JP2004187841A - 靴及び靴の設計方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】靴1は、アッパー2、インソール3、ミッドソール4及びアウトソール5を備えている。アウトソール5は、多数の突出部6を備えている。後足部Bの底面の爪先方向への摩擦係数μbの、前足部Fの底面の踵方向への摩擦係数μfに対する比(μb/μf)は、0.95以下である。この靴1の設計では、まずランニング中の水平方向及び鉛直方向の床反力が測定される。これにより、鉛直荷重に対する水平荷重の比Rの時刻歴が得られる。次に、この比Rのピーク値Rmが決定される。つぎに、後足部Bの底面の爪先方向への摩擦係数μbがピーク値Rmの50%以上98%以下となり、前足部Fの底面の踵方向への摩擦係数μfがピーク値Rmの100%以上となるように、底面のパターンが決定される。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、靴に関する。詳細には、本発明は、靴の底面のパターンの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
靴は、着用者の足と地面との間に介在し、人体の動きによって生じる力を地面に伝える機能を果たす。靴と地面との摩擦係数が小さいと、靴はスリップを起こす。スリップは、運動を阻害する。スリップにより、着用者が転倒するおそれもある。防滑性能は、靴にとって重要である。防滑性能に優れた靴が、種々提案されている(特開2002−34609公報参照)。
【0003】
靴にとって、緩衝性能も重要である。靴の緩衝性能が劣る場合は、人体への悪影響が生じる。緩衝性能に優れた靴が、特開2000−236909公報に開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−34609公報
【特許文献2】
特開2000−236909公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、防滑性能及び緩衝性能に優れた靴の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る靴は、アッパーと、ポリマー組成物からなるアウトソールとを備えている。この靴において、後足部の底面の爪先方向への摩擦係数μbの、前足部の底面の踵方向への摩擦係数μfに対する比(μb/μf)は、0.95以下である。
【0007】
前進運動において靴が着地する際は、後足部に大きな荷重がかかる。この荷重の向きは、爪先方向である。本発明に係る靴では、摩擦係数μbが小さいので、着地時に地面と靴とが微小スリップを起こす。この微小スリップにより、衝撃が低減される。スリップは微小なので、運動への悪影響はほとんどない。前進運動において靴が離地する際は、前足部に大きな荷重がかかる。この荷重の向きは、踵方向である。本発明に係る靴では、摩擦係数μaが大きいので、離地時のスリップが抑制される。この靴は、防滑性能と緩衝性能との両方に優れている。
【0008】
本発明に係る設計方法は、以下のステップを含む。
(1)運動中の水平方向及び鉛直方向の床反力が三次元床反力計で測定されるステップ、
(2)この鉛直方向床反力に対する水平方向床反力の比Rのピーク値Rmが得られるステップ
及び
(3)後足部の底面の爪先方向への摩擦係数μbがピーク値Rmの50%以上98%以下となり、前足部の底面の踵方向への摩擦係数μfが最大値Rmの100%以上となるように、底面のパターンが決定されるステップ。
【0009】
この設計方法により、防滑性能と緩衝性能との両方に優れた靴が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
【0011】
図1は、本発明の一実施形態にかかる靴1が示された一部切り欠き断面図である。この靴1は、アッパー2、インソール3、ミッドソール4及びアウトソール5を備えている。アウトソール5は、多数の突出部6を備えている。突出部6の形状は、突条である。アウトソール5は、架橋ゴム又は合成樹脂から構成されている。アウトソール5には、スパイクピン等の金属材料は用いられていない。
【0012】
図1における左右方向は、靴1の長さ方向である。図1における左側は爪先側であり、右側は踵側である。靴1は、長さ方向中心を境界として、前足部Fと後足部Bとに区分される。
【0013】
ランニング等の運動において足に加わる衝撃には、受動的衝撃と能動的衝撃とがある。受動的衝撃は、主として着地時に生じる。受動的衝撃の周波数は、7Hz以上である。受動的衝撃は、人体の障害の原因となることがある。受動的衝撃は主として後足部Bに加わり、その方向は爪先方向である。一方、能動的衝撃は、主として離地時に生じる。能動的衝撃の周波数は、7Hz未満である。能動的衝撃では、人体への悪影響は少ない。能動的衝撃は主として前足部Fに加わり、その方向は踵方向である。
【0014】
靴1と地面との間でスリップが生じても、その程度が微小であれば、着用者はスリップを感じない。このような微小スリップは、「無感スリップ」と称される。このような微小スリップが生じることで、人体に伝わる衝撃が緩和される。
【0015】
図1に示された靴1では、後足部Bの底面の爪先方向への摩擦係数μbは、前足部Fの底面の踵方向への摩擦係数μfよりも小さい。両者の比(μb/μf)は、0.95以下である。この靴1では、摩擦係数μbが小さいので、着地時に微小スリップが生じる。この微小スリップにより、着地時の受動的衝撃が緩和される。この靴1では、摩擦係数μfが大きいので、離地時のスリップが防止される。スリップの防止により、力が確実に地面に伝わる。スリップの防止により、着用者の転倒が防止される。この靴1では離地時に生じる能動的衝撃は緩和されないが、能動的衝撃は本来人体への悪影響が少ないので、障害は生じにくい。この靴1は、防滑性能と緩衝性能との両方に優れる。
【0016】
一般的な靴には、緩衝性能向上の目的で、柔軟なミッドソールが用いられている。ミッドソールが厚肉とされれば、受動的衝撃は緩和される。しかし、厚肉のミッドソールは、靴の軽量化の要請に反する。しかも、厚肉のミッドソールは、能動的衝撃をも緩和し、運動を阻害する。本発明に係る靴1では能動的衝撃が緩和されないので、運動が阻害されない。
【0017】
防滑性能、緩衝性能及び運動性能の観点から、比(μb/μf)は0.90以下が好ましく、0.85以下が特に好ましい。比(μb/μf)が小さすぎると着地時に大幅なスリップが生じるので、比(μb/μf)は0.40以上が好ましく、0.55以上が特に好ましい。
【0018】
図2は、摩擦係数の測定の様子が示された模式図である。摩擦係数μb及び摩擦係数μfは、静止摩擦係数である。測定は、陸上競技場のポリウレタン製走路Gの上で行われる。測定では、試験片7に700Nの鉛直荷重がかけられ、この試験片7が所定方向に60cm/sの速度で引っ張られるように水平方向の力がかけられる。この引っ張りの力がロードセル8で検出され、この引っ張りの力が鉛直荷重で除されることにより摩擦係数が算出される。試験片7は、靴1が長さ方向中心線に沿って前足部Fと後足部Bとに分割されることで得られる。摩擦係数μbの測定には後足部Bが用いられ、摩擦係数μfの測定には前足部Fが用いられる。後足部Bの引張方向は、爪先方向である。前足部Fの引張方向は、踵方向である。図2の例では、試験片7として前足部Fが用いられており、この前足部Fが踵方向へと引っ張られることで摩擦係数μfが測定されている。摩擦係数の測定では、アッパーが取り除かれた試験片が用いられてもよい。
【0019】
比(μb/μf)が0.95以下である靴1が得られる手法としては、以下のものが例示される。
(1)前足部Fの突出部6の密度が後足部Bの突出部6の密度よりも大きくされる。
(2)前足部Fの突出部6の高さが後足部Bの突出部6の高さよりも大きくされる。
(3)前足部Fの突出部6の硬度が後足部Bの突出部6の硬度よりも大きくされる。
(4)爪先側壁面の水平方向に対する傾斜角度が踵側壁面の水平方向に対する傾斜角度よりも小さな突出部6が後足部Bに配置される。
図1に示された靴1では、爪先側壁面6tの水平方向に対する傾斜角度が踵側壁面6hの水平方向に対する傾斜角度よりも小さな突出部6が後足部Bに配置されることで、0.95以下の比(μb/μf)が達成されている。
【0020】
底面のパターンは、以下の方法により設計されるのが好ましい。まず、ヒトが運動(典型的にはランニング)を行い、この運動中の水平方向及び鉛直方向の床反力が三次元床反力計で測定される。これにより、鉛直荷重に対する水平荷重の比Rの時刻歴が得られる。次に、この比Rのピーク値Rmが決定される。つぎに、後足部Bの底面の爪先方向への摩擦係数μbがピーク値Rmの50%以上98%以下となり、前足部Fの底面の踵方向への摩擦係数μfがピーク値Rmの100%以上となるように、底面のパターンが決定される。
【0021】
三次元床反力計としては、キスラー社の「水晶圧電式多成分フォースプレート9287B」が好適に用いられうる。この三次元床反力計によって床反力が測定される方法は、特開2002−34609号公報に開示されている。
【0022】
摩擦係数μbがピーク値Rmの50%未満であると、着地時のスリップが大きくなり、着用者が違和感を感じることがある。この観点から、摩擦係数μbはピーク値Rmの60%以上が好ましい。摩擦係数μbがピーク値Rmの98%を超えると、無感スリップが生じず、大きな受動的衝撃が発生することがある。この観点から、摩擦係数μbはピーク値Rmの95%以下が好ましく、95%以下がより好ましく、90%以下がさらに好ましく、80%以下が特に好ましい。
【0023】
摩擦係数μfがピーク値Rmの100%未満であると、離地時にスリップが生じて運動が阻害されることがある。この観点から、摩擦係数μfはピーク値Rmの105%以上が好ましく、110%以上が特に好ましい。摩擦係数μfは、ピーク値Rmの200%以下である。
【0024】
図3は、本発明の他の実施形態に係る靴9が示された底面図である。この靴9のアウトソール10は、架橋ゴム又は合成樹脂から構成されている。このアウトソール10は、多数の突出部11を備えている。突出部11の形状は、円柱状である。前足部Fの突出部11の密度は、後足部Bの突出部11の密度よりも大きい。後足部Bの底面の爪先方向への摩擦係数μbと、前足部Fの底面の踵方向への摩擦係数μfとの比(μb/μf)は、0.95以下である。0.95以下の比(μb/μf)は、後足部Bと前足部Fとの突出部の密度の差によって達成されている。この靴9は、防滑性能と緩衝性能との両方に優れる。
【0025】
【実施例】
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきはない。
【0026】
[実施例1]
スチレン−ブタジエン共重合体を基材とするゴム組成物を成形型に投入し、ゴムに架橋反応を起こさせて、図3と類似の形状を備えたアウトソールを得た。このソールには、多数の突出部が形成されている。この突出部は円柱状であり、その直径は3mmであり、その高さは2mmである。後足部Bの突出部の数は80個であり、前足部Fの突出部の数は110個である。このソールに、エチレン酢酸ビニル共重合体からなるミッドソールと、綿からなるアッパーを取り付けて、実施例1の靴を得た。
【0027】
[実施例2から4及び比較例1]
成形型を変更し、後足部Bの突出部の数を下記の表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2から4及び比較例1のテニスシューズを得た。
【0028】
[比較例2]
成形型を変更し、前足部Fの突出部の数を下記の表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、比較例2のテニスシューズを得た。
【0029】
[実用テスト]
プレーヤーに靴を着用させ、陸上競技場のポリウレタン製走路の上でランニングを行わせた。そして、着地時の緩衝性能及び離地時の防滑性能を「1」から「5」の5段階で評価させた。同時に、着地時のスリップを感じるか否かについて回答させた。着地時の緩衝性能に関しては、衝撃を最も感じない場合を「5」とし、衝撃を最も感じる場合を「1」とした。離地時の防滑性能に関しては、最も滑りにくいものを「5」とし、最も滑りやすいものを「1」とした。この結果が、下記の表1に示されている。
【0030】
【表1】
【0031】
表1に示されるように、実施例の靴は防滑性能と緩衝性能との両方に優れている。この結果から、本発明の優位性は明らかである。
【0032】
【発明の効果】
以上説明されたように、本発明に係る靴は防滑性能及び緩衝性能に優れている。この靴は、着用者の運動と障害防止とに寄与する。本発明に係る設計方法により、着用者に有用な靴が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態にかかる靴が示された一部切り欠き断面図である。
【図2】図2は、摩擦係数の測定の様子が示された模式図である。
【図3】図3は、本発明の他の実施形態に係る靴9が示された底面図である。
【符号の説明】
1、9・・・靴
2・・・アッパー
3・・・インソール
4・・・ミッドソール
5、10・・・アウトソール
6、11・・・突出部
6t・・・爪先側壁面
6h・・・踵側壁面
7・・・試験片
8・・・ロードセル
B・・・後足部
F・・・前足部
Claims (2)
- アッパーとポリマー組成物からなるアウトソールとを備えており、後足部の底面の爪先方向への摩擦係数μbの、前足部の底面の踵方向への摩擦係数μfに対する比(μb/μf)が0.95以下である靴。
- 運動中の水平方向及び鉛直方向の床反力が三次元床反力計で測定されるステップと、
この鉛直方向床反力に対する水平方向床反力の比Rのピーク値Rmが得られるステップと、
後足部の底面の爪先方向への摩擦係数μbがピーク値Rmの50%以上98%以下となり、前足部の底面の踵方向への摩擦係数μfがピーク値Rmの100%以上となるように、底面のパターンが決定されるステップと
を含む靴の設計方法。
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KR20210055113A (ko) * | 2019-11-06 | 2021-05-17 | 김종한 | 신발용 인솔 |
-
2002
- 2002-12-10 JP JP2002357905A patent/JP4149250B2/ja not_active Expired - Fee Related
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