JP2004194493A - ディスク駆動用スピンドルモータ - Google Patents

ディスク駆動用スピンドルモータ Download PDF

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JP2004194493A JP2003108735A JP2003108735A JP2004194493A JP 2004194493 A JP2004194493 A JP 2004194493A JP 2003108735 A JP2003108735 A JP 2003108735A JP 2003108735 A JP2003108735 A JP 2003108735A JP 2004194493 A JP2004194493 A JP 2004194493A
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Chil Sung Lee
七星 李
Tae Heon Kim
泰憲 金
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Samsung Electro Mechanics Co Ltd
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Abstract

【課題】ロータと引き寄せマグネットの性能を保持しつつ、スピンドルモータの全体高さを最小化できるディスク駆動用スピンドルモータを提供する。
【課題手段】デッキプレートと、シャフトと、ロータと、引き寄せマグネットと、メタル軸受と、ホルダー、コアとからなり、上端には引き寄せマグネットを収容するハウジングを形成されたステータ、および、ロータの上部面に固設され、ディスクをセンターリングして装着するディスクチャックと、ディスクチャックに設けられて装着されたディスクが脱離されないように固定する顎状部とからなるターンテーブルを含む。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクプレーヤに採用される小型スピンドルモータに関し、より詳しくは、モータの高さを低くして、さらにコンパクトな構造を有するスピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、光ディスクは、磁気記録テープ、およびLPに比べて相対的に高密度の記録再生が可能にして、半永久的に保管が可能な利点を有していることから、最近に至って、これを使用するディスクプレーヤが広範に普及するすう勢にある。
【0003】
かようなディスクプレーヤは、レーザーディスクプレーヤ、コンパクトディスクプレーヤ、およびDVD(Digital Versatile Disc)プレーヤなどがあり、かような光ディスクプレーヤの中で、とりわけ、その大きさが小さく、かつ携帯が可能なコンパクトディスクプレーヤが普遍的に普及しているが、最近に至ってはコンパクトディスクより記憶容量が大きいうえに、その大きさが同じであるDVDが急速に普及している実情である。
【0004】
かかるディスクプレーヤはユーザーらが簡便に携帯できる大きさと高さ、および重さが最小化されており、今後はディスクプレーヤの高さが9.5mmのスリムタイプディスクプレーヤが主流をなす予定にある。
【0005】
このようなディスクプレーヤで最も重要な構成要素中の一つは、ディスクを遊動なしに高速回転させるための駆動用スピンドルモータであり、スピンドルモータもまたスリム化されるディスクプレーヤの高さに相応するよう、さらに小型化されている。
【0006】
また、小型化されたスピンドルモータは、大きさが小さくなっても最少の電流で高速の性能を発揮すべきであり、駆動時に発生される振動を最少化すべきであるばかりか、高速駆動時にディスクの脱離を防止可能に開発されるべきであることはいうまでもない。
【0007】
図1は、通常のディスク駆動用スピンドルモータの構成を示す側断面図であって、図に示すように、通常のスピンドルモータは上部面に回路基板が装着されて不図示のディスクプレーヤに固定されるデッキプレート1と、デッキプレート1に垂直に回転可能に設けられるシャフト10から構成される。
【0008】
この際、シャフト10の下端面には、シャフト10がデッキプレート1との摩擦を防止するスラスト軸受11が設けられ、シャフト10の下端部にはシャフト10が高速回転時に発生する遠心力によって上部への脱離を防止するためのストッパーリング12が締結される。
【0009】
さらに、シャフト10の外周面に設けられ、シャフト10が垂直に起立されるように支持する円筒状のメタル軸受22と、メタル軸受22の外周面に設けられる円筒状のホルダー24と、ホルダー24の外周面に設けられて印加される電源によって磁力を発生するコイル26が捲線されたコア28からなるステータ20とから構成される。
【0010】
一方、コア28の上部面には、コイル26とコア28を保護するためのコーティング層28aが形成され、かかるコーティング層28aの材料としてはエポキシが最も一般的である。
【0011】
次いで、通常のスピンドルモータは、ステータ20の上部に位置するよう、シャフト10の上端部に結合されるキャップ状の金属材ロータ40で構成され、シャフト10はロータ40の中心部に突設された円筒状ボス42の内周面に圧入固定されるため、ロータ40とシャフト10とは一体化される。
【0012】
併せて、ステータ20のコア28と空隙を隔てて対向配置されるよう、ロータ40の内周面に設けられるマグネット45、およびステータ20のコア28の上部面に付着されて発生する磁力によってロータ40を下部へ引き寄せる引き寄せマグネット30で構成される。
【0013】
また、引き寄せマグネット30は、ロータ40との摩擦干渉を防止するため、ロータ40の下部面とすき間gを保持すべきであることはいうまでもない。
【0014】
一方、ロータ40の上部面には、ロータ40と一体に固設されてディスクDを装着するターンテーブル50が設けられ、ターンテーブル50はディスクDがターンテーブル50の正確な位置に装着されるようにセンターリングするディスクチャック52と、ディスクチャック52にスライディングされるように設けられ、ディスクチャック52に装着されたディスクDを固定する顎状部54と、装着されたディスクDを下部で支持するディスクシート56とから構成される。
【0015】
また、顎状部54は、ばね54aとともにディスクチャック52の側面内に挿設され、ディスクシート56はディスクチャック52の下部から延在されたフランジ状に形成されてディスクチャック52と一体をなすことはいうまでもない。
【0016】
ここで、ターンテーブル50とロータ40とが一体に固設されることについて、より詳述すると、ディスクチャック52は中央に貫通されたハブ52aが形成され、ロータ40のボス42にディスクチャック52のハブ52aを位置させてから、上部からディスクチャック52を加圧してボス42がハブ52aの内周面に圧入固定されるようにする。
【0017】
また、ロータ40のボス42がディスクチャック52のハブ52aに圧入固定されるためには、ボス42の外径と同一にハブ52aの内径が精密加工されるべきであり、ボス42とハブ52aの同一の内外径によってディスクチャック52はロータ40に強く嵌入されることはいうまでもない。
【0018】
この際、強く嵌入されるディスクチャック52がロータ40に堅固に固定されるように、ロータ40のボス42の外周面に接着剤Bを塗布してから、ディスクチャック52を強く嵌入する。
【0019】
つまり、ディスクチャック52がロータ40に圧入固定されるばかりか、接着固定されるようにして、ロータ40にディスクチャック52が堅固に固定されるようにする。
【0020】
このように構成された通常のディスク駆動用スピンドルモータは、ディスクDの中央に形成された貫通穴をターンテーブル50のディスクチャック52にセンターリングして固定し、固定時に顎状部54はディスクDに形成された貫通穴によってディスクチャック52の側面内でスライディングされてから、センターリングが完了されると、再度、ばね54aの弾性力によってディスクチャック52の外部へスライディングしながら突出して、ディスクDの貫通穴の内側を押圧してディスクDを堅固に固定させる。
【0021】
さらに、ディスクDの固定が完了すると、電源がステータ20のコイル26に印加されてコア28に磁力が発生され、これによってコア28の磁力とマグネット45の磁力は相互作用する。
【0022】
すると、コア28とマグネット45は、相互に発生する磁気力の相互作用によってロータ4とともにシャフト10を高速に回転させる。
【0023】
この際、シャフト10は外周面に設けられたメタル軸受22によって遊動することなく、垂直状態で円滑に高速回転が可能となり、下端に設けられたストッパ軸受12によって高速回転しても上部へ脱離することはない。
【0024】
つまり、メタル軸受22は高速回転するシャフト10を外周面から支持し、ストッパ軸受12はシャフト10が高速回転による遠心力への浮上を締め括る。
【0025】
一方、シャフト10とともに高速回転するロータ40もまた高速回転による遠心力によって浮上しようとするが、引き寄せマグネット30の引力によって、その浮上が防止される。
【0026】
さらに、ロータ40の回転につれてロータ40の上部面に固設されたターンテーブル50も回転し、ターンテーブル50に装着されたディスクDもターンテーブル50とともに高速に回転するために、不図示のディスクプレーヤはディスクDにデータを記録するか、記録されたデータを短時間に再生することができる。
【0027】
また、ディスクDも、ターンテーブル50の顎状部54が堅固に固定されるため、高速回転してもターンテーブル50から浮上することや脱離することがないことに加えて、ディスクDを上部から加圧する不図示のディスククランプによっても浮上することや脱離することがないことはいうまでもない。
【0028】
ところで、上述のごとく、通常のディスク駆動用スピンドルモータは、引き寄せマグネット30がコア28のコーティング層28aに安着されるため、コーティング層28aが老化すると、引き寄せマグネット30が浮いてしまうという現象が発生する問題がある。
【0029】
さらに、引き寄せマグネット30がコア28の上部に位置するため、ステータ20の上部に突出した態様をなすことによって、ステータ20の高さが高くなるばかりか、そのうえ、コア28の表面にコーティング層28aが形成されている場合には、コーティング層28aの高さだけステータ20の高さもさらに高くなる問題が発生する。
【0030】
さらに、ステータ20の高さを最小化するため、引き寄せマグネット30が安着される部位のコーティング層28aを削り取ることもあるが、コーティング層28aを削り取るとしても、ステータ20の高さはあまり低くならず、かえってコーティング層28aへの削り取りが極めてめんどうであることに加えて、硬化したコーティング層28aを削り取りにくいという問題もあることはいうまでもない。
【0031】
さらに、突出した引き寄せマグネット30を安定的に支持するためには、コア28の上部面とホルダー24の外周面に一定の引き寄せマグネット30の付着面積を確保すべきであることから、突出した引き寄せマグネット30の高さだけホルダー24の垂直長さを延在すべきであるという問題もある。
【0032】
さらに、引き寄せマグネット30、およびホルダー24の垂直長さが延在されてステータ20が高くなった状態で、ロータ40の下部面にすき間gを形成すべきであるため、スピンドルモータの全体高さH1が高くなるという問題がある。
【0033】
併せて、ロータ40のボス42にディスクチャック52のハブ52aを強く嵌入する際、ボス42に塗布された接着剤Bがボス42の下部へすべて押し出されてロータ40の上部面の一箇所に片寄った状態で集まることになり、集まった接着剤Bによってターンテーブル50が接着剤Bの厚さだけ浮上した状態で付着されるため、スピンドルモータの高さH1がさらに高くなるという問題もある。
【0034】
さらに、一箇所に集った接着剤Bによってディスクチャック52の接着面積が減少して、接着力の弱化でロータ40の高速回転時にターンテーブル50がロータ40から脱離される問題もある。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、本発明の目的は、ロータに段付き構造を有するトラックを形成し、ステータの上端に内向き加工されたハウジングを形成して、ターンテーブルと引き寄せマグネットがロータとステータに陥没される態様で設けられることから、ロータと引き寄せマグネットの性能は保持しつつ、スピンドルモータの全体高さを最小化できるディスク駆動用スピンドルモータを提供することである。
【0036】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るディスク駆動用スピンドルモータは、ディスクプレーヤに使用されるスピンドルモータにおいて、デッキプレートと、該デッキプレートに枢設されるシャフトと、該シャフトの上端部の外周面に結合され、内周面にはマグネットを着磁されたキャップ状のロータと、該ロータの下部に設けられて前記ロータを下部へ引き寄せる引力を発生する引き寄せマグネットと、前記ロータの下部に位置され、シャフトの外周面に設けられるメタル軸受と、メタル軸受の外周面に設けられるホルダー、およびホルダーの外周面に設けられ前記ロータのマグネットと空隙を隔てて対向配置されるコイルを巻線されたコアとからなり、上端には前記引き寄せマグネットを収容するハウジングを形成されたステータ、および、前記ロータの上部面に固設され、ディスクをセンターリングして装着するディスクチャックと、ディスクチャックに設けられて装着されたディスクが脱離されないように固定する顎状部とからなるターンテーブルとを含むことを特徴とする。
【0037】
さらに、本発明は、ディスクプレーヤに使用されるスピンドルモータにおいて、デッキプレートと、該デッキプレートに枢設されるシャフトと、該シャフトの上端部の外周面に結合され、上部に相互に相違する高さに形成されたトラックを有し、内周面にはマグネットを着磁されたキャップ状のロータと、該ロータの下部に設けられて前記ロータを下部へ引き寄せる引力を発生する引き寄せマグネットと、前記ロータの下部に位置され、シャフトの外周面に設けられるメタル軸受と、メタル軸受の外周面に設けられるホルダー、およびホルダーの外周面に設けられて前記ロータのマグネットと空隙を隔てて対向配置されるコイルを巻線されたコアとからなり、上端には前記引き寄せマグネットを収容するハウジングを形成されたステータ、および、前記ロータの上部面に固設され、ディスクをセンターリングして装着するディスクチャックと、ディスクチャックに設けられて装着されたディスクを固定する顎状部と、装着されたディスクを下部で支持するディスクシートとからなるターンテーブルとを含むことを特徴とする。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係るディスク駆動用スピンドルモータの一実施例について述べるが、上記従来技術と同一の技術思想を有する構成要素に対しては、同一符号を付して述べることにする。
【0039】
図2は、本発明の実施例1に係るディスク駆動用スピンドルモータを示す側断面図であって、本発明に係るディスク駆動用スピンドルモータは、上部面に回路基板が装着されて不図示のディスクプレーヤに固定されるデッキプレート1と、デッキプレート1に垂直に枢設され、下端面にはデッキプレート1との摩擦を防止するスラスト軸受11が設けられ、下端にはスラスト軸受11に一方の側が固定された座金状のストッパリング12が締結されるシャフト100を含む。
【0040】
また、ストッパリング12は、シャフト100の高速回転時に遠心力によってシャフト100の上部への脱離を防止するように、シャフト100の下端を締め括る役割をすることはいうまでもない。
【0041】
さらに、本発明は、中央に円筒状のボス42が形成され、ボス42の内周面にシャフト100の上端が強く嵌入されることによって圧入固定され、内周面にはマグネット45を着磁されたキャップ状の金属材のロータ40を含む。
【0042】
次いで、ロータ40の下部には、ロータ40のマグネット45と相互作用する磁気力が発生するステータ200を含み、ステータ200から発生する磁気力によってロータ40は回転する。
【0043】
ここで、かかるステータ200について詳述すると、ステータ200はロータ40の下部に位置するようにシャフト100の下端に設けられ、ステータ200はシャフト100の下端の外周面に設けられてシャフト100が垂直に起立するように支持する円筒状のメタル軸受220と、メタル軸受220の外周面に設けられる円筒状のホルダー240と、ホルダー240の外周面に固設されて印加される電源によって磁力を発生するコイル260が捲線されたコア280とからなる。
【0044】
この際、コア280はコイル260及びコア280を保護するコーティング層280aが表面に塗布され、ロータ40のマグネット45と相互作用して円滑にマグネット45と空隙を隔てて対向配置される。
【0045】
一方、ホルダー240の上端には、一部を切開された切開溝510からなるハウジング500が形成され、本発明はかかるハウジング500に挿入されて金属材ロータ40を下部で引き寄せる働きをする引き寄せマグネット(pulling magnet)300を含む。
【0046】
ここで、ハウジング500を形成する切開溝510をより詳述すると、切開溝510は引き寄せマグネット300の安着時に引き寄せマグネット300の支持面積を拡大させるため、ホルダー240の外周面に形成されたコア280の上端より深めに形成される。
【0047】
つまり、コア280の内周面の上端より深めに形成された切開溝510によって引き寄せマグネット300は、図示のごとく、下部面はホルダー240に支持され、両側面はホルダー240、およびコア280に支持される。
【0048】
最後に、本発明は、ロータ40の上部面にロータ40と一体に固定され、ディスクDを安着するターンテーブル50を含む。
【0049】
かかるターンテーブル50は、ディスクDが正確な位置に装着されるようにセンターリングをし、中央部に貫通されたハブ52aを有するディスクチャック52と、ディスクチャック52にスライディングされるように設けられ、ディスクチャック52に装着されたディスクDを固定する顎状部(jaw)54、および装着されたディスクDを下部から支持するディスクシート56とからなる。
【0050】
さらに、顎状部54は、ばね54aとともにディスクチャック52の側面内に挿設され、ディスクシート56はディスクチャック52の下部から延在するように形成されてディスクチャック52と一体をなすことはいうまでもない。
【0051】
つまり、ディスクシート56は、ディスクチャック52の下部に外向きフランジ状に形成され、場合によっては、ディスクチャック52から分離された別個の ワッシャー状に形成することもできる。
【0052】
本発明の実施例1に係るディスク駆動用スピンドルモータは、上述のごとく、引き寄せマグネット300がコア280の上部面に付着することなく、ホルダー240のハウジング500に収容されるため、ステータ200の高さを最小化することができる。
【0053】
さらに、引き寄せマグネット300がホルダー240に収容されることによって、ホルダー240の垂直長さもまた図示のように、短くすることもできるし、ホルダー240の垂直長さが短くなることによって、メタル軸受220とシャフト100の垂直長さも短くすることができるため、ステータ200の高さをさらに最小化することができる。
【0054】
さらに、引き寄せマグネット300を下部と両側面で支持できることから、ステータ200に引き寄せマグネット300が堅固に支持されるため、ステータ200からの引き寄せマグネット300の脱離を防止することができる。
【0055】
併せて、ロータ40の下部に形成されたすき間gを従来技術のように保持しつつ、ステータ200の高さを最小化できることから、従来技術に比べてスピンドルモータの全体高さH2を著しく低くすることができる。
【0056】
また、スピンドルモータの全体高さH2を減らすことはできることから、不図示のディスクプレーヤの高さも最小化が可能になるため、スリム化されたディスクプレーヤを製造することができることはいうまでもない。
【0057】
最後に、引き寄せマグネット300がホルダー240の上部面に設けられるため、コア280のコーティング層280aを削り取る必要がないために、製造工程を短縮させることができるし、引き寄せマグネット300がコーティング層280a上に安着されないことから、コーティング層280aによって引き寄せマグネット300が浮く現象を防止することができる。
【0058】
このように構成された本発明の実施例1に係るディスク駆動用スピンドルモータは、ディスクDの中央に形成された貫通穴をターンテーブル50のディスクチャック52にセンターリングして固定し、固定時に顎状部54はディスクDに形成された貫通穴によってディスクチャック52の側面内でスライディングされてから、センターリングが完了されると、再度、ばね54aの弾性力によってディスクチャック52が外方に滑動しながら突出して、ディスクDの貫通穴内を押圧してディスクDを堅固に固定する。
【0059】
さらに、ディスクDの固定が完了されると、ステータ200のコイル260に電源が印加されてコア280に磁力が発生して、かかるコア280の磁力はロータ40に設けられたマグネット45の磁力と相互作用する。
【0060】
すると、コア280とマグネット45は、相互に発生する磁気力の相互作用によってロータ40とともにシャフト100は高速回転する。
【0061】
この際、シャフト100は外周面に設けられたメタル軸受220によって遊動されることなく、垂直状態で円滑に高速回転が可能になり、下端に設けられたストッパリング12によって高速回転しても上部へ脱離することがない。
【0062】
一方、シャフト100とともに高速回転するロータ40もまた高速回転による遠心力によって浮上しようとするが、引き寄せマグネット300の引力によって浮上が防止される。
【0063】
さらに、ロータ40の回転につれてロータ40の上部面に固設されたターンテーブル50も回転し、ターンテーブル50に装着されたディスクDもターンテーブル50とともに高速に回転するため、不図示のディスクプレーヤは、ディスクD上にデータを記録するか、記録されたデータを短時間に再生することができる。
【0064】
また、ディスクDもターンテーブル50の顎状部54が堅固に固定されるため、高速回転してもターンテーブル50から浮上することや脱離することがないことに加えて、ディスクDを上部から加圧する不図示のディスククランプによっても浮上することや脱離することがないことはいうまでもない。
【0065】
一方、ステータ200の上部に設けられたロータ40の構造を変更して、スピンドルモータの全体高さH2をさらに減らすことができるが、これについては行を変えて述べる。
【0066】
図3は、本発明の実施例2に係るディスク駆動用スピンドルモータのロータを示す斜視図である。図4は、本発明の実施例2に係るディスク駆動用スピンドルモータを示す側断面図である。上記実施例1に係るスピンドルモータと同一の構成に対して同一符号を付しており、同じ構成および動作に関する説明を省略する。
【0067】
図を参照すると、本発明の実施例2に係るディスク駆動用スピンドルモータは、シャフト100と、シャフト100の下端に設けられるステータ200と、ステータ200のハウジング500に収容される引き寄せマグネット300、およびディスクDを装着するターンテーブル50とからなる構成は、前述の実施例1に係るスピンドルモータとすべて同一であるが、内周面にマグネット45を有するロータ400の構成が変更されたことが異なる特徴である。
【0068】
ここで、かかるロータ400に関する説明を付け加えると、ロータ400はシャフト100が内周面に強く嵌入することによって圧入固定されるボス420と、ボス420から水平に延在して相互に異なった高さに形成されたトラック410と、トラック410から下向きに延在した円筒430とからなり、シャフト100がボス420に圧入固定されるため、シャフト100とロータ400は一体化される。
【0069】
さらに、ロータ400のトラック410は、ドローイング加工によって段差を有する複数個の水平部412,414,416が形成され、水平部412,414,416は、ボス420に挿入されたシャフト10から外側方向、つまり、トラック410の外側の円筒430方向へ漸次高めに形成された上向き段付き構造とからなる。
【0070】
この際、水平部412,414,416はシャフト10に隣接して形成されつつ、最低の高さを有する第一の水平部412と、第一の水平部412の外側に形成されて段差によって第一の水平部412より高めに形成された第二の水平部414と、第二の水平部414の外側に形成されて段差によって第二の水平部414より高めに形成された第三の水平部416とからなる。
【0071】
つまり、第一の水平部412はシャフト10に隣接して形成され、第三の水平部416は円筒430側に隣接して形成され、第二の水平部414は第一の水平部412と第三の水平部416との間に形成される。
【0072】
かかる第一の水平部412と第二の水平部414と第三の水平部416には、ターンテーブル50のハブ(hub)52aの下端と、ディスクチャック52の下部面52bと、ディスクシート56が順次それぞれ安着される。
【0073】
また、第一の水平部412と第二の水平部414と第三の水平部416にかかるターンテーブル50の構成要素が安着されるためには、ターンテーブル50の下部が水平部412,414,416に対応する構造を有するように形成されるべきであることはいうまでもない。
【0074】
言い換えれば、図4に示すように、ディスクチャック52の下部面52bの肉厚を薄く形成して、相対的にハブ52aの下部が第一の水平面412の深さだけ突設されるようにすべきであり、ディスクシート56は第三の水平面416の高さに対応するように、下部面52bに比べて高い位置に形成されるべきであることはいうまでもない。
【0075】
さらに、ディスクシート56をディスクチャック52とは別個のワッシャー状に形成が可能になり、かかる場合にはターンテーブル50の下部構造とは関係なく、第三の水平部416にディスクシート56を付着できることはいうまでもない。
【0076】
一方、ディスクチャック52のハブ52aが装着される第一の水平部412の上部面には、ハブ52aの装着に先立って接着剤Bを塗布して、ハブ52aが第一の水平部412に接着固定されるようにする。
【0077】
つまり、ターンテーブル50はハブ52aの下部面に塗布された接着剤Bと、ハブ52aの内径に圧入固定されるシャフト10によってロータ400と一体に堅固に固定される。
【0078】
ところで、不図示であるが、前述とは異なり、第一の水平部412の深さを接着剤Bの肉厚だけ形成することもできるし、かかる場合にはハブ52aの下端が突出してはならない。
【0079】
より詳述すると、第一の水平部412が微細な深さを持つように加工してから、加工された深さだけ接着剤Bで詰め込んでから、接着剤Bにハブ52aが位置するようにし、その状態で接着剤Bを硬化させると、ハブ52aは接着剤Bと当接された部分によって第一の水平部412に接着固定される。
【0080】
このように構成された本発明の実施例2によれば、ターンテーブル50がロータ400にボンディングされるため、より堅固に固定されるばかりか、接着剤Bが第一の水平部412の上部面に均一に塗布されるため、接着剤が一箇所に集まらない。
【0081】
したがって、接着剤Bによってターンテーブル50が浮上することはないから、結果的にはスピンドルモータの全体的な高さH3を減らすことができるし、ハブ52aの下部面の全体に接着剤Bが接着されるため、ターンテーブル50とロータ400との接着面積が広く確保されてターンテーブル50の接着力が増大する。
【0082】
さらに、ロータ400の第二の水平部414にディスクチャック52の下部面52bが安着されるため、ターンテーブル50が第二の水平部414の深さだけ陥没状に安着されてスピンドルモータの全体高さH3をさらに減らすことができる。
【0083】
さらに、ロータ400のトラック410が段付き構造に形成されるため、スピンドルモータの全体高さH3を減らしつつも、ロータ400とステータ200とは一定のすき間gを保持できることはいうまでもない。
【0084】
結論として、本発明の実施例2によるスピンドルモータは、全体高さH3を最小化できることから、かかるスピンドルモータを採用するディスクプレーヤの高さもまた減らすことができるため、ディスクプレーヤをコンパクトな大きさのスリムタイプで製造することができる。
【0085】
一方、ロータ400のトラック410を2個の水平部に形成することが可能になり、図5はかかるロータ400'を適用された本発明の実施例3に係るディスク駆動用スピンドルモータを示す側断面図である。図5において、前述の実施例2でのスピンドルモータと同一の構成に対しては同一符号を付しており、実施例2と同じ構成および動作に関する説明を省略する。
【0086】
図によれば、本発明の実施例3に係るディスク駆動用スピンドルモータは、シャフト100と、シャフト100の下端に設けられるステータ200と、ステータ200のハウジング500に収容される引き寄せマグネット300、およびディスクDを装着するターンテーブル50とからなる構成は、前述の実施例2によるスピンドルモータとすべて同一であるが、内周面にマグネット45を着磁されたロータ400'のトラック410'が変更されたものと異なる特徴である。
【0087】
図5に示すロータ400'のトラック410'は、ドローイング加工によって段差を有する2個の水平部412'、414'からなり、水平部412'、414'はボス420'に挿入されたシャフト100から外側方向、つまりトラック410'の外側の円筒430'方向へ漸次高めに形成された上向き段付き構造からなる。
【0088】
この際、水平部412'、414'はシャフト100に隣接して形成されつつ、最低の高さを有する第一の水平部412'と、第一の水平部412'の外側に形成され段差によって第一の水平部412'より高めに形成された第二の水平部414'とからなる。
【0089】
つまり、第一の水平部412'は、シャフト100に隣接して形成され、第二の水平部414'は第一の水平部412'から延成される。
【0090】
かかる第一の水平部412'と第二の水平部414'には、ターンテーブル50のハブ52aの下端と、ディスクチャック52の下部面52b、およびディスクシート56がそれぞれ安着される。
【0091】
さらに、第一の水平部412'と第二の水平部414'にターンテーブル50の構成要素が装着されるためには、ターンテーブル50の下部が水平部412'、414'に対応される構造を持つように形成されるべきであることはいうまでもない。
【0092】
言い換えれば、図に示すように、ディスクチャック52のハブ52aは、第一の水平部412'の深さに対応するように、下部に突出して形成されるべきであり、ディスクチャック52の下部面52aとディスクシート56は第二の水平部414'の高さに対応するように、ハブ52aの下端より高い位置に形成されるべきである。
【0093】
つまり、ディスクチャック52の下部面52aとディスクシート56は、ディスクチャック52の下部から延成された外向きフランジの構造からなり、ハブ52aは外向きフランジの下部へ突出した形状からなる。
【0094】
さらに、ディスクシート56をディスクチャック52とは別個の座金状に形成可能となり、かかる場合には、ターンテーブル50の下部の構造とは関係なく、第二の水平部414'にディスクシート56を付着できることはいうまでもない。
【0095】
一方、ディスクチャック52のハブ52aが装着される第一の水平部412'の上部面には、ハブ52aの装着に先立って接着剤B'を塗布して、ハブ52aが第一の水平部412'に接着固定されるようにする。
【0096】
ところで、不図示であるが、前述とは異なり第一の水平部412'の深さを接着剤B'の肉厚だけ形成することもでき、かかる場合には、ハブ52aの下端が突出されてはならない。
【0097】
より詳述すると、第一の水平部412'が微細な深さを持つように加工してから、加工された深さだけ接着剤B'で詰め込んでから、接着剤B'にハブ52aが位置するようにし、その状態で接着剤B'を硬化させると、接着剤B'に当接する部分によってハブ52aは第一の水平部412'に接着固定される。
【0098】
このように構成された本発明の実施例3によれば、ターンテーブル50がロータ400'に堅固に固定されることに加えて、接着剤B'が第一の水平部412'の上部面に均一に塗布されるため、接着剤が一箇所に集まることはない。
【0099】
したがって、接着剤B'によってターンテーブル50が浮上しないことから、スピンドルモータの全体高さH3'を減らすことができるし、ハブ52aの下部面の全体に接着剤B'が接着されるため、ターンテーブル50とロータ400'との接着面積が広く確保されてターンテーブル50の接着力が増大する。
【0100】
さらに、ロータ400'のトラック410'が段付き構造に形成されてスピンドルモータの全体高さH3'を減らしつつ、ロータ400'とステータ200との間に一定のすき間gを保持できることはいうまでもない。
【0101】
結論として、本発明に係るスピンドルモータは、全体高さH3'が最小化されるため、本発明に係るスピンドルモータを採用するディスクプレーヤの高さもまた減らしうるため、ディスクプレーヤをコンパクトな大きさのスリムタイプで製造することができる。
【0102】
一方、図6は、本発明の実施例4に係るディスク駆動用スピンドルモータを示す側断面図であり、図4に示す本発明の実施例2と構成がすべて同一であるが、ステータ215のホルダー246とコア284の構成が変更された点が異なっている。
【0103】
したがって、説明にあたって実施例2と同一の構成は同一符号を付しており、構成、および動作について実施例2と重なる説明を省略する。
【0104】
図に示すように、コア284の上端には一部を切開された切開溝520を有するハウジング500が形成され、ハウジング500内に引き寄せマグネット300が収容されるため、コア284の上部面に突出される引き寄せマグネット300の高さを減らしうる。
【0105】
この際、ホルダー246は高さの低くなった引き寄せマグネット300の高さだけ垂直長さを短くできることから、メタル軸受220とシャフト100の垂直長さもともに短くできるために、前述の実施例1〜3と同様に、ステータ215とロータ400の下部面にすき間gを保持しつつスピンドルモータの全体高さH3を減らしうる。
【0106】
さらに、ハウジング500を図7と同様に構成することもできるが、図7は本発明の実施例5に係るディスク駆動用スピンドルモータを示す側断面図であり、ホルダー244とコア282の上端にハウジング500を形成したことが前述の本発明の実施例1〜4との相違点であることはいうまでもない。
【0107】
つまり、ステータ216のコア282の上端に切開された切開溝520を作成し、コア282の切開溝520'に対向するように、ホルダー244の上端にも切開された切開溝522を形成して引き寄せマグネット300を挿入するハウジング500を形成する。
【0108】
したがって、引き寄せマグネット300がステータ216の上部に突出することはなく、上端の内側に陥没した態様に設けられるため、ロータ400の下部面とすき間gを保持しつつスピンドルモータの全体高さH3を減らしうる。
【0109】
一方、図8は、本発明の実施例6に係るディスク駆動用スピンドルモータを示す側断面図であり、前述の本発明の実施例と同一に構成されているが、ホルダー242の上端に切開された切開溝522'を有するハウジングを形成し、引き寄せマグネット310の構造を変更した点が相違している。
【0110】
ここで、構造の変更された引き寄せマグネット310について詳述すると、引き寄せマグネット310は体積が増すように図示されたごとく、上端に外向きフランジ312が形成される。
【0111】
さらに、前述したように、ハウジング500の切開溝522'に引き寄せマグネット310が挿入されるが、外向きフランジ312の下部面はコア280の上部面に安着される。
【0112】
したがって、引き寄せマグネット310がステータ218の上端の内側へ陥没される態様に設けることができるし、ロータ400とのすき間gを保持しつつスピンドルモータの全体高さH3を減らしうるし、さらに、引き寄せマグネット310の体積を拡大できることから、磁力が強化されてロータ400を引き寄せる引力を増大させることもできる。
【0113】
上述の本発明の実施例1〜6に係るディスク駆動用スピンドルモータは、引き寄せマグネット300、310がステータ200、215、216、218の上端内側に陥没した態様に設けられているために、ステータ200、215、216、218を構成するシャフト100を始めとする各種の構成要素の垂直長さを短くできるために、スピンドルモータの全体高さH2、H3を減らしうる。
【0114】
さらに、段付き構造の端面を有するロータ400、400'を適用してターンテーブル50がロータ400、400'に陥没した態様に設けることができるため、スピンドルモータの全体高さH3、H3'をさらに低くすることができる。
【0115】
したがって、スピンドルモータの高さが低くなった分だけ不図示のディスクプレーヤの高さも低くできることから、ディスクプレーヤのスリム化が可能になる。
【0116】
さらに、ロータ400、400'の上端に接着剤を塗布してからターンテーブル50を接着されるため、ターンテーブル50の接着面積が拡大されて接着力を強化することができるし、引き寄せマグネット310が外向きフランジ312を有する構造に形成されて体積の増大によって強化された磁力を発生することができる。
【0117】
上述の実施例は、本発明の好ましい実施例を述べたのにすぎず、本発明の適用範囲はそれに限定されるのではなく、同一の思想の範囲内で適切に変更することができる。
【0118】
したがって、本発明の実施例に示された各構成要素の形状および構造は変形実施が可能であり、かかる形状、および構造の変形は、添付された本発明の特許請求範囲に属するべきものである。
【0119】
【発明の効果】
上述のように構成されて作用する本発明に係るディスク駆動用スピンドルモータは、引き寄せマグネットがステータの上端内側に陥没した態様に下向きに設けられているために、ステータを構成する構成要素の垂直長さを短くできるし、引き寄せマグネットの下向きになった深さだけロータも下向きに設けられるために、スピンドルモータの全体高さを低くできるという効果がある。
【0120】
さらに、深さを有するトラックにてなるロータによってターンテーブルをトラックの深さだけ下向きに設けることができることから、スピンドルモータの全体高さをさらに減らしうるし、結果的に、かかるスピンドルモータを採用するディスクプレーヤの高さも減らしうるため、スリム態様のディスクプレーヤを製造することができる。
【0121】
さらに、深さを有するトラックの上部面に接着剤を塗布してから、ターンテーブルを設けるため、ターンテーブルの接着面積が拡大されてターンテーブルがロータに堅固にボンディングされる効果があり、引き寄せマグネットが上端に外向きフランジを有する構造に形成されるため、体積を増大できることから、発生磁力が強化される効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常のディスク駆動用スピンドルモータの構成を示す側断面図である。
【図2】本発明の実施例1に係るディスク駆動用スピンドルモータを示す側断面図である。
【図3】本発明の実施例2に係るディスク駆動用スピンドルモータに適用されるロータを示す斜視図である。
【図4】本発明の実施例2に係るディスク駆動用スピンドルモータを示す側断面図である。
【図5】本発明の実施例3に係るディスク駆動用スピンドルモータを示す側断面図である。
【図6】本発明の実施例4に係るディスク駆動用スピンドルモータを示す側断面図である。
【図7】本発明の実施例5に係るディスク駆動用スピンドルモータを示す側断面図である。
【図8】本発明の実施例6に係るディスク駆動用スピンドルモータを示す側断面図である。
【符号の説明】
1 デッキプレート
10、100 シャフト
20、200、215、216、218 ステータ
30、300、310 引き寄せマグネット
40、400、400' ロータ
50 ターンテーブル
410、410' トラック
412、412'、414、414'、416、416' 水平部
500 ハウジング
510、520、522、520'、522' 切開溝

Claims (18)

  1. ディスクプレーヤに使用されるスピンドルモータにおいて、
    デッキプレートと、
    該デッキプレートに枢設されるシャフトと、
    該シャフトの上端部の外周面に結合され、内周面にはマグネットを着磁されたキャップ状のロータと、
    該ロータの下部に設けられて前記ロータを下部へ引き寄せる引力を発生する引き寄せマグネット(pulling magnet)と、
    前記ロータの下部に位置され、シャフトの外周面に設けられるメタル軸受と、メタル軸受の外周面に設けられるホルダー、およびホルダーの外周面に設けられ前記ロータのマグネットと空隙を隔てて対向配置されるコイルを巻線されたコアとからなり、上端には前記引き寄せマグネットを収容するハウジングを形成されたステータと、
    前記ロータの上部面に固設され、ディスクをセンターリングして装着するディスクチャックと、ディスクチャックに設けられて装着されたディスクが脱離されないように固定する顎状部(jaw)とからなるターンテーブルと、
    を含むことを特徴とするディスク駆動用スピンドルモータ。
  2. 前記ハウジングは、前記ホルダーの上端一部が切開されて形成された切開溝とからなることを特徴とする、請求項1記載のディスク駆動用スピンドルモータ。
  3. 前記切開溝は、前記コアの上端より深めに形成されることを特徴とする、請求項2記載のディスク駆動用スピンドルモータ。
  4. 前記引き寄せマグネットは、上部に外向きフランジが形成されて、前記コアの上部面に外向きフランジが安着されることを特徴とする、請求項3記載のディスク駆動用スピンドルモータ。
  5. 前記ハウジングは、コアの上端一部が切開されて形成された切開溝からなることを特徴とする、請求項1記載のディスク駆動用スピンドルモータ。
  6. 前記ハウジングは、ホルダー、およびコアの上端一部が切開されて形成された切開溝からなることを特徴とする、請求項1記載のディスク駆動用スピンドルモータ。
  7. ディスクプレーヤに使用されるスピンドルモータにおいて、
    デッキプレートと、
    該デッキプレートに枢設されるシャフトと、該シャフトの上端部の外周面に結合され、上部に相互に相違する高さに形成されたトラックを有し、内周面にはマグネットを着磁されたキャップ状のロータと、
    該ロータの下部に設けられて前記ロータを下部へ引き寄せる引力を発生する引き寄せマグネットと、
    前記ロータの下部に位置され、シャフトの外周面に設けられるメタル軸受と、メタル軸受の外周面に設けられるホルダー、およびホルダーの外周面に設けられて前記ロータのマグネットと空隙を隔てて対向配置されるコイルを巻線されたコアとからなり、上端には前記引き寄せマグネットを収容するハウジングを形成されたステータと、
    前記ロータの上部面に固設され、ディスクをセンターリングして装着するディスクチャックと、ディスクチャックに設けられて装着されたディスクを固定する顎状部と、装着されたディスクを下部で支持するディスクシートとからなるターンテーブルと、
    を含むことを特徴とするディスク駆動用スピンドルモータ。
  8. 前記トラックは、段差による複数個の水平部とからなることを特徴とする、請求項7記載のディスク駆動用スピンドルモータ。
  9. 前記水平部は、前記ロータの中心に結合されたシャフトから外側方向へ漸次高めに形成された上向き段付き構造を有することを特徴とする、請求項8記載のディスク駆動用スピンドルモータ。
  10. 前記水平部は、2個からなることを特徴とする、請求項9記載のディスク駆動用スピンドルモータ。
  11. 前記水平部は、前記ディスクチャックの中央部の下端がボンディングされて固定される第一の水平部と、前記ディスクチャックの下部面と前記ディスクシートが装着される第二の水平部とからなることを特徴とする、請求項10記載のディスク駆動用スピンドルモータ。
  12. 前記水平部は、3個からなることを特徴とする、請求項9記載のディスク駆動用スピンドルモータ。
  13. 前記水平部は、前記ディスクチャックの中央部の下端がボンディングされて固定される第一の水平部と、前記ディスクチャックの下部面が安着される第二の水平部と、前記ディスクシートが安着される第三の水平部とからなることを特徴とする、請求項12記載のディスク駆動用スピンドルモータ。
  14. 前記ハウジングは、前記ホルダーの上端一部が切開されて形成された切開溝からなることを特徴とする、請求項7〜13のいずれかに記載のディスク駆動用スピンドルモータ。
  15. 前記切開溝は、前記コアの上端より深めに形成されることを特徴とする、請求項14に記載のディスク駆動用スピンドルモータ。
  16. 前記引き寄せマグネットは、上部に外向きフランジが形成されて前記コアの上部面に外向きフランジが安着されることを特徴とする、請求項15記載のディスク駆動用スピンドルモータ。
  17. 前記ハウジングは、コアの上端一部が切開されて形成された切開溝からなることを特徴とする、請求項7〜13のいずれかに記載のディスク駆動用スピンドルモータ。
  18. 前記ハウジングは、ホルダー、およびコアの上端一部が切開されて形成された切開溝からなることを特徴とする、請求項7〜13のいずれかに記載のディスク駆動用スピンドルモータ。
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