、外部環境による筺体1の膨張、収縮時、又は/及び駆動体が軸線方向に移動した際、回転体1と絶縁基板6との間の間隔を変え無いようにできて、摺動子10の抵抗体パターンへの接触位置が変化せず、性能の良好なものが得られると共に、駆動軸12を急回転した際、第1の弾性部材11の開き(捻れ)が無く、回転体8に回転伝達の遅れを生ぜず、駆動軸12に対する回転体8の追従性の良好なものが得られる。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車のスロットルセンサ等に使用され、外部から伝達される回転角度を検出することができる回転型センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の回転型センサの構成を図12に基づいて説明すると、筺体51は、合成樹脂の成型品からなるケース52と、このケース52の後方の開口部を塞ぐ蓋体53とで構成されている。
【0003】
そして、ケース52は、内部に収納部52aを有する側壁52bと、この側壁52bから収納部52a内に突出した筒部からなる受け部52cと、側壁52bの後方開口部側に設けられた2段の肩部52dと、側壁52bから延びて形成された筒状部52eとを有する。
【0004】
また、蓋体53は、皿状をなし、中央部に筒部53aを有し、この蓋体53は、ケース52の後方の開口部側から肩部52dに載置され、ケース52の側壁52bの後方部を熱カシメする等して、開口部を塞ぐようにケース52に取り付けられる。
【0005】
金属材からなる複数の端子54は、コネクタ用に使用され、この端子54は、ケース52に埋設されて取り付けられ、一端がケース52の収納部52a内に突出すると共に、他端が筒状部52e内に突出した状態となっている。
金属材等からなる支持部55は、円錐台状をなし、この支持部55は、筒部53a内に挿入して保持されている。
【0006】
板状の絶縁基板56は、中心部に孔56aを有し、この絶縁基板56の一面には、ここでは図示しないが、円環形状の抵抗体パターンと良導電体からなる集電体パターンが設けられており、そして、この抵抗体パターンと集電体パターンは、絶縁基板56に取り付けられた複数の端子部57に導通した状態となっている。
【0007】
また、この絶縁基板56は、外周部が肩部52dに載置され、孔56aが支持部55と対向した状態で、収納部52a内に収納され、この絶縁基板56は、ケース52に取り付けられた蓋体53によって、外周部が肩部52dに押し付けられて、ケース52に取り付けられると共に、端子部57は、収納部52a内に突出したコネクタ用の端子54と半田接続されている。
【0008】
合成樹脂の成型品からなる回転体58は、円板状部58aと、この円板状部58aの中央部から前方に筒状部58bと、筒状部58b内に設けられた凹部からなる収納部58cと、円板状部58aの下面に設けられた筒部58dと、収納部58cに設けられた凹部からなる係合部58eとを有する。
【0009】
そして、この回転体58は、ケース52の収納部52a内に収納され、筒状部58bが受け部52c内に挿通されると共に、筒部58dが絶縁基板56の孔56aに挿通され、筒部58d内に支持部55が嵌入して、回転体58は、回転可能に保持されると共に、支持部55によってピボット支持されて、傾倒可能になっている。
【0010】
弾性部材59は、リング状のゴム材で構成され、この弾性部材59は、回転体58の円板状部58aと収納部52aの上壁面との間に配置されている。
また、ウエーブワッシャー63によって、回転体58が支持部55側に常時押圧されている。
【0011】
摺動子60は、導電性のあるバネ板で略円弧状に形成され、この摺動子60は、円板状部58aの下面に載置され、適宜手段によって円弧部分が円板状部58aの円周方向に沿うように配置され、端部が回転体58に取り付けられ、撓められた状態で、抵抗体パターンと集電体パターンに摺動可能となっている。
そして、抵抗体パターンと集電体パターン、及び摺動子60とによって、回転角度を検出する回転型可変抵抗器からなる検出手段K2が構成されている。
【0012】
バネ性ある材料からなる弾性部材61は、二つ折りされて全体がU字状に形成されると共に、切り起こしされた係止部61aを有し、この弾性部材61は、回転体58の収納部58c内に収納され、係止部61aが係合部58eに係合されている。
【0013】
自動車等のスロットルバルブに連携された駆動軸62は、先端部に軸線A方向に延びる突部62aを有し、この駆動軸62は、所定の回転角度の範囲で往復回転するようになっている。
【0014】
そして、この駆動軸62は、回転体58の収納部58c内に挿入され、弾性部材61によって、収納部58cの内壁面に圧接されると共に、弾性部材61も収納部58cの内壁面に圧接した状態となる。
【0015】
そして、このような構成を有する回転型センサにおいて、駆動軸62が回転すると、突部62aが弾性部材61によって回転体58に圧接されているため、回転体58を回転し、その結果、摺動子60が抵抗体パターン上と集電体パターン上とに摺動して、検出手段K2が操作されて、回転角度の検出が行われる。(例えば、特許文献1参照)
【0016】
一般に、従来の回転型センサは、駆動軸62の回転体58への押し付け力(圧接力)を弱くすると、駆動軸62を急回転した際、弾性部材61が開き(捻れ)、回転体58に回転伝達の遅れを生じて、駆動軸62に対する回転体58の追従性が悪くなることから、駆動軸62の回転体58への押し付け力(圧接力)の強いものが使用されている。
【0017】
そして、駆動軸62の回転体58への押し付け力(圧接力)を強くすると、駆動軸62を急回転した際において、駆動軸62に対する回転体58の追従性が良くなる。
【0018】
また、駆動軸62は、その取付誤差等によって軸線A方向にガタツキがあり、このため、振動等によって駆動軸62が軸線A方向(矢印Z1,Z2方向)に移動する。
そして、駆動軸62の回転体58への押し付け力(圧接力)が強い状態で、駆動軸62が矢印Z2方向(駆動軸62が回転体58から抜け出る方向)に移動した場合、駆動軸62と弾性部材61の間、及び駆動軸62と回転体58との間の合算した摩擦力がウエーブワッシャー63の回転体58の押圧力と、弾性部材59と回転体58の間の矢印Z1方向の摩擦力の合算よりも大きいと、回転体58は、駆動軸62の矢印Z2方向への移動に伴って移動するようになる。
【0019】
すると、摺動子60の使用高さが変わるので、円周方向における抵抗体パターンへの接触位置が変化して、抵抗値が変わり、その結果、回転角度の検出に変動を生じて、性能が悪くなるため、ウエーブワッシャー63の押圧力は、駆動軸62と弾性部材61の間、及び駆動軸62と回転体58との間の合算した摩擦力よりも大きくして、駆動軸62の移動時、回転体58が移動しないようになっている。
【0020】
このように、ウエーブワッシャー63の押圧力を大きくすると、回転体58を回転させるのに必要な回転モーメントを大きくせねばならず、その結果、弾性部材61の捻れ量が多くなり、回転体58に回転伝達の遅れを生じて、駆動軸62に対する回転体58の追従性が悪くなる。
なお、駆動軸62の矢印Z1方向への移動については、回転体58の一端が支持部55に支えられているので、摺動子60の抵抗体パターンへの接触位置が変化することは殆どない。
【0021】
また、弾性部材61は、係止部61aによって回転体58に係止されると共に、駆動軸62の突部62aは、切削によって形成されているため、表面粗度が粗く、また、この突部62aは、使用途上において腐食して、摩擦係数が大きくなる場合がある。
すると、駆動軸62と弾性部材61の間、及び駆動軸62と回転体58との間の合算した摩擦力がウエーブワッシャー63の回転体58の押圧力よりも大きくなり、その結果、結局は回転体58が駆動軸62の軸線A方向(矢印Z1,Z2方向)の移動に伴って移動するようになってしまう。
【0022】
そして、回転体58が矢印Z2方向に移動すると、前述のように、回転体58と絶縁基板56との間の間隔が変動し、このため、摺動子60の抵抗体パターンへの接触位置が変化して、抵抗値が変わり、その結果、回転角度の検出に変動を生じて、性能が悪くなる。
【0023】
更に、駆動軸62の回転体58への押し付け力(圧接力)を強くする、或いは突部62aが腐食して摩擦係数が大きくなった状態で、外部の熱によって筺体51のケース52が膨張すると、ケース52は、側壁52bに形成した環状のフランジ部(図示せず)がネジ等でエンジンに強固に保持されているので、ケース52に支持された絶縁基板56、及び蓋体53が下方方向、即ち、矢印Z1方向(支持部55が回転体58から離れる方向)に押し出された状態となるが、この時、ウエーブワッシャー63による矢印Z1方向への押圧力に比べて、圧接力が強い、或いは腐食等のため、突部62aと弾性部材61、回転体58の摩擦力、及び摺動子60の摺動圧力の合算した値が大きいため、回転体58,弾性部材61,及び駆動軸62は移動せず、初期位置を維持した状態で絶縁基板56、及び蓋体53が移動する。
【0024】
すると、回転体58と絶縁基板56との間の間隔が変動し、このため、摺動子60の抵抗体パターンへの接触位置が変化して、抵抗値が変わり、その結果、回転角度の検出に変動を生じて、性能が悪くなる。
【0025】
また、ケース52が膨張してから収縮する時、絶縁基板56が元の位置に戻るため、その間の間隔が変動し、このため、摺動子60の抵抗体パターンへの接触位置が変化して、抵抗値が変わり、その結果、回転角度の検出に変動を生じて、性能が悪くなる。
【0026】
【特許文献1】
特開2002−39789号公報
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
従来の回転型センサは、ウエーブワッシャー63の押圧力は、駆動軸62と弾性部材61の間、及び駆動軸62と回転体58との間の合算した摩擦力よりも大きくして、駆動軸62の移動時、回転体58が移動しないようになっているため、回転体58を回転力させるのに必要な回転モーメントを大きくせねばならず、その結果、弾性部材61の捻れ量が多くなり、回転体58に回転伝達の遅れを生じて、駆動軸62に対する回転体58の追従性が悪くなるという問題がある。
また、駆動軸62は、使用途上において腐食すると、摩擦係数が大きくなるため、駆動軸62と弾性部材61の間、及び駆動軸62と回転体58との間の合算した摩擦力がウエーブワッシャー63の回転体58の押圧力から摺動子60の摺動圧力を引いた値よりも大きくなり、その結果、回転体58は、駆動軸62の軸線A方向(矢印Z2方向)の移動に伴って移動するようになって、回転体58と絶縁基板56との間の間隔が変動し、このため、摺動子60の抵抗体パターンへの接触位置が変化して、抵抗値が変わり、回転角度の検出に変動を生じて、性能が悪くなる。
また、筺体51のケース52が膨張、収縮した際、回転体58と絶縁基板56との間の間隔が変動し、このため、摺動子60の抵抗体パターンへの接触位置が変化して、抵抗値が変わり、その結果、回転角度の検出に変動を生じて、性能が悪くなるという問題がある。
【0028】
そこで、本発明は駆動軸に対する回転体の追従性が良好であると共に、性能の良好な回転型センサを提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、支持部を有する筺体と、この筺体内に回転可能に支持された回転体と、この回転体の回転によって操作される検出手段と、前記回転体に取り付けられた第1の弾性部材と、この第1の弾性部材によって支持され、前記回転体を回転させる駆動軸と、この駆動軸の軸線方向に前記回転体を押圧して、前記回転体の一端を前記支持部に押圧する第2の弾性部材とを備え、前記支持部が前記回転体から離れる方向の軸線方向に移動した際、又は/及び前記駆動軸が前記回転体に対して相対的に、前記回転体から抜け出す方向の軸線方向に移動した際、前記回転体と前記第1の弾性部材との間で、前記駆動軸の軸線方向に相対的に摺動動作可能に前記第1の弾性部材を前記回転体に保持して、前記回転体の一端を前記支持部に押圧可能とした構成とした。
【0030】
また、第2の解決手段として、前記駆動軸は、前記第1の弾性部材で挟持され、前記駆動軸と前記第1の弾性部材との間の摩擦力が前記第1の弾性部材と前記回転体との間の摩擦力よりも大きく、前記駆動軸が軸線方向に移動した際、前記回転体が前記駆動軸の軸線方向に移動することなく、前記回転体と前記第1の弾性部材との間で、前記駆動軸の軸線方向に相対的な摺動動作を行うようにした構成とした。
【0031】
また、第3の解決手段として、前記駆動軸は、前記第1の弾性部材の押圧によって前記回転体に弾圧して、前記第1の弾性部材と前記回転体との間に前記駆動軸を挟持すると共に、前記駆動軸と前記第1の弾性部材との間、及び前記駆動軸と前記回転体との間の合算された摩擦力が前記第1の弾性部材と前記回転体との間の摩擦力よりも大きく、前記駆動軸が軸線方向に移動した際、前記回転体が前記駆動軸の軸線方向に移動することなく、前記回転体と前記第1の弾性部材との間で、前記駆動軸の軸線方向に相対的な摺動動作を行うようにした構成とした。
【0032】
また、第4の解決手段として、前記駆動軸と前記第1の弾性部材は、前記筺体が外部環境の変化によって膨張、収縮した際に移動せず、初期位置を維持した状態で、前記回転体が前記第2の弾性部材によって移動するようにした構成とした。
【0033】
また、第5の解決手段として、前記第1の弾性部材は、前記回転体に設けられた凹部からなる収納部内に収納されて取り付けられ、前記収納部の壁部と前記第1の弾性部材との間で相対的な摺動動作を行うようにした構成とした。
【0034】
また、第6の解決手段として、前記第1の弾性部材はU字状に構成されると共に、前記駆動軸は、U字状の前記第1の弾性部材で挟持されて支持され、前記駆動軸と前記第1の弾性部材が前記初期位置を維持した状態で、前記収納部の前記壁部と前記第1の弾性部材との間で相対的な摺動動作を行うようにした構成とした。
【0035】
また、第7の解決手段として、U字状の前記第1の弾性部材は、一端同士が連結部によって繋がれた対向する一対の第1,第2脚部を有し、前記第1,第2脚部のそれぞれが前記収納部の前記壁部に弾圧した構成とした。
【0036】
また、第8の解決手段として、前記収納部の前記壁部には、凹部からなる係合部が設けられると共に、前記脚部には、突出した係止部が設けられ、前記係合部と前記係止部とを係合可能にして、前記回転体からの前記第1の弾性部材の抜け止めを行うようにした構成とした。
【0037】
また、第9の解決手段として、前記回転体は合成樹脂の成型品で構成されると共に、前記第1の弾性部材は、金属製の板バネで構成された。
【0038】
【発明の実施の形態】
本発明の回転型センサの図面を説明すると、図1は本発明の回転型センサの第1実施例に係る断面図、図2は本発明の回転型センサの第1実施例に係る要部拡大断面図、図3は本発明の回転型センサの第1実施例に係る回転体の平面図、図4は本発明の回転型センサの第1実施例に係る回転体の要部断面図、図5は本発明の回転型センサの第1実施例に係る回転体の側面図である。
【0039】
また、図6は本発明の回転型センサの第1実施例に係る弾性部材の斜視図、図7は本発明の回転型センサの第1実施例に係る弾性部材の断面図、図8は本発明の回転型センサの第1実施例に係る弾性部材の左側面図、図9は本発明の回転型センサの第1実施例に係る弾性部材の右側面図である。
【0040】
また、図10は本発明の回転型センサの第2実施例に係る要部拡大断面図、図11は本発明の回転型センサの第2実施例に係る弾性部材の斜視図である。
【0041】
次に、本発明の回転型センサの第1実施例の構成を図1〜図9に基づいて説明すると、筺体1は、合成樹脂の成型品からなるケース2と、このケース2の後方の開口部を塞ぐ蓋体3とで構成されている。
【0042】
そして、ケース2は、内部に収納部2aを有する側壁2bと、この側壁2bから収納部2a内に突出した筒部からなる受け部2cと、側壁2bの後方開口部側に設けられた2段の肩部2dと、側壁2bから直角方向に延びて形成された筒状部2eとを有する。
【0043】
また、蓋体3は、皿状をなし、板状部3aと、この板状部3aの外周部に設けられた鍔部3bと、板状部3aの中央部に設けられた凹部3cとを有する。
そして、この蓋体3は、ケース2の後方の開口部側から肩部2dに載置され、ケース2の側壁2bの後方部を熱カシメする等して、開口部を塞ぐようにケース2に取り付けられる。
【0044】
金属材からなる複数の端子4は、コネクタ用に使用され、この端子4は、ケース2に埋設されて取り付けられ、一端がケース2の収納部2a内に突出すると共に、他端が筒状部2e内に突出した状態となっている。
金属材等からなる支持部5は、円柱状部5aと、この円柱状部5aの前方に設けられた円錐部5bとを有し、この支持部5は、円柱状部5aを凹部3c内に挿入して保持されている。
なお、この支持部5は、蓋体3と一体に設けても良い。
【0045】
板状の絶縁基板6は、中心部に孔6aを有し、この絶縁基板6の一面には、ここでは図示しないが、円環形状の抵抗体パターンと良導電体からなる集電体パターンが設けられており、そして、この抵抗体パターンと集電体パターンは、絶縁基板6に取り付けられた複数の端子部7に導通した状態となっている。
【0046】
また、この絶縁基板6は、外周部が肩部2dに載置され、孔6aが支持部材5と対向した状態で、収納部2a内に収納され、この絶縁基板6は、ケース2に取り付けられた蓋体3によって、外周部が肩部2dに押し付けられて、ケース2に取り付けられると共に、端子部7は、収納部2a内に突出したコネクタ用の端子4と半田接続されている。
【0047】
合成樹脂の成型品からなる回転体8は、特に図3〜図5に示すように、円板状部8aと、この円板状部8aの中央部から前方に筒状に突出し、互いに対向する平坦な一対のリジッドな壁部8bを備えた凹部からなる収納部8cを有する保持部8dと、筒状の保持部8dの延びる方向において、少なくとも一方の壁部8bに設けられた凹部8eと、外部から収納部8cに貫通して保持部8dに設けられた凹部からなる係合部8fと、円板状部8aの中央部から後方に突出する突部8gと、この突部8gの後端部に設けられた円錐状の凹部8hと、円板状部8aの下面に設けられた突起8jとを有する。
【0048】
即ち、筒状の保持部8dに設けられた壁部8bは、撓みがなく、且つ、硬い性質を備えたリジッドな状態で形成されている。
また、この保持部8dは、リジッドな筒状のもので説明したが、例えば、互いに対向したリジッドな一対の直立壁部等で形成しても良い。
【0049】
そして、この回転体8は、ケース2の収納部2a内に収納され、筒状の保持部8dが受け部2c内に挿通されると共に、突部8gが絶縁基板6の孔6aに挿通され、凹部8hに円錐状部5bが嵌入して、回転体8は、回転可能に保持されると共に、突部8gによってピボット支持されて、傾倒可能になっている。
また、支持部5に回転体8の下端が当接して、円板状部8aの下面から絶縁基板6間での距離が一義的に決まる。
また、この回転体8は、円板状部8aと収納部2aの上壁面との間に配置されたリング状でウエーブ状ワッシャー等からなる弾性部材9によって、支持部5側に常時押圧されている。
【0050】
摺動子10は、導電性のあるバネ板で略円弧状に形成され、この摺動子10は、円板状部8aの下面に載置され、この円弧部分が円板状部8aの円周方向に沿って配置され、端部が突起8jを熱カシメする等して、回転体8に取り付けられ、撓められた状態で抵抗体パターンと集電体パターンに摺動可能となっている。
そして、抵抗体パターンと集電体パターン、及び摺動子10とによって、回転角度を検出する回転型可変抵抗器からなる検出手段K1が構成されている。
なお、この検出手段K1は、回転型可変抵抗器以外の例えば、抵抗パターンに代えてスイッチパターンとすることによって回転型エンコーダを構成する、或いは抵抗体パターンに代えて磁石とし、摺動子に代えて磁気変換素子とすることによって磁気式可変抵抗器や磁気式エンコーダ等で構成しても良い。
【0051】
金属製の板バネ等のバネ性ある材料からなる弾性部材11は、特に図6〜図9に示すように、全体がU字状に形成され、互いに対向する第1,第2脚部11a、11bと、この第1,第2脚部11a、11bの一端側を繋ぐ連結部11cと、第2脚部11bの自由端側の先端が第1,第2脚部11a、11b間に位置するように先端を折り返して形成された湾曲状の弾性腕11dとを有する。
【0052】
また、弾性部材11の第1脚部11aは、切り起こされて形成されて突出した係止部11eと、頂部に丸みを持たせたリジッドな凸条部からなる支持部11fと、自由端部側で外方に折り曲げられた曲げ部11gを有する。
そして、凸条部からなる支持部11fは、第2脚部11bの方向に向けて突出すと共に、第1脚部11aの幅方向を横切るように設けられている。
【0053】
また、第2脚部11bには、その延びる方向に二条(複数個)のリブ部11hが設けられている。
なお、このリブ部11hは、1個でも良く、また、第1,第2脚部11a、11bの何れか一方、或いは双方に設けても良い。
【0054】
そして、この弾性部材11は、回転体8の収納部8cに連結部11c側から挿入されると共に、第1,第2脚部11a、11bが収納部8cの壁部8bに当接しながら収納される。
この挿入途上において、係止部11eが係合部8fと一致すると、係止部11eが係合部8fに係合可能となって、収納部8cからの弾性部材11の抜け止めが行われる。
【0055】
また、弾性部材11が回転体8に取り付けられた際、リブ部11hが凹部8e内に位置して、第1,第2脚部11a、11bは、壁部8bにそれぞれ弾圧されると共に、連結部11cが回転体8の底部8kにぶつかった状態となる。
この連結部11cが回転体8の底部8kにぶつかった状態では、係止部11eと係合部8fが非係合状態となっていて、係止部11eと係合部8f間が係合状態になるまで、弾性部材11と回転体8は、相対的に移動可能となっている。
なお、曲げ部11gは、弾性部材11の凹部8e内への押し込みによる取付を容易にするために設けられたものであり、保持部8dの端部との間には、若干の隙間が形成されている。
【0056】
自動車等のスロットルバルブに連携された駆動軸12は、先端部に軸線A方向に延びる突部12aと、この突部12aの外周面に対向して設けられ、軸線A方向と平行な第1,第2の平坦部12b、12cとを有し、この駆動軸12は、所定の回転角度の範囲で往復回転するようになっている。
また、第1,第2の平坦部12b、12cは、切削によって形成される等しており、その表面は、微少の凹凸が形成されている。
【0057】
そして、この駆動軸12は、第1,第2脚部11a、11b間に突部12aを位置した状態で、保持部8dの収納部8cに挿入される。
すると、突部12aは、U字状の弾性部材11の支持部11fと弾性腕11dとで挟持されると共に、弾性腕11dによって第2の平坦部12cが押されて、第1の平坦部12bが支持部11fの頂部に当接、支持された状態となる。
【0058】
この時、凸条部からなる支持部11fの頂部は、駆動軸12の軸線Aに対して、直交、或いは交叉する方向に延びて形成されると共に、この支持部11fと弾性腕11dで突部12aを挟持した際に生ずる摩擦力は、回転体8を軸線A方向(矢印Z1方向)に働く荷重よりも小さくしている。
また、支持部11fと弾性腕11dで突部12aを挟持した際に生ずる摩擦力は、第1脚部11a、第2脚部11bと壁部8bとの間の摩擦力(矢印Z1,或いはZ2方向に働く荷重)より大きくしている。
なお、この場合、矢印Z1方向に働く荷重は、バネ部材9の押圧力から摺動子10の荷重を減じた値となる。
【0059】
その結果、外部の熱によって筺体1のケース2が膨張すると、ケース2の外周部は、従来例と同様に、強固に車両本体(エンジン)に保持されているため、ケース2の中央部が矢印Z1方向に突出するように、即ち、外方に突出するように反り、ケース2に支持された絶縁基板6、及び蓋体3が下方方向、即ち、矢印Z1方向(支持部5が回転体8から離れる方向)に押し出される。
すると、弾性部材9によって軸線A方向(矢印Z1方向)に押圧状態にある回転体8は、その一端が支持部5に当接した状態で絶縁基板6の移動に追従して移動し、回転体8と絶縁基板6との間の間隔を変えることが無いため、摺動子10の抵抗体パターンへの接触位置が変化せず、例えば、温度変化が生じた場合にも出力が変化しないので、性能の良好なものが得られる。
【0060】
その時、弾性部材11と弾性部材11に挟持された駆動軸12は、移動せず、初期位置の状態が維持され、回転体8と弾性部材11との間で相対的な移動(摺動動作)が行われる。
即ち、回転体8が矢印Z1方向(軸線A方向)に移動すると、弾性部材11と回転体8の壁部8bとの間で摺動動作が行われて、保持部8dの端部が曲げ部11gから離れると共に、係合部8fの上部が係止部11e近傍に位置した状態となる。
【0061】
即ち、ケース2の膨張に伴う弾性部材11と回転体8の相対移動を許容できる程度に、係合部8fの上部から凹部8eの底壁までの長さに比べて、係止部11eの上部から連結部11cの底面までの長さを小さくしている。
なお、係合部8fは、補修作業において、駆動体12が抜かれる際に、板バネ11が回転体8から離脱しないようにするために設けられている。
【0062】
また、筺体1のケース2が膨張してから収縮する際においても、回転体8と弾性部材11との間で相対的な摺動動作を行い、回転体8の一端は支持部5に当接した状態が維持されるので、回転体8と絶縁基板6との間の間隔を変えることが無いため、摺動子10の抵抗体パターンへの接触位置が変化せず、性能の良好なものが得られる。
【0063】
また、駆動軸12が挟持された際、第1脚部11aの支持部11fの周りの部分は壁部8bに圧接し、更に、支持部11fは、リジッドであるため変形せず、且つ、支持部11fである凸条部は、駆動軸12の軸線A方向と直交、或いは交叉する方向に形成された状態となおり、これによって、駆動軸12にセンターズレがあっても、支持部11fが駆動軸12に線接触した状態で、回転体8が傾倒動作を行うことができる。
【0064】
また、駆動軸12は、その取付誤差等によって軸線A方向にガタツキがあり、このため、振動等によって駆動軸12が軸線A方向(駆動軸12が回転体8から抜け出す方向の矢印Z2方向)に移動する。
しかし、本発明において、第1の弾性部材11と回転体8との間の摩擦力は、駆動軸12と弾性部材11の摩擦力、及び弾性部材9の回転体8の押圧力よりも小さく構成され、且つ、回転体8と弾性部材11との間で相対的な摺動動作を行うようにしてあるため、駆動軸12と弾性部材11の摩擦力、及び弾性部材9の回転体8の押圧力の大小は、何れが大きくとも、問題ない。
【0065】
従って、この駆動体12の矢印Z2方向への移動の問題のみを解決する目的であれば、弾性部材9の回転体8の押圧力を駆動軸12と弾性部材11の摩擦力よりも大きくする必要が無く、従って、回転体8の回転トルクを小さくできて、弾性部材11の捻れ量が少なくなり、回転体8に回転伝達を直ちにでき、駆動軸12に対する回転体8の追従性が良くなる。
【0066】
そして、このように振動等によって駆動軸12が軸線A方向(矢印Z1,Z2方向)に移動した際、弾性部材11と回転体8との間で摺動動作を行って、回転体8が軸線A方向(矢印Z1,Z2方向)には移動せず、弾性部材11と駆動軸12が軸線A方向(矢印Z1,Z2方向)に移動する。
従って、回転体8と絶縁基板6との間の間隔を変えることが無いため、摺動子10の抵抗体パターンへの接触位置が変化せず、性能の良好なものが得られる。
【0067】
なお、駆動軸12の突部12aは、切削によって形成されているため、この突部12aは、使用途上において腐食して、摩擦係数が大きくなって、駆動軸12と弾性部材11の間の摩擦力が増大する可能性があるが、同じように動作する。
なお、駆動軸12の矢印Z1方向への移動については、回転体8の一端が支持部5に支えられているので、摺動子10の抵抗体パターンへの接触位置が変化することは殆どない。
【0068】
そして、このような構成を有する回転型センサにおいて、駆動軸12が回転すると、突部12aが弾性部材11の支持部11fと弾性腕11dとで挟持された状態で、回転体8を回転し、その結果、摺動子10が抵抗体パターン上と集電体パターン上とに摺動して、検出手段K1が操作されて、回転角度の検出が行われる。
また、駆動軸12がセンターズレした状態にある時、回転体8は、ピボット支持された箇所で傾倒して、駆動軸12のズレに追従するようになっている。
【0069】
また、回転体8と弾性部材11との間で相対的な摺動動作を行うようにしたため、回転体8への弾性部材9の押圧力を小さくできると共に、駆動軸12に対する弾性部材11の挟持力を大きくでき、このため、駆動軸12を急回転した際、弾性部材11の開き(捻れ)が無く、回転体8に回転伝達の遅れを生ぜず、駆動軸12に対する回転体8の追従性が良好となる。
【0070】
なお、上記実施例においては、第1脚部11a、第2脚部11bと壁部8bとの間の摩擦力に比べて、支持部11fと弾性腕11dで突部12aを挟持した際に生ずる摩擦力を大きくしているが、初期状態においては、逆の関係に設定しておいて、駆動軸の腐蝕等によって支持部11f、弾性腕11dと突部12aの摩擦力が大きくなることに伴なって、これらの大きさの大小が逆転するものであっても良い。
その場合には、初期状態においては駆動軸と弾性部材11との間で摺動が生じ、駆動軸の腐蝕に伴ない弾性部材11と壁部8bとの間の摺動に変わる。
また、上記実施例においては、回転体8は合成樹脂で形成していて腐蝕等することは無いので、弾性部材11との間の摩擦力を、比較的安定して小さくする事ができる。
【0071】
また、上記実施例においては、支持部5を円柱状部5aと円錐部5bからなる突形状で形成し、また、回転体8を傾倒可能にピボット支持しているが、支持部5を凹で形成し、これに突部8gの下端を挿入して回転可能に保持したものにも適用できる。
また、上記実施例においては、熱によるケース2の膨脹の際にケース2の中央部が矢印Z1方向に突出するように反る現象について言及したが、低温の場合であっても、このような変形をする形状の場合には有効である。
【0072】
また、本実施例においては、回転体8の下端(一端)は支持部5によって支持され、支持部5は蓋体3に支持されている。
また、絶縁基板6は蓋体3に押しつけられ両者が密着した状態で配置されている。
従って、ケース2が変形しても絶縁基板6と蓋体3に設けた支持部5、回転体8は同じように変位し、よって、抵抗体に対する摺動子片10の接触位置も変化しない。
なお、本実施例において主に反る部分はケース2の側壁2bの外側の部分であるから絶縁基板6を保持するケース2の位置と蓋体3を保持するケース2の位置が仮に高さ方向に離間していても問題は無い。 要は、温度変化によるケース2の変形を問題とする場合には実質的な両者の相対位置が温度変化等によっても維持されていれば良い。
なお、駆動軸のガタの問題についてのみ対策するのであれば、この点についての制約は無い。
【0073】
また、図10,図11は本発明の回転型センサの第2実施例を示し、この第2実施例を図10,図11に基づいて説明すると、回転体8は、凹部からなる係合部8fが2個設けられた点で第1実施例と相違すると共に、弾性部材11の構成が第1実施例と相違し、その他の点は、第1実施例と同様であるので、同一部品に同一番号を付し、ここではその説明を省略する。
【0074】
次に、第2実施例における弾性部材11の構成を説明すると、全体がU字状に形成され、互いに対向する第1,第2脚部11a、11bと、この第1,第2脚部11a、11bの一端側を繋ぐ連結部11cと、第1,第2脚部11a、11bの自由端側の先端が第1,第2脚部11a、11b間に位置するように先端部を折り返して形成された湾曲状の弾性腕11dとを有する。
【0075】
また、弾性部材11の第1、第2脚部11a、11bは、切り起こされて形成されて突出した係止部11eと、二条(複数個)のリブ部11hが設けられている。
【0076】
そして、この弾性部材11は、回転体8の収納部8cに連結部11c側から挿入されると共に、第1,第2脚部11a、11bが収納部8cの壁部8bに当接しながら収納される。
この挿入途上において、係止部11eが係合部8fと一致すると、係止部11eが係合部8fに係合可能となって、駆動軸12を抜く際の収納部8cからの弾性部材11の抜け止めが行われる。
【0077】
また、係止部11eに係合可能な回転体8は、係合部8fの凹部の範囲で移動可能となっており、係合部8fの上端部が係止部11eにぶつかった状態で、収納部8cからの弾性部材11の抜け止めが行われると共に、係止部11eと係合部8f間が係合状態になるまで、弾性部材11と回転体8は、相対的に移動可能となっている。
【0078】
また、弾性部材11が回転体8に取り付けられた際、リブ部11hが凹部8e内に位置して、第1,第2脚部11a、11bは、壁部8bにそれぞれ弾圧された状態となる。
【0079】
そして、駆動軸12は、第1,第2脚部11a、11b間に突部12aを位置した状態で、突部12aがU字状の弾性部材11の一対の弾性腕11d間で挟持され、一対の弾性腕11d間で突部12aを挟持した摩擦力は、回転体8を軸線A方向(矢印Z1方向)に押圧する弾性部材9の押圧力よりも小さくしている。
また、弾性部材11と駆動軸12,及び回転体8との摩擦力との関係も、第1実施例と同様に設定されている。
【0080】
その結果、この第2実施例も第1実施例と同様に、筺体1のケース2の膨張、収縮時、弾性部材11と駆動軸12は移動せず、初期位置の状態を維持して、回転体8と弾性部材11との間で相対的な摺動動作を行うようになっており、このため、回転体8と絶縁基板6との間の間隔を変えることが無いため、摺動子10の抵抗体パターンへの接触位置が変化せず、性能の良好なものが得られるものである。
【0081】
更に、この第2実施例も第1実施例と同様に、回転体8と弾性部材11との間で相対的な摺動動作を行うようにしたため、回転体8への弾性部材9の押圧力を小さくできると共に、駆動軸12に対する弾性部材11の挟持力を大きくでき、このため、駆動軸12を急回転した際、弾性部材11の開き(捻れ)が無く、回転体8に回転伝達の遅れを生ぜず、駆動軸12に対する回転体8の追従性が良好となる。
【0082】
更に又、この第2実施例も第1実施例と同様に、振動等によって駆動軸12が軸線A方向(矢印Z2方向)に移動した際、弾性部材11と回転体8との間の摺動動作によって、回転体8が軸線A方向(矢印Z2方向)には移動せず、従って、回転体8と絶縁基板6との間の間隔を変えることが無いため、摺動子10の抵抗体パターンへの接触位置が変化せず、性能の良好なものが得られる。
【0083】
なお、上記実施例においては、駆動軸12がU字状の弾性部材11で挟持されるもので説明したが、図12で示すように、弾性部材で駆動軸を回転体に押し付けるようにしたものでも良い。
この場合、駆動軸12と弾性部材11との間、及び駆動軸12と回転体8との間の合算された摩擦力が弾性部材11と回転体8との間の摩擦力よりも大きくしたものとなっている。
また、弾性部材11は、回転体8に対して相対的に矢印Z2方向に移動可能に保持される。
【0084】
【発明の効果】
本発明の回転型センサは、支持部を有する筺体と、この筺体内に回転可能に支持された回転体と、この回転体の回転によって操作される検出手段と、回転体に取り付けられた第1の弾性部材と、この第1の弾性部材によって支持され、回転体を回転させる駆動軸と、この駆動軸の軸線方向に回転体を押圧して、回転体の一端を支持部に押圧する第2の弾性部材とを備え、支持部が回転体から離れる方向の軸線方向に移動した際、又は/及び駆動軸が回転体に対して相対的に、回転体から抜け出す方向の軸線方向に移動した際、回転体と第1の弾性部材との間で、駆動軸の軸線方向に相対的に摺動動作可能に第1の弾性部材を回転体に保持して、回転体の一端を支持部に押圧可能とした構成とした。
このような構成によって、外部環境による筺体の膨張、収縮時、回転体と絶縁基板との間の間隔を変え無いようにできて、摺動子の抵抗体パターンへの接触位置が変化せず、性能の良好なものが得られる。
また、回転体と第1の弾性部材との間で、駆動軸の軸線方向に相対的な摺動動作を行うことによって、第1の弾性部材と駆動軸との間の摩擦力、及び回転体への第2の弾性部材の押圧力との関係を無関係にでき、従って、回転体への第2の弾性部材の押圧力を小さくできると共に、駆動軸に対する第1の弾性部材の挟持力を大きくでき、このため、駆動軸を急回転した際、第1の弾性部材の開き(捻れ)が無く、回転体に回転伝達の遅れを生ぜず、駆動軸に対する回転体の追従性が良好となる。
また、振動等によって駆動軸が軸線A方向(矢印Z2方向)に移動した際、第1の弾性部材と回転体との間の摺動動作によって、回転体が軸線A方向(矢印Z2方向)には移動せず、従って、回転体と絶縁基板との間の間隔を変えることが無いため、摺動子の抵抗体パターンへの接触位置が変化せず、性能の良好なものが得られる。
【0085】
また、駆動軸は、第1の弾性部材で挟持され、駆動軸と第1の弾性部材との間の摩擦力が第1の弾性部材と回転体との間の摩擦力よりも大きく、駆動軸が軸線方向に移動した際、回転体が駆動軸の軸線方向に移動することなく、回転体と第1の弾性部材との間で、駆動軸の軸線方向に相対的な摺動動作を行うようにしたため、振動等によって駆動軸が軸線A方向(矢印Z2方向)に移動した際、第1の弾性部材と回転体との間の摺動動作によって、回転体が軸線A方向(矢印Z2方向)には移動せず、従って、回転体と絶縁基板との間の間隔を変えることが無いため、摺動子の抵抗体パターンへの接触位置が変化せず、性能の良好なものが得られる。
【0086】
また、駆動軸は、第1の弾性部材の押圧によって回転体に弾圧して、第1の弾性部材と回転体との間に駆動軸を挟持すると共に、駆動軸と第1の弾性部材との間、及び駆動軸と回転体との間の合算された摩擦力が第1の弾性部材と回転体との間の摩擦力よりも大きく、駆動軸が軸線方向に移動した際、回転体が駆動軸の軸線方向に移動することなく、回転体と第1の弾性部材との間で、駆動軸の軸線方向に相対的な摺動動作を行うようにしたため、振動等によって駆動軸が軸線A方向(矢印Z2方向)に移動した際、第1の弾性部材と回転体との間の摺動動作によって、回転体が軸線A方向(矢印Z2方向)には移動せず、従って、回転体と絶縁基板との間の間隔を変えることが無いため、摺動子の抵抗体パターンへの接触位置が変化せず、性能の良好なものが得られる。
【0087】
また、駆動軸と第1の弾性部材は、筺体が外部環境の変化によって膨張、収縮した際に移動せず、初期位置を維持した状態で、回転体が第2の弾性部材によって移動するようにしたため、外部環境による筺体の膨張、収縮時、第1の弾性部材と駆動軸は移動せず、初期位置の状態を維持して、回転体と第1の弾性部材との間で相対的な摺動動作を行うようになって、外部環境による筺体の膨張、収縮時、回転体と絶縁基板との間の間隔を変えることが無いため、摺動子の抵抗体パターンへの接触位置が変化せず、性能の良好なものが得られる
【0088】
また、第1の弾性部材は、回転体に設けられた凹部からなる収納部内に収納されて取り付けられ、収納部の壁部と第1の弾性部材との間で相対的な摺動動作を行うようにしたため、第1の弾性部材の取付が簡単で、生産性の良好なものが得られる。
【0089】
また、第1の弾性部材はU字状に構成されると共に、駆動軸は、U字状の第1の弾性部材で挟持されて支持され、駆動軸と第1の弾性部材が初期位置を維持した状態で、収納部の壁部と第1の弾性部材との間で相対的な摺動動作を行うようにしたため、駆動軸に対する第1の弾性部材の挟持力を大きくできると共に、第1の弾性部材と回転体との間の摩擦力を小さくできて、回転体と第1の弾性部材との間の相対的な摺動性の良好なものが得られる。
【0090】
また、U字状の第1の弾性部材は、一端同士が連結部によって繋がれた対向する一対の第1,第2脚部を有し、第1,第2脚部のそれぞれが収納部の壁部に弾圧したため、第1の弾性部材の保持が確実なものが得られる。
【0091】
また、収納部の壁部には、凹部からなる係合部が設けられると共に、脚部には、突出した係止部が設けられ、係合部と係止部とを係合可能にして、回転体からの第1の弾性部材の抜け止めを行うようにしたため、第1の弾性部材の抜け止め構造の簡単なものが得られる。
【0092】
また、回転体は合成樹脂の成型品で構成されると共に、第1の弾性部材は、金属製の板バネで構成されたため、回転体と第1の弾性部材と間の摺動動作の良好なものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転型センサの第1実施例に係る断面図。
【図2】本発明の回転型センサの第1実施例に係る要部拡大断面図。
【図3】本発明の回転型センサの第1実施例に係る回転体の平面図。
【図4】本発明の回転型センサの第1実施例に係る回転体の要部断面図。
【図5】本発明の回転型センサの第1実施例に係る回転体の側面図。
【図6】本発明の回転型センサの第1実施例に係る弾性部材の斜視図。
【図7】本発明の回転型センサの第1実施例に係る弾性部材の断面図。
【図8】本発明の回転型センサの第1実施例に係る弾性部材の左側面図。
【図9】本発明の回転型センサの第1実施例に係る弾性部材の右側面図。
【図10】本発明の回転型センサの第2実施例に係る要部拡大断面図。
【図11】本発明の回転型センサの第2実施例に係る弾性部材の斜視図。
【図12】従来の回転型センサの要部の断面図。
【符号の説明】
1 筺体
2 ケース
2a 収納部
2b 側壁
2c 受け部
2d 肩部
2e 筒状部
3 蓋体
3a 板状部
3b 鍔部
3c 凹部
4 端子
5 支持部
5a 円柱状部
5b 円錐部
6 絶縁基板
6a 孔
7 端子部
8 回転体
8a 円板状部
8b 壁部
8c 収納部
8d 保持部
8e 凹部
8f 係合部
8g 突部
8h 凹部
8j 突起
8k 底部
9 弾性部材(第2の弾性部材)
10 摺動子
11 弾性部材(第1の弾性部材)
11a 第1脚部
11b 第2脚部
11c 連結部
11d 弾性腕
11e 係止部
11f 支持部
11g 曲げ部
11h リブ部
12 駆動軸
12a 突部
12b 第1の平坦部
12c 第2の平坦部
A 軸線
K1 検出手段
Claims (9)
- 支持部を有する筺体と、この筺体内に回転可能に支持された回転体と、この回転体の回転によって操作される検出手段と、前記回転体に取り付けられた第1の弾性部材と、この第1の弾性部材によって支持され、前記回転体を回転させる駆動軸と、この駆動軸の軸線方向に前記回転体を押圧して、前記回転体の一端を前記支持部に押圧する第2の弾性部材とを備え、前記支持部が前記回転体から離れる方向の軸線方向に移動した際、又は/及び前記駆動軸が前記回転体に対して相対的に、前記回転体から抜け出す方向の軸線方向に移動した際、前記回転体と前記第1の弾性部材との間で、前記駆動軸の軸線方向に相対的に摺動動作可能に前記第1の弾性部材を前記回転体に保持して、前記回転体の一端を前記支持部に押圧可能としたことを特徴とする回転型センサ。
- 前記駆動軸は、前記第1の弾性部材で挟持され、前記駆動軸と前記第1の弾性部材との間の摩擦力が前記第1の弾性部材と前記回転体との間の摩擦力よりも大きく、前記駆動軸が軸線方向に移動した際、前記回転体が前記駆動軸の軸線方向に移動することなく、前記回転体と前記第1の弾性部材との間で、前記駆動軸の軸線方向に相対的な摺動動作を行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の回転型センサ。
- 前記駆動軸は、前記第1の弾性部材の押圧によって前記回転体に弾圧して、前記第1の弾性部材と前記回転体との間に前記駆動軸を挟持すると共に、前記駆動軸と前記第1の弾性部材との間、及び前記駆動軸と前記回転体との間の合算された摩擦力が前記第1の弾性部材と前記回転体との間の摩擦力よりも大きく、前記駆動軸が軸線方向に移動した際、前記回転体が前記駆動軸の軸線方向に移動することなく、前記回転体と前記第1の弾性部材との間で、前記駆動軸の軸線方向に相対的な摺動動作を行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の回転型センサ。
- 前記駆動軸と前記第1の弾性部材は、前記筺体が外部環境の変化によって膨張、収縮した際に移動せず、初期位置を維持した状態で、前記回転体が前記第2の弾性部材によって移動するようにしたことを特徴とする請求項1記載の回転型センサ。
- 前記第1の弾性部材は、前記回転体に設けられた凹部からなる収納部内に収納されて取り付けられ、前記収納部の壁部と前記第1の弾性部材との間で相対的な摺動動作を行うようにしたことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の回転型センサ。
- 前記第1の弾性部材はU字状に構成されると共に、前記駆動軸は、U字状の前記第1の弾性部材で挟持されて支持され、前記駆動軸と前記第1の弾性部材が前記初期位置を維持した状態で、前記収納部の前記壁部と前記第1の弾性部材との間で相対的な摺動動作を行うようにしたことを特徴とする請求項5記載の回転型センサ。
- U字状の前記第1の弾性部材は、一端同士が連結部によって繋がれた対向する一対の第1,第2脚部を有し、前記第1,第2脚部のそれぞれが前記収納部の前記壁部に弾圧したことを特徴とする請求項6記載の回転型センサ。
- 前記収納部の前記壁部には、凹部からなる係合部が設けられると共に、前記脚部には、突出した係止部が設けられ、前記係合部と前記係止部とを係合可能にして、前記回転体からの前記第1の弾性部材の抜け止めを行うようにしたことを特徴とする請求項7記載の回転型センサ。
- 前記回転体は合成樹脂の成型品で構成されると共に、前記第1の弾性部材は、金属製の板バネで構成されたことを特徴とする請求項1から8何れかに記載の回転型センサ。
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