JP2004183405A - 建築用パネル及びそれを用いた床構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】材料費及び製造費を低減することができるとともに、施工を容易に行い施工コストを低減することができる建築用パネルを提供することにある。
【解決手段】短冊板22の一側面にホゾ22aを一体に形成し、他側面にホゾ溝22bを形成する。短冊板22の一端面にホゾ22cを一体に形成し、他端面にホゾ溝22dを切り欠き形成する。この短冊板22を複数枚並列に接合固定して床パネル21を形成する。この床パネル21を縦横に連結して床板を構築する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築用パネル及びそれを用いた床構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、建築物の床面は、コンクリートによって構成されたり、コンクリートの表面に対し合成樹脂製の化粧用シートを接着剤により接着したり、短冊板を並列に配設したり、四角形状の人工合板を組み合わせたりして構成されている。
【0003】
又、従来の建築用パネル構造材として、短冊板にホゾとホゾ溝を形成し、この板材を並列に接合して四角形状のパネルを形成し、そのパネルの外周の四つの側端面にホゾを形成し、このパネルの外周縁に対し前記側端面のホゾに係合されるホゾ溝を形成した側縁材を四角枠状に接合したものも提案されている。(特許文献1参照)
【0004】
【特許文献1】
特開平8−158535号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の建築物の床面構造は、コンクリートの表面が露出するタイプでは、コンクリート自体の吸湿作用が小さいので、快適な住宅として適しているとは言えない。又、コンクリートの表面に化粧用の合成樹脂シートを接着したものにおいては、シート自身に吸湿作用がないので、室内の湿度を調整する機能が低く、これも快適な住宅として好ましいとは言えない。さらに、短冊板を並列に配設したものは、木材の吸湿作用を利用することができるので、住宅として適している。しかし、幅広で長尺の短冊板を使用すると、大きな原木を製材して短冊板を製造する必要があるので、小径木の間伐材を用いることができず、材料費及び製造費が高く、短冊板を床構造として施工する作業も非常に面倒で施工コストを低減することができないという問題がある。四角形状の人工合板を用いる場合には、床構造の施工作業は容易に行うことができるが、材料費の低減を図ることができないという問題がある。
【0006】
特許文献1に示される建築用パネル構造材は、側縁材があるので、複数のパネル構造材を縦横に組み合わせて床板を構成することができないという問題があった。
【0007】
本発明は、上記従来技術に存する問題点を解消して、小径木の間伐材を使用して材料費及び製造費を低減することができるとともに、施工を容易に行い施工コストを低減することができる建築用パネル及びそれを用いた床構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、短冊板の左右両側面のうち片側に長手方向にホゾを形成し、他側に長手方向にホゾ溝を形成し、前記短冊板の両端面の片側にホゾを形成し、他側にホゾ溝を形成し、この短冊板を複数枚並列に前記左右両側面のホゾとホゾ溝を利用して互いに接合し、前記各短冊板を連結部材により互いに連結したことを要旨とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記各短冊板の裏面には各短冊板に交差して連通するように取付溝が形成され、この取付溝に反り防止用帯板を係合して、連結具により短冊板と反り防止用帯板を連結したことを要旨とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の建築用パネルを、ホゾとホゾ溝を利用して縦横に組み合わせてなる床構造において、請求項1又は請求項2に記載の建築用パネルを、ホゾとホゾ溝を利用して縦横に組み合わせてなることを要旨とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した建築用パネル及びそれを用いた床構造の一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
【0012】
図1に示すように、コンクリート製の床11の外側部には同じくコンクリート製の側壁12が構築されている。前記床11の上面には床板13が配設され、前記側壁12の内側面には腰板14が施工されている。前記腰板14の上端部には手擦枠15が装着されている。
【0013】
前記床板13は図2の斜視図に示すように構成素子としての平面正四角形状の床パネル21を多数枚縦横に敷設することにより構成されている。一つの床パネル21について説明すると、この床パネル21を構成する一枚の短冊板22は、例えばスギやヒノキ等の小径木の間伐材により形成され、短冊板22の左右両側面のうち片側には長手方向にホゾ22aが一体に形成され、他側にはホゾ溝22bが同じく長手方向に切り欠き形成されている。又、短冊板22の両端面のうち片側にはホゾ22cが一体に形成されている。このホゾ22cと前記ホゾ22aの一端は互いに連結されている。さらに、前記短冊板22の両端面のうち他側にはホゾ溝22dが切り欠き形成され、このホゾ溝22dは前記ホゾ溝22bの一端と連通されている。
【0014】
前記短冊板22の裏面には裏側から見た斜視図である図3に示すようにその長手方向と直交する方向に取付溝22eが複数箇所(この実施形態では2カ所)に、かつ短冊板22と交差(この実施形態では直交)するように形成されている。同じく前記短冊板22の裏面には前記取付溝22eの中間に位置するように、かつ平行に空気流通溝22fが形成されている。前記各短冊板22の裏面には、それぞれ複数条の反り防止溝22gが長手方向に、かつ互いに平行に形成されている。
【0015】
上記のように構成した短冊板22を図2に示すように互いに平行に複数枚(この実施形態には5枚)前記ホゾ22aにホゾ溝22bを係合することにより並列に接合する。図3に示すように、前記各短冊板22の取付溝22eには連結部材及び反り防止部材としての竹材等りなる反り防止用帯板23が係合され、連結具としての釘24によって各短冊板22に取り付けられている。前記各短冊板22は前記反り防止用帯板23及び釘24によって互いに分離不能に連結され、平面正四角形状の床パネル21が形成されている。前記釘としてU字状のものを用いてもよい。
【0016】
図2に示す床パネル21の縦辺の長さD1寸法及び横辺の長さ寸法D2は、例えば50cmに設定され、30cm〜150cmの範囲が適当である。又、短冊板22の幅W寸法は10cmに設定され、7〜20cmの範囲が適当である。さらに、前記短冊板22の厚さt寸法は、25mmに設定され、15〜30mmが適当である。
【0017】
次に、前記腰板14を構成する腰板パネル31及び手擦枠15を構成する手擦枠構成部材35について説明する。
前記腰板パネル31は、図4に示すように縦方向に延びる短冊板32を横方向に複数枚(この実施形態では5枚)を並列に連結して構成されている。前記一枚の短冊板32の一側面には段差状のホゾ32aが一体に形成され、短冊板32の他側面には段差状のホゾ溝32bが切り欠き形成されている。前記短冊板32の上端部には段差状のホゾ32cが形成されている。さらに、前記短冊板32の裏面側には上下ニ段に、かつ水平方向に取付溝32dが切り欠き形成されている。この取付溝32dには竹材等よりなる反り防止帯板33が水平方向に係合され、連結具としての釘34によって短冊板32に取り付けられている。
【0018】
前記腰板パネル31の上端部は図4に示す手擦枠構成部材35によって前記側壁12の表面に固定される。この手擦枠構成部材35の前面にはボルト挿通孔35aがニ箇所に形成されている。手擦枠構成部材35の下側部には前記ホゾ32cを係合するホゾ溝35bが形成されている。前記ボルト挿通孔35aに締付ボルト36を貫通して締付ボルト36を、図1に示すように前記側壁12に設けた取付孔12aに嵌入固定した取付筒体37のネジ孔37aに螺合することにより腰板パネル31の上端部を側壁12に固定するようになっている。
【0019】
前記腰板パネル31の高さH寸法は、例えば50cm〜100cmに設定され、幅L寸法は50cm〜120cmに設定されている。厚さ寸法は、10〜30mmに設定されている。
【0020】
次に、前記床パネル21、腰板パネル31及び手擦枠構成部材35等を用いて、コンクリート製の床11及び側壁12に床板13、腰板14及び手擦枠15を施工する方法を説明する。
【0021】
最初に、図1に示すように床11の上面に不織布の抗菌シート43を敷設する。このシートとして、青森ひば、台湾ひのき、ウエスタンレッドシダを薄膜状にして、これを所定の形状に加工することにより、前記の木材が保有するヒノキチオールにより防菌、防かび効果を発揮するよにしてもよい。
【0022】
次に、複数の腰板パネル31を側壁12の内側表面の抗菌シート43に接触するように配設する。この各腰板パネル31の下端面は前記床11の上面に敷設された抗菌シート43の上面に支持される。
【0023】
次に、前記各腰板パネル31の上端部に前記手擦枠構成部材35を水平に支持する。このとき、図1に示すようにホゾ32cをホゾ溝35bに係合する。この状態で、ボルト挿通孔35aから締付ボルト36を側壁12に取り付けた取付筒体37のネジ孔37aに螺合し、手擦枠構成部材35を側壁12に固定する。このようにして腰板パネル31の上端部が手擦枠構成部材35によって側壁12に固定される。最後に、前記ボルト挿通孔35aの外側開口部に締付ボルト36の頭部を遮蔽する封止部材38を嵌入する。
【0024】
建築物の内装構造を簡略化して表す図5に示すように、腰板パネル31を側壁12の全面に手擦枠構成部材35を利用して前述したように取付けることにより、腰板14の構築が完了する。
【0025】
次に、前記床11の上面に敷設した抗菌シート43の上面に前記床パネル21を縦横に組み合わせながら配設する。図5に示すように、この実施形態では縦方向に4枚の床パネル21を配設し、横方向にも4枚の床パネル21を配設しているが、実際の床パネル21の使用枚数は縦横それぞれ10〜20枚である。図5において、腰板14の表面に接触する側の床パネル21のホゾ22a及びホゾ22cは削除されている。又、図1及び図5に示すように左側に位置する腰板14の内表面と各床パネル21の左端面との間にはゴム製のスペーサ41が介在され、短冊板22の幅方向の熱膨張を吸収するようにしている。図5では右側にもスペーサ41が介在されているがこれは省略してもよい。
【0026】
床板13、腰板14及び手擦枠15の構築が終了したら、床板13、腰板14及び手擦枠15の表面に不燃性の撥水剤を塗布する。この不燃性撥水剤として、不燃・無公害・リサイクル可能な常温ガラス・コーティングを施してもよい。即ち、有機金属化合物、及び無機塩類を主原料として触媒反応により金属酸化物(ヒートレス・ガラス)を形成する。このヒートレス・ガラスは株式会社イズミ(東京都町田市小山町2225−8)の商品名として開発されたものである。この撥水剤として、反応性乳化剤の存在下に水溶液中でアクリル系不飽和単量体を乳化重合して得たアクリル樹脂系エマルジョンに、ワックス及び紫外線遮断材を添加したものを用いてもよい。
【0027】
上記実施形態の床・壁の構造によれば、以下のような特徴を得ることができる。
(1)上記実施形態では、ホゾ22a,22c、ホゾ溝22b,22d、取付溝22eを有する短冊板22を複数枚互いに平行に接合して反り防止用帯板23及び釘24によって床パネル21を形成した。このため、短冊板22として小径木の間伐材を用いることができ、床パネル21の材料費を低減し、床パネル21の製造を容易に行いコストの低減を図ることができる。
【0028】
(2)上記実施形態では、ホゾ22a,22c、ホゾ溝22b,22dを有する前記床パネル21を縦横に接合して、床板13を構築するようにしたので、床板13の施工作業を容易に行い、施工コストを低減することができる。
【0029】
(3)上記実施形態では、前記短冊板22の裏面に取付溝22eを形成し、これに反り防止用帯板23を係合して釘24によって反り防止用帯板23を短冊板22に取り付けた。このため、各短冊板22の反りを防止することができ、床パネル21及び床板13の上面の平面精度を長期にわたって維持することができる。
【0030】
(4)上記実施形態では、前記床パネル21の裏面に空気流通溝22fを形成したので、床板13の裏面と抗菌シート43との隙間で空気が流通し、床パネル21の裏面側の湿気を少なくすることができ、床パネル21の劣化の進行を抑制することができる。
【0031】
(5)上記実施形態では、短冊板22の裏面に反り防止溝22gを形成したので、短冊板22自体の反りを防止することができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
【0032】
・図6に示すように、床パネル21と床パネル21を接合する境界部に隣接する床パネル21の中心部が対応するように床パネル21を交互に配設し、腰板14と床パネル21の間に形成された小スペースには床パネル21の大きさの半分のハーフ床パネル21Aを配設するようにしてもよい。前記各床パネル21は短冊板22の幅方向に千鳥状に接合されている。この場合には床パネル21の右側に位置するホゾ22aが隣接する一対の床パネル21の左側のホゾ溝22bにそれぞれ係合されるので、各床パネル21の接合状態を強固にして床板13が反り上がるのを防止する機能を高めることができる。
【0033】
・図7に示すように床パネル21の短冊板22をその長手方向に交互にオフセットして千鳥状に連結するようにしてもよい。この場合にも隣接する床パネル21同士が強固に接合されるので、床板13の反り上がりを効果的に防止することができる。短冊板22の突出長さは例えば50mm〜200mmである。
【0034】
・短冊板22のホゾ22aとホゾ溝22bの形状を、図8(a)、(b)、(c)に示すようにV字状にしたり、アリ溝状にしたり、円弧状にしたりしてもよい。
【0035】
・図2に示す床パネル21において、ホゾ22cを省略した床パネル21を用いたり、ホゾ22a及びホゾ22cを省略した床パネル21を予め形成しておいてもよい。この場合には施工現場において腰板14と接触される床パネル21のホゾ22a,22cの切除作業を不要にすることができる。
【0036】
・図示しないが、前記短冊板22の取付溝22eをアリ溝状に形成し、この取付溝22eにアリ状の反り防止用帯板23を横方向から挿入して短冊板22を互い連結するようにしてもよい。この場合には釘24を省略することもできる。
【0037】
・図示しないが、前記腰板パネル31の短冊板32を横方向に指向させ、最上段に位置する短冊板32の上端縁にホゾ32cを形成してもよい。
・図示しないが、前記腰板パネル31の下端部寄りの表面に対し前記床パネル21のホゾ22a又はホゾ22cを係合可能な溝を予め形成してもよい。この場合には、腰板14に接触するホゾ22a又はホゾ22cを施工現場で切除する必要がなく、床板13の施工作業を容易に行うことができる。
【0038】
・図示しないが、前記反り防止用帯板23を省略するとともに、前記短冊板22同士をホゾ22aとホゾ溝22bの係合部において接着剤により接着してもよい。
【0039】
・前記短冊板32の段差状のホゾ32aを凸条に、段差状のホゾ溝32bを凹状に形成してもよい。
・小径木の間伐材として、スギやヒノキ以外にマツやクヌギ、あるいはその他の木材を用いることができる。
【0040】
・前記床パネル21を腰板14に用いてもよい。
・前記各床パネル21のうち部屋の隅に配置された床パネル21をスギ又はマツで構成し、この床パネル21をテストピースとして、テストピースの劣化状態を観察して、例えば檜材よりなる他の床パネル21、杉材よりなる腰板パネル31の交換時期を決めるようにしてもよい。
【0041】
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(技術思想1) 請求項1又は2において、前記各短冊板の裏面には空気流通溝が形成されている建築用パネル。
【0042】
(技術思想2) 請求項1又は2、技術思想1のいずれか1項において、前記各短冊板の裏面側には、短冊板の反りを防止するための反り防止溝が切り欠き形成されている建築用パネル。
【0043】
(技術思想3) 請求項1又は2において、各短冊板はその長手方向に千鳥状に接合されている建築用パネル。
(技術思想4) 請求項3において、各パネルは千鳥状に接合されている建築物の床構造。
【0044】
(技術思想5) ホゾとホゾ溝を有する複数の短冊板を並列に接合するとともに各短冊板を連結部材により互いに連結した腰板パネル。
技術思想5に記載の発明によれば、小径木の間伐材を用いて腰板パネルを安価に製造することができる。
【0045】
(技術思想6)技術思想5に記載の腰板パネルを横方向に、かつ建築物の側壁面に沿うように配置し、その各腰板パネルの上端部を手擦枠により前記側壁面に固定した建築物の腰板構造。
【0046】
技術思想4に記載の発明によれば、腰板の施工作業を腰板パネルを用いて容易に行い、施工コストを低減することができる。
(技術思想7) 技術思想5に記載の腰板パネルを横方向に、かつ建築物の側壁面に沿うように配置し、その各腰板パネルの上端部を手擦枠により前記側壁面に固定して腰板を構築し、床面に請求項1、2、技術思想1,2,3のいずれか一項に記載の建築用パネルを縦横に組み合わせて床板を構築した建築物の床・腰板構造。
【0047】
技術思想7に記載の発明によれば、建築物の床・腰板を安価な原料により容易に製造し、施工を容易に行うことができる。
【0048】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明は小径木の間伐材を利用することができるので、材料費及び製造費を低減することができるとともに、施工を容易に行い施工コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した建築用パネルを用いた床構造及び腰板構造を示す縦断面図。
【図2】建築用の床パネルを斜め上から見た斜視図。
【図3】建築用の床パネルを斜め下方から見た斜視図。
【図4】腰板パネル及び手擦枠の斜視図。
【図5】床板及び腰板を示す平面図。
【図6】床板の別例を示す平面図。
【図7】床板の別例を示す平面図。
【図8】(a),(b),(c)は、それぞれ短冊板のホゾ及びホゾ溝の別例を示す断面図。
【符号の説明】22,32…短冊板、22a,22c,32a,32c…ホゾ、22b,22d,32b,35b…ホゾ溝、22e,32d…取付溝、23…反り防止用帯板。

Claims (3)

  1. 短冊板の左右両側面のうち片側に長手方向にホゾを形成し、他側に長手方向にホゾ溝を形成し、前記短冊板の両端面の片側にホゾを形成し、他側にホゾ溝を形成し、この短冊板を複数枚並列に前記左右両側面のホゾとホゾ溝を利用して互いに接合し、前記各短冊板を連結部材により互いに連結したことを特徴とする建築用パネル。
  2. 請求項1において、前記各短冊板の裏面には各短冊板に交差して連通するように取付溝が形成され、この取付溝に反り防止用帯板を係合して、連結具により短冊板と反り防止用帯板を連結した建築用パネル。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の建築用パネルを、ホゾとホゾ溝を利用して縦横に組み合わせてなる床構造。
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