JP2004157352A - 像振れ補正装置および像振れ補正機能付き光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータを使用する像振れ補正機構において、モータの振動および騒音を低減する。
【解決手段】横駆動枠材36は2つの補正レンズを一体的に保持し、縦駆動枠材32は横駆動枠材36を横方向に移動自在に保持する。ボディに固定された第3支柱部材60に縦方向アクチュエータ130を固定し、縦方向アクチュエータ130のシャフト134の両端を縦駆動枠材32に固定した2つの伝達部材72、74によって挟持する。縦方向アクチュエータ130を第3支持部材60に取り付ける台座82およびネジ64を制振合金から形成し、シャフト134と伝達部材72、74との間に制振板部材76、78を設けて縦方向アクチュエータ130による振動および異音の発生を効果的に防止する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、双眼鏡などの光学機器に関し、特に補正レンズにより像振れを補正する像振れ補正機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、双眼鏡等において手振れなどにより起因する像振れを防止する像振れ補正機能を備えたものが知られている。例えば特許文献1には、補正光学系を像振れが相殺されるように、光軸に垂直な平面内で互いに直交する2方向に相対移動させる像振れ補正装置が示されている。
【0003】
具体的には、補正レンズを2重の駆動枠で保持し、直交する縦方向および横方向に関してそれぞれの駆動枠を相対移動させるための2つの直動型アクチュエータを設けている。縦方向について説明すると、直動型アクチュエータにはモータの回転をリードネジにより直進運動に変えるシャフトが設けられ、このシャフトは通常の使用状態では鉛直方向に略一致する縦方向に延び、その先端は下方に位置し縦方向駆動枠に一体的なガイドピンに当接している。縦方向駆動枠はコイルバネにより上方に引張されており、ガイドピンはシャフトの先端に下から押付けられている。従って、ガイドピンおよび縦方向駆動枠はシャフトに従動して縦方向に相対移動する。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−199862号公報
【0005】
直動アクチュエータとして使用するモータとしては、汎用のステップモータやDCモータが使用される。これらは電気的制御が容易であるが、その反面、振動および騒音が生じやすいという欠点があり、このためにモータを支持する筐体に振動が伝わって操作者に不快感を与えたり、異音を生じさせたりするなどの問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点に鑑みて成されたものであり、モータを使用する像振れ補正機構における振動の低減および異音発生防止が課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の像振れ補正装置は、光学機器の筐体に内蔵され光軸の振れを補正する補正光学系と、補正光学系を保持し、筐体内において光軸に垂直な平面を相対移動自在な駆動枠材と、モータによりシャフトを軸心に沿って直進運動させる駆動手段と、シャフトの両端部を挟持することによってシャフトの直進運動を駆動枠材に伝達する伝達部材とを備え、シャフトと伝達部材との間に、振動減衰性の高い制振合金から成る制振部材を介在させたことを特徴とする。
【0008】
また本発明の像振れ補正装置は、光学機器の筐体に内蔵され光軸の振れを補正する補正光学系と、開口が形成され筐体によって第1方向に相対移動自在に支持される第1駆動枠材と、筐体に固定された第1モータによって、第1方向と平行に延びる第1シャフトを第1方向に沿って直進運動させる第1駆動手段と、第1駆動枠材に固定される一方、第1シャフトの両端部を挟持することによって第1シャフトの直進運動を第1駆動枠材に伝達する第1伝達部材と、第1駆動枠材によって開口内において第2方向に相対移動自在に支持されて補正光学系を一体的に保持する第2駆動枠材と、第1駆動枠材に固定された第2モータによって、第2方向と平行に延びる第2シャフトを第2方向に沿って直進運動させる第2駆動手段と、第2駆動枠材に固定される一方、第2シャフトの両端部を挟持することによって第2シャフトの直進運動を第2駆動枠材に伝達する第2伝達部材とを備え、第1シャフトと第1伝達部材との間および第2シャフトと第2伝達部材との間に、それぞれ振動減衰性の高い制振合金から成る制振部材を介在させたことを特徴とする。
【0009】
上記像振れ補正装置において、制振合金は例えばMn−20Cu−5Ni−2Feである。
【0010】
上記像振れ補正装置において、第1モータを支持すると共に筐体に固定される第1台座と、第2モータを支持すると共に第1駆動枠材に固定される第2台座とをさらに備え、これら第1および第2台座が制振合金から形成されてもよい。さらには、第1および第2台座がネジによって筐体および第1駆動枠材にそれぞれ取付けられ、ネジが制振合金から形成されてもよい。
【0011】
上記像振れ補正装置において、第1モータを支持すると共に筐体に固定される第1台座をさらに備え、この第1台座がネジによって筐体に取付けられると共に、第1台座と筐体との間にワッシャが介在して両者が互いに離間しており、第2モータを支持すると共に第1駆動枠材に固定される第2台座をさらに備え、この第2台座がネジによって第1駆動枠材に取付けられると共に、第2台座と第1駆動枠材との間にワッシャが介在して両者が互いに離間しており、ワッシャおよびネジが制振合金から形成されてもよい。
【0012】
また本発明の光学機器は、補正光学系を光軸に垂直な平面上の互いに直交する第1および第2方向に相対移動させることによって光軸の振れを補正する像振れ補正機構を筐体の内部に設けた光学機器であって、この像振れ補正機構が、開口が形成され筐体によって第1方向に相対移動自在に支持される第1駆動枠材と、筐体に固定された第1モータによって、第1方向と平行に延びる第1シャフトを第1方向に沿って直進運動させる第1駆動手段と、第1駆動枠材に固定される一方、第1シャフトの両端部を挟持することによって第1シャフトの直進運動を第1駆動枠材に伝達する第1伝達部材と、第1駆動枠材によって開口内において第2方向に相対移動自在に支持されて補正光学系を一体的に保持する第2駆動枠材と、第1駆動枠材に固定された第2モータによって、第2方向と平行に延びる第2シャフトを第2方向に沿って直進運動させる第2駆動手段と、第2駆動枠材に固定される一方、第2シャフトの両端部を挟持することによって第2シャフトの直進運動を第2駆動枠材に伝達する第2伝達部材とを備え、第1シャフトと第1伝達部材との間および第2シャフトと第2伝達部材との間に、それぞれ振動減衰性の高い制振合金から成る制振部材を介在させたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る像振れ補正機能付き光学機器の第1実施形態を示す図であって、双眼鏡の各光学系の相対位置関係を簡単に示す斜視図である。双眼鏡は筐体であるボディ10(図中、一点鎖線で示される)を備え、その内部に両眼にそれぞれ対応する2つの光学系、即ち右眼用の第1光学系100Rと左眼用の第2光学系100Lとが収容される。
【0014】
第1光学系100Rにおいて、対物レンズ12Rに入射した光束は、補正光学系である補正レンズ14Rを通過して、2つのポロプリズムから成るプリズム正立系16Rにより反射させられ、複数の光学要素から成る接眼レンズ18Rに導かれる。第2光学系100Lは第1光学系100Rと同様の構成を有し、対応する構成については符号のRをLに変えて示している。これにより接眼部20即ち右目用接眼部20Rおよび左目用接眼部20Lから目標物が視認される。第1光学系100Rの光軸OPおよび第2光学系100Lの光軸OPは、それぞれ図中一点鎖線で示され、これら光軸OPおよびOPは所定距離だけ離れかつ互いに平行である。
【0015】
2つの補正レンズ14Rおよび14Lは、第2駆動枠材である平板状の横駆動枠材36に一体的に保持され、横駆動枠材36は第1駆動枠材である縦駆動枠材32に形成された長方形の開口34に保持される。縦駆動枠材32は矢印Yで示す縦方向(第1方向)にのみ相対移動可能であり、横駆動枠材36は開口34内において矢印Xで示す横方向(第2方向)にのみ相対移動可能である。ここで横方向Xを光軸OPおよびOPを含む平面に平行であって光軸OPおよびOPに垂直な方向であると定義し、また縦方向Yを光軸OPおよびOPを含む平面と光軸OPおよびOPとの双方に垂直な方向に定義する。観察者が通常の使用状態で双眼鏡を保持した場合、縦方向Yは鉛直方向に略一致する。
【0016】
2つの補正レンズ14Rおよび14L以外の他の光学要素12R、16R、18R、12L、16Lおよび18Lはボディ10内の所定位置に固定されるが、補正レンズ14Rおよび14Lは、縦駆動枠材32および横駆動枠材36によって、光軸OPおよびOPに垂直な平面内においてのみ、横方向Xおよび縦方向Yに一体的に移動自在である。
【0017】
図2は、像振れ補正機構のブロック図である。ボディ10の表面にはモードスイッチ102が設けられ、通常観察モードと像振れ補正モードとに切替えが可能である。通常観察モードにおいては、補正レンズ14Rおよび14Lは図1に示す基準位置、具体的には補正レンズ14Rの光軸が他の光学要素12R、16R、18Rの光軸OPに一致しかつ補正レンズ14Lの光軸が光学要素12L、16Lおよび18Lの光軸OPに一致する位置、に位置決めされる。モードスイッチ102により像振れ補正モードに切替えられると、手振れ等によりボディ10が移動すると、その移動を相殺すべく補正レンズ14Rおよび14Lがボディ10内で縦方向Yあるいは横方向Xに相対移動する。これにより、手振れが生じても観察者は常に像振れのない像を観察できる。
【0018】
詳述すると、ボディ10内には、操作者がボディ10を保持した時の手振れの状態を検出する2つのセンサ104および114が設けられる。縦方向角速度センサ104は縦方向Yに関する手振れの方向および角速度を検出し、角速度信号を出力する。角速度信号は縦方向センサアンプ106により増幅されて制御手段120に出力される。制御手段120は例えばマイクロコンピュータであり、縦方向センサアンプ106により十分増幅された角速度信号を所定の同期信号に基づいてデジタル値に変換し、さらにこれを積分演算することによって、手振れによって生じた縦方向Yの角度変位量を算出する。横方向Xについても同様、横方向角速度検出センサ114によって検出された角速度信号は、横方向センサアンプ116により増幅され、制御手段120により角速度信号から横方向Xの角度変位量が算出される。
【0019】
図示しないが、補正レンズ14Rおよび14Lと、光学要素16Rおよび16Lとの間のスペースには光路の部分だけくり抜かれた基板がボディ10に一体的に固定され、この基板上に上記縦方向角速度センサ104、横方向角速度検出センサ114、縦方向センサアンプ106、横方向センサアンプ116および制御手段120が設けられる。
【0020】
ボディ10内には縦駆動枠材32を縦方向Yに相対移動させる縦方向アクチュエータ130と、横駆動枠材36を横方向Xに相対移動させる横方向アクチュエータ140とが設けられる。縦方向アクチュエータ130は、ステッピングモータ132と、ステッピングモータ132の回転駆動力を縦方向Yの直進運動に変換して縦駆動枠材32に伝達するシャフト134とを備え、このステッピングモータ132のステップ数および回転方向は、制御手段120から出力されるパルス信号に基づいて制御される。このパルス信号には、縦方向Yについて算出された角度変位量と等しい量だけ手振れの方向と反対方向に縦駆動枠材32を移動させるための情報が含まれる。横方向アクチュエータ140の構成および動作についても同様である。これにより光軸に垂直な2次元平面において手振れは相殺される。
【0021】
図3〜図6を参照して、像振れ補正機構について具体的に説明する。図3は接眼部20から見た像振れ補正機構の平面図であり、図4は対物側から見た像振れ補正機構の平面図、図5はその上面図(図3のV−V線断面図)であり、図6はその一部を破断した上面図である。
【0022】
ボディ10は光軸OPおよびOPおよび横方向Xを含む平面に平行な底面板部10aを備え、この底面板部10aには第1支柱部材42および第2支柱部材44がそれぞれネジで固定される。第1支柱部材42および第2支柱部材44は、共に同寸法形状を呈し、長方形断面を有しその厚みが縦駆動枠材32および横駆動枠材36の厚みと略同じである。第1支柱部材42および第2支柱部材44の互いに対向する側面は、光軸OPおよびOPおよび縦方向Yを含む平面に平行であり、これら両側面は実質的に縦駆動枠材32の横幅と同じ距離だけ離れている。縦駆動枠材32は第1支柱部材42および第2支柱部材44によって挟持される。
【0023】
第1支柱部材42における対物側の側面および接眼側の側面と、第2支柱部材44における対物側の側面および接眼側の側面とには、それぞれ2個ずつ円環状ワッシャ46がボルトおよびナットで固定される。計8個の円環状ワッシャ46はその一部が内側即ち縦駆動枠材32側に突出している。縦駆動枠材32は2本の支柱部材42および44と8個の円環状ワッシャ46とによって、光軸方向OP、OPおよび横方向Xへの相対移動は規制され、縦方向Yのみ相対移動が許容される。
【0024】
2本の支柱部材42、44と縦駆動枠材32との間には、両者が円滑に摺動するための僅かなクリアランスが設けられており、このクリアランスによるガタつきを防止するために縦駆動枠材32を第2支柱部材44側(図3の左方)へ引張して第2支柱部材44に常時当接させる補助コイルバネ48が2つ設けられる。
【0025】
縦駆動枠材32に形成された開口34は略長方形の断面を有し、横駆動枠材36は開口34に収容される。横駆動枠材36は、開口34の縦方向長さと実質的に同じ縦方向長さを有し、また開口34の横方向長さより短い横方向長さを有する。またその厚みは横駆動枠材36がガタつくことなく摺動できるように縦駆動枠材32の厚みより僅かに薄い。これにより、横駆動枠材36は縦駆動枠材32に対する縦方向Yへの相対移動が規制される。縦駆動枠材32の対物側および接眼部側の側面にはそれぞれ4つ、合計8つの円環状ワッシャ50がボルトおよびナットで固定され、それらの外縁の一部は内側即ち横駆動枠材36側に突出して横駆動枠材36の光軸方向OP、OPへの相対移動を規制する。このように、横駆動枠材36は縦方向Yおよび光軸方向OP、OPに関しては縦駆動枠材32に対する相対移動は規制され、横方向Xにのみ相対移動可能である。
【0026】
横駆動枠材36と縦駆動枠材32との間には、両者が円滑に摺動するための僅かなクリアランスが設けられており、このクリアランスによるガタつきを防止するために横駆動枠材36を図中上方に引張して開口34の上壁面に常時当接させる補助コイルバネ52が2つ設けられる。
【0027】
横駆動枠材36には補正レンズ14Rおよび14Lが嵌められ、それぞれネジで固定されている。従って、横駆動枠材36を横方向Xへ移動させれば補正レンズ14R、14Lがボディ10内で横方向Xに相対移動し、縦駆動枠材32を縦方向Yへ移動させれば補正レンズ14R、14Lはボディ10内で縦方向Yに相対移動することになる。
【0028】
縦駆動枠材32の駆動機構について説明する。底面板部10aには縦方向Yに延びる第3支柱部材60がネジで固定され、この第3支柱部材60は縦駆動枠材32よりも接眼側であってかつ横方向Xの中央に位置する。第3支柱部材60の接眼側の側面中央には縦方向アクチュエータ130を支持固定するための台座62が設けられる。台座62は、2本のネジ64によって第3支柱部材60の側面に密着固定されXY平面に平行な取付板部62aと、この取付板部62aから接眼側へ向かって延び底面板部10aに平行なモータ支持板部62bとを備える。ステッピングモータ132は円筒状のモータケースの内部にモータ機構を収容した構成を有し、その一部が支持板部62bを貫通するとともに、モータケースの外周から径外方向に延びる菱形のフランジがモータ支持板部62bの上面にネジで固定される。
【0029】
縦方向アクチュエータ130のシャフト134はステッピングモータ132内を挿通し、その軸心方向は縦方向Yに一致する。このシャフト134の外周面にはリードネジが形成され、モータ機構の軸受に形成された雌ネジ(図示せず)に螺合している。ステッピングモータ132が正転あるいは反転することにより、シャフト134は軸心周りに相対回転すると共に、軸心に一致する縦方向Yに沿って進退する。
【0030】
このように、縦方向アクチュエータ130は台座62即ち第3支柱部材60を介して底面板部10aに一体的に固定されており、シャフト134のみが縦方向Yに相対移動可能である。シャフト134の両端部は縦駆動枠材32から延びる2つの伝達部材72、74によって挟持される。シャフト134の両端部にはボール134aがそれぞれ埋設され、これらが縦駆動枠材32に一体的な伝達部材72、74に点接触する。シャフト134の推進力はこれら伝達部材72、74を介して縦駆動枠材32に伝達される。伝達部材72、74は金属などの剛性部材から形成される。
【0031】
伝達部材72は、縦駆動枠材32の上方側中央の接眼側側面にネジ固定される円柱ガイド部72aを備え、この円柱ガイド部72aはその軸心が光軸に平行であり、第3支柱部材60の上方に形成されたガイド穴66を挿通している。ガイド穴66は、その長手方向が縦方向Yに一致する長穴であり、その横幅は円柱ガイド部72aの直径に実質的に一致する。伝達部材72はさらに円柱ガイド部72aから接眼側に向かって一体的に延びる板ばね部72bを備え、この板ばね部72bはシャフト134の基端側を鉛直下方に一定の力で押圧付勢する。
【0032】
一方、伝達部材74は、縦駆動枠材32の下方側中央の接眼側側面にネジ固定される円柱ガイド部74aと、円柱ガイド部74aから接眼側に向かって一体的に延びる半円柱支持部74bとを備える。円柱ガイド部74aは、その軸心が光軸に平行であり、第3支柱部材60の下方に形成されたガイド穴68を挿通している。半円柱支持部74bは、円柱ガイド部74aと同径の円柱から軸心を含む切断面より上半分を除去した半円形断面の柱状を呈しており、その切断面である長方形の上面は光軸方向および横方向Xに平行であり、シャフト134を先端側から支持している。
【0033】
このように、シャフト134は両端部において縦駆動枠材32に一体的な伝達部材72および74により一定の付勢力で持って挟持され、これにより縦駆動枠材32のシャフト134に対する縦方向Yへのガタつきが防止される。板ばね部72bによる付勢力は、シャフト134の回転によって伝達部材72および74から外れない程度に大きく、かつシャフト134の回転トルクに影響がない程度に小さい値に設定される。シャフト134と伝達部材72および74とは、共に点接触しているため接触面積が極めて小さく、シャフト134の回転時に生じる摩擦力が回転トルクへ悪影響を及ぼすことが防止され、シャフト134が円滑に相対回転できる。
【0034】
シャフト134の進退に伴って、伝達部材72はガイド穴66に沿って縦方向Yに摺動し、同時に伝達部材74はガイド穴68に沿って縦方向Yに摺動する。以上の構成により、縦駆動枠材32は縦方向Yに関してのみ縦方向アクチュエータ130によって相対移動し、ガイド穴66および68内における伝達部材72および74の移動量と同じだけ移動することができる。縦駆動枠材32の縦方向Yにおける相対位置は、図示しない検出センサ例えば透過型フォトインタラプタによって検出され、制御手段120によって常に監視されている。
【0035】
縦方向アクチュエータ130と第3支持部材60との間に介在する台座62およびネジ64は、従来のアルミニウムやステンレス等の金属よりも遥かに振動減衰力の高い制振合金から形成される。また、伝達部材72の板ばね部72bのボール134aに当接する部位には制振板部材76が一体的に設けられ、伝達部材74の半円柱支持部74bのボール134aに当接する部位にも制振板部材78が埋設される。制振板部材76および78は制振合金から形成される。
【0036】
制振合金としては、例えば、鋳鉄等に代表されるように黒鉛の存在により内部摩擦が大きい複合型制振合金、12%Cr鋼等のように磁歪が大きく、外からの振動エネルギーを磁区の移動および回転によって費やし急速に振動や音を減衰させる強磁性型制振合金、Mn−Cu系合金のようにfccからfctへのマルテンサイト変態の際に生成する微細双晶の境界が移動することによって高い減衰性能を発揮する双晶型制振合金、Mgに0.6%のZrを添加したKIXI合金等のように転位と不純性原子との相互作用で振動を吸収する転位型制振合金、2枚の鋼板の間に合成樹脂や繊維を入れて接着しサンドイッチ状の板材に仕上げた制振鋼板等が挙げられる。本実施形態では双晶型制振合金のM2052を用いており、このM2052はMnをベースにCuを20%、Niを5%、Feを2%添加した合金である。
【0037】
本実施形態では、振動の発生源である縦方向アクチュエータ130と、それを支持する第3支持部材60即ちボディ10との間に介在する部材であって、かつ最も縦方向アクチュエータ130に近接する台座62およびネジ64を制振合金から形成し、さらに縦方向アクチュエータ130とこれに駆動される縦駆動部枠32との間に介在する部材であって、かつ最も縦方向アクチュエータ130に近接する制振板部材76、78を制振合金から形成しており、これにより縦方向アクチュエータ130の振動を効果的に減衰できる。従って、像振れ補正中にボディ10から手に伝わる振動を低減させるとともに異音の発生を防止でき、操作者の不快感を和らげることができる。
【0038】
次に、横方向アクチュエータ140を含む横駆動機構について説明する。縦駆動枠材32の対物側には、台座80を介して横方向アクチュエータ140が取付けられる。横方向アクチュエータ140は縦方向アクチュエータ130と同じ構成を備えており、同一の構成には符号に10を加算して示しその詳細は省略する。
【0039】
図6に明らかなように台座80はL字型断面を呈し、縦駆動枠材32の対物側側面の下方に平行に2つのネジ82で密着固定される取付板部80aと、取付板部80aの中央側端部から対物側に垂直に一体的に延びるモータ支持板部80bとを備える。このモータ支持板部80bに横方向アクチュエータ140のフランジがネジ固定されることにより、横方向アクチュエータ140は縦駆動枠材32の横方向Xに関して略中央に取付けられ、そのシャフト144の軸心は横方向Xに一致せしめられる。
【0040】
このように、横方向アクチュエータ140は縦駆動枠材32のみによって支持されるとともに、シャフト144のみが縦駆動枠材32に対して横方向Xに相対移動する。
【0041】
横駆動枠材36の対物側には略コの字断面を有する保持部材84が固定される。保持部材84は横駆動枠材36の対物側側面の下方にネジで平行に密着固定される固定板部84aと、この固定板部84aの両端から対物側に延びる2つの腕部84bとから成り、この2つの腕部84bによってシャフト144の両端が挟持される。横駆動枠材36はシャフト144の進退に伴って横方向Xへ相対移動する。横駆動枠材36の横方向Xに関する相対移動可能な距離は、開口34の横方向長さから横駆動枠材36の横方向長さを差引いた長さに一致する。
【0042】
2つの腕部84bの内側、詳しくはシャフト144両端のボール144aに当接する部位には、制振合金から成る制振板部材86および88が設けられており、また横方向アクチュエータ140を支持する台座80およびネジ82は制振合金から形成される。これにより、横方向アクチュエータ140から発生する振動が制振板部材86および88、台座80およびネジ82によって効果的に減衰させられ、縦駆動枠32へ引いてはボディ10への振動の伝達が遮断される。
【0043】
制振合金はその体積が大きいほど制振効果が大きくなるので、像振れ補正機構全体を制振合金で形成すれば制振効果の増大が見込まれるが、その反面制振合金の比重は従来のアルミニウムやステンレスに比べて大きいため、双眼鏡全体としては重くなることになり、手で保持する双眼鏡には軽量化が重要な課題のひとつであることから、全部材に制振合金を適用することは望ましくない。そこで、本実施形態では、最小限の量の制振合金であっても従来の制振合金を用いていない双眼鏡に比べて飛躍的に制振効果を向上させるために、制振合金の配置に工夫をしており、振動および騒音の発生源である縦方向アクチュエータ130および横方向アクチュエータ140に直接接する部材(制振板部材76、78、86および88、台座82、ネジ64、台座80およびネジ82)を制振合金で形成している。
【0044】
次に、図7および8を参照して本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態の像振れ補正機構は、2つのアクチュエータを支持する部位の構成が異なること以外は第1実施形態と同様の構成であり、対応する構成には同符合を付し、説明を省略する。
【0045】
図7に示す縦駆動機構において、縦方向アクチュエータ130は台座262、ネジ64およびワッシャ200によって第3支柱部材60に固定される。台座262は従来の金属例えばアルミニウム合金などから形成され、ワッシャ200およびネジ64は制振合金から形成される。ワッシャ200は、台座262の取付板部262aに形成された凹部262cに嵌められており、第3支柱部材60と取付板部262aとの間に介在して両者を離間させている。従って、縦方向アクチュエータ130からの振動はワッシャ200によって減衰させられ、第3支柱部材60への振動の伝達経路が遮断される。図8に示す横駆動機構についても同様、台座280の取付板部280aに凹部280cが形成され、凹部280cにワッシャ202が嵌められている。このワッシャ202によって取付板部280aと縦駆動枠32との間は離間させられており、横方向アクチュエータ140の振動はワッシャ200によって減衰させられ、第3支柱部材60への振動の伝達経路が遮断される。
【0046】
このように、第2実施形態においても、第1実施形態と同様、最小限の制振合金を2つのアクチュエータ130、140の近傍の部材に用いることによって、従来の制振合金を用いていない双眼鏡に比べて制振効果および防音効果を飛躍的に向上させることができる。
【0047】
図9を参照して本発明の第3実施形態について説明する。第2実施形態の像振れ補正機構は、2つのアクチュエータを支持する部位の構成が異なること以外は第1実施形態と同様の構成であり、対応する構成には同符合を付し、説明を省略する。
【0048】
第3実施形態においては、縦方向アクチュエータ130と台座362の支持板部362bとの間に制振合金製のワッシャ300が設けられる。台座362は従来の金属(アルミニウム等)により形成される。ワッシャ300は支持板部362bの上面に形成された凹部362cに嵌められており、縦方向アクチュエータ130と台座362との間の振動の伝達経路を遮断する役目を果たす。なお、図示しないが横駆動機構においても同様の構成が採用されることはいうまでもない。第3実施形態においても第1および第2実施形態と同様、最小限の制振合金を2つのアクチュエータ130、140の近傍の部材に用いることによって、従来の制振合金を用いていない双眼鏡に比べて制振効果および防音効果を飛躍的に向上させることができる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の像振れ補正装置および像振れ補正機能付光学機器は、モータを使用する像振れ補正機構においてその駆動力の伝達経路上に制振部材を設けたので、モータの振動および騒音を低減でき、操作者の不快感を減じることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る像振れ補正機能付き光学機器の第1実施形態を示す図であって、各光学系の相対位置関係を簡単に示す斜視図である。
【図2】図1に示す像振れ補正機能付き光学機器の像振れ補正機構を示すブロック図である。
【図3】接眼部側から見た像振れ補正機構の平面図である。
【図4】対物側から見た像振れ補正機構の平面図である。
【図5】図3のV−V線における像振れ補正機構の縦断面図である。
【図6】像振れ補正機構の一部を破断して示す上面図である。
【図7】本発明に係る像振れ補正機能付き光学機器の第2実施形態を示す図であって、像振れ補正機構の一部を拡大して示す縦断面図である。
【図8】図7に示す像振れ補正機構の一部を拡大して示す上面図である。
【図9】本発明に係る像振れ補正機能付き光学機器の第3実施形態を示す図であって、像振れ補正機構の一部を拡大して示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 ボディ(筐体)
14R、14L 補正レンズ(補正光学系)
32 縦駆動枠材(第1駆動枠材)
36 横駆動枠材(第2駆動枠材)
130 縦方向アクチュエータ(第1駆動手段)
140 横方向アクチュエータ(第2駆動手段)
132、142 モータ(第1および第2モータ)
134、144 シャフト(第1および第2シャフト)

Claims (7)

  1. 光学機器の筐体に内蔵され光軸の振れを補正する補正光学系と、
    前記補正光学系を保持し、前記筐体内において前記光軸に垂直な平面を相対移動自在な駆動枠材と、
    モータによりシャフトを軸心に沿って直進運動させる駆動手段と、
    前記シャフトの両端部を挟持することによって前記シャフトの直進運動を前記駆動枠材に伝達する伝達部材とを備え、
    前記シャフトと前記伝達部材との間に、振動減衰性の高い制振合金から成る制振部材を介在させたことを特徴とする像振れ補正装置。
  2. 光学機器の筐体に内蔵され光軸の振れを補正する補正光学系と、
    開口が形成され前記筐体によって第1方向に相対移動自在に支持される第1駆動枠材と、
    前記筐体に固定された第1モータによって、前記第1方向と平行に延びる第1シャフトを前記第1方向に沿って直進運動させる第1駆動手段と、
    前記第1駆動枠材に固定される一方、前記第1シャフトの両端部を挟持することによって前記第1シャフトの直進運動を前記第1駆動枠材に伝達する第1伝達部材と、
    前記第1駆動枠材によって前記開口内において第2方向に相対移動自在に支持されて前記補正光学系を一体的に保持する第2駆動枠材と、
    前記第1駆動枠材に固定された第2モータによって、前記第2方向と平行に延びる第2シャフトを前記第2方向に沿って直進運動させる第2駆動手段と、
    前記第2駆動枠材に固定される一方、前記第2シャフトの両端部を挟持することによって前記第2シャフトの直進運動を前記第2駆動枠材に伝達する第2伝達部材とを備え、
    前記第1シャフトと前記第1伝達部材との間および前記第2シャフトと前記第2伝達部材との間に、それぞれ振動減衰性の高い制振合金から成る制振部材を介在させたことを特徴とする像振れ補正装置。
  3. 前記制振合金がMn−20Cu−5Ni−2Feであることを特徴とする請求項1または2に記載の像振れ補正装置。
  4. 前記第1モータを支持すると共に前記筐体に固定される第1台座と、前記第2モータを支持すると共に前記第1駆動枠材に固定される第2台座とをさらに備え、これら第1および第2台座が制振合金から形成されることを特徴とする請求項2に記載の像振れ補正装置。
  5. 前記第1および第2台座がネジによって前記筐体および前記第1駆動枠材にそれぞれ取付けられ、前記ネジが制振合金から形成されることを特徴とする請求項4に記載の像振れ補正装置。
  6. 前記第1モータを支持すると共に前記筐体に固定される第1台座をさらに備え、この第1台座がネジによって前記筐体に取付けられると共に、前記第1台座と前記筐体との間にワッシャが介在して両者が互いに離間しており、
    前記第2モータを支持すると共に前記第1駆動枠材に固定される第2台座をさらに備え、この第2台座がネジによって前記第1駆動枠材に取付けられると共に、前記第2台座と前記第1駆動枠材との間にワッシャが介在して両者が互いに離間しており、
    前記ワッシャおよび前記ネジが制振合金から形成されることを特徴とする請求項2に記載の像振れ補正装置。
  7. 補正光学系を光軸に垂直な平面上の互いに直交する第1および第2方向に相対移動させることによって前記光軸の振れを補正する像振れ補正機構を筐体の内部に設けた光学機器であって、
    この像振れ補正機構が、
    開口が形成され筐体によって前記第1方向に相対移動自在に支持される第1駆動枠材と、
    前記筐体に固定された第1モータによって、前記第1方向と平行に延びる第1シャフトを前記第1方向に沿って直進運動させる第1駆動手段と、
    前記第1駆動枠材に固定される一方、前記第1シャフトの両端部を挟持することによって前記第1シャフトの直進運動を前記第1駆動枠材に伝達する第1伝達部材と、
    前記第1駆動枠材によって前記開口内において前記第2方向に相対移動自在に支持されて前記補正光学系を一体的に保持する第2駆動枠材と、
    前記第1駆動枠材に固定された第2モータによって、前記第2方向と平行に延びる第2シャフトを前記第2方向に沿って直進運動させる第2駆動手段と、
    前記第2駆動枠材に固定される一方、前記第2シャフトの両端部を挟持することによって前記第2シャフトの直進運動を前記第2駆動枠材に伝達する第2伝達部材とを備え、
    前記第1シャフトと前記第1伝達部材との間および前記第2シャフトと前記第2伝達部材との間に、それぞれ振動減衰性の高い制振合金から成る制振部材を介在させたことを特徴とする光学機器。
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