JP2004164559A - 携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯電話100の本体1に内蔵されたカメラの撮像機能を利用して被写体の画像を撮像し、本体1を動かすことにより生じる上記画像の変位に基づいて、表示部20の画面上に表示された指示記号を移動させる。なお、本体1を操作台5に載置したときに操作台5の面上が撮像できるよう、撮像レンズ11を操作台5に対向する位置に設置し、本体1に近接した被写体(操作台面)が撮像できるよう、撮像レンズ11の焦点距離を短く設定できるようにすれば、本体1を操作台面上でマウスのように操作することにより、指示記号を移動させることができる。このとき、自動焦点検出用の補助光発光装置30の発光部31をレンズ11側に向け、操作面上の撮像されるエリアに補助光Lを照射し、撮像用の光を補うようにしてもよい。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯端末装置に関し、特に詳しくは、携帯端末装置の表示画面上におけるポインタやカーソル等の指示記号の位置制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話やモバイルコンピュータなどの携帯端末装置が利用されている。これらの携帯端末装置には、通常、表示部が備えられており、表示部の画面上には、画像や各種情報および処理対象を指示する指示記号などが表示される。指示記号を移動させるためには、ユーザが操作できる何らかの手段が必要になるが、このような手段として、装置本体に備えられたキーを用いるもの(例えば、特許文献1参照)、ジョイスティックやトラックボールを用いるもの(例えば、特許文献2参照)、また、本体から取り外した操作部をマウスとして用いるもの(例えば、特許文献3参照)が提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−149314号公報
【0004】
【特許文献2】
特開2001−16635号公報
【0005】
【特許文献3】
特開2001−36619号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、キーやジョイスティック、トラックボールを用いるものは、瞬時に意図した位置を指示する操作が難しく、操作性があまりよくない。また、本体から取り外した操作部をマウスとして用いるものは、操作性は良いが、マウス部分を着脱する機構が必要であったり、マウスを構成する部品、例えば、トラックボールなどを収容するスペースを確保しなければならなかったりするため、結果的に装置のサイズや重量が増すことになり、携帯性を損なうという問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題点に鑑み、携帯端末装置において、装置の携帯性を損なうことなく、表示画面上での指示記号の移動に際し操作性のより良い携帯端末装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明による携帯端末装置は、被写体の画像を撮像する撮像手段と、移動する指示記号を含む画面を表示する表示手段とを本体上に備えた携帯端末装置において、撮像手段により被写体を撮像するカメラモードと、指示記号の表示位置を制御するポインティングモードのいずれかを設定する第1のモード設定手段と、ポインティングモードにおいて、撮像手段により撮像された画像の、本体を動かすことにより生じる変位に連動して、指示記号を画面上で移動させるポインティング手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】
ここで、「指示記号」とは、表示画面上での座標位置を示す記号であり、例えば、文字入力画面や項目選択画面におけるポインタまたはカーソル、ゲーム画面におけるキャラクタやターゲットマークなどが挙げられる。
【0010】
「カメラモード」とは、デジタルカメラを用いた一般的な撮像と同様に、被写体の画像を撮像手段により取り込むモードであり、このカメラモードにおいては、例えば、表示画面には撮像手段により撮像された被写体の画像がほぼリアルタイムで表示され、ユーザからの撮像を指示する入力により、その時点で撮像された画像が画像データとしてメモリやメディアに格納される。
【0011】
一方、「ポインティングモード」とは、表示画面上のポインタなどの指示記号を装置本体の動きに連動して移動させるモードであり、このポインティングモードにおいては、例えば、撮像手段により撮像された被写体の画像をほぼリアルタイムでモニタリングし、画像の動き(変位)から装置本体の位置または角度の変化を求め、ユーザが本体を動かした向きまたは傾けた向きに、変化した量に比例した距離だけ、指示記号を画面上で移動させる。
【0012】
上記本発明による携帯端末装置においては、撮像手段は、第1のモード設定手段によるポインティングモードの設定に応答して、本体を載置する操作台面の画像を撮像できるよう、撮像手段が有する撮像レンズの焦点距離を短くするものであってもよい。
【0013】
ここで、「操作台」とは、本体を載置してその本体を面移動することができるような台であり、例えば、事務机、テーブル、床、壁などが挙げられる。なお、この「操作台」の面は必ずしも平面でなくてもよく、また、地面に平行でなくてもよい。
【0014】
また、被写体を撮像する際に自動焦点検出のための補助光を被写体に向けて発光する補助光発光手段をさらに備え、補助光発光手段は、第1のモード設定手段によるポインティングモードの設定に応答して、操作台面上に補助光を照射するものであってもよい。
【0015】
また、補助光発光手段は、第1のモード設定手段によるポインティングモードの設定に応答して、撮像手段が撮像する操作台面上の特定の領域に向けて、補助光を照射するよう照射方向が制御されるものであってもよい。なお、この照射方向の制御は、補助光の発光部を回動する構造にして、その発光部の回動により行ってもよいし、補助光の発光光路中に反射板を設けて、その反射板の角度を変えることにより行ってもよい。
【0016】
上記本発明による携帯端末装置においては、ポインティングモードにおいて、本体を操作台から離して動かすノンマウスモードと、本体を操作台面上に載置して動かすマウスモードとを切り替えて設定する第2のモード設定手段をさらに備え、撮像手段は、第2のモード設定手段によるマウスモードの設定に応答して、本体を載置する操作台面の画像を撮像できるよう、撮像手段が有する撮像レンズの焦点距離を短くするものであってもよい。
【0017】
ここで、「ノンマウスモード」とは、本体を操作台から離して動かすモードであり、このノンマウスモードにおいては、例えば、ユーザが本体を空中で手に持った状態で、本体から離れた被写体(人物や風景)の画像を撮像し、その画像の変位に基づいて、指示記号を移動させる。
【0018】
一方、「マウスモード」とは、本体を操作台面上に載置して動かすモードであり、このマウスモードにおいては、例えば、操作台面のような本体に近接した被写体の画像を撮像するために、撮像レンズを焦点距離の短い構成に切り替え、撮像した操作台面の画像の変位に基づいて、指示記号を移動させる。つまり本体そのものをマウスのようにして使用する。
【0019】
また、被写体を撮像する際に自動焦点検出のための補助光を被写体に向けて発光する補助光発光手段をさらに備え、補助光発光手段は、第2のモード設定手段によるマウスモードの設定に応答して、操作台面上に補助光を照射するものであってもよい。
【0020】
また、補助光発光手段は、第2のモード設定手段によるマウスモードの設定に応答して、撮像手段が撮像する操作台面上の特定の領域に向けて、補助光を照射するよう照射方向が制御されるものであってもよい。なお、この照射方向の制御は、補助光の発光部を回動する構造にして、その発光部の回動により行ってもよいし、補助光の発光光路中に反射板を設けて、その反射板の角度を変えることにより行ってもよい。
【0021】
さらに、上記本発明による携帯端末装置においては、撮像手段の光学的開口部および補助光発光手段の発光部は、本体を操作台面上に載置したとき操作台面に塞がれるように形成された本体の凹みの内部に設置されたものであってもよい。
【0022】
また、上記本発明による携帯端末装置においては、撮像手段は、第1のモード設定手段によるカメラモードの設定に応答して、本体を載置する操作台面の画像を撮像できるよう、撮像手段が有する撮像レンズの焦点距離を短くするよう変更可能なものであるとともに、撮像した画像を所定倍率により拡大するものであってもよい。
【0023】
また、本体は、本体上の、操作台面に載置された本体を把持するユーザの片手の人差指または中指で操作できる位置に、指示記号に関連する所定の機能が割り当てられた1または2以上のボタンをさら備えたものであってもよい。
【0024】
「指示記号に関連する所定の機能」としては、例えば、ボタンをクリックすることにより、ポインタによって指示された位置にカーソルを移動させる機能や、ボタンを押しながらポインタでなぞった部分を選択する機能などが考えられる。
【0025】
【発明の効果】
本発明の携帯端末装置によれば、上述のように、被写体の画像を撮像する撮像手段と、移動する指示記号を含む画面を表示する表示手段とを本体上に備えた携帯端末装置において、撮像手段により被写体を撮像するカメラモードと、指示記号の表示位置を制御するポインティングモードのいずれかを設定する第1のモード設定手段と、ポインティングモードにおいて、撮像手段により撮像された画像の、本体を動かすことにより生じる変位に連動して、指示記号を画面上で移動させるポインティング手段とを備えた構成としたので、カメラモードとポインティングモードとが設定でき、ポインティングモード設定時に、本体に既に備わっている撮像手段により撮像された画像の、装置本体を動かすことにより生じる変位に連動して、指示記号を表示画面上で移動させることができる。これにより、本体のサイズが増すような部品をほぼ追加することなく、携帯端末装置の本体を上下左右または前後左右に移動または傾けるだけで指示記号を制御することができ、また、ユーザの手の動きに連動して指示記号を移動させることができるので、装置の携帯性を損なわない構成で、表示画面上での指示記号の移動を操作性良く行うことができる。
【0026】
上記本発明による携帯端末装置において、撮像手段を、第1のモード設定手段によるポインティングモードの設定に応答して、本体を載置する操作台面の画像を撮像できるよう、撮像手段が有する撮像レンズの焦点距離を短くするものとすれば、操作台の面上の画像を撮像して、その画像の変位から表示画面上の指示記号を制御することができるので、本体を操作台上に置きながら面移動させることにより指示記号を移動させることができ、より安定した操作が可能となる。
【0027】
また、被写体を撮像する際に自動焦点検出のための補助光を被写体に向けて発光する補助光発光手段をさらに備え、補助光発光手段を、第1のモード設定手段によるポインティングモードの設定に応答して、操作台面上に補助光を照射するものとすれば、室内などの比較的暗い場所で操作する場合や、本体そのものが操作台面への光を遮ってしまうような場合でも、操作台面の撮像のために必要な光を補うことができ、暗所において、より好ましい状況で操作ができる。
【0028】
また、補助光発光手段を、第1のモード設定手段によるポインティングモードの設定に応答して、撮像手段が撮像する操作台面上の特定の領域に向けて、補助光を照射するよう照射方向が制御されるものとすれば、撮像する領域に直接、補助光を照射することができるので、暗所において、さらに好ましい状況で操作ができる。
【0029】
上記本発明による携帯端末装置において、ポインティングモードにおいて、本体を操作台から離して動かすノンマウスモードと、本体を操作台面上に載置して動かすマウスモードとを切り替えて設定する第2のモード設定手段をさらに備え、撮像手段を、第2のモード設定手段によるマウスモードの設定に応答して、本体を載置する操作台面の画像を撮像できるよう、撮像手段が有する撮像レンズの焦点距離を短くするものとすれば、ノンマウスモードでは、操作台のない場所でも、本体から離れた被写体の画像を撮像して、その画像の変位から表示画面上の指示記号を制御することができ、またマウスモードでは、操作台の面上の画像を撮像して、その画像の変位から表示画面上の指示記号を制御することができるので、場所に応じて適した操作形態で、指示記号の制御をすることができる。
【0030】
また、被写体を撮像する際に自動焦点検出のための補助光を被写体に向けて発光する補助光発光手段をさらに備え、補助光発光手段を、第2のモード設定手段によるマウスモードの設定に応答して、操作台面上に補助光を照射するものとすれば、室内などの比較的暗い場所で操作する場合や、本体そのものが操作台面への光を遮ってしまうような場合でも、操作台面の撮像のために必要な光を補うことができ、暗所において、より好ましい状況で操作ができる。
【0031】
また、補助光発光手段を、第2のモード設定手段によるマウスモードの設定に応答して、撮像手段が撮像する操作台面上の特定の領域に向けて、補助光を照射するよう照射方向が制御されるものとすれば、撮像する領域に直接、補助光を照射することができるので、暗所において、さらに好ましい状況で操作ができる。
【0032】
さらに、上記本発明による携帯端末装置においては、撮像手段の光学的開口部および補助光発光手段の発光部を、本体を操作台面上に載置したとき操作台面に塞がれるように形成された本体の凹みの内部に設置されたものとすれば、本体から撮像手段および補助光発光手段が張り出すことがなく、より持ちやすい形状となる。
【0033】
また、上記本発明による携帯端末装置においては、撮像手段を、第1のモード設定手段によるカメラモードの設定に応答して、本体を載置する操作台面の画像を撮像できるよう、撮像手段が有する撮像レンズの焦点距離を短くするよう変更可能なものとするとともに、撮像した画像を所定倍率により拡大するものとすれば、操作台の面上の画像を撮像して、撮像した画像を拡大して表示手段に表示することができる。このため、操作台面に雑誌や新聞を載置して撮像すれば、雑誌や新聞の小さな文字を拡大して表示手段に表示でき、これにより、本発明による携帯端末装置を電子ルーペとして用いることができる。
【0034】
また、本体を、その本体上の、操作台面に載置された本体を把持するユーザの片手の人差指または中指で操作できる位置に、指示記号に関連する所定の機能が割り当てられた1または2以上のボタンをさら備えたものとすれば、よりマウスに近い感覚で多彩な操作ができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の携帯端末装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明による携帯端末装置の実施形態としてのデジタルカメラ付き携帯電話100(以下、カメラ付き形態電話という)の構成を示す概略図、図2はその概観図である。なお、図2の(A),(B),(C)は、それぞれ、本実施形態によるカメラ付き携帯電話100の正面図、裏面図、側面図を示している。
【0036】
本実施形態によるカメラ付き携帯電話100は、被写体を撮像する撮像装置10と、撮像した画像や各種処理画面とともに処理対象を指示するポインタを表示するための液晶パネルや有機ELなどからなる表示部20とを備えた携帯電話に、自動焦点検出(AF)のための補助光Lを被写体に向けて発光するAF補助光発光装置30と、各種操作用のボタンが配置されている操作部40と、モードの設定や表示部20の表示制御、その他各種演算や各部の制御を行う制御部50と、各種データを記憶するメモリ60とを備えている。
【0037】
撮像装置10は、さらに、被写体からの反射光を集光して後述の撮像素子12に被写体の像を結像させる撮像レンズ11と、撮像レンズ11により結像された被写体の像を電気信号として出力する撮像素子12と、撮像素子12からの電気信号を画像データに変換する変換器13とからなる。
【0038】
AF補助光発光装置30は、さらに、発光面を有する発光部31と、補助光のLの光量および照射方向を制御するための駆動部32とからなる。なお、発光部31は、照射方向を変えるために回動可能な構造となっている。
【0039】
操作部40は、さらに、機能を切り替えるためのメニューボタン41、ポインタSに関連した所定の機能が割り当てられたクリックボタン42a,42b、電源をON/OFFするための電源ボタンやダイヤルボタンなどのその他のボタンからなる。
【0040】
なお、表示部20は、本体蓋部1bの内面に、撮像レンズ11および補助光発光部31は、本体主要部1aの裏面にある凹み内に、操作部40は、本体主要部1aの前面に(特にクリックボタン41a,41bは、操作台5に載置された本体1をユーザが片手で把持したときに手の人差指と中指で操作できる位置に)、その他は本体の主要部1aまたは蓋部1bの内部にそれぞれ設置されている。
【0041】
このカメラ付き携帯電話100に設定されるモードには、カメラモードとポインティングモードがあり、使用する機能に応じて、制御部50が、これらのモードを自動で設定する。カメラモードとは、通常のデジタルカメラを用いて被写体を撮像する場合と同様に、被写体の画像を取り込む際に設定するモードであり、また、ポインティングモードとは、表示部20上に処理画面とともに処理対象を指示するためのポインタSが表示されている場合に、本体1をテーブルなどの適当な操作台5に置いて平面移動させることにより、本体1そのものをマウスのように操作し、ポインタSの表示位置を制御する際に設定するモードである。
【0042】
このポインタSの表示位置の制御は、特開2000−20230号公報の「マウススキャナ」において開示されている、撮像素子により撮像された画像の動きから表示画面上における座標位置を動かす手法を用いることにより実現できる。すなわち、操作台5の操作面上の画像を、撮像レンズ11、撮像素子12、変換器13を通してリアルタイムで連続的に撮像し、撮像した画像中のパターンの動き(変位)から本体の移動方向および移動量を検出し、この検出結果に基づいてポインタSを移動させる。
【0043】
撮像レンズ11は、カメラモードが設定されると、制御部50からの制御により焦点距離の長い設定に切り替わり、ポインティングモードが設定されると、焦点距離の短い設定に切り替わる。これにより、カメラモードでは、本体1から離れた被写体の画像が撮像可能に、ポインティングモードでは、本体1に近接した被写体、つまり、本体1を載置する操作台面の画像が撮像可能になる。
【0044】
撮像素子12は、撮像レンズ11により結像された被写体の像を電気信号として出力している。
【0045】
変換器13は、制御部50からの画像データの読取り命令を受けると、撮像素子12からの電気信号を読み取り、画像データに変換する。
【0046】
AF補助光発光装置30は、その発光部31が、撮像レンズ11の画角内において撮像レンズ11から比較的遠方と撮像レンズ11の近傍とを向くことができるよう、回動する構造になっている。駆動部32は、カメラモードが設定されると、制御部50からの制御により、自動焦点検出のための補助光Lが被写体に向けて発光されるよう、発光部31を回動制御して発光面を撮像レンズ11から離れた遠方に向けるとともに、適正な光量にセットする。また、ポインティングモードが設定されると、発光面を撮像レンズ11の近傍に向けて、操作台5の操作面上の撮像を助けるための補助光Lが操作台面に向けて照射されるよう、駆動部32は、制御部50からの制御を受け、発光部31を回動制御して発光面を撮像レンズ11近傍に向けるとともに、適正な光量にセットする。
【0047】
クリックボタン42a,42bは、ポインタSに関連した機能が割り当てられたボタンであり、その機能としては、例えば、表示部20上に文字を入力する画面が表示されている場合において、クリックボタン42aをワンクリックすると、その時点でポインタSが指し示している位置にカーソル位置を移動させたり、また、表示部20上に項目を選択する画面が表示されている場合においては、クリックボタン42aをダブルクリックすると、その時点でポインタSが指し示している項目が選択・実行されたりするような機能が考えられる。さらに、クリックボタン42bをワンクリックすると、サブメニューが表示されるような機能も考えられる。このようなクリックボタンを設けることにより、コンピュータのアクセサリとしてのマウスに近い感覚で操作ができる。
【0048】
制御部50は、表示部20上に、画像、処理画面およびポインタSを表示させたり、また、ポインティングモードが設定されているときには、被写体に適正な補助光Lを照射させるために、AF補助光発光装置30の駆動部32を制御したり、本体1の移動方向および移動量に基づいてポインタSの表示位置を移動させるために、撮像素子12や変換器13にリアルタイムで画像を連続的に撮像させ、それらの画像データをメモリ14に記憶させる。記憶された画像データの中で、最新の2つの画像データを読み出して比較し、この2つの画像間で、重複する画像パターンの相対的な位置を検出し、このパターンの移動方向および移動量を検出する。本体1の移動方向は、このパターンの移動方向と反対の方向であり、本体1の移動量は、パターンの移動量に比例するので、パターンの移動方向および移動量からカメラ付き携帯電話100の本体1の移動方向および移動量を求めることができ、ポインタSを、この本体1の移動方向と同じ方向に、そして、本体1の移動量に応じた幅で移動するように制御する。
【0049】
メモリ60は、変換器13で変換された画像データや、設定されたモードを記憶するものであり、カメラモードでは、個々の撮像・変換された画像データを記憶し、ポインティングモードでは、リアルタイムで連続的に撮像された画像のうち少なくとも最新の2つの画像を表す画像データを記憶しておく。この最新の2つの画像は、上述の通り、カメラ付き携帯電話100の本体1の移動方向および移動量を検出するために、制御部50により利用される。
【0050】
なお、本実施形態によるデジタルカメラ付き携帯電話の電話機能については説明を省略する。
【0051】
次に、本実施形態によるカメラ付き携帯電話100の作用について説明する。図3は、カメラ付き携帯電話100の処理フローを示したフローチャートである。
【0052】
まず、ユーザはカメラ付き携帯電話100の使用したい機能を選択する。ユーザにより操作部40のメニューボタン41が押されると、制御部50により表示部20上に機能一覧を表したメニュー画面が表示され、ユーザはその一覧の中から所望の機能を選択する(ステップS1)。
【0053】
制御部50は、選択された機能に応じてモードを設定する(ステップS2)。例えば、カメラ撮像機能が選択された場合にはカメラモードが、アドレス帳管理機能が選択された場合にはポインティングモードが設定される。そして、設定されたモード別に処理を行う(ステップS3)。
【0054】
カメラモードが設定されると、図4に示すように、制御部50は、AF補助光発光装置30の駆動部32を制御して、発光部31の発光面がカメラ撮像用の向き、つまり撮像レンズ11の画角内の遠方に向くよう回動させるとともに、補助光Lの光量もカメラ撮像用の光量にセットされる(ステップS4)。そして、ユーザによる撮像指示の有無を判定し(ステップS5)、撮像指示が有れば撮像処理を行う(ステップS6)。次に、使用する機能の切替え操作が発生したか否かを確認し(ステップS7)、機能の切替え操作があればステップS1に戻り、なければステップS5に戻って、ユーザからの撮像指示を待つ。なお、撮像処理は、以下の手順で行われる。始めに、必要に応じてAF補助光発光装置30の発光部31より被写体に向けて補助光Lが発光され、自動焦点検出および焦点合わせが行われて、撮像レンズ11によって被写体の像が撮像素子12に結像される。そして、撮像素子12から出力される被写体の像に対応した電気信号を変換器13が画像データに変換し、変換された画像データがメモリ14に記憶・保存される。
【0055】
一方、ポインティングモードが設定されると、図5に示すように、制御部50は、本体1を操作台5に載置したときに操作台面が撮像できるように、撮像レンズ11を焦点距離の短い設定に切り替え、さらに、AF補助光発光装置30の駆動部31を制御して、発光部31の発光面がポインタSの表示位置制御用の向き、つまり撮像する操作台5の操作面上がある、撮像レンズ11の画角内の撮像レンズ11近傍に向くよう回動させるとともに、適正な光量の補助光Lを照射する(ステップS8)。そして、図6に示すように、ユーザが本体を操作台5に載置して前後左右に移動させると、操作台5面上の画像が、撮像レンズ11、撮像素子12、変換器13を通して画像データとして連続的に撮像され、そのうち少なくとも最新の2画像が常にメモリ60に記憶される。制御部50は、メモリ60からこの最新の2画像の画像データを読み出し、これらを比較して画像の時間的な変位を検出する(ステップS9)。そして、変位があるかないかを判定し(ステップS10)、変位がある場合には、その変位から本体1の移動方向及び移動量を求めてこれらに対応した分だけ、ポインタSを移動させる(ステップS11)。次に、使用する機能の切替え操作が発生したか否かを確認し(ステップS12)、機能の切替え操作があればステップS1に戻り、なければステップS9に戻って、再び画像の変位を検出する。
【0056】
なお、ポインティングモードにおいて、本体1を把持した片手の人差指および中指の位置にあるクリックボタン42a,42bを押すことにより、ポインタSが指示している位置にカーソルを移動させたり、ポインタSが指示している項目を選択したり、サブメニューを表示させたりすることができる。
【0057】
このような本実施形態のカメラ付き携帯電話100によれば、カメラモードとポインティングモードとが設定でき、ポインティングモード設定時に、カメラ付き携帯電話100の本体1に既に備わっている撮像装置10により撮像された画像の、本体1を動かすことにより生じる変位に連動して、ポインタSを表示画面上で移動させることができる。これにより、本体1のサイズが増すような部品をほぼ追加することなく、本体1を前後左右に移動させるだけでポインタSを制御することができ、また、ユーザの手の動きに連動してポインタSを移動させることができるので、装置の携帯性を損なわない構成で、表示画面上でのポインタSの移動を操作性良く行うことができる。
【0058】
また、ポインティングモードが設定されると、カメラ付き携帯電話100の本体1を操作台5面上に載置したときに、操作台5面上が撮像できるように、撮像レンズ11の焦点距離を短くしているので、本体1を操作台5上に置きながら面移動させることによりポインタSを移動させることができ、安定した操作が可能である。
【0059】
また、ポインティングモードが設定されると、AF補助光発光装置30は、制御部50からの制御を受けて、発光部31の発光面が撮像レンズ11側に向くよう発光部31を回動させ、操作台5面上の撮像される特定の領域に補助光Lを照射できるようにしているので、被写体としての操作台5面上を撮像するために必要な光を補うことができ、より好ましい状況で操作ができる。
【0060】
また、AF補助光発光装置30の発光部31と撮像装置10の撮像レンズ11とを、本体1を操作台5面上に載置したとき操作台面に塞がれるように形成された凹みの内部に設置しているので、撮像装置10やAF補助光発光装置30が本体の外部に張り出すことがなく、ユーザが持ちやすい形状となっている。さらに、カメラ付き携帯電話100の本体1上に、操作台5面上に載置された本体1を把持するユーザの片手の人差指または中指で操作できる位置に、ポインタSに関連する所定の機能が割り当てられたクリックボタン42a,42bを備えているので、よりマウスに近い感覚で多彩な操作ができる。
【0061】
ところで、カメラ付き携帯電話100の本体1を操作台5上で操作してポインタSを移動させるとき、ユーザは、操作台5上での本体1の位置が操作しにくい位置に移動してしまった際に、その位置を修正したいと考えることが予想される。しかしながら、常に画像の変位を見てポインタSを移動させるようにすると、本体1の位置を元の位置に戻したと同時に、ポインタSの位置も元に戻ってしまうことになる。そこで、押している間だけポインタSの移動を停止させる移動停止ボタンを本体1上にさらに設け、ユーザはこのボタンを押しながら本体1の位置を変えるようにすれば、ポインタSを不必要に移動させることなく、本体1の位置を修正することができる。これとは逆に、押されている間だけポインタSの移動を可能にする移動許可ボタンを設け、ユーザはこのボタンを押しながら本体1を操作するようにしてもよい。また、別の方法として、撮像レンズ11の焦点を操作台5面上に固定にするとともに、撮像した画像のピンぼけの度合いを検出し、ピンぼけ度が所定のしきい値を超えている間は、ポインタSの移動を停止させるようにしてもよい。このようにすれば、ユーザがカメラ付き携帯電話100の本体1を所望の位置に移動させようと本体1を持ち上げて移動させている間は画像がピンぼけになるので、その間、ポインタSも移動せず、本体1の位置の修正を行うことができる。
【0062】
なお、上記ポインティングモードにおいて、上述のような、カメラ付き携帯電話100の本体1を操作台5面上に載置して動かすモード(以下、マウスモードと称する)の他に、さらに、本体1を操作台5から離して動かすモード(以下、ノンマウスモードと称する)とを切替えて設定できるようにしてもよい。ノンマウスモードとは、表示部20上に処理画面とともに処理対象を指示するためのポインタSが表示されている場合に、本体1を操作台5などに載置せずに、本体1を手で把持し、空中で前後左右に移動または傾けることにより、ポインタSの表示位置を制御するモードのことである。このノンマウスモードにおいては、図7に示すように、撮像レンズ11の焦点距離はカメラモードと同じく長く設定した状態で、本体1から離れた被写体の画像を撮像装置10により撮像し、その画像の変位からポインタSの表示位置を制御する。
【0063】
このように、ポインティングモードにおいて、さらにノンマウスモードとマウスモードを設定できるようにすれば、操作台5のない場所では、ノンマウスモードに設定して、カメラ付き携帯電話100の本体1から離れた被写体の画像を撮像し、その画像の変位から表示画面上のポインタSを制御することができ、操作台5がある場所では、マウスモードを設定して、操作台5面上の画像を撮像し、その画像の変位から表示画面上のポインタSを制御することができるので、場所に応じて適した操作形態で、ポインタSの制御をすることができる。
【0064】
なお、ノンマウスモードにおいても、マウスモードと同様に、カメラ付き携帯電話100の本体1の位置や角度が元に戻ったときに、ポインタSの位置も元に戻ってしまうので、上記移動停止ボタンや移動許可ボタンを本体1上に備えることが望ましい。
【0065】
なお、本実施形態において、モードの設定については、使用する機能に応じて、制御部50が自動で設定するようにしているが、もちろん、ユーザがマニュアル操作でモードを設定するようにしても構わない。
【0066】
また、本実施形態において、カメラモードが設定された際に、撮像レンズ11を焦点距離の短い設定に切り替え、本体1に近接した被写体、すなわち本体1を載置する操作台面の画像を撮像可能としてもよい。この際、制御部50は撮像装置10が撮像した画像を所定の倍率により拡大して表示部20に表示する。これにより、図8に示すように、操作台面上に載置した文字を拡大して表示部20に表示でき、本実施形態のカメラ付き携帯電話100を電子ルーペとして用いることができる。
【0067】
この場合、制御部50において撮像装置10が撮像した画像が明るすぎたり暗すぎたりしないかを判定し、表示部20に表示される画像が適切な明るさとなるように発光部31の光量を調整してもよい。
【0068】
また、制御部50において撮像装置10が撮像した画像のコントラスト(すなわち文字と背景との輝度の差)をしきい値と比較することによりコントラストが大きいか小さいかを判定し、コントラストが小さいと判定された場合に、表示部20に表示される画像が適切なコントラストを有するものとなるように、撮像装置10が撮像した画像に対して画像処理を施すようにしてもよい。具体的には、コントラストが小さいと判定された場合に、撮像装置10が撮像した画像を二値化処理して高輝度の画像と低輝度の画像とに分離し、高輝度および低輝度の各画像をあらかじめ定めた適切なコントラストを有する二種類の輝度値のそれぞれにより表示部20に表示すればよい。
【0069】
また、表示部20に表示する文字のサイズをあらかじめ設定しておき、撮影する文字のサイズに拘わらず、同一サイズの文字が表示部20に表示されるようにしてもよい。また、クリックボタン42aをクリックすることにより表示する画像の倍率を上げ、クリックボタン42bをクリックすることにより倍率を下げるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるデジタルカメラ付き携帯電話の構成を示す概略図
【図2】本発明の一実施形態によるデジタルカメラ付き携帯電話の概観図
【図3】本実施形態によるデジタルカメラ付き携帯電話の処理フローを示すフローチャート
【図4】カメラモードにおける被写体撮像時のデジタルカメラ付き携帯電話を示す図
【図5】ポインティングモードにおけるポインタ移動時のデジタルカメラ付き携帯電話を示す図
【図6】デジタルカメラ付き携帯電話の本体を操作して、ポインタを移動させる様子を示した図
【図7】ノンマウスモードにおいて、デジタルカメラ付き携帯電話の本体を操作して、ポインタを移動させる様子を示した図
【図8】カメラモードにおいて操作台面上の文字を撮影する様子を示した図
【符号の説明】
1 デジタルカメラ付き携帯電話の本体
1a デジタルカメラ付き携帯電話の主要部
1b デジタルカメラ付き携帯電話の蓋部
5 操作台
10 撮像装置
11 撮像レンズ
12 撮像素子
13 変換器
20 表示部
30 AF補助光発光装置
31 発光部
32 駆動部
40 操作部
41 メニューボタン
42a,42b クリックボタン
50 制御部
60 メモリ
100 デジタルカメラ付き携帯電話
L 補助光
S ポインタ
Claims (10)
- 被写体の画像を撮像する撮像手段と、移動する指示記号を含む画面を表示する表示手段とを本体上に備えた携帯端末装置において、
前記撮像手段により被写体を撮像するカメラモードと、前記指示記号の表示位置を制御するポインティングモードのいずれかを設定する第1のモード設定手段と、
前記ポインティングモードにおいて、前記撮像手段により撮像された画像の、前記本体を動かすことにより生じる変位に連動して、前記指示記号を前記画面上で移動させるポインティング手段とを備えたことを特徴とする携帯端末装置。 - 前記撮像手段が、前記第1のモード設定手段によるポインティングモードの設定に応答して、前記本体を載置する操作台面の画像を撮像できるよう、該撮像手段が有する撮像レンズの焦点距離を短くするものであることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
- 前記被写体を撮像する際に自動焦点検出のための補助光を前記被写体に向けて発光する補助光発光手段をさらに備え、
該補助光発光手段が、前記第1のモード設定手段によるポインティングモードの設定に応答して、前記操作台面上に前記補助光を照射するものであることを特徴とする請求項2記載の携帯端末装置。 - 前記補助光発光手段が、前記第1のモード設定手段によるポインティングモードの設定に応答して、前記撮像手段が撮像する前記操作台面上の特定の領域に向けて、前記補助光を照射するよう照射方向が制御されるものであることを特徴とする請求項3記載の携帯端末装置。
- 前記ポインティングモードにおいて、前記本体を操作台から離して動かすノンマウスモードと、前記本体を前記操作台面上に載置して動かすマウスモードとを切り替えて設定する第2のモード設定手段をさらに備え、
前記撮像手段が、前記第2のモード設定手段によるマウスモードの設定に応答して、前記本体を載置する前記操作台面の画像を撮像できるよう、該撮像手段が有する撮像レンズの焦点距離を短くするものであることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 前記被写体を撮像する際に自動焦点検出のための補助光を前記被写体に向けて発光する補助光発光手段をさらに備え、
該補助光発光手段が、前記第2のモード設定手段によるマウスモードの設定に応答して、前記操作台面上に前記補助光を照射するものであることを特徴とする請求項5記載の携帯端末装置。 - 前記補助光発光手段が、前記第2のモード設定手段によるマウスモードの設定に応答して、前記撮像手段が撮像する前記操作台面上の特定の領域に向けて、前記補助光を照射するよう照射方向が制御されるものであることを特徴とする請求項6記載の携帯端末装置。
- 前記撮像手段の光学的開口部および前記補助光発光手段の発光部が、前記本体を前記操作台面上に載置したとき該操作台面に塞がれるように形成された前記本体の凹みの内部に設置されたものであることを特徴とする請求項3、4、6または7記載の携帯端末装置。
- 前記撮像手段が、前記第1のモード設定手段によるカメラモードの設定に応答して、前記本体を載置する操作台面の画像を撮像できるよう、該撮像手段が有する撮像レンズの焦点距離を短くするよう変更可能なものであるとともに、撮像した画像を所定倍率により拡大するものであることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載の携帯端末装置。
- 前記本体が、該本体上の、前記操作台面に載置された前記本体を把持するユーザの片手の人差指または中指で操作できる位置に、前記指示記号に関連する所定の機能が割り当てられた1または2以上のボタンをさら備えたことを特徴とする請求項2から9のいずれか1項記載の携帯端末装置。
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