JP2004203096A

JP2004203096A - Seat device for automobile

Info

Publication number: JP2004203096A
Application number: JP2002372043A
Authority: JP
Inventors: Takashi Yokoyama; 敬横山; Hiroyuki Okazaki; 裕行岡崎; Takahiro Ishijima; 崇弘石島
Original assignee: Aisin Seiki Co Ltd; Toyota Motor Corp
Current assignee: Toyota Motor Corp; Aisin Corp
Priority date: 2002-12-24
Filing date: 2002-12-24
Publication date: 2004-07-22
Anticipated expiration: 2022-12-24
Also published as: JP4025637B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To solve the problem of extremely bad working efficiency due to necessity of gradually lowering a seat device obliquely from above by holding up a rear part of the seat device, as work to fix the seat device of an automobile on a floor engages a groove of a lower bracket in front of the seat device with a floor striker. <P>SOLUTION: A projected part 34 is provided on the lower bracket 14 of a first engaging mechanism 4 and the projected part 34 makes contact with the floor 6 when the seat device 1 is placed on the floor 6. The seat device 1 is pushed forward in this state, and a rear part of the seat device 1 is held up after a second striker 25 and the projected part 34 make contact with each other. Movement of the projected part 34 is precisely directed in a direction of the second striker 25 by a taper side wall part 36 of a floor bezel 9. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はシートの折り畳み状態及びタンブル状態をとり得る自動車用シート装置に関し、特に詳述すれば、シートのフロア（床）への取り付け、取外し即ち係脱を容易にさせた自動車用シート装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
シートを折り畳み状態及びタンブル（起立）状態とさせ得るとともに、タンブル状態のシートをフロアから取外し、フロア上の収納スペースを拡大して、該スペースを効果的に利用することは知られている。その一例が米国特許第５４９８０５１号明細書に開示される。
公知のシート装置は、シートクッションフレームの前方に配した第１係止機構と、シートクッションフレームの後方に配した第２係止機構とを有し、第１係止機構がフロアに固定された第１ストライカ機構と係脱自在であり、第２係止機構がフロアに固定された第２ストライカ機構と自在となっている。
【０００３】
この種のシート装置のフロアへの装着は、重いシートを暗い室内で持ち上げ、第１係止機構のロアブラケットの溝に第１ストライカ機構のストライカを係合させ、次いで、シート装置を水平に移動しながら、第２係止機構のブラケットの溝に第２ストライカ機構のストライカを係合させる作業によりなされる。
【０００４】
【特許文献１】
米国特許第５４９８０５１号
【発明が解決しようとする課題】
前述したシート装置のフロアへの装着作業は、シート装置を第１ストライカ機構に対して斜め上方から接近できるよう保持し、この角度を一定に保ちつつ、第１係止機構を第１ストライカ機構に係止させる必要がある。この作業はシート装置が重いことから難しく、改善が望まれている。
【０００５】
さらに、シート装置の後方を上方へ持ち上げ、シート装置を斜めの状態に保持すると、該シート装置を持ち上げた作業者の視線が斜めとなったシート装置により遮られることになり、第１係止機構と第１ストライカとの関係が確認できず、この点の改善が望まれている。
【０００６】
それ故に、本発明は前述した従来技術の不具合を解消させることを解決すべき課題とする。
さらに、本発明は、シート装置のフロアへの取り付け作業の改善に加え、シート装置のフロアから取外しを容易にさせることを解決すべき課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述した課題を解決するために、基本的には、第１係止機構を構成するロアブラケットの後方溝に沿って突起部を設ける技術手段を採用する。
【０００８】
この手段の採用は、シート装置のフロアへの取り付けに際し、シート装置をフロアに沿って移動させ、ロアブラケットの突起部をフロア側のストライカに当接させ、その時点でシート装置の後方を持ち上げロアブラケットの溝をストライカに係合させ、再びシート装置を水平位置へと戻せばシート装置のフロアへの取り付けが可能となる。したがって、この手段の採用は、作業者がシートを持ち上げながら、斜め上方から第１係止機構を第１ストライカ機構に係止させるという作業が不用となり、シート装置のフロアへの取り付けはきわめて容易となる。
【０００９】
加えて、シート装置のフロアから取外しは、前述の逆の手順の作業でよく、シート装置の持ち上げは不用である。
【００１０】
さらに、本発明によれば、第１ストライカ機構を構成するフロアベゼルの後方にテーパ状の開口を設けているので、この開口によりシート装置のロアブラケットの突起部のストライカ方向への案内がきわめて容易となる。
【００１１】
本発明によれば、シートを支持するシートクッションフレームの前方部に支持された第１係止機構と、シートクッションの後方部に支持された第２係止機構とを有し、第１係止機構がフロア側の第１ストライカ機構と及び第２係止機構がフロア側の第１ストライカ機構と係脱自在な自動車用シート装置において、第１係止機構がシートクッションフレームに固定されるアッパブラケットと、回転軸を介してアッパブラケットに回動自在に保持されるロアブラケットとを少なくとも有し、ロアブラケットが突起部を有し、該突起部がシート装置を車両のフロア上を滑らせたとき第１ストライカ機構を構成するストライカに当接することを特徴とする自動車用シート装置が提供される。
【００１２】
好ましくは、ロアブラケットが第１と第２の溝を有し、突起部が第２溝を画定する対向側壁部の一方の側壁部の延長部に形成される。
【００１３】
【発明の実施の形態】
図１を参照する。自動車用シート装置１はシート２を支持するシートクッションフレーム３と、シートクッションフレーム３の前方に固定された第１係止機構４と、シートクッションフレーム３の後方に固定された第２係止機構５とを有す。
第１係止機構４は、フロア（床）６に固定された第１ストライカ機構７と係脱自在であり、第２係止機構５は第２ストライカ機構８と係脱自在である。第１ストライカ機構７はフロアベゼル９により覆われる。
【００１４】
図２を参照して第１係止機構４の構造の一例を説明する。第１係止機構４はシートクッションフレーム３に取付孔１２を介して支持されるアッパブラケット１１と、回転軸１３を介してアッパブラケット１１に回転自在に支持されるロアブラケット１４と、ロアブラケット１４にピン１５を介して回動自在に支持されるフック部材１６を有す。
回転軸１３は、アッパブラケット１１に穿設した長孔１７を貫通し、図示したシートクッションフレーム３とは離間対向するシートクッションフレーム（図示なし）と図示したシートクッションフレーム３との間に延在するパイプ１８に固定ナット２８を介して結合される。
【００１５】
長孔１７は、シート２が第１係止機構４と第２係止機構５でフロア６上に支持されている図１に示される状態で、前後方向に延びる形状となっている。長孔１７の幅と回転軸１３の径部とはほぼ同じ寸法に設定され、回転軸１３を長孔１７の幅方向には移動を拘束し、長さ方向には移動を許容する。アッパブラケット１１には長孔１７に関して、取付孔１２と反対側の位置に円弧上のカム孔１９が形成されている。
そしてカム孔１９を貫通するピン２０がロアブラケット１４の側面に起立して固定されている。カム孔１９の両端はロアブラケット１４が、アッパブラケット１１に対して回転したときカム孔１９の一方の端部がピン２０と当接して、その回転の範囲を規定するストッパとして作用する。
【００１６】
図２に示されるように、ロアブラケット１４の側面には、ピン２０の下方でかつ第１溝２１の上方に、フック部材１６がピン１５によってロアブラケット１４に対し回転自在に取り付けられている。フック部材１６は下方部に前方に向けて開口するフック溝２２が形成され、溝２２は第１ストライカ機構７の第１ストライカ２３の水平係止部と係合することで、第１ストライカ２３が第１溝２１に嵌っている状態を保持することができる構成となっている。
【００１７】
ロアブラケット１４に設けた第１溝２１が図２でみて下向きに開口するが、左方に開口する第２溝２４を第１溝２１と並設する。
第２溝２４は、図１に示すように、第１ストライカ機構７の第２ストライカ２５と係合自在である。
【００１８】
ピン１５には係止溝が形成され、一端が係止溝に他端がロアブラケット１４に設けられた孔に係止されるようコイルバネ２７を取り付け、フック部材１６を常に第１ストライカ２３と係止する方向に回転するように付勢する。さらに、ピン１５の外径部には長さ方向に延びる複数の溝が形成され、溝と係合してピン１５に固定される操作レバー２６がその一端の孔で取り付けられる。
【００１９】
なお、操作レバー２６の他端は、シート２の反対側に取り付けられる第１ロック機構（図示なし）のピン（図示なし）に固定されている。これによって、操作レバー２６を上方にコイルバネ２７の付勢力に抗して引くことによって、フック部材１６を第１ストライカ２３から解除することができる構造となっている。
【００２０】
固定ナット２８には、左右のアッパブラケット１１を連結するように水平に横方向に延びるパイプ１８が嵌り取り付けられる。パイプ１８の外径上に止め具にコイル形状の跳ね上げスプリング２９の一端が取り付けられている。該スプリング２９の他端をアッパブラケット１１に植立したピン３０に係止させる。跳ね上げスプリング２９は、シート２をタンブル状態になる方向、即ち図１で反時計方向に回転させるように、アッパブラケット１１に作用力を付与する。そして、シート２をタンブル状態にするとき、又は折り畳み状態の位置に戻すとき、跳ね上げスプリング２９によってシート２の重量を支え、軽く操作できるようにしている。
【００２１】
第２係止機構５はシートクッションフレーム３の後方部を下方に張り出したブラケット部３２を有し、該ブラケット部３０は第３溝３１を備える。第３溝３１は、後方の第３ストライカ３３とは係合自在である。
【００２２】
第２係止機構５は、自動車のドアロックなどの適応されるロック機構と同様で、図示しないラッチと、ラッチを係合するポールを備える既知のロック機構である。そして、ラッチは第３ストライカ３３と係合し、ポールで回転が止められているときは係合を維持し、ポールに連結されるケーブルが操作手段（図示せず）によって引かれたときはラッチとの係合が外れ、ラッチは第３ストライカ３３との係合を解除する構成である。
なお、ケーブルはシートバックの折り畳み作動と連動するように構成してもよい。該ロック機構が解除されると、シート２は、第１ロック機構の回転軸１３回りに前方に回転させることが可能となり、タンブル状態にすることができるようになっている。
【００２３】
図２に示すように、ロアブラケット１４の第２溝２４は、対向離間する側壁部により画定されるが、その一方の側壁部（図２でみて上側）は水平に側方へ延在し突起部３４を形成している。
【００２４】
フロアベゼル９は、第１と第２ストライカ２３，２５が配されるフロア６のくぼみ部をカバーする合成樹脂製のもので、両ストライカ２３，２５の水平部の少なくとも中央部を外部に開放する開口部３５を有す。
開口部３５の後方部は車両の後方側に開放されかつ幅広となっているテーパ側壁部３６を形成している。テーパ側壁部３６は、ロアブラケット１４を両ストライカ２３，２５の方向に案内するのに有効である。開口部３５は対向離間する側壁部により画定され、その側壁部に設けたテーパ側壁部３６は下方へと傾斜した底壁部３７を有す。この底壁部３７に沿ってロアブラケット１４を案内するとよい。
【００２５】
以上のように構成したシート装置１のフロア６への取り付け作業を図４乃至６及び図１を参照して説明する。
シート装置１をフロア６上に置く。図４に示すように、この状態では、ロアブラケット１４の突起部３４が、アッパブラケット１１の一部及び後方ブラケット３２の一部と共にフロア６に着座し、かつ第１ストライカ機構７の後方であって、第２ストライカ２５の後方に位置している。第２ストライカ機構５は第３ストライカ３３の後方に位置する。
【００２６】
図５に示すように、シート装置１をそのまま前方へ押していく。この作業中、作業者が上方から両ストライカ２３，２５、ロアブラケット１４の位置が確認できるので、ロアブラケット１４が両ストライカ２３，２５の方向に向かうよう容易に押すことができる。さらに、ロアブラケット１４の突起部３４はフロアベゼル９のテーパ側壁部３６と底壁部３７により正しい方向へと自動的に案内され、シート装置１を押す作業を一層容易にする。
やがて、突起部３４が第２ストライカ２５の水平部に当接し、押す作業の終了を作業者に伝える。
【００２７】
次いで、図６に示すように、シート装置１の後方部を持ち上げ第２ストライカ２５を第２溝２４に係合させかつ第１溝２１を第１ストライカ２３に係合させる。この際、フック部材１６の円弧状部は第１ストライカ２３の水平部上を滑り、フック部材１６をスプリング２７の付勢力に抗して図６でみて反時計方向に少し回動させ、第１溝２１を第１ストライカ２３に係合させる。この係合はフック部材１６により保持される.
【００２８】
図６に示す状態が得られたら、シート装置１を図１に示す水平状態に戻し、第３溝３１を第３ストライカ３３に係合させる。シート装置１は回転軸１３回りに回動しかつピン２０とカム孔１９の端部との当接によりその回動量は規制される。
【００２９】
図１に示す状態のシート装置１をフロア６より取り外すには、操作ハンドル２６を持ち上げて、フック部材１６を回動させ、第１溝２１と第１ストライカ２３との係合が解除可能としてから、図６、図５及び図４の状態を作るよう前述した取り付け作業とは逆の作業をすればよい。
【００３０】
以上から明らかなように、ロアブラケットの突起物、さらには、フロアベゼルのテーパ側壁部はシート装置のフロアへの取り付け並びに取り外し作業をきわめて容易にし、その作業のための工数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】シート装置のフロアへの取り付け状態を示す正面図である。
【図２】第１係止機構の分解斜視図である。
【図３】フロアベゼルを示す斜視図である。
【図４】シート装置をフロアに置いた状態を示す正面図である。
【図５】シート装置を前方へ押した状態を示す正面図である。
【図６】シート装置の後方部を持ち上げた状態を示す正面図である。
【符号の説明】
１シート装置
２シート
３シートクッションフレーム
４、５係止機構
６フロア
７、８ストライカ機構
９フロアベゼル
１１，１４ブラケット
１３回転軸
１６フック部材部材
１９カム孔
２１，２２，２４，３１溝
２３，２５，３３ストライカ
２４突起部
３５開口部
３６テーパ側壁部
３７底壁部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a seat apparatus for a vehicle that can assume a folded state and a tumble state of a seat, and more particularly, to a seat apparatus for a vehicle in which the seat can be easily attached to, detached from, or disengaged from a floor.
[0002]
[Prior art]
It is known that a seat can be folded and tumbled (standing), and that the seat in the tumbled state can be removed from the floor to increase the storage space on the floor and to utilize the space effectively. One example is disclosed in US Pat. No. 5,498,051.
A known seat device has a first locking mechanism disposed in front of a seat cushion frame and a second locking mechanism disposed in rear of the seat cushion frame, and the first locking mechanism is fixed to a floor. The first striker mechanism is freely detachable from the first striker mechanism, and the second locking mechanism is freely movable with the second striker mechanism fixed to the floor.
[0003]
In mounting this type of seat apparatus on the floor, a heavy sheet is lifted in a dark room, the striker of the first striker mechanism is engaged with the groove of the lower bracket of the first locking mechanism, and then the seat apparatus is moved horizontally. Meanwhile, the work is performed by engaging the striker of the second striker mechanism with the groove of the bracket of the second locking mechanism.
[0004]
[Patent Document 1]
U.S. Pat. No. 5,498,051 [Problems to be Solved by the Invention]
In the mounting operation of the seat device to the floor described above, the seat device is held so as to be obliquely accessible from above with respect to the first striker mechanism, and the first locking mechanism is connected to the first striker mechanism while keeping this angle constant. Must be locked. This operation is difficult due to the heavy weight of the sheet device, and improvement is desired.
[0005]
Further, when the rear of the seat device is lifted upward and the seat device is held in an oblique state, the line of sight of the worker who lifts the seat device is blocked by the oblique seat device, and the first locking mechanism is provided. And the relationship with the first striker could not be confirmed, and improvement of this point is desired.
[0006]
Therefore, an object of the present invention is to solve the above-mentioned disadvantages of the prior art.
Further, it is an object of the present invention to improve the work of attaching the seat device to the floor and to make it easy to remove the seat device from the floor.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problem, the present invention basically employs technical means for providing a projection along a rear groove of a lower bracket constituting a first locking mechanism.
[0008]
This means is adopted when the seat device is attached to the floor, the seat device is moved along the floor, the projection of the lower bracket is brought into contact with the striker on the floor side, and at that time, the rear of the seat device is lifted and the lower portion is lifted. If the groove of the bracket is engaged with the striker and the seat device is returned to the horizontal position again, the seat device can be mounted on the floor. Therefore, this means eliminates the need for the operator to lock the first locking mechanism to the first striker mechanism from diagonally upward while lifting the sheet, and it is extremely easy to attach the seat device to the floor. Become.
[0009]
In addition, removal from the floor of the seat device may be performed in the reverse order of the above-mentioned operation, and lifting of the seat device is unnecessary.
[0010]
Further, according to the present invention, since the tapered opening is provided at the rear of the floor bezel constituting the first striker mechanism, it is extremely easy to guide the projection of the lower bracket of the seat device in the striker direction. It becomes.
[0011]
According to the present invention, the first locking mechanism includes a first locking mechanism supported at a front portion of a seat cushion frame that supports a seat, and a second locking mechanism supported at a rear portion of the seat cushion. An upper bracket in which a first locking mechanism is fixed to a seat cushion frame in a vehicle seat apparatus in which a mechanism is detachable from a first striker mechanism on the floor side and a second locking mechanism is detachable from the first striker mechanism on the floor side. And at least a lower bracket rotatably held by the upper bracket via the rotation shaft, wherein the lower bracket has a projection, and the projection slides the seat device on the floor of the vehicle. An automobile seat device is provided which comes into contact with a striker constituting a first striker mechanism.
[0012]
Preferably, the lower bracket has first and second grooves, and the projection is formed on an extension of one of the side walls of the opposing side wall that defines the second groove.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Please refer to FIG. The vehicle seat apparatus 1 includes a seat cushion frame 3 that supports a seat 2, a first locking mechanism 4 fixed in front of the seat cushion frame 3, and a second locking mechanism fixed in rear of the seat cushion frame 3. 5 and so on.
The first locking mechanism 4 is detachable from a first striker mechanism 7 fixed to a floor (floor) 6, and the second locking mechanism 5 is detachable from a second striker mechanism 8. The first striker mechanism 7 is covered by a floor bezel 9.
[0014]
An example of the structure of the first locking mechanism 4 will be described with reference to FIG. The first locking mechanism 4 includes an upper bracket 11 supported on the seat cushion frame 3 via the mounting hole 12, a lower bracket 14 rotatably supported on the upper bracket 11 via a rotation shaft 13, and a lower bracket 14. And a hook member 16 rotatably supported via a pin 15.
The rotating shaft 13 passes through a long hole 17 formed in the upper bracket 11 and extends between a seat cushion frame (not shown) facing the seat cushion frame 3 shown in the drawing and the seat cushion frame 3 shown in the drawing. To the pipe 18 via a fixing nut 28.
[0015]
The elongated hole 17 has a shape extending in the front-rear direction when the seat 2 is supported on the floor 6 by the first locking mechanism 4 and the second locking mechanism 5 as shown in FIG. The width of the long hole 17 and the diameter of the rotating shaft 13 are set to be substantially the same size, and the movement of the rotating shaft 13 is restricted in the width direction of the long hole 17 and the movement is allowed in the length direction. The upper bracket 11 has an arcuate cam hole 19 at a position opposite to the mounting hole 12 with respect to the elongated hole 17.
A pin 20 that passes through the cam hole 19 is fixed upright on the side surface of the lower bracket 14. At both ends of the cam hole 19, when the lower bracket 14 rotates with respect to the upper bracket 11, one end of the cam hole 19 comes into contact with the pin 20 and acts as a stopper for defining the range of rotation.
[0016]
As shown in FIG. 2, a hook member 16 is rotatably mounted on the side surface of the lower bracket 14 below the pin 20 and above the first groove 21 by the pin 15. The hook member 16 is formed with a hook groove 22 that opens forward in a lower portion, and the groove 22 engages with the horizontal locking portion of the first striker 23 of the first striker mechanism 7 so that the first striker 23 is moved. It is configured to be able to hold the state fitted in the first groove 21.
[0017]
Although the first groove 21 provided in the lower bracket 14 opens downward as viewed in FIG. 2, the second groove 24 that opens leftward is arranged in parallel with the first groove 21.
The second groove 24 is freely engageable with the second striker 25 of the first striker mechanism 7 as shown in FIG.
[0018]
A locking groove is formed in the pin 15, and a coil spring 27 is attached so that one end is locked to the locking groove and the other end is locked to a hole provided in the lower bracket 14, and the hook member 16 is always engaged with the first striker 23. Energize to rotate in the direction to stop. Further, a plurality of grooves extending in the length direction are formed in an outer diameter portion of the pin 15, and an operation lever 26 which is engaged with the groove and fixed to the pin 15 is attached by a hole at one end thereof.
[0019]
The other end of the operation lever 26 is fixed to a pin (not shown) of a first lock mechanism (not shown) attached to the opposite side of the seat 2. Thus, the hook member 16 can be released from the first striker 23 by pulling the operation lever 26 upward against the urging force of the coil spring 27.
[0020]
A pipe 18 extending horizontally and horizontally is fitted and attached to the fixing nut 28 so as to connect the left and right upper brackets 11. One end of a coil-shaped flip-up spring 29 is attached to a stopper on the outer diameter of the pipe 18. The other end of the spring 29 is engaged with a pin 30 erected on the upper bracket 11. The flip-up spring 29 applies an acting force to the upper bracket 11 so as to rotate the seat 2 in a direction to be in a tumble state, that is, counterclockwise in FIG. Then, when the seat 2 is brought into the tumble state or returned to the folded position, the weight of the seat 2 is supported by the flip-up spring 29 so that the seat 2 can be operated lightly.
[0021]
The second locking mechanism 5 has a bracket portion 32 which projects downward from a rear portion of the seat cushion frame 3, and the bracket portion 30 has a third groove 31. The third groove 31 is freely engageable with the rear third striker 33.
[0022]
The second locking mechanism 5 is a known locking mechanism including a latch (not shown) and a pawl that engages the latch, similar to an applicable locking mechanism such as an automobile door lock. The latch engages with the third striker 33, maintains the engagement when the rotation is stopped by the pole, and the latch when the cable connected to the pole is pulled by the operation means (not shown). And the latch is released from engagement with the third striker 33.
Note that the cable may be configured so as to be linked with the folding operation of the seat back. When the lock mechanism is released, the seat 2 can be rotated forward around the rotation axis 13 of the first lock mechanism, and can be brought into a tumble state.
[0023]
As shown in FIG. 2, the second groove 24 of the lower bracket 14 is defined by opposing and separated side walls, and one of the side walls (upper side in FIG. 2) extends horizontally to project. The part 34 is formed.
[0024]
The floor bezel 9 is made of synthetic resin and covers the hollow portion of the floor 6 on which the first and second strikers 23 and 25 are arranged, and opens at least the central part of the horizontal part of both strikers 23 and 25 to the outside. It has an opening 35.
The rear part of the opening 35 forms a tapered side wall part 36 which is open to the rear side of the vehicle and is wide. The tapered side wall portion 36 is effective for guiding the lower bracket 14 in the direction of both strikers 23 and 25. The opening 35 is defined by opposed side walls, and a tapered side wall 36 provided on the side wall has a bottom wall 37 inclined downward. The lower bracket 14 may be guided along the bottom wall 37.
[0025]
The work of attaching the seat apparatus 1 configured as described above to the floor 6 will be described with reference to FIGS. 4 to 6 and FIG.
The seat device 1 is placed on the floor 6. As shown in FIG. 4, in this state, the projection 34 of the lower bracket 14 is seated on the floor 6 together with a part of the upper bracket 11 and a part of the rear bracket 32, and is located behind the first striker mechanism 7. And is located behind the second striker 25. The second striker mechanism 5 is located behind the third striker 33.
[0026]
As shown in FIG. 5, the seat device 1 is pushed forward as it is. During this operation, the operator can confirm the positions of the strikers 23 and 25 and the lower bracket 14 from above, so that the lower bracket 14 can be easily pushed so as to be directed toward the strikers 23 and 25. Further, the protrusion 34 of the lower bracket 14 is automatically guided in the correct direction by the tapered side wall 36 and the bottom wall 37 of the floor bezel 9, thereby further facilitating the work of pushing the seat device 1.
Eventually, the protrusion 34 comes into contact with the horizontal portion of the second striker 25 and informs the worker of the end of the pushing operation.
[0027]
Next, as shown in FIG. 6, the rear portion of the seat device 1 is lifted, the second striker 25 is engaged with the second groove 24, and the first groove 21 is engaged with the first striker 23. At this time, the arc-shaped portion of the hook member 16 slides on the horizontal portion of the first striker 23, and slightly rotates the hook member 16 counterclockwise as viewed in FIG. The groove 21 is engaged with the first striker 23. This engagement is held by the hook member 16.
[0028]
When the state shown in FIG. 6 is obtained, the seat device 1 is returned to the horizontal state shown in FIG. 1, and the third groove 31 is engaged with the third striker 33. The seat device 1 rotates around the rotation shaft 13, and the amount of rotation is regulated by the contact between the pin 20 and the end of the cam hole 19.
[0029]
In order to remove the seat device 1 shown in FIG. 1 from the floor 6, the operation handle 26 is lifted, the hook member 16 is rotated, and the engagement between the first groove 21 and the first striker 23 can be released. , FIG. 6, FIG. 5, and FIG.
[0030]
As is apparent from the above description, the projections of the lower bracket and the tapered side wall of the floor bezel greatly facilitate the work of attaching and detaching the seat device to and from the floor, and the number of man-hours for the work can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing a mounting state of a seat device on a floor.
FIG. 2 is an exploded perspective view of a first locking mechanism.
FIG. 3 is a perspective view showing a floor bezel.
FIG. 4 is a front view showing a state where the seat device is placed on a floor.
FIG. 5 is a front view showing a state where the seat device is pushed forward.
FIG. 6 is a front view showing a state where a rear portion of the seat device is lifted.
[Explanation of symbols]
REFERENCE SIGNS LIST 1 seat device 2 seat 3 seat cushion frame 4, 5 locking mechanism 6 floor 7, 8 striker mechanism 9 floor bezel 11, 14 bracket 13 rotating shaft 16 hook member member 19 cam holes 21, 22, 24, 31 grooves 23, 25 , 33 striker 24 projection 35 opening 36 tapered side wall 37 bottom wall

Claims

シートを支持するシートクッションフレームの前方部に支持された第１係止機構と、シートクッションの後方部に支持された第２係止機構とを有し、第１係止機構がフロア側の第１ストライカ機構と及び第２係止機構がフロア側の第２ストライカ機構と係脱自在な自動車用シート装置において、第１係止機構がシートクッションフレームに固定されるアッパブラケットと、回転軸を介してアッパブラケットに回動自在に保持されるロアブラケットとを少なくとも有し、ロアブラケットが突起部を有し、該突起部がシート装置を車両のフロア上を滑らせたとき第１ストライカ機構を構成するストライカに当接することを特徴とする自動車用シート装置。A first locking mechanism supported on a front portion of a seat cushion frame that supports the seat; and a second locking mechanism supported on a rear portion of the seat cushion, wherein the first locking mechanism is a first locking mechanism on a floor side. In a vehicle seat device in which a first striker mechanism and a second locking mechanism are detachable from a second striker mechanism on the floor side, an upper bracket in which the first locking mechanism is fixed to a seat cushion frame, and a rotating shaft. At least a lower bracket rotatably held by the upper bracket, wherein the lower bracket has a projection, and the projection constitutes a first striker mechanism when the seat device slides on the floor of the vehicle. A seat device for a vehicle, wherein the seat device contacts a striker.

ロアブラケットが第１と第２の溝を有し、突起部が第２溝を画定する対向側壁部の一方の側壁部の延長部に形成されている請求項１記載の自動車用シート装置。2. The vehicle seat device according to claim 1, wherein the lower bracket has first and second grooves, and the projection is formed on an extension of one of the side walls of the opposite side wall that defines the second groove.

シートクッションフレームの前方に支持された第１係止機構と係脱自在な第１ストライカ機構がフロアベゼルを有し、フロアベゼルが第１係止機構を受入れる開口部を備え、開口部の後方には対向離間するテーパ側壁部が形成されていることを特徴とする自動車用シート装置。A first locking mechanism supported in front of the seat cushion frame and a first striker mechanism detachably engageable have a floor bezel, the floor bezel includes an opening for receiving the first locking mechanism, and a rear of the opening is provided. A seat device for an automobile, wherein a tapered side wall portion facing and spaced apart is formed.

シートを支持するシートクッションフレームの前方部に支持された第１係止機構と、シートクッションの後方部に支持された第２係止機構を有し、第１係止機構がフロア側の第１ストライカ機構と及び第２係止機構がフロア側の第２ストライカ機構と係脱自在な自動車用シート装置において、第１係止機構がシートクッションフレームに固定されるアッパブラケットと、回転軸を介してアッパブラケットに回動自在に保持されるロアブラケットとを少なくとも有し、ロアブラケット突起部を有し、該突起部がシート装置を車両のフロア上を滑らせたとき第１ストライカ機構を構成するストライカに当接し、シートクッションフレームの前方に支持された第１係止機構と係脱自在な第１ストライカ機構がフロアベゼルを有し、フロアベゼルが第１係止機構を受入れる開口部を備え、開口部の後方には対向離間するテーパ側壁部が形成されていることを特徴とする自動車用シート装置。A first locking mechanism supported on a front portion of a seat cushion frame that supports the seat; and a second locking mechanism supported on a rear portion of the seat cushion, wherein the first locking mechanism is a first locking mechanism on a floor side. In a vehicle seat device in which a striker mechanism and a second locking mechanism are detachable from a second striker mechanism on the floor side, an upper bracket in which the first locking mechanism is fixed to a seat cushion frame, and a rotating shaft. A striker having at least a lower bracket rotatably held by the upper bracket and having a lower bracket projection, wherein the projection constitutes a first striker mechanism when the projection slides the seat device on the floor of the vehicle. , A first striker mechanism detachably engageable with a first locking mechanism supported in front of the seat cushion frame has a floor bezel, and the floor bezel is With an opening for receiving a locking mechanism, vehicle seat device characterized by tapered side walls facing away in the rear of the opening is formed.

対向するテーパ側壁部を結合する底壁部が傾斜面となっている請求項３又は４記載の自動車用シート装置。5. The vehicle seat device according to claim 3, wherein a bottom wall connecting the opposed tapered side walls is an inclined surface.