JP2004201256A

JP2004201256A - 広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器

Info

Publication number: JP2004201256A
Application number: JP2002383268A
Authority: JP
Inventors: Kosuke Hashiguchi; 幸祐橋口; Chikatomo Honda; 親倫本田
Original assignee: MEDEI HOUSE KK
Current assignee: MEDEI HOUSE KK
Priority date: 2002-12-13
Filing date: 2002-12-13
Publication date: 2004-07-15

Abstract

【課題】携帯電話の充電を行うと同時に広告情報の配信または登録または表示が可能な広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器を提供することを課題とする。
【解決手段】携帯電話の充電を行う為に携帯電話機の外部接続端子に接続し充電を開始する。充電が開始されると同時に携帯電話の外部接続端子より携帯電話機へマクロコマンドを発行することによって携帯電話機を自動的に操作し、接続された携帯電話のメールアドレス宛にあらかじめ登録された広告情報メールを配信する。または、接続された携帯電話機の電話帳へあらかじめ登録された名称と電話番号、メールアドレス等を登録する。または、携帯電話機のインターネット接続機能により、インターネット上の広告サイトを表示する。
【選択図】図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機の充電をするための装置に関する。本発明は、充電装置から携帯電話機へ直接、または間接的に広告情報を登録または送信または表示するための装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
現在では、携帯電話の機能や利用方法も多様化してきており、それに伴い電池の寿命も短くなりつつある。よって、旅行や出張などの時は充電器を持ち歩く必要があるが、現在、街中の飲食店や遊戯施設等で有料の充電装置も見る機会が増えてきており、コンビニエンスストア等でも乾電池での充電器が多数販売されている。
【０００３】
また、街中やホテル、飲食店、公共交通機関等で、ポスターなどによる広告を頻繁に見る機会があり、これらの広告には、広告配信側が開設したホームページのアドレスや、メールアドレス、電話番号など、様々な情報を含めて紹介されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、充電時に広告配信側のホームページのアドレスや、メールアドレス、電話番号など、様々な情報を客の携帯電話へ自動登録、またはインターネットの広告サイトへ接続することにより、お店の宣伝効果もあがり顧客サービスへとつながり、リピーター客を確保することが可能となる。
【０００５】
また、電池切れで困った客を入店して滞留することでさらなるビジネスへと繋がる。
【０００６】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、携帯電話機の充電時に直接、あるいはメール・インターネット等により間接的に当該広告内容に関する情報を携帯電話機へ自動登録またはメール配信またはインターネット上の広告サイトへ接続する、広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明の広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器は、人が入店して滞留する場所に設置され、充電時に直接、あるいはメール等により間接的に当該広告内容に関する情報を携帯電話機へ自動登録または配信またはインターネット上の広告サイトへ接続することを特徴とする。
【０００８】
本発明の広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器は、前記広告情報または名称・電話番号・メールアドレス・ホームページアドレス等の情報を記憶する記憶部と、前記接続された携帯電話機へ広告メール発信または情報登録または広告サイト表示のマクロコマンドを処理する処理部と、前記充電を行う電源部を備えることを特徴とする
【０００９】
また、本発明の広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器において、携帯電話機への接続は携帯電話機の外部接続端子を利用して接続されることを特徴とする。
【００１０】
また、本発明の広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器は、コンピュータに接続し、専用のソフトで名称・電話番号・メールアドレス・ホームページアドレス・メール送信用広告等の広告情報の登録・変更を行うことを特徴とする。
【００１１】
また、本発明の広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器は、前記情報の登録・変更を行う際にパスワードで登録情報の保護を行うことを特徴とする。
【００１２】
また、本発明の広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器は、利用者が広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器のコネクタ部を携帯電話機の外部接続端子に接続するのみの操作であることを特徴とする。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図１では、本発明の実施の形態である広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器の外観と構成を示し、図２、図３では、本実施の形態の広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器の処理を示している。
【００１４】
図１は広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器である。この広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器は家庭用電源コンセントまたは車載用電源コンセントから携帯電話機への充電用電源を供給する電源部１１と、電源ケーブル１２と、配信または登録用広告情報を保存し、広告配信または登録または表示を実行するための処理部を含む記憶部１３と、携帯電話機への接続を行うコネクタ部１４とから構成されている。
【００１５】
なお、広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器の形状は、携帯、移動・移設を容易にするため、図１状に形成されることが好ましい。また、図１では、説明のため各部を電源ケーブル１２で接続し、電源部１１と記憶部１３が分離した形状のものを図示しているが、もちろん電源部１１や記憶部１３を一体化し形成してもよいものである。
【００１６】
また、図１では電源部１１は家庭用コンセントから電源の供給を受けるものを図示しているが、車載用電源コンセントや電池からの電源供給を受けるよう形成してもよい。
【００１７】
記憶部１３は一連の広告配信または登録処理を制御、実行する。
【００１８】
記憶部１３は配信または登録するための広告情報を保持する。
【００１９】
コネクタ部１４は複数の携帯電話機機種に対応するため交換できるようにするか、複数装備することも出来るものとする。
【００２０】
図２は広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器に広告情報を登録する処理フローであるが、広告配信側はパソコンと当広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器をシリアルケーブルまたはユニバーサル・シリアル・バスケーブル（ＵＳＢケーブル）またはパラレルケーブルで接続し、パソコンより広告情報を広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器へ登録する。
【００２１】
「広告情報登録有無Ｓ２１」は、広告配信側が広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器へ広告情報を登録する際、記憶部１３を参照して広告情報が登録されているか広告情報登録処理をするための確認を行う。
【００２２】
「広告情報修正画面表示Ｓ２２」は、記憶部１３に広告情報が登録されている場合、登録内容の修正を行う画面を接続されたパソコン画面に表示する。
【００２３】
「広告情報登録画面表示Ｓ２３」は、記憶部１３に広告情報が登録されていない場合、広告情報の新規登録を行う画面を接続されたパソコン画面に表示する。
【００２４】
「広告情報登録処理Ｓ２４」は、「広告情報修正画面表示Ｓ２２」または「広告情報登録画面表示Ｓ２３」で入力された広告情報を記憶部１３へ登録する。
【００２５】
図３は広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器から携帯電話機へ広告情報を登録または配信または表示し充電を行うための処理フローであるが、利用者が携帯電話機に広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器を接続後、電圧変化または抵抗値等を検知し、自動的に図３の処理フローに従い図１の記憶部１３よりコネクタ部１４を介し携帯電話機へ広告配信または登録または表示の処理を記憶部１３にプログラミングされたファームウェアにより広告情報を登録または配信するためのマクロコマンドを実行後、充電処理Ｓ３６を行う。
【００２６】
「対応機種チェックＳ３１」は、広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器に接続された携帯電話機の機種情報を読み取り、広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器に接続された携帯電話機が広告登録・配信・表示処理の実行対応機種か否かを判断し、広告の登録・配信が出来ない機種の場合、「充電処理Ｓ３６」のみ行う。
【００２７】
「広告登録・配信方法選択Ｓ３２」は、広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器に広告配信側が登録した広告の配布方法により処理を振り分けるもので、電話帳登録とメールでの配信とインターネットへの接続がある。
【００２８】
「広告情報登録処理Ｓ３３」は、接続された携帯電話機のアドレス帳（電話帳）へ広告配信側が広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器の記憶部１３にコンピュータの専用ソフトにより登録された、名称、電話番号、メールアドレス等を広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器の記憶部１３に組み込まれたファームウェアにより登録用にプログラミングされたマクロコマンドを実行することにより携帯電話機を自動的に操作し広告として登録する。
【００２９】
「広告メール配信処理Ｓ３４」は、広告配信側が広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器の記憶部１３にコンピュータの専用ソフトにより登録された広告情報を、広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器の記憶部１３に組み込まれたファームウェアにより配信用にプログラミングされたマクロコマンドを実行することにより携帯電話機を自動的に操作し接続された携帯電話機から接続された携帯電話機のメールアドレス宛てに広告メールを配信する。
【００３０】
「広告サイト接続処理Ｓ３５」は、広告配信側が広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器の記憶部１３にコンピュータの専用ソフトによりされたインターネット上の広告サイトへ、広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器の記憶部１３に組み込まれたファームウェアにより配信用にプログラミングされたマクロコマンドを実行することにより携帯電話機を自動的に操作し接続された携帯電話機に広告サイトを表示する。
【００３１】
電話帳登録時の広告情報とは店舗等の名称・電話番号・メールアドレス等が考えられるが、コメントを登録できる携帯電話機の場合、ホームページアドレスや場所等の情報を付加しても良い。
【００３２】
広告メール配信時の広告はテキストメールとなるので、広告配信側が自由に情報を登録することができる。広告情報としては名称、電話番号、メールアドレスの他、有効な宣伝文句やホームページアドレス等登録しても良い。
【００３３】
「広告サイト接続処理Ｓ３５」を実行し、表示するサイトは携帯電話用に編集されたウエッブページであることが望ましい。
【００３４】
「充電処理Ｓ３６」は、広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器に接続された携帯電話機への充電処理を行う。
【００３５】
【発明の効果】
以上述べてきたように、本発明の広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器によれば、ホテル、飲食店、公共交通機関等、人が多く集まり滞留時間がある程度見込める場所に本装置を設置または提供すれば、広告閲覧側は携帯電話に登録または配信された広告を利用して広告配信側への予約電話や予約メールをより行いやすくなり、より効果的な広告配信が可能となる。
【００３６】
また、広告閲覧側は充電を無料で提供される可能性があり、広告配信側と広告閲覧側の双方の立場を考慮した効率的な広告配信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器の外観図である。
【図２】パソコンから広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器への広告情報登録処理フロー図である。
【図３】広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器から携帯電話機への広告情報登録処理フロー図である。
【符号の説明】
１１電源部
１２電源ケーブル
１３記憶部
１４コネクタ部

Claims

携帯電話機の充電時に、あらかじめ登録された広告情報を接続された携帯電話のメールアドレス宛に配信、または携帯電話機の電話帳へ名称・電話番号・メールアドレス等の情報を登録、または携帯電話機のインターネット接続機能により、インターネット上の広告サイトを表示することを特徴とする広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器。
前記広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器は、前記広告情報または名称・電話番号・メールアドレス・ホームページアドレス等の情報を記憶する記憶部と、前記接続された携帯電話機へ広告メール発信または情報登録または広告サイト表示のマクロコマンドを処理する処理部と、前記充電を行う電源部を備えることを特徴とする請求項１に記載の広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器。
前記広告情報または名称・電話番号・メールアドレス・ホームページアドレス等の情報を記憶する記憶部への情報の登録は、コンピュータよりシリアルケーブルまたはユニバーサル・シリアル・バスケーブル（ＵＳＢケーブル）で接続され、専用のソフトで情報の登録を行うことを特徴とする請求項２に記載の広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器。
前記広告情報または名称・電話番号・メールアドレス・ホームページアドレス等の情報を記憶する記憶部は、パスワードで保護され、コンピュータからの情報の書き替えの操作を制限できることを特徴とする請求項２ないし請求項３のいずれかに記載の広告配信・登録・表示機能付き携帯電話機用充電器。