JP2004191745A - 画像表示方法、コンピュータ、およびディスプレイドライバ - Google Patents
画像表示方法、コンピュータ、およびディスプレイドライバ Download PDFInfo
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Abstract
【課題】高精細表示可能なディスプレイに対して、同一画面上に解像度の異なる画像を表示するコンピュータの画像表示方法、コンピュータ、およびディスプレイドライバを提供する。
【解決手段】高精細ディスプレイの表示画面全域に対して所定の解像度で表示される画像情報を書き込むため、標準ディスプレイドライバは、画像メモリのメモリ空間から第1のメモリ領域を確保し、所定の解像度とは異なる高精細解像度で表示される画像表示領域が指定されると、第1のメモリ領域内における当該画像表示領域に該当する第2のメモリ領域を設定し、画像表示領域に対して高精細解像度で表示される画像情報を書き込むため、高精細解像度用ディスプレイドライバは、画像メモリのメモリ空間から第3のメモリ領域を確保し、高精細ディスプレイに表示する画像情報を、第2のメモリ領域を除く第1のメモリ領域と、第3のメモリ領域とに書き込み、表示を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】高精細ディスプレイの表示画面全域に対して所定の解像度で表示される画像情報を書き込むため、標準ディスプレイドライバは、画像メモリのメモリ空間から第1のメモリ領域を確保し、所定の解像度とは異なる高精細解像度で表示される画像表示領域が指定されると、第1のメモリ領域内における当該画像表示領域に該当する第2のメモリ領域を設定し、画像表示領域に対して高精細解像度で表示される画像情報を書き込むため、高精細解像度用ディスプレイドライバは、画像メモリのメモリ空間から第3のメモリ領域を確保し、高精細ディスプレイに表示する画像情報を、第2のメモリ領域を除く第1のメモリ領域と、第3のメモリ領域とに書き込み、表示を行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高精細表示可能なディスプレイに対してメモリに記憶された画像情報を出力するコンピュータ、ディスプレイドライバ、および画像表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、コンピュータ用のディスプレイは様々な表示解像度に対応しており、ユーザーが視認性や操作性に応じて1つの解像度を設定することが可能となっている。
【0003】
一般的に、ワープロや表計算といったアプリケーションソフトを使用する場合は、比較的低解像度、例えばXGA(1024ドット×768ドット)程度の解像度が、ユーザーにとって視認性も良く、操作性も良い。また、デジタル写真等を扱うようなグラフィック系のアプリケーションソフトでは、高解像度、例えばQXGA(2048ドット×1536ドット)程度の高解像度が、ユーザーにとって視認性も良く、操作性も良い。
【0004】
このような状況の中で、1つの画面に対して高精細画像表示と高速動画表示を両立できるディスプレイがある(例えば、特許文献1)。静止画表示と動画表示との視認性の特性の違いを利用したもので、動画の精細度を低減し、高速書き換えで表示する領域と、静止画を低速書き換えで高精細表示する領域とを任意に切り換え可能となっている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−350453号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、高精細表示可能なディスプレイで、低解像度表示が望ましいアプリケーションソフトと高解像度表示が望ましいアプリケーションソフトを同時に表示させると、ユーザーにとって非常に視認性、操作性の悪い状態となる。
【0007】
例えば、ディスプレイの表示モードにQXGAの解像度を設定している場合に、ワープロ等の低解像度が望ましいアプリケーションソフトを表示すると、ディスプレイ上に表示される文字が非常に小さくなってしまい、視認性が悪くなる。
【0008】
逆に、ディスプレイの表示モードにXGAの解像度を設定している場合に、高解像度が望ましいアプリケーションソフトを表示すると、ディスプレイ上の表示面積が足らず、視認性も悪いばかりか、画面スクロールを繰り返すために操作性も悪くなってしまう。
【0009】
これらは、ディスプレイに対して1つの解像度しか設定できないために発生する問題であり、また、今後更に高精細表示可能なディスプレイの開発が進むことも勘案すると、現状のままでは、ユーザーの視認性、操作性は悪くなる一方であった。そこで、1つのディスプレイ上で、アプリケーション毎(ウィンドウ毎)に解像度を変更して表示する技術が要望されていた。
【0010】
本発明は上記事情に鑑み、高精細表示可能なディスプレイに対して、解像度の異なる画像を同一画面上に表示させるコンピュータ、ディスプレイドライバ、および画像表示方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明である画像表示方法は、高精細表示可能なディスプレイに画像を表示するコンピュータの画像表示方法において、前記ディスプレイの表示画面全域に対して所定の解像度で表示される画像情報を記憶する第1のメモリ領域を確保する工程と、前記所定の解像度とは異なる高精細解像度で表示される画像の表示領域が指定されると、前記第1のメモリ領域内における当該画像の表示領域に該当する第2のメモリ領域を設定する工程と、当該画像の表示領域に対して前記高精細解像度で表示される画像情報を記憶する第3のメモリ領域を確保する工程と、前記所定の解像度で表示される画像情報を、前記第2のメモリ領域を除く前記第1のメモリ領域に書き込むと同時に、前記高精細解像度で表示される画像情報を前記第3のメモリ領域に書き込む工程と、前記第2のメモリ領域を除く前記第1のメモリ領域に書き込まれた画像情報と、前記第3のメモリ領域に書き込まれた画像情報とを同一画面上に表示する工程とを有することを特徴とする。
【0012】
請求項1の発明によれば、高精細表示可能なディスプレイの同一画面上に、画像毎に異なる解像度を設定して表示させることができるので、視認性、操作性が向上する。
【0013】
また、請求項2に記載の発明であるコンピュータは、任意の解像度の画像情報を記憶するメモリと、高精細表示可能なディスプレイに対して前記メモリに記憶された前記画像情報を出力するディスプレイアダプタとを備えるコンピュータであって、前記ディスプレイの表示画面全域に対して所定の解像度で表示される画像情報を記憶する第1のメモリ領域を確保する手段と、前記所定の解像度とは異なる高精細解像度で表示される画像の表示領域が指定されると、前記第1のメモリ領域内における当該画像の表示領域に該当する第2のメモリ領域を設定する手段と、当該画像の表示領域に対して前記高精細解像度で表示される画像情報を記憶する第3のメモリ領域を確保する手段と、前記所定の解像度で表示される画像情報を、前記第2のメモリ領域を除く前記第1のメモリ領域に書き込むと同時に、前記高精細解像度で表示される画像情報を前記第3のメモリ領域に書き込む手段とを備え、前記第2のメモリ領域を除く前記第1のメモリ領域に書き込まれた画像情報と、前記第3のメモリ領域に書き込まれた画像情報とを、前記ディスプレイに対して出力することを特徴とする。
【0014】
請求項2の発明によれば、高精細表示可能なディスプレイの同一画面上に、画像毎に異なる解像度を設定して表示させることができるので、視認性、操作性が向上する。
【0015】
また、請求項3に記載の発明であるディスプレイドライバは、任意の解像度の画像情報を記憶するメモリと、高精細表示可能なディスプレイに対して前記メモリに記憶された前記画像情報を出力するディスプレイアダプタとを備えるコンピュータ上で動作するディスプレイドライバであって、前記コンピュータを、前記ディスプレイの表示画面全域に対して所定の解像度で表示される画像情報を記憶する第1のメモリ領域を確保する手段と、前記所定の解像度とは異なる高精細解像度で表示される画像の表示領域が指定されると、前記第1のメモリ領域内における当該画像の表示領域に該当する第2のメモリ領域を設定する手段と、当該画像の表示領域に対して前記高精細解像度で表示される画像情報を記憶する第3のメモリ領域を確保する手段と、前記所定の解像度で表示される画像情報を、前記第2のメモリ領域を除く前記第1のメモリ領域に書き込むと同時に、前記高精細解像度で表示される画像情報を前記第3のメモリ領域に書き込む手段として機能させることを特徴とする。
【0016】
請求項3の発明によれば、高精細表示可能なディスプレイの同一画面上に、画像毎に異なる解像度を設定して表示させることができるので、視認性、操作性が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、図1〜4を用いて説明する。
【0018】
本実施形態におけるコンピュータ1は、図1に示すように、QXGA程度の高精細表示が可能な高精細ディスプレイ2、その高精細ディスプレイ2とコンピュータ1を接続し、画面情報を記憶するための画像メモリ(VRAM(Video RAM))を有するビデオカード3を備える。
【0019】
コンピュータ1は、高精細ディスプレイ2で画面表示を行うための標準ディスプレイドライバ4と高精細解像度用ディスプレイドライバ5の2つのディスプレイドライバ4,5を用いることが可能なOS(Operating System)6によって管理され、アプリケーションに対してAPI(Application Programming Interface)を介して画面表示を行うサービスを提供する。また、ビデオカード3は、画像メモリに書き込まれた画像情報を高精細ディスプレイに表示させる機能を有する。
【0020】
標準ディスプレイドライバ4は、高精細ディスプレイ2に対して設定された解像度で画面表示を行う機能を有する。通常は、起動時に設定された解像度で画面表示を行う。
【0021】
高精細解像度用ディスプレイドライバ5は、設定されている解像度に関係なく、指定された領域内を高精細解像度で表示する機能を有する。
【0022】
コンピュータ1は、所定の解像度、または低解像度(例えば、SVGA程度の解像度)で使用されることが望ましいアプリケーション(以降、一般アプリケーション7)を実行する場合は、標準ディスプレイドライバ4を用いて所定の解像度による画面描画を行う。この場合の処理は、従来のものと変わらないので詳細な説明は省略する。
【0023】
一方、高精細解像度で使用されることが望ましいアプリケーション(以降、高精細解像度用アプリケーション8)を実行する場合は、指定された領域内の画面描画は高精細解像度用ディスプレイドライバ5に対して行う。これにより、対応する解像度が異なるアプリケーションをウィンドウ毎に異なる解像度で同一画面上に共存させる。
【0024】
次に、画面表示を行う際の、コンピュータ1の詳細な処理について、図2〜4を用いて説明する。
【0025】
まず、高精細解像度用アプリケーション8が起動されると、その高精細解像度用アプリケーション8はOS(API)6に対して、ウィンドウの解像度、ウィンドウのサイズ、ウィンドウの位置を通知する(ステップS01)。
【0026】
OS(API)6は、高精細解像度用アプリケーション8からウィンドウの解像度、サイズ、位置を受信すると(ステップS02)、ウィンドウを表示するためのディスプレイドライバを決定する(ステップS03)。高精細解像度用アプリケーション8から通知された解像度が、現在、標準ディスプレイドライバ4に設定されている解像度と同じ場合、または低解像度である場合、そのまま標準ドライバが用いられる。また、高精細解像度用アプリケーション8から通知された解像度が、現在、標準ディスプレイドライバ4に設定されている解像度より高い場合は、そのウィンドウは高精細解像度用ディスプレイドライバ5が用いられる。
【0027】
次に、OS(API)6はディスプレイドライバに対して、ウィンドウの解像度、サイズ、位置を通知する(ステップS04)。標準ディスプレイドライバ4は、ウィンドウの解像度、サイズ、位置が通知されると、まず、ウィンドウの解像度、サイズから高精細解像度用アプリケーション8が表示される画面のメモリサイズを算出する(ステップS05)。このメモリサイズは、現在、標準ディスプレイドライバ4に設定されている解像度(画面サイズ)に対して、高精細解像度用アプリケーション8のウィンドウが占める大きさである。次に、標準ディスプレイドライバ4は、ウィンドウの位置からその算出したメモリサイズのメモリ領域を開放し(情報をクリア)、そのメモリ領域に対して書き込み禁止措置を行う(ステップS06)。
【0028】
また、高精細解像度用ディスプレイドライバ5は、ウィンドウの解像度、サイズ、位置が通知されると、まず、ウィンドウの解像度、サイズから高精細解像度用アプリケーション8が表示される画面のメモリサイズを算出する(ステップS07)。このメモリサイズは、通知されたウィンドウの解像度でそのウィンドウが表示されるのに必要な大きさである。次に、高精細解像度用ディスプレイドライバ5は、ウィンドウの位置からその算出したメモリサイズのメモリ領域を確保する(ステップS08)。
【0029】
図3は、ビデオカード3が備える画像メモリ(VRAM)のメモリ空間を模式的に表したものであり、図3中、斜線部(A)は、標準ディスプレイドライバ4によって開放、書き込み禁止措置をされたメモリ領域を示す。また、斜線部(B)は、高精細解像度用ディスプレイドライバ5によって確保されたメモリ領域を示す。なお、両ディスプレイドライバ4,5は、予め設定された解像度で全画面表示するために必要とされるメモリ領域を確保、または必要に応じてメモリ領域を確保する。
【0030】
次に、高精細解像度用アプリケーション8はOS(API)6に対してウィンドウの画面情報を通知する(ステップS10)。OS(API)6は高精細解像度用アプリケーション8から画面情報が通知されると、両ディスプレイドライバ4,5に対して画面情報を通知する(ステップS11)。
【0031】
両ディスプレイドライバ4,5は、OS(API)6から通知された画面情報を順次画像メモリ(VRAM)に書き込み(ステップS12,S13)、両ディスプレイドライバ4,5によって画像メモリ(VRAM)に書き込まれた画面情報は、ビデオカード3によって高精細ディスプレイ2の同一画面上に表示される。
【0032】
図4は、ウィンドウ毎に異なる解像度で一般アプリケーション7と高精細解像度用アプリケーション8とを同一画面上に表示させた場合の画面イメージである。このように、1つのディスプレイの同一画面上で、アプリケーション毎(ウィンドウ毎)に解像度を設定して表示させることが可能となるので、視認性、操作性が向上する。
【0033】
なお、アプリケーションから解像度が通知されない場合、OS(API)6は、通知されたウィンドウのサイズから解像度を設定するようにしてもよい。その場合、OS(API)6は、通知されたウィンドウサイズと、現在設定されている解像度で表示可能な画面サイズとを比較して、通知されたウィンドウサイズが大きい場合に、高精細解像度用ディスプレイドライバ5を用いて表示を行う。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、高精細表示可能なディスプレイの同一画面上に、画像毎に異なる解像度を設定して表示させることができるので、視認性、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における、システム構成図である。
【図2】画面表示を行う際の、コンピュータの詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図3】ビデオカードが備える画像メモリ(VRAM)のメモリ空間を模式的に表したものである。
【図4】対応する解像度が異なるアプリケーションをウィンドウ毎に異なる解像度で同一画面上に共存させた場合の画面イメージである。
【符号の説明】
1 コンピュータ
2 高精細ディスプレイ
3 ビデオカード
4 標準ディスプレイドライバ
5 高精細解像度用ディスプレイドライバ
6 OS(API)
7 一般アプリケーション
8 高精細解像度用アプリケーション
【発明の属する技術分野】
本発明は、高精細表示可能なディスプレイに対してメモリに記憶された画像情報を出力するコンピュータ、ディスプレイドライバ、および画像表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、コンピュータ用のディスプレイは様々な表示解像度に対応しており、ユーザーが視認性や操作性に応じて1つの解像度を設定することが可能となっている。
【0003】
一般的に、ワープロや表計算といったアプリケーションソフトを使用する場合は、比較的低解像度、例えばXGA(1024ドット×768ドット)程度の解像度が、ユーザーにとって視認性も良く、操作性も良い。また、デジタル写真等を扱うようなグラフィック系のアプリケーションソフトでは、高解像度、例えばQXGA(2048ドット×1536ドット)程度の高解像度が、ユーザーにとって視認性も良く、操作性も良い。
【0004】
このような状況の中で、1つの画面に対して高精細画像表示と高速動画表示を両立できるディスプレイがある(例えば、特許文献1)。静止画表示と動画表示との視認性の特性の違いを利用したもので、動画の精細度を低減し、高速書き換えで表示する領域と、静止画を低速書き換えで高精細表示する領域とを任意に切り換え可能となっている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−350453号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、高精細表示可能なディスプレイで、低解像度表示が望ましいアプリケーションソフトと高解像度表示が望ましいアプリケーションソフトを同時に表示させると、ユーザーにとって非常に視認性、操作性の悪い状態となる。
【0007】
例えば、ディスプレイの表示モードにQXGAの解像度を設定している場合に、ワープロ等の低解像度が望ましいアプリケーションソフトを表示すると、ディスプレイ上に表示される文字が非常に小さくなってしまい、視認性が悪くなる。
【0008】
逆に、ディスプレイの表示モードにXGAの解像度を設定している場合に、高解像度が望ましいアプリケーションソフトを表示すると、ディスプレイ上の表示面積が足らず、視認性も悪いばかりか、画面スクロールを繰り返すために操作性も悪くなってしまう。
【0009】
これらは、ディスプレイに対して1つの解像度しか設定できないために発生する問題であり、また、今後更に高精細表示可能なディスプレイの開発が進むことも勘案すると、現状のままでは、ユーザーの視認性、操作性は悪くなる一方であった。そこで、1つのディスプレイ上で、アプリケーション毎(ウィンドウ毎)に解像度を変更して表示する技術が要望されていた。
【0010】
本発明は上記事情に鑑み、高精細表示可能なディスプレイに対して、解像度の異なる画像を同一画面上に表示させるコンピュータ、ディスプレイドライバ、および画像表示方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明である画像表示方法は、高精細表示可能なディスプレイに画像を表示するコンピュータの画像表示方法において、前記ディスプレイの表示画面全域に対して所定の解像度で表示される画像情報を記憶する第1のメモリ領域を確保する工程と、前記所定の解像度とは異なる高精細解像度で表示される画像の表示領域が指定されると、前記第1のメモリ領域内における当該画像の表示領域に該当する第2のメモリ領域を設定する工程と、当該画像の表示領域に対して前記高精細解像度で表示される画像情報を記憶する第3のメモリ領域を確保する工程と、前記所定の解像度で表示される画像情報を、前記第2のメモリ領域を除く前記第1のメモリ領域に書き込むと同時に、前記高精細解像度で表示される画像情報を前記第3のメモリ領域に書き込む工程と、前記第2のメモリ領域を除く前記第1のメモリ領域に書き込まれた画像情報と、前記第3のメモリ領域に書き込まれた画像情報とを同一画面上に表示する工程とを有することを特徴とする。
【0012】
請求項1の発明によれば、高精細表示可能なディスプレイの同一画面上に、画像毎に異なる解像度を設定して表示させることができるので、視認性、操作性が向上する。
【0013】
また、請求項2に記載の発明であるコンピュータは、任意の解像度の画像情報を記憶するメモリと、高精細表示可能なディスプレイに対して前記メモリに記憶された前記画像情報を出力するディスプレイアダプタとを備えるコンピュータであって、前記ディスプレイの表示画面全域に対して所定の解像度で表示される画像情報を記憶する第1のメモリ領域を確保する手段と、前記所定の解像度とは異なる高精細解像度で表示される画像の表示領域が指定されると、前記第1のメモリ領域内における当該画像の表示領域に該当する第2のメモリ領域を設定する手段と、当該画像の表示領域に対して前記高精細解像度で表示される画像情報を記憶する第3のメモリ領域を確保する手段と、前記所定の解像度で表示される画像情報を、前記第2のメモリ領域を除く前記第1のメモリ領域に書き込むと同時に、前記高精細解像度で表示される画像情報を前記第3のメモリ領域に書き込む手段とを備え、前記第2のメモリ領域を除く前記第1のメモリ領域に書き込まれた画像情報と、前記第3のメモリ領域に書き込まれた画像情報とを、前記ディスプレイに対して出力することを特徴とする。
【0014】
請求項2の発明によれば、高精細表示可能なディスプレイの同一画面上に、画像毎に異なる解像度を設定して表示させることができるので、視認性、操作性が向上する。
【0015】
また、請求項3に記載の発明であるディスプレイドライバは、任意の解像度の画像情報を記憶するメモリと、高精細表示可能なディスプレイに対して前記メモリに記憶された前記画像情報を出力するディスプレイアダプタとを備えるコンピュータ上で動作するディスプレイドライバであって、前記コンピュータを、前記ディスプレイの表示画面全域に対して所定の解像度で表示される画像情報を記憶する第1のメモリ領域を確保する手段と、前記所定の解像度とは異なる高精細解像度で表示される画像の表示領域が指定されると、前記第1のメモリ領域内における当該画像の表示領域に該当する第2のメモリ領域を設定する手段と、当該画像の表示領域に対して前記高精細解像度で表示される画像情報を記憶する第3のメモリ領域を確保する手段と、前記所定の解像度で表示される画像情報を、前記第2のメモリ領域を除く前記第1のメモリ領域に書き込むと同時に、前記高精細解像度で表示される画像情報を前記第3のメモリ領域に書き込む手段として機能させることを特徴とする。
【0016】
請求項3の発明によれば、高精細表示可能なディスプレイの同一画面上に、画像毎に異なる解像度を設定して表示させることができるので、視認性、操作性が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、図1〜4を用いて説明する。
【0018】
本実施形態におけるコンピュータ1は、図1に示すように、QXGA程度の高精細表示が可能な高精細ディスプレイ2、その高精細ディスプレイ2とコンピュータ1を接続し、画面情報を記憶するための画像メモリ(VRAM(Video RAM))を有するビデオカード3を備える。
【0019】
コンピュータ1は、高精細ディスプレイ2で画面表示を行うための標準ディスプレイドライバ4と高精細解像度用ディスプレイドライバ5の2つのディスプレイドライバ4,5を用いることが可能なOS(Operating System)6によって管理され、アプリケーションに対してAPI(Application Programming Interface)を介して画面表示を行うサービスを提供する。また、ビデオカード3は、画像メモリに書き込まれた画像情報を高精細ディスプレイに表示させる機能を有する。
【0020】
標準ディスプレイドライバ4は、高精細ディスプレイ2に対して設定された解像度で画面表示を行う機能を有する。通常は、起動時に設定された解像度で画面表示を行う。
【0021】
高精細解像度用ディスプレイドライバ5は、設定されている解像度に関係なく、指定された領域内を高精細解像度で表示する機能を有する。
【0022】
コンピュータ1は、所定の解像度、または低解像度(例えば、SVGA程度の解像度)で使用されることが望ましいアプリケーション(以降、一般アプリケーション7)を実行する場合は、標準ディスプレイドライバ4を用いて所定の解像度による画面描画を行う。この場合の処理は、従来のものと変わらないので詳細な説明は省略する。
【0023】
一方、高精細解像度で使用されることが望ましいアプリケーション(以降、高精細解像度用アプリケーション8)を実行する場合は、指定された領域内の画面描画は高精細解像度用ディスプレイドライバ5に対して行う。これにより、対応する解像度が異なるアプリケーションをウィンドウ毎に異なる解像度で同一画面上に共存させる。
【0024】
次に、画面表示を行う際の、コンピュータ1の詳細な処理について、図2〜4を用いて説明する。
【0025】
まず、高精細解像度用アプリケーション8が起動されると、その高精細解像度用アプリケーション8はOS(API)6に対して、ウィンドウの解像度、ウィンドウのサイズ、ウィンドウの位置を通知する(ステップS01)。
【0026】
OS(API)6は、高精細解像度用アプリケーション8からウィンドウの解像度、サイズ、位置を受信すると(ステップS02)、ウィンドウを表示するためのディスプレイドライバを決定する(ステップS03)。高精細解像度用アプリケーション8から通知された解像度が、現在、標準ディスプレイドライバ4に設定されている解像度と同じ場合、または低解像度である場合、そのまま標準ドライバが用いられる。また、高精細解像度用アプリケーション8から通知された解像度が、現在、標準ディスプレイドライバ4に設定されている解像度より高い場合は、そのウィンドウは高精細解像度用ディスプレイドライバ5が用いられる。
【0027】
次に、OS(API)6はディスプレイドライバに対して、ウィンドウの解像度、サイズ、位置を通知する(ステップS04)。標準ディスプレイドライバ4は、ウィンドウの解像度、サイズ、位置が通知されると、まず、ウィンドウの解像度、サイズから高精細解像度用アプリケーション8が表示される画面のメモリサイズを算出する(ステップS05)。このメモリサイズは、現在、標準ディスプレイドライバ4に設定されている解像度(画面サイズ)に対して、高精細解像度用アプリケーション8のウィンドウが占める大きさである。次に、標準ディスプレイドライバ4は、ウィンドウの位置からその算出したメモリサイズのメモリ領域を開放し(情報をクリア)、そのメモリ領域に対して書き込み禁止措置を行う(ステップS06)。
【0028】
また、高精細解像度用ディスプレイドライバ5は、ウィンドウの解像度、サイズ、位置が通知されると、まず、ウィンドウの解像度、サイズから高精細解像度用アプリケーション8が表示される画面のメモリサイズを算出する(ステップS07)。このメモリサイズは、通知されたウィンドウの解像度でそのウィンドウが表示されるのに必要な大きさである。次に、高精細解像度用ディスプレイドライバ5は、ウィンドウの位置からその算出したメモリサイズのメモリ領域を確保する(ステップS08)。
【0029】
図3は、ビデオカード3が備える画像メモリ(VRAM)のメモリ空間を模式的に表したものであり、図3中、斜線部(A)は、標準ディスプレイドライバ4によって開放、書き込み禁止措置をされたメモリ領域を示す。また、斜線部(B)は、高精細解像度用ディスプレイドライバ5によって確保されたメモリ領域を示す。なお、両ディスプレイドライバ4,5は、予め設定された解像度で全画面表示するために必要とされるメモリ領域を確保、または必要に応じてメモリ領域を確保する。
【0030】
次に、高精細解像度用アプリケーション8はOS(API)6に対してウィンドウの画面情報を通知する(ステップS10)。OS(API)6は高精細解像度用アプリケーション8から画面情報が通知されると、両ディスプレイドライバ4,5に対して画面情報を通知する(ステップS11)。
【0031】
両ディスプレイドライバ4,5は、OS(API)6から通知された画面情報を順次画像メモリ(VRAM)に書き込み(ステップS12,S13)、両ディスプレイドライバ4,5によって画像メモリ(VRAM)に書き込まれた画面情報は、ビデオカード3によって高精細ディスプレイ2の同一画面上に表示される。
【0032】
図4は、ウィンドウ毎に異なる解像度で一般アプリケーション7と高精細解像度用アプリケーション8とを同一画面上に表示させた場合の画面イメージである。このように、1つのディスプレイの同一画面上で、アプリケーション毎(ウィンドウ毎)に解像度を設定して表示させることが可能となるので、視認性、操作性が向上する。
【0033】
なお、アプリケーションから解像度が通知されない場合、OS(API)6は、通知されたウィンドウのサイズから解像度を設定するようにしてもよい。その場合、OS(API)6は、通知されたウィンドウサイズと、現在設定されている解像度で表示可能な画面サイズとを比較して、通知されたウィンドウサイズが大きい場合に、高精細解像度用ディスプレイドライバ5を用いて表示を行う。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、高精細表示可能なディスプレイの同一画面上に、画像毎に異なる解像度を設定して表示させることができるので、視認性、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における、システム構成図である。
【図2】画面表示を行う際の、コンピュータの詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図3】ビデオカードが備える画像メモリ(VRAM)のメモリ空間を模式的に表したものである。
【図4】対応する解像度が異なるアプリケーションをウィンドウ毎に異なる解像度で同一画面上に共存させた場合の画面イメージである。
【符号の説明】
1 コンピュータ
2 高精細ディスプレイ
3 ビデオカード
4 標準ディスプレイドライバ
5 高精細解像度用ディスプレイドライバ
6 OS(API)
7 一般アプリケーション
8 高精細解像度用アプリケーション
Claims (3)
- 高精細表示可能なディスプレイに画像を表示するコンピュータの画像表示方法において、
前記ディスプレイの表示画面全域に対して所定の解像度で表示される画像情報を記憶する第1のメモリ領域を確保する工程と、
前記所定の解像度とは異なる高精細解像度で表示される画像の表示領域が指定されると、前記第1のメモリ領域内における当該画像の表示領域に該当する第2のメモリ領域を設定する工程と、
当該画像の表示領域に対して前記高精細解像度で表示される画像情報を記憶する第3のメモリ領域を確保する工程と、
前記所定の解像度で表示される画像情報を、前記第2のメモリ領域を除く前記第1のメモリ領域に書き込むと同時に、前記高精細解像度で表示される画像情報を前記第3のメモリ領域に書き込む工程と、
前記第2のメモリ領域を除く前記第1のメモリ領域に書き込まれた画像情報と、前記第3のメモリ領域に書き込まれた画像情報とを同一画面上に表示する工程と、
を有することを特徴とする画像表示方法。 - 任意の解像度の画像情報を記憶するメモリと、高精細表示可能なディスプレイに対して前記メモリに記憶された前記画像情報を出力するディスプレイアダプタとを備えるコンピュータであって、
前記ディスプレイの表示画面全域に対して所定の解像度で表示される画像情報を記憶する第1のメモリ領域を確保する手段と、
前記所定の解像度とは異なる高精細解像度で表示される画像の表示領域が指定されると、前記第1のメモリ領域内における当該画像の表示領域に該当する第2のメモリ領域を設定する手段と、
当該画像の表示領域に対して前記高精細解像度で表示される画像情報を記憶する第3のメモリ領域を確保する手段と、
前記所定の解像度で表示される画像情報を、前記第2のメモリ領域を除く前記第1のメモリ領域に書き込むと同時に、前記高精細解像度で表示される画像情報を前記第3のメモリ領域に書き込む手段と、
を備え、
前記第2のメモリ領域を除く前記第1のメモリ領域に書き込まれた画像情報と、前記第3のメモリ領域に書き込まれた画像情報とを、前記ディスプレイに対して出力することを特徴とするコンピュータ。 - 任意の解像度の画像情報を記憶するメモリと、高精細表示可能なディスプレイに対して前記メモリに記憶された前記画像情報を出力するディスプレイアダプタとを備えるコンピュータ上で動作するディスプレイドライバであって、
前記コンピュータを、
前記ディスプレイの表示画面全域に対して所定の解像度で表示される画像情報を記憶する第1のメモリ領域を確保する手段と、
前記所定の解像度とは異なる高精細解像度で表示される画像の表示領域が指定されると、前記第1のメモリ領域内における当該画像の表示領域に該当する第2のメモリ領域を設定する手段と、
当該画像の表示領域に対して前記高精細解像度で表示される画像情報を記憶する第3のメモリ領域を確保する手段と、
前記所定の解像度で表示される画像情報を、前記第2のメモリ領域を除く前記第1のメモリ領域に書き込むと同時に、前記高精細解像度で表示される画像情報を前記第3のメモリ領域に書き込む手段と、
して機能させることを特徴とするディスプレイドライバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002360860A JP2004191745A (ja) | 2002-12-12 | 2002-12-12 | 画像表示方法、コンピュータ、およびディスプレイドライバ |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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ID=32759810
Family Applications (1)
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JP2002360860A Pending JP2004191745A (ja) | 2002-12-12 | 2002-12-12 | 画像表示方法、コンピュータ、およびディスプレイドライバ |
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JP (1) | JP2004191745A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006030891A (ja) * | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Toshiba Corp | 情報処理装置および表示制御方法 |
WO2007013381A1 (en) * | 2005-07-28 | 2007-02-01 | Ssd Company Limited | Image display apparatus, method of generating a two-dimensional pixel data array and a compatible processor |
JP2012090343A (ja) * | 2009-04-03 | 2012-05-10 | Sony Corp | 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム |
CN103167297A (zh) * | 2009-04-03 | 2013-06-19 | 索尼公司 | 信息处理设备、信息处理方法和程序 |
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2002
- 2002-12-12 JP JP2002360860A patent/JP2004191745A/ja active Pending
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