JP2004201233A - 記録装置 - Google Patents

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JP2004201233A JP2002370439A JP2002370439A JP2004201233A JP 2004201233 A JP2004201233 A JP 2004201233A JP 2002370439 A JP2002370439 A JP 2002370439A JP 2002370439 A JP2002370439 A JP 2002370439A JP 2004201233 A JP2004201233 A JP 2004201233A
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Abstract

【課題】本体に記録媒体を装填しなくても、前記記録媒体の状態を確認することができるようにする。
【解決手段】動画像の記録媒体であるフラッシュメモリカード111に無線タグ111aを設けるとともに、無線タグ111aから情報を読み取るタッチエリア203をデジタルビデオカメラの側面領域に設けることにより、フラッシュメモリカード111に関する情報を、タッチエリア203を介してデジタルビデオカメラに読ませるようにして、デジタルビデオカメラの本体にフラッシュメモリカード111を装填しなくても、フラッシュメモリカード111の状態を確認することができるようにする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録装置に関し、特に、脱着可能な記録媒体に情報信号を記録するために用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、テープ媒体に対して動画を記録したり再生したりする機能の他に、脱着可能なフラッシュメモリカード等の記録媒体に対して、静止画を記録したり再生したりする機能を有するデジタルビデオカメラが出てきている。
【0003】
このようなデジタルビデオカメラでは、メモリカード撮影モードなどのモードにて取り込んだ静止画を、JPEG等で圧縮して前記フラッシュメモリカードに記録するようにする。
【0004】
この他、テープ媒体に記録されている動画のうちから1フレームを静止画として取り出し、取り出した静止画をJPEG等で圧縮して前記フラッシュメモリカードに記録することが出来る場合も多い。
【0005】
この様に、デジタルビデオカメラに脱着可能なフラッシュメモリカードに対して、画像データを記録したり再生したりする従来の技術としては、以下の特許文献1に記載されている技術が知られている。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−182957号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記フラッシュメモリカードは、高価なために最終的な保存のための媒体ではなく、画像データの記録、再生、及び消去を繰り返して使われることが多い。そのため、前記フラッシュメモリカードは、空き容量や記録内容が頻繁に変化する。
【0008】
しかしながら、前述した従来の技術では、前記フラッシュメモリカードの空き容量や記録内容を知るには、デジタルビデオカメラの本体に前記フラッシュメモリカードを装着し、再生を実行してみなければならなかった。
【0009】
このため、多数のフラッシュメモリカードの状態を知るのは、非常に手間がかかる。したがって、例えば、急いで録画を行いたい状況で空き容量の多いフラッシュメモリカードを選び出したりする場合に、ユーザに対して不都合を強いることがあった。
【0010】
このように、従来の技術では、記録媒体を本体に装填しなければ、前記記録媒体が使用可能であるか否かを確認することが困難であるという問題点があった。
【0011】
また、従来のデジタルビデオカメラでは、記録媒体が装填されていたり、稼働していたりしていると、他の記録媒体の内容を知ることが困難であった。
【0012】
このため、例えば、複数の記録媒体にわたって映像を記録する場合には、各記録媒体が記録済みの媒体か、それとも未記録の媒体かを判別することが困難であった。特に、各記録媒体における記録内容の前後関係が分からなくなってしまった場合には、ユーザに対して不都合を強いることがあった。
【0013】
また、現在、前記フラッシュメモリカードは、様々なフォーマットのものが乱立しており、各フォーマットに対応したメモリスロットを持つビデオカメラやデジタルスチルカメラが出てきている。
【0014】
しかしながら、これら異なるフォーマットのフラッシュメモリカードは、互換性がないためにユーザに不便を強いる場合があった。
【0015】
これを解決するために、フォーマットの形式が異なる複数種類のフラッシュメモリカードを装填できるように、各フォーマットの形式に対応した複数種類のメモリスロットを持つデジタルビデオカメラも発売されている。
【0016】
しかしながら、このようなデジタルビデオカメラのメモリスロットに、前記フラッシュメモリカードを装填する場合、誤って他のフォーマット用のメモリスロットに前記フラッシュメモリカードを挿填してしまう虞があった。
【0017】
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、本体に記録媒体を装填しなくても、前記記録媒体が使用できるものであるか否かを確認することができるようにすることを第1の目的とする。
【0018】
また、本体に記録媒体が装填されている場合でも、他の記録媒体が使用できるものであるか否かを確認することができるようにすることを第2の目的とする。
【0019】
また、本体に記録媒体が誤装填されることを可及的に防止することを第3の目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明の記録装置は、記録媒体と、前記記録媒体に関する識別情報を保持した保持手段とを一体的に備えた記憶デバイスに対して情報信号を記録する記録装置であって、前記保持手段に保持された前記識別情報を非接触で読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により読み出された識別情報に基づき、前記記録媒体に対して前記情報信号の記録が可能か否かを判別し、この判別結果に応じた情報を表示するように表示手段を制御する制御手段とを備えることを特徴としている。
かかる構成では、記憶デバイスに情報信号を記録することが出来るか否かを、非接触で判別し、その判別結果をユーザが視認できるように表示する。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
次に、本発明の記録装置の第1の実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。なお、本実施の形態では、記録装置としてデジタルビデオカメラを例に挙げて説明する。
【0022】
図1は、本実施の形態のデジタルビデオカメラの構成の一例を示したブロック図である。
同図において、101は被写体像を取り込む撮影レンズである。102は後述の撮像素子に入力される被写体像の光量を制御する絞りである。103は、取り込んだ被写体像を画像信号に変換する撮像素子である。
【0023】
104は前記画像信号をサンプルホールドし、適正な信号レベルにするCDS/AGCである。105は、前記CDS/AGC104からの画像信号をA/D変換し、デジタル信号処理を行うデジタル信号処理回路である。106は、デジタル信号処理回路105からの生データを1フレーム分ずつ蓄積するフレームメモリである。
【0024】
107は、前記フレームメモリ106の画素を後述のDV方式で記録することが出来るように、画素数を調整する画素数調整回路である。なお、本実施の形態では、撮影レンズ101、絞り102、撮像素子103、CDS/AGC104、デジタル信号処理回路105、フレームメモリ106、及び画素数調整回路107をカメラヘッド101aと総称する。
【0025】
108は、カメラヘッド101a、MPEG/JPEGコーデック109、NTSCエンコーダ114、及びメインマイコン119間で画像データが行き来する画像バスである。
【0026】
109は、動画像の画像データをMPEG方式にて圧縮/伸長するとともに、静止画像の画像データをJPEG方式にて圧縮/伸長するMPEG/JPEGコーデックである。
【0027】
110は、前記MPEG/JPEGコーデック109により圧縮されたMPEG圧縮画像データまたはJPEG圧縮画像データを記録するリムーバブルディスクである。111は、前記MPEG/JPEGコーデック109により圧縮されたMPEG圧縮画像データまたはJPEG圧縮画像データを記録する無線タグ付きフラッシュメモリカードである。
【0028】
112は、再生モード時には、MPEG/JPEGコーデック109から画像バス108を通じて入力された再生画像データに基づく画像を表示するとともに、撮影時には、カメラヘッド101aから画像バス108を通じて入力されたスルー画を表示する液晶ディスプレイである。
【0029】
113は、前記液晶ディスプレイ112を駆動する液晶ドライバである。114は、液晶ディスプレイ112に表示されている画像と同一の画像をアナログ化し、ビデオ出力端子115に出力するNTSCエンコーダである。
【0030】
116は、フラッシュメモリカード111に内蔵されている無線タグのID情報を読み取る無線タグ読み取り装置である。117は、無線タグ読み取り装置116で読み取られた無線タグのID情報を記録するタグデータメモリである。
【0031】
119は無線タグ読み取り装置116で読み取られた無線タグのID情報を解析したり、モードダイヤル120の状態を読んで機器全体のモードを制御したりするメインマイコン119である。また、このメインマイコン119は、前記無線タグのID情報の解析結果をインジケータ121に表示したり、操作キー118の状態を読んで各種機能の実行を制御したりする。
【0032】
図2は、本実施の形態のデジタルビデオカメラの概要の一例を示す外観図である。
同図において、無線タグ付きディスク(リムーバルディスク110)が差し込まれるディスクスロット201の周りと、無線タグ付きメモリカード(無線タグ付きフラッシュメモリカード111)が差し込まれるカードスロット202の周りには、LEDにより構成される前記インジケータ121a、121bが配設されている。
【0033】
また、デジタルビデオカメラの側面の所定領域には、タッチエリア203が設けられている。無線タグ付きメモリカード(無線タグ付きフラッシュメモリカード111)が、このタッチエリア203に軽く触れたり、ごく近傍に近づいたりすると、無線タグ読み取り装置116により、無線タグ付きメモリカード(無線タグ付きフラッシュメモリカード111)のID情報が読み取られるように構成されている。
【0034】
次に、図3のフローチャートを参照しながら、上記のような構成を有する本実施の形態のデジタルビデオカメラの撮影(CAMERA)モードにおける記録時の動作を説明する。
【0035】
まず、ステップS300において、図1に示したモードダイヤル120が「CAMERA」にセットされると、撮影を行うモードであるカメラモードで電源が投入される。
【0036】
次に、ステップS301pにおいて、所定の操作が行われると前記MPEG/JPEGコーデック109は、メインマイコン119による制御に従って、フラッシュメモリカード111への動画像の記録動作を開始する。
【0037】
次に、ステップS302pにおいて、所定の終了動作が行われると、MPEG/JPEGコーデック109は、メインマイコン119による制御に従って、前記動画像の記録動作を終了する。
【0038】
その後、ステップS303pにおいて、メインマイコン119は、前記動画像の記録を行ったフラッシュメモリカード111の残り容量を測定する。
次に、ステップS304pにおいて、前記フラッシュメモリカード111にユニークに付けられたID情報と、ステップS303pで測定されたフラッシュメモリカード111の残り容量とを関連付けて、前記タグデータメモリ117に記録する。
【0039】
このようなステップS300pからステップS304pまでの処理により、本実施の形態のデジタルビデオカメラを用いて画像を記録したことのあるフラッシュメモリカード111に関する情報がタグデータメモリ117に記録される。
【0040】
具体的には、フラッシュメモリカード111に固有のID情報と、フラッシュメモリカード111の残り容量と、フラッシュメモリカード111に記録したファイルの種類(JPEG/MPEG等)とが、タグデータメモリ117内のデータベースに記録される。
【0041】
また、ユーザは、操作キー118を操作することで、撮影した各ファイルや、リムーバブルディスク110や、フラッシュメモリカード111に対して、再生プロテクト処理を施すことが可能である。そして、この再生プロテクトの有無を示すデータもタグデータメモリ117に記録されるようにする。
【0042】
次に、図4のフローチャートを参照しながら、本実施の形態のデジタルビデオカメラにおける特徴的な動作である無線タグを用いた動作を説明する。
【0043】
まず、ステップS300において、図1に示したモードダイヤル120が「CAMERA」にセットされると、撮影を行うモードであるカメラモードで電源が投入される。
【0044】
次に、ステップS301において、図1に示した無線タグ読み取り装置116により、無線タグ111aが近傍に接近しているか否かの検出を開始する。
【0045】
次に、ステップS302において、ユーザがフラッシュメモリカード111を図2に示したタッチエリア203に軽く触れさせるかまたはごく近傍に近づけると、無線タグ読み取り装置116は、フラッシュメモリカード111に付いている無線タグ111aの存在を検出する。
このステップS301とステップS302の動作は、無線タグ111aの存在が検出されるまで継続的に行われる。
【0046】
次に、ステップS303において、無線タグ読み取り装置116は、非接触のままフラッシュメモリカード111固有のID情報を読み取る。そして、メインマイコン119は、無線タグ読み取り装置116で読み取られたID情報と、前記タグデータメモリ117内のデータベースに記録されたID情報とを比較する。
【0047】
そして、ステップS304において、メインマイコン119は、ステップS303における比較結果に基づいて、無線タグ読み取り装置116で読み取られたフラッシュメモリカード111が、タグデータメモリ117に登録されているか否かを確認する。すなわち、このステップS304では、無線タグ読み取り装置116で読み取られたID情報と同じID情報が、前記タグデータメモリ117内のデータベースに記録されているか否かを確認する。
【0048】
この確認の結果、無線タグ読み取り装置116で読み取られたフラッシュメモリカード111が、タグデータメモリ117に登録されている場合には、ステップS305に進み、メインマイコン119は、前記確認したID情報と対応付けられてタグデータメモリ117内のデータベースに記録されているフラッシュメモリカード111の残り容量に関するデータから、フラッシュメモリカード111の残量データを検出する。
【0049】
そして、ステップS306、S308において、メインマイコン119は、フラッシュメモリカード111の残量を評価する。すなわち、ステップS306、S308では、フラッシュメモリカード111の残量が、それぞれ第1の所定値及び第2の所定値以上であるか否かを判定して、フラッシュメモリカード111の残量を評価する。
なお、本実施の形態では、動画像をMPEG4にて圧縮しているが、画質の設定に応じて、高画質モードは128kbps、低画質モードは96kbpsで記録を行っている。
【0050】
また、上記ステップS306、S308における評価で用いる第1の所定値と、第2の所定値は、それぞれ10分の動画像を記録できる残量に対応する値と、3分の動画像を記録できる残量に対応する値である。
【0051】
具体的に説明すると、本実施の形態の高画質モードにおける第1の所定値は、10(分)×60(秒)×128/8(キロバイト/秒)=9800(キロバイト)=約9.8(メガバイト)である。また、第2の所定値は、3(分)×60(秒)×128/8(キロバイト/秒)=2880(キロバイト)=約2.9(メガバイト)である。
【0052】
一方、低画質モードでの第1の所定値は、10(分)×60(秒)×96/8(キロバイト/秒)=7200(キロバイト)=約7.2(メガバイト)である。また、第2の所定値は、3(分)×60(秒)×96/8(キロバイト/秒)=2160(キロバイト)=約2.16(メガバイト)である。
【0053】
以上の所定値を用いてステップS306、S308にてフラッシュメモリカード111の残量を評価し、残量が第1の所定値以上あれば(ステップS306のYES)、ステップS307に進み、メインマイコン119は、カードスロット202の周りに設けたインジケータ121bを緑色に点灯させる。
【0054】
これにより、ユーザは、タッチエリア203に近づけられたフラッシュメモリカード111が、使用可能であることを確認することができるとともに、前記フラッシュメモリカード111をカードスロット202に装填すればよいということを確認することができる。
【0055】
残量が第2の所定値以上で第1の所定値未満であれば(ステップS308のYES)、ステップS309に進み、メインマイコン119は、インジケータ121bを橙色に点灯させる。
【0056】
これにより、ユーザは、タッチエリア203に近づけたフラッシュメモリカード111が、十分な容量を有してはいないけれども、一応使用可能であることを確認することができるとともに、前記フラッシュメモリカード111をカードスロット202に装填すればよいということを確認することができる。
【0057】
残量が第2の所定値より少ない場合には(ステップS308のNO)、ステップS310に進み、メインマイコン119は、インジケータ121bを赤色に点灯させる。
【0058】
これにより、ユーザは、タッチエリア203に近づけたフラッシュメモリカード111が、記録に必要な容量を有しておらず、使用不可であることを確認することができるとともに、前記フラッシュメモリカード111は、カードスロット202に装填するものであるということを確認することができる。
【0059】
また、前記ステップS303、S304において、図2に示したタッチエリア203に軽く触れさせるか、またはごく近傍に近づけられた前記フラッシュメモリカード111が、前記タグデータメモリ117に登録されていないと判断された場合には、ステップS311に進み、メインマイコン119は、インジケータ121を赤色に点滅させる。
【0060】
これにより、ユーザは、タッチエリア203に近づけたフラッシュメモリカード111が、デジタルビデオカメラで記録したことのないものであるということを確認することができる。
【0061】
次に、図5のフローチャートを参照しながら、本実施の形態のデジタルビデオカメラの再生(PLAY)モードにおける動作を説明する。
【0062】
まず、ステップS400において、前記図1に示したモードダイヤル120が「PLAY」にセットされると、前記フラッシュメモリカード111に記録されたデータの再生を行うモードである再生モードで電源が投入される。
【0063】
次に、ステップS401において、図1に示した無線タグ読み取り装置116により、タッチエリア203の近傍に無線タグ111aが接近しているか否かの検出を開始する。
【0064】
次に、ステップS402において、ユーザが、フラッシュメモリカード111を図2に示したタッチエリア203に軽く触れさせるかまたはごく近傍に近づけると、無線タグ読み取り装置116は、フラッシュメモリカード111に付いている無線タグの存在を検出する。
このステップS401とステップS402の動作は、無線タグ111aの存在が検出されるまで継続的に行われる。
【0065】
次に、ステップS403において、無線タグ読み取り装置116は、非接触のままフラッシュメモリカード111に固有のID情報を読み取る。そして、メインマイコン119は、無線タグ読取装置116で読み取られたID情報と、前記タグデータメモリ117内のデータベースに記録されたID情報とを比較する。
【0066】
そして、ステップS404において、メインマイコン119は、ステップS403における比較結果に基づいて、無線タグ読み取り装置116で読み取られたフラッシュメモリカード111が、タグデータメモリ117に登録されているか否かを確認する。すなわち、このステップS404では、無線タグ読み取り装置116で読み取られたID情報と同じID情報が、前記タグデータメモリ117内のデータベースに記録されているか否かを確認する。
【0067】
この確認の結果、無線タグ読み取り装置116で読み取られたフラッシュメモリカード111が、タグデータメモリ117に登録されている場合には、ステップS405に進み、メインマイコン119は、前記確認したID情報と対応付けられてタグデータメモリ117内のデータベースに記録されているデータの中から、コンテンツのインデックスデータを検出する。
【0068】
そして、ステップS406において、メインマイコン119は、ステップS405で検出したコンテンツのインデックスデータを読み取り、再生可能なコンテンツがあるか否かを検証する。
【0069】
ここで、コンテンツが再生可能であるか否かは、タグデータメモリ117に記憶されているファイルの種類が、本実施の形態のデジタルビデオカメラにて再生可能なファイルの種類であるか否かを検出することで判別する。
また、タグデータメモリ117にプロテクトデータが記憶されていた場合には、再生可能なファイルの種類であっても再生不能であると判別する。
【0070】
前記ステップS406における判定の結果、再生可能なコンテンツがあれば、ステップS407に進み、メインマイコン119は、インジケータ121bを緑色に点灯させる。
【0071】
これにより、ユーザは、タッチエリア203に近づけたフラッシュメモリカード111には、デジタルビデオカメラで再生可能なコンテンツが記録されていることを確認することができるとともに、前記フラッシュメモリカード111をカードスロット202に装填して前記コンテンツを再生すればよいということを確認することができる。
【0072】
一方、再生可能なコンテンツがない場合には、ステップS408に進み、インジケータ121bを赤色に点灯させる。
【0073】
これにより、ユーザは、タッチエリア203に近づけたフラッシュメモリカード111には、デジタルビデオカメラで再生可能なコンテンツが記録されていないということを確認することができる。
【0074】
また、前記ステップS403、S404において、図2に示したタッチエリア203に軽く触れさせるか、またはごく近傍に近づけた前記フラッシュメモリカード111が、前記タグデータメモリ117に登録されていないと判断された場合は、ステップS409において、メインマイコン119は、インジケータ121を赤色に点滅させる。
【0075】
このように、本実施の形態では、動画像の記録媒体であるフラッシュメモリカード111に無線タグ111aを設けるとともに、上記無線タグから情報を読み取るタッチエリア203をデジタルビデオカメラの側面領域に設けるようにしたので、フラッシュメモリカード111の情報を、タッチエリア203を介してデジタルビデオカメラに読ませることができる。
【0076】
したがって、本実施の形態のように、動画像の記録終了時に、上記無線タグのID情報と、フラッシュメモリカード111の残り容量に関する情報と、フラッシュメモリカード111に記録したファイルの種類とを読み取ってこれらを関連付けてデジタルビデオカメラ内のデータベースに記録しておくようにすれば、フラッシュメモリカード111をカードスロット202から取り外した後であっても、フラッシュメモリカード111をタッチエリア203に近づけるだけで、フラッシュメモリカード111の記録内容や状態(残り容量)を判断することができるようになる。
【0077】
さらに、本実施の形態のように、フラッシュメモリカード111の残り容量や、フラッシュメモリカード111に記録されているファイルの種類に応じてインジケータ121の表示方法を異ならせるようにすれば、ユーザは、従来のように、フラッシュメモリカード111をデジタルビデオカメラに装着しなくてもフラッシュメモリカード111の記録内容や状態(残り容量)を知ることができる。これにより、ユーザは、急いで録画を行いたい状況下であっても、空き容量の多いフラッシュメモリカード111を容易且つ迅速に選び出すことができる。
【0078】
言い換えると、本実施の形態では、記録メディア(リムーバルディスク110、フラッシュメモリカード111)をデジタルビデオカメラ本体に装填することなく、記録メディアの使用の可否が分かるので、記録メディアを緊急に使用したいというユーザの要求や、多数の記録メディアの中から空き容量のあるメディアだけを迅速に分類したいというユーザの要求に応えることができる。
【0079】
なお、本実施の形態では、無線タグ付きフラッシュメモリカード111について説明を行ったが、図2に示した無線タグ付きディスク(無線タグ110aを備えたリムーバルディスク110)についても、上述した図3〜図5の操作及び動作を行うことで、記録内容や状態を知ることができる。
【0080】
ただし、無線タグ付きフラッシュメモリカード111を用いた際はカードスロット202側のインジケータ121bを発光させるようにするが、無線タグ付きディスク(リムーバルディスク110)を用いた場合には、ディスクスロット201側のインジケータ121aを発光させて、それぞれのメディアに関係するスロット201、202が光るようにし、ユーザに該当するスロット201、202の場所を知らせることができるようにする。
【0081】
このように、本実施の形態では、記録メディア(リムーバルディスク110、フラッシュメモリカード111)をタッチエリア203に近づけると、その記録メディアに適した挿入口をインジケータ121a、121bによって明示するようにしているので、記録メディアが誤装填されてしまうことを可及的に防止することができる。
【0082】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を図面を用いて説明する。なお、本実施の形態においても、記録装置としてデジタルビデオカメラを例に挙げて説明する。
【0083】
本実施形態のデジタルビデオカメラの構成を示すブロック図は、図1に示した第1の実施の形態のデジタルビデオカメラのブロック図と同様であるので、同一の部分については図1で付した符号と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0084】
図6は、本実施の形態のデジタルビデオカメラの概要の一例を示す外観図である。なお、図6において、図2に示した第1の実施の形態のデジタルビデオカメラと同一の部分については図2で付した符号と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0085】
同図において、本実施の形態のデジタルビデオカメラは、カードスロット202の周りに装着されたインジケータ121bと、デジタルビデオカメラ本体の側面の所定領域に装着されたインジケータ121cとを有している。このインジケータ121cも、インジケータ121bと同様にLEDにより構成される。
【0086】
次に、図7のフローチャートを参照しながら上記のような構成を有する本実施の形態のデジタルビデオカメラの撮影(CAMERA)モードにおける記録時の動作を説明する。なお、図7では、複数の記録メディアにわたる記録を行う場合の動作について説明する。
【0087】
まず、ステップS600pにおいて、図1に示したモードダイヤル120が「CAMERA」にセットされると、撮影を行うモードであるカメラモードで電源が投入される。
【0088】
次に、ステップS601pにおいて、メインマイコン119は、複数の記録メディアの番号(以下、メディア番号と称する)を示すメディア番号カウンタをクリアして0にする。
【0089】
次に、ステップS602pは、メインマイコン119は、記録メディア(フラッシュメモリカード111)がカードスロット202に挿入されたことをMPEG/JPEGコーデック109からの信号に基づいて検出する。
【0090】
その後、所定の操作が行われると、ステップS603pに進み、MPEG/JPEGコーデック109は、メインマイコン119による制御に従って、フラッシュメモリカード111への動画像の記録動作を開始する。
【0091】
次に、ステップS604pにおいて、所定の終了動作が行われると、MPEG/JPEGコーデック109は、メインマイコン119による制御に従って、前記動画像の記録動作を終了する。
【0092】
その後、動画像の記録の開始や終了を何回か行ってフラッシュメモリカード111を利用した後、ステップS605pに進み、メインマイコン119は、操作キー118の操作内容に従ってフラッシュメモリカード111の取り出し操作が行われたことを検出する。
【0093】
次に、ステップS606pにおいて、メインマイコン119は、上記メディア番号カウンタをカウントする。これにより、上記メディア番号が1つ足される(カウント値を1つ上げる)。
【0094】
次に、ステップS607pにおいて、メインマイコン119は、ステップS606pでカウントされたメディア番号を、記録を行っていたフラッシュメモリカード111のID情報と関連付けてタグデータメモリ117内のデータベースに記録する。
【0095】
次に、ステップS608pにおいて、メインマイコン119は、フラッシュメモリカード111をカードスロット202から排出する。そして、電源がOFFされていなければ、ステップS602pに戻り、電源がOFFされるまで、ステップS602pからS608pまでの処理を繰り返す。
【0096】
そして、電源がOFFされると、ステップS609pにおいて、処理を終了する。
【0097】
このようなステップS600pからステップS609pまでの処理により、本実施の形態のデジタルビデオカメラを用いて画像を記録したことのあるフラッシュメモリカード111に関する情報がタグデータメモリ117に記録される。
【0098】
具体的には、フラッシュメモリカード111に固有のID情報と、上記メディア番号とが、タグデータメモリ117内データベースに記録される。
【0099】
なお、本実施形態では、電源が投入されたときに前記メディア番号がクリアされ、電源がON/OFFされるごとに別グループの記録メディアとして扱うようにする。
【0100】
次に、図8のフローチャートを参照しながら、本実施の形態のデジタルビデオカメラにおける特徴的な動作である無線タグを用いた動作を説明する。この図8のフローチャートにおいては、フラッシュメモリカードが映像記録中の状態であっても、別のフラッシュメモリカード111の状態が分かるようにする点に特徴がある。
【0101】
まず、ステップS600において、図1に示したモードダイヤル120が「CAMERA」にセットされると、撮影を行うモードであるカメラモードで電源が投入される。
【0102】
次に、ステップS601において、メインマイコン119は、上述した図7のステップS602pと同様にして、フラッシュメモリカード111がカードスロット202に挿入されたことを検出すると、ステップS602において、上述した図7のステップS603pと同様にして、動画像の記録動作を開始する。
【0103】
そして、本実施の形態のデジタルビデオカメラでは、この動画像の記録動作と同時に、無線タグ111aの検出を行う。具体的に説明すると、ステップS603において、無線タグ読み取り装置により、タッチエリア203の近傍に無線タグ111aが接近しているか否かの検出を開始する。
【0104】
次に、ステップS604において、ユーザがフラッシュメモリカード111を図2に示したタッチエリア203に軽く触れさせるかまたはごく近傍に近づけると、無線タグ読み取り装置116は、フラッシュメモリカード111に付いている無線タグ111aの存在を検出する。
このステップS603とステップS604の動作は、無線タグ111aの存在が検出されるまで継続的に行われる。
【0105】
次に、ステップS605において、無線タグ読み取り装置116は、フラッシュメモリカード111に固有のID情報を非接触で読み取る。そして、メインマイコン119は、無線タグ読取装置116で読み取られたID情報と、前記タグデータメモリ117内のデータベースに記録されたID情報とを比較する。
【0106】
そして、ステップS606において、メインマイコン119は、ステップS605における比較結果に基づいて、無線タグ読み取り装置116で読み取られたフラッシュメモリカード111が、タグデータメモリ117に登録されているか否かを確認する。すなわち、このステップS606では、無線タグ読み取り装置116で読み取られたID情報と同じID情報が、前記タグデータメモリ117内のデータベースに記録されているか否かを確認する。
【0107】
この確認の結果、無線タグ読み取り装置116で読み取られたフラッシュメモリカード111が、タグデータメモリ117に登録が確認されている場合には、ステップS607に進み、メインマイコン119は、前記確認したID情報と対応付けられてタグデータメモリ117内のデータベースに記録されているデータの中から、メディア番号を検出する。
【0108】
次に、ステップS608に進み、メインマイコン119は、ステップS607で検出されたメディア番号が、前記映像記録中のフラッシュメモリ111に対するメディア番号より前の番号であるか否かを判定する。
【0109】
この判定の結果、ステップS607で検出されたメディア番号が、前記映像記録中のフラッシュメモリ111に対するメディア番号より前の番号である場合には、ステップS609に進み、メインマイコン119は、前記デジタルビデオカメラの側面に設けられたインジケータ121cを点灯させ、タッチエリア203に近づけられたフラッシュメモリ111が、前記映像記録中のフラッシュメモリカードよりも前に記録されたものであることを示す。
【0110】
一方、ステップS607で検出されたメディア番号が、前記映像記録中のフラッシュメモリ111に対するメディア番号より前の番号でない場合には、タッチエリア203に近づけられたフラッシュメモリカード111は、前回に連続記録されていた媒体である可能性がある。したがって、ステップS610において、メインマイコン119は、カードスロット202の周りに設けられたインジケータ121を赤色に点滅させ、タッチエリア203に近づけたフラッシュメモリ111が記録不可なものであることを示す。
【0111】
また、前記ステップS606において、タッチエリア203に近づけられたフラッシュメモリカード111が、前記タグデータメモリ117に登録されていないと判断された場合には、ステップS611に進み、メインマイコン119は、カードスロット202の周りに設けられたインジケータ121を緑色に点滅させ、タッチエリア203に近づけられたフラッシュメモリ111が新品であることを示す。
【0112】
以上のように、本実施の形態では、タッチエリア203に近づけられたフラッシュメモリカード111のメディア番号をタッチエリア203から読み取り、映像を記録している最中のフラッシュメモリカードのメディア番号と比較し、その比較結果に応じた表示を行うようにしたので、タッチエリア203に近づけられたフラッシュメモリカード111に記録されている映像と、デジタルビデオカメラに装填されているフラッシュメモリカードに記録している映像とに関連があるか否かをユーザに分からせるようにするとともに、関連がある場合には、その前後関係についてもユーザに分からせるようにすることができる。
【0113】
したがって、複数のフラッシュメモリカードで映像を記録するような場合に、映像を記録したばかりのフラッシュメモリカードに誤って映像を上書きしてしまうなどのミスを可及的に防止することができる。
【0114】
なお、本実施の形態では、記録メディア(フラッシュメモリカード111)の記録の履歴をメディア番号で管理するようにしたが、メディアIDごとのタイムスタンプのデータベースを前記タグデータメモリ117に作成し、記録メディアの記録の履歴を記録時刻によって管理する方式としても良い。
【0115】
また、本実施の形態では、フラッシュメモリカード111が記録媒体であるが、上述した第1の実施の形態のごとく、ディスクメディアに無線タグ110aを装着したもの(リムーバルディスク110)でシステムを組むことも可能である。
【0116】
さらに、本実施の形態では、ある記録メディアに映像を記録している最中に、別の記録メディアの状態や、記録中の記録メディアと別の記録メディアとの関連が容易且つ確実に分かるようにする構成としたが、ある記録メディアに記録されている映像を再生している最中に、別の記録メディアの状態や、再生中の記録メディアと別の記録メディアとの関連が分かるようにする構成を加えるようにしてもよい。
【0117】
(本発明の他の実施形態)
上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0118】
また、この場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば、かかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0119】
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0120】
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
【0121】
本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
(実施態様1) 記録媒体と、前記記録媒体に関する識別情報を保持した保持手段とを一体的に備えた記憶デバイスに対して情報信号を記録する記録装置であって、前記保持手段に保持された前記識別情報を非接触で読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により読み出された識別情報に基づき、前記記録媒体に対して前記情報信号の記録が可能か否かを判別し、この判別結果に応じた情報を表示するように表示手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする記録装置。
【0122】
(実施態様2) 前記記録媒体に関する識別情報と、前記記録媒体の記録残量情報とを、前記記憶デバイスごとに対応付けて記憶するメモリを備え、前記制御手段は、前記読み出し手段により読み出された識別情報に対応して前記メモリに記憶されている記録残量情報を、前記メモリより読み出し、読み出した記録残量情報に基づいて、前記情報信号の記録が可能か否かを判別することを特徴とする実施態様1に記載の記録装置。
【0123】
(実施態様3) 前記制御手段は、前記記録媒体の記録残量に対応した所定の情報を表示するように前記表示手段を制御することを特徴とする実施態様2に記載の記録装置。
【0124】
(実施態様4) 前記制御手段は、前記記録媒体の記録残量に応じて異なる色の情報を表示するように前記表示手段を制御することを特徴とする実施態様3に記載の記録装置。
【0125】
(実施態様5) 単位時間あたりに記録する前記情報信号の情報量が異なる複数の記録モードを有し、前記制御手段は、前記記録モードと前記記録媒体の記録残量とに応じて、前記情報信号の記録が可能か否かを判別することを特徴とする実施態様2〜4の何れか1態様に記載の記録装置。
【0126】
(実施態様6) 前記制御手段は、前記読み出し手段により読み出された識別情報が、前記メモリに記憶されていない場合に、その旨を示す情報を表示するように前記表示手段を制御することを特徴とする実施態様2〜5の何れか1態様に記載の記録装置。
【0127】
(実施態様7) 前記記憶デバイスの挿入口の近傍に前記表示手段を設けたことを特徴とする実施態様1〜6の何れか1態様に記載の記録装置。
【0128】
(実施態様8) 前記制御手段は、前記記録媒体に対する前記情報信号の記録動作に伴い、前記記録媒体に関する識別情報と、前記記録媒体の記録残量情報とを対応付けて前記メモリに書き込むことを特徴とする実施態様2〜7の何れか1態様に記載の記録装置。
【0129】
(実施態様9) 前記記録媒体に関する識別情報と、前記記録媒体に記録された情報信号の属性に関する情報とを、前記記憶デバイスごとに対応付けて記憶するメモリを備え、前記制御手段は、前記読み出し手段により読み出された識別情報に対応して前記メモリに記憶されている前記情報信号の属性に関する情報を、前記メモリより読み出し、読み出した情報信号の属性に関する情報に基づいて、前記情報信号の記録が可能か否かを判別することを特徴とする実施態様1に記載の記録装置。
【0130】
(実施態様10) 前記情報信号の属性に関する情報は、前記情報信号を記録した時間に関連する情報であることを特徴とする実施態様9に記載の記録装置。
【0131】
(実施態様11) 前記情報信号は、映像信号であることを特徴とする実施態様1〜10の何れか1態様に記載の記録装置。
【0132】
(実施態様12) 前記記憶デバイスが装填される装填部を複数設けるとともに、前記複数の装填部に対応させて前記表示手段を複数設け、前記制御手段は、前記読み出し手段により読み出された識別情報に基づき、記憶デバイスを識別し、識別した記憶デバイスが装填される装填部に対応した表示手段に、前記判別結果に応じた情報を表示することを特徴とする実施態様1〜11の何れか1態様に記載の記録装置。
【0133】
(実施態様13) 記録媒体と、前記記録媒体に関する識別情報を保持した保持手段とを一体的に備えた記憶デバイスから情報信号を再生する再生装置であって、前記保持手段に保持された前記識別情報を非接触で読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により読み出された識別情報に基づき、前記記録媒体からの前記情報信号を再生することが可能か否かを判別し、この判別結果に応じた情報を表示するように表示手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする再生装置。
【0134】
(実施態様14) 前記記録媒体に関する識別情報と、前記記録媒体に記録された情報信号に関する付加情報とを、前記記憶デバイスごとに対応付けて記憶するメモリを備え、前記制御手段は、前記読み出し手段により読み出された識別情報に対応して前記メモリに記憶されている付加情報を、前記メモリより読み出し、読み出した付加情報に基づいて、前記情報信号の再生が可能か否かを判別することを特徴とする実施態様13に記載の再生装置。
【0135】
(実施態様15) 前記付加情報は、前記情報信号の種類を示す情報を含み、前記制御手段は、前記識別情報に対応して前記メモリに記憶されている前記情報信号の種類を示す情報に基づいて、前記情報信号の種類が、再生可能な種類であるか否かを判別することを特徴とする実施態様14に記載の再生装置。
【0136】
(実施態様16) 前記付加情報は、前記情報信号が再生プロテクト処理されているか否かを示す情報を含み、前記制御手段は、前記識別情報に対応して前記メモリに記憶されている前記再生プロテクト処理されているか否かを示す情報に基づいて、前記情報信号が再生プロテクト処理されているか否かを判別することを特徴とする14または15に記載の再生装置。
【0137】
(実施態様17) 前記制御手段は、前記情報信号が再生可能か否かに応じて異なる色の情報を表示するように前記表示手段を制御することを特徴とする14〜16の何れか1態様に記載の再生装置。
【0138】
(実施態様18) 前記制御手段は、前記読み出し手段により読み出された識別情報が、前記メモリに記憶されていない場合に、その旨を示す情報を表示するように前記表示手段を制御することを特徴とする実施態様14〜17の何れか1態様に記載の再生装置。
【0139】
(実施態様19) 前記記憶デバイスの挿入口の近傍に前記表示手段を設けたことを特徴とする13〜18の何れか1態様に記載の再生装置。
【0140】
(実施態様20) 前記記録媒体に関する識別情報と、前記記録媒体に記録された情報信号の属性に関する情報とを、前記記憶デバイスごとに対応付けて記憶するメモリを備え、前記制御手段は、前記読み出し手段により読み出された識別情報に対応して前記メモリに記憶されている前記情報信号の属性に関する情報を、前記メモリより読み出し、読み出した情報信号の属性に関する情報に基づいて、前記情報信号の再生が可能か否かを判別することを特徴とする実施態様13に記載の再生装置。
【0141】
(実施態様21) 前記情報信号の属性に関する情報は、前記情報信号を記録した時間に関連する情報であることを特徴とする実施態様20に記載の再生装置。
【0142】
(実施態様22) 前記情報信号は、映像信号であることを特徴とする実施態様13〜21の何れか1態様に記載の再生装置。
【0143】
(実施態様23) 前記記憶デバイスが装填される装填部を複数設けるとともに、前記複数の装填部に対応させて前記表示手段を複数設け、前記制御手段は、前記読み出し手段により読み出された識別情報に基づき、記憶デバイスを識別し、識別した記憶デバイスが装填される装填部に対応した表示手段に、前記判別結果に応じた情報を表示することを特徴とする実施態様13〜22の何れか1態様に記載の再生装置。
【0144】
(実施態様24) 記録媒体と、前記記録媒体に関する識別情報を保持した保持手段とを一体的に備えた記憶デバイスに対して情報信号を記録し、前記記録した情報信号を再生する記録再生装置であって、前記保持手段に保持された前記識別情報を非接触で読み出す読み出し手段と、前記情報信号を記録する記録モードと、前記記録した情報信号を再生する再生モードとの間で、モードを設定するモード設定手段と、前記読み出し手段により読み出された識別情報と、前記モード設定手段により設定されたモードとに基づき、前記記録媒体に対する前記情報信号の記録、あるいは再生が可能か否かを判別し、この判別結果に応じた情報を表示するよう表示手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする記録再生装置。
【0145】
(実施態様25) 映像情報を記録する記録手段と、記録媒体識別情報を保持する識別情報保持手段とを有する映像記録媒体から、前記記録媒体識別情報を非接触にて読み取る識別情報読み取り手段と、前記映像記録媒体に映像を記録する映像記録モードと、前記映像記録媒体に記録された映像を再生する映像再生モードとの少なくとも2つのモードで動作制御を行う制御手段とを有する映像記録再生装置であって、前記識別情報読み取り手段は、前記映像記録媒体が所定の部位に接近された場合に、前記記録媒体識別情報を読み取り、前記制御手段は、前記識別情報読み取り手段により読み取られた記録媒体識別情報に基づいて、前記所定の部位に接近された映像記録媒体の使用の可否を判断し、その判断結果に応じた情報を表示手段に表示することを特徴とする映像記録再生装置。
【0146】
(実施態様26) 前記記録媒体識別情報は、前記記録媒体の空き容量に関する空き容量情報を含み、前記制御手段は、前記映像記録モードで稼働しているときに、前記識別情報読み取り手段により前記記録媒体識別情報が読み取られた場合には、前記記録媒体識別情報に含まれている前記空き容量情報に基づいて、前記所定の部位に接近された映像記録媒体の空き容量が所定値以上であるか否かを判断し、前記空き容量が所定値以上であった場合に、前記映像記録媒体が使用可であることを示す情報を前記表示手段に表示することを特徴とする実施態様25に記載の映像記録再生装置。
【0147】
(実施態様27) 前記映像情報を前記映像記録媒体に記録する際の画質を段階的に設定する画質設定手段を有し、前記空き容量の所定値を、前記画質設定手段による設定内容に応じて異ならせるようにしたことを特徴とする実施態様26に記載の映像記録再生装置。
【0148】
(実施態様28) 前記記録媒体識別情報は、前記映像情報の再生に関する再生情報を含み、前記制御手段は、前記映像再生モードで稼働しているときに、前記識別情報読み取り手段により前記記録媒体識別情報が読み取られた場合には、前記記録媒体識別情報に含まれている前記再生情報に基づいて、前記所定の部位に接近された映像記録媒体が再生可能であるか否かを判断し、再生可能である場合に、前記映像記録媒体が使用可であることを示す情報を前記表示手段に表示することを特徴とする実施態様26または27に記載の映像記録再生装置。
【0149】
(実施態様29) 映像情報を記録する記録手段と、記録媒体識別情報を保持する識別情報保持手段とを有する映像記録媒体から、前記記録媒体識別情報を非接触にて読み取る識別情報読み取り手段と、前記映像記録媒体に映像を記録する映像記録モードと、前記映像記録媒体に記録された映像を再生する映像再生モードとの少なくとも2つのモードで動作制御を行う制御手段とを有する映像記録再生装置であって、前記識別情報読み取り手段は、前記映像記録媒体が所定の部位に接近された場合に、前記記録媒体識別情報を読み取り、前記制御手段は、前記映像記録媒体が装填されている状態で、前記識別情報読み取り手段により、別の映像記録媒体に関する記録媒体識別情報が読み取られた場合、読み取られた記録媒体識別情報に基づいて、前記装填されている前記映像記録媒体に対する記録画像または再生画像と共に、前記所定の部位に接近された別の映像記録媒体の内容を示す情報を表示手段に表示することを特徴とする映像記録再生装置。
【0150】
(実施態様30) 映像情報を記録する記録手段と、記録媒体識別情報を保持する識別情報保持手段とを有する映像記録媒体から、前記記録媒体識別情報を非接触にて読み取る識別情報読み取り手段と、前記映像記録媒体に映像を記録する映像記録モードと、前記映像記録媒体に記録された映像を再生する映像再生モードとの少なくとも2つのモードで動作制御を行う制御手段とを有する映像記録再生装置であって、前記識別情報読み取り手段は、前記映像記録媒体が所定の部位に接近された場合に、前記記録媒体識別情報を読み取り、前記制御手段は、前記映像記録媒体が装填されている状態で、前記識別情報読み取り手段により、別の映像記録媒体に関する記録媒体識別情報が読み取られた場合、読み取られた記録媒体識別情報に基づいて、前記装填されている映像記録媒体と、前記所定の部位に接近された別の映像記録媒体との関連を示す関連情報を表示手段に表示することを特徴とする映像記録再生装置。
【0151】
(実施態様31) 前記関連情報は、前記映像情報を記録した時間に関連する情報であることを特徴とする実施態様30に記載の映像記録再生装置。
【0152】
(実施態様32) 前記表示手段は、前記映像記録媒体の挿入口の近傍に設置されていることを特徴とする実施態様25〜31の何れか1態様に記載の映像記録再生装置。
【0153】
(実施態様33) 前記映像記録媒体が装填される装填部を複数設けるとともに、前記複数の装填部に対応させて前記表示手段を複数設け、前記制御手段は、前記識別情報読み取り手段により読み取られた識別情報に基づいて、前記映像記録媒体を識別し、識別した映像記録媒体が装填される装填部に対応した表示手段に、前記判別結果に応じた情報を表示することを特徴とする実施態様25〜32の何れか1態様に記載の映像記録再生装置。
【0154】
(実施態様34) 記録媒体と、前記記録媒体に関する識別情報を保持した保持手段とを一体的に備えた記憶デバイスに対して情報信号を記録する記録方法であって、前記保持手段に保持された前記識別情報を非接触で読み出す読み出し処理と、前記読み出し処理により読み出された識別情報に基づき、前記記録媒体に対して前記情報信号の記録が可能か否かを判別し、この判別結果に応じた情報を表示するように表示手段を制御する制御処理とを行うことを特徴とする記録方法。
【0155】
(実施態様35) 前記制御処理は、前記記録媒体に関する識別情報と、前記記録媒体の記録残量情報とを、前記記憶デバイスごとに対応付けてメモリに書き込み、前記読み出し処理により読み出された識別情報に対応して前記メモリに記憶されている記録残量情報を、前記メモリより読み出し、読み出した記録残量情報に基づいて、前記情報信号の記録が可能か否かを判別することを特徴とする実施態様34に記載の記録方法。
【0156】
(実施態様36) 前記制御処理は、前記記録媒体の記録残量に対応した所定の情報を表示するように前記表示手段を制御することを特徴とする実施態様35に記載の記録方法。
【0157】
(実施態様37) 前記制御処理は、前記記録媒体の記録残量に応じて異なる色の情報を表示するように前記表示手段を制御することを特徴とする実施態様36に記載の記録方法。
【0158】
(実施態様38) 単位時間あたりに記録する前記情報信号の情報量が異なる複数の記録モードを設定する記録モード設定処理を行い、前記制御処理は、前記記録モード設定処理により設定された記録モードと前記記録媒体の記録残量とに応じて、前記情報信号の記録が可能か否かを判別することを特徴とする実施態様35〜37の何れか1態様に記載の記録方法。
【0159】
(実施態様39) 前記制御処理は、前記読み出し処理により読み出された識別情報が、前記メモリに記憶されていない場合に、その旨を示す情報を表示するように前記表示手段を制御することを特徴とする実施態様35〜38の何れか1態様に記載の記録方法。
【0160】
(実施態様40) 前記制御処理は、前記記憶デバイスの挿入口の近傍に設けられた表示手段を制御することを特徴とする実施態様34〜39の何れか1態様に記載の記録方法。
【0161】
(実施態様41) 前記制御処理は、前記記録媒体に対する前記情報信号の記録動作に伴い、前記記録媒体に関する識別情報と、前記記録媒体の記録残量情報とを対応付けて前記メモリに書き込むことを特徴とする実施態様35〜40の何れか1態様に記載の記録方法。
【0162】
(実施態様42) 前記制御処理は、前記記録媒体に関する識別情報と、前記記録媒体に記録された情報信号の属性に関する情報とを、前記記憶デバイスごとに対応付けてメモリに書き込み、前記読み出し処理により読み出された識別情報に対応して前記メモリに記憶されている前記情報信号の属性に関する情報を、前記メモリより読み出し、読み出した情報信号の属性に関する情報に基づいて、前記情報信号の記録が可能か否かを判別することを特徴とする実施態様34に記載の記録方法。
【0163】
(実施態様43) 前記制御処理は、前記読み出し処理により読み出された識別情報に基づき、記憶デバイスを識別し、識別した記憶デバイスに対応する表示手段に、前記判別結果に応じた情報を表示することを特徴とする実施態様34〜42の何れか1態様に記載の記録方法。
【0164】
(実施態様44) 記録媒体と、前記記録媒体に関する識別情報を保持した保持手段とを一体的に備えた記憶デバイスから情報信号を再生する再生方法であって、前記保持手段に保持された前記識別情報を非接触で読み出す読み出し処理と、前記読み出し処理により読み出された識別情報に基づき、前記記録媒体からの前記情報信号を再生することが可能か否かを判別し、この判別結果に応じた情報を表示するように表示手段を制御する制御処理とを行うことを特徴とする再生方法。
【0165】
(実施態様45) 前記制御処理は、前記記録媒体に関する識別情報と、前記記録媒体に記録された情報信号に関する付加情報とを、前記記憶デバイスごとに対応付けてメモリに書き込み、前記読み出し処理により読み出された識別情報に対応して前記メモリに記憶されている付加情報を、前記メモリより読み出し、読み出した付加情報に基づいて、前記情報信号の再生が可能か否かを判別することを特徴とする実施態様44に記載の再生方法。
【0166】
(実施態様46) 前記付加情報は、前記情報信号の種類を示す情報を含み、前記制御処理は、前記識別情報に対応して前記メモリに記憶されている前記情報信号の種類を示す情報に基づいて、前記情報信号の種類が、再生可能な種類であるか否かを判別することを特徴とする実施態様45に記載の再生方法。
【0167】
(実施態様47) 前記付加情報は、前記情報信号が再生プロテクト処理されているか否かを示す情報を含み、前記制御処理は、前記識別情報に対応して前記メモリに記憶されている前記再生プロテクト処理されているか否かを示す情報に基づいて、前記情報信号が再生プロテクト処理されているか否かを判別することを特徴とする実施態様45または46に記載の再生方法。
【0168】
(実施態様48) 前記制御処理は、前記情報信号が再生可能か否かに応じて異なる色の情報を表示するように前記表示手段を制御することを特徴とする45〜47の何れか1態様に記載の再生方法。
【0169】
(実施態様49) 前記制御処理は、前記読み出し処理により読み出された識別情報が、前記メモリに記憶されていない場合に、その旨を示す情報を表示するように前記表示手段を制御することを特徴とする実施態様45〜48の何れか1態様に記載の再生方法。
【0170】
(実施態様50) 前記制御処理は、前記記憶デバイスの挿入口の近傍に設けられた表示手段を制御することを特徴とする実施態様44〜49の何れか1態様に記載の再生方法。
【0171】
(実施態様51) 前記制御処理は、前記記録媒体に関する識別情報と、前記記録媒体に記録された情報信号の属性に関する情報とを、前記記憶デバイスごとに対応付けてメモリに書き込み、前記読み出し処理により読み出された識別情報に対応して前記メモリに記憶されている前記情報信号の属性に関する情報を、前記メモリより読み出し、読み出した情報信号の属性に関する情報に基づいて、前記情報信号の再生が可能か否かを判別することを特徴とする実施態様44に記載の再生方法。
【0172】
(実施態様52) 前記制御処理は、前記読み出し処理により読み出された識別情報に基づき、記憶デバイスを識別し、識別した記憶デバイスに対応する表示手段に、前記判別結果に応じた情報を表示することを特徴とする実施態様44〜51の何れか1態様に記載の再生方法。
【0173】
(実施態様53) 記録媒体と、前記記録媒体に関する識別情報を保持した保持手段とを一体的に備えた記憶デバイスに対して情報信号を記録するに際し、前記保持手段に保持された前記識別情報を非接触で読み出す読み出し処理と、前記読み出し処理により読み出された識別情報に基づき、前記記録媒体に対して前記情報信号の記録が可能か否かを判別し、この判別結果に応じた情報を表示するように表示手段を制御する制御処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
【0174】
(実施態様54) 記録媒体と、前記記録媒体に関する識別情報を保持した保持手段とを一体的に備えた記憶デバイスから情報信号を再生するに際し、前記保持手段に保持された前記識別情報を非接触で読み出す読み出し処理と、前記読み出し処理により読み出された識別情報に基づき、前記記録媒体からの前記情報信号を再生することが可能か否かを判別し、この判別結果に応じた情報を表示するように表示手段を制御する制御処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
【0175】
(実施態様55) 前記実施態様53または54に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0176】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、記録媒体と、前記記録媒体に関する識別情報を保持した保持手段とを一体的に備えた記憶デバイスから、前記識別情報を非接触で読み出し、読み出した識別情報に基づき、前記記録媒体に対して情報信号の記録が可能か否かを判別し、この判別結果に応じた情報を表示手段に表示するようにしたので、記録デバイスを本体に装填することなく、前記記録デバイスが使用できるか否かをユーザに判別させることができる。
【0177】
また、前記記録媒体に対して情報信号を記録することが可能か否かを非接触で判別するようにしたので、本体に記録媒体が装填されていても、前記装填されている記録媒体と異なる別の記録媒体が使用できるものであるか否かを確認することができる。
【0178】
また、前記記録媒体に対して情報信号の記録が可能か否かを判別し、この判別結果に応じた情報を表示するようにしたので、情報信号の記録が不可能な記録媒体が誤装填されることを可及的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示し、デジタルビデオカメラの構成の一例を示したブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示し、デジタルビデオカメラの概要の一例を示す外観図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示し、デジタルビデオカメラの撮影モードにおける記録時の動作を説明するフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示し、デジタルビデオカメラにおける無線タグを用いた動作を説明するフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態を示し、デジタルビデオカメラの再生モードにおける動作を説明するフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示し、デジタルビデオカメラの概要の一例を示す外観図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示し、デジタルビデオカメラの撮影モードにおける記録時の動作を説明するフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態を示し、デジタルビデオカメラにおける無線タグを用いた動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
101 撮影レンズ
101a カメラヘッド
102 絞り
103 撮像素子
104 CDS/AGC
105 デジタル信号処理回路
106 フレームメモリ
107 画素数調整回路
108 画像バス
109 MPEG/JPEGコーデック
110 リムーバブルディスク
111 フラッシュメモリカード
112 液晶ディスプレイ
113 液晶ドライバ
114 NTSCエンコーダ
115 ビデオ出力
116 無線タグ読み取り装置
117 タグデータメモリ
118 操作キー
119 メインマイコン
120 モードダイヤル
121 インジケータ

Claims (1)

  1. 記録媒体と、前記記録媒体に関する識別情報を保持した保持手段とを一体的に備えた記憶デバイスに対して情報信号を記録する記録装置であって、
    前記保持手段に保持された前記識別情報を非接触で読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により読み出された識別情報に基づき、前記記録媒体に対して前記情報信号の記録が可能か否かを判別し、この判別結果に応じた情報を表示するように表示手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする記録装置。
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