JP2004210193A - 自動車部品取付け構造 - Google Patents

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JP2004210193A
JP2004210193A JP2003001367A JP2003001367A JP2004210193A JP 2004210193 A JP2004210193 A JP 2004210193A JP 2003001367 A JP2003001367 A JP 2003001367A JP 2003001367 A JP2003001367 A JP 2003001367A JP 2004210193 A JP2004210193 A JP 2004210193A
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Naoyuki Yanagi
直行 柳
Kenji Watanabe
健二 渡辺
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Abstract

【課題】インストルメントパネルの裏面よりナビ・モニターやオーディオを取付けることで締結部を隠すためのマスクを必要としないことを特徴とする取付け構造を提供する。
【解決手段】ナビ・モニター4やオーディオ5に設定された取付け座面と、それを取付ける相手が車両前方、すなわちインストルメントパネル1の裏面に設定されており その取付け方法がインストルメントパネル1の裏面からタッピング・スクリュー9またはその他固定部品で締結することを特徴とする取付け構造。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車内装部品のナビ・モニター4やオーディオ5が組付けられる自動車のインストルメントパネル1において、その部品の取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車内装部品の取付けは、自動車の車体両サイドより取り付けられたステアリング・メンバー6を取付け、そのステアリング・メンバー6にインストルメントパネル1を組付ける。その後、小部品を次々と組付ける積み重ね方式が一般的である。
【0003】
ナビ・モニター4やオーディオ5部品の取付けは、ステアリング・メンバー6に取付け座面11、12を設定し、その座面にインストルメントパネル1の座面を固定し、さらにその座面の上にナビ・モニター4やオーディオ5取付け座面を合わせることで、インストルメントパネル1をはさみこむ形で車両後方より取付けられる。このように車両後方より取付けが行われるため、取付け座面のタッピング・スクリュー9等を隠すために、その上に別部品であるマスク3を取付けている。
【0004】
このような部品の取付け方法は、車体よりステアリング・メンバー6やインストルメントパネル1を取外すことなく、取付け座面のタッピング・スクリュー9等を隠すための別部品であるマスク3を取外すだけで、ナビ・モニター4やオーディオ5の交換を実施することが可能である。
【0005】
また、近年自動車部品のモジュール化が進む中で、特にステアリング・メンバー6や空調ユニット7、インストルメントパネル1等の内装部品を部品メーカーにて組付けを行う、コクピット・モジュールでの車両搭載が主流になりつつあるが、完成車の部品交換のためには、このような部品の取付け方法は、必要不可欠とされていた。(例えば、特許文献1、2参照)
【0006】
【特許文献1】
特開平8−295158号公報
【特許文献2】
特開平11−255000号公報
【0007】
【本発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術ではナビ・モニター4やオーディオ5等の交換は容易におこなえるが、取付け座面を隠すための別部品であるマスク3が必要であり、その部品の取付けスペースを確保するために、表面デザイン形状に制約が発生する。また、部品毎が合わさる部位には、部品組付け誤差による部品間の隙が発生し外観を損なう原因となっている。
【0008】
さらにナビ・モニター4やオーディオ5等の取付けは、自動車走行時の振動規格により剛性の確保が絶対条件であり、ステアリング・メンバー6に設定されたブラケットによる座面等に取付けることが一般的である。しかしこのブラケットによる取付け座面11,12形状は、空調ダクト8の経路や形状に影響を与えるばかりでなく、ブラケットによる取付け座面11,12形状によっては、空調性能にも影響をおよぼす。
【0009】
またこのブラケットによる取付け座面11,12形状がステアリング・メンバー6に設定されていることでステアリング・メンバー6とブラケットによる取付け座面11,12形状により剛性確保されるが、その反面、自動車事故発生時、人体にダメージをあたえる可能性がある。
【0010】
そこで本発明は、懸案事項に対し表面デザイン形状の自由度を拡大させつつ部品点数を削減することで、部品組付け誤差による部品間の隙をなくし、また、インストルメントパネル1自体の剛性を向上させることで、自動車走行時の振動規格を満足し、さらにはインストルメントパネル1の裏面を有効に利用することで空調ダクト8の断面積、経路を確保し、空調性能を向上させる取付け構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は次のものに関する。
(1) 自動車内装部品のナビ・モニター4やオーディオ5が組付けられる自動車のインストルメントパネル1において、その組付けが、車両前方すなわち、インストルメントパネル1の裏面より取付けられることを特徴とする取付け構造。
(2) 自動車内装部品のナビ・モニター4やオーディオ5が組付けられる自動車のインストルメントパネル1において、インストルメントパネル1の裏面に直接または、ブラケット2を介してナビ・モニター4やオーディオ5を組付けることで、表面より組付け時必要される別部品のマスク3を廃止したことを特徴とする取付け構造。
(3) 上記(1)〜(2)のいずれか1つに記載されたインストルメントパネル1にナビ・モニター4やオーディオ5を組付けるために、取付け部に別体部品や、ブラケット2などにより補強したことを特徴とするインストルメントパネル1。
(4) 上記(1)〜(2)のいずれか1つに記載されたインストルメントパネル1と空調ユニット7との間に、ナビ・モニター4やオーディオ5の交換可能なスペースを有することを特徴とするインストルメントパネル1。
(5) 上記(1)〜(2)のいずれか1つに記載されたインストルメントパネル1。
【0012】
【発明の実施の形態】
上記した目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ナビ・モニター4やオーディオ5に設定された取付け座面と、それを取付ける相手が車両前方、すなわちインストルメントパネル1の裏面に設定されており その取付け方法がインストルメントパネル1の裏面からタッピング・スクリュー9またはその他固定部品で締結することを特徴とする取付け構造を提供するものである。
【0013】
上記請求項1の発明によれば、インストルメントパネル1の裏面にナビ・モニター4やオーディオ5を取付けることは、止め点位置に左右されることなく、複雑な表面のデザイン形状にも対応可能である。
【0014】
請求項2記載の発明は、ナビ・モニター4やオーディオ5がインストルメントパネル1の裏面より取付けられることで、締結部を隠すためのマスク3などを必要としないことを特徴とする取付け構造を提供するものである。
【0015】
上記請求項2の発明によれば、インストルメントパネル1の裏面にナビ・モニター4やオーディオ5を取付けることによって、部品削減が可能であり、それにより部品分割ラインが削減し合わせ品質が向上する。
【0016】
請求項3記載の発明は、ナビ・モニター4やオーディオ5がインストルメントパネル1に裏面より取付けられることは、それらを保持するためにインストルメントパネル本体に強度が必要とされる。そこで、その取付け座面部に別体部品やブラケット2を追加することで補強しナビ・モニター4やオーディオ5をステアリング・メンバー6に保持させることなくインストルメントパネル1単体で固定させたことを特徴とするインストルメントパネルを提供するものである
【0017】
上記請求項3の発明によれば、ナビ・モニター4やオーディオ5の取付けが、ステアリング・メンバー6を介した取付け座面11、12に取付いていないため、ステアリング・メンバー6とナビ・モニター4やオーディオ5の間にスペースができ、空調ダクト8の経路や断面積を確保することとで、空調性能を向上させることができる。
【0018】
請求項4記載の発明は、インストルメントパネル1の裏面よりナビ・モニター4やオーディオ5が取付けられたインストルメントパネル1において、インストルメントパネル1の裏面と空調ユニット7との間で脱着可能なスペースを有することで、外されたナビ・モニターやオーディオが交換可能であることを特徴とするインストルメントパネル1を提供するものである。
【0019】
上記請求項4の発明によれば、インストルメントパネル1を車体より外さず、インストルメントパネル1下側から工具により、ナビ・モニター4やオーディオ5の取付け座面に締結された、タッピング・スクリュー9またはその他固定部品を外すことで交換可能である。
【0020】
請求項5記載の発明は、前記請求項1〜2において、ナビ・モニター4やオーディオ5をインストルメントパネル1の裏面から取付けることで、インストルメントパネル1の表面から取付け時、必要とされる締結部を隠すためのマスク3を必要としないことを特徴とするインストルメントパネル1を提供するものである。
【0021】
上記請求項5の発明によれば、ナビ・モニター4やオーディオ5は、インストルメントパネル1に取付けた状態で車体に搭載可能となり、自動車メーカでのライン組付け工数削減が可能である。
【0022】
以下、本発明に係る自動車部品取付け構造の実施形態を図面に基づき説明する。図1は本発明に係るインストルメントパネル1の斜視図で、図2は、ナビ・モニター4やオーディオ5を取付けるためのブラケット2を取付けたインストルメントパネル1の裏面よりの斜視図である。また図4は、ナビ・モニター4やオーディオ5を取付けた断面図である。
【0023】
鉄のプレス加工にて製作したブラケット2にナビ・モニター4やオーディオ5の止め点をそれぞれ左右2ヶ所づつ、計4ヶ所の座面を設定し、それをインストルメントパネル1の裏面にタッピング・スクリュー9で固定する。
【0024】
さらにこのブラケット2に設定された座面に、ナビ・モニター4やオーディオ5のサイドに取付けられた止め座面10を車両下側より合わせタッピング・スクリュー9にて固定する。このようにインストルメントパネル1の裏面からナビ・モニター4やオーディオ5を取付けることは、締結部を隠すマスク3は必要とせず、部品の削減ができる。
【0025】
また、このブラケット2は、ナビ・モニター4やオーディオ5取付け部の補強をかねており、図5に示すステアリング・メンバー6に設定されたナビ・モニター4やオーディオ5取付け部の補強を兼ねた座面11,12を必要しないため、空調ダクト8の経路または断面積を確保できる。
【0026】
ナビ・モニター4やオーディオ5の交換は、インストルメントパネル1と空調ユニット7の間に交換可能なスペースを有しており、さらにナビ・モニター4やオーディオ5の取付けが車両下側よりタッピング・スクリュー9にて固定されているため、インストルメントパネル1を車体より外さなくてもインストルメントパネル1の下側から工具を使うことで簡単に交換作業が出来る。
【0027】
【発明の効果】
以上説明した本発明によれば,ナビ・モニター4やオーディオ5がインストルメントパネル1の裏面に取付けられることで、締結部を隠すマスク3は必要が無くなるため、部品や取付け工数の削減ができ、さらにこれによる合わせ品質を向上させる。
【0028】
また、インストルメントパネル裏面にナビ・モニター4やオーディオ5取付けることは、取付けスペースの縮小化になり空調ダクト8の経路や断面積が確保できるばかりでなく、それに伴い空調ダクト8における風の抵抗を抑えることで静粛性を高める効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインストルメントパネルの斜視図
【図2】本発明に係るインストルメントパネル裏面よりの斜視図
【図3】従来のインストルメントパネルの組付け部品の斜視図
【図4】本発明に係るインストルメントパネルの断面図
【図5】従来のインストルメントパネルの断面図
【符号の説明】
1.インストルメントパネル
2.ブラケット
3.マスク
4.ナビ・モニター
5.オーディオ
6.ステアリング・メンバー
7.空調ユニット
8.空調ダクト
9.タッピング・スクリュー
10.座面
11.ナビ・モニター取付け座面
12.オーディオ取付け座面

Claims (5)

  1. 自動車内装部品のナビ・モニター4やオーディオ5が組付けられる自動車のインストルメントパネル1において、その組付けが、車両前方すなわち、インストルメントパネル1の裏面より取付けられることを特徴とする取付け構造。
  2. 自動車内装部品のナビ・モニター4やオーディオ5が組付けられる自動車のインストルメントパネル1において、インストルメントパネル1の裏面に直接または、ブラケット2を介してナビ・モニター4やオーディオ5を組付けることで、表面より組付け時必要される別部品のマスク3を廃止したことを特徴とする取付け構造。
  3. 請求項1〜2のいずれか1つに記載されたインストルメントパネル1にナビ・モニター4やオーディオ5を組付けるために、取付け部に別体部品や、ブラケット2などにより補強したことを特徴とするインストルメントパネル1。
  4. 請求項1〜2のいずれか1つに記載されたインストルメントパネル1と空調ユニット7との間に、ナビ・モニター4やオーディオ5の交換可能なスペースを有することを特徴とするインストルメントパネル1。
  5. 請求項1〜2のいずれか1つに記載されたインストルメントパネル1。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013112157A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Kojima Press Industry Co Ltd 車載用モニター装置

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