JP2004176549A - 密閉型圧縮機の製造方法 - Google Patents

密閉型圧縮機の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】主軸受と副軸受をワンチャックにて旋削加工し、主軸受と副軸受の軸芯を一致させることができ、溶接工程時の位置決め精度と保持し、加工時間の短縮による製造性の向上が図れる密閉型圧縮機の製造方法を提供する
【解決手段】胴体2に電動機の固定子と、メインフレームを固着し、メインフレーム10の主軸受10a と、胴体2のサブフレーム12と嵌合する嵌合部2bとをワンチャックにて旋削加工を行うと共に、サブフレーム12の副軸受12a の旋削加工と、胴体2の嵌合部2bに接合するサブフレーム12の合わせ面12b の仕上げ加工とをワンチャックにて行い、シャフト11の主軸を主軸受10a に嵌入すると共に、副軸受12a をシャフト11の他端に嵌入する一方、サブフレーム12の合わせ面12b を胴体2の嵌合部2bに固着支持することにより、主軸受10a と副軸受12a の軸芯を一致させる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、密閉型圧縮機の製造方法に係り、詳しくは、主軸受の軸芯と副軸受の軸芯を一致させ、精度よく高性能な圧縮機を組立られる密閉容器の組立及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の密閉型圧縮機は、密閉容器内に設けられた固定スクロール及び揺動スクロールを備え、電動機によって回転駆動される主軸が、前記揺動スクロールを反圧縮室側から駆動し、主軸が電動機の圧縮室側に配置した第1フレーム(メインフレーム)及び電動機の反圧縮室側に第1フレームと高精度の同軸度で配置した副軸受を備えた第2フレーム(サブフレーム)によって回転自在に支持されている圧縮機において、第1フレームを密閉容器に焼ばめにて固定し、第2フレームは前記密閉容器に焼ばめあるいは圧入で全周固定されたアタッチメントに対して溶接接合し治具を使用して組立加工するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
しかしながら、メインフレームやサブフレームを胴体(メインシェル)に溶接により固定した場合、溶接後に部材が冷えた時に、狙った位置でメインフレームやサブフレームの軸受の軸芯をμmの精度で位置決めすることが難しく、殆どの場合溶接部分のどちらかに偏る。
また、圧入で固定した場合は、メインシェルの内径精度は主軸受や副軸受の寸法精度、円筒度等に対して格段に低い精度であるため、同軸度が保てないことがある。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−231345号公報(第3−5頁、第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、主軸受と副軸受をワンチャックにて旋削加工することにより、主軸受の軸芯と副軸受の軸芯を一致させることができ、胴体の内径精度、溶接工程時の位置決め精度と保持、もしくは圧入工程時のメインフレーム及びサブフレームなどの外径精度を減少でき、加工時間の短縮による製造性の向上が図れる密閉型圧縮機の製造方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するためなされたもので、上下を開口する筒状の胴体と、同胴体の開口部を閉塞する皿状の上部蓋体と下部蓋体とから形成される密閉容器内に、冷媒を圧縮する圧縮部と、同圧縮部を駆動する固定子と回転子とからなる電動機とを配設し、前記回転子に固定され前記圧縮部に前記電動機の回転力を伝達するシャフトと、同シャフトの一端に形成された主軸を支承する主軸受を備えたメインフレームと、前記シャフトの他端を支承する副軸受を備えたサブフレームとからなる密閉型圧縮機であって、
前記胴体に前記電動機の固定子と、前記メインフレームを固着し、前記胴体の前記メインフレーム側開口端面に、前記主軸受および副軸受の加工の位置決め基準となる平坦部を形成し、同平坦部をチャック受け台に固定して加工の基準とし、前記メインフレームの前記主軸受と、前記胴体の前記サブフレームと嵌合する嵌合部とをワンチャックにて旋削加工を行うと共に、前記サブフレームの副軸受の旋削加工と、前記胴体の前記嵌合部に接合する前記サブフレームの合わせ面の仕上げ加工とをワンチャックにて行い、前記シャフトの主軸を前記主軸受に嵌入すると共に、前記副軸受を前記シャフトの他端に嵌入する一方、前記サブフレームの前記合わせ面を前記胴体の前記嵌合部に固着支持することにより、前記主軸受の軸芯と前記副軸受の軸芯を一致させてなる構成となっている。
【0007】
また、前記副軸受を、サブベアリングに形成して前記サブフレームと別体で構成し、同別体のサブフレームを前記胴体に固着し、前記主軸受と、前記サブフレームの前記サブベアリングと嵌合する嵌合部とをワンチャックにて旋削加工を行うと共に、前記副軸受の旋削加工と、前記サブフレームの前記嵌合部に接合する前記サブベアリングの合わせ面の仕上げ加工とをワンチャックにて行い、前記シャフトの主軸を前記主軸受に嵌入すると共に、前記副軸受を前記シャフトの他端に嵌入する一方、前記サブベアリングの前記合わせ面を前記サブフレームの前記嵌合部に固着支持してなる構成となっている。
【0008】
また、前記胴体の前記嵌合部及び、前記サブフレームの前記嵌合部が段部からなる構成となっている。
【0009】
また、前記サブベアリングの合わせ面を、平坦部または円筒状の凸部により形成してなる構成となっている。
【0010】
また、前記副軸受をサブベアリングに形成して、前記サブフレームと別体で構成し、同別体のサブフレームを前記胴体に固着し、前記サブベアリングと前記サブフレームに夫々位置決め用のピン穴を設け、前記主軸受と、前記サブフレームの前記ピン穴の旋削加工及び、前記サブフレームの前記サブベアリングとの合わせ面の仕上げ加工とをワンチャックにて行うと共に、前記副軸受と、前記サブベアリングの前記ピン穴の旋削加工及び、前記サブベアリングの前記サブフレームの合わせ面の仕上げ加工とをワンチャックにて行い、前記夫々位置決め用のピン穴に位置決めピンを挿入し、前記サブフレームに前記サブベアリングをネジ止め固定してなる構成となっている。
【0011】
また、前記シャフトの下端に偏芯軸を設け、前記シャフトの先端を前記メインフレーム側から前記主軸に挿通し、その後、前記シャフトに前記回転子を焼バメ固定してなる構成となっている。
【0012】
また、前記胴体の前記サブフレーム側の開口端面を、前記シャフトと直交させて内側へ絞り加工して、この直交端部を前記サブフレームとして前記胴体と一体化構造となし、前記主軸受と、前記直交端部の前記サブフレームと前記サブベアリングとが嵌合する嵌合部とをワンチャックにて旋削加工してなる構成となっている。
【0013】
また、前記胴体の開口端内周面の近傍に、別体のサブフレームを固着し、前記胴体のサブフレーム側端面と、前記サブフレームのサブベアリングとの合わせ面及び、前記主軸受とをワンチャックにて仕上げ加工し、前記サブフレーム側端面を基準面としてチャック受け台に固定し、その後、前記メインフレームの固定スクロールとの合わせ面及び、オルダム面をワンチャックにて仕上げ加工してなる構成となっている。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施例を示すスクロール式の密閉型圧縮機の断面図である。
図1において、1は密閉容器で、同密閉容器1は、上下を開口する筒状の胴体2と、同胴体2の上部開口部に嵌合され、同上部開口部を閉塞する皿状の上部蓋体3と、前記胴体2の下部開口部に嵌合され、同下部開口部を閉塞する皿状の下部蓋体4とから構成されている。
【0015】
前記密閉容器1内に、上下に冷媒を圧縮する圧縮部5と、同圧縮部5を駆動する固定子6aと回転子6bとからなる電動機6を配設し、前記圧縮部5は、渦捲き状の固定スクロール7と、同固定スクロール7と互いにラップを噛み合わせて複数の圧縮室8を形成する旋回スクロール9と、前記回転子6bに固定され前記圧縮部5に、前記電動機6の回転力を伝達するシャフト11と、同シャフト11の上端に形成された主軸11a を支承する主軸受10a を備えたメインフレーム10とから構成され、更に前記シャフト11の下端を支承する副軸受12a を備えたサブフレーム12とから密閉型圧縮機が構成されている。
【0016】
図2(A)乃至(E)は本発明における第一の実施例の加工及び組立方法を示す要部展開断面図である。図2(A)に示すように、まず、前記胴体2に前記電動機6の固定子6aと、前記メインフレーム10を圧入または溶接により固着する。この時、前記メインフレーム10の固着は高精度な位置決めを伴わない一般公差程度でよい。次に、図2(B)に示すように、前記胴体2の前記メインフレーム10側開口端面に、前記主軸受10a および副軸受12a の加工の位置決め基準となる平坦部2aを工具13などにより形成し、同平坦部2aを例えば、マグネットチャックからなるチャック受け台14にチャッキング固定して加工の基準とする。
【0017】
次に、図2(C)に示すように、前記メインフレーム10の前記主軸受10a と、前記胴体2の前記サブフレーム12(図示せず)と嵌合する段部2bからなる嵌合部とをワンチャックにて旋削加工を行い、この段部2bを後に取付ける前記サブフレーム12の基準部分とする。そして、図2(D)に示すように、前記サブフレーム12の副軸受12a の旋削加工と、前記胴体2の前記段部2bに接合する前記サブフレーム12の合わせ面12b の仕上げ加工とをワンチャックにて行い、この合わせ面12b を前記胴体2に組込む際の基準部分とする。
【0018】
上記構成において、図2(E)に示すように、前記シャフト11の主軸11a を前記主軸受10a に嵌入すると共に、前記副軸受12a を前記シャフト11の他端に嵌入する一方、前記サブフレーム12の前記合わせ面12b を前記胴体2の前記段部2bに固着支持することにより、前記主軸受10a の軸芯と前記副軸受12a の軸芯を一致させることができ、前記胴体2の内径精度、溶接工程時の位置決め精度と保持、もしくは圧入工程時の前記メインフレーム10及び前記サブフレーム12などの外径精度を減少でき、加工時間の短縮による製造性の向上が図れる。また、同軸度向上により、前記シャフト11の負荷が減るので性能、信頼性を向上することができる密閉型圧縮機の製造方法となる。
【0019】
図3(A)乃至(C)は本発明における第二の実施例を示したもので、前記副軸受12a をサブベアリング15に形成してサブフレーム12A と別体で構成し、同別体のサブフレーム12A を前記胴体2に固着し、前記主軸受10a と、前記サブフレーム12A の前記サブベアリング15と嵌合する段部12A1とをワンチャックにて旋削加工を行うと共に、前記副軸受12a の旋削加工と、前記サブフレーム12A の前記段部12A1に接合する前記サブベアリング15の合わせ面15a の仕上げ加工とをワンチャックにて行い、前記シャフト11の主軸11a を前記主軸受10a に嵌入すると共に、前記副軸受12a を前記シャフト11の他端に嵌入する一方、前記サブベアリング15の前記合わせ面15a を前記サブフレーム12A の前記段部12A1に固着支持してなる構成とすることにより、上記と同様に、前記主軸受10a の軸芯と前記副軸受12a の軸芯を一致させることができる。
また、前記サブベアリング15の合わせ面15a を、平坦部(図3B)または円筒状の凸部15a1(図3C)により形成してなる構成となっている。
【0020】
図4(A)及び(B)は本発明における第三の実施例を示したもので、前記副軸受12a をサブベアリング15A に形成して、サブフレーム12B と別体で構成し、同別体のサブフレーム12B を前記胴体2に固着し、前記サブベアリング15A と前記サブフレーム12B に夫々位置決め用のピン穴15A1,12B1 を設け、前記主軸受10a と、前記サブフレーム12B の前記ピン穴12B1の旋削加工及び、前記サブフレーム12B の前記サブベアリング15B との合わせ面12B2の仕上げ加工とをワンチャックにて行うと共に、前記副軸受12a と、前記サブベアリング15A の前記ピン穴15A1の旋削加工及び、前記サブベアリング15A の前記サブフレーム12B の合わせ面15A2の仕上げ加工とをワンチャックにて行い、前記夫々位置決め用のピン穴15A1,12B1 に位置決めピン16を挿入し、前記サブフレーム12B に前記サブベアリング15A をネジ止め(図示せず)ひて固定してなる構成とすることにより、上記と同様に、前記主軸受10a の軸芯と前記副軸受12a の軸芯を一致させることができる。
【0021】
図5(A)乃至(C)は本発明における第四の実施例を示したもので、前記シャフト11の下端に偏芯軸17を設け、前記シャフト11の先端を前記メインフレーム10側から前記主軸10a に挿通し、その後、前記シャフト11に前記回転子6bを焼バメ固定してなる構成とすることにより、前記電動機6の回転子6bと前記固定子6aとの隙間6’を精度よく確保できる。
【0022】
図6(A)及び(B)は本発明における第五の実施例を示したもので、前記胴体2のサブフレーム(図示せず)側の開口端面を、前記シャフト11と直交させて内側へ絞り加工して、この直交端部をサブフレーム12C として前記胴体2と一体化構造となし、前記主軸受10a と、前記直交端部のサブフレーム12C とサブベアリング(図示せず)とが嵌合する嵌合部12C1とをワンチャックにて旋削加工してなる構成とすることにより、コスト的に有利な構造となる。
【0023】
図7(A)及び(B)は本発明における第六の実施例を示したもので、前記胴体2の開口端内周面の近傍に、別体のサブフレーム12D を固着し、前記胴体2のサブフレーム12D 側の端面10’ と、前記サブフレーム12D のサブベアリング(図示せず)との合わせ面12D1及び、前記主軸受10a とをワンチャックにて仕上げ加工し、前記サブフレーム12D 側端面を基準面としてチャック受け台に固定し、その後、前記メインフレーム10の固定スクロールとの合わせ面10b 及び、オルダム面10c をワンチャックにて仕上げ加工してなる構成とすることにより、前記主軸受10a と前記固定スクロールとの合わせ面10b 及び、オルダム面10c の直角度を向上することができる。
【0024】
以上に説明したように、前記メインフレーム10の前記主軸受10a と、前記胴体2の前記サブフレーム12と嵌合する段部2bとをワンチャックにて旋削加工を行うと共に、前記サブフレーム12の副軸受12a の旋削加工と、前記胴体2の前記段部2bに接合する前記サブフレーム12の合わせ面12b の仕上げ加工とをワンチャックにて行い、前記シャフト11の主軸11a を前記主軸受10a に嵌入すると共に、前記副軸受12a を前記シャフト11の他端に嵌入する一方、前記サブフレーム12の前記合わせ面12b を前記胴体2の前記段部2bに固着支持することにより、前記主軸受10a の軸芯と前記副軸受12a の軸芯を一致させることができ、前記胴体2の内径精度、溶接工程時の位置決め精度と保持、もしくは圧入工程時の前記メインフレーム10及び前記サブフレーム12などの外径精度を減少でき、加工時間の短縮による製造性の向上が図れる。また、同軸度向上により、前記シャフト11の負荷が減るので性能、信頼性を向上することができる密閉型圧縮機の製造方法となる。
【0025】
【発明の効果】
以上のように本発明においては、主軸受の軸芯と副軸受の軸芯を一致させることができ、胴体の内径精度、溶接工程時の位置決め精度と保持、もしくは圧入工程時のメインフレーム及びサブフレームなどの外径精度を減少でき、加工時間の短縮による製造性の向上が図れる。また、同軸度向上により、シャフトの負荷が減るので性能、信頼性を向上することができる密閉型圧縮機の製造方法となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すスクロール式の密閉型圧縮機の断面図である。
【図2】(A)乃至(E)は本発明における第一の実施例の加工及び組立方法を示す要部展開断面図である。
【図3】(A)乃至(C)は本発明における第二の実施例の加工及び組立方法を示す要部展開断面図である。
【図4】(A)及び(B)は本発明における第三の実施例の加工及び組立方法を示す要部展開断面図である。
【図5】(A)乃至(C)は本発明における第四の実施例の加工及び組立方法を示す要部展開断面図である。
【図6】(A)及び(B)は本発明における第五の実施例の加工及び組立方法を示す要部展開断面図である。
【図7】(A)及び(B)は本発明における第六の実施例の加工及び組立方法を示す要部展開断面図である。
【符号の説明】
1 密閉容器
2 胴体
2a 平坦部
2b 段部
3 上部蓋体
4 下部蓋体
5 圧縮部
6 電動機
6a 固定子
6b 回転子
7 固定スクロール
8 圧縮室
9 旋回スクロール
10 メインフレーム
10a 主軸受
11 シャフト
11a 主軸
12 サブフレーム
12a 副軸受
12b 合わせ面
13 工具
14 チャック受け台
15 サブベアリング

Claims (8)

  1. 上下を開口する筒状の胴体と、同胴体の開口部を閉塞する皿状の上部蓋体と下部蓋体とから形成される密閉容器内に、冷媒を圧縮する圧縮部と、同圧縮部を駆動する固定子と回転子とからなる電動機とを配設し、前記回転子に固定され前記圧縮部に前記電動機の回転力を伝達するシャフトと、同シャフトの一端に形成された主軸を支承する主軸受を備えたメインフレームと、前記シャフトの他端を支承する副軸受を備えたサブフレームとからなる密閉型圧縮機であって、
    前記胴体に前記電動機の固定子と、前記メインフレームを固着し、前記胴体の前記メインフレーム側開口端面に、前記主軸受および副軸受の加工の位置決め基準となる平坦部を形成し、同平坦部をチャック受け台に固定して加工の基準とし、前記メインフレームの前記主軸受と、前記胴体の前記サブフレームと嵌合する嵌合部とをワンチャックにて旋削加工を行うと共に、前記サブフレームの副軸受の旋削加工と、前記胴体の前記嵌合部に接合する前記サブフレームの合わせ面の仕上げ加工とをワンチャックにて行い、前記シャフトの主軸を前記主軸受に嵌入すると共に、前記副軸受を前記シャフトの他端に嵌入する一方、前記サブフレームの前記合わせ面を前記胴体の前記嵌合部に固着支持することにより、前記主軸受の軸芯と前記副軸受の軸芯を一致させてなることを特徴とする密閉型圧縮機の製造方法。
  2. 前記副軸受をサブベアリングに形成して、前記サブフレームと別体で構成し、同別体のサブフレームを前記胴体に固着し、前記主軸受と、前記サブフレームの前記サブベアリングと嵌合する嵌合部とをワンチャックにて旋削加工を行うと共に、前記副軸受の旋削加工と、前記サブフレームの前記嵌合部に接合する前記サブベアリングの合わせ面の仕上げ加工とをワンチャックにて行い、前記シャフトの主軸を前記主軸受に嵌入すると共に、前記副軸受を前記シャフトの他端に嵌入する一方、前記サブベアリングの前記合わせ面を前記サブフレームの前記嵌合部に固着支持してなることを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機の製造方法。
  3. 前記胴体の前記嵌合部及び、前記サブフレームの前記嵌合部が段部からなることを特徴とする請求項1または2記載の密閉型圧縮機の製造方法。
  4. 前記サブベアリングの合わせ面を、平坦部又は円筒状の凸部により形成してなることを特徴とする請求項2記載の密閉型圧縮機の製造方法。
  5. 前記副軸受を、サブベアリングに形成して前記サブフレームと別体で構成し、同別体のサブフレームを前記胴体に固着し、前記サブベアリングと前記サブフレームに夫々位置決め用のピン穴を設け、前記主軸受と、前記サブフレームの前記ピン穴の旋削加工及び、前記サブフレームの前記サブベアリングとの合わせ面の仕上げ加工とをワンチャックにて行うと共に、前記副軸受と、前記サブベアリングの前記ピン穴の旋削加工及び、前記サブベアリングの前記サブフレームの合わせ面の仕上げ加工とをワンチャックにて行い、前記夫々位置決め用のピン穴に位置決めピンを挿入し、前記サブフレームに前記サブベアリングをネジ止め固定してなることを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機の製造方法。
  6. 前記シャフトの下端に偏芯軸を設け、前記シャフトの先端を前記メインフレーム側から前記主軸に挿通し、その後、前記シャフトに前記回転子を焼バメ固定してなることを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機の製造方法。
  7. 前記胴体の前記サブフレーム側の開口端面を、前記シャフトと直交させて内側へ絞り加工して、この直交端部を前記サブフレームとして前記胴体と一体化構造となし、前記主軸受と、前記直交端部の前記サブフレームと前記サブベアリングとが嵌合する嵌合部とをワンチャックにて旋削加工してなることを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機の製造方法。
  8. 前記胴体の開口端内周面の近傍に、別体のサブフレームを固着し、前記胴体のサブフレーム側端面と、前記サブフレームのサブベアリングとの合わせ面及び、前記主軸受とをワンチャックにて仕上げ加工し、前記サブフレーム側端面を基準面としてチャック受け台に固定し、その後、前記メインフレームの固定スクロールとの合わせ面及び、オルダム面をワンチャックにて仕上げ加工してなることを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機の製造方法。
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