JP2004166103A - 配線切替装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】宅内の電力線通信を行なう機器どうしを同じ相線で通信できるように相線を切替える。宅内に接続された電器機器から出力される雑音で電力線通信を妨害する事の無いように、電力線通信機器と別の相線に切替える。相線を切替えるときに接続された電気機器の消費電力も考慮に入れるようにする。
【解決手段】電源切替スイッチ、電力線通信部、中央演算装置、アナログフロントエンド、メモリ、雑音検出及び制御部、消費電力測定部で構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
宅内において電力線通信を行なう機器が接続された電力線の相線を切替えることで電力線通信がより高速で通信可能にする配線切替装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電力線搬送機器は、エコーネット(Echonet)に代表され、使用する周波数帯域は450KHz以下、伝送速度は9600bps程度である。この従来の電力線搬送機器の使用目的は電力量の管理、電気機器のON−OFFの制御、ブラインドの開閉、エアコンの温度設定などの狭帯域のデータが中心である。この技術はエコーネットコンソーシアムにより標準化され、今後普及が見込まれている。
【0003】
エコーネット等の宅内の電力線を使用してデータ伝送を行なおうとする電力線通信機器の避けて通れない問題は、宅内の電力線に接続された他の電気機器から出る雑音によりデータ伝送が出来なくなるということである。しかし、エコーネットの場合はデータ伝送量が少なく、またデータのリアルタイム性も低い。従って、宅内の電気機器が出す雑音によりエコーネットのデータ伝送エラーやデータ遅延等が発生したとしても照明の点灯が数ミリ秒遅くなる程度で、制御する電気機器の使用者に大きな影響を与えることは考えられない。
【0004】
しかしながら昨今、宅内の電力線を使って多量のデータをしかも高速にデータ伝送しようとする高速電力線搬送技術が確立されてきている。
【0005】
この高速電力線搬送技術は、数メガビットの多量のデータを数Mbit/sの高速で、しかもリアルタイム性が重要視される動画データなどを通信可能にするものである。
【0006】
従って高速電力線通信は広帯域さらに高速で通信するため宅内に接続された電気機器の雑音の影響を受けやすい事が欠点といわれている。よって宅内に接続された電気機器の雑音の影響を受け、データ伝送速度が低下すると本来の目的を達することが出来ない。
【0007】
また、高速電力線通信は可搬型であることが特徴のノートパソコン、PDAなどに代表されるモバイル機器などで使用される場合が多く考えられ、宅内にある複数のどのコンセントにも接続される可能性があり、使用できないコンセントがあることは高速電力線通信の使用者には著しく不都合を与えることになる。
【0008】
また、日本国内における電力供給を目的としたの家屋への配線接続および宅内の配線方式は次のようになっている。
【0009】
電力契約30A以上の一般の家屋に電力供給する形態は単相3線式が一般的であり、電気配線が家屋に3本接続されるものである。3本の内訳はL1相線、L2相線、アース線である。日本国内において電圧はL1相線−アース線間でAC100V、L2相線−アース線間でAC100Vが出力でき、L1相線−L2相線間はAC200V出力となる。L1相線、L2相線は位相が180°ずれている。この配線形式はAC200Vを出力できるので、大型エアコンや大型電磁調理器などはAC200Vを使用することで高効率になるメリットがありため、今後はこの配線方式が普及していくものと考えられている。
【0010】
この単相3線配線形式の概略図を図8に示している(図番号が異なっていても同じ番号の構成品は同じものを示す)。
【0011】
801は家屋、802は宅内の分電盤、803は宅内のL1相線、804は宅内のL2相線、805は宅内のアース線、806は高圧配電線で変電所等から配電され柱上トランス812でAC100Vに低圧される。807(a〜n)はL1相線に接続された電気機器、808(a〜n)はL2相線に接続された電気機器、809は電柱813に配置された柱上トランス812から家屋801に電力供給されるL1相線、810は同じくL2相線、811は同じくアース線である。
宅内の電気機器807、808は消費電力がバランスよく配分された各コンセントに接続されて電力供給を受けて動作している。
【0012】
図9においては宅内に設置される分電盤の概略を示す。
【0013】
電柱813から宅内に引き込まれたL1相線809、L2相線810、アース線811は分電盤内のアンペアブレーカ901に接続される。このアンペアブレーカ901は家屋801全体の消費電力を制限しているもので、通常は電力会社との契約でアンペアブレーカ901の容量が決定される。次に漏電時に安全性を保つため、電気を遮断する漏電遮断機902に入力される。ここから、L1相線、L2相線が各々のコンセント別に配線される。配線用遮断機903(a〜c)ではL1相線を使った配線を切り分けている。配線用遮断機904(a〜c)ではL2相線を使った配線を切り分けている。この図9では6個の配線用遮断機で表示しているが、これは家屋の大きさ、コンセントの数量、契約電力量で数個から数十個程度の幅がある。
【0014】
配線用遮断機903、904からのL1相線、L2相線の配線は、宅内において負荷となる電気機器の消費電力のバランスを考えて振り分けを行なう。つまり、L1相線とL2相線の流れる電流がほぼ同じになるようにコンセントの配置を行なう。これは、L1相線、L2相線の電流バランスが悪いと屋外にある電柱の柱上トランス内のアウトカットヒューズが溶断する可能性があるためである。さらに、宅内の分電盤の配線用遮断機が頻繁に遮断が起きるので実生活上極めて不都合になるためでもある。
【0015】
このような家屋の従来の接続形式において高速電力線通信を行なった時の動作を図10を用いて説明する。ここでL1相線に接続されている電気機器807及びL2相線に接続されている電気機器808を次の電気製品であると仮定する。807a冷蔵庫、807b照明A、807cエアコン、808a電子レンジ、808b照明B。ここで、808cは高速電力線通信機能が搭載されたノートパソコンであり、807dは同じく高速電力線通信機能が搭載されたプリンタである。ノートパソコンとプリンタは宅内の電力線を使ってデータの伝送が可能の状態にある。1001はコンセントである。
【0016】
ノートパソコンはL2相線に接続されており、通信相手になるプリンタはL1相線に接続されている。高速電力線通信は通信する機器は同じ相線であれば高速に通信が可能になるが、異なる相線での通信は伝送速度の低下は否めない。この場合は異なる相線での通信であるから伝送速度は同じ相線に比べて低くなることは簡単に予想できる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、一般家屋においては2つの相線があるため、異なる相線での通信を余儀なくされることは頻繁に発生する。さらにL1相線に接続された807a冷蔵庫からコンプレッサーの動作時に出される雑音、807b照明Aから出されるインバーター雑音、807cエアコンから出されるモータ雑音などで高速電力線通信のデータがエラーになる可能性もある。同様にL2相線に接続された電気機器からも雑音は出されることから、高速電力線通信の動作条件においては良好な環境とは言えない。
【0018】
このような環境下においても従来の分電盤であれば、高速電力線通信機器を同じ相線に変更し、電力線通信の速度向上や、宅内の雑音が高速電力線通信に影響を与える電気機器が接続されている相線を高速電力線通信機器とは異なる相線に変更し、電気機器の雑音の影響を抑えるという方法は出来ないでいた。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような不具合の解消を目的に考え出されたものであり、高速電力線通信を行なう機器どうしが同じ相線で接続できるようにするものである。さらに、高速電力線通信機器が接続されている相線と異なる相線に高速電力線通信を妨害する雑音を出力する電気機器を接続するようにするものである。
【0020】
また、高速電力線通信機器による高速電力線通信はコンセントを頻繁に変更して行なわれる。従って本発明による相線の変更は電力供給中にダイナミックに変更可能とするものである。
【0021】
さらに、前述にもある通り、宅内の異なる相線の消費電力のバランスを考慮しないと柱上トランス、配線用遮断機などが破損する可能性がある。このため本発明は、相線の切替えの際に消費電力を考慮して相線のバランスをとるようにしたものである。
【0022】
要するに、宅内の電力線に接続された電気機器の相線を電力供給中に消費電力を考慮しながら変更できる配線切替装置を提供しようとするものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
(実施例)
本発明の実施例における、配線切替装置おいて、宅内の電力線に接続されている高速電力線通信機器が高速電力線通信動作を開始する時に通信する電力線通信機器どうしを同じ相線に切替え、電力線通信を妨害する電気機器を異なる相線に消費電力も考慮して切替える動作を図1〜図7に基づき説明する。
【0024】
図1は本発明の実施例における配線切替装置の構成図、図2は本発明の実施例における切替スイッチ、雑音検出及び制御器の接続図、図3は本発明の実施例における雑音検出及び制御器の構成図、図4は本発明の実施例におけるノートパソコン、プリンタの電力線通信部の構成図、図5は本発明の実施例におけるノートパソコンの構成図、図6は本発明の実施例におけるプリンタの構成図、図7は本発明の実施例における動作のフローチャートである。
【0025】
次に構成品の概要を示す。なお、図面の番号が異なっても、構成品の番号が同じであるならば同じものを指す。
【0026】
101は配線切替装置、102は屋外の電柱の柱上トランスから家屋に接続されるL1相線、103は同じくL2相線、104は同じくアース線、105は電力会社と家屋全体の消費電力を契約し、それ以上消費すると遮断するアンペアブレーカ、106は宅内で漏電等が発生した時に遮断し、安全を確保する漏電遮断機、107は宅内の複数(本実施例では2)の相線を自由にしかも電力供給中に切替可能な切替スイッチ、108は宅内に接続された電気機器の高速電力線通信に妨害を与える雑音をあらかじめ検出しておき、雑音を検出した電気機器と対応させて登録する雑音検出器である。さらに高速電力線通信機器が電力線通信を開始する時にその旨を通知し、相線を切替える制御を行なう制御器も兼ねている。
【0027】
109、110、111、112は接続される宅内のコンセントで多量の電流が流れた時に遮断する配線用遮断機、113は切替スイッチ107で切替えられた複数のL2相線、114は同じくアース線、115は同じくL1相線、116は宅内の相線を切替えるときに切替を制御する複数の制御線、117は宅内に配線されるL1相もしくはL2相の電力線、118は同じくアース線である。
【0028】
201は宅内の相線を切替えるスイッチ、202はスイッチ201を制御するスイッチコントローラ、203は雑音検出及び制御器、204は中央演算装置301間で情報通信を行なう通信線である。
【0029】
301は雑音検出及び制御器の中央演算装置、302は雑音レベルと雑音を出した電気機器を対応させて記憶し、さらに電力消費量と対応する電気機器を記憶するメモリ、303は電力線通信を行なう時のコントローラ、304はアナログフロントエンド、305は送受信回路部、306は雑音検出器、307は消費電力測定部である。
【0030】
401はノートパソコン及びプリンタの高速電力線通信部、402は送受信回路部、403はアナログフロントエンド、404は電力線通信用コントローラ、405はワーク用メモリ、406は中央演算装置、407はイーサネットコントローラ(登録商標)、408はイーサネット用コネクタである。
【0031】
501はノートパソコンに接続するACアダプタ、502はノートパソコンの電源部、503は電力線通信部、504は電源を供給する電源線、505はイーサネット線、506はノートパソコン本体、507はコンセントプラグである。
【0032】
601はプリンタに接続するACアダプタ、602はノートパソコンの電源部、603は電力線通信部、604は電源を供給する電源線、605はイーサネット線、606はプリンタ本体、607はコンセントプラグである。
【0033】
高速電力線通信の動作に先駆けて、宅内の電力線117a〜dに接続されている電気機器の雑音レベルを測定する。測定対象の電気機器のみを動作させ、雑音検出及び制御器203の送受信回路305で高速電力線通信に使用する周波数帯域の受信フィルタを構成する。アナログフロントエンド304で受信した雑音をD−A変換し雑音検出器306で雑音のレベルがどの程度かを判断し、中央演算装置301に送る。中央演算装置301は雑音レベルと測定した電気機器を対応させてメモリ302に記憶させる。さらにこの動作と平行して307消費電力測定部により測定した電気機器の消費電力も雑音レベルと同様に電気機器と対応させてメモリ302に記憶させる。この動作を宅内の電気機器のすべてにおいて行なう。この動作は相線を切替えた時に行い、操作は自動で行なわれる。
【0034】
図7のS701で動作開始となる。
【0035】
宅内の電力線に接続されたノートパソコン506とプリンタ606間で高速電力線通信の動作を開始する時に、ノートパソコン506に接続され、ノートパソコンの電流を供給するACアダプタ501内にある高速電力線通信部401の中央演算装置406から配線切替装置101内の雑音検出及び制御器203の中央演算装置301に対して、ノートパソコン506とプリンタ606間で高速電力線通信を行ないたい旨を送信する。
【0036】
この動作はノートパソコン506のACアダプタ501内の高速電力線通信部401の中央演算装置406から出されたデータを電力線通信用コントローラ404でフォーマット変更後、アナログフロントエンド403で変調され送受信回路402で周波数帯域制限をかけて宅内の電力線117、118を介して送られる。このデータを受信するには雑音検出及び制御器203の送受信回路305で周波数帯域制限をかけてアナログフロントエンド304で復調後、電力線通信用コントローラ303でフォーマット変更され、中央演算装置301に送られる(S702)。
【0037】
雑音検出及び制御器203は各宅内の配線にそれぞれ1つ配置されており、このデータを受信した中央演算装置301がある雑音検出及び制御器203はマスタとなる。これ以外の雑音検出及び制御器203はスレーブとなり、マスタの雑音検出及び制御器203の指示に従うことになる。ここでは仮に203aがマスタとなった場合(ノートパソコン506が宅内の電力線117aに接続されたと仮定)として説明を行なう(S703)。
【0038】
マスタの雑音検出及び制御器203aはスレーブの雑音検出及び制御器203b、c、dに対して中央演算装置301間で情報通信を行なう通信線204を使ってL1相線に雑音を出す電気機器があるか否かを確認する。このときL1相線に切替えを行なっている雑音検出及び制御器203に対して雑音の出す電気機器が存在するかを確認する。このときスレーブの雑音検出及び制御器203内の中央演算装置301はメモリ302の内容を参照して自装置が接続している電力線117に雑音の出す電気機器が存在するかを確認し、存在する場合はマスタの雑音検出及び制御器203aに情報を送る。
【0039】
当然、マスタの雑音検出及び制御器203aの中央演算装置301はメモリ302の内容を参照して電力線117aに雑音の出す電気機器が存在するかを確認する。確認後、L1相線に雑音を出力する電気機器がある場合(S705のYES)、マスタの雑音検出及び制御器203aの中央演算装置301はL2相線に切替えるよう指示を出す。スレーブの雑音検出及び制御器203b、c、dで指示を受けた雑音検出及び制御器203の中央演算装置301は切替器制御線116で切替スイッチ107にあるスイッチコントローラ202に対してスイッチ201a〜dを動作させて相線を切替える(S706)。
【0040】
前述の電力線通信を行なう相線と雑音を出す電気機器が同じ配線でない場合はこの動作は行なわれない(S705のNO)。
【0041】
次に宅内に接続された電気機器の消費電力のバランスがL1相線、L2相線で取れているかを検証する必要がある。ここでも雑音検出及び制御器203aの中央演算装置301は消費電力がL1、L2相線でどの程度消費されるのかをスレーブの雑音検出及び制御器203bcdの中央演算装置301から通信線204をとおして受信する(S707)。消費電力のバランスが取れていない(S707のNO)場合は雑音量と消費電力を考慮し、再度スイッチ201を動作させる(S708)。
【0042】
動作していない機器が動作した時などは、雑音、消費電力が電力線通信中においても変化することがあるので電力線通通信中においても切替えを行なうことは必要である。
【0043】
雑音、消費電力を考慮した相線の切替が終了後、雑音検出及び制御器203aの中央演算装置301はノートパソコン506のACアダプタ501内にある高速電力線通信部401の中央演算装置406に高速電力線通信が可能である旨の通信可能通知を出す(S709)。この通知を受けた高速電力線通信部401の中央演算装置406はプリンタ606のACアダプタ601内の高速電力線通信部401の中央演算装置406と高速電力線通信を開始する(S710)。
【0044】
この高速電力線通信のデータの流れは次に示す。
【0045】
ノートパソコン本体506からプリンタデータをプリンタ606に送る。プリンタデータはイーサ線505、コネクタ408、イーサネットコントローラ407経由で中央演算装置406に送られる。この後は前述と同様であるため割愛する。同様に受信したプリンタデータはプリンタ本体606のACアダプタ601内の中央演算装置406から送信時とは逆のルートでイーサ線605からプリンタ本体606に入りプリントアウトされる。
【0046】
電力線通信が終了後(S711)、動作終了となる(S712)。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の配線切替装置によれば、高速電力線通信機器が電力線通信を行なう際に同じ相線に切替える事が可能になるので、高速電力線通信機器が通信するコンセントを変えた場合においても高速電力線通信が可能になるという効果がある。また、電力線通信を妨害する雑音を出力する電気機器を高速電力線通信機器とは異なる相線に切替えることで通信の更なる安定化に寄与する。
【0048】
さらに、あらかじめ接続される電気機器の電力消費量を登録しておくため、相線の流れる電流はバランスがとれ、配線用遮断機、柱上トランスにも悪影響はあたえないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配線切替装置の構成図
【図2】本発明による切替スイッチ、雑音検出及び制御器の接続図
【図3】本発明による雑音検出及び制御器の構成図
【図4】本発明によるノートパソコン、プリンタの電力線通信部の構成図
【図5】本発明によるノートパソコンの構成図
【図6】本発明によるプリンタの構成図
【図7】本発明の動作のフローチャート
【図8】単相3線配線形式の概略図
【図9】宅内に設置される分電盤の概略図
【図10】家屋内の従来の接続図
【符号の説明】
101・・・配線切替装置
102・・・L1相線
103・・・L2相線
104・・・アース線
105・・・アンペアブレーカ
106・・・漏電遮断機
107・・・切替スイッチ器
108・・・雑音検出器
109、110、111、112・・・配線用遮断機
113・・・複数のL2相線
114・・・アース線
115・・・L1相線
116・・・複数の制御線
117・・・宅内に配線される電力線
118・・・アース線
201・・・スイッチ
202・・・スイッチコントローラ
203・・・雑音検出及び制御器
204・・・通信線
301・・・中央演算装置
302・・・メモリ
303・・・電力線通信用コントローラ
304・・・アナログフロントエンド
305・・・送受信回路部
306・・・雑音検出器
307・・・消費電力測定部
401・・・ノートパソコン及びプリンタの高速電力線通信部
402・・・送受信回路部
403・・・アナログフロントエンド
404・・・電力線通信用コントローラ
405・・・メモリ
406・・・中央演算装置
407・・・イーサネットコントローラ
408・・・イーサ用コネクタ
501・・・ノートパソコンに接続するACアダプタ
502・・・ノートパソコンの電源部
503・・・電力線通信部
504・・・電源線
505・・・イーサネット線
506・・・ノートパソコン本体
507・・・コンセントプラグ
601・・・プリンタに接続するACアダプタ
602・・・ノートパソコンの電源部
603・・・電力線通信部
604・・・電源を供給する電源線
605・・・イーサネット線
606・・・プリンタ本体
607・・・コンセントプラグ

Claims (6)

  1. 異なる相線にて電力供給される宅内における分電盤において、相線を切替える手段を備え、前記宅内におけるそれぞれの電力線に接続された負荷となる機器に電力供給中に異なる相線に切換可能であることを特徴とする配線切替装置。
  2. 前記宅内の電力線に電力線通信が動作可能な少なくとも2つ以上の電力線通信機器が接続されている請求項1の分電盤において、前記分電盤においては、前記電力線通信機器と通信を行なう通信部を備え、前記第一の電力線通信機器は電力線通信を開始する前に、前記分電盤の通信部と通信を行ない、前記第一及び第二の電力線通信機器が、同じ相線で電力線通信が出来るように相線を切替える事を特徴とする配線切替装置。
  3. 請求項2の分電盤において、前記宅内の電力線に接続された、負荷となる機器の出力する雑音帯域とレベルを検出する雑音検出器と、検出した雑音がどの負荷となる機器からの雑音であるかを対応させて記憶する第一のメモリとを備え、前記電力線通信機器が電力線通信を行なう時、電力線通信に影響を与える雑音を出力する負荷となる機器を前記第一のメモリから読み出し、前記電力線通信機器が電力線通信を行なう相線とは異なる相線に切替えることを特徴とする配線切替装置。
  4. 請求項2の分電盤において、宅内で使用される負荷となる機器の消費電力データを記憶しておく第二のメモリを備え、前記電力線通信機器が電力線通信を行なう時に、負荷となる機器の相線を切替える時に前記第二のメモリから読み出し、前記負荷となる機器の消費電力を考慮して切替えることを特徴とする配線切替装置。
  5. 請求項2の分電盤において、電力線通信機器と通信を行う手段は電力線通信である事を特徴とする配線切替装置。
  6. 請求項2の分電盤において、電力線通信機器と通信を行う手段は無線通信である事を特徴とする配線切替装置。
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