JP2004168352A - 輸送用パレット - Google Patents

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Abstract

【課題】輸送用パレットにおいて、大重量の荷物を積載したパレットをコンテナの床面など載置面上で引き摺っても、パレットの下面に取り付けた角パイプからなるすり材が載置面に引っかかるのを防止して円滑に移動でき、その引っかかり防止手段も容易に形成可能とすることである。
【解決手段】パレット1の両端滑材2の長さ方向前後部に位置するすり材6の長さ方向外側の先端部に、引っかかり防止手段として、例えばプレスブレーキなどのプレスによる角パイプの波板加工により、長さ方向と直角の横断面が波板状で開口6aの下側に至る先端が上に湾曲した下辺6bを形成した。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、荷物をコンテナなどの輸送容器に積載して輸送するのに使用する輸送用パレットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、コンテナを使用した例えば機械などの1〜2トンもの大重量の荷物の輸送において、大重量の荷物を鉄製のパレット上に載せてコンテナに積み込み、コンテナを目的地に輸送後、パレットごと荷物をコンテナから積み下ろすことが行われている。
【0003】
図3により説明すると、フォークリフト10もしくは適宜の手段で荷物Gをパレット1に載せると、フォーク10aを荷物Gを載せたパレット1の下面に長手方向に差し込んで持ち上げ、トレーラー11のシャーシー12上に載置固定したコンテナ13の間口に運び入れてコンテナ13の床面14に降ろす。ついでフォーク10aでパレット1の長さ方向手前側のヘッダー3を押して、パレット1をコンテナ13の床面14上で引き摺ってコンテナ13の奧まで押し込む。
【0004】
このようにして荷物Gを載せたパレット1を1つまたは複数個積み込んでコンテナ13が一杯になったら、トレーラー11でコンテナ13を目的地に輸送する。そして目的地でパレット1の長さ方向手前側のヘッダー3に牽引ロープを取付けて同様なフォークリフト等で引っ張ることにより、荷物Gを載せたパレット1をコンテナ13の床面14上を引き摺ってコンテナ13の手前まで引き出し、ついでフォークリフトでパレット1を持ち上げてコンテナ13から運び出し積み下ろす。
【0005】
このパレット1には、長さ方向の部材である両端滑材および中間滑材の下面にその長さ方向に沿って複数箇所に鉄製の角パイプからなるすり材9が取付けてあり、すり材9によってパレット1をコンテナ13の床面14上で滑りやすくしている。またコンテナ13の床面14も栗材などの硬質の床材を張って滑りやすくしている。
【0006】
しかしながら、すり材9は先端が開口していて開口の周囲に縁部を有し、しかもすり材9の先端は長さ方向と直角に切断されていて、先端の開口縁部が直角である。このため、1〜2トンもの大重量の荷物Gをパレット1に載せて、パレット1をコンテナ13の床面14上で引き摺ると、パレット1の両端滑材の移動方向先端位置のすり材で、すり材先端の開口の下側縁部がコンテナ13の床材を張った床面14に食い込んで引っかかり、荷物Gを載せたパレット1をパレット13から円滑に出し入れできない問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、図4に示すように、パレット1の両端滑材2の長さ方向前後部の位置のすり材9について、その長さ方向外側の先端部を下面に向けて例えば約30度の角度で斜め内側に切断することにより、すり材9の先端の開口9aの下側縁部9bを鈍角(約150度)にすることが行われる。このようにすれば、すり材9が先端開口の下側縁部9bでコンテナ13の床面14に食い込みむのを緩和することができる。
【0008】
しかし、依然としてすり材9の先端は開口していて、開口9aの下側に縁部9bがあることは変わらないので、すり材9がコンテナ13の床面14に食い込むことを免れない。これを防ぐためには、先端の開口9aの内側に鉄板を溶接して開口9aを塞がねばならず、面倒で時間のかかる作業をする必要があった。
【0009】
したがって、本発明の課題は、大重量の荷物を積載したパレットをコンテナの床面など載置面上で引き摺っても、すり材が載置面に引っかかるのを防止して円滑に移動でき、その引っかかり防止手段の形成も容易な輸送用パレットを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、荷物の輸送に使用する金属製のパレットであって、両端滑材および中間滑材の各下面に長さ方向に沿って金属角パイプからなる複数のすり材を取り付けた輸送用パレットにおいて、前記両端滑材の少なくとも長さ方向前後部に位置するすり材の長さ方向外側の先端部に、プレスブによる波板加工で長さ方向と直角の横断面が波板状で先端が上に湾曲した下辺を形成したことを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、輸送用パレットの両端滑材の少なくとも長さ方向前後部のすり材の長さ方向外側の先端部に先端が上に湾曲した形状の下辺を形成しているので、荷物を載せたパレットをコンテナの床面など載置面上で引き摺ってもすり材が引っかかることがなく、大重量の荷物を載せたパレットでも円滑に移動することができる。またすり材の先端部の下辺をプレスによる波板加工で形成するので、下辺を1回のプレス作業で簡単かつ短時間で形成できる。さらに該下辺をすり材の長さ方向と直角の横断面が波板状となるように形成するので、下辺が横断面方向横方に突出することがなく、下辺が荷物を載せたパレットの移動作業に支障を来すことがない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の一実施の形態を詳述する。
【0013】
図1は本発明の輸送用パレットの一実施の形態を示す斜視図で、本発明の輸送用パレット1は従来のパレットと同様な基本構成を有し、水平方向に間隔を開けて平行に配置した両端滑材2、2と、該両端滑材2、2の長さ方向両端間に介挿したヘッダー3、3と、該ヘッダー3、3に介挿した中間滑材4と、ヘッダー3、3の内側の中間滑材4に交差して両端滑材2、2間に介挿した複数、例えば4本の負荷材5とを溶接により長方形の枠体に組み立ててなっている。これら両端滑材2等には鉄製のチャンネルが用いられる。パレット1の両端滑材2、2および中間滑材4の各下面には、長さ方向に沿って鉄製の角パイプからなるすり材6が複数、例えば4本溶接によって取り付けられている。
【0014】
本実施の形態によれば、図2に示すように、各両端滑材2の長さ方向前後部に位置する計4本のすり材6の長さ方向外側の先端部に、引っかかり防止手段として、長さ方向と直角の横断面が波板状で開口6aの下側に至る先端が上に湾曲した下辺6bを形成した。この下辺6bを有するすり材6は、例えばプレスブレーキなどのプレスによる角パイプの波板加工で形成した。
【0015】
即ち、プレスブレーキに波板成形用の上型、下型を取り付けて、ブレード状の上型を角パイプの先端部上面の幅方向中央に長さ方向に沿って当てて下方に押圧すると、該先端部上面の幅方向中央が長さ方向に亘って下に陥没して、先端部に長さ方向と直角の横断面が波板状で先端が下に湾曲した上辺が形成される。この角パイプを上下逆さまにしてすり材とすれば、すり材6の先端部に横断面が波板状で先端が上に湾曲した下辺6bが得られる。この下辺6bは波板状に形成されるので、横断面方向横方に突出することがない。
【0016】
本発明の数値例の一例を挙げれば、角パイプの寸法は幅45mm、高さ75mm、長さ300〜1000mm、肉厚2.3mmであり、ブレード状上型による押圧長さが20mm、押圧深さが10mmである。パレット1の長さ(両端滑材の長さ)は3000mm、幅は2000mmである。
【0017】
本実施の形態のパレット1は以上のように構成され、先の図3で示したように、パレット1に荷物Gを載せて、その荷物Gを載せたパレット1をコンテナ13に積み込み、又目的地に輸送後コンテナ13から積み下ろす際、パレット1をコンテナ13の木製床材を張った床面14上で引き摺っても、パレット1の両端滑材2の長さ方向前後部のすり材6の長さ方向外側の先端部に先端が上に湾曲した下辺6bを設けたので、すり材6が床面14に引っかかることがなく、荷物Gが大重量であってもパレット1を床面14上を円滑に移動してコンテナ13から出し入れすることができる。
【0018】
またすり材6の先端部の下辺6bをプレスブレーキによる波板加工で形成するので、下辺を1回のプレス作業で簡単かつ短時間で形成でき、また下辺6bをすり材6の長さ方向と直角の横断面が波状となるように形成するので、下辺6bが横断面方向横方に突出することがなく、下辺6bが荷物を載せたパレットの移動作業に支障を来すことがない。
【0019】
以上の実施の形態では、両端滑材2の長さ方向前後部に位置するすり材6の長さ方向外側の先端部に、横断面が波板状で先端が上に湾曲した下辺6bを形成したが、これらのすり材6に加えて、同様な下辺を両端滑材2のその他の箇所のすり材6もしくは中間滑材4のすり材6に設けることもできる。
【0020】
またパレット1は枠状のものを示したが、枠の上面に鉄板を敷設したもの、あるいは枠に側壁を設けた箱状のものであってもよい。
【0021】
またパレット1に荷物を載せて、パレットごとコンテナ13に積み込んで輸送する場合を例に説明したが、本発明はこれに限られず、コンテナなどの輸送容器を使用せず、倉庫等で単にパレットに荷物を載せてフォークリフト等で運搬するような使い方をする際にも適用でき、倉庫等の床面に荷物を載せたパレットを載置して、パレットの載置面である床面上でパレットを摺動する場合に同様な効果を奏する。
【0022】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の輸送用パレットによれば、パレットの両端滑材の少なくとも長さ方向前後部のすり材の長さ方向外側の先端部に、プレスによる波板加工で長さ方向と直角の横断面が波板状で先端が上に湾曲した下辺を形成したので、大重量の荷物を積載したパレットをコンテナの床面など載置面上で引き摺っても、すり材が載置面に引っかかるのを防止して円滑に移動することができ、その引っ掛かりを防止する下辺も1回のプレス作業で簡単かつ短時間で形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の輸送用パレットの一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1のパレットの両端滑材下面の長さ方向前後部のすり材を示す斜視図である。
【図3】荷物を載せたパレットのコンテナへの積み込み法を示す説明図である。
【図4】従来のパレットの両端滑材下面の長さ方向前後部のすり材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 パレット
2 両端滑材
3 ヘッダー
4 中間滑材
6 すり材
6a 開口
6b 下辺
10 フォークリフト
13 コンテナ
14 床面

Claims (1)

  1. 荷物の輸送に使用する金属製のパレットであって、両端滑材および中間滑材の各下面に長さ方向に沿って金属角パイプからなる複数のすり材を取り付けた輸送用パレットにおいて、
    前記両端滑材の少なくとも長さ方向前後部に位置するすり材の長さ方向外側の先端部に、プレスによる波板加工で長さ方向と直角の横断面が波板状で先端が上に湾曲した下辺を形成したことを特徴とする輸送用パレット。
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CN107867468A (zh) * 2016-09-27 2018-04-03 上海中集宝伟工业有限公司 一种用于集装箱的托盘及具有其的集装箱

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