JP2004161040A - 貨車用重量物移動支持装置 - Google Patents

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Yukio Shinozuka
幸雄 篠塚
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Keihin Electric Express Railway Co Ltd
Itake Shoji KK
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Keihin Electric Express Railway Co Ltd
Itake Shoji KK
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Abstract

【課題】コンクリートの柱などの重量物をクレーンを用いて貨車の上から安全且つ能率的に他の場所に移すことができるようにする。
【解決手段】貨車2の台車4上に複数個の移動台50が、台車4のほぼ中央と該台車4の側方に突出する位置との間で該台車4の長手方向に対して直角な方向に移動可能に支承されている。移動台50は駆動装置に連係され、この駆動装置により駆動される。移動台50の移動により、移動台50上のコンクリート柱等の重量物86は貨車2上方の架線の直下の位置から架線の側方に移動され、この移動位置でクレーンによる荷下ろしが行われる。移動台50の一端部側には、移動台50が台車4から外方に突出したとき該移動台50の重量を地面を支点として支える垂直部材72が取り付けられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は高架橋用のコンクリートの柱などの重量物を貨車の上に移動可能に支持するための貨車用重量物移動支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、高架橋などに使用されるコンクリートの柱などの重量物を貨車で運搬することが行われている。この場合、コンクリートの柱を貨車から他の場所に移すとき、まず、貨車の台車ごと門型の小型のクレーンで柱を架線の側方にずらし、次に大型のクレーンで柱を吊り上げて所要の場所に移動している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
貨車の台車に載っているコンクリートの柱を大型のクレーンで吊り上げ移動しようとすると、クレーンが貨車の上方の架線に接触する恐れがある。そのため、小型のクレーンで予めコンクリートの柱を架線の下方位置から側方にずらし、その上で大型のクレーンを使用する必要があり、作業が非能率的となっている。
本発明は、上記問題点を解決することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、貨車の台車上に移動台を前記台車のほぼ中央と該台車の側方に突出する位置との間で該台車の長手方向に対して直角な方向に移動可能に支承し、前記移動台を駆動装置に連係し、前記移動台上のコンクリート柱等の重量物を貨車上方の架線の直下から架線の側方に移動可能としたものである。
また本発明は、前記移動台の一端部側に、該一端部側が前記台車から外方に突出したとき該移動台の一端部側を地面を支点として支える垂直部材をその下端部が地面に対して昇降可能に取り付けたものである。
また本発明は、前記移動台に前記台車に対する傾きを調整するための傾き調整機構を設けたものである。
また本発明は、貨車の長手方向に対して直角方向を向いて該貨車の台車に固定された一対のレール体と、該一対のレール体にコロを介して移動自在に連結する移動体と、該移動体に傾き調整機構を介して支承された移動台と、前記移動体側にこれと連動するように取り付けられ前記台車の外方において下端部側の受圧部材を地面側に圧接して前記移動体側の重量を地面側を支点して支持するようにした垂直部材と、前記移動台が前記台車のほぼ中央の位置と台車の外方に突出する位置との間で移動できるように前記移動体を前記レール体に沿って駆動する駆動装置と、前記垂直部材の下端部側の受圧部材が地面に圧接する位置と該地面から所定距離上昇した位置との間で前記受圧部材を昇降駆動する駆動装置とを備えたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の構成を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図1において、符号2はレール(図示省略)上の貨車であり、貨車の上方には、レールに沿って架線(図示省略)が配設されている。4は貨車の台車であり、これの上に一対の重量物移動支持装置6,6が互いに貨車の長手方向に所定の間隔を存して対向配置されている。前記一対の移動支持装置6,6は同一の構造を有し、各々の駆動装置は互いに連動して駆動するように構成されている。
【0006】
各移動支持装置6,6はH型鋼から成るベース8,8を備え、該ベース8,8ボルトにより台車4に固定されている。前記ベース8,8の長手方向は、台車4の長手方向に対して直角の方向に設定されている。前記ベース8,8にはそれぞれレール体10,10が平行に固定され、該レール体10,10にコロ12,12を介して、細長状の移動体14,14がレール体10,10の長手方向に沿って移動自在に連結している。前記移動体10,10間には梁16,17が配置され、該梁16,17の各々の両端が前記移動体14,14に溶接により固定されている。18,18は軸体であり、それぞれ両端が、台車4に固定された支持部材20に回転自在に支承されている。前記軸体18,20にはそれぞれ、スプロケット24,26及び28,30が固着されている。
【0007】
前記スプロケット24と28にはチェン32が掛け渡され、チェン32の一端は、梁16の一端近傍の一側部に連結し、チェン32の他端は、梁16の一端近傍の他側部に連結している。前記スプロケット26と30も同様にチェン34が掛け渡され、チェン34の一端は梁16の他端近傍の一側部に連結し、チェン34の他端が梁16の他端近傍の他側部に連結している。36は前記台車4に固設されたモータであり、これの出力軸に固着されたスプロケット38と前記軸体18に固着されたスプロケット40との間には無端状のチェン42が掛け渡されている。
【0008】
図3に示す符号44,46は前記梁17上に固設された支持部材であり、これらに軸体48の両端近傍部分が、軸方向に移動しないように、回転自在に支承されている。50は前記台車4の上方に水平に配置された移動台であり、これの中央部両側の下面には、突片52,54が固設され、該突片52,54はそれぞれ前記軸体48に固定されている。56は前記一方側の移動体14上に固設された支持片であり、これに油圧シリンダー58のシリンダー部の一方が回転自在に軸60支されている。
【0009】
前記油圧シリンダー58のロッドの先端には連結片60の一方が回転自在に軸62支され、該連結片60の他方は、前記軸体48の一端に固着されたローラ64に固定されている。66,68は、細長状の金属体から成る水平部材であり、それぞれの一方が前記移動体14,14の中空部にスライド自在に嵌合している。前記水平部材66,68の他端には、台車4の側方に位置する金属パイプから成る垂直部材70,72の上端が固定されている。前記垂直部材70,72の各々には、取付部材を介して油圧シリンダー74,76のシリンダー部が垂直に固定されている。前記油圧シリンダー74,76のロッドの先端には板状の受圧部材78,80が回転自在に軸82,84支されている。
【0010】
次に本実施形態の作用について説明する。
一対の重量物移動支持装置6,6のそれぞれのレール体10は、貨車2の台車4の長手方向に対して直角に設定されている。一対の移動台50,50の中心は、図4に示すように、台車4の中心軸線L1上に設定されている。高架橋用のコンクリートの柱86が移動台50,50上に載置され、しっかりと移動台50,50に固定される。柱86を貨車2から他の場所に移すときは、まず、移動台50,50の水平度の調整を行う。貨車2が傾いているときは、油圧シリンダー58を駆動し、ロッドを突出あるいは後退させる。
【0011】
油圧シリンダー58のロッドが図2中、左方向に突出すると、連結片60の上部はロッドにより左方向に押動され、軸体48が反時計方向に回転し、移動台50,50は、貨車2の長手方向に平行な軸体48を中心として反時計方向に傾く。また、油圧シリンダー58のロッドが図2中、右方向に後退すると移動台50,50は、軸体48を中心として時計方向に傾く。貨車2の傾きに応じて、移動台50,50の傾きを調整し、移動台50,50を、水平に調整する。これにより、柱86は、移動台50,50上で安定的に支持され、柱86の、クレーンによる吊り上げ移送作業を安全に行うことが可能となる。
【0012】
次に、移送作業を行うクレーンが貨車2上方の架線に接触しないようにするために、柱86を架線のセンター軸線から所定距離ずれる方向に移動させる。この架線のセンター軸線は図4中、L1で示す軸線と同一の位置となっている。この移動作業は、モータ36により移動台50,50を台車4の幅方向の中央から側方に駆動することにより行われる。モータ36の駆動により、スプロケット38が回転し、移動台14,14は、レール体10,10に案内されて、図4中、右方向に移動する。移動体14,14の一端14aが図2に仮想線で示すように、台車4の外方に所定距離移動し、移動台50,50上の柱86の中心が架線の中心軸L1より所定距離ずれたところで、モータ36の駆動が停止する。
【0013】
該状態において、移動台50,50の一端は、図2に示すように、台車4の外方に所定距離突出する。次に、水平部材66,68をそれぞれ手操作により、移動体14,14に押し込み、垂直部材70,72をそれぞれ、対応する移動体14,14の一端に隣接配置する。
次に、油圧シリンダー74,76を駆動し、受圧部材78,80を地面又は枕木(図示省略)の上に圧接する。これにより、垂直部材70,72は、移動台50,50の荷重を貨車2の外方で支持する。次に、クレーンにより、移動台50,50上の柱86を吊り上げ、台車4上から所定の場所に移す。柱86を台車4から下ろす移送作業が終了すると、油圧シリンダー74,76を駆動し、受圧部材78,80を枕木又は地面から所定距離上昇させる。
【0014】
次に、モータ36を駆動して、移動台50,50を元の、台車4上の中央位置に移動するとき、垂直部材70,72が台車4に係止されると、水平部材66,68の、移動台50,50との連動が停止し、水平部材66,68が停止した状態で、移動体14,14は、元の位置の方向に移動し、水平部材66,68が移動体14,14から、図4に示すように、所定距離引き出される。尚、水平部材66,68は、貨車移動時、移動体14,14から突出方向にスライドしないように、適宜な固定手段(図示省略)により台車4側に固定される。
【0015】
【発明の効果】
本発明は、上述の如くに構成したので、貨車上のコンクリートの長い柱などの重量物の移送を安全且つ能率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体側面図である。
【図2】本発明に使用される重量物移動支持装置の正面図である。
【図3】本発明に使用される重量物移動支持装置の側面図である。
【図4】本発明に使用される重量物移動支持装置の平面図である。
【符号の説明】
2 貨車
4 台車
6 重量物移動支持装置
8 ベース
10 レール体
12 コロ
14 移動体
16 梁
17 梁
18 軸体
20 軸体
22 支持部材
24 スプロケット
26 スプロケット
28 スプロケット
30 スプロケット
32 チェン
34 チェン
36 モータ
38 スプロケット
40 スプロケット
42 チェン
44 支持部材
46 支持部材
48 軸体
50 移動台
52 突片
54 突片
56 支持片
58 油圧シリンダー
60 連結片
62 軸
64 ローラ
66 水平部材
68 水平部材
70 垂直部材
72 垂直部材
74 油圧シリンダー
76 油圧シリンダー
78 受圧部材
80 受圧部材
82 軸
84 軸
86 コンクリート柱

Claims (4)

  1. 貨車の台車上に移動台を前記台車のほぼ中央と該台車の側方に突出する位置との間で該台車の長手方向に対して直角な方向に移動可能に支承し、前記移動台を駆動装置に連係し、前記移動台上のコンクリート柱等の重量物を貨車上方の架線の直下から架線の側方に移動可能としたことを特徴とする貨車用重量物移動支持装置。
  2. 前記移動台の一端部側に、該一端部側が前記台車から外方に突出したとき該移動台の一端部側を地面を支点として支える垂直部材をその下端部が地面に対して昇降可能に取り付けたことを特徴とする「請求項1」に記載の貨車用重量物移動支持装置。
  3. 前記移動台に前記台車に対する傾きを調整するための傾き調整機構を設けたことを特徴とする「請求項1」に記載の貨車用重量物移動支持装置。
  4. 貨車の長手方向に対して直角方向を向いて該貨車の台車に固定された一対のレール体と、該一対のレール体にコロを介して移動自在に連結する移動体と、該移動体に傾き調整機構を介して支承された移動台と、前記移動体側にこれと連動するように取り付けられ前記台車の外方において下端部側の受圧部材を地面側に圧接して前記移動体側の重量を地面側を支点して支持するようにした垂直部材と、前記移動台が前記台車のほぼ中央の位置と台車の外方に突出する位置との間で移動できるように前記移動体を前記レール体に沿って駆動する駆動装置と、前記垂直部材の下端部側の受圧部材が地面に圧接する位置と該地面から所定距離上昇した位置との間で前記受圧部材を昇降駆動する駆動装置とを備えたことを特徴とする貨車用重量物移動支持装置。
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