JP2004185449A - サイト管理者側システムならびにサイト管理方法およびそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信されたユーザーの複数の個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、個人情報の公開範囲が閲覧を希望するユーザーの全員であるのか、閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーであるのかを記憶する公開範囲記憶手段と、該個人情報のユーザーによって許可されたユーザーを管理する許可範囲管理手段と、個人情報の閲覧を指定する閲覧指定情報を受信する閲覧指定情報受信手段と、個人情報の公開範囲を公開範囲記憶手段に基づいて判断処理する判断処理の結果、閲覧を希望するユーザーの全員である場合には第1の公開処理を行ない、閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーである場合には、第2の公開処理を行なう個人情報公開手段とを有する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、サイト管理者側システムならびにサイト管理方法およびそのプログラムに関し、さらに詳細には、例えば、インターネットなどのネットワークを介してユーザーがデジタルコンテンツを交換するウェブサイトや、電子掲示板(BBS)が設置されているウェブサイトのような、ユーザー相互のコミュニケーションが可能でコミュニティスペースとして機能するコミュニティサイトを管理する管理者が用いて好適なサイト管理者側システムならびにサイト管理方法およびそのプログラムに関する。
【0002】
ここで、「デジタルコンテンツ」とは、本明細書においては、ユーザーの各種端末、例えば、携帯電話から放音される着信メロディーなどの音系のデータや、ユーザーの各種端末、例えば、携帯電話の表示画面に表示される待ち受け画面のような静止画像やあるいは動画などの画像系のデータ、あるいはユーザーの各種端末の表示画面に表示されるメッセージ文などのテキスト系のデータなどのような、ユーザーの各種端末において送受信可能な各種のデジタルデータを意味するものとする。
【0003】
【従来の技術】
従来より、インターネットなどのネットワークを利用した各種コミュニティサイトがコミュニティサイトの管理者によって管理運営されているが、こうしたコミュニティサイトにおいてユーザーは、ハンドルネームを使用したり、あるいは、簡単なプロフィールのみを公開して、当該コミュニティサイトに参加することが多い。
【0004】
ところで、コミュニティサイトの管理者においては、管理しているコミュニティサイトのコミュニティスペースとして機能を十分に発揮させ、当該コミュニティサイト内におけるコミュニケーションを活性化させることができれば、当該コミュニティサイトを利用するユーザーは増加し、注目度の高いデジタルコンテンツを集めることも可能になって、高価値のデジタルコンテンツを管理し収益を確保することもできる。
【0005】
しかしながら、従来のようにハンドルネームと簡単なプロフィールのみでユーザーがコミュニティサイトに参加しているだけでは、現実に人間が交流したときに生起されるようなコミュニケーションの活性化を、当該コミュニティサイト内で実現することが困難であるという問題点があった。
【0006】
実際、コミュニティサイトにおいて互いに交流を深めたユーザー同士は、例えば、自分の電子メールアドレスを互いに交換するなどして、コミュニティサイト外でコミュニケーションを活性化していく傾向がある。
【0007】
このため、コミュニティサイトの管理者側においては、管理しているコミュニティサイト内においてコミュニケーションの活性化を図ることのできる手法の提案が望まれていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記したような従来の技術の有する種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コミュニティサイト内においてコミュニケーションの活性化を図ることのできるサイト管理者側システムならびにサイト管理方法およびそのプログラムを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信されたユーザーの複数の個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、上記個人情報記憶手段に記憶された複数の個人情報のそれぞれの公開範囲が、閲覧を希望するユーザーの全員であるのか、または、閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーであるのかを記憶する公開範囲記憶手段と、上記公開範囲記憶手段に公開範囲が閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーと記憶された所定の個人情報の公開が、該個人情報のユーザーによって許可されたユーザーを管理する許可範囲管理手段と、コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信され、上記個人情報記憶手段に記憶された所定のユーザーの所定の個人情報の閲覧を指定する閲覧指定情報を受信する閲覧指定情報受信手段と、上記閲覧指定情報受信手段が受信した閲覧指定情報の指定する所定のユーザーの所定の個人情報の公開範囲を、上記公開範囲記憶手段に基づいて判断処理する判断手段と、上記判断手段による判断処理の結果、上記閲覧指定情報受信手段が受信した閲覧指定情報の指定する所定のユーザーの所定の個人情報の公開範囲が、閲覧を希望するユーザーの全員である場合には、閲覧指定情報の指定する個人情報をコンピュータネットワークを介して公開する第1の公開処理を行ない、上記閲覧指定情報受信手段が受信した閲覧指定情報の指定する所定のユーザーの所定の個人情報の公開範囲が、閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーである場合には、上記管理手段によって公開が許可されたとして管理されているユーザーの閲覧指定情報のときに、閲覧指定情報の指定する個人情報をコンピュータネットワークを介して公開する第2の公開処理を行なう個人情報公開手段とを有するようにしたものである。
【0010】
また、本発明のうち請求項2に記載の発明は、コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信された所定のメッセージを示すメッセージ情報と上記メッセージ情報の示すメッセージを公開する日時を示すスケジュール情報とを受け付ける受付手段と、上記受付手段が受け付けたスケジュール情報の示す日時に空きがあるか否かを判断する第1の判断手段と、上記受付手段が受け付けたメッセージ情報の示すメッセージに所定の文言が含まれているか否かを判断する第2の判断手段と、上記第1の判断手段によってスケジュール情報の示す日時に空きがあると判断され、かつ、上記第2の判断手段によってメッセージ情報の示すメッセージに所定の文言が含まれていないと判断された場合に、上記スケジュール情報ならびにメッセージ情報を送信した端末宛に、コンピュータネットワークを介して受付の完了を示す内容のメールを配信する受付完了メール配信手段と、上記受付完了メール配信手段によってメールが配信された後、上記スケジュール情報ならびにメッセージ情報を送信した端末に対する課金処理が完了したことを確認する課金確認手段と、上記課金確認手段によってスケジュール情報ならびにメッセージ情報を送信した端末に対する課金処理の完了が確認されると、メッセージ情報の示すメッセージをスケジュール情報の示す日時に、所定のサイトの所定のページで公開するメッセージ公開手段とを有するようにしたものである。
【0011】
また、本発明のうち請求項3に記載の発明は、コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信された所定の背景音を指定する背景音指定情報を受信する背景音指定情報受信手段と、上記背景音指定情報受信手段が受信した背景音指定情報が指定する背景音を、上記背景音指定情報を送信した端末によって聴取可能なように再生する再生手段と、上記再生手段によって上記背景音指定情報を送信した端末において背景音指定情報が指定する背景音が再生されているときに該端末から入力された音を、背景音指定情報が指定する背景音と重ね合わせる処理を行なって、該端末から入力された音と背景音とが重ね合わされた音声情報を生成する音声情報生成手段と、上記音声情報生成手段によって生成された音声情報を記憶する音声情報記憶手段と、コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信され、上記音声情報記憶手段に記憶された音声情報の公開を指示する公開指定情報に従って、音声情報をコンピュータネットワークを介して公開する音声情報公開手段とを有するようにしたものである。
【0012】
また、本発明のうち請求項4に記載の発明は、コンピュータネットワークを介してメールを配信する宛先たるメールアドレスを記憶するメールアドレス記憶手段と、上記メールアドレス記憶手段に記憶されたメールアドレスの履歴を示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、コンピュータネットワークを介して接続された端末から配信されたメールの本文を示すメール本文情報を記憶するメール本文情報記憶手段と、上記メール本文情報記憶手段にメール本文情報が記憶されると、上記履歴情報記憶手段に記憶された履歴に従って、上記メールアドレス記憶手段に記憶されたメールアドレスを選別し、上記メールアドレス記憶手段に記憶された複数のメールアドレスを配信先メールアドレスとして決定する配信先決定手段と、上記配信先決定手段によって決定された配信先メールアドレスに、上記メール本文情報記憶手段に記憶されたメール本文情報が示す本文のメールを配信するメール配信手段とを有するようにしたものである。
【0013】
また、本発明のうち請求項5に記載の発明は、所定の商品を示す商品情報を記憶する商品情報記憶手段と、上記商品情報記憶手段に記憶された商品情報の示す所定の商品の購入を、所定のユーザーにねだる内容を示すおねだりメールを、コンピュータネットワークを介して上記所定のユーザーに配信するおねだりメール配信手段と、上記おねだりメール配信手段によって配信されたおねだりメールを受信した所定のユーザーから、同意を示す内容の同意メールが受信されたことを確認すると、上記おねだりメールを受信した所定のユーザーに対する課金処理を行う課金手段とを有するようにしたものである。
【0014】
また、本発明のうち請求項6に記載の発明は、所定の商品を示す商品情報を記憶する商品情報記憶手段と、上記商品情報記憶手段に記憶された商品情報の示す所定の商品の購入を、所定のユーザーにおごる内容を示すおごりメールを、コンピュータネットワークを介して上記所定のユーザーに配信するおごりメール配信手段と、上記おごりメール配信手段によって上記おごりメールを配信したユーザーに対する課金処理を行う課金手段とを有するようにしたものである。
【0015】
また、本発明のうち請求項7に記載の発明は、所定の商品を示す商品情報を該商品情報を保有するユーザー毎に記憶する保有商品情報記憶手段と、コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信され、上記保有商品情報記憶手段に記憶された所定の商品情報の示す商品を希望するユーザーからの商品希望情報を受信すると、該商品希望情報の示す商品の商品情報の属性を該商品希望情報のユーザーに変更する交換手段とを有するようにしたものである。
【0016】
また、本発明のうち請求項8に記載の発明は、コンピュータシステムにより所定のサイトの管理を行うサイト管理方法において、コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信されたユーザーの複数の個人情報を記憶する第1の段階と、上記第1の段階で記憶された複数の個人情報のそれぞれの公開範囲が、閲覧を希望するユーザーの全員であるのか、または、閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーであるのかを記憶する第2の段階と、上記第2の段階で公開範囲が閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーと記憶された所定の個人情報の公開が、該個人情報のユーザーによって許可されたユーザーを管理する第3の段階と、コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信され、上記第1の段階で記憶された所定のユーザーの所定の個人情報の閲覧を指定する閲覧指定情報を受信する第4の段階と、上記第4の段階で受信した閲覧指定情報の指定する所定のユーザーの所定の個人情報の公開範囲を、上記第2の段階で記憶された公開範囲に基づいて判断処理する第5の段階と、上記第5の段階の判断処理の結果、上記第4の段階で受信した閲覧指定情報の指定する所定のユーザーの所定の個人情報の公開範囲が、閲覧を希望するユーザーの全員である場合には、閲覧指定情報の指定する個人情報をコンピュータネットワークを介して公開する第1の公開処理を行ない、上記第4の段階で受信した閲覧指定情報の指定する所定のユーザーの所定の個人情報の公開範囲が、閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーである場合には、上記第3の段階で公開が許可されたとして管理されているユーザーの閲覧指定情報のときに、閲覧指定情報の指定する個人情報をコンピュータネットワークを介して公開する第2の公開処理を行なう第6の段階とを有するようにしたものである。
【0017】
また、本発明のうち請求項9に記載の発明は、コンピュータシステムにより所定のサイトの管理を行うサイト管理方法において、コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信された所定のメッセージを示すメッセージ情報と上記メッセージ情報の示すメッセージを公開する日時を示すスケジュール情報とを受け付ける第1の段階と、上記第1の段階で受け付けたスケジュール情報の示す日時に空きがあるか否かを判断する第2の段階と、上記第1の段階で受け付けたメッセージ情報の示すメッセージに所定の文言が含まれているか否かを判断する第3の段階と、上記第2の段階によってスケジュール情報の示す日時に空きがあると判断され、かつ、上記第3の段階によってメッセージ情報の示すメッセージに所定の文言が含まれていないと判断された場合に、上記スケジュール情報ならびにメッセージ情報を送信した端末宛に、コンピュータネットワークを介して受付の完了を示す内容のメールを配信する第4の段階と、上記第4の段階でメールが配信された後、上記スケジュール情報ならびにメッセージ情報を送信した端末に対する課金処理が完了したことを確認する第5の段階と、上記第5の段階でスケジュール情報ならびにメッセージ情報を送信した端末に対する課金処理の完了が確認されると、メッセージ情報の示すメッセージをスケジュール情報の示す日時に、所定のサイトの所定のページで公開する第6の段階とを有するようにしたものである。
【0018】
また、本発明のうち請求項10に記載の発明は、コンピュータシステムにより所定のサイトの管理を行うサイト管理方法において、コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信された所定の背景音を指定する背景音指定情報を受信する第1の段階と、上記第1の段階で受信した背景音指定情報が指定する背景音を、上記背景音指定情報を送信した端末によって聴取可能なように再生する第2の段階と、上記第2の段階で上記背景音指定情報を送信した端末において背景音指定情報が指定する背景音が再生されているときに該端末から入力された音を、背景音指定情報が指定する背景音と重ね合わせる処理を行なって、該端末から入力された音と背景音とが重ね合わされた音声情報を生成する第3の段階と、上記第3の段階で生成された音声情報を記憶する第4の段階と、コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信され、上記第4の段階で記憶された音声情報の公開を指示する公開指定情報に従って、音声情報をコンピュータネットワークを介して公開する第5の段階とを有するようにしたものである。
【0019】
また、本発明のうち請求項11に記載の発明は、コンピュータシステムにより所定のサイトの管理を行うサイト管理方法において、コンピュータネットワークを介してメールを配信する宛先たるメールアドレスを記憶する第1の段階と、上記第1の段階で記憶されたメールアドレスの履歴を示す履歴情報を記憶する第2の段階と、コンピュータネットワークを介して接続された端末から配信されたメールの本文を示すメール本文情報を記憶する第3の段階と、上記第3の段階でメール本文情報が記憶されると、上記第2の段階で記憶された履歴に従って、上記第1の段階で記憶されたメールアドレスを選別し、複数のメールアドレスを配信先メールアドレスとして決定する第4の段階と、上記第4の段階で決定された配信先メールアドレスに、上記第3の段階で記憶されたメール本文情報が示す本文のメールを配信する第5の段階とを有するようにしたものである。
【0020】
また、本発明のうち請求項12に記載の発明は、コンピュータシステムにより所定のサイトの管理を行うサイト管理方法において、所定の商品を示す商品情報を記憶する第1の段階と、上記第1の段階で記憶された商品情報の示す所定の商品の購入を、所定のユーザーにねだる内容を示すおねだりメールを、コンピュータネットワークを介して上記所定のユーザーに配信する第2の段階と、上記第2の段階で配信されたおねだりメールを受信した所定のユーザーから、同意を示す内容の同意メールが受信されたことを確認すると、上記おねだりメールを受信した所定のユーザーに対する課金処理を行う第3の段階とを有するようにしたものである。
【0021】
また、本発明のうち請求項13に記載の発明は、コンピュータシステムにより所定のサイトの管理を行うサイト管理方法において、所定の商品を示す商品情報を記憶する第1の段階と、上記第1の段階で記憶された商品情報の示す所定の商品の購入を、所定のユーザーにおごる内容を示すおごりメールを、コンピュータネットワークを介して上記所定のユーザーによって配信する第2の段階と、上記第2の段階で上記おごりメールを配信したユーザーに対する課金処理行う第3の段階とを有するようにしたものである。
【0022】
また、本発明のうち請求項14に記載の発明は、コンピュータシステムにより所定のサイトの管理を行うサイト管理方法において、所定の商品を示す商品情報を該商品情報を保有するユーザー毎に記憶する第1の段階と、コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信され、上記第1の段階で記憶された所定の商品情報の示す商品を希望するユーザーからの商品希望情報を受信すると、該商品希望情報の示す商品の商品情報の属性を該商品希望情報のユーザーに変更する第2の段階とを有するようにしたものである。
【0023】
また、本発明のうち請求項15に記載の発明は、コンピュータシステムにより所定のサイトの管理を行うサイト管理方法において、ネットワークを介して接続されたユーザー側端末と上記ユーザー側端末のユーザーに所定のサイトを介して所定のサービスを提供するサービス事業者側システムとを有し、上記所定のサイトにネットワークを介して上記ユーザー側端末によりアクセスするユーザーに、上記所定のサイトのユーザーそれぞれのプロフィールを、閲覧を希望するユーザー毎に段階的に異なる内容で公開する第1のサービス、上記所定のサイトのトップページにおいて、ユーザーの個人的なメッセージを公開する第2のサービス、ユーザーが予め実際の生声で楽曲のサビ部分のみを歌唱しておくと、その後、上記所定のサイトのユーザーが聴取可能なようにその歌声を楽曲とともに公開する第3のサービス、ユーザーの音声のメッセージにBGMを付加して配信する第4のサービス、ユーザーが作成した本文を不特定の複数のユーザーにランダムにメールで配信する第5のサービス、ユーザー自身が欲しいデジタルコンテンツのダウンロードを他のユーザーにねだったり、あるいは、自分で指定したユーザーにデジタルコンテンツのダウンロードをおごったりする第6のサービス、ならびに、自分が保有しているデジタルコンテンツを他のユーザーと交換する第7のサービスの7つのサービスのうちの少なくともいずれか1つのサービスが、ネットワークを介して上記サービス事業者側システムにより上記ユーザーに提供されるように上記所定のサイトを管理するものであるようにしたものである。
【0024】
また、本発明のうち請求項16に記載の発明は、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のサイト管理者側システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラムとしたものである。
【0025】
また、本発明のうち請求項17に記載の発明は、請求項8乃至請求項15のいずれか1項に記載のサイト管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとしたものである。
【0026】
従って、本発明のうち請求項1乃至請求項17に記載の発明によれば、コミュニティサイト内においてコミュニケーションの活性化を図ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照しながら、本発明によるサイト管理者側システムならびにサイト管理方法およびそのプログラムの実施の形態の一例を詳細に説明する。
【0028】
まず、はじめに、本発明によるサイト管理者側システムの理解を容易にするために、図1を参照しながら、その概要について説明する。
【0029】
本発明によるサイト管理者側システム10は、コミュニティサイトを介してデジタルコンテンツの配信などの各種サービスを行う事業者などのサービス事業者側システム12と、課金処理などを行う基幹サービス事業者などのインフラ/課金事業者側システム14とが、インターネットなどのネットワーク16を介して接続されている。
【0030】
そして、このサイト管理者側システム10には、ネットワーク16を介して、コミュニティサイトの閲覧などが可能なユーザーのユーザー側端末18が接続可能なものである。
【0031】
ここで、サービス事業者側システム12とインフラ/課金事業者側システム14とユーザー側端末18とは、それぞれネットワーク16を介して通信可能なコンピュータシステムにより構築されており、ネットワーク16を介して各種のデジタルデータの送受信が可能となされている。
【0032】
そして、ユーザー側端末18は、当然のことながら、ネットワーク16に接続してサービス事業者側システム12が配信するデジタルコンテンツを閲覧することが可能であるとともに、ネットワーク16を介してサービス事業者側システム12が配信するデジタルコンテンツをダウンロードすることが可能であり、ネットワーク16を介してウェブサイトにデジタルコンテンツをアップロードすることが可能なものとする。
【0033】
こうしたユーザー側端末18としては、例えば、携帯電話、パーソナルコンピュータ、PDAのような小型情報携帯端末、家庭用ゲーム端末あるいはその他家電タイプの端末などを用いることができる。
【0034】
なお、ユーザー側端末18は、図1においては説明の都合上1台しか図示されていないが、後述するコミュニティサイト1000の利用者の総数などに応じて、任意の数のユーザー側端末18がサイト管理者側システム10に接続可能なものである。
【0035】
また、サービス事業者側システム12は、各種デジタルデータをそれぞれ記憶する複数のデータベースからなるデータベースサーバ12−1と、電子メールの送受信を行うメールサーバー12−2と、電話回線接続に対応するCTIサーバーなどの音声サーバー12−3と、ウェブメールの管理などを行なうウェブメールサーバ12−4と、ウェブページの管理などを行うウェブサーバー12−5とを有して構成されている。なお、音声サーバー12−3には楽曲再生用の音声ボードと音声録音用の音声ボードとが備えられている。
【0036】
一方、インフラ/課金事業者側システム14は、電子メールの送受信を行うメールサーバー14−1と、課金処理などを行う課金サーバー14−2とを有して構成されている。
【0037】
これらデータベースサーバ12−1、メールサーバー12−2、音声サーバー12−3、ウェブメールサーバー12−4、ウェブサーバー12−5、メールサーバー14−1ならびに課金サーバー14−2はいずれも、他のサーバーやユーザー側端末18とネットワーク16を介して各種デジタルデータの送信ならびに受信を行なう通信手段と、通信手段によって送信ならびに受信された各種デジタルデータを記憶する記憶手段と、記憶手段にデジタルデータを記憶させる処理など全体の制御を行なう制御手段とを有して構成されている。
【0038】
以上の構成において、本発明によるサイト管理者側システム10の動作について説明する。
【0039】
ここで、この実施の形態においては、サイト管理者側システム10によって、図2に示すコミュニティサイトの運営が実現されるものとする。図2には、コミュニティサイト1000のデジタルコンテンツの全体像を模式的に示した説明図が示されている。ユーザーはユーザー側端末18を用いネットワーク16を介してこのコミュニティサイト1000にアクセスすることによって、サイト管理者側システム10により提供されるプロフィールサービス1002、電光掲示板サービス1004、カラオケハウスサービス1006、ボイスメールサービス1008、ランダムメールサービス1010ならびにショップサービス1012を利用可能なものである。
【0040】
なお、この実施の形態においては、本発明の理解を容易にするために、ユーザー側端末18として携帯電話を用いた場合を例にして説明する。
【0041】
また、上記したサイト管理者側システム10により提供される各種サービス(図2参照)を利用可能なユーザーについては、ユーザー側端末18としての携帯電話とサイト管理者側システム10との間で、ネットワーク16を介して各種デジタルデータや電子メールの送受信などを行うために必要な各種処理が既になされているものとする。
【0042】
即ち、ユーザーは予め、サイト管理者側システム10により提供される各種サービスを利用可能な、サイト管理者側システム10のデジタルコンテンツの配信サービスに加入する。そして、ユーザーはユーザー側端末18たる携帯電話によってコミュニティサイト1000にアクセスして所定の入力作業を行って入会し、その退会処理を行うまでの間は、所定の個別識別番号(ID)を有する会員として認証された状態でサイト管理者側システム10により提供される各種サービスを利用可能なものである。
【0043】
以下、サイト管理者側システム10により提供される(1)プロフィールサービス1002、(2)電光掲示板サービス1004、(3)カラオケハウスサービス1006、(4)ボイスメールサービス1008、(5)ランダムメールサービス1010、(6)ショップサービス1012を順次説明することとする。
【0044】
なお、ユーザー側端末18とサイト管理者側システム10との間のデジタルコンテンツの配信サービス、即ち、ユーザー側端末18からサイト管理者側システム10へのデジタルコンテンツの配信の要求に応じて、サイト管理者側システム10からユーザー側端末18にデジタルコンテンツをダウンロードして、ダウンロードしたデジタルコンテンツをユーザー側端末18に保存する処理に関しては、従来より公知の技術を用いることができるので、その詳細な構成ならびに作用の説明は省略する。
【0045】
(1)プロフィールサービス1002
図3乃至図13を参照しながら、コミュニティサイト1000(図2参照)を介して、サイト管理者側システム10により提供されるプロフィールサービス1002について説明する。
【0046】
このプロフィールサービス1002は、ユーザーによって予め登録されたコミュニティサイト1000において使用するユーザーそれぞれのプロフィールを、閲覧を希望するユーザー全員に一様に公開するのではなく、閲覧を希望するユーザー毎に段階的に異なる内容で公開するものである。
【0047】
なお、図9、図10ならびに図13には、プロフィールサービス1002において、ユーザー側端末18たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図が示されている。
【0048】
(1−1)プロフィールサービスの利用登録手順
図3を参照しながら、プロフィールサービスの利用登録手順を説明すると、まず、既に会員としての地位を有し個別識別番号(ID)を有しているユーザーのユーザー側端末18たる携帯電話とサイト管理者側システム10のデータベースサーバ12−1とを、ネットワーク16を介して接続し(図3における矢印(A1)参照)、携帯電話の表示部にプロフィールサービスの利用登録画面の表紙を表示し、プロフィールサービスの利用登録の確認を行う。
【0049】
そして、ユーザーが利用登録に同意しない場合には、プロフィールサービスの利用登録を中止し、携帯電話の表示部にはプロフィールサービスの利用登録不可能の案内画面101を表示する(図3における矢印(A2)参照)。
【0050】
一方、ユーザーが利用登録に同意する場合には、利用登録に同意したユーザーの個別識別番号(ID)と利用同意の情報とをデータベースサーバ12−1の利用者管理データベース12aに記録する(図3における矢印(A3)参照)。ここで、利用者管理データベース12aは、所定のサービスを利用するユーザーの個別識別番号(ID)とその利用同意を示す情報とを記録して、サイト管理者側システム10により提供される各種サービスを利用するユーザーに関する状況の管理を行うためのデータベースである。
【0051】
続いて、利用登録に同意したユーザーのユーザー側端末18たる携帯電話の表示部に、電子メールの送信フォーム画面102を自動的に起動して表示する(図3における矢印(A4)参照)。ここで表示される電子メールの送信フォーム画面102においては、既にサイト管理者側システム10宛の電子メールアドレスが指定されており、ユーザーは送信を選択するだけでよい。
【0052】
そして、ユーザーの携帯電話によって電子メールの送信が選択されると、携帯電話からリターンメールがサービス事業者側システム12のメールサーバ12−2に送信される。このリターンメールを受信したメールサーバ12−2は、指定URLを配信するための利用同意確認電子メールを、インフラ/課金事業者側システム14のメールサーバ14−1に送信する(図3における矢印(A5)参照)。この利用同意確認電子メールは、メールサーバー14−1によってユーザー側端末18たる携帯電話に送信される(図3における矢印(A6)参照)。
【0053】
(1−2)テキスト系のデータからなる個人情報の登録手順
上記(1−1)に示したプロフィールサービスの利用登録手順に続いて、利用同意確認電子メールにより配信された指定URLに、ユーザーが携帯電話をネットワーク16を介して接続すると(図4における矢印(A7)参照)、携帯電話の表示部にプロフィールサービスの利用登録完了画面103を表示し、個人情報の登録開始を行う。
【0054】
この個人情報の登録開始に際して、まず、サイト管理者側システム10のデータベースサーバ12−1は、利用者管理データベース12aに記録された利用者の個別識別番号(ID)を取得する。そして、取得した利用者の個別識別番号(ID)を、データベースサーバ12−1の個人情報管理データベース12bに記録する(レコード追加/登録する)。
【0055】
ここで、個人情報管理データベース12bは、個人情報を記録して、プロフィールサービスを利用するユーザーの個別識別番号(ID)毎に1レコードの管理を行うためのデータベースである。従って、データベースサーバ12−1により個人情報管理データベース12bにレコード追加/登録がなされると、プロフィールサービスの利用登録が完了したユーザーに対応させて、そのユーザーの個人情報を記録するエリアが個人情報管理データベース12bに確保されるものである。
【0056】
次に、データベースサーバ12−1は、携帯電話の表示部の画面を、利用登録完了画面103から個人情報入力画面104へ切り換える(図4における矢印(A8)参照)。そこで、携帯電話の表示部に表示された個人情報入力画面104を参照しながら、ユーザーがテキスト系のデータからなる個人情報の入力を行うと、テキスト系のデータからなる個人情報が、データベースサーバ12−1によって個人情報管理データベース12bに記録される。
【0057】
図9には、テキスト系のデータの個人情報を登録する処理のときに、ユーザー側端末18たる携帯電話の表示部に表示される画面、即ち、個人情報入力画面の一例を示す説明図が示されている。この図に示す個人情報入力画面は、個人情報入力画面104a→個人情報入力画面104b→個人情報入力画面104cと遷移する。そして、個人情報入力画面104a,104b,104cにはそれぞれ、テキスト系のデータからなる個人情報を構成する各種の管理項目に対応するテキスト入力用エリアが設けられている。
【0058】
従って、ユーザーが個人情報入力画面104a,104b,104cの各テキスト入力用エリアに文字や数字などのテキストを入力すると、図11に示すようなテキスト系のデータからなる個人情報が個人情報管理データベース12bに記録される。
【0059】
ここで、個人情報管理データベース12bに記録されるテキスト系のデータからなる個人情報を構成する各種の管理項目データとしては、例えば、個別識別番号(ID)、ハンドルネーム、性別、生年月日、年齢、星座、血液型、性格、仕事・職業、所在地、体型、ライフスタイル、好きなもの、嫌いなもの、タバコ、お酒、好きなアーティスト、趣味、自己紹介、PR用メッセージなどがある。また、個人情報入力画面104bにおいて選択されたアバターに関する情報も、個人情報管理データベース12bに記録される。
【0060】
(1−3)音系のデータからなる個人情報の登録手順
データベースサーバ12−1により、テキスト系のデータからなる個人情報を登録する処理が終了すると、音系のデータからなる個人情報を登録する処理が行われる(図4における矢印(A9)参照)。
【0061】
音系のデータからなる個人情報の登録に際して、まず、サイト管理者側システム10のデータベースサーバ12−1は、携帯電話の表示部にユーザーの電話番号を取得するための画面105を表示する(図5における矢印(A10)参照)。ここで、画面105の所定のエリアをユーザーが選択すると、音系のデータからなる個人情報の登録準備をするための電話番号を音声サーバー12−3が選択決定して、携帯電話の表示部に選択決定された電話番号を通知する画面106を表示する(図5における矢印(A11)参照)。
【0062】
この後、音声サーバー12−3は、ユーザーのユーザー側端末18たる携帯電話とサイト管理者側システム10のデータベースサーバ12−1とのネットワーク16を介した接続を終了させ(図5における矢印(A12)参照)、画面106に表示された音系のデータからなる個人情報の登録準備するための電話番号で携帯電話から自動的に電話回線接続を行う(図5における矢印(A13)参照)。
【0063】
そして、ユーザー側端末18たる携帯電話からの着信を確認した音声サーバー12−3は、着信番号の取得処理を行い(図5における矢印(A14)参照)、ユーザー側端末18からのトーン発信を待ち(図5における矢印(A15)参照)、ユーザー側端末18へ電話回線接続を行う(図5における矢印(A16)参照)。この後、ユーザー側端末18からのトーン発信により電話回線接続が行われると(図5における矢印(A17)参照)、音声サーバー12−3はトーン取得処理を行う。(図5における矢印(A18)参照)。
【0064】
こうして、トーン取得処理により音声サーバー12−3がユーザーのユーザー側端末18から着信番号とトーンとを取得すると、データベースサーバ12−1の利用者管理データベース12aから取得した着信番号ならびにトーンに一致するレコードを検索し、さらに機能IDを取得する(図5における矢印(A19)参照)。そして、取得した着信番号ならびにトーンに一致するレコードに、画面106に表示された音系のデータからなる個人情報を登録するための電話番号を示すデータを追加して、利用者管理データベース12aの記録内容を更新する(図5における矢印(A20)参照)。
【0065】
それから、音声サーバー12−3は電話回線を通じて携帯電話に登録完了を伝える音声のガイダンスを流し(図5における矢印(A21)参照)、電話回線接続を終了させる(図5における矢印(A22)参照)。そして、データベースサーバ12−1によりネットワーク16を介して、ユーザーのユーザー側端末18たる携帯電話とサイト管理者側システム10のデータベースサーバ12−1とを接続させ(図5における矢印(A23)参照)、携帯電話の表示部に、利用登録完了画面107を表示する。
【0066】
この利用登録完了画面107から、携帯電話の表示部は、音系のデータからなる個人情報を登録するために選択決定された電話番号を通知する画面108に切り換わる(図6における矢印(A24)参照)。
【0067】
この後、音声サーバー12−3は、ユーザーのユーザー側端末18たる携帯電話とサイト管理者側システム10のデータベースサーバ12−1とのネットワーク16を介した接続を終了させ(図6における矢印(A25)参照)、画面108に表示された音系のデータからなる個人情報を登録するための電話番号で携帯電話から自動的に電話回線接続を行う(図6における矢印(A26)参照)。
【0068】
そして、ユーザー側端末18たる携帯電話からの着信を確認した音声サーバー12−3は、着信番号の取得処理を行う(図6における矢印(A27)参照)。それから、データベースサーバ12−1の利用者管理データベース12aから、取得した着信番号に一致するレコードを検索し(図6における矢印(A28)参照)、さらに機能IDを取得する(図6における矢印(A29)参照)。この後、音声サーバー12−3は予め音声管理データベース12cに記録されていたデータに基づいて、ユーザーに録音開始を伝えるガイダンスを音声で流す(図6における矢印(A30)参照)。
【0069】
この録音開始を伝える音声のガイダンスを聴取したユーザーは、ユーザー側端末18たる携帯電話から音声を入力する(図6における矢印(A31)参照)。そして、入力されたユーザーの音声は、音声サーバー12−3の音声録音用の音声ボードによって所定の形式の録音データに変換されて、音系のデータからなる個人情報として音声管理データベース12cに記録される。
【0070】
ここで、音声管理データベース12cは、音系のデータからなる個人情報や、各種ガイダンスの音声や楽曲などを記録して、音・音声・音楽など各種音系のデータの管理を行うためのデータベースである。
【0071】
この後、音声サーバー12−3は携帯電話からの「♯」のプッシュ入力を確認すると、予め音声管理データベース12cに記録されていたデータに基づいて、ユーザーに録音終了を伝えるガイダンスを音声で流す(図7における矢印(A32)参照)。一方、音声サーバー12−3は携帯電話からの「♯」以外のプッシュ入力を確認すると、予め音声管理データベース12cに記録されていたデータに基づいて、ユーザーに誤ったキー操作を伝えるアナウンスを音声で流す(図7における矢印(A33)参照)。
【0072】
ここで、音声サーバー12−3により録音終了のガイダンスがなされた後、携帯電話からの「2」のプッシュ入力を確認した場合には、録音した音声を再生し(図7における矢印(A34)参照)、その後再び録音終了のガイダンスを行なう(図7における矢印(A35)参照)。また、ここで、音声サーバー12−3により録音終了のガイダンスがなされた後、携帯電話からの「1」のプッシュ入力を確認した場合には、録音のやり直しのため再び録音開始のガイダンスを行なう(図7における矢印(A36)参照)。
【0073】
そして、音声サーバー12−3により録音終了のガイダンスがなされた後、携帯電話からの「♯」のプッシュ入力を確認すると、予め音声管理データベース12cに記録されていたデータに基づいて、ユーザーに録音終了を伝えるガイダンスを音声で流し(図7における矢印(A37)参照)、電話回線接続を終了させる(図7における矢印(A38)参照)。
【0074】
電話回線接続終了の後、ユーザーのユーザー側端末18たる携帯電話とサイト管理者側システム10のデータベースサーバ12−1とをネットワーク16を介して接続させ(図7における矢印(A39)参照)、データベースサーバー12−1により、携帯電話の表示部には、録音完了画面109が表示される。
【0075】
なお、録音されたユーザーの音声、即ち、音系のデータからなる個人情報は音声管理データベース12cに記録されているが、この音系のデータからなる個人情報に関しては、音声公開選択画面110において公開するか否かの選択がユーザーにより可能となされている(図7における矢印(A40)参照)。
【0076】
具体的には、ユーザーが音声公開選択画面110の「みんなに公開」のエリアを選択すると、音系のデータからなる個人情報の閲覧を希望するユーザーの全員に公開するためのフラグが個人情報管理データベース12bに登録され、音系のデータからなる個人情報の公開範囲は、閲覧を希望するユーザーの全員となる。
【0077】
一方、ユーザーが音声公開選択画面110の「許可した人だけ」のエリアを選択すると、音系のデータからなる個人情報の閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーに公開するためのフラグが個人情報管理データベース12bに登録され、音系のデータからなる個人情報の公開範囲は、閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーとなる。
【0078】
(1−4)画像系のデータからなる個人情報の登録手順
音系のデータからなる個人情報を登録する処理が終了すると、画像系のデータからなる個人情報の登録に関して、ユーザーの自動エントリー処理が行われる(図8における矢印(A41)参照)。
【0079】
そして、ユーザー側端末18たる携帯電話の表示部に、電子メールの送信フォーム画面111を自動的に起動して表示する(図8における矢印(A42)参照)。ここで表示される電子メールの送信フォーム画面111においては、既にサイト管理者側システム10宛の電子メールアドレスが指定されており、ユーザーは送信を選択するだけでよい。
【0080】
そして、ユーザーの携帯電話によって電子メールの送信が選択されると、携帯電話からリターンメールがサービス事業者側システム12のメールサーバ12−2に送信される。このリターンメールを受信したメールサーバ12−2は、指定URLを配信するための画像登録用電子メールを、インフラ/課金事業者側システム14のメールサーバ14−1に送信する(図8における矢印(A43)参照)。この画像登録用電子メールは、メールサーバー14−1によってユーザー側端末18たる携帯電話に送信される(図8における矢印(A44)参照)。
【0081】
ユーザーは、画像登録用電子メールにより配信された指定URL宛に、カメラ付き携帯電話などでユーザー自身を撮影した画像を送信する(図8における矢印(A45)参照)。すると、データベースサーバ12−1は、送信された画像のデータを、画像系のデータからなる個人情報として個人情報管理データベース12bに記録し、携帯電話の表示部に画像登録完了画面112を表示する(図8における矢印(A46)参照)。
【0082】
なお、登録されたユーザー自身を示す画像、即ち、画像系のデータからなる個人情報は個人情報管理データベース12bに記録されているが、この画像系のデータからなる個人情報に関しては、音系のデータからなる個人情報と同様に、画像公開選択画面113において公開するか否かの選択がユーザーにより可能となされている(図8における矢印(A47)参照)。
【0083】
具体的には、ユーザーが画像公開選択画面113の「みんなに公開」のエリアを選択すると、画像系のデータからなる個人情報の閲覧を希望するユーザーの全員に公開するためのフラグが個人情報管理データベース12bに登録され、画像系のデータからなる個人情報の公開範囲は、閲覧を希望するユーザーの全員となる。
【0084】
一方、ユーザーが画像公開選択画面113の「許可した人だけ」のエリアを選択すると、画像系のデータからなる個人情報の閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーに公開するためのフラグが個人情報管理データベース12bに登録され、画像系のデータからなる個人情報の公開範囲は、閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーとなる。
【0085】
(1−5)個人情報の公開手順
上記(1−2)に記載したようにしてテキスト系のデータからなる個人情報が記録され、上記(1−3)に記載したようにして音系のデータからなる個人情報が記録され、上記(1−4)に記載したようにして画像系のデータからなる個人情報が記録されると、図11に示すように、サイト管理者側システム10には所定のユーザー(例えば、ユーザーA)の複数の個人情報が記憶されることになる。
【0086】
そして、個人情報管理データベース12bによって、音系のデータからなる個人情報ならびに画像系のデータからなる個人情報の公開範囲が管理されている。例えば、図11に示す個人情報のユーザーAによって、音系のデータからなる個人情報ならびに画像系のデータからなる個人情報の公開範囲は、閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーとなされている。なお、テキスト系のデータからなる個人情報の公開範囲は予め、閲覧を希望するユーザーの全員となされている。
【0087】
ここで、サイト管理者側システム10により、コミュニティサイト1000のユーザーAは、コミュニティサイト1000の他のユーザー、例えばユーザーB、ユーザーCならびにユーザーDとの間で、コミュニティサイト1000内において電子メールやウェブメールを介して暗号化された公開鍵の授受が可能となされている(図12参照)。
【0088】
例えば、ユーザーAがユーザーBに対して、ユーザーAの音系のデータからなる個人情報の公開をユーザーBに許可する公開鍵となる電子メールを、コミュニティサイト1000内において送信する。そして、この電子メールを受信したユーザーBから公開鍵の受信確認を示す電子メールがユーザーAに対して返信される。こうしたユーザーAとユーザーBとの間の公開鍵の授受は、サービス事業者側システム12により管理され、公開範囲が閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーとなされているユーザーAの音系のデータからなる個人情報の公開に関して、ユーザーBはユーザーAによって許可されたユーザーとして管理される。
【0089】
また、ユーザーAがユーザーCに対して、ユーザーAの音系のデータからなる個人情報ならびに画像系のデータからなる個人情報の公開をユーザーCに許可する公開鍵となる電子メールを、コミュニティサイト1000内において送信する。そして、この電子メールを受信したユーザーCから公開鍵の受信確認を示す電子メールがユーザーAに対して返信される。こうしたユーザーAとユーザーCとの間の公開鍵の授受は、サービス事業者側システム12により管理され、公開範囲が閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーとなされているユーザーAの音系のデータからなる個人情報ならびに画像系のデータからなる個人情報の公開に関して、ユーザーCはユーザーAによって許可されたユーザーとして管理される。
【0090】
そして、ユーザーAとユーザーDとの間では、公開鍵の授受がなされていない。こうした場合に、サービス事業者側システム12によってユーザーDに対するユーザーAの個人情報の公開が制限され、ユーザーAとの間で公開鍵が授受されていないユーザーDには、ユーザーAの個人情報のうちのテキスト系のデータからなる個人情報だけが公開可能であって(図13に示す画面114参照)、ユーザーAの音系のデータからなる個人情報ならびに画像系のデータからなる個人情報を公開することはできない(図13に示す画面115ならびに画面116参照)。
【0091】
また、ユーザBの場合には、ユーザーAの個人情報のうちのテキスト系のデータからなる個人情報と音系のデータからなる個人情報とは公開可能であって(図13に示す画面114ならびに画面117参照)、ユーザーAの画像系のデータからなる個人情報を公開することはできない(図13に示す画面116参照)。
【0092】
そして、ユーザCの場合には、ユーザーAの個人情報の全て、即ち、ユーザーAのテキスト系のデータからなる個人情報と音系のデータからなる個人情報と画像系のデータからなる個人情報が公開可能である(図13に示す画面118参照)。
【0093】
こうしてプロフィールサービス1002によれば、コミュニティサイト1000を利用するユーザーは、自身と同じくこのコミュニティサイト1000を利用する他のユーザーのプロフィールを段階的に閲覧することができるので、公開鍵の授受が進むようにコミュニティサイト100内でユーザー同士のコミュニケーションが活性化される。
【0094】
(2)電光掲示板サービス1004
図14乃至図21を参照しながら、コミュニティサイト1000(図2参照)を介して、サイト管理者側システム10により提供される電光掲示板サービス1004について説明する。
【0095】
この電光掲示板サービス1004は、あたかも人通りの多い街頭の大型ビジョンで個人的なメッセージを公開するように、コミュニティサイト1000にアクセスするユーザーの多くが閲覧するトップページにおいて、ユーザーの個人的なメッセージを公開するものである。
【0096】
なお、図20ならびに図21には、電光掲示板サービス1004において、ユーザー側端末18たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図が示されている。
【0097】
(2−1)電光掲示板サービスの利用登録手順
図14を参照しながら、電光掲示板サービスの利用登録手順を説明すると、まず、既に会員としての地位を有し個別識別番号(ID)を有しているユーザーのユーザー側端末18たる携帯電話とサイト管理者側システム10のデータベースサーバ12−1とを、ネットワーク16を介して接続し(図14における矢印(B1)参照)、携帯電話の表示部に電光掲示板サービスの表紙画面201を表示する。
【0098】
ここで、電光掲示板サービスの表紙画面201のサービス説明のエリアをユーザーが選択すると、携帯電話の表示部の画面が電光掲示板サービスの表紙画面201からサービス説明の画面202に切り換わる(図14における矢印(B2)参照)。また、電光掲示板サービスの表紙画面201のサービス予約のエリアをユーザーが選択すると、携帯電話の表示部の画面が電光掲示板サービスの表紙画面201からサービス予約の説明の画面203に切り換わる(図14における矢印(B3)参照)。なお、サービス説明の画面202ならびにサービス予約の説明の画面203から再び電光掲示板サービスの表紙画面201に切り換えることも可能である(図14における矢印(B4)(B5)参照)。
【0099】
そして、電光掲示板サービスの表紙画面201の利用規約のエリアをユーザーが選択した場合ならびにサービス予約の説明の画面203のサービス開始のエリアをユーザーが選択した場合には、携帯電話の表示部には利用規約に同意するか同意しないかの選択画面204が表示される(図14における矢印(B6)(B7)参照)。
【0100】
そして、ユーザーが利用規約に同意しない場合には、電光掲示板サービスの利用登録を中止し、携帯電話の表示部には電光掲示板サービスの利用登録不可能の案内画面205を表示し(図14における矢印(B8)参照)、その後、電光掲示板サービスの表紙画面201に戻る(図14における矢印(B9)参照)。
【0101】
一方、ユーザーが利用規約に同意する場合には、利用規約に同意したユーザーの個別識別番号(ID)と利用同意の情報とをデータベースサーバ12−1の利用者管理データベース12aに記録する(図14における矢印(B10)参照)。
【0102】
続いて、利用規約に同意したユーザーのユーザー側端末18たる携帯電話の表示部に、電子メールの送信フォーム画面206を自動的に起動して表示する(図14における矢印(B11)参照)。ここで表示される電子メールの送信フォーム画面206においては、既にサイト管理者側システム10宛の電子メールアドレスが指定されており、ユーザーは送信を選択するだけでよい。
【0103】
そして、ユーザーの携帯電話によって電子メールの送信が選択されると、携帯電話からリターンメールがサービス事業者側システム12のメールサーバ12−2に送信される。このリターンメールを受信したメールサーバ12−2は、指定URLを配信するための利用同意確認電子メールを、インフラ/課金事業者側システム14のメールサーバ14−1に送信する(図14における矢印(B12)参照)。この利用同意確認電子メールは、メールサーバー14−1によってユーザー側端末18たる携帯電話に送信される(図14における矢印(B13)参照)。
【0104】
(2−2)仮予約の手順
上記(2−1)に示した電光掲示板サービスの利用登録手順に続いて、利用同意確認電子メールにより配信された指定URLに、ユーザーが携帯電話をネットワーク16を介して接続すると(図15における矢印(B14)参照)、携帯電話の表示部に電光掲示板サービスの利用登録完了画面207が表示される。
【0105】
そして、サイト管理者側システム10のデータベースサーバ12−1は、携帯電話の表示部の表示を利用登録完了画面207からスケジュール予約画面208に切り換える(図15における矢印(B15)参照)。
【0106】
ここで、スケジュール予約画面208の所定のエリアに、ユーザーが特定の個人などに対して伝えたいメッセージの公開を希望する日付を西暦年月日で入力すると、データベースサーバ12−1は、予約管理データベース12dから対応する日付の予約状況を読み出して、携帯電話の表示部にユーザーが希望した日付の予約状況を示す予約状況画面209を表示する(図15における矢印(B16)参照)。なお、予約管理データベース12dは、スケジュール情報やメッセージ情報を記録して、日付時間ごとに予約状況などの管理を行うためのデータベースである。
【0107】
ユーザーが予約状況画面209の希望する日付の時間別予約状況を閲覧し、希望する時間を選択すると、データベースサーバ12−1は、ユーザーのユーザー側端末18たる携帯電話の表示部に、電子メールの送信フォーム画面210を自動的に起動して表示する(図15における矢印(B17)参照)。そして、ユーザーの携帯電話によって電子メールの送信が選択されると、携帯電話からリターンメールがサイト管理者側システム10のメールサーバ12−2送信される。
【0108】
このリターンメールを受信したメールサーバ12−2は、指定URLを配信するためのメッセージ入力用電子メールを、インフラ/課金事業者側システム14のメールサーバ14−1に送信する(図15における矢印(B18)参照)。このメッセージ入力用電子メールは、メールサーバー14−1によってユーザー側端末18たる携帯電話に送信される(図15における矢印(B19)参照)。
【0109】
そして、メッセージ入力用電子メールにより配信された指定URLに、ユーザーが携帯電話をネットワーク16を介して接続すると(図15における矢印(B20)参照)、携帯電話の表示部に電光掲示板サービスのメッセージ入力画面211が表示される。ユーザーはメッセージ入力画面211の所定のエリアにテキストでメッセージを入力し、所定のエリアを選択して入力内容を確定する(図15における矢印(B21)参照)。
【0110】
すると、データベースサーバ12−1は、ユーザーによって選択されたメッセージの公開を希望する日時を示すスケジュール情報と、メッセージ入力画面211で入力されたテキストのメッセージの内容を示すメッセージ情報とを、予約管理データベース12dに記録する。そして、スケジュール情報の示す希望日時に空きがあるか否かを判断するマッチング処理を行なう(図16における矢印(B22)参照)。
【0111】
このマッチング処理の結果、スケジュール情報の示す希望日時が既に仮予約済みであって、希望日時に空きがないと判断された場合には、データベースサーバ12−1は、携帯電話の表示部に電光掲示板サービスの仮予約不可能の案内画面212を表示して(図16における矢印(B23)参照)、仮予約不可能処理を完了させる。そして、仮予約不可能の案内画面212をスケジュール予約画面208に戻す(図16における矢印(B24)参照)。
【0112】
一方、マッチング処理の結果、スケジュール情報の示す希望日時には仮予約がなされておらず、希望日時に空きがあると判断された場合には、データベースサーバ12−1は、携帯電話の表示部に電光掲示板サービスの仮予約完了の案内画面213を表示する(図16における矢印(B25)参照)。この仮予約完了の案内画面213の表示とともに、メールサーバ12−2は、仮予約完了を通知するための仮予約完了電子メールを、インフラ/課金事業者側システム14のメールサーバ14−1に送信する(図16における矢印(B26)参照)。この仮予約完了電子メールは、メールサーバー14−1によってユーザー側端末18たる携帯電話に送信される(図16における矢印(B27)参照)。
【0113】
なお、このマッチング処理の結果は、予約管理データベース12dに記録された対応するスケジュール情報ならびにメッセージ情報に反映され、仮予約不可能の場合にはデータの削除などが行われ、仮予約完了の場合には仮予約完了を示すフラグの設定などがなされる。
【0114】
(2−3)メッセージ情報の検閲手順
上記(2−2)に示した仮予約の手順に続いて、データベースサーバ12−1は、仮予約によって取得され予約管理データベース12dに記録されたメッセージ情報の示すメッセージの内容を自動検閲する処理を行う(図17における矢印(B28)参照)。具体的には、データベースサーバ12−1が保持するワードチェックプログラムの禁止ワード辞書を用いて、メッセージ情報の示すメッセージの内容たるテキストをワードチェックプログラムとマッチングさせる処理を行う。
【0115】
こうしたデータベースサーバ12−1による自動検閲処理の結果、メッセージ情報の示すメッセージの内容たるテキストに、禁止ワード辞書に対応する所定の文言が含まれていると判断された場合には(図17における矢印(B29)参照)、メールサーバ12−2は、仮予約解除を通知するための仮予約解除電子メールを、メールサーバー14−1を介してユーザー側端末18たる携帯電話に送信する(図17における矢印(B30)(B31)参照)。また、データベースサーバ12−1は、自動検閲処理の結果を予約管理データベース12dに記録された対応するスケジュール情報ならびにメッセージ情報に反映し、データの削除などを行う(図17における矢印(B29)参照)。
【0116】
一方、データベースサーバ12−1による自動検閲処理の結果、メッセージ情報の示すメッセージの内容たるテキストに、禁止ワード辞書に対応する所定の文言が含まれていないと判断された場合には、メッセージ情報の示すメッセージの内容を作業者による有人検閲する(図17における矢印(B32)参照)。
【0117】
こうした作業者による有人検閲の結果、メッセージ情報の示すメッセージの内容たるテキストに所定の文言が含まれているなどして、メッセージが公開不適格であると判断された場合には(図18における矢印(B33)参照)、メールサーバ12−2によって、仮予約解除を通知するための仮予約解除電子メールを、メールサーバー14−1を介してユーザー側端末18たる携帯電話に送信する(図18における矢印(B34)(B35)参照)。また、データベースサーバ12−1によって、有人検閲の結果を予約管理データベース12dに記録された対応するスケジュール情報ならびにメッセージ情報に反映し、データの削除などを行う(図18における矢印(B33)参照)。
【0118】
一方、作業者による有人検閲の結果、メッセージ情報の示すメッセージの内容たるテキストに所定の文言が含まれておらず、メッセージが公開適格であると判断された場合には、メールサーバ12−2によって、公開決定を通知するための公開決定電子メールを、メールサーバー14−1を介してユーザー側端末18たる携帯電話に送信する(図18における矢印(B36)(B37)参照)。また、データベースサーバ12−1によって、有人検閲の結果を予約管理データベース12dに記録された対応するスケジュール情報ならびにメッセージ情報に反映し、公開決定を示すフラグの設定などを行う(図18における矢印(B38)参照)。
【0119】
なお、メールサーバ12−2によってユーザー側端末18たる携帯電話に送信された公開決定電子メールは、既に予約管理データベース12dに記録されたスケジュール情報の示す日時にメッセージ情報の示すメッセージを公開することを通知するとともに、データベースサーバ12−1によって発行された本予約番号(図18における矢印(B39)参照)の通知や本申し込みならびに課金登録のための指定URLの配信も兼ねている。
【0120】
(2−4)公開の手順
上記(2−3)のメッセージ情報の検閲によって公開決定電子メールが送信されたユーザーは、公開決定電子メールにより配信された指定URLに、ネットワーク16を介して携帯電話を所定の期間内に接続する(図19における矢印(B40)参照)。すると、携帯電話の表示部には本予約画面214が表示され、ユーザーは予約内容の確認を行う。
【0121】
それから、サイト管理者側システム10のデータベースサーバ12−1は、携帯電話の表示部に課金登録画面215を表示する(図19における矢印(B41)参照)。この課金登録画面215においてユーザーは課金処理のために必要なパスワードなどの各種情報の入力を行う。この際、データベースサーバ12−1によって発行された本予約番号を誤るなどして入力した情報に間違いがある場合には、携帯電話の表示部には入力エラー画面216が表示され(図19における矢印(B42)参照)、その後、課金登録画面215に戻る(図19における矢印(B43)参照)。
【0122】
そして、ユーザーにより課金登録画面215において入力された課金処理のための各種情報は、課金決済事業者側システム14の課金処理などを行う課金サーバー14−2に送信され(図19における矢印(B44)参照)、課金サーバー14−2は課金管理データベース14aを用いて課金処理を行う。
【0123】
この課金サーバー14−2による課金管理データベース14aを用いた課金処理の結果は、課金サーバー14−2からデータベースサーバ12−1に送信される。そして、課金処理の結果が課金不可能であった場合には、データベースサーバ12−1により、携帯電話の表示部には課金エラー画面217が表示され(図19における矢印(B45)参照)、その後、課金登録画面215に戻る(図19における矢印(B46)参照)。一方、課金処理の結果が課金可能で課金処理を終了した場合には、データベースサーバ12−1により、携帯電話の表示部には課金登録完了画面218が表示される(図19における矢印(B47)参照)なお、公開決定電子メールが送信されたユーザーが、公開決定電子メールにより配信された指定URLに、ネットワーク16を介して携帯電話を所定の期間内に接続しなかった場合、即ち、当該所定の期間経過後に公開決定電子メールにより配信された指定URLに接続した場合(図19における矢印(B48)参照)には、データベースサーバ12−1により、携帯電話の表示部には期限切れ画面219が表示される。そして、データベースサーバ12−1は、予約管理データベース12dに記録された対応するスケジュール情報ならびにメッセージ情報の削除などを行う。つまり、本予約番号が発行されていても、ユーザーが所定の期間内に課金登録処理を行わないと、予約管理データベース12dに記録された本予約日などは自動的に解除されるようになされている。
【0124】
そして、スケジュール情報の示す日時になると、上記したようにして仮予約→本予約→課金処理終了となったユーザーのメッセージ、例えば、図21に示す「すみれ、お誕生日おめでとう!慎吾より」は、データベースサーバ12−1によって予約管理データベース12dから読み出されて、コミュニティサイト1000のトップページにおいて公開される。
【0125】
こうして電光掲示板サービス1004によれば、コミュニティサイト1000のトップページに多くのユーザーにアピール可能な仕掛けが用意できるので、コミュニティサイト1000に対する関心が高まって利用するユーザーが増加し、コミュニティサイト100内でユーザー同士のコミュニケーションが活性化される。
【0126】
(3)カラオケハウスサービス1006
図22乃至図31を参照しながら、コミュニティサイト1000(図2参照)を介して、サイト管理者側システム10により提供されるカラオケハウスサービス1006について説明する。
【0127】
このカラオケハウスサービス1006は、ユーザーが予め実際の生声で楽曲のサビ部分のみを歌唱しておくと、その後、コミュニティサイト1000の多くのユーザーが聴取可能なようにその歌声を楽曲とともに公開するものである。
【0128】
なお、図28、図29ならびに図30には、カラオケハウスサービス1006において、ユーザー側端末18たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図が示されている。
【0129】
(3−1)カラオケハウスサービスの利用登録手順
図22にはカラオケハウスサービスの利用登録手順を示す説明図が示されているが、このカラオケハウスサービス利用登録手順(図22における矢印(C1)〜(C13)参照)は、上記(2−1)電光掲示板サービスの利用登録手順で記載した手順(図14における矢印(B1)〜(B13)参照)と対応する処理が行われるので、当該記載を援用し詳細な説明を省略することとする。
【0130】
そして、カラオケハウスサービスの利用登録をすると、ユーザーのユーザー側端末18たる携帯電話には、メールサーバー12−2からメールサーバー14−1を介して利用同意確認電子メールが送信される(図22における矢印(C12)(C13)参照)。
【0131】
(3−2)歌唱準備の手順
上記(3−1)に示したカラオケハウスサービスの利用登録手順に続いて、ユーザーがカラオケで歌唱するための準備処理として、ユーザーの歌声である音系のデータをサイト管理者側システム10が記録するための各種準備処理が行われる(図23参照)。
【0132】
ここで、この歌唱準備の手順(図23における矢印(C14)〜(C27)参照)は、上記(1−3)音系のデータからなる個人情報の登録手順で記載した手順(図5における矢印(A10)〜(A23)参照)と対応する処理が行われるので、当該記載を援用し詳細な説明を省略することとする。
【0133】
(3−3)楽曲の選択手順
上記(3−2)歌唱準備の手順によって携帯電話の表示部に利用登録完了画面309が表示されたユーザーはその後、ユーザー側端末18たる携帯電話とサイト管理者側システム10のデータベースサーバ12−1とを、ネットワーク16を介して接続し(図24における矢印(C28)参照)、携帯電話の表示部にサービス利用画面310を表示する。
【0134】
ここで、データベースサーバ12−1は、利用者管理データベース12aの記録に基づいて、個別識別番号(ID)などからカラオケハウスサービスの利用登録が完了したユーザーであるか否かの判断処理を行なう。この判断処理の結果、カラオケハウスサービスの利用登録が完了していないユーザーであると判断された場合には、携帯電話の表示部に利用未登録の案内画面311を表示し(図24における矢印(C29)参照)、その後、上記(3−1)カラオケハウスサービスの利用登録が可能なように画面を切り換える(図24における矢印(C30)参照)。
【0135】
一方、カラオケハウスサービスの利用登録が完了しているユーザーであると判断された場合には、データベースサーバ12−1は、楽曲管理データベース12eに記憶されている種々の楽曲を示す楽曲データの一覧である楽曲名リストを、楽曲選択画面312においてユーザーに提示する(図24における矢印(C31)参照)。
【0136】
そして、ユーザーは楽曲選択画面312において所定の楽曲を選択し(図24における矢印(C32)参照)、楽曲詳細画面313において楽曲の歌手名や歌詞などの詳細を確認した後、所定の楽曲を自分が歌唱するカラオケとして決定できる。こうしてユーザーによって楽曲が決定されると、データベースサーバ12−1はユーザーの歌唱用のカラオケとなる楽曲を指定するデータを利用者管理データベース12aに記録して、利用者管理データベース12aの記録内容を更新する(図24における矢印(C33)参照)。
【0137】
(3−4)カラオケの歌唱の登録手順
上記(3−3)楽曲の選択によってユーザーの歌唱用のカラオケとなる楽曲が決定すると、ユーザーの歌声を録音するカラオケの歌唱登録の処理のために、サイト管理者側システム10のデータベースサーバ12−1は、携帯電話の表示部に音系のデータからなるユーザーの歌声を登録するために選択決定された電話番号を通知する画面314を表示する(図25における矢印(C34)参照)。
【0138】
この後、音声サーバー12−3は、ユーザーのユーザー側端末18たる携帯電話とサイト管理者側システム10のデータベースサーバ12−1とのネットワーク16を介した接続を終了させ(図25における矢印(C35)参照)、画面314に表示された音系のデータからなるユーザーの歌声を登録するための電話番号で携帯電話から自動的に電話回線接続を行う(図25における矢印(C36)参照)。
【0139】
そして、ユーザー側端末18たる携帯電話からの着信を確認した音声サーバー12−3は、着信番号の取得処理を行う(図25における矢印(C27)参照)。それから、データベースサーバ12−1の利用者管理データベース12aから、取得した着信番号に一致するレコードを検索し(図25における矢印(C38)参照)、さらに機能IDを取得する(図25における矢印(C39)参照)。
【0140】
この後、音声サーバー12−3は、上記(3−3)に記載したようにして楽曲選択時に楽曲管理データベース12eから選択されたユーザーの歌唱用のカラオケとなる楽曲の楽曲データを楽曲管理データベース12eから取得する(図25における矢印(C40)参照)。そして、音声サーバー12−3は予め音声管理データベース12cに記録されていた楽曲データに基づいて、ユーザーに録音開始を伝えるガイダンスを音声で流す(図25における矢印(C41)参照)。
【0141】
この録音開始を伝える音声のガイダンスを聴取したユーザーは、ユーザー側端末18たる携帯電話で音声サーバー12−3によって提供されたカラオケの楽曲を聴取しながら、この楽曲にあわせて歌唱してユーザーの歌声を入力する(図25における矢印(C42)参照)。
【0142】
より詳細には、図31に示すように、音声サーバー12−3は利用者管理データベース12aの記録されているユーザーの歌唱用のカラオケとなる楽曲を指定するデータに基づいて、楽曲管理データベース12eから楽曲データを楽曲再生用の音声ボートへ呼び出す。
【0143】
そして、ユーザーの歌声を登録するための電話番号で携帯電話から自動的に電話回線接続が行なわれ(図25における矢印(C36)参照)、音声録音のリクエストがなされると、音声サーバー12−3は楽曲再生用の音声ボートによって、楽曲管理データベース12eから呼び出して再生待ちとなっていた楽曲データの楽曲を再生する。こうして再生された楽曲に合わせて歌唱したユーザーの歌声は、音声サーバー12−3の音声録音用の音声ボードによって録音される。
【0144】
ここで、音声サーバー12−3はサンプリングプログラムによって重ね合わせ処理を実行し、この重ね合わせ処理によって生成された音声データを録音用ワークディスクに書き込む。
【0145】
より詳細には、重ね合わせ処理においては、楽曲再生用の音声ボートによって再生されている楽曲データに、音声録音用の音声ボードによって録音された音声のサンプリングデータを追加して、1つの録音データとしての音声データを生成するものである。ここで、楽曲データをベースになるデータとし、楽曲データのデータサンプリングや周波数に合わせて、音声録音のデータのボリュームや再生レベルを調整して楽曲データに追加している。このため、生成された音声データ(例えば、waveデータ)を音楽的にも高品質なデータとすることができ、後述するようにして公開するサービスレベルに耐えうるものになっている。
【0146】
なお、こうした異なる2つの音声ボードの音系のデータを従来の手法で重ね合わせると、音楽再生の速度において位相のずれが発生してしまったり、それぞれの音のサンプリングレートが異なるために、バランスのとれた音楽的に品質の高いデータを得ることはできないものである。
【0147】
そして、重ね合わせ処理によって生成され録音用ワークディスクに書き込まれた音声データは、重ね合わせ処理が終了した後、データベースサーバー12−1の音声管理データベース12cに音声情報として記録される。
【0148】
この後、音声サーバー12−3は携帯電話からの「♯」のプッシュ入力を確認すると、予め音声管理データベース12cに記録されていたデータに基づいて、ユーザーに録音終了を伝えるガイダンスを音声で流す(図26における矢印(C43)参照)。一方、音声サーバー12−3は携帯電話からの「♯」以外のプッシュ入力を確認すると、予め音声管理データベース12cに記録されていたデータに基づいて、ユーザーに誤ったキー操作を伝えるアナウンスを音声で流す(図26における矢印(C44)参照)。
【0149】
ここで、音声サーバー12−3により録音終了のガイダンスがなされた後、携帯電話からの「2」のプッシュ入力を確認した場合には、録音した音声を再生し(図26における矢印(C45)参照)、その後再び録音終了のガイダンスを行なう(図26における矢印(C46)参照)。また、ここで、音声サーバー12−3により録音終了のガイダンスがなされた後、携帯電話からの「1」のプッシュ入力を確認した場合には、録音のやり直しのため再び録音開始のガイダンスを行なう(図26における矢印(C47)参照)。
【0150】
そして、音声サーバー12−3により録音終了のガイダンスがなされた後、携帯電話からの「♯」のプッシュ入力を確認すると、予め音声管理データベース12cに記録されていたデータに基づいて、ユーザーに録音終了を伝えるガイダンスを音声で流し(図26における矢印(C48)参照)、電話回線接続を終了させる(図26における矢印(C49)参照)。
【0151】
電話回線接続終了の後、ユーザーのユーザー側端末18たる携帯電話とサイト管理者側システム10のデータベースサーバ12−1とをネットワーク16を介して接続させ(図26における矢印(C50)参照)、データベースサーバー12−1により、携帯電話の表示部には、録音完了画面315が表示される。
【0152】
そして、データベースサーバ12−1は音声管理データベース12cに記録されたユーザーのカラオケ歌唱を示す音声情報を、コミュニティサイト1000を介して配信するための配信登録処理を行なう(図26における矢印(C51)参照)。
【0153】
(3−5)カラオケの歌唱の公開手順
上記(3−4)カラオケの歌唱の登録によって、データベースサーバー12−1の音声管理データベース12cに記録されていたユーザーのカラオケ歌唱、即ち、楽曲と歌声とが重ね合わされた録音データたる音声情報の内容を作業者による有人検閲する(図27における(C52)参照)。
【0154】
こうした作業者による有人検閲の結果、音声情報の示すユーザーの歌声に所定の言葉が含まれているなどして、ユーザーのカラオケ歌唱が公開不適格であると判断された場合には(図27における矢印(C53)参照)、メールサーバ12−2によって、配信登録解除を通知するための配信登録解除電子メールを、メールサーバー14−1を介して、ユーザー側端末18たる携帯電話に送信する(図27における矢印(C54)(C55)参照)。また、データベースサーバ12−1によって、有人検閲の結果を音声管理データベース12cに記録された音声情報に反映し、データの削除などを行う(図27における矢印(C53)参照)。
【0155】
一方、作業者による有人検閲の結果、音声情報の示すユーザーの歌声に所定の言葉が含まれておらず、ユーザーのカラオケ歌唱が公開適格であると判断された場合には、メールサーバ12−2によって、公開決定を通知するための公開決定電子メールを、メールサーバー14−1を介してユーザー側端末18たる携帯電話に送信する(図27における矢印(C56)(C57)参照)。また、データベースサーバ12−1によって、有人検閲の結果を音声管理データベース12cに記録された音声情報に反映し、公開決定を示すフラグの設定などを行う(図27における矢印(C58)参照)。
【0156】
そして、コミュニティサイト1000を利用するユーザーが、例えば、図28に示すサービス利用画面310の「カラオケを聴く」のエリアを選択すると、音声管理データベース12cに記録された音声情報が配信されて、ユーザーのカラオケでの歌声を、携帯電話などのユーザー側端末18で背景の楽曲とともに聴取することができる。
【0157】
こうしてカラオケハウスサービス1006によれば、コミュニティサイト1000を利用するユーザーのカラオケでの歌声を、多くの他のユーザーが聴取でき、さらには、カラオケを聴取したユーザーによる人気投票やファンレターメールの送信などのコミュニケーションの拡大を図ることも可能であり、コミュニティサイト1000内でユーザー同士のコミュニケーションが活性化される。
【0158】
(4)ボイスメールサービス1008
図32乃至図38を参照しながら、コミュニティサイト1000(図2参照)を介して、サイト管理者側システム10により提供されるボイスメールサービス1008について説明する。
【0159】
このボイスメールサービス1008は、ユーザーの音声のメッセージにBGMを付加して配信するものである。
【0160】
なお、図37ならびに図38には、ボイスメールサービス1008において、ユーザー側端末18たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図が示されている。
【0161】
(4−1)ボイスメールサービスの利用登録手順
図32にはボイスメールサービスの利用登録手順を示す説明図が示されているが、このボイスメールサービス利用登録手順(図32における矢印(D1)〜(D13)参照)は、上記(2−1)電光掲示板サービスの利用登録手順で記載した手順(図14における矢印(B1)〜(B13)参照)と対応する処理が行われるので、当該記載を援用し詳細な説明を省略することとする。
【0162】
そして、ボイスメールサービスの利用登録をすると、ユーザーのユーザー側端末18たる携帯電話には、メールサーバー12−2からメールサーバー14−1を介して利用同意確認電子メールが送信される(図32における矢印(D12)(D13)参照)。
【0163】
(4−2)ボイスメール作成準備の手順
上記(4−1)に示したボイスメールサービスの利用登録手順に続いて、ユーザーがボイスメールを作成するための準備処理として、ユーザーの声である音系のデータをサイト管理者側システム10が記録するための各種準備処理が行われる(図33参照)。
【0164】
ここで、このボイスメール作成準備の手順(図33における矢印(D14)〜(D27)参照)は、上記(1−3)音系のデータからなる個人情報の登録手順で記載した手順(図5における矢印(A10)〜(A23)参照)と対応する処理が行われるので、当該記載を援用し詳細な説明を省略することとする。
【0165】
(4−3)ボイスメールの配信先の決定手順
上記(4−1)ならびに(4−2)によって、ボイスメールサービスの利用登録が完了すると、ユーザー側端末18たる携帯電話とサイト管理者側システム10のデータベースサーバ12−1とを、ネットワーク16を介して接続し(図34における矢印(D28)参照)、携帯電話の表示部に送信先入力画面410を表示する。そして、ユーザーはこの送信先入力画面410の所定のエリアに、ボイスメールを配信する相手としてコミュニティサイト1000を利用するユーザーを入力する。
【0166】
すると、こうしたボイスメールサービス1008に際してのユーザー間の電子メールの送受信はサービス事業者側システム12によって管理され、データベースサーバー12−1は、送信先入力画面410においてボイスメールの配信先として設定されたユーザーを示すデータを、メール管理データベース12fに記録する(図34における矢印(D29)参照)。
【0167】
ここで、メール管理データベース12fは、コミュニティサイト1000における各種サービスに際して、ユーザーのメールアドレスと対応させてユーザー間で送受信される電子メールやウェブメールの管理を行なうためのデータベースである。
【0168】
(4−4)ボイスメールのBGMの選択手順
上記(4−3)によってボイスメールの配信先を決定すると、ユーザーの携帯電話の表示部にサービス利用画面411を表示する。
【0169】
ここで、データベースサーバ12−1は、利用者管理データベース12aの記録に基づいて、個別識別番号(ID)などからボイスメールサービスの利用登録が完了したユーザーであるか否かの判断処理を行なう。この判断処理の結果、ボイスメールサービスの利用登録が完了していないユーザーであると判断された場合には、携帯電話の表示部に利用未登録の案内画面412を表示し(図34における矢印(D30)参照)、その後、上記(4−1)ボイスメールサービスの利用登録が可能なように画面を切り換える(図34における矢印(D31)参照)。
【0170】
一方、ボイスメールサービスの利用登録が完了しているユーザーであると判断された場合には、データベースサーバ12−1は、楽曲管理データベース12eに記憶されている種々の楽曲を示す楽曲データの一覧である楽曲名リストを、楽曲選択画面413においてユーザーに提示する(図34における矢印(D32)参照)。
【0171】
そして、ユーザーは楽曲選択画面413において所定の楽曲を選択し(図34における矢印(D33)参照)、楽曲詳細画面414において楽曲の歌手名や歌詞などの詳細を確認した後、所定の楽曲を自分の音声メッセージのBGMとして決定できる。こうしてユーザーによって楽曲が決定されると、データベースサーバ12−1はユーザーの音声メッセージのBGMとなる楽曲を指定するデータを利用者管理データベース12aに記録して、利用者管理データベース12aの記録内容を更新する(図34における矢印(D34)参照)。
【0172】
(4−5)ボイスメールの音声メッセージの登録手順
上記(4−4)ボイスメールのBGMとなる楽曲が決定すると、ユーザーの音声メッセージを録音するボイスメールの音声メッセージの登録の処理が行なわれる(図35ならびに図36参照)。
【0173】
ここで、このボイスメールの音声メッセージの登録の手順(図35における矢印(D35)〜図36における矢印(D51)参照)は、上記(3−4)カラオケの歌唱の登録手順で記載した手順(図25における矢印(C34)〜図26における矢印(C50)参照)と対応する処理が行われるので、当該記載を援用し詳細な説明を省略することとする。
【0174】
ユーザーが、ユーザー側端末18たる携帯電話で音声サーバー12−3によって提供されたBGMを聴取しながら、このBGMを背景に話をしてユーザーの音声のメッセージを入力すると(図35における矢印(D43)参照)、図31に示した重ね合わせ処理によって、データベースサーバー12−1の音声管理データベース12cには、BGM付きの音声メッセージ、即ち、楽曲と音声とが重ね合わされた録音データたる音声情報が記録される。
【0175】
(4−6)ボイスメールの配信手順
上記(4−5)ボイスメールの音声メッセージの登録によって、データベースサーバー12−1の音声管理データベース12cに記録された音声情報の内容は作業者によって有人検閲なされる。なお、この音声情報の有人検閲に関する手順は、上記(3−5)カラオケの歌唱の公開手順で記載した手順(図27における矢印(C52)〜(C58)参照)と対応する処理が行われるので、当該記載を援用し詳細な説明を省略することとする。
【0176】
そして、作業者による有人検閲の結果、音声情報の示すユーザーのBGM付きの音声メッセージに所定の言葉が含まれていない場合には、メール管理データベース12fに記録されたユーザーに、BGM付きの音声メッセージが配信される(図38に示す画面417→画面418→画面419参照)。
【0177】
こうしてボイスメールサービス1008によれば、コミュニティサイト1000を利用するユーザーはBGM付きの音声メッセージの配信が受けられるので、単なるテキストだけでの電子メールとは異なり、コミュニティサイト100内でユーザー同士のコミュニケーションが活性化される。
【0178】
(5)ランダムメールサービス1010
図39乃至図46を参照しながら、コミュニティサイト1000(図2参照)を介して、サイト管理者側システム10により提供されるランダムメールサービス1010について説明する。
【0179】
このランダムメールサービス1010は、ユーザーが作成したテキスト系のデータ(このランダムメールサービス1010においては本文と称する。)を、不特定の複数のユーザーにランダムに電子メールやウェブメールとして配信するものである。
【0180】
なお、図45には、ランダムメールサービス1010において、ユーザー側端末18たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図が示されている。
【0181】
(5−1)ランダムメールサービスの利用登録手順
図39にはランダムメールサービスの利用登録手順を示す説明図が示されているが、このランダムメールサービス利用登録手順(図39における矢印(E1)〜(E13)参照)は、上記(2−1)電光掲示板サービスの利用登録手順で記載した手順(図14における矢印(B1)〜(B13)参照)と対応する処理が行われるので、当該記載を援用し詳細な説明を省略することとする。
【0182】
そして、ランダムメールサービスの利用登録をすると、ユーザーのユーザー側端末18たる携帯電話には、メールサーバー12−2からメールサーバー14−1を介して、指定URLを配信するための利用同意確認電子メールが送信される(図39における矢印(E12)(E13)参照)。
【0183】
(5−2)ランダムメールの本文の登録手順
上記(5−1)に示したランダムメールサービスの利用登録手順に続いて、利用同意確認電子メールにより配信された指定URLに、ユーザーが携帯電話をネットワーク16を介して接続すると(図40における矢印(E14)参照)、携帯電話の表示部にランダムメールサービスの利用登録完了画面507が表示される。
【0184】
そして、サイト管理者側システム10のデータベースサーバ12−1は、携帯電話の表示部の表示を利用登録完了画面507からメール作成画面508に切り換える(図40における矢印(E15)参照)。
【0185】
ここで、メール作成画面508の所定のエリアに、ユーザーがランダムメールによって他のユーザーに伝えたい内容を、即ち、本文をテキストで入力すると、データベースサーバ12−1によって、本文を示すテキスト系のデータがメール管理データベース12fに記録される(図40における矢印(E16)参照)。
【0186】
この後、データベースサーバ12−1は、メール管理データベース12fに記録された本文でランダムにメールを配信するための配信登録処理を行なう(図40における矢印(E17)参照)。そして、携帯電話の表示部に配信登録完了画面509が表示されるとともに、メールサーバ12−2は配信登録完了を通知するための配信登録完了電子メールを、インフラ/課金事業者側システム14のメールサーバ14−1に送信する(図40における矢印(E18)参照)。この配信登録完了電子メールは、メールサーバー14−1によってユーザー側端末18たる携帯電話に送信される(図40における矢印(E19)参照)。
【0187】
(5−3)ランダムメールの本文の検閲手順
上記(5−2)ランダムメールの本文の登録によって、メール管理データベース12fに記録された電子メールなどの本文の内容は自動検閲処理がなされる(図41参照)。
【0188】
ここで、この電子メールの本文の内容を自動検閲する手順(図41における矢印(E21)〜(E24)参照)は、上記(2−3)メッセージ情報の検閲手順で記載した手順(図17における矢印(B29)〜(B32)参照)と対応する処理が行われるので、当該記載を援用し詳細な説明を省略することとする。
【0189】
そして、データベースサーバ12−1による自動検閲処理の結果、メール管理データベース12fに記録された電子メールの本文の内容たるテキストに、禁止ワード辞書に対応する所定の文言が含まれていないと判断された場合には、電子メールの本文の内容を作業者による有人検閲する(図41における矢印(E24)参照)。
【0190】
ここで、この電子メールの本文の内容を有人検閲する手順(図42における矢印(E25)〜(E30)参照)は、上記(2−3)メッセージ情報の検閲手順で記載した手順(図18における矢印(B33)〜(B38)参照)と対応する処理が行われるので、当該記載を援用し詳細な説明を省略することとする。
【0191】
そして、メールサーバ12−2によって、メールサーバー14−1を介してユーザー側端末18たる携帯電話に送信された配信確定電子メール(図42における矢印(E28)(E29)参照)は、既にメール管理データベース12fに記録された本文でランダムに電子メールなどを配信することを通知するとともに、データベースサーバ12−1によって発行された配信確定番号(図42における矢印(E31)参照)の通知や課金登録のための指定URLの配信も兼ねている。
【0192】
(5−4)ランダムメールの配信のための課金登録手順
上記(5−3)のランダムメールの本文の検閲によって配信確定電子メールが送信されたユーザーは、配信確定電子メールにより配信された指定URLにおいて課金登録を行なう(図43参照)。
【0193】
ここで、この課金登録の手順(図43における矢印(E32)〜(E40)参照)は、上記(2−4)公開の手順で記載した手順(図19における矢印(B40)〜(B48)参照)と対応する処理が行われるので、当該記載を援用し詳細な説明を省略することとする。
【0194】
(5−5)ランダムメールの配信手順
上記(5−4)によって課金処理を終了し課金登録完了画面514が表示されると(図43における矢印(E39)参照)、データベースサーバ12−1により、ランダムメールの配信先を決定する処理が行なわれる(図44における矢印(E41)参照)。
【0195】
まず、データベースサーバ12−1は属性・条件抽出プログラムを実行して、利用者管理データベース12aの記録内容に基づき、コミュニティサイト1000を利用するユーザーの属性などのデータを抽出する。例えば、図46(a)に示すようなユーザーのプロフィールなどが、個人情報管理データベース12bから抽出される。
【0196】
また、データベースサーバ12−1は利用履歴抽出プログラムを実行して、メール管理データベース12fの記録内容に基づき、コミュニティサイト1000を利用するユーザーのコミュニティサイト1000における電子メールやウェブメールに関するデータを抽出する。例えば、図46(b)(c)に示すようなユーザーの電子メールやウェブメールの利用履歴や利用履歴のログなどが、個人情報管理データベース12bから抽出される。
【0197】
こうして属性・条件抽出プログラムによって抽出されたユーザーの属性などの情報と、利用履歴抽出プログラムによって抽出された電子メールやウェブメールの利用履歴などの情報とをデータベースサーバ12−1はマージして、複数のメールの配信先を示すメール配信先情報を生成する。この際、例えば、ユーザーの属性に基づいてサイト管理者側システム10のデジタルコンテンツの配信サービスに加入して間もない新規加入のユーザーを選択すれば、新規加入のユーザーにランダムメールを優先的に配信することができる。また、利用履歴に基づいて累積でのメール配信数が所定の数値以下のユーザーを選択すれば、コミュニティサイト1000における電子メールなどの送受信機会の少ないユーザーにランダムメールを優先的に配信することができる。
【0198】
そして、生成されたメール配信先情報は、データベースサーバ12−1によってメール管理データベース12fに記録される(図44における矢印(E42)参照)。この後、メールサーバー12−2は、メール管理データベース12fに記録されたメール配信先情報の示す複数の配信先に、メール管理データベース12fに記録された本文の内容の電子メール(以下「誰か読んで電子メール」と称する。)を送信する(図44における矢印(E43)(E44)参照)。この誰か読んで電子メールを受信したユーザーは、携帯電話にメール管理データベース12fに記録された本文の電子メールを表示できる(図45に示す画面516参照)。
【0199】
なお、メールサーバー12−2は、メール管理データベース12fに記録されたメール配信先情報の示す複数の配信先に、ランダムメールの配信先として決定したことを通知し指定URLの配信するための誰か読んでメール配信通知電子メールを送信する(図44における矢印(E45)(E46)参照)。この誰か読んでメール配信通知電子メールを受信したユーザーは、誰か読んでメール配信通知電子メールにより配信された指定URLに携帯電話をネットワーク16を介して接続すると(図44における矢印(E47)参照)、ウェブメールサーバ12−4によって、携帯電話の表示部にメール管理データベース12fに記録された本文の内容を閲覧することがきる。
【0200】
こうしてランダムメールサービス1010によれば、コミュニティサイト1000を利用するユーザーは1通のメールを作成する手順で、コミュニティサイト1000を利用する複数のユーザーに、同じ内容の電子メールやウェブメールをランダムに配信できるので、送信先を予め設定して行う通常の電子メールのやりとりとは異なり、コミュニティサイト100内でユーザー同士のコミュニケーションが活性化される。
【0201】
(6)ショップサービス1012
図47乃至図58を参照しながら、コミュニティサイト1000(図2参照)を介して、サイト管理者側システム10により提供されるショップサービス1012について説明する。
【0202】
このショップサービス1012は、ユーザー自身が欲しい商品、例えば、携帯電話の着信メロディーをダウンロードできるだけでなく、他のユーザーに自分の欲しい着信メロディーのダウンロードをねだったり、あるいは、自分で指定したユーザーに着信メロディーのダウンロードをおごったりすることができるものである。
【0203】
なお、図48乃至図55には、ショップサービス1012において、ユーザー側端末18たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図が示されている。
【0204】
例えば、既に会員としての地位を有し個別識別番号(ID)を有しているユーザーが、ユーザー側端末18たる携帯電話とサイト管理者側システム10のサービス事業者側システム12とを、ネットワーク16を介して接続し、携帯電話からサービス事業者側システム12に対して、ユーザ自身が欲しい商品、即ち、デジタルコンテンツである着信メロディーのダウンロードの要求をする(図48に示す画面601→画面602→画面603→画面604→画面605→画面606→画面607参照)。すると、サイト管理者側システム10によって管理可能なデータベースに記録されている種々の商品を示す商品情報に基づいて、サービス事業者側システム12からユーザーの携帯電話へ着信メロディーがダウンロードされて保存される。
【0205】
また、ユーザーはネットワーク16を介して各種占いを利用することもでき(図49乃至図52参照)、こうしたコミュニティサイト1000におけるデジタルコンテンツの閲覧やダウンロードをユーザー自身が行なった場合には、インフラ/課金事業者側システム14によってユーザー自身に課金処理がなされる(図47のステップF1,F2,F3参照)。
【0206】
ここで、ユーザーAがコミュニティサイト1000におけるデジタルコンテンツの閲覧やダウンロードを希望するときに、当該デジタルコンテンツの閲覧やダウンロードをコミュニティサイト1000の他のユーザーBにねだる、即ち、デジタルコンテンツの閲覧やダウンロードはユーザーA自身が行なうが、インフラ/課金事業者側システム14による課金処理はユーザーBになされるようにすることができる。
【0207】
具体的は、コミュニティサイト1000内において、所定のユーザーAがねだる内容を示すおねだり電子メール(図53における画面608参照)をユーザーBに送信し(図47のステップF1,F4,F5,F6,F7参照)、おねだり電子メールを受信したユーザーBは(図47のステップF8参照)、ユーザーAにおねだり許可の電子メール(図47のステップF11参照)かあるいはおねだり拒否の電子メール(図47のステップF9参照)を返信する。すると、こうしたショップサービス1012に際してのユーザー間の電子メールの送受信はサービス事業者側システム12によって管理され、サービス事業者側システム12はおねだり許可の電子メールの送信によって、ユーザーAのユーザーBに対するおねだりが成立したと判断し、インフラ/課金事業者側システム14によってユーザーBに対する課金処理を実行させる(図47のステップF12参照)。
【0208】
また、コミュニティサイト1000におけるデジタルコンテンツの閲覧やダウンロードがユーザーBによって行なわれることをユーザーAが希望するときに、当該デジタルコンテンツの閲覧やダウンロードをコミュニティサイト1000のユーザーBにユーザーAがおごる、即ち、デジタルコンテンツの閲覧やダウンロードはユーザーBが行なうが、インフラ/課金事業者側システム14による課金処理はユーザーA自身になされるようにすることができる。
【0209】
具体的は、ショップサービス1012においてユーザーAがユーザーBにおごる商品として、例えば、着信メロディーを選択すると(図47のステップF1,F18,F19,F20参照)、サービス事業者側システム12はユーザーAのユーザーBに対するおごりが成立したと判断し、インフラ/課金事業者側システム14によってユーザーAに対する課金処理を実行させる(図47のステップF21参照)。
【0210】
それから、コミュニティサイト1000内において、ユーザーAがおごる内容を示すおごり電子メール(図54における画面609参照)をユーザーBに送信し(図47のステップF22参照)、おごり電子メールをユーザーBが受信する(図47のステップF23参照)。すると、こうしたショップサービス1012に際してのユーザー間の電子メールの送受信はサービス事業者側システム12によって管理され、おごり電子メールを受信したユーザーBは、ユーザーAによっておごられたデジタルコンテンツの閲覧やダウンロードを行なえる(図47のステップF24,F25ならびに図55に示す画面610→画面611参照)。
【0211】
さらに、サービス事業者側システム12は、このショップサービス1012によって、コミュニティサイト1000のユーザーがデジタルコンテンツをダウンロードした履歴などを含む利用状況を管理するためのパーソナルデータベース12gを有している。そして、こうしたサービス事業者側システム12の管理のもと、ショップサービス1012によってユーザーが既にダウンロードしたデジタルコンテンツを、ユーザー同士が互いに交換するサービスがコミュニティサイト1000において提供される(図56参照)。
【0212】
より詳細には、サービス事業者側システム12は、コミュニティサイト1000内に、ユーザーが保有するデジタルコンテンツであって他のユーザーに譲ってもよいデジタルコンテンツを保管する保管エリア1000aを設置し、一方で、コミュニティサイト1000のユーザー同士がデジタルコンテンツを交換する交換エリア1000bを設置する。また、保管エリア1000aに保管されているデジタルコンテンツの一覧をユーザーに公開するための一覧エリア1000cも設置する(図57参照)。
【0213】
そして、デジタルコンテンツとして所定の着信メロディーMが欲しいユーザーAは、一覧エリア1000cを閲覧して着信メロディーMがあるか否かを確認する。ここで、ユーザーAが欲しい着信メロディーMを保管エリア1000aに保管しているユーザーBがいれば、交換エリア1000bにおいてユーザーAとユーザーBとが着信メロディーMの交換を行う。
【0214】
こうしてコミュニティサイト1000内においてユーザー同士でデジタルコンテンツの交換が成立すると、サービス事業者側システム12は、保管エリア1000aに保管されていたデジタルコンテンツの属性を変更するとともに、デジタルコンテンツの交換を成立させたユーザー同士に対して、ショップサービス1012において利用可能なポイントを付与する。
【0215】
こうして、ユーザーは、欲しいデジタルデータを新たにコミュニティサイト1000を介してダウンロードするのではなく、既にダウンロードして保管しているユーザーから譲り受けることができる。
【0216】
なお、図58に示すように、サービス事業者側システム12によって、ユーザーAのデジタルコンテンツの取得を希望する内容に基づいてマッチング処理を行い、そのマッチング処理の結果に基づいて自動的に、ユーザーAとユーザーBとの交換を成立させるようにしてもよい。さらには、このショップサービス1012において利用可能なポイントを、交換エリア1000bにおいてユーザー同士で授受することも可能である。
【0217】
こうしてショップサービス1012によれば、コミュニティサイト1000を利用するユーザー同士が、欲しいデジタルデータを他のユーザーにねだったり、あるいは、デジタルデータを他のユーザーにおごったりすることができ、さらに、ユーザー自身が保有しているデジタルデータの交換を行ったりできるので、コミュニティサイト100内でユーザー同士のコミュニケーションが活性化される。
【0218】
なお、上記した実施の形態は、以下に示す(1)乃至(5)のように変形してもよい。
【0219】
(1)上記した実施の形態においては、本発明によるサイト管理者側システム10により提供される各種サービス(図2参照)を利用可能なユーザーについては、ユーザーは予め、サイト管理者側システム10のデジタルコンテンツの配信サービスに加入するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、加入制ではなく、全てのユーザー側端末18が、本発明によるサイト管理者側システム10により提供される各種サービス(図2参照)を利用可能な環境である場合には、全てのユーザー側端末18を保有するユーザーに対して、サイト管理者側システム10により各種サービスを提供するようにしてもよい。
【0220】
また、サイト管理者側システム10によりサービス毎に加入制であったり、あるいは、全てのユーザーに提供可能としてもよい。
【0221】
(2)上記した実施の形態においては、本発明によるサイト管理者側システム10のサービス事業者側システム12とインフラ/課金事業者側システム14とが、それぞれ個別の事業者によって構築されるように図示されているが、これに限られるものではないことは勿論であり、サービス事業者側システム12とインフラ/課金事業者側システム14とが同一の事業者によって構築されるようにしてもよいことは勿論である。さらに、サービス事業者側システム12とインフラ/課金事業者側システム14との関係は、各種処理を連携して自動的に行うようにしてもよい。
【0222】
(3)上記した実施の形態においては、プロフィールサービス1002において、テキスト系のデータからなる個人情報の公開範囲は予め、閲覧を希望するユーザーの全員となされているようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、例えば、図59に示すようにして、テキスト系のデータからなる個人情報を構成する各種の管理項目データ毎に公開範囲を設定可能なようにしてもよい。
【0223】
(4)上記した実施の形態においては、例えば、電光掲示板サービス1004において、コミュニティサイト1000のトップページで公開されるのは、テキストのメッセージであるようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、静止画像やあるいは動画などの画像がコミュニティサイト1000のトップページで公開されるようにしてもよい。
【0224】
このように、本発明によるサイト管理者側システム10におけるサデジタルコンテンツは、音系のデータや画像系のデータ、あるいはテキスト系のデータなどをそれぞれ相互に変更して使用可能なものである。
【0225】
(5)上記した実施の形態ならびに上記した(1)乃至(4)に示す変形例は、適宜に組み合わせるようにしてもよい。
【0226】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、コミュニティサイト内においてコミュニケーションの活性化を図ることができるようになるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサイト管理者側システムの実施の形態の一例の全体の構成を表すブロック図である。
【図2】コミュニティサイトのデジタルコンテンツの全体像を模式的に示した説明図である。
【図3】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるプロフィールサービスを利用する際における、プロフィールサービスの利用登録手順を示す処理フローである。
【図4】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるプロフィールサービスを利用する際における、テキスト系のデータからなる個人情報の登録手順を示す処理フローである。
【図5】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるプロフィールサービスを利用する際における、音系のデータからなる個人情報の登録手順を示す処理フローである。
【図6】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるプロフィールサービスを利用する際における、音系のデータからなる個人情報の登録手順を示す処理フローである。
【図7】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるプロフィールサービスを利用する際における、音系のデータからなる個人情報の登録手順を示す処理フローである。
【図8】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるプロフィールサービスを利用する際における、画像系のデータからなる個人情報の登録手順を示す処理フローである。
【図9】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるプロフィールサービスにおいて、ユーザー側端末たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。
【図10】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるプロフィールサービスにおいて、ユーザー側端末たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。
【図11】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるプロフィールサービスにおける個人情報の構成の一例を示す説明図である。
【図12】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるプロフィールサービスの概要を示す説明図である。
【図13】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるプロフィールサービスにおいて、ユーザー側端末たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。
【図14】本発明によるサイト管理者側システムにより提供される電光掲示板サービスを利用する際における、電光掲示板サービスの利用登録手順を示す処理フローである。
【図15】本発明によるサイト管理者側システムにより提供される電光掲示板サービすを利用する際における、仮予約の手順を示す処理フローである。
【図16】本発明によるサイト管理者側システムにより提供される電光掲示板サービスを利用する際における、仮予約の手順を示す処理フローである。
【図17】本発明によるサイト管理者側システムにより提供される電光掲示板サービスを利用する際における、メッセージ情報の検閲手順を示す処理フローである。
【図18】本発明によるサイト管理者側システムにより提供される電光掲示板サービスを利用する際における、メッセージ情報の検閲手順を示す処理フローである。
【図19】本発明によるサイト管理者側システムにより提供される電光掲示板サービスを利用する際における、公開の手順を示す処理フローである。
【図20】本発明によるサイト管理者側システムにより提供される電光掲示板サービスにおいて、ユーザー側端末たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。
【図21】本発明によるサイト管理者側システムにより提供される電光掲示板サービスにおいて、ユーザー側端末たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。
【図22】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるカラオケハウスサービスを利用する際における、カラオケハウスサービスの利用登録手順を示す処理フローである。
【図23】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるカラオケハウスサービスを利用する際における、歌唱準備の手順を示す処理フローである。
【図24】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるカラオケハウスサービスを利用する際における、楽曲の選択手順を示す処理フローである。
【図25】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるカラオケハウスサービスを利用する際における、カラオケの歌唱の登録手順を示す処理フローである。
【図26】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるカラオケハウスサービスを利用する際における、カラオケの歌唱の登録手順を示す処理フローである。
【図27】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるカラオケハウスサービスを利用する際における、カラオケの歌唱の公開手順を示す処理フローである。
【図28】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるカラオケハウスサービスにおいて、ユーザー側端末たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。
【図29】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるカラオケハウスサービスにおいて、ユーザー側端末たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。
【図30】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるカラオケハウスサービスにおいて、ユーザー側端末たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。
【図31】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるカラオケハウスサービスにおける重ね合わせ処理を示す説明図である。
【図32】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるボイスメールサービスを利用する際における、ボイスメールサービスの利用登録手順を示す処理フローである。
【図33】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるボイスメールサービスを利用する際における、ボイスメール作成準備の手順を示す処理フローである。
【図34】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるボイスメールサービスを利用する際における、ボイスメールの配信先の決定手順ならびにボイスメールのBGMの選択手順を示す処理フローである。
【図35】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるボイスメールサービスを利用する際における、ボイスメールの音声メッセージの登録手順を示す処理フローである。
【図36】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるボイスメールサービスを利用する際における、ボイスメールの音声メッセージの登録手順を示す処理フローである。
【図37】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるボイスメールサービスにおいて、ユーザー側端末たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。
【図38】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるボイスメールサービスにおいて、ユーザー側端末たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。
【図39】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるランダムメールサービスを利用する際における、ランダムメールサービスの利用登録手順を示す処理フローである。
【図40】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるランダムメールサービスを利用する際における、ランダムメールの本文の登録手順を示す処理フローである。
【図41】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるランダムメールサービスを利用する際における、ランダムメールの本文の検閲手順を示す処理フローである。
【図42】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるランダムメールサービスを利用する際における、ランダムメールの本文の検閲手順を示す処理フローである。
【図43】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるランダムメールサービスを利用する際における、ランダムメールの配信のための課金登録手順を示す処理フローである。
【図44】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるランダムメールサービスを利用する際における、ランダムメールの配信手順を示す処理フローである。
【図45】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるランダムメールサービスにおいて、ユーザー側端末たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。
【図46】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるランダムメールサービスにおいて、ランダムメールの配信先を決定する処理に用いられるデータを示す説明図である。
【図47】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるショップサービスの概要を示す説明図である。
【図48】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるショップサービスにおいて、ユーザー側端末たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。
【図49】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるショップサービスにおいて、ユーザー側端末たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。
【図50】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるショップサービスにおいて、ユーザー側端末たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。
【図51】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるショップサービスにおいて、ユーザー側端末たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。
【図52】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるショップサービスにおいて、ユーザー側端末たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。
【図53】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるショップサービスにおいて、ユーザー側端末たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。
【図54】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるショップサービスにおいて、ユーザー側端末たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。
【図55】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるショップサービスにおいて、ユーザー側端末たる携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。
【図56】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるショップサービスにおけるデジタルデータの交換の概要を示す説明図である。
【図57】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるショップサービスにおけるデジタルデータの交換の概要を示す説明図である。
【図58】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるショップサービスにおけるデジタルデータの交換の概要を示す説明図である。
【図59】本発明によるサイト管理者側システムにより提供されるプロフィールサービスにおける個人情報の構成の他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 サイト管理者側システム
12 サービス事業者側システム
14 インフラ/課金事業者側システム
16 ネットワーク
18 ユーザー側端末
Claims (17)
- コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信されたユーザーの複数の個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、
前記個人情報記憶手段に記憶された複数の個人情報のそれぞれの公開範囲が、閲覧を希望するユーザーの全員であるのか、または、閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーであるのかを記憶する公開範囲記憶手段と、
前記公開範囲記憶手段に公開範囲が閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーと記憶された所定の個人情報の公開が、該個人情報のユーザーによって許可されたユーザーを管理する許可範囲管理手段と、
コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信され、前記個人情報記憶手段に記憶された所定のユーザーの所定の個人情報の閲覧を指定する閲覧指定情報を受信する閲覧指定情報受信手段と、
前記閲覧指定情報受信手段が受信した閲覧指定情報の指定する所定のユーザーの所定の個人情報の公開範囲を、前記公開範囲記憶手段に基づいて判断処理する判断手段と、
前記判断手段による判断処理の結果、前記閲覧指定情報受信手段が受信した閲覧指定情報の指定する所定のユーザーの所定の個人情報の公開範囲が、閲覧を希望するユーザーの全員である場合には、閲覧指定情報の指定する個人情報をコンピュータネットワークを介して公開する第1の公開処理を行ない、前記閲覧指定情報受信手段が受信した閲覧指定情報の指定する所定のユーザーの所定の個人情報の公開範囲が、閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーである場合には、前記管理手段によって公開が許可されたとして管理されているユーザーの閲覧指定情報のときに、閲覧指定情報の指定する個人情報をコンピュータネットワークを介して公開する第2の公開処理を行なう個人情報公開手段と
を有するサイト管理者側システム。 - コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信された所定のメッセージを示すメッセージ情報と前記メッセージ情報の示すメッセージを公開する日時を示すスケジュール情報とを受け付ける受付手段と、
前記受付手段が受け付けたスケジュール情報の示す日時に空きがあるか否かを判断する第1の判断手段と、
前記受付手段が受け付けたメッセージ情報の示すメッセージに所定の文言が含まれているか否かを判断する第2の判断手段と、
前記第1の判断手段によってスケジュール情報の示す日時に空きがあると判断され、かつ、前記第2の判断手段によってメッセージ情報の示すメッセージに所定の文言が含まれていないと判断された場合に、前記スケジュール情報ならびにメッセージ情報を送信した端末宛に、コンピュータネットワークを介して受付の完了を示す内容のメールを配信する受付完了メール配信手段と、
前記受付完了メール配信手段によってメールが配信された後、前記スケジュール情報ならびにメッセージ情報を送信した端末に対する課金処理が完了したことを確認する課金確認手段と、
前記課金確認手段によってスケジュール情報ならびにメッセージ情報を送信した端末に対する課金処理の完了が確認されると、メッセージ情報の示すメッセージをスケジュール情報の示す日時に、所定のサイトの所定のページで公開するメッセージ公開手段と
を有するサイト管理者側システム。 - コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信された所定の背景音を指定する背景音指定情報を受信する背景音指定情報受信手段と、
前記背景音指定情報受信手段が受信した背景音指定情報が指定する背景音を、前記背景音指定情報を送信した端末によって聴取可能なように再生する再生手段と、
前記再生手段によって前記背景音指定情報を送信した端末において背景音指定情報が指定する背景音が再生されているときに該端末から入力された音を、背景音指定情報が指定する背景音と重ね合わせる処理を行なって、該端末から入力された音と背景音とが重ね合わされた音声情報を生成する音声情報生成手段と、
前記音声情報生成手段によって生成された音声情報を記憶する音声情報記憶手段と、
コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信され、前記音声情報記憶手段に記憶された音声情報の公開を指示する公開指定情報に従って、音声情報をコンピュータネットワークを介して公開する音声情報公開手段と
を有するサイト管理者側システム。 - コンピュータネットワークを介してメールを配信する宛先たるメールアドレスを記憶するメールアドレス記憶手段と、
前記メールアドレス記憶手段に記憶されたメールアドレスの履歴を示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
コンピュータネットワークを介して接続された端末から配信されたメールの本文を示すメール本文情報を記憶するメール本文情報記憶手段と、
前記メール本文情報記憶手段にメール本文情報が記憶されると、前記履歴情報記憶手段に記憶された履歴に従って、前記メールアドレス記憶手段に記憶されたメールアドレスを選別し、前記メールアドレス記憶手段に記憶された複数のメールアドレスを配信先メールアドレスとして決定する配信先決定手段と、
前記配信先決定手段によって決定された配信先メールアドレスに、前記メール本文情報記憶手段に記憶されたメール本文情報が示す本文のメールを配信するメール配信手段と
を有するサイト管理者側システム。 - 所定の商品を示す商品情報を記憶する商品情報記憶手段と、前記商品情報記憶手段に記憶された商品情報の示す所定の商品の購入を、所定のユーザーにねだる内容を示すおねだりメールを、コンピュータネットワークを介して前記所定のユーザーに配信するおねだりメール配信手段と、
前記おねだりメール配信手段によって配信されたおねだりメールを受信した所定のユーザーから、同意を示す内容の同意メールが受信されたことを確認すると、前記おねだりメールを受信した所定のユーザーに対する課金処理を行う課金手段と
を有するサイト管理者側システム。 - 所定の商品を示す商品情報を記憶する商品情報記憶手段と、前記商品情報記憶手段に記憶された商品情報の示す所定の商品の購入を、所定のユーザーにおごる内容を示すおごりメールを、コンピュータネットワークを介して前記所定のユーザーに配信するおごりメール配信手段と、
前記おごりメール配信手段によって前記おごりメールを配信したユーザーに対する課金処理を行う課金手段と
を有するサイト管理者側システム。 - 所定の商品を示す商品情報を該商品情報を保有するユーザー毎に記憶する保有商品情報記憶手段と、
コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信され、前記保有商品情報記憶手段に記憶された所定の商品情報の示す商品を希望するユーザーからの商品希望情報を受信すると、該商品希望情報の示す商品の商品情報の属性を該商品希望情報のユーザーに変更する交換手段と
を有するサイト管理者側システム。 - コンピュータシステムにより所定のサイトの管理を行うサイト管理方法において、
コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信されたユーザーの複数の個人情報を記憶する第1の段階と、
前記第1の段階で記憶された複数の個人情報のそれぞれの公開範囲が、閲覧を希望するユーザーの全員であるのか、または、閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーであるのかを記憶する第2の段階と、
前記第2の段階で公開範囲が閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーと記憶された所定の個人情報の公開が、該個人情報のユーザーによって許可されたユーザーを管理する第3の段階と、
コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信され、前記第1の段階で記憶された所定のユーザーの所定の個人情報の閲覧を指定する閲覧指定情報を受信する第4の段階と、
前記第4の段階で受信した閲覧指定情報の指定する所定のユーザーの所定の個人情報の公開範囲を、前記第2の段階で記憶された公開範囲に基づいて判断処理する第5の段階と、
前記第5の段階の判断処理の結果、前記第4の段階で受信した閲覧指定情報の指定する所定のユーザーの所定の個人情報の公開範囲が、閲覧を希望するユーザーの全員である場合には、閲覧指定情報の指定する個人情報をコンピュータネットワークを介して公開する第1の公開処理を行ない、前記第4の段階で受信した閲覧指定情報の指定する所定のユーザーの所定の個人情報の公開範囲が、閲覧を希望するユーザーのうち所定のユーザーである場合には、前記第3の段階で公開が許可されたとして管理されているユーザーの閲覧指定情報のときに、閲覧指定情報の指定する個人情報をコンピュータネットワークを介して公開する第2の公開処理を行なう第6の段階と
を有するサイト管理方法。 - コンピュータシステムにより所定のサイトの管理を行うサイト管理方法において、
コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信された所定のメッセージを示すメッセージ情報と前記メッセージ情報の示すメッセージを公開する日時を示すスケジュール情報とを受け付ける第1の段階と、
前記第1の段階で受け付けたスケジュール情報の示す日時に空きがあるか否かを判断する第2の段階と、
前記第1の段階で受け付けたメッセージ情報の示すメッセージに所定の文言が含まれているか否かを判断する第3の段階と、
前記第2の段階によってスケジュール情報の示す日時に空きがあると判断され、かつ、前記第3の段階によってメッセージ情報の示すメッセージに所定の文言が含まれていないと判断された場合に、前記スケジュール情報ならびにメッセージ情報を送信した端末宛に、コンピュータネットワークを介して受付の完了を示す内容のメールを配信する第4の段階と、
前記第4の段階でメールが配信された後、前記スケジュール情報ならびにメッセージ情報を送信した端末に対する課金処理が完了したことを確認する第5の段階と、
前記第5の段階でスケジュール情報ならびにメッセージ情報を送信した端末に対する課金処理の完了が確認されると、メッセージ情報の示すメッセージをスケジュール情報の示す日時に、所定のサイトの所定のページで公開する第6の段階と
を有するサイト管理方法。 - コンピュータシステムにより所定のサイトの管理を行うサイト管理方法において、
コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信された所定の背景音を指定する背景音指定情報を受信する第1の段階と、
前記第1の段階で受信した背景音指定情報が指定する背景音を、前記背景音指定情報を送信した端末によって聴取可能なように再生する第2の段階と、
前記第2の段階で前記背景音指定情報を送信した端末において背景音指定情報が指定する背景音が再生されているときに該端末から入力された音を、背景音指定情報が指定する背景音と重ね合わせる処理を行なって、該端末から入力された音と背景音とが重ね合わされた音声情報を生成する第3の段階と、
前記第3の段階で生成された音声情報を記憶する第4の段階と、
コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信され、前記第4の段階で記憶された音声情報の公開を指示する公開指定情報に従って、音声情報をコンピュータネットワークを介して公開する第5の段階と
を有するサイト管理方法。 - コンピュータシステムにより所定のサイトの管理を行うサイト管理方法において、
コンピュータネットワークを介してメールを配信する宛先たるメールアドレスを記憶する第1の段階と、
前記第1の段階で記憶されたメールアドレスの履歴を示す履歴情報を記憶する第2の段階と、
コンピュータネットワークを介して接続された端末から配信されたメールの本文を示すメール本文情報を記憶する第3の段階と、
前記第3の段階でメール本文情報が記憶されると、前記第2の段階で記憶された履歴に従って、前記第1の段階で記憶されたメールアドレスを選別し、複数のメールアドレスを配信先メールアドレスとして決定する第4の段階と、
前記第4の段階で決定された配信先メールアドレスに、前記第3の段階で記憶されたメール本文情報が示す本文のメールを配信する第5の段階と
を有するサイト管理方法。 - コンピュータシステムにより所定のサイトの管理を行うサイト管理方法において、
所定の商品を示す商品情報を記憶する第1の段階と、
前記第1の段階で記憶された商品情報の示す所定の商品の購入を、所定のユーザーにねだる内容を示すおねだりメールを、コンピュータネットワークを介して前記所定のユーザーに配信する第2の段階と、
前記第2の段階で配信されたおねだりメールを受信した所定のユーザーから、同意を示す内容の同意メールが受信されたことを確認すると、前記おねだりメールを受信した所定のユーザーに対する課金処理を行う第3の段階と
を有するサイト管理方法。 - コンピュータシステムにより所定のサイトの管理を行うサイト管理方法において、
所定の商品を示す商品情報を記憶する第1の段階と、
前記第1の段階で記憶された商品情報の示す所定の商品の購入を、所定のユーザーにおごる内容を示すおごりメールを、コンピュータネットワークを介して前記所定のユーザーによって配信する第2の段階と、
前記第2の段階で前記おごりメールを配信したユーザーに対する課金処理行う第3の段階と
を有するサイト管理方法。 - コンピュータシステムにより所定のサイトの管理を行うサイト管理方法において、
所定の商品を示す商品情報を該商品情報を保有するユーザー毎に記憶する第1の段階と、
コンピュータネットワークを介して接続された端末から送信され、前記第1の段階で記憶された所定の商品情報の示す商品を希望するユーザーからの商品希望情報を受信すると、該商品希望情報の示す商品の商品情報の属性を該商品希望情報のユーザーに変更する第2の段階と
を有するサイト管理方法。 - コンピュータシステムにより所定のサイトの管理を行うサイト管理方法において、
ネットワークを介して接続されたユーザー側端末と前記ユーザー側端末のユーザーに所定のサイトを介して所定のサービスを提供するサービス事業者側システムとを有し、
前記所定のサイトにネットワークを介して前記ユーザー側端末によりアクセスするユーザーに、前記所定のサイトのユーザーそれぞれのプロフィールを、閲覧を希望するユーザー毎に段階的に異なる内容で公開する第1のサービス、前記所定のサイトのトップページにおいて、ユーザーの個人的なメッセージを公開する第2のサービス、ユーザーが予め実際の生声で楽曲のサビ部分のみを歌唱しておくと、その後、前記所定のサイトのユーザーが聴取可能なようにその歌声を楽曲とともに公開する第3のサービス、ユーザーの音声のメッセージにBGMを付加して配信する第4のサービス、ユーザーが作成した本文を不特定の複数のユーザーにランダムにメールで配信する第5のサービス、ユーザー自身が欲しいデジタルコンテンツのダウンロードを他のユーザーにねだったり、あるいは、自分で指定したユーザーにデジタルコンテンツのダウンロードをおごったりする第6のサービス、ならびに、自分が保有しているデジタルコンテンツを他のユーザーと交換する第7のサービスの7つのサービスのうちの少なくともいずれか1つのサービスが、ネットワークを介して前記サービス事業者側システムにより前記ユーザーに提供されるように前記所定のサイトを管理する
ものであるサイト管理方法。 - 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のサイト管理者側システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラム。
- 請求項8乃至請求項15のいずれか1項に記載のサイト管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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