JP2004186905A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動画コンテンツのストリーミング再生に先立って、内容の概略を閲覧者に通知することが可能な動画コンテンツとしてサービスプロバイダ等にアップロードすることが可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像素子101により得られた動画像データを符号化し、第1の符号化動画像データと該動画像データよりも単位時間あたりの情報量が少ない第2の符号化動画像データとを生成し、前記動画像データの複数のシーンを代表する代表静止画像データを生成し、第1の符号化動画像データを第1の記録媒体に対し、第2の符号化動画像データと前記代表静止画像データとを第2の記録媒体に対し、それぞれ記録再生し、第2の記録媒体から再生されたデータを用いて任意のシーンを選択し、前記選択されたシーンのデータを用いて伝送用画像データ列を生成するように制御部116により制御する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特にインターネットを介して動画伝送を行うための機能を有するデジタルビデオカムコーダ等の撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、静止画を撮像してICメモリカードに記録するデジタルカメラや、動画像を撮像して磁気テープカセットに記録するデジタルビデオカムコーダが普及している。
【0003】
また、インターネットにおけるブロードバンドインフラの整備・普及に伴い、動画を、インターネットを介して遠隔地へ伝送したり、サービスプロバイダにアップロードしたいという消費者のニーズに対応して伝送時間を短縮したり、伝送された動画を効率的に再生したり、或いはPC(パーソナルコンピュータ)のモニタ上に小画面サイズで短時間の低ビットレート動画を、高画質の動画記録を行うため、磁気テープカセットとは別のICメモリーカード等に記録可能としたデジタルビデオカムコーダも提案されている。
【0004】
更に、高画質の静止画と低ビットレートの動画を同一のICメモリカードに非同時で記録可能としたデジタルカメラも存在している。
【0005】
これらのデジタルカメラやデジタルビデオカムコーダからインターネットを介して動画伝送を行う場合には、低ビットレートの動画が記録されたICメモリカードを一旦PCのカードスロットに挿入し、PC上の画像伝送を行うアプリケーションプログラムを用いてアップロードが行われる。
【0006】
アップロードされた動画は、ストリーミングサーバに蓄積され、閲覧者の要求に応じて所謂ストリーミング再生が行われる。即ち、動画コンテンツは、一般に静止画に比べて格段に情報量が多く、ファイル全体をダウンロードすると長時間を要するため、部分的にダウンロードしながら再生する方法が採られている(例えば、特許文献1,2参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−84339
【特許文献2】
特開2001−61136
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来のデジタルカメラやデジタルビデオカムコーダにおいては、高画質動画記録モードと低ビットレート動画記録モードのいずれか一方のモードを用いて、選択的にそれぞれの動画を記録媒体に記録するものであり、高画質動画を磁気テープに記録した場合には、伝送を行う前にPC上の編集ソフトウェアで編集した後、ソフトウェアエンコーダを用いて画像圧縮を行い、更に、メモリカードに記録を行うものである。
【0009】
他方、低ビットレート動画をメモリカードに記録した場合は、カット毎に動画ファイルが形成されるため、複数のカット(以下、一回の撮影記録動作の画像を1カットと記述する。)から成る作品としてアップロードするためには、やはりPC上の編集ソフトウェアを用いて編集した後、再度メモリカードに記録するものである。
【0010】
上記のいずれの場合においても、アップロードされた動画コンテンツをストリーミング再生する場合、画像内容の概略を示す情報が付加されていないため、画像を再生してみるまで、その内容が分らず、閲覧者が期待する内容でなかった場合、動画は極めて情報量が多いため、多大な時間の浪費を強いられるという問題があった。
【0011】
本発明は、このような従来技術の問題点を解消するためになされたもので、その目的は、動画コンテンツのストリーミング再生に先立って、内容の概略を閲覧者に通知することが可能な動画コンテンツとしてサービスプロバイダ等にアップロードすることを可能とした撮像装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の請求項1記載の撮像装置は、撮像手段と、前記撮像手段により得られた動画像データを符号化し且つ第1の符号化動画像データと前記第1の符号化動画像データよりも単位時間あたりの情報量が少ない第2の符号化動画像データとを生成すると共に前記動画像データの複数のシーンをそれぞれ代表する代表静止画像データを生成する符号化手段と、前記第1の符号化動画像データを第1の記録媒体に対して記録再生する第1の記録再生手段と、前記第2の符号化動画像データと前記代表静止画像データとを第2の記録媒体に対して記録再生する第2の記録再生手段と、前記第2の記録媒体から再生された前記代表静止画像データを用いて前記複数のシーンの内の任意のシーンを選択する選択手段と、前記第2の記録媒体に記録された第2の符号化動画像データの内の前記選択手段により選択されたシーンの第2の符号化動画像データを用いて伝送用画像データ列を生成する生成手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
また、上記目的を達成するために本発明の請求項2記載の撮像装置は、撮像手段と、前記撮像手段により得られた動画像データを符号化し且つ第1の符号化動画像データと前記第1の符号化動画像データよりも単位時間あたりの情報量が少ない第2の符号化動画像データとを生成すると共に前記動画像データのダイジェストを生成する符号化手段と、前記第1の符号化動画像データを第1の記録媒体に対して記録再生する第1の記録再生手段と、前記第2の符号化動画像データと前記ダイジェストとを第2の記録媒体に対して記録再生する第2の記録再生手段と、前記第2の記録媒体から再生された前記ダイジェストを用いて前記複数のシーンの内の任意のシーンを選択する選択手段と、前記第2の記録媒体に記録された第2の符号化動画像データの内の前記選択手段により選択されたシーンの第2の符号化動画像データを用いて伝送用画像データ列を生成する生成手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0015】
(第一の実施の形態)
まず、本発明の第一の実施の形態を図1〜図6に基づき説明する。
【0016】
図1は、本実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダの記録系の構成を示すブロック図、図2は、本実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダにおける撮像処理回路の構成を示すブロック図、図3は、本実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダにおける輝度信号の説明図、図4は、本実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダにおける再生系の構成を示すブロック図、図5は、本実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダにおけるメモリカードの記録領域の説明図、図6は、本実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダにおけるサムネイルの説明図である。
【0017】
図1において、101は撮像素子、102は撮像処理回路、103,104は二次元ローパスフィルタ、105,106はマルチプレクサ、107,108はバッファメモリ、109,110は圧縮回路、111はフォーマット変換回路、112は記録処理回路、113はメモリカード、114は磁気テープ、115は静止画圧縮回路、116は制御部、117は操作スイッチ(SW)である。
【0018】
撮像素子101は、標準TV信号の解像度に対する画素数(水平720,垂直480)を有するものとする。この撮像素子101からは、TV信号の1フレーム期間の全ての画素が順次走査で読み出され、撮像処理回路102にてデジタル化された輝度信号と色差信号が生成される。
【0019】
図2は、撮像処理回路102の内部構成を示すブロック図であり、同図において、201はCDS(相関二重サンプル)回路、202はAGC(自動利得)回路、203はA/D変換器、204はY−C分離回路、205はカメラ信号処理回路である。
【0020】
図1の撮像素子101から読み出された撮像信号は、図2のCDS回路201にてノイズを除去され、AGC回路202にて自動的にゲイン調整された後、A/D変換器203にてデジタル映像信号となる。続いて、Y−C分離回路204により輝度信号と色差信号とに分離され、その後、カメラ信号処理回路205にて輪郭強調、ホワイトバランス、ガンマ補正等の処理を施されて、デジタル化された輝度信号(Y)と色差信号(Pr,Pb)とが生成される。
【0021】
再び図1に戻り、低ビットレート動画信号の記録プロセスを説明する。
【0022】
輝度信号(Y)と色差信号(Pr,Pb)は、図1のローパスフィルタ103により図3に示す如く帯域制限される。即ち、アップロード用に低ビットレート動画を図1のメモリカード103に記録する場合、折り返しノイズを考慮して輝度信号は水平1.68MHz、垂直60本に(図3の斜線部)、色差信号はPrとPbとが点順次化されているため、水平は更に0.84MHzに帯域制限される(色差信号は省略)。
【0023】
帯域制限された輝度信号と点順次化された色差信号は、図2のマルチプレクサ205にて多重化され、4:2:2フォーマットの狭帯域Y/Pr/Pbデータが生成される。この狭帯域Y/Pr/Pbデータは、図2のバッファメモリ207に蓄積された後、図2の圧縮回路209にてDCTを用いた圧縮アルゴリズムによって、例えば、MPEG−4方式で低ビットレートに圧縮される。
【0024】
また、図1の制御部116は、操作スイッチ117により記録開始の指示があると、バッファメモリ107を制御して先頭の1フレームの画像データを保持し、静止画圧縮回路115へ出力する。静止画圧縮回路115は、この1フレームの画像データを、例えば、JPEG方式で圧縮符号化し、フォーマット変換回路111へ出力する。
【0025】
そして、前記圧縮された動画と各カットの先頭の静止画とに対して、フォーマット変換回路111にてメモリカード113のファイルシステムに適合したフォーマット変換が行われ、メモリカード113の所定の領域に記録される(音声信号の記録については、本発明とは無関係であるので、その説明は省略する)。
【0026】
本実施の形態では、記録開始の指示から記録停止の指示までの一連の動画像データを一つのファイルとして記録する。即ち、図5に示したように、各カットの動画M−1,M−2,M−3と、それに対応した先頭の静止画S−1,S−2,S−3が記録される。
【0027】
尚、図1のメモリカード113としては、コンパクトフラッシュ(登録商標)等、何でも良く、それぞれのファイルシステムに適合したフォーマット変換を行えば良いので、ここでは、その詳細については言及しない。
【0028】
次に、標準TV信号に対応した高画質動画信号記録モードのプロセスについて説明する。
【0029】
輝度信号(Y)と色差信号(Pr,Pb)は、ローパスフィルタ104により図3に示す如く帯域制限される。即ち、輝度信号は、水平6.75MHz、垂直240本に帯域制限される(図3参照。以下、標準輝度信号と記述する。)。また、色差信号は、PrとPbとが点順次化されているため、水平は3.375MHzの帯域を持っている(以下、標準色差信号と記述する。)。
【0030】
これらの標準帯域成分がマルチプレクサ106にて多重化され、4:2:2フォーマットの標準Y/Pr/Pbデータが生成される。この標準Y/Pr/Pbデータは、バッファメモリ108に蓄積された後、圧縮回路110にてDCT等の圧縮アルゴリズムによって、例えば、motionJPEG方式で圧縮され、最後に記録処理回路112にて同期符号やエラー訂正符号の付加、シャフリング、変調等の処理が行われて、磁気テープ114上の映像記録領域に記録される。
【0031】
尚、磁気テープ114上の映像記録領域とは別のサブコード領域に、タイムコード、その他の情報が記録されるのは、通常のデジタルビデオカムコーダと同様である。
【0032】
また、制御部116は、操作スイッチ117の操作に応じてバッファメモリ108を制御し、各カットの先頭の1フレームの静止画データを静止画圧縮回路115へ出力する。静止画圧縮回路115は、この先頭の1フレームの静止画像データをJPEG方式で圧縮符号化し、記録処理回路112へ出力する。記録処理回路112は、この先頭の1フレームの静止画像データを磁気テープ114における不図示のサブコードエリアに記録する。
【0033】
次に、本実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダの再生プロセスについて、図4を参照して説明する。
【0034】
図4は、本実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダの再生系の構成を示すブロック図であり、同図において、図1と同一部分には同一符号が付してある。
【0035】
図4において、107,108はバッファメモリ、111はフォーマット変換回路、113はメモリカード、114は磁気テープ、116は制御部、117は操作スイッチ(SW)、401は再生処理回路、402はフォーマット逆変換回路、403はセレクタ、404,405は伸長回路、406は静止画伸長回路、407はサムネイル処理回路、408はY−C分離回路、409はブランキング(Blanking)処理回路、410はD/A変換器、411は外部TV(テレビジョン)モニタである。
【0036】
図4において、まず、メモリカード113に記録された狭帯域信号を再生する場合は、操作スイッチ117の操作に応じて制御部116がセレクタ403の入力端子403−Aを選択する。そして、メモリカード113から読み出された動画ファイルは、フォーマット逆変換回路402にて記録とは逆の処理が行われ、バッファメモリ107(記録用と併用できる)によって、記録時の圧縮後の狭帯域Y/Pr/Pb信号が再生される。この狭帯域Y/Pr/Pb信号は、伸長回路404にて圧縮前の狭帯域Y/Pr/Pb信号に復号され、Y−C分離回路408にて同時化された狭帯域Y,Pr,Pb信号が生成され、それぞれブランキング処理回路409−1、409−2、409−3にて帰線消去期間の処理がなされた後、それぞれD/A変換器410−1,410−2,410−3によりアナログ信号に変換され、外部TVモニタ411にて低ビットレートの動画として表示される。
【0037】
次に、磁気テープ114に記録されている高画質動画に対応した標準TV信号を再生する場合は、制御部116は、セレクタ403の入力端子403−Bを選択する。そして、再生処理回路401にて磁気テープ114に記録されている信号を再生し、記録時とは逆の処理、即ち、復調、同期再生、エラー訂正、デシャフリング処理が行われ、バッファメモリ108(記録用と併用できる)によって、記録時の圧縮後の標準Y/Pr/Pb信号が再生される。この圧縮後の標準Y/Pr/Pb信号は、伸長回路405にて多重化されたベースバンドの標準Y/Pr/Pb信号に復号され、Y−C分離回路408にて同時化された標準Y,Pr,Pb信号が生成され、それぞれブランキング処理回路409−1,409−2,409−3にて帰線消去期間の処理がなされた後、それぞれD/A変換器410−1,410−2,410−3によりアナログ信号に変換され、外部TVモニタ411にて標準TV信号の動画として表示される。
【0038】
次に、メモリカード113に記録された各カットの先頭の静止画を用いてアップロードする動画を編集するプロセスについて説明する。
【0039】
操作スイッチ117によりアップロードデータの選択モードの指示があると、制御部116は、セレクタ403の入力端子403−Cを選択する。そして、フォーマット逆変換回路402は、メモリカード113に記録されている各ファイルのデータの内静止画データのみを静止画伸長回路406へ出力する。静止画伸長回路406は、この静止画データを伸長してサムネイル処理回路407へ出力する。サムネイル処理回路407は、静止画伸長回路406から出力される複数のファイルの静止画データのサイズを縮小し、図6に示すようなサムネイル画面を生成してセレクタ403へ出力する。
【0040】
図6は、本実施の形態に係る撮像装置におけるサムネイルの説明図であり、同図において、600は表示画面で、この表示画面600には、図5に示す三つの静止画S−1,S−2,S−3に対応したサムネイル画像601,602,603が表示される。
【0041】
そして、ユーザが操作スイッチ117を操作し、図6に示すサムネイル画像の内、アップロードしたいカットの先頭の静止画を選択すると、制御部116は、その旨を示す信号をフォーマット変換回路111へ出力し、このフォーマット変換回路111により選択されたカットに対応した狭帯域動画信号のみからなるアップロードデータを生成する。
【0042】
即ち、図5に示す静止画S−1,S−3に対応した表示画面601,603が選択されたとすると、図5に示すように、M−1のコピーm−1とM−3のコピーm−3の連続的に結合されたファイル及びS−1のコピーs−1とS−3のコピーs−3とがアップロードファイルとして、連続して別の領域に記録される。
【0043】
メモリカード113は、不図示のPC(パーソナルコンピュータ)のカードスロットに挿入され、アップロードファイルの連結された、即ち、編集された動画と各静止画は、公知のOutlook Express等のメールソフトにより添付され、所望のサービスプロバイダにアップロードされ、閲覧者の要求に応じてストリーミング配信される。閲覧者は、必要に応じて各カットの先頭の静止画と編集された動画とを見ることができる。
【0044】
これによって、閲覧者は、ストリーミング再生に先立って内容の概略を知ることが可能となる。
【0045】
(第二の実施の形態)
次に、本発明の第二の実施の形態を、図7乃至図9に基づき説明する。
【0046】
尚、本実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダにおける撮像処理回路の構成は、上述した第一の実施の形態の図2と同一であり、また、本実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダにおける輝度信号の帯域制限状態は、上述した第一の実施の形態の図3と同一であるから、それらの説明は省略すると共に、必要に応じて、これら各図を流用して説明する。
【0047】
図7は、本実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダにおける記録系の構成を示すブロック図、図8は、本実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダにおける再生系の構成を示すブロック図、図9は、本実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダにおけるメモリカードの記録領域の説明図である。
【0048】
尚、図7において、上述した第一実施の形態における図1と同一部分には、同一符号が付してある。
【0049】
図7において、図1と異なる点は、図1の構成から静止画静止画圧縮回路115を削除し、図1の構成に、タイムコード発生器701を付加したことである。
【0050】
以下、本実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダにおける低ビットレート動画信号の記録プロセスについて説明するが、上述した第1の実施の形態と同一部分についての説明は省略し、本実施の形態特有の動作についてのみ説明する。
【0051】
撮像処理回路102の基準クロック信号がタイムコード発生器701に入力され、このタイムコード発生器701により、動画像の1フレームを単位とするタイムコードが生成される。圧縮回路109により圧縮された動画とタイムコード発生器701により生成されたタイムコードとが、フォーマット変換回路111により、メモリカード113のファイルシステムに適合したフォーマット変換が行われた後、メモリカード113の所定の領域に記録される(音声信号の記録は、本発明とは無関係であるので、その説明は省略する。)。即ち、図9に示したように、先頭のファイル属性とそれに続く領域に各カットの動画M−1,M−2,M−3,…M−30が、それぞれフレーム単位(f1,f2,f3,…)にタイムコードTCが付加されてメモリカード113の所定の領域に記録される。
【0052】
尚、図9におけるファイル属性記述部は、アップロードして配信される動画の属性、即ち、通常のストリーミング再生が行われる動画ファイルのファイルサイズとメモリカード113上の再生開始位置アドレス、後述するダイジェスト再生ファイルのファイルサイズとメモリカード113上の再生開始位置アドレス等が記述される領域である。
【0053】
ストリーミングデータの書き込みが終了すると、書き込んだファイルサイズに応じてファイル属性記述部が書き換えられる。
【0054】
但し、この段階では、ダイジェスト再生ファイルに関する情報は、まだ記録されていない。
【0055】
尚、本実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダにおける標準TV信号に対応した高画質動画信号記録モードのプロセスは、上述した第一実施の形態と同一であるから、その説明は省略する。
【0056】
次に、本実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダにおける再生プロセスについて、図8を参照して説明する。
【0057】
図8は、本実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダにおける再生系の構成を示すブロック図であり、同図において、上述した第一実施の形態における図4と同一部分には、同一符号が付してある。
【0058】
図8において図4と異なる点は、図4の構成から静止画伸長回路406及びサムネイル処理回路407を削除し、図4の構成に、タイムコーダ再生回路801、ダイジェストメモリ802及び再生コントローラ803を付加したことと、セレクタ403の入力端子が403−Aと403−Bの2つになっていることである。
【0059】
以下、本実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダにおける再生プロセスについて説明するが、上述した第一実施の形態と同一部分についての説明は省略し、本実施の形態特有の動作についてのみ説明する。
【0060】
メモリカード113に記録されたタイムコードを用いてダイジェスト再生する動画を生成し、アップロードするプロセスについて説明する。
【0061】
操作スイッチ117の操作に応じて制御部116は、セレクタ403の入力端子403−Aを選択する。また、ユーザは、メモリカード113に記録された狭帯域信号を再生プロセスに従って外部TVモニタ411に表示される再生画像を見ている。ユーザは、この再生画像を見ながら、アップロードした後で他のアクセス者にダイジェスト再生させたい動画のストーリを想定して、再生コントローラ803の不図示のINボタンとOUTボタンとを用いて、動画の再生と停止を指示する。このプロセスにおいて、再生の指示が行われたフレームと停止の指示が行われたフレームとのタイムコードが逐次、タイムコード再生回路801を経てダイジェストメモリ802に記憶される。
【0062】
以上の操作が終了してユーザが再生コントローラ803のダイジェスト記録ボタン(不図示)を押下すると、ダイジェストメモリ802に記憶されたタイムコードに従って、フォーマット変換回路111によりメモリカード113の所定の領域にダイジェストデータが記録される。即ち、図9に示すように、カットM−2のf2フレームで再生開始、f3フレームで停止、カットM−11のf5フレームで再生開始、f6フレームで停止、カットM−30のf50フレームで再生開始、f51フレームで停止…というように指示されたとすると、ダイジェスト領域にはカットM−2のf2,f3フレーム、カットM−11のf5,f6フレーム、カットM−30のf50,f51フレーム…が記録され、最後にエンドマークを示すEOF(End of File)が記録される。
【0063】
また、追記されたダイジェストデータに対応して図9のファイル属性記述部が書き換えられる。即ち、ダイジェストデータ有無ビットとその再生開始位置アドレス、ダイジェストデータのファイルサイズが書き換えられる。
【0064】
このメモリカード113は、不図示のPCカードスロットに挿入され、ストリーミング再生用の動画ファイルとダイジェスト版の動画ファイルは、公知のOutlook Express等のメールソフトにより添付され、所望のサービスプロバイダにアップロードされ、閲覧者の要求に応じていずれかの、または両方のファイルがストリーミング再生される。
【0065】
これにより、閲覧者は、巣とリーミング再生に先立って内容の概略を知ることが可能となる。
【0066】
(その他の実施の形態)
尚、メモリカード113に記録せずに、PC上のアプリケーションソフトにて選択されたカットを結合してアップロードするようにしても良い。
【0067】
また、本発明は、メモリカードをPCのカードスロットに挿入し、このPCからサーバにアップロードするだけではなく、撮像装置にインターネット接続機能を持たせ、この撮像装置から直接アップロード用のデータを送信するようにしても良い。
【0068】
また、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても、本発明が達成されることは言うまでもない。
【0069】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0070】
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD(DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW等)、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、他のROM等の上記プログラムコードを記憶できるものであれば良く、或いはネットワークを介したダウンロード等を用いることができる。
【0071】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0072】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0073】
以上では、本発明の様々な例と実施形態を説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は本明細書内の特定の説明と図に限定されるものではなく、本願特許請求の範囲に全て述べられた様々な修正と変更に及ぶことが可能であることは言うまでもない。
【0074】
本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0075】
[実施態様1] 撮像手段と、前記撮像手段により得られた動画像データを符号化し且つ第1の符号化動画像データと前記第1の符号化動画像データよりも単位時間あたりの情報量が少ない第2の符号化動画像データとを生成すると共に前記動画像データの複数のシーンをそれぞれ代表する代表静止画像データを生成する符号化手段と、前記第1の符号化動画像データを第1の記録媒体に対して記録/再生する第1の記録/再生手段と、前記第2の符号化動画像データと前記代表静止画像データとを第2の記録媒体に対して記録/再生する第2の記録/再生手段と、前記第2の記録媒体から再生された前記代表静止画像データを用いて前記複数のシーンの内の任意のシーンを選択する選択手段と、前記第2の記録媒体に記録された第2の符号化動画像データの内の前記選択手段により選択されたシーンの第2の符号化動画像データを用いて伝送用画像データ列を生成する生成手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
【0076】
[実施態様2] 撮像手段と、前記撮像手段により得られた動画像データを符号化し且つ第1の符号化動画像データと前記第1の符号化動画像データよりも単位時間あたりの情報量が少ない第2の符号化動画像データとを生成すると共に前記動画像データのダイジェストを生成する符号化手段と、前記第1の符号化動画像データを第1の記録媒体に対して記録/再生する第1の記録/再生手段と、前記第2の符号化動画像データと前記ダイジェストとを第2の記録媒体に対して記録/再生する第2の記録/再生手段と、前記第2の記録媒体から再生された前記ダイジェストを用いて前記複数のシーンの内の任意のシーンを選択する選択手段と、
前記第2の記録媒体に記録された第2の符号化動画像データの内の前記選択手段により選択されたシーンの第2の符号化動画像データを用いて伝送用画像データ列を生成する生成手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
【0077】
[実施態様3] 前記第2の記録/再生手段は、前記生成手段により生成された伝送用画像データ列を前記第2の記録媒体に対して記録することを特徴とする実施態様1または2記載の撮像装置。
【0078】
[実施態様4] 前記符号化手段は、第1の符号化動画像データと前記第1の符号化動画像データよりも単位時間あたりの情報量が少ない第2の符号化動画像データとを同時に生成することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【0079】
[実施態様5] 前記符号化手段は、前記動画像データの複数のシーンの先頭の1フレームの画像データを用いて前記代表静止画像データを生成することを特徴とする実施態様1または2記載の撮像装置。
【0080】
[実施態様6] 複数の記録媒体を備え、画像圧縮符号化を用いた動画像圧縮記録再生可能な撮像装置において、
撮像処理回路で変換されたデジタル映像信号に第1のフィルタリング処理を施して狭帯域に制限された動画像信号を生成する第1の生成手段と、
第1の画像圧縮符号化処理を施して低ビットレート動画信号を生成する第1の符号化手段と、
第2のフィルタリング処理を施して標準帯域成分を有する動画像信号を生成する第2の生成手段と、
第2の画像圧縮符号化処理を施して高ビットレート動画信号を生成する第2の符号化手段と、
各カットの先頭画像を検出する先頭画像検出手段と、
前記第1及び第2の符号化手段からの出力をそれぞれ異なる前記複数の記録媒体に対して記録/再生する出力記録/再生手段と、
前記先頭画像検出手段により検出された先頭画像を前記複数の記録媒体に対して記録/再生する先頭画像記録/再生手段と、
前記先頭画像記録/再生手段により再生された先頭画像を表示する先頭画像表示手段と、
前記先頭画像表示手段により表示された先頭画像を選択する先頭画像選択手段と、
前記先頭画像選択手段により選択された先頭画像と該選択された先頭画像に対応した動画カットとを結合して記録する記録手段とを有することを特徴とする撮像装置。
【0081】
[実施態様7] 複数の記録媒体を備え、画像圧縮符号化を用いた動画像圧縮記録再生可能な撮像装置において、撮像処理回路で変換されたデジタル映像信号に第1のフィルタリング処理を施して狭帯域に制限された動画像信号を生成する第1の生成手段と、第1の画像圧縮符号化処理を施して低ビットレート動画信号を生成する第1の符号化手段と、第2のフィルタリング処理を施して標準帯域成分を有する動画像信号を生成する第2の生成手段と、第2の画像圧縮符号化処理を施して高ビットレート動画信号を生成する第2の符号化手段と、
前記第1及び第2の符号化手段からの出力をそれぞれ異なる前記複数の記録媒体に対して記録/再生する出力記録/再生手段と、
タイムコードを記録/再生するタイムコード記録/再生手段と、
動画像データのダイジェスト再生を行うポイントを指示するためのポイント指示手段と、
前記ポイント指示手段による指示に対応した前記タイムコードを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたタイムコード情報に対応した動画カットデータを結合して記録する記録手段とを有することを特徴とする撮像装置。
【0082】
[実施態様8] 前記撮像装置は、デジタルビデオカムコーダであることを特徴とする実施態様1乃至7のいずれかに記載の撮像装置。
【0083】
[実施態様9] 撮像工程と、前記撮像工程により得られた動画像データを符号化し且つ第1の符号化動画像データと前記第1の符号化動画像データよりも単位時間あたりの情報量が少ない第2の符号化動画像データとを生成すると共に前記動画像データの複数のシーンをそれぞれ代表する代表静止画像データを生成する符号化工程と、前記第1の符号化動画像データを第1の記録媒体に対して記録/再生する第1の記録/再生工程と、前記第2の符号化動画像データと前記代表静止画像データとを第2の記録媒体に対して記録/再生する第2の記録/再生工程と、前記第2の記録媒体から再生された前記代表静止画像データを用いて前記複数のシーンの内の任意のシーンを選択する選択工程と、前記第2の記録媒体に記録された第2の符号化動画像データの内の前記選択手段により選択されたシーンの第2の符号化動画像データを用いて伝送用画像データ列を生成する生成工程とを備えたことを特徴とする撮像方法。
【0084】
[実施態様10] 撮像工程と、前記撮像工程により得られた動画像データを符号化し且つ第1の符号化動画像データと前記第1の符号化動画像データよりも単位時間あたりの情報量が少ない第2の符号化動画像データとを生成すると共に前記動画像データのダイジェストを生成する符号化工程と、前記第1の符号化動画像データを第1の記録媒体に対して記録/再生する第1の記録/再生工程と、前記第2の符号化動画像データと前記ダイジェストとを第2の記録媒体に対して記録/再生する第2の記録/再生工程と、前記第2の記録媒体から再生された前記ダイジェストを用いて前記複数のシーンの内の任意のシーンを選択する選択工程と、前記第2の記録媒体に記録された第2の符号化動画像データの内の前記選択工程により選択されたシーンの第2の符号化動画像データを用いて伝送用画像データ列を生成する生成工程とを備えたことを特徴とする撮像方法。
【0085】
[実施態様11] 前記第2の記録/再生工程は、前記生成工程により生成された伝送用画像データ列を前記第2の記録媒体に対して記録することを特徴とする実施態様9または10に記載の撮像方法。
【0086】
[実施態様12] 前記符号化工程は、前記動画像データの複数のシーンの先頭の1フレームの画像データを用いて前記代表静止画像データを生成することを特徴とする実施態様9または10に記載の撮像方法。
【0087】
[実施態様13] 前記符号化工程は、第1の符号化動画像データと前記第1の符号化動画像データよりも単位時間あたりの情報量が少ない第2の符号化動画像データとを同時に生成することを特徴とする請求項9または10に記載の撮像方法。
【0088】
[実施態様14] 複数の記録媒体を備え、画像圧縮符号化を用いた動画像圧縮記録再生可能な撮像装置により撮像する撮像方法において、撮像処理回路で変換されたデジタル映像信号に第1のフィルタリング処理を施して狭帯域に制限された動画像信号を生成する第1の生成工程と、第1の画像圧縮符号化処理を施して低ビットレート動画信号を生成する第1の符号化工程と、第2のフィルタリング処理を施して標準帯域成分を有する動画像信号を生成する第2の生成工程と、第2の画像圧縮符号化処理を施して高ビットレート動画信号を生成する第2の符号化工程と、各カットの先頭画像を検出する先頭画像検出工程と、前記第1及び第2の符号化工程からの出力をそれぞれ異なる前記複数の記録媒体に対して記録/再生する出力記録/再生工程と、前記先頭画像検出工程により検出された先頭画像を前記複数の記録媒体に対して記録/再生する先頭画像記録/再生工程と、前記先頭画像記録/再生工程により再生された先頭画像を表示する先頭画像表示工程と、前記先頭画像表示工程により表示された先頭画像を選択する先頭画像選択工程と、前記先頭画像選択工程により選択された先頭画像と該選択された先頭画像に対応した動画カットとを結合して記録する記録工程とを有することを特徴とする撮像方法。
【0089】
[実施態様15] 前記撮像装置は、デジタルビデオカムコーダであることを特徴とする実施態様14に記載の撮像方法。
【0090】
[実施態様16] 撮像装置を制御するコンピュータ読み取り可能な制御プログラムであって、
撮像工程と、前記撮像工程により得られた動画像データを符号化し且つ第1の符号化動画像データと前記第1の符号化動画像データよりも単位時間あたりの情報量が少ない第2の符号化動画像データとを生成すると共に前記動画像データの複数のシーンをそれぞれ代表する代表静止画像データを生成する符号化工程と、前記第1の符号化動画像データを第1の記録媒体に対して記録/再生する第1の記録/再生工程と、前記第2の符号化動画像データと前記代表静止画像データとを第2の記録媒体に対して記録/再生する第2の記録/再生工程と、前記第2の記録媒体から再生された前記代表静止画像データを用いて前記複数のシーンの内の任意のシーンを選択する選択工程と、前記第2の記録媒体に記録された第2の符号化動画像データの内の前記選択手段により選択されたシーンの第2の符号化動画像データを用いて伝送用画像データ列を生成する生成工程とをコンピュータに実行させるためのプログラムコードから成ることを特徴とする撮像装置の制御プログラム。
【0091】
[実施態様17] 撮像装置を制御するコンピュータ読み取り可能な制御プログラムであって、
撮像工程と、前記撮像工程により得られた動画像データを符号化し且つ第1の符号化動画像データと前記第1の符号化動画像データよりも単位時間あたりの情報量が少ない第2の符号化動画像データとを生成すると共に前記動画像データのダイジェストを生成する符号化工程と、前記第1の符号化動画像データを第1の記録媒体に対して記録/再生する第1の記録/再生工程と、前記第2の符号化動画像データと前記ダイジェストとを第2の記録媒体に対して記録/再生する第2の記録/再生工程と、前記第2の記録媒体から再生された前記ダイジェストを用いて前記複数のシーンの内の任意のシーンを選択する選択工程と、前記第2の記録媒体に記録された第2の符号化動画像データの内の前記選択工程により選択されたシーンの第2の符号化動画像データを用いて伝送用画像データ列を生成する生成工程とをコンピュータに実行させるためのプログラムコードから成ることを特徴とする撮像装置の制御プログラム。
【0092】
[実施態様18] 複数の記録媒体を備え、画像圧縮符号化を用いた動画像圧縮記録再生可能な撮像装置を制御するコンピュータ読み取り可能な制御プログラムであって、
撮像処理回路で変換されたデジタル映像信号に第1のフィルタリング処理を施して狭帯域に制限された動画像信号を生成する第1の生成工程と、第1の画像圧縮符号化処理を施して低ビットレート動画信号を生成する第1の符号化工程と、第2のフィルタリング処理を施して標準帯域成分を有する動画像信号を生成する第2の生成工程と、第2の画像圧縮符号化処理を施して高ビットレート動画信号を生成する第2の符号化工程と、各カットの先頭画像を検出する先頭画像検出工程と、前記第1及び第2の符号化工程からの出力をそれぞれ異なる前記複数の記録媒体に対して記録/再生する出力記録/再生工程と、前記先頭画像検出工程により検出された先頭画像を前記複数の記録媒体に対して記録/再生する先頭画像記録/再生工程と、前記先頭画像記録/再生工程により再生された先頭画像を表示する先頭画像表示工程と、前記先頭画像表示工程により表示された先頭画像を選択する先頭画像選択工程と、前記先頭画像選択工程により選択された先頭画像と該選択された先頭画像に対応した動画カットとを結合して記録する記録工程とをコンピュータに実行させるためのプログラムコードから成ることを特徴とする撮像装置の制御プログラム。
【0093】
[実施態様19]
実施態様16乃至18に記載の制御プログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
【0094】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、動画コンテンツのストリーミング再生に先立って、内容の概略を閲覧者に通知することが可能な動画コンテンツとしてサービスプロバイダ等にアップロードすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係る撮像装置における記録系の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態に係る撮像装置における撮像処理回路の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第一の実施の形態に係る撮像装置における輝度信号の帯域の説明図である。
【図4】本発明の第一の実施の形態に係る撮像装置における再生系の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第一の実施の形態に係る撮像装置におけるメモリカードの記録領域の説明図である。
【図6】本発明の第一の実施の形態に係る撮像装置におけるサムネイルの説明図である。
【図7】本発明の第二の実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダにおける記録系の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第二の実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダにおける再生系の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第二の実施の形態に係る撮像装置であるデジタルビデオカムコーダにおけるメモリカードの記録領域の説明図である。
【符号の説明】
101 撮像素子
102 撮像処理回路
103 二次元ローパスフィルタ
104 二次元ローパスフィルタ
105 マルチプレクサ
106 マルチプレクサ
107 バッファメモリ
108 バッファメモリ
109 圧縮回路
110 圧縮回路
111 フォーマット変換回路
112 記録処理回路
113 メモリカード
114 磁気テープ
115 静止画圧縮回路
116 制御部
117 操作スイッチ(SW)
201 CDS(相関二重サンプル)回路
202 AGC(自動利得)回路
203 A/D変換器
204 Y−C分離回路
205 カメラ信号処理回路
401 再生処理回路
402 フォーマット逆変換回路
403 セレクタ
403−A 入力端子
403−B 入力端子
403−C 入力端子
404 伸長回路
405 伸長回路
406 静止画伸長回路
407 サムネイル処理回路
408 Y−C分離回路
409−1 ブランキング(Blanking)処理回路
409−2 ブランキング(Blanking)処理回路
409−3 ブランキング(Blanking)処理回路
410−1 D/A変換器
410−2 D/A変換器
410−3 D/A変換器
411 外部TV(テレビジョン)モニタ
701 タイムコード発生器
801 タイムコーダ再生回路
802 ダイジェストメモリ
803 再生コントローラ

Claims (2)

  1. 撮像手段と、
    前記撮像手段により得られた動画像データを符号化し且つ第1の符号化動画像データと前記第1の符号化動画像データよりも単位時間あたりの情報量が少ない第2の符号化動画像データとを生成すると共に前記動画像データの複数のシーンをそれぞれ代表する代表静止画像データを生成する符号化手段と、
    前記第1の符号化動画像データを第1の記録媒体に対して記録再生する第1の記録再生手段と、
    前記第2の符号化動画像データと前記代表静止画像データとを第2の記録媒体に対して記録再生する第2の記録再生手段と、
    前記第2の記録媒体から再生された前記代表静止画像データを用いて前記複数のシーンの内の任意のシーンを選択する選択手段と、
    前記第2の記録媒体に記録された第2の符号化動画像データの内の前記選択手段により選択されたシーンの第2の符号化動画像データを用いて伝送用画像データ列を生成する生成手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 撮像手段と、
    前記撮像手段により得られた動画像データを符号化し且つ第1の符号化動画像データと前記第1の符号化動画像データよりも単位時間あたりの情報量が少ない第2の符号化動画像データとを生成すると共に前記動画像データのダイジェストを生成する符号化手段と、
    前記第1の符号化動画像データを第1の記録媒体に対して記録再生する第1の記録再生手段と、
    前記第2の符号化動画像データと前記ダイジェストとを第2の記録媒体に対して記録再生する第2の記録再生手段と、
    前記第2の記録媒体から再生された前記ダイジェストを用いて前記複数のシーンの内の任意のシーンを選択する選択手段と、
    前記第2の記録媒体に記録された第2の符号化動画像データの内の前記選択手段により選択されたシーンの第2の符号化動画像データを用いて伝送用画像データ列を生成する生成手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2018180656A1 (ja) * 2017-03-27 2020-02-06 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法、カメラ装置、リモートコントロール装置およびカメラシステム

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