JP2004157869A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示画面のズームに関するユーザの使い勝手を向上させることができる携帯端末を提供する。
【解決手段】表示画面上に画像が表示された状態で((a))、ユーザにより、ズーム枠を表示指示するためのコマンドアイコン202が操作されると、ズーム枠209が表示され((b))、続いて、ズーム枠209の位置および大きさが指定された後、ズームインが指示されると、ズーム枠209内の画像が、ズーム枠209の大きさに応じて拡大表示される((c))一方、ズームアウトが指示されると、ズーム枠209内の画像が、ズーム枠209の大きさに応じて縮小表示される((d))。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示画面の一部領域をズーム可能な携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯端末は表示画面が小さいため、表示画面の一部領域の情報を得るためにその一部領域をズーム可能に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の携帯端末では、表示画面をズームする操作は複雑であり、また、携帯端末の大きさが小さいために、任意に指定した表示画面領域のズームを容易に行えないので、ユーザにとっては使い勝手が悪かった。
【0004】
本発明は、この点に着目してなされたものであり、表示画面のズームに関するユーザの使い勝手を向上させることができる携帯端末を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の携帯端末は、画像を表示するとともに、該画像上にズーム領域を表示する表示手段と、前記ズーム領域の位置および大きさを指示する指示手段と、前記ズーム領域が、前記指示手段によって指示された位置および大きさになるように、前記表示手段を制御する制御手段と、該制御手段によって制御されたズーム領域に基づいて、該ズーム領域内の画像をズームするズーム手段とを有することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0007】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る携帯端末の概略構成を示すブロック図である。
【0008】
同図において、CPU(中央演算処理)1は、本携帯端末全体の制御を司る。CPU1には、制御プログラムを記憶しているROM(リードオンリーメモリ)2、RAM(ランダムアクセスメモリ)3、データ格納部4、LCD(Liquid Crystal Display)コントロール部11およびタブレットコントロール部9がそれぞれ接続されている。
【0009】
LCDコントロール部11には、表示駆動部12を介して、例えばカラー液晶からなる表示部13が接続されている。
【0010】
タブレットコントロール部9には、表示部13上に表示された画像に対するユーザの操作を検出するための手書きタブレット10が接続されている。
【0011】
CPU1は、ROM2内の制御プログラムに基づいて各種制御を行う。これらの制御の中には、RAM3からLCDコントロール部11へデータをDMA(Direct Memory Access)転送する処理、また、画像データをJPEG(Joint Photographic Experts Group)圧縮し、ファイル形式でデータ格納部4へ格納する処理などが含まれる。
【0012】
RAM3は、画像展開エリア3a、ワークエリア3b、VRAM3cおよび一時退避エリア3dを備えている。画像展開エリア3aは、データ格納部4から読み出されたJPEG圧縮画像データを一時的に格納するためのテンポラリバッファとして、また、画像圧縮処理や解凍処理のための画像専用ワークエリアとして使用される。ワークエリア3bは、制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムのためのワークエリアである。VRAM3cは、表示部13へ表示する表示データを格納するVRAM(Video RAM)として使用される。また、一時退避エリア3dは、各種データを一時退避させるためのエリアである。
【0013】
データ格納部4は、CPU1によりJPEG圧縮された撮影画像データ、あるいはアプリケーションプログラムによって参照される各種付属データ等をファイル形式で格納しておくためのメモリであり、本実施の形態ではフラッシュメモリで構成される。
【0014】
LCDコントロール部11は、データ格納部4中の画像ファイルに対してJPEG解凍を行って生成したYUVデジタル画像データを受け取り、RGBデジタル信号へ変換した後、表示駆動部12へ出力する処理を行う。
【0015】
表示駆動部12は、表示部13を駆動するための制御を行う。
【0016】
表示部13は、画像を表示するための表示器である。
【0017】
操作SW(スイッチ)群19は、本携帯端末に格納されたアプリケーションプログラムの実行を指示したり、画面移動等のコマンドを指示したりするためのスイッチである。
【0018】
ブザー20は、本携帯端末のコマンドの実行状況音あるいは警告音をユーザに知らせるためのものであり、CPU1からの信号により音声出力を行う。
【0019】
図2は、本実施の形態の携帯端末の外観構成を示す図である。
【0020】
同図に示すように、本体101の上面には、表示部13とともに、複数の操作キー104〜112(図1の操作SW群19に相当)が設けられている。ここで、キー105〜108は、それぞれ、上/下/左/右の各方向を指示する方向キーであり、キー109〜112は、コマンドの実行を指示するキーである。
【0021】
以下、以上のように構成された携帯端末が実行する画面ズーム処理を、図3〜図5のフローチャートおよび図6の表示例に基づいて説明する。
【0022】
図3は、本実施の形態の携帯端末の画面上に、ズームを補助するためのズーム枠を表示させる処理の手順を示すフローチャートである。
【0023】
同図において、まず、ステップS1で、本携帯端末上にてユーザが画像表示や地図表示等のアプリケーションを実行すると、ステップS2では、図6(a)に示すような画像を表示部13に表示する。
【0024】
次に、ステップS3では、ユーザが、操作SW群19の入力操作を行ったか、または携帯端末上の表示部13に表示されるコマンドアイコン202〜206の入力操作を手書きタブレット10により行ったかを判定し、ユーザによる入力操作が検出されるまで待機する。
【0025】
ステップS3で、入力操作が検知されると、ステップS4に進み、入力検出した操作内容がズーム枠の表示を行う指示、つまり図6(a)のボタン202の操作であるかどうかを判定し、ズーム枠の表示が指示されている場合には、図4のステップS21で、図6(b)に示すように、ズーム枠209を表示する。
【0026】
一方、ステップS4で、ズーム枠の表示が指示されていない場合には、ステップS5に進み、直前に行われ、取り消された操作を再度実行するREDOコマンドの指示入力であるかどうかの判定を行う。このとき、REDOコマンドを指示する入力が行われた場合には、ステップS6に進み、図4のステップS28の直前に実行した操作を取り消すUNDO処理により、図6(b)のズーム枠209を表示させていた画面から図6(a)のズーム枠のない画面表示に戻って来ているかどうかを調べ、UNDO処理を実行して図6(a)の画面表示になっている場合は、ステップS7に進んで、REDO処理を行い、ズーム枠209を再度表示させ、図6(b)の表示を行う。
【0027】
一方、ステップS6で、ステップS28のUNDO処理が行われていない場合は、ステップS3の入力検出に戻る。
【0028】
ステップS5で、REDOコマンドの指示入力ではない場合は、ステップS8に進み、UNDOコマンドの指示入力であるかどうかの判定を行う。このとき、UNDOコマンドを指示する入力が行われた場合には、ステップS9に進み、現在の画面表示が、図6(c)または図6(d)の表示のように、ズーム処理によるズーム表示画面であるかを判定し、ズーム表示画面であれば、ステップS10に進んで、UNDO処理を行い、図6(b)に示す表示に戻った後、図5のステップS41に進み、ズーム枠209の大きさを設定変更する処理へ移行する。
【0029】
一方、ステップS9で、現在の画面表示がズーム表示画面ではない場合には、ステップS3の入力検出に戻る。
【0030】
一方、ステップS8で、UNDOコマンドの指示入力でない場合には、ステップS11に進み、ズーム設定変更の指示入力であるかどうかの判定を行う。ズーム設定変更とは、例えば、ズーム枠209の幅設定等を変更することをいう。
【0031】
ステップS11で、ズーム設定変更を指示する入力がなされた場合には、ステップS12に進み、ユーザの指示に応じてズーム設定を変更した後、ステップS3の入力検出に戻る。
【0032】
一方、ステップS11で、ズーム設定変更を指示する入力がなされていない場合、つまり上述していない入力が検出された場合には、何もせずに、ステップS3の入力検出に戻る。
【0033】
図4は、ズーム枠209が表示されてから、ズームの中心位置を確定し、ズーム枠を確定するまでの処理の手順を示すフローチャートである。
【0034】
まず、ステップS21では、図6(b)のように、ズーム枠209を表示する。
【0035】
次に、ステップS22では、ユーザが、操作SW群19の入力操作を行ったか、または携帯端末上の表示部13に表示されるコマンドアイコン202〜206の入力操作を手書きタブレット10により行ったかを判定し、ユーザによる入力操作が検出されるまで待機する。
【0036】
ステップS22で、入力操作が検知されると、ステップS23に進み、入力検出した操作内容がズーム枠209の位置を決定する指示であるかどうかを判定し、ズーム枠209の位置を決定する指示がなされている場合には、図5のステップS41に進み、ズーム枠209の位置を確定する。
【0037】
一方、ステップS23で、ズーム枠209の位置を決定する指示がなされていない場合には、ステップS24に進み、前記REDOコマンドの指示入力であるかどうかの判定を行う。このとき、REDOコマンドを指示する入力が行われた場合には、ステップS25に進み、図5のステップS51のUNDO処理から、このステップS25に戻って来ているかどうかを調べ、ステップS51から戻って来ている場合には、ステップS26に進んで、REDO処理を行い、ズーム枠209を再度確定する。
【0038】
一方、ステップS25で、ステップS51から戻って来ていない場合には、ステップS22の入力検出に戻る。
【0039】
一方、ステップS24で、REDOコマンドの指示入力ではない場合には、ステップS27に進み、前記UNDOコマンドの指示入力であるかどうかの判定を行う。このとき、UNDOコマンドを指示する入力が行われた場合には、ステップS28に進み、図6(b)に示されるズーム枠209の表示を消す等のUNDO処理を行って、図6(a)に示す表示を行った後、前記図3のステップS2へ戻る。
【0040】
一方、ステップS27で、UNDOコマンドの指示入力ではない場合には、ステップS29に進み、ズーム枠移動の指示入力であるかどうかの判定を行う。このとき、ズーム枠移動を指示する入力が行われた場合には、ステップS30に進み、ユーザが操作SW群19または手書きタブレット10によりズーム枠209の位置を動かすと、それに応じてズーム枠を移動させる。
【0041】
一方、ステップS29で、ズーム枠移動を指示する入力ではない場合には、ステップS31に進み、ズーム設定変更の指示入力であるかどうかの判定を行う。このとき、ズーム設定変更を指示する入力が行われた場合には、ステップS32に進み、ユーザの指示に応じてズーム設定を変更した後、ステップS22の入力検出に戻る。
【0042】
一方、ステップS31で、ズーム設定変更を指示する入力がなされていない場合、つまり上述していない入力が検出された場合には、何もせずに、ステップS22の入力検出に戻る。
【0043】
図5は、ズーム枠209の位置が確定されてから、実際にズームを行うまでの処理の手順を示すフローチャートである。
【0044】
まず、ステップS41では、ズーム枠209の位置を確定する。
【0045】
次に、ステップS42では、ユーザが、操作SW群19の入力操作を行ったか、または携帯端末上の表示部13に表示されるコマンドアイコン202〜206の入力操作を手書きタブレット10により行ったかを判定し、ユーザによる入力操作が検出されるまで待機する。
【0046】
ステップS42で、入力操作が検知されると、ステップS43に進み、入力検出した操作内容がズーム枠209の大きさを決定する指示、つまりズームの倍率を決定する指示であるかどうかを判定する。このとき、ズーム枠209の大きさを決定する入力指示を行った場合には、ステップS44に進み、画面をズームインするかズームアウトするかの判定を行い、画面をズームインする場合には、ステップS45に進み、画面ズームイン処理を行い、図6(b)に示す表示からズーム枠209を消去し、図6(c)に示すように、表示画面をズームインした表示を行い、ズームイン表示を完了する。
【0047】
一方、ステップS44で、画面をズームアウトする場合には、ステップS46に進み、画面ズームアウト処理を行い、図6(b)に示す表示からズーム枠209を消去し、図6(d)に示すように、表示画面をズームアウトした表示を行い、ズームアウト表示を完了する。
【0048】
一方、ステップS43で、ズーム枠209の大きさを決定する入力指示を行わない場合には、ステップS47に進み、前記REDOコマンドの指示入力であるかどうかの判定を行う。このとき、REDOコマンドを指示する入力が行われた場合には、ステップS48に進み、前記図3のステップS10のUNDO処理により、ズームインした図6(c)の表示またはズームアウトした図6(d)の表示からズーム枠209を表示し、ズーム枠209の位置が固定されている、ズームを行う直前の図6(b)に示される表示に戻って来ているかどうかを調べ、ステップS10のUNDO処理が行われている場合には、ステップS49に進んで、REDO処理を行い、ズームインまたはズームアウト処理を再度実行し、図6(b)の表示からズーム枠209を消去して、ズームを行い、図6(c)または図6(d)に示される表示を行う。
【0049】
一方、ステップS10のUNDO処理が行われていない場合には、ステップS42の入力検出に戻る。
【0050】
一方、ステップS47で、REDOコマンドの指示入力ではない場合には、ステップS50に進み、UNDOコマンドの指示入力であるかどうかの判定を行う。このとき、UNDOコマンドを指示する入力が行われた場合には、ステップS51に進み、位置が確定され、移動することのできなかったズーム枠209を移動可能にするUNDO処理を行い、図4のステップS21へ移行する。
【0051】
一方、ステップS50で、UNDOコマンドの指示入力ではない場合には、ステップS52に進み、ズーム枠209の大きさを変更する指示入力であるかどうかの判定を行う。このとき、ズーム枠209の大きさを変更する指示入力が行われた場合には、ステップS53に進み、ユーザが操作SW群19または手書きタブレット10を用いてズーム枠209を動かすと、これに応じてズーム枠209の大きさを変更する。
【0052】
一方、ステップS52で、ズーム枠209の大きさを変更する指示入力ではない場合には、ステップS54に進み、ズーム設定変更の指示入力であるかどうかの判定を行う。このとき、ズーム設定変更を指示する入力が行われた場合には、ステップS55に進み、ユーザの指示に応じてズーム設定を変更した後、ステップS42の入力検出に戻る。
【0053】
一方、ステップS54で、ズーム設定変更を指示する入力が行われていない場合、つまり上述していない入力検出の場合には、何もせずに、ステップS42の入力検出に戻る。
【0054】
以上説明したように、本実施例の形態では、表示された画面を倍率指定によらず補助のズーム枠を用いることで、視覚的にズームを行えるようにしたので、ズーム操作の失敗を減少させることができる。
【0055】
また、ズーム操作を失敗したとしても、UNDO,REDOコマンド等により短時間で画面の拡大/縮小の倍率を変更するようにしたので、使い勝手を向上させることができる。
【0056】
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、ズームを行う際にズーム補助のためのズーム枠を表示し、そのズーム枠の大きさを自由に変更して倍率を設定した後、ズームを行い、画像をズームさせている。本実施の形態では、ズームの等倍/変倍変更設定、およびズーム倍率に合わせた情報をズーム枠に付記することで、そのズーム枠の使い方を容易にして、ズーム操作をさらに簡単にするようにしたものである。
【0057】
なお、本実施の形態におけるハードウェアの構成は、上記第1の実施の形態のものを用いている。
【0058】
本実施の形態のズーム処理は、上記第1の実施の形態のズーム処理(図3〜図5)中、図5のステップS53の処理のみを、図7のフローチャートに示す処理に変更することで実現している。この変更後の処理手順を、図7のフローチャートおよび図8(a),(b)、図9の表示例を用いて説明する。
【0059】
図7のステップS52(図5のステップS52と同じ)で、ズーム枠の大きさを変更する指示入力が行われた場合には、ステップS61に進み、ズームを行う画像が等倍ズームであるかどうかを判定する。等倍ズームとは、ズームする画像の縦/横のズーム倍率が等倍であることを意味する。また、等倍ズームの選択は、随時設けてあるズーム設定変更処理(ステップS12,S32,S55)によって行う。
【0060】
ステップS61で、等倍ズームのときには、ステップS62に進み、図8(a)に示すように、カーソル303を用いてズーム枠の大きさを変更すると、点302を中心としてズーム枠301Aからズーム枠304Aに縦・横のズーム枠の大きさを連動させて変更する。
【0061】
一方、ステップS61で、等倍ズーム設定でない場合には、ステップS67に進み、変倍ズームを行う。変倍ズームとは、ズームする画像の縦/横のズーム倍率が異なる倍率であることを意味する。
【0062】
ステップS67では、入力検出した動作SW群19または手書きタブレット10の方向が縦方向であるかどうかを判定する。このとき、縦方向である場合には、ステップS68に進み、図8(b)に示すように、枠移動時の点302を中心として、ズーム枠301Bからズーム枠304Bに、縦方向にズーム枠の大きさを変更する。
【0063】
一方、ステップS67で、入力検出が縦方向でない、つまり横方向の場合には、ステップS69に進み、横方向にズーム枠の大きさを変更する。
【0064】
ズーム枠の大きさを変更する、ステップS62,S68,S69の処理後、ステップS63に進み、ズーム倍率に応じてズーム枠の幅を変更するかどうかの判定を行う。なお、ズーム枠の幅を変更するかどうかの選択は、随時設けてあるズーム設定変更処理(ステップS12,S32,S55)によって行う。
【0065】
図9は、ズーム倍率に応じてズーム枠の幅を変更した一例を示す図である。
【0066】
同図に示すように、ステップS63で、ズーム枠401の大きさをズーム枠402に、より大きく変更すると、点302を中心として、ズーム枠402のように、ズーム倍率に応じてズーム枠の幅をより太くする。
【0067】
ステップS63,S64の処理後、ステップS65に進み、ズーム倍率に応じて音出力を行うかどうかの判定を行う。なお、音出力を行うかどうかの選択は、随時設けてあるズーム設定変更処理(ステップS12,S32、S55)によって行う。ステップS65で、ズーム倍率に応じて音出力を行う指定がなされている場合には、ズーム枠の大きさ変更時、ステップS66にてズーム倍率に応じた音の大きさまたは音色をブザー20から出力する。
【0068】
そして、ステップS65,S66の処理後、ステップS42に戻り、入力検出を行う。
【0069】
このように、本実施の形態では、表示された画面をズーム倍率の設定に応じて、ズーム枠の幅または音出力を変更し、ズーム倍率の設定を視覚的に行うようにしたので、ズーム倍率設定時の失敗が減少し、短時間で画面のズームを行うことができる。
【0070】
(第3の実施の形態)
前記第1の実施の形態では、ズームを行う際にズーム補助のためのズーム枠表示を設けたが、本実施の形態では、ズーム枠に、破線、色、太さという情報を付加するようにしている。
【0071】
なお、本実施の形態におけるハードウェアの構成は、前記第1の実施の形態と同様のものを用いている。
【0072】
本実施の形態のズーム処理は、図3〜図5のフローチャートで示したもの、つまり前記第1の実施の形態で説明したものと同様なものを用いて実現している。
【0073】
図10(a)は、ズーム枠209を移動させる際のズーム枠始点位置を示す図である。
【0074】
同図において、ズーム枠始点位置は、中心である点505とズーム枠の四隅である点501〜504からなる。ユーザは、まず随時設けてあるズーム設定変更処理(ステップS12,S32,S55)によって、点501〜505からズーム枠の移動始点位置を決定する。例えば、点501をズーム枠移動始点にした場合には、図10(b)に示すように、ズーム枠209は点501を始点にしてズーム枠506へ移動する。
【0075】
図11(a),(b)は、ズーム枠の表示態様を表示画面のズームイン時とズームアウト時とで異ならせた一例を示す図である。
【0076】
ユーザは、まず随時設けてあるズーム設定変更処理(ステップS12,S32,S55)によって、ズームイン/ズームアウトそれぞれのズーム枠の表示態様を決定する。
【0077】
実際にズーム枠を表示させると、ズームイン時は、図11(a)に示す、一点鎖線のズーム枠601が表示され、ズームアウト時は、図11(b)に示す、二点鎖線のズーム枠602が表示される。
【0078】
ズームの枠の表示形態は、図11(a),(b)に示す鎖線に限らず、ズーム枠の色、ズーム枠幅の太さを変えるようにしても良い。
【0079】
このように、本実施例の形態では、画面上のズーム枠の表示形態をズームの種類に応じて変え、ズーム倍率設定を視覚的に行うようにしたので、ズーム時の失敗が減少し、短時間で画面のズームを行ことができる。
【0080】
なお、上述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0081】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0082】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、通信ネットワークを介してサーバコンピュータからプログラムコードが供給されるようにしてもよい。
【0083】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、上述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0084】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0085】
以下、本発明の実施態様の例を列挙する。
【0086】
(実施態様1) 画像を表示するとともに、該画像上にズーム領域を表示する表示手段と、
前記ズーム領域の位置および大きさを指示する指示手段と、
前記ズーム領域が、前記指示手段によって指示された位置および大きさになるように、前記表示手段を制御する制御手段と、
該制御手段によって制御されたズーム領域に基づいて、該ズーム領域内の画像をズームするズーム手段と
を有することを特徴とする携帯端末。
【0087】
(実施態様2) ズーム態様を選択するズーム態様選択手段をさらに有し、
前記制御手段は、前記ズーム態様選択手段によって選択されたズーム態様に応じて、当該ズーム領域の大きさを制御する
ことを特徴とする実施態様1に記載の携帯端末。
【0088】
(実施態様3) 前記ズーム態様は、等倍ズームおよび変倍ズームを含むことを特徴とする実施態様2に記載の携帯端末。
【0089】
(実施態様4) 直前に実行され、取り消された操作を再度実行するREDO手段と、
直前に実行された操作を取り消して、元の状態に戻すUNDO手段と
をさらに有することを特徴とする実施態様1に記載の携帯端末。
【0090】
(実施態様5) 前記制御手段によって制御されたズーム領域の大きさに応じて、ズーム領域の表示態様を変更する変更手段をさらに有することを特徴とする実施態様1に記載の携帯端末。
【0091】
(実施態様6) 前記制御手段によって制御されたズーム領域の大きさに応じて、通知態様を変更し、ユーザに通知する通知手段をさらに有することを特徴とする実施態様1に記載の携帯端末。
【0092】
(実施態様7) 前記制御手段により、当該ズーム領域の大きさが制御されるときに、該大きさ制御の中心位置を設定する設定手段をさらに有することを特徴とする実施態様1に記載の携帯端末。
【0093】
(実施態様8) 表示手段に画像を表示するとともに、該画像上にズーム領域を表示する表示ステップと、
前記ズーム領域が、指示手段によって指示された位置および大きさになるように、前記表示ステップを制御する制御ステップと、
該制御ステップによって制御されたズーム領域に基づいて、該ズーム領域内の画像をズームするズームステップと
を有することを特徴とする携帯端末の制御方法。
【0094】
(実施態様9) 携帯端末の制御方法を、コンピュータに実現させるためのプログラムであって、
前記制御方法は、
表示手段に画像を表示するとともに、該画像上にズーム領域を表示する表示ステップと、
前記ズーム領域が、指示手段によって指示された位置および大きさになるように、前記表示ステップを制御する制御ステップと、
該制御ステップによって制御されたズーム領域に基づいて、該ズーム領域内の画像をズームするズームステップと
を有することを特徴とするプログラム。
【0095】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、表示画面のズームしたい領域を確実かつ容易にズームできて、拡大/縮小画面を表示させることができるので、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る携帯端末の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の携帯端末の外観構成を示す図である。
【図3】図1の携帯端末の画面上に、ズームを補助するためのズーム枠を表示させる処理の手順を示すフローチャートである。
【図4】ズーム枠が表示されてから、ズームの中心位置を確定し、ズーム枠を確定するまでの処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】ズーム枠の位置が確定されてから、実際にズームを行うまでの処理の手順を示すフローチャートである。
【図6】図4〜図6のズーム処理を説明するための図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る携帯端末で実行されるズーム処理中、図4〜図6のズーム処理と異なる処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】図7のズーム処理を説明するための図である。
【図9】ズーム倍率に応じてズーム枠の幅を変更した一例を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係る携帯端末において、ズーム枠を移動させる処理を説明するための図である。
【図11】ズーム枠の表示態様を表示画面のズームイン時とズームアウト時とで異ならせた一例を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU
2 ROM
3 RAM
3a 画像展開エリア
3b ワークエリア
3c VRAM
3d 一時退避エリア
4 データ格納部
9 タブレットコントロール部
10 タブレット
11 LCDコントロール部
12 表示駆動部
13 表示部
19 操作スイッチ群
20 ブザー
101 本体
104〜112 操作キー

Claims (1)

  1. 画像を表示するとともに、該画像上にズーム領域を表示する表示手段と、
    前記ズーム領域の位置および大きさを指示する指示手段と、
    前記ズーム領域が、前記指示手段によって指示された位置および大きさになるように、前記表示手段を制御する制御手段と、
    該制御手段によって制御されたズーム領域に基づいて、該ズーム領域内の画像をズームするズーム手段と
    を有することを特徴とする携帯端末。
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