JP2004191651A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】測距用のエリアセンサーとファインダー用または画像保存用のエリアセンサーを兼用し、測距と同時にファインダー画像または保存画像を得る撮影装置を提供する。
【解決手段】少なくとも2つ以上の異なる撮影モードを有する撮像手段を有し、該撮影モードの一つは焦点調節情報を得る焦点検出モードであり、他の撮影モードの一つは被写体画像を表示または保存する為の通常撮像モードである撮像装置であって、撮影モード制御部109は、撮影モードの焦点検出動作と通常撮像動作を所定周期で切り換えて、焦点検出動作と撮像の動作を同時に行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、焦点検出時にも撮影画像を電子表示または保存する撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、複数の方向に存在する物体までの距離を光学的に測定する技術が特公平4−67607号公報により開示されている。この技術によれば被写界に存在する物体の距離分布情報やデフォーカス分布情報が得られ、分布情報から被写界の物体配置状況を認識する事が可能である。
【0003】
この手法はCCD撮像素子などを用いたステレオカメラなどで撮影し、得られた互いに視差を伴った一対の画像を元にその視差画像間で公知の相関演算を行い、三角測量の原理により各演算エリアに対する物体までの距離やデフォーカスを測定する事ができる。これらの演算を撮影画像のそれぞれのエリアについて同様に行うことで、距離やデフォーカスの分布情報を得ることができる。
【0004】
また別の方法として従来TTLカメラの焦点検出装置として、撮影光学系の瞳位置の異なる領域から到来する光束が生じる複数の被写体像の相対偏位量から前記撮影光学系の焦点調節状態を検出する所謂瞳分割方式の自動焦点検出装置が知られている。例えば一次像面近傍に配置されたレンズアレイとその直後に配置された受光素子アレイとのペアアレイで構成されたこの種の自動焦点装置が開示されている。
【0005】
また、一次像面に配置されたフィールドレンズと一次像面にできる像を二次像面に再結像する二つの再結像レンズと二次像面上に配置された二つのイメージセンサアレイで構成されたこの種の自動焦点装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上いずれの方式に於いても得られる一対の画像は距離情報やデフォーカス情報または焦点情報を得る為だけに用いられていた。従来は撮像画像を電子的に表示しようとすると、高価なエリアセンサーを測距用と表示器用と別々に用意動作させる必要があり、高価な装置となりコストが嵩む問題があった。また、兼用するにしても、測距時には被写体を撮像する事が出来ずモニターする事ができず不便であるという問題点がある。
【0007】
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、測距用のエリアセンサーとファインダー用または画像保存用のエリアセンサーを兼用し、測距と同時にファインダー画像または保存画像を得る撮影装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上述した課題を解決すべくなされたもので、本発明による撮像装置においては、少なくとも2つ以上の異なる撮影モードを有する撮像手段を有し、該撮影モードの一つは焦点調節情報を得る焦点検出モードであり、他の撮影モードの一つは被写体画像を表示または保存する為の通常撮像モードである撮像装置であって、モードは焦点検出動作と通常撮像動作を所定周期で切り換える手段を有し、該通常撮像動作での撮像出力を表示または保存する事により、一つのセンサーによって、より良好な測距、ファインダー画像、保存画像を同時に得る事が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
[実施例1]
図1は実施例の全体概略構成を示すブロック図である。
101は撮影レンズ、102はクイックリターンミラー、103はフィールトレンズ、104は絞り、105は二次結像レンズ、106はエリアセンサ、107はシャッター幕、108はフィルム面、109はエリアセンサの撮影モード制御部、110は画像処理部、111は画像出力部、112は焦点検出部、113は焦点出力部、114は表示処理部、115は表示器、116は接眼レンズ、117は撮影者の眼である。
【0010】
撮影レンズ101を通りクリックリターンミラー102により光軸を曲げフィールトレンズ103、絞、り104、二次結像レンズ105を介しエリアセンサ106に結像される。この構成を図2にさらに詳細に示す。エリアセンサ106の三つの撮像画面1b6a,106b上には各々、撮影レンズ101のお互いに異なる瞳位置から光束が導かれ、フィールトレンズ103、二次結像レンズ105により走る結像倍率で再結像される。エリアセンサ106は撮影レンズ101に対して撮影フィルム面と光学的に等価な位置に有り、撮像画面106a,106bは各々撮影画面の一部または撮影画面に等しい視野を有しいる。この構成により所定に撮影レンズの瞳位置の異なる撮像画面106a,106bが得られる。この瞳位置の異なる撮像画面を図1の焦点検出部112で、それぞれ相対するブロック内の信号の間で公知の相関演算を行うと、前ブロック内の物体までの距離やデフォーカスを測定する事ができる。この測定をすべてのブロックに対して行う事により、距離マップ、またはデフォーカスマップを得ることができ、焦点出力部113により結果が出力される。出力された結果により撮影レンズ101を駆動し焦点位置を合わせる事により、自動焦点動作を実現できる。
【0011】
エリアセンサ106に結像された瞳位置の異なる2つの撮影画像は、撮影モード制御部109により、前記瞳位置の異なる2つの画像を出力するか、その2つの画像の平均値を出力するかを画素単位で制御され画像処理部110に出力される。撮影モード制御部109の詳細な動作については後述する。画像処理部110では、必要とされるγ補正等の画像処理を施した後、瞳位置の異なる画像として焦点検出部112に、またそれら二つの画像を平均化処理された撮像画像として表示処理部114、画像処理部111にそれぞれ必要とする画像データを供給する。画像出力部111では、外部へ撮影画像を出力したり不記載の記憶メディアに記憶保存する。表示処理部114は表示器115に最適な表示データを作成し、表示器115により表示し、表示された画像は接眼レンズ116を介して撮影者の眼117によって撮影視野画像をモニターする。
【0012】
その後シャッターボタンが押される事によりクイックリターンミラー102とシャッター107を退避させ、フィルム108に露光し撮影する事ができる。
図3に別の構成のブロック図を図4にその測距・撮像光学系の概略図を示す。図3で図1と同じ部分については同一の番号を付し説明を省略する。301はマイクロレンズアレー、302はエリアセンサーである。301のマイクロレンズアレーのレンズーつに、302のエリアセンサーの2画素が対応して構成されている。この様子を図4を用いて説明する。撮影レンズ101からの入射光はマイクロレンズを介してエリアセンサー302に結像される。このときマイクロレンズ1つに対してセンサー画素を2つ配置することで、2つの画素a,bは撮影レンズ101の瞳位置に対して異なる瞳位置からの光束が結像する構成にする事が可能となる。これをすべてのセンサー画素とマイクロレンズとで2次元で実現することで、瞳位置の異なる2画像を得ることができる。得られた2画像は既存の測距演算手法により、測距情報を得ることができる。また、前記a,b画素を加算平均する事で通常の撮像動作とする事も可能となる。一この瞳位置の異なる2画像を出力するか、2画像の加算平均値を出力するかは撮像モード制御部109によってマイクロレンズ単位の画素で制御される。以下図1の実施例と同じに動作する。
【0013】
撮影モード制御部109の詳細な動作についての概念を別の図、図5を用いて説明する。これは、図1の構成でも図3の構成でも同じである。
501はセンサー部、502は水平画素カウンター、503は垂直画素カウンター、504は切換器、505はモニター画像処理部、506は自動焦点検出のAF処理部である。
【0014】
瞳位置の異なる2画素のそれぞれ対応する1画素をまたはセンサーのマイクローレンスに対応する画素はその単位で、焦点検出の為の瞳位置の異なる2画素を出力するかまたはその2画素を加算平均した情報を出力するかを制御される。そしてその出力は、切換器504により焦点検出の為のモードであればb端が選択されAF処理部506に出力される。また被写体撮像画像をモニターや保存の為の通常撮像モードで有れば切換器504はa端が選択されモニター画像処理部505に出力される。切換器504は水平画素カウンター502により制御される。垂直画素カウンター503は画像をラスタースキャンする際の垂直方向をカウントする役目を持ち、2次元のエリアセンサー501に垂直アドレスを供給する。水平画素カウンター502は回像をラスタースキャンする際の水平方向をカウントする役目を持ち、水平アドレスを供給する。さらに所定の画素毎に撮影モード切換信号をセンサー部501と切換器504に出力する事で画素の撮影モードを水平画素の所定の単位で切換出力する事が出来る。この所定単位はマイクロレンズ1画素単位でも良い6は言うまでもない。
【0015】
この様子を図6を用いて更に説明する。図6はエリアセンサーが撮像した画像のイメージを示している。画素はマイクロレンズ単位での画素を示しているので、測距モードの時は、この1画素から瞳位置の異なるaとbの2つの画素データが出力され、通常撮像モードの時は、その2つの画素データが加算平均された1つの撮像データが出力されるものである。図6では水平m画素・垂直n画素での構成を示している。
【0016】
この時、図6の斜線部が測距モードが選択される画素を示している。この場合は水平1画素毎に測距モードと通常撮像モードを切り換えた場合である。
図6では水平1,3・・m−1の画素は測距モードが選択され、この時図5の切換器504はb端子が選択され測距画素データがAF処理部506に出力される。一方、水平2,4・・m−2,mの画素は通常撮像モードが選択され、図5切換器504はa端子が選択され撮像信号がモニター画像処理部505に出力されモニター画像または保存画像に用いられる。
【0017】
センサー画像を測距モードと通常撮像モードに切り換えて動作させる事で、測距動作と撮像画像のモニター動作を同時に行うことが容易に可能となる。本実施例では、通常撮像モードの画像信号を瞳位置の異なるa・b画素信号の加算平均を用いたがこの限りではなく、単なる加算であっても良く、同等の信号であれば良い。また図5のモニター画像処理部505はモニター画像を処理すると共に保存画像も処理しても良い。また、切換る所定の周期は1画素で説明したがこの限りではなく、第1・第2の所定の周期で切り換える方が実用的であり、本発明に含まれる。
【0018】
[実施例2]
本発明の第2の実施例を図7と図8を用いて説明する。実施例1と同様な部分については同一の番号を付し説明を省略する。
この実施例は測距モードと通常撮影モードを所定の垂直画素缶に切り換えた場合について説明している。
図7で測距モードと通常撮影モードを切り換える切換信号を垂直カウンター503によって制御される点が実施例1とは異なる。この事により、測距モードと通常撮影モードは所定の垂直画素毎に切換出力され、モニター画像処理部505により表示される。
【0019】
図8では、実施例1の図6と同様に測距モードと通常撮影モードが垂直画素毎に交互に選択されている様子が分かる。垂直1,3・・nの画素は測距モードが選択され、この時図7切換器504はb端子が選択され測距画素データがAF処理部506に出力される。一方、垂直2,4・・n−1の画素は通常撮像モードが選択され、図7の切換器504はa端子が選択され撮像信号がモニター画像処理部505に出力されモニター画像または保存画像に用いられる。センサー画像を測距モードと通常撮像モードに切り換えて動作させる事で、測距動作と撮像画像のモニター動作を同時に行うことが容易に可能となる。また、切換る所定の周期は1画素で説明したがこの限りではなく、第1・第2の所定の周期で切り換える方が実用的であり、本発明に含まれる。
【0020】
[実施例3]
本発明の第3の実施例を図9と図10を用いて説明する。実施例1,2と同様な部分については同一の番号を付し説明を省略する。
この実施例は測距モードと通常撮影モードを所定のフレーム毎に切り換えた場合について説明している。
図9で901は画像のフレームをカウンポ制御するフレームカウンターである。測距モードと通常撮影モードを切り換える切換信号をフレームカウンター901によって制御される点が実施例1,2とは異なる。この事により、測距モードと通常撮影モードは所定のフレーム毎に切換出力され、モニター画像処理部505により表示される。
【0021】
図10では、実施例1の図6と同様に撮影画像のフレームtとt+1でのイメージを示している。tフレームの時は常に測距モードが選択される。この時図9切換器504はb端子が選択され測距画素データがAF処理部506に出力される。一方、次のフレームであるt+1フレームでは常に通常撮像モードが選択され、図9切換器504はa端子が選択され撮像信号がモニター画像処理部505に出力されモニター画像または保存画像に用いられる。センサー画像を測距モードと通常撮像モードに切り換えて動作させる事で、測距動作と撮像画像のモニター動作を同時に行うことが容易に可能となる。また、切換る所定の周期は1画素・1フレームで説明したがこの限りではなく、第1・第2の所定の周期で切り換える方が実用的であり、本発明に含まれる。
【0022】
[実施例4]
本発明の第4の実施例を図11と図12を用いて説明する。実施例1,2,3と同様な部分については同一の番号を付し説明を省略する。この実施例は測距モードと通常撮影モード。を所定の水平画素毎と切り換え、さらに垂直画素毎に切り換えた場合について説明している。
図11で1101は画像の水平カウンター502からの水平画素制御信号と垂直カウンター503からの垂直画素制御信号を元に測距モードと通常撮影モードの制御信号を出力する論理回路である。この論理回路は排他的諭理和を用いることで容易に実現可能であり、またルックアップテーブル等を用いても実現出来る。測距モードと通常撮影モードを論理回路1101によって制御される点が実施例1〜3とは異なる。測距モードと通常撮影モードは所定の水平画素毎に切換出力され、さらに所定の垂直画素毎に測距モードと通常撮影モードを切換出力され、モニター画像処理部505を介して表示される。
【0023】
図12では、測距モードと通常撮影モードは水平・垂直画素毎に交互に選択されている様子が分かる。垂直1,3…nは水平1,3,m−1の画素の時、垂直2,4,n−1は水平2,4・・mの画素の時測距モードが選択される。この時図11の切換器504はb端子が選択され測距処理が行われる。他の時はa端子が選択されモニター等の画像処理が行われる。センサー画像を測距モードと通常撮像モードに切り換えて動作させる事で、測距動作と撮像画像のモニター動作を同時に行うことが容易に可能となる。また、切換る所定の周期は1画素で説明したがこの限りではなく、水平の第1・第2、金直の第3・第4の所定の周期で切り換える方が実用的であり、本発明に含まれる。
【0024】
[実施例5]
本発明の第5の実施例を図13と図14を用いて説明する。実施例1〜4と同様な部分については同一の番号を付し説明を省略する。この実施例は測距モードと通常撮影モード。を所定の水平画素毎に切り換え、さらにフレーム毎に切り換えた場合について説明している。
図13で1301は画像の水平カウンター502からの水平画素制御信号とフレームカウンター901からのフレーム制御信号を元に測距モードと通常撮影モードの制御信号を出力する論理回路である。この論理回路は排他的論理和を用いることで容易に実現可能であり、またルックアップテーブル等を用いても実現出来る。測距モードと通常撮影モードは論理回路1301によって制御される点が実施例1〜4とは異なる。
【0025】
測距モードと通常撮影モードは所定の水平画素毎に切換出力され、さらに所定のフレーム毎に測距モードと通常撮影モードが切換出力され、モニター画像処理部505を介してモニターに表示される。図14では、測距モードと通常撮影モードが水平・フレーム画素毎に交互に選択されている様子が分かる。tフレームの時は水平1,3,m−1の時測距モードが選択され、t+1フレームの時は水平2,4・・mの時選択される。この時図13の切換器504はb端子が選択され測距処理が行われる。他の時はa端子が選択されモニター等の画像処理が行われる。センサー画像を測距モードと通常撮像モードに切り換えて動作させる事で、測距動作と撮像画像のモニター動作を同時に行うことが容易に可能となる。また、切換る所定の周期は1画素・1フレームで説明したがこの限りではなく、水平の詰1・第2、フレームの第3・第4の所定の周期で切り換える方が実用的であり、本発明に含まれる。
【0026】
[実施例6]
本発明の第6の実施例を図15と図16を用いて説明する。実施例1〜5と同様な部分については同一の番号を付し説明を省略する。この実施例は測距モードと通常撮影モード。を所定の垂直画素毎に切り換え、さらにフレーム毎に切り換えた場合について説明している。
図15で1501は画像の垂直カウンター503からの垂直画素制御信号とフレームカウンター901からのフレーム制御信号を元に測距モードと通常撮影モードの制御信号を出力する論理回路である。この論理回路は排他的論理和を用いることで容易に実現可能であり、またルックアップテーブル等を用いても実現出来る。
【0027】
測距モードと通常撮影モードは論理回路1501によって制御される点が実施例1〜5とは異なる。測距モードと通常撮影モードは所定の垂直画素毎に切換出力され、さらに所定のフレーム毎に測距モードと通常撮影モードが切換出力され、モニター画像処理部505を介してモニター表示される。図16では、測距モードと通常撮影モードは垂直・フレーム画素毎に交互に選択されている様子が分かる。tフレームの時は垂直1,3・・nの時測距モードが選択され、t+1フレームの時は垂直2,4・・n−1の時測距モードが選択される。この時図15の切換器504はb端子が選択され測距処理が行われる。他の時はa端子が選択されモニター等の画像処理が行われる。センサー画像を測距モードと通常撮像モードに切り換えて動作させる事で、測距動作と撮像画像のモニター動作を同時に行うことが容易に可能となる。また、切換る所定の周期は1画素・1フレームで説明したがこの限りではなく、垂直の第1・第2、フレームの第3・第4の所定の周期で切り換える方が実用的であり、本発明に含まれる。
【0028】
[実施例7]
本発明の第7の実施例を図17と図18を用いて説明する。実施例1〜6と同様な部分については同一の番号を付し説明を省略する。この実施例は測距モードと通常撮影モード、を所定の水平画素毎と切換え、さらに垂直画素毎に切り換え、さらにフレーム毎に切り換えた場合について説明している。
図17で1701は画像の水平カウンター502からの水平画素制御信号と垂直カウンター503からの垂直画素制御信号とフレームカウンター901からのフレーム制御信号を元に制御する論理回路である。この論理回路は排他的論理和を2段用いることで容易に実現可能であり、またルックアップテーブル等を用いても実現出来る。
【0029】
測距モードと通常撮影モードは論理回壷1701によって制御される点が実施例1〜5とは異なる。測距モードと通常撮影モードは所定の水平画素毎に切換出力され、さらに所定の垂直画素毎に切換出力され、またさらに所定のフレーム毎に測距モードと通常撮影モニドが切換出力され、モニター画像処理部505を介してモニター表示される。図18では、測距モードと通常撮影モードは水平・垂直・フレーム画素毎に交互に選択されている様子が分かる。tフレームで垂直1,3・・nの時で水平1,3・・m−1の時と、垂直2,4・・n−1の時で水平2,4・・m画素の時に測距モードが選択される。また、t+1フレームで垂直1,3・・nの時で水平2,4・・mの時と、垂直232,4・・n−1で水平1,3・・m−1の時も測距モードが選択される。この時図17の切換器504はb端子が選択され測距処理が行われる。他の時はa端子が選択されモニター等の画像処理が行われる。センサー画像を測距モードと通常撮像モードに切り換えて動作させる事で、測距動作と撮像画像のモニター動作を同時に行うことが容易に可能となる。また、切換る所定の周期は1画素・1フレームで説明したが
この限りではなく、水平の第1・第2、垂直の第3・第4、フレームの第5・第6の所定の周期で切り換える方が実用的であり、本発明に含まれる。
【0030】
以上、実施例1〜7は水平・垂直・フレームを切り換える単位は所定の値であり、1に限るわけではない。また水平・垂直・フレームそれぞれ違う値でも良いし同じでも良い。また、センサーは白黒であってもカラーであっても良い。図19,20にカラーの場合の一例を示す。図19はR・G・B(レ.ッド・グリーン・ブルー)の原色フィルターを用いたベイヤー配列の極一般的なカラーセンサーでの応用例である。測距モードと通常撮影モードをフィルターの周期の整数倍単位で切り換えることで適切な画像が得られる事が分かる。図20はCy・Mg・Ye(シアン・マジェンタ・イエロー)の補色フィルターを用いた一般的なカラーセンサーでの応用例である。この場合も同様に測距モードと通常撮影モードをフィルターの周期の整数倍単位で切り換えることで適切在画像が得られる事が分かる。
【0031】
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の撮像装置においては、焦点検出用のエリアセンサーで焦点検出と同時に撮影画像を高品質で表示保存する事が容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す第1の全体ブロック図である。
【図2】第1図の瞳分割の構成を示す図である。
【図3】本発明の構成を示す第2の全体ブロック図である。
【図4】第3図の瞳分割の構成を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例における構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施例における画像のイメージを示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例における構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施例における画像のイメージを示す図である。
【図9】本発明の第3の実施例における構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第3の実施例における画像のイメージを示す図である。
【図11】本発明の第4の実施例における構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第4の実施例における画像のイメージを示す図である。
【図13】本発明の第5の実施例における構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第5の実施例における画像のイメージを示す図である。
【図15】本発明の第6の実施例における構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の第6の実施例における画像のイメージを示す図である。
【図17】本発明の第7の実施例における構成を示すブロック図である。
【図18】本発明の第7の実施例における画像のイメージを示す図である。
【図19】本発明の原色フィルターを用いた時の画像のイメージ図である。
【図20】本発明の補色フィルターを用いた時の画像のイメージ図である。
【符号の説明】
101 撮影レンズ
102 クイックリターンミラー
103 フィールトレンズ
104 絞り
105 二次結像レンズ
106・302・501 エリアセンサー
109 撮影モード制御部
111 画像出力部
112 焦点検出部
114 表示処理部
115 表示器
301 マイクロレンズアレー
502 水平カウンター
503 垂直カウンター
504 切換器
901 フレームカウンター
1101、1301、1501、1701 論理回路

Claims (8)

  1. 少なくとも2つ以上の異なる撮影モードを有する撮像手段を有し、該撮影モードの一つは焦点調節情報を得る焦点検出モードであり、他の撮影モードの一つは被写体画像を表示または保存する為の通常撮像モードである撮像装置において、
    前記撮影モードは焦点検出動作と通常撮像動作を少なくとも1つ以上の所定周期で交互に切換る手段を備え、
    焦点検出動作と撮像の動作を同時に行うことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記焦点検出モードと前記通常撮像モードを第1の所定周期と第2の所定周期で交互に水平画素毎に切換ることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記焦点検出モードと前記通常撮像モードを第1の所定周期と第2の所定周期で交互に垂直画素毎に切換ることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記焦点検出モードと前記通常撮像モードを第1の所定周期と第2の所定周期で交互にフレーム毎に切換る事を特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記焦点検出モードと前記通常撮像モードを、第1・第2の所定の水平画素毎で切り換える手段、第3・第4の所定の垂直画素毎で切り換える手段、第5・第6の所定のフレーム毎で切り換える手段の内少なくとも2つ以上を有し、それらの組み合わせで撮像する事を特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記所定周期の値は、カラーフィルターの周期の整数倍である事を特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記焦点検出手段は瞳分割された画像を用いる事を特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記焦点検出手段は視差を有する画像を用いる事を特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の撮像装置。
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