JP2004193046A - スイッチ装置 - Google Patents

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JP2004193046A
JP2004193046A JP2002362030A JP2002362030A JP2004193046A JP 2004193046 A JP2004193046 A JP 2004193046A JP 2002362030 A JP2002362030 A JP 2002362030A JP 2002362030 A JP2002362030 A JP 2002362030A JP 2004193046 A JP2004193046 A JP 2004193046A
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lock pin
elastic piece
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switch
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JP2002362030A
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Hiroyuki Toyoda
浩之 豊田
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

【課題】ロックピンを押えるばね手段の組付け性の簡素化を図ると共に部品数の削減を図り得る。
【解決手段】図示しないスイッチベースにはカム溝が形成されている。操作子4には弾性片部9が一体に弾性変形可能に形成されている。この弾性片部9の軸部9aにはロックピン10のリング部10aが回動可能に取り付けられている。上記弾性片部9はロックピン10の先端部10bをカム溝底部方向に押圧付勢する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カム溝及びロックピンなどを備えて操作子を二つの位置に保持する機能を備えたスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
いわゆるプッシュロック式のスイッチ装置においては、次のような構成のものである。装置本体に移動可能に取付けられる操作子の一方に、例えばハート型のカム溝を形成し、他方に、操作子の移動に伴いこのカム溝を摺動して、該操作子を二つの位置(原位置と押し込み位置)に保持するロックピンを設け、さらに、このロックピンをカム溝側に付勢する押えばねを、このロックピンと共に設けている(例えば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−149710(図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図6には、上記従来構成における操作子のロックピン及び押えばね部分を示している。ロックピン51の基端部51aは図示しない操作子に設けられていて、操作子及びこの基端部51aは矢印H方向及びその反対方向へ移動可能である。このロックピン51の先端部51bが装置本体52のカム溝53に摺接する。押えばね53は線状をなしていて、両端部が装置本体52の嵌合孔54,54に差込み嵌合されている。この押えばね53はロックピン51をカム溝53側へ付勢するためのものである。
【0005】
この従来構成において、押さえばね53を両側の嵌合孔54、54に差し込む作業が面倒であり、また押さえばね53を差し込む際に落としたり、紛失したりして組付け作業性が悪い。また部品点数も多い。さらに、押さえばねとロックピンとが別々の部材に分かれて取り付けられるため、これまた、組付け性が悪いという問題がある。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロックピンを押えるばね手段の組付け性の簡素化を図ると共に部品数の削減を図り得るスイッチ装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、装置本体に往復移動可能に取付けられその移動によりスイッチ部を動作させる操作子と、
前記装置本体と操作子とのうちの一方の部材に設けられたカム溝と、
前記装置本体と操作子とのうち前記カム溝が設けられていない側の部材に一体に弾性変形可能に形成された弾性片部と、
この弾性片部に回動可能に取り付けられ、該弾性片部により前記カム溝底部方向に押圧付勢され、前記操作子の操作に伴い前記カム溝内方向を摺動して前記操作子を二つの位置で係脱可能に保持するロックピンと
を備えてなるところに特徴を有する。
【0008】
この請求項1の発明においては、ロックピンをカム溝側へ付勢するばね手段として、装置本体と操作子とのうち前記カム溝が設けられていない側の部材に一体に且つ弾性変形可能に弾性片部を形成したので、ばね手段の組付けを省き得、しかも部品数の削減を図り得る。しかも、この弾性片部にロックピンを設けるので、この弾性片部及びロックピンの双方を装置本体あるいは操作子の一方にまとめて設けることができて、これによっても組付け性の簡単化を図ることができる。なお、ロックピンは弾性片部に回動可能に設けられているので、カム溝に応じた動きが支障なくできるものである。
【0009】
請求項2の発明は、弾性片部に軸部が形成され、ロックピンの基部にこの軸部に回動可能に嵌合するリング部が形成され、前記軸部の根元の一部にこのリング部の抜け止めをする凹部が形成されているところに特徴を有する。
【0010】
この請求項2の発明においては、ロックピンのがたつきない回動を可能にしながら、該ロックピンの抜け止めを行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例につき図1ないし図5を参照して説明する。図2には、プッシュロック式のスイッチ装置の断面図が示されており、この図2において、筒状をなすスイッチケース1にインシュレータ2が固定状態に設けられており、これらスイッチケース1とインシュレータ2とから装置本体たるスイッチベース3が構成されている。
【0012】
このスイッチベース3内に、合成樹脂製の操作子4が図2中、上下方向に往復移動可能に配設されている。この操作子4とスイッチケース1との間には、圧縮コイルばねからなる復帰用ばね5が配設されていて、この復帰用ばね5の付勢力により、操作子4は原位置方向である図2中矢印A方向に付勢されている。操作子4の図2中、上部にはノブ6が取付けられている。
【0013】
上記スイッチベース3のインシュレータ2と操作子4との間には、ロック機構7が設けられている。このロック機構7は、インシュレータ2において操作子4と対向する面に設けられたカム溝8(図4参照)と、図1にも示すばね手段たる弾性片部9と、ロックピン10とから構成されている。
【0014】
このうち、カム溝8には、図4に示すように、中央部にハート形の凸部11が形成されていて、その凸部11に、ほぼV字形の係合部12が形成されている。また、カム溝8の底部には段差8aや斜面8bが形成されている。
【0015】
弾性片部9は、図1に示すように、スイッチベース3と操作子4とのうち、カム溝8が設けられていない側の部材である操作子4に一体に矢印B方向及びその反対方向へ弾性変形可能に形成されている。この場合、図5にも示すように操作子4の下部から薄板状をなして上方へ延出されており、その先端部におけるカム溝8側の面には円柱状の軸部9aが形成されていると共に、その両側にリブ部9b、9bが形成されている。上記軸部9aの根元の一部この場合下部には平坦な凹部9cが形成されている。この弾性片部9は、スイッチ装置の組立て状態でロックピン10をカム溝8底部方向に押圧付勢する構成となっている。
【0016】
上記ロックピン10は、L字状をなしていて、その基部にはリング部10aが形成されている。このリング部10aの内径寸法は前記軸部9aの外形寸法よりわずかに大きく設定されている。このリング部10aがこの軸部9aに回動可能に嵌合されることにより、ロックピン10が弾性片部9に回動可能に且つほとんどがたつきなく取り付けられている。このとき、ロックピン10は弾性片部9の先端より出るように設けられるものであり、前記リブ部9b、9bは、ロックピン10の回動範囲を規制して、弾性片部9の基端部側へ回らないようにしている。
【0017】
しかして、スイッチ装置の組立て状態では、弾性片部9は、自由状態よりも矢印B方向(図2参照)へ弾性変形しており、もって、この弾性片部9は、スイッチ装置の組立て状態でロックピン10をカム溝8底部方向に押圧付勢する構成となっている。
【0018】
操作子4において、ロックピン10の図2中、下方にはばね収容部4aが形成されていて、可動接点13が、そのばね収容部4aに収容された圧縮コイルばねからなるばね部材14によりインシュレータ2側に付勢して設けられている。インシュレータ2において上記可動接点13が摺動する面には、その可動接点13が接離する固定接点15が設けられている。これら可動接点13と固定接点15とによりスイッチ部16を構成している。
【0019】
なお、図2は操作子4が原位置にある状態が示されており、この状態では、可動接点13が固定接点15から離間していて、スイッチ部16はオフ状態となっている。この図2の状態から、操作子4を復帰用ばね5の付勢力に抗して矢印Aとは反対方向へ押圧操作すると、操作子4が同方向へ移動すると共に、ロックピン10の先端部10bがカム溝8に沿って摺動し、そして、操作子4に対する押圧力を解除すると、操作子4が矢印A方向に戻りながら、ロックピン10の先端部10bがカム溝8の係合部12に係合し、これにより操作子4が押し込み位置に保持されるようになる。このとき、可動接点13が固定接点15に接触し、スイッチ部16はオン状態となる。なお、ロックピン10は弾性片部9に回動可能に設けられているので、カム溝8に応じた動きが支障なくできるものである。
【0020】
この後、操作子4を矢印Aとは反対方向へ再度押圧操作すると、操作子4が同方向へ移動しながらロックピン10の先端部10bの係合部12に対する係合が外れ、そして、操作子4に対する押圧力を解除すると、復帰用ばね5の付勢力により操作子4が原位置に復帰されると共に、ロックピン10の先端部10bがカム溝8に沿って摺動し、元の位置に戻り、スイッチ部16がオフ状態となる。
【0021】
なお、ロックピン10がカム溝8を摺動する時に図1の矢印C方向へ動こうとするがそのリング部10aが軸部9aの凹部9cに係合し、ロックピン10の軸部9aからの抜け止めがなされる。
【0022】
このような本実施例によれば、ロックピン10をカム溝8側へ付勢するばね手段として、スイッチベース3と操作子4とのうち前記カム溝8が設けられていない側の操作子4に一体に弾性変形可能な弾性片部9を形成したので、ばね手段の組付けを省き得、しかも部品数の削減を図り得る。しかも、この弾性片部9にロックピン10を設けるので、この弾性片部9及びロックピン10を操作子4にまとめて設けることができて、これによっても組付け性の簡単化を図ることができる。
【0023】
また、本実施例によれば、弾性片部9に軸部9aを形成し、ロックピン10の基部にこの軸部9aに回動可能に嵌合するリング部10aを形成し、前記軸部9aの根元の一部にこのリング部10aの抜け止めをする凹部9cを形成したから、ロックピン10のがたつきない動きを可能にしながら、該ロックピン10の抜け止めを行うことができる。
【0024】
なお、上記実施例では、カム溝を装置本体たるスイッチベースに設け、弾性片部及びロックピンを操作子に設けたが、それらは、逆に設けるようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】
本発明は以上の説明から明らかなように、組付け性の簡単化を図ると共に部品数の削減を図り得るといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、操作子を取付け前の状態で示す部分的斜視図
【図2】全体の縦断側面図
【図3】操作子の正面図
【図4】カム溝の正面図
【図5】弾性片部及びロックピン部分の斜視図
【図6】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
2はインシュレータ、3はスイッチベース(装置本体)、4は操作子、4aは嵌合孔部、7はロック機構、8はカム溝、9は弾性片部、9aは軸部、9cは凹部、10はロックピン、10aはリング部、16はスイッチ部を示す。

Claims (2)

  1. 装置本体に往復移動可能に取付けられその移動によりスイッチ部を動作させる操作子と、
    前記装置本体と操作子とのうちの一方の部材に設けられたカム溝と、
    前記装置本体と操作子とのうち前記カム溝が設けられていない側の部材に一体に弾性変形可能に形成された弾性片部と、
    この弾性片部に回動可能に取り付けられ、該弾性片部により前記カム溝底部方向に押圧付勢され、前記操作子の操作に伴い前記カム溝内方向を摺動して前記操作子を二つの位置で係脱可能に保持するロックピンと
    を備えてなることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 弾性片部に軸部が形成され、ロックピンの基部にこの軸部に回動可能に嵌合するリング部が形成され、前記軸部の根元の一部にこのリング部の抜け止めをする凹部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107888144A (zh) * 2017-12-15 2018-04-06 无锡优耐特能源科技有限公司 一种小型户外汇流箱

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