JP2004198680A - 転写装置 - Google Patents

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Mitsuru Takahashi
充 高橋
Toshitaka Yamaguchi
俊隆 山口
Nobuhito Yokogawa
信人 横川
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Abstract

【目的】複数の感光体を用いて、画像形成を行う装置において、転写紙の搬送、あるいは画像の転写に用いる無端ベルトは、その周長が長くなるため、ベルトに一定の張力を与えるためのテンションローラの頂部の高さが高くなり、そのためベルトユニットの高さが高くなる。また、ベルトにかかる抵抗も大きくなるため、駆動ローラによるベルト駆動がスリップしやすくなる。
【構成】1次転写ベルト10は駆動ローラ11、支持ローラ12、15、17によって矢印A方向に回動可能になっている。テンションローラ16によりベルトに所定の張力が与えられている。湾曲付与部材としての湾曲用ローラ14が駆動ローラ11とテンションローラ16の間でベルト外側から当てられ、ベルトは内側へ大きく湾曲されている。これによって、駆動ローラへのベルト巻き付き角度が大きくなり、ベルトユニットの高さ方向の小型化が可能となる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、画像形成装置における転写装置に関するものである。詳しくは、転写装置に用いられるベルト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カラー画像形成の代表的方法は、複数の感光体上に形成される色の異なるトナー画像を直接転写紙に重ねながら転写させる直接転写方式と、複数の感光体上に形成される色の異なるトナー画像を中間転写体に重ねながら転写させ、しかる後に転写紙に一括して転写させる中間転写方式がある。複数の感光体を転写紙または中間転写体に対向させ並べて配置することから、タンデム方式と呼ばれ、感光体毎にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対して静電潜像の形成、現像などの電子写真プロセスを実行させ、直接転写方式では走行中の転写紙上に、中間転写方式においては走行中の中間転写体上に転写する。
【0003】
これらの各方式を用いたタンデム方式のカラー画像形成装置では、直接転写方式にあっては、転写紙を支持しながら走行する無端ベルトを、中間転写方式にあっては、感光体から画像を受け取り担持する無端ベルトを採用するのが一般的である。そして4個の感光体を含む作像ユニットをベルトの一走行辺に並べて設置する。上記のように、ベルトにおいて、感光体等、像担持体に対面する側の面を便宜上おもて面と呼び、その反対の面をうら面と呼ぶことにする。
上記タンデム方式のカラー画像形成装置では、各色のトナー画像を精度よく重ねることが色ズレの発生を防止するうえで重要である。
【0004】
感光体が複数になると、機械装置も大きくなるが、必然的に無端ベルトの周長も大きくなり、ベルトの張りが緩みやすくなるという問題がある。一般的にベルトに張りを与えるために、テンションローラと呼ばれるローラをベルトのうら面から当て、押圧バネ等でベルトに張力を与えている。
図7は従来の無端ベルトの張力の与え方を示すベルトユニットの概略図である。
同図において、符号10は無端ベルト、11は駆動ローラ、12、15、16、17は支持ローラ、Aはベルトの走行方向、Y、M、C、Kは色の区別をそれぞれ示す。
【0005】
支持ローラ16はテンションローラの役割を持っている。以下、他と区別する場合は、単にテンションローラ16と呼ぶ。
テンションローラ16をベルトのうら面側から当てる理由は、おもて面が感光体に接する面であるため、ベルト面をあまり傷めたくないという配慮からである。そのため、無端ベルトは感光体の並んでいる側から駆動ローラ11で折り返して反対側の位置に移動ところで、感光体のある側とは反対側にテンションローラ部が飛び出すような形となり、テンションローラ頂部の高さHが、機能上必須な駆動ローラの頂部の高さHより高くなり、ベルトユニットが高さ方向に大型になる。ここで言う高さとは、複数の感光体が接するベルト面から垂直方向の高さのことを言う。複数の感光体が接するベルト面を便宜上、基準面と呼ぶ。
機械装置全体の小型化が要求されている現状では、各ユニットごとに小型化を図らねばならない。
【0006】
テンションローラでベルトに張力を与える場合は、安定した張力を得るためにテンションローラの両側のベルトの開き角θが180°よりある程度小さくしておかなければならない。図では約150°の例で示してある。
仮に、テンションローラをベルトのおもて面から当てたとすると、同じ張力を与えるためには、テンションローラは同図の16’の位置になってしまい、1次転写ローラに近づきすぎて、構成上不具合が生ずる。
また、感光体が複数になると、無端ベルトの走行中の抵抗力も大きくなるので、駆動側にそれだけ負担がかかるようになる。駆動ローラ11に対する巻き付き角度Bを大きくしないと無端ベルトとの間でスリップが生じ、正しい転写ができなくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ベルトユニットの高さを小さくして装置を小型化し、さらに、駆動ローラに対するベルトの巻き付き角度を大きくて、ベルト駆動の安定性が得られるベルト装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明ではほぼ直線的に配置された複数の像担持体におもて面が接して基準面を構成し、うら面が駆動ローラと複数本の支持ローラに掛け渡され一方向に回転駆動される無端ベルトにおいて、前記像担持体の配置された側と反対の側に向いた前記おもて面に接し、前記基準面側に近接させる方向に前記無端ベルトを湾曲させる湾曲付与部材を有することを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明では請求項1に記載のベルト装置において、前記湾曲付与部材は、前記複数の支持ローラのうち前記無端ベルトの移動方向で前記駆動ローラより下流側に隣接配置された支持ローラと、前記駆動ローラとの間に配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明では請求項2に記載のベルト装置において、前記駆動ローラより下流側に隣接配置された前記支持ローラの頂部の、前記基準面からの高さは、前記駆動ローラの頂部の前記基準面からの高さより高くないことを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明では請求項2または3に記載のベルト装置において、前記湾曲付与部材は、テンション部材を兼ねることを特徴とする。
請求項5に記載の発明では請求項2または3に記載のベルト装置において、前記駆動ローラより下流側に隣接配置された前記支持ローラはテンションローラであることを特徴とする。
【0011】
請求項6に記載の発明では請求項1ないし5のいずれか1つに記載のベルト装置において、前記湾曲付与部材は前記無端ベルトの湾曲を解除する方向に取り外し、もしくは移動可能であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明では請求項1ないし6のいずれか1つに記載のベルト装置において、前記湾曲付与部材は、少なくとも装置使用中は前記ベルト装置に固定され、前記無端ベルトは前記湾曲付与部材に対して摺動することを特徴とする。
【0012】
請求項8に記載の発明では請求項7に記載のベルト装置において、前記湾曲付与部材の少なくとも表面は低摩擦係数の部材からなることを特徴とする。
請求項9に記載の発明では請求項1ないし6のいずれか1つに記載のベルト装置において、前記湾曲付与部材は回転自在な湾曲用ローラであることを特徴とする。
【0013】
請求項10に記載の発明では請求項9に記載のベルト装置において、前記湾曲用ローラの頂部の前記基準面からの高さは、前記駆動ローラの頂部の前記基準面からの高さより高くないことを特徴とする。
請求項11に記載の発明では請求項9また10に記載のベルト装置において、前記湾曲用ローラはクリーニング部材、又はクリーニング補助部材であることを特徴とする。
【0014】
請求項12に記載の発明では、請求項10に記載のベルト装置において、前記湾曲付与部材にはバイアス印加手段が接続されていることを特徴とする。
請求項13に記載の発明では、請求項12に記載のベルト装置において、前記バイアス印加手段はバイアス極性の切り替え手段を有し、該切り換え手段によるバイアス極性切換により、トナーを保持した後、該トナーを放出することを特徴とする。
【0015】
請求項14に記載の発明では、請求項1ないし13のいずれか1つに記載のベルト装置において、前記湾曲付与部材は少なくとも表面が弾性体であることを特徴とする。
請求項15に記載の発明では、請求項1ないし14のいずれか1つに記載のベルト装置において、前記湾曲付与部材は転写ベルトの寄り調整手段を有することを特徴とする。
【0016】
請求項16に記載の発明では、請求項15に記載のベルト装置において、前記寄り調整手段は前記湾曲付与手段の取付ねじ部に、中心穴から一方に切り欠きを有するスペーサを挟み込む手段であることを特徴とする。
請求項17に記載の発明では、請求項16に記載のベルト装置において、前記スペーサは、予め用意された複数種類の異なる厚さの複数のスペーサであることを特徴とする。
【0017】
請求項18に記載の発明では、請求項16または17に記載のベルト装置において、前記寄り調整手段は、前記湾曲付与手段の長手方向両端を取り付けるために、前記ベルト装置に設けた2カ所の取り付け基準面の一方を、製造誤差を含めても必ず他方より低くなるように設定されたものであることを特徴とする。
請求項19に記載の発明では、請求項1ないし18のいずれか1つに記載のベルト装置を有する転写装置を特徴とする。
請求項20に記載の発明では、請求項19に記載の転写装置を有する画像形成装置を特徴とする。
【0018】
【実施形態】
図1は本発明の実施形態を説明するための間接転写方式のベルトユニットの概要図である。
同図において、符号1は像担持体としての複数の感光体、10は無端状のベルト、11は駆動ローラ、12、15、17は支持ローラ、14は湾曲付与部材、16はテンションローラ、20は1次転写ローラ、21は2次転写ローラ、28はレジストローラ対、30は定着装置をそれぞれ示す。符号Y、M、C、Kは色別を示す符号で、イエロー、マゼンタ、シアン、黒をそれぞれ示す。
図1は、基本的には図7と同じであるが、特に異なっている点は、湾曲付与部材14があることと、その関係でベルトユニットの高さが低くなっている点である。
【0019】
このようにすると、全長が等しい無端ベルトを用いて、テンションローラ16に対するベルトの開き角θを図7とほぼ同じにとっても、駆動ローラ11に対するベルトの巻き付き角度Bは、図示の例では前述の角度Bより約50%も大きくなっている。しかも、テンションローラの頂部の基準面からの高さHは、駆動ローラの頂部の基準面からの高さHに等しいかそれより小さくすることができる。
本構成では、湾曲付与部材が駆動ローラ11とテンションローラ16の間にあるとして説明したが、原理的には、駆動ローラに対し、ベルトの内側で駆動ローラよりベルト走行方向下流側に隣接して配置されたローラであれば、テンションローラである必要はない。
【0020】
図1の動作を簡単に説明する。
感光体ドラム1Yないし1Kは、図示しない露光装置によってそれぞれ色分解された画像が投影され潜像が形成され、図示しない現像装置によって顕像化される。色別の各顕像は、1次転写ローラ20によって、ベルト10上に位置合わせの上、順次転写され、フルカラー画像となったところで、図示しない給紙装置から送られてきて、レジストローラ対28で転写タイミングを合わせて送られてくる転写紙にさらに2次転写される。ここで画像を担持した転写紙は定着装置30で画像が定着される。
【0021】
湾曲付与部材14は駆動ローラ11とテンションローラ16の間に配置されてベルトユニット本体に固定されている。駆動ローラの頂部の基準面からの高さHは、装置の構成上ほぼ必然的に決まるが、テンションローラの頂部の基準面からの高さHの設定は多少自由度がある。テンションローラ16の頂部の基準面からの高さHは、ベルト10の張り具合によって若干変化するが、駆動ローラの頂部の基準面からの高さH以下になるように設定するとよい。それによって、ベルトユニットの高さが、構成上必然的に決まる最低限の高さに収まる。
【0022】
湾曲付与部材14はベルトの表面に接触して互いに摺動するので、摩擦が大きいとベルト表面を傷つける虞がある。そのため、湾曲付与部材14の本体は例えば金属板などの材料を用いるとしても、少なくともベルト10との接触面は低摩擦係数の部材を使用する。
【0023】
ベルト表面には意図しない異物が付着することがある。湾曲付与部材14が固い材料でできていると、異物がベルト表面から離れて、湾曲付与部材14についたまま摺動を続けて、ベルト表面を傷めてしまうことがある。これを避けるためには、湾曲付与部材14の表面に弾性力を持たせておくのがよい。そうすれば、異物は湾曲付与部材14の下を通り抜けてクリーニング装置に至り、、そこで除去される。
図のローラ16を位置固定のローラに代え、図に破線で示したように、湾曲付与部材14に押圧部材14aを配することによって、湾曲付与部材14にテンション部材としての役割を兼ねさせることは簡単にできる。
【0024】
複数の感光体を用いる装置では、必然的にベルトの周長も大きくなり、取付や取り外しが難しくなる。
湾曲付与部材14はテンション部材兼用の如何にかかわらず、ベルト10に対する湾曲作用を解除できるように構成することができる。ベルトユニットからベルト10を外す必要があるとき、図7のような構成では、テンションローラ16を移動させてベルトを緩めるのがよく行われる方式であるが、図1の構成では、その方式の他に、湾曲付与部材14を移動させてベルト10を緩める方式も採用できる。駆動ローラ11からテンションローラ16に至る直線距離に対して、両ローラの間の湾曲部に含まれるベルト部の長さが20mm以上長ければ着脱は非常に容易になる。
【0025】
図2は他の実施形態を説明するための図である。
同図において符号18はバイアス印加手段を示す。
図2の基本構成は図1と同じであるが、異なる点は、湾曲付与部材14が回転自在なローラ形状である点である。これを湾曲用ローラと呼ぶ。
湾曲用ローラ14は、ベルト10に対して摺動しないので、ローラ表面の材質として、特に低摩擦係数にこだわる必要はないが、ベルト表面を傷めないようにするため固いものは避け、できればゴムやスポンジなどの弾性体にした方がよい。
【0026】
湾曲用ローラ14は、バイアス印加手段18を介して接地することができる。湾曲用ローラ14に、画像形成用のトナーの極性と逆極性のバイアスを印加すると、ベルト上に残っているトナーをローラ表面に吸着することができる。したがって、湾曲用ローラ14がベルト10のクリーニング手段としての役割をすることができる。ローラ表面に吸着されたトナーは、図示しないクリーニング装置を用いて湾曲用ローラ14の表面から取り除くことができる。これによってクリーニングローラを別途設ける必要がなくなり、構成の簡素化ができる。
【0027】
さもなくば、作像終了後の、あと回転や、作像開始前の、プレ回転のときに、バイアス印加手段18によるバイアス極性をトナーの極性と同じ極性に切り換えて、トナーをベルト上に放出し、予めベルト10に対して設けられているクリーニング手段によって除去してもよい。あるいはベルト上に放出したトナーを、バイアス等の切換を利用して再度感光体に吸着させて、感光体上のクリーニング装置に除去させてもよい。これらの場合は、湾曲用ローラ14は、それ自身でクリーニング装置をもつ必要がなくなるので、クリーニング補助手段としての役割となっている。
【0028】
一般に、ベルトは駆動ローラや支持ローラなどの互いの平行性が良くないとベルトよりが生じ、ベルト端部を傷めてしまうことがある。そのため、ローラ形状を工夫して寄りを自動修正するものや、寄りを検知して、いずれかのローラの傾きなどを補正して寄りを戻すなど種々の方式が用いられている。最も簡単な方式は組み付け調整時にベルトの寄りをチェックして、寄りが発生しないようにいずれかのローラの傾き等を調整して固定する方式である。
本発明のように、ベルトを内側に湾曲させると、特に湾曲用ローラによって生ずるベルト寄りが、他のローラによる寄りよりも大きく出やすい。そこで、本発明では、湾曲用ローラ14の傾き調整で寄り防止を図る。
【0029】
図3は寄り防止の実施形態を説明するための図である。
同図において符号41、42はユニット基板、43はローラホルダ、44、45は締結部、46は複数のスペーサをそれぞれ示す。
同図(a)は側面図、(b)は正面図、(c)はスペーサの平面図をそれぞれ示す。
本実施形態では、予め用意した厚さの異なる複数種類のスペーサの1枚または複数枚を、取り付け部に挟んで締め付けることによって寄り防止を達成する。
スペーサの取り付け位置は締結部44、45のいずれか一方の、ローラ高さが低すぎる方に挟み込む。
【0030】
ただし、例えば、締結部45が湾曲付与手段の長手方向奥側の手を入れにくい位置にあるような場合は、締結部45は締め付けを済ませて固定したままにしておき、製造誤差を含めても手前側の締結部44側のローラ高さが必ず低めになるように、ユニット基板41の取り付け基準面41aを、他方のユニット基板42の取り付け基準面42aより低くしておくことによって、締結部44の側だけにスペーサ46を挟めばよいようにすることができる。
スペーサ46はねじが緩く通る中心穴が一方に向けて切り欠き46aになっており、ねじを外さなくてもスペーサ46の板厚分の隙間さえあれば挿入できるようになっている。
【0031】
締結部45が固定状態になっていても、部材の撓み等によって、スペーサ46を挟む程度の隙間は簡単に作れる。
以上、寄り防止の手段をローラの場合で説明したが、図1に示した固定的な湾曲付与手段14の場合でも、ほとんど同じ構成を採用することができる。
【0032】
図4は本発明のさらに他の実施形態を説明するための直接転写方式のベルトユニットの概要図である。
同図において、符号19は転写バイアス付与手段をそれぞれ示す。
本実施形態における動作は、図1に示した実施形態とは異なり、図示しない転写紙が右下方から入ってきて、ベルト10表面と感光体1との間を通り、感光体上に作られた顕像が転写紙に直接転写されていく。各感光体1の像は、転写紙上で重ね合わされ、フルカラー画像となって左上方から出ていく。
【0033】
本実施形態でも、湾曲付与部材14の配置は図1、2に示した配置と同様である。すなわち、湾曲付与部材14は、図1に示した固定的な構成でも、図2に示した湾曲用ローラでも、また、テンション部材兼用の構成でも、駆動ローラと、それに隣接して内側から支えるローラとの間に配置する。駆動ローラに隣接して内側から支えるローラは、テンションローラの場合と、それ以外の支持ローラの場合とがある。
本実施形態の場合も、テンションローラの頂部の基準面からの高さを、駆動ローラの頂部の基準面からの高さ以下にすれば、ベルトユニットの高さを、構成上必然的に決まる最低限の高さに収めることができる。
【0034】
【実施例】
図5は図1に示した実施形態の構成を画像形成装置に組み込んだ実施例を示す図である。
同図において、符号2は感光体のクリーニング装置、3は帯電装置、4は露光装置、5は現像装置、10は1次転写ベルト、25はベルトクリーニング装置、26は給紙装置、27は給紙ころ、29は給紙ガイド板、31は排紙ガイド板、32は排紙ローラ対、40は排紙スタッカ部、100は2次転写ベルト、111はベルト駆動ローラ、112はベルト支持ローラ、113、120は2次転写ローラ、250はベルトクリーニング装置、Pは転写紙をそれぞれ示す。
【0035】
図5に示す画像形成装置の動作を簡単に説明する。
初期状態では感光体1、1次転写ベルト10、2次転写ベルト100には何も画像が形成されていない。図示しない外部操作装置から片面画像、もしくは両面画像の形成が指示されたとする。感光体1Y〜Kは回転を開始し、それぞれ所定のタイミングで以下に示す画像形成を行う。感光体1Yを例にとって説明する。
【0036】
帯電装置3によって感光体1Yの表面が所定の極性に一様に帯電される。露光装置4から、画像のイエロー色に関する情報で変調されたレーザ光線が感光体表面に照射され、感光体表面には静電潜像が作られる。静電潜像は現像装置5によって、顕像化されYトナー像となる。1次転写ベルト10は感光体1Yに接し、1次転写ローラ20に押されて転写ニップを形成しながら同期して移動している。感光体1Y上のYトナー像が上記転写ニップ位置に達するタイミングに合わせて、1次転写ローラ20に、トナーと逆極性のバイアスを与えることによって、Yトナー像を1次転写ベルト10側に転移させる。
【0037】
1次転写ベルトの移動にしたがって、Yトナー像が感光体1Mと1次転写ベルトの間に形成されたニップ位置に達するタイミングに同期して、上記と同様な工程を経て形成されたマゼンタ色のMトナー像がニップ位置に達する。両トナー像は精度良く重ね合わされて、感光体1C方向へ移動を続ける。同様な工程でシアン色、黒色のトナー像が重ねられて、1次転写ベルト10上でフルカラー画像となる。
【0038】
片面画像形成の指示であった場合は、給紙装置26の給紙ころ27によって1枚の転写紙Pが取り出され、給紙ガイド板29に案内されてレジストローラ28に至る。転写紙Pは1次転写ベルト上の画像と同期をとって送り出され、駆動ローラ11と2次転写ベルト100との間に形成された転写ニップの間を通過するとき、駆動ローラ11と転写ローラ113の間にかけられた転写バイアスによって、画像は転写紙P上に転移される。転写紙Pは定着装置30によって、画像が定着され、排紙ローラ対32によって、画像形成面を下にして排紙スタッカ部40に排紙される。
【0039】
転写を終えた感光体1はクリーニング装置2によって残留しているトナーを掻き取られ、次の帯電に備える。転写を終えた1次転写ベルトは、クリーニング装置25によって、ベルト上に残ったトナーが掻き取られ、次の画像形成に備える。
【0040】
両面画像形成を指示されている場合は、前述の工程で形成された画像が、例えばうら面の画像であるものとし、1次転写ベルト10から2次転写ベルト100への転写が先に行われる。転写の工程は前述の転写紙Pへの転写と基本的には同じであるが、バイアスのレベルは適宜変更しておく。このとき、クリーニング装置250は不作動状態にしてある。
前述の工程と同様に、おもて面のフルカラー画像が1次転写ベルト10上に形成されると、レジストローラの位置で待機していた転写紙Pが、画像と同期をとって2次転写ニップ部に送り込まれる。
【0041】
転写紙Pは、駆動ローラ11と転写ローラ113の間にかけられた転写バイアスによって、1次転写ベルト10上の画像は転写紙Pの片面に転移され、さらに、駆動ローラ11と転写ローラ120の間にかけられた逆方向向きの転写バイアスによって、2次転写ベルト100上の画像は転写紙Pの他面に転移される。
以下、定着装置30を経て排紙スタッカ部40に排紙されるのは前述と同じであるが、排紙時点で下に向くのはあとから形成されたおもて面になるので、複数頁の両面画像を形成した場合でも頁順が正しく並ぶ。
【0042】
この実施例では、クリーニング対向ローラ13の頂部の高さが、駆動ローラ11の頂部の高さより高くなっている。これは、クリーニング装置25を配置するために、1次転写ベルト10が上に凸になる部分を必要としたためである。この場合でも、湾曲用ローラ14を用いないとすると、クリーニング対向ローラ13をもっと上方に設置しなければ、クリーニング装置25のために必要な凸部を確保できないことになる。
【0043】
この実施例では、湾曲用ローラ14はテンションローラを兼ねている。通常の使用状態では、湾曲用ローラ14はベルトを内側に押圧する力が作用されているが、ベルトユニットの着脱に際しては、矢印Aに示すように湾曲用ローラ14は大きく位置を変えることができるようになっている。その移動によって、1次転写ベルトが大きく緩み、ベルトユニットから取り外し可能になる。
【0044】
図6は図4に示した実施形態の構成を画像形成装置に組み込んだ実施例を示す図である。
同図において、符号10は無端ベルトを示す。
この画像形成装置は直接転写方式である。画像形成の指示があると、給紙装置26から1枚の転写紙Pがレジストローラ28に向けて送り出される。感光体1が回転を開始し、色別にタイミングを合わせて画像形成が始まる。Yトナー像が形成されるタイミングに合わせて、レジストローラ28に待機していた転写紙Pが、無端ベルト10に例えば静電力等により吸着されて送り込まれ、感光体1Yから転写紙Pに直接Yトナー像が転写される。転写紙Pは感光体1Mに向けて移動を続け、それぞれタイミングを合わせたMトナー像、Cトナー像、Kトナー像がYトナー像に次々に重ね合わせられ、フルカラー画像となる。
【0045】
すべての転写が完了した転写紙Pは、定着装置30によってフルカラー画像が転写紙Pに定着され、排紙ローラ対32によって、排紙スタッカ部40へ、画像面を下にして排出される。
転写を終えた感光体1はクリーニング装置2によって残留しているトナーを掻き取られ、次の画像形成に備える。転写紙の搬送を終えた無端ベルトは、クリーニング装置25によって、ベルト上に飛び散ったトナーが掻き取られ、次の画像形成に備える。
【0046】
本実施例では、ベルト駆動ローラ11の位置にクリーニング装置25が配置されている。この位置が無端ベルトが最も凸状態になっていてクリーニング装置を設置しやすいからである。クリーニング装置を、図5に示したような位置、すなわちテンションローラ16の位置に設けることにしてもよい。その場合、テンション部材は湾曲用ローラ14に兼ねさせるのがよい。
図5に示した画像形成装置と同様に、ベルトユニットの着脱のために、湾曲用ローラ14の位置を移動できるようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、安定したベルト走行を維持し、ベルト着脱が容易でありながら、ベルトユニットの高さを小さくすることができる。本発明に湾曲用ローラを用いる場合は、テンション部材を兼用させたり、クリーニング装置を兼用させたりすることによって、装置の複雑化を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための間接転写方式のベルトユニットの概要図である。
【図2】他の実施形態を説明するための図である。
【図3】寄り防止の実施形態を説明するための図である。
【図4】本発明のさらに他の実施形態を説明するための直接転写方式のベルトユニットの概要図である。
【図5】図1に示した実施形態の構成を画像形成装置に組み込んだ実施例を示す図である。
【図6】図4に示した実施形態の構成を画像形成装置に組み込んだ実施例を示す図である。
【図7】従来の無端ベルトの張力の与え方を示すベルトユニットの概略図である。
【符号の説明】
1 感光体
2 クリーニング装置
3 帯電装置
4 露光装置
5 現像装置
10 無端ベルト、1次転写ベルト
11 駆動ローラ
12 支持ローラ
14 湾曲付与部材、湾曲用ローラ
16 テンションローラ

Claims (20)

  1. ほぼ直線的に配置された複数の像担持体におもて面が接して基準面を構成し、うら面が駆動ローラと複数本の支持ローラに掛け渡され一方向に回転駆動される無端ベルトにおいて、前記像担持体の配置された側と反対の側に向いた前記おもて面に接し、前記基準面側に近接させる方向に前記無端ベルトを湾曲させる湾曲付与部材を有することを特徴とするベルト装置。
  2. 請求項1に記載のベルト装置において、前記湾曲付与部材は、前記複数の支持ローラのうち前記無端ベルトの移動方向で前記駆動ローラより下流側に隣接配置された支持ローラと、前記駆動ローラとの間に配置されていることを特徴とするベルト装置。
  3. 請求項2に記載のベルト装置において、前記駆動ローラより下流側に隣接配置された前記支持ローラの頂部の、前記基準面からの高さは、前記駆動ローラの頂部の前記基準面からの高さより高くないことを特徴とするベルト装置。
  4. 請求項2または3に記載のベルト装置において、前記湾曲付与部材は、テンション部材を兼ねることを特徴とするベルト装置。
  5. 請求項2または3に記載のベルト装置において、前記駆動ローラより下流側に隣接配置された前記支持ローラはテンションローラであることを特徴とするベルト装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1つに記載のベルト装置において、前記湾曲付与部材は前記無端ベルトの湾曲を解除する方向に取り外し、もしくは移動可能であることを特徴とするベルト装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1つに記載のベルト装置において、前記湾曲付与部材は、少なくとも装置使用中は前記ベルト装置に固定され、前記無端ベルトは前記湾曲付与部材に対して摺動することを特徴とするベルト装置。
  8. 請求項7に記載のベルト装置において、前記湾曲付与部材の少なくとも表面は低摩擦係数の部材からなることを特徴とするベルト装置。
  9. 請求項1ないし6のいずれか1つに記載のベルト装置において、前記湾曲付与部材は回転自在な湾曲用ローラであることを特徴とするベルト装置。
  10. 請求項9に記載のベルト装置において、前記湾曲用ローラの頂部の前記基準面からの高さは、前記駆動ローラの頂部の前記基準面からの高さより高くないことを特徴とするベルト装置。
  11. 請求項9また10に記載のベルト装置において、前記湾曲用ローラはクリーニング部材、又はクリーニング補助部材であることを特徴とするベルト装置。
  12. 請求項10に記載のベルト装置において、前記湾曲付与部材にはバイアス印加手段が接続されていることを特徴とするベルト装置。
  13. 請求項12に記載のベルト装置において、前記バイアス印加手段はバイアス極性の切り替え手段を有し、該切り換え手段によるバイアス極性切換により、トナーを保持した後、該トナーを放出することが出来ることを特徴とするベルト装置。
  14. 請求項1ないし13のいずれか1つに記載のベルト装置において、前記湾曲付与部材は少なくとも表面が弾性体であることを特徴とするベルト装置。
  15. 請求項1ないし14のいずれか1つに記載のベルト装置において、前記湾曲付与部材は転写ベルトの寄り調整手段を有することを特徴とするベルト装置。
  16. 請求項15に記載のベルト装置において、前記寄り調整手段は前記湾曲付与手段の取付ねじ部に、中心穴から一方に切り欠きを有するスペーサを挟み込む手段であることを特徴とするベルト装置。
  17. 請求項16に記載のベルト装置において、前記スペーサは、予め用意された複数種類の異なる厚さの複数のスペーサであることを特徴とするベルト装置。
  18. 請求項16または17に記載のベルト装置において、前記寄り調整手段は、前記湾曲付与手段の長手方向両端を取り付けるために、前記ベルト装置に設けた2カ所の取り付け基準面の一方を、製造誤差を含めても必ず他方より低くなるように設定されたものであることを特徴とするベルト装置。
  19. 請求項1ないし18のいずれか1つに記載のベルト装置を有することを特徴とする転写装置。
  20. 請求項19に記載の転写装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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