JP2004154390A

JP2004154390A - Frame structure of car seat

Info

Publication number: JP2004154390A
Application number: JP2002323514A
Authority: JP
Inventors: Sumihisa Kodama; 純久児玉; Yamahito Kariya; 山人苅谷; Susumu Hatta; 進八田; Kenji Kanda; 健司神田
Original assignee: Tachi S Co Ltd; Imasen Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Tachi S Co Ltd; Imasen Electric Industrial Co Ltd
Priority date: 2002-11-07
Filing date: 2002-11-07
Publication date: 2004-06-03
Anticipated expiration: 2022-11-07
Also published as: JP4136609B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a cushion frame structure of a light-weight seat cushion by using a seat cushion frame for a seat with a height mechanism also to a seat without the height mechanism in common by adding a simple and efficient auxiliary member. <P>SOLUTION: As for the car seat, the front parts of both of side frames 10 and 10 are fixed to the upper rails 20 of slide rails 2 with bolts 33, nearly triangular arms 3 are arranged in the inside of rear parts, and the upper connection places A of the arms 3 are caulked to both of the side frames 10 and 10 with pins 32. The connection places B at the lower parts of the arms 3 are connected to the upper rails 20 with pins 31. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用シートのフレーム構造体、詳しくは、部品の共用化を目的とするシートクッションのクッションフレーム構造体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、シートの高さを調整できるハイト機構付シートと、ハイト機構なしのシートにおいて、そのクッションフレームを共用化して部品の削減とコストの低減を図るクッションフレーム構造体が提案されている。
【０００３】
通常、シートには左右のシートクッションフレームが対称に配置され、その後端の上方に突出する部分には、左右両サイドのリクライニングデバイスを介してシートバックフレームが傾動調整可能に取り付けられている。
従来のハイト機構付きシートの場合は、ハイト機構の回動可能な前後および左右のリンク片を介して左右のシートクッションフレームがスライドレールのアッパーレールにボルト等によって取り付けられると共に、ハイト機構の連動パイプを介して左右のシートクッションフレームが連結される構成となっている。
【０００４】
また、ハイト機構を有さないシートの場合は、左右シートクッションフレームの前後の適宜箇所がスライドレールのアッパーレールにボルト等によって直接的に取り付けられると共に、連結板等（後ろ側フレーム等）によって左右のシートクッションフレームが連結される構成となっている。（例えば特許文献１参照）
【０００５】
【特許文献１】
特開２０００ー１１６４５９号公報（第６頁、第１図）
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
上述のハイト機構を備えたシートのシートクッションフレームは、回動可能なリンク片を介してスライドレールのアッパーレールに取り付けられている。このため、車両が後方から追突された場合などに、シートバックフレーム、リクライニングデバイス等から大きな衝撃荷重がシートクッションフレームに入力されても、リンク片の撓みやリンク片の回転支持軸の変位によって緩和され、シートクッションフレームが亀裂を生じるような損傷を招くことがない。ところが、ハイト機構を有さないシートにハイト機構を備えたシートのシートクッションフレームをそのまま共用使用すると、シートクッションフレームがスライドレールのアッパーレールにボルト等によって直接的に取り付けられているため、シートクッションフレームのリクライニングデバイスが取り付けられた近傍に大きな衝撃荷重が作用し、亀裂等の破損を生じる恐れがあった。
これは、クッションフレームの軽量化を図るため高張力鋼を使用したり、また、ハイト機構を備えることを前提としてクッションフレームの強度設定を行うため生じるものである。
【０００７】
このような不具合を解消するために、ハイト機構を有さないシートを前提にシートクッションフレームの強度設定を行うと、ハイト機構を備えたシートが過剰強度で重量が過大となり、また、コスト高となる不具合を生じる。また、ハイト機構を有するシートを前提にしたシートクッションフレームを、補強部材を溶接等して補強してハイト機構を有さないシートに採用する場合は、重量の増加を招く不都合があった。
【０００８】
そこで、本発明はハイト機構を有するシートを前提にしたシートクッションフレームを、簡単で効率的な補強部材の追加によってハイト機構を有さないシートに共用化できるようにし、前記亀裂の発生を防止した軽量なシートクッションのクッションフレーム構造体を提供することを目的とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明は、左右のサイドフレームと、両サイドフレームの前部および後部を連結する連結部材とを有し、前記両サイドフレームの後方には上方に突出するリクライニングデバイスの取付部が一体に形成されたクッションフレームにおいて、前記両サイドフレームの前部側がアッパーレールに軸止され、その後部側に略三角形状のアームが配設されており、前記アームの長辺の上部連結箇所が両サイドフレームに軸止され、長辺の下部連結箇所が前記アッパーレールに軸止され、更にその短辺の頂部がシートの後方部に配置されると共に両サイドフレームに軸止されており、前記アームの長辺が前記両サイドフレームの前後に延びる本体部分と取付部との境部分と略並行に配置された構成を特徴とするものである。
更に、上記の構成において、前記車両用シートのフレーム構造体が前記左右両側のアームを連結する連結手段を有し、左右のサイドフレームが適度の自由度（ひねり吸収）を持った形で一体化された構成を特徴とするものである。
【００１０】
このように構成すると、シートバック側から大きな衝撃荷重がサイドフレームに入力された場合、アーム３自体の強度とサイドフレーム１０に対するアーム３の配置によって、サイドフレームの前後に延びる本体部分とリクライニングデバイスの取付部との境部分に亀裂が入るような不都合が回避される。
また、左右のシートバック側から大きさの異なる衝撃荷重がサイドフレーム取付部に入力されても、連結パイプおよび固定片等の連結手段によって左右のサイドフレームが適度の自由度（ひねり吸収）を持った形で一体化されているため、クッションフレームの剛性が高く、極端な左右の捻り変形を生じることが防止される。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
図１は本発明に係る自動車用シートのフレーム構造体を示し、図示されないハイト機構を有するシートを前提にしたシートクッションフレームを、ハイト機構を有さないシートに共用使用した構成を示すものである。図１において、１はクッションフレームを示し、左右のサイドフレーム１０、１０と、この両サイドフレーム１０、１０の前部間に架設されたフロントフレーム１１と、前記両サイドフレーム１０、１０の後部間に架設されたリャフレーム１２とから構成されている。
【００１２】
図示された各フレーム１０、１１、１２はいずれもパネルで形成されており、フレーム１０、１０の後部には上方に突出するリクライニングデバイス（不図示）の取付部１０Ａ、１０Ａが設けてある。この取付部１０Ａ、１０Ａにリクライニングデバイスを取付けてシートバックのフレーム（不図示）の傾動調節が自在に連結されるようになっている。
【００１３】
図２、図３に示すように両サイドフレーム１０、１０の前部は、スライドレール２のアッパーレール２０にボルト３３で固定され、後部の内側には略三角形状のアーム３が配設されると共に、アーム３の上部の連結箇所Ａがピン３２によって両サイドフレーム１０、１０にカシメ止めされている。また、このアーム３の下部の連結箇所Ｂは前記アッパーレール２０にピン３１で連結されている。以上のボルト３３、ピン３１、３２はいずれも垂直状のサイドフレーム１０、アッパーレール２０に対して水平方向に挿通されている。
【００１４】
なお、上記アッパーレール２０は車体側に固定されたロアレール２１にスライド調整可能に嵌合されており、また、アッパーレール２０の前後の上部にはボルト３３、ピン３１によってサイドフレーム１０、１０が取付けられる取付部２０Ａ、２０Ｂが一体に突出形成されている。
【００１５】
そして、車両の衝突時に大負荷が入力された場合は、各アーム３、アッパーレール２０、サイドフレーム１０が上記のピン３１、３２の軸着部を支点として相互に僅かではあるが変位（回動）可能となっている。また、ピン３１と前記ボルト３３とは略同一の高さに設定されている。
【００１６】
上記のアーム３は略二等辺の三角形に形成されており、その長辺の上端に位置する連結箇所Ａは、その長辺の下端に位置する連結箇所Ｂからサイドフレーム１０の取付部１０Ａの上端部に向かう方向にあり、更にアーム３の頂部Ｃがシートの後方部に位置する設定となっている。また、アーム３の上記頂部Ｃの部分はボルト４１によってサイドフレーム１０に固定されている。つまり、アーム３の長辺（連結箇所Ａと連結箇所Ｂを結ぶ辺）は、サイドフレーム１０の前後に延びる本体部分と取付部１０Ａとの境部分Ｘ（過大な荷重が作用すると、亀裂が生じやすい部分）と略並行に配置されている。また、アーム３はピン３２、ボルト４１の２カ所でサイドフレーム１０に軸着および固定され、ピン３１によってアッパーレール２０の取付部Ｂに軸着されている。
【００１７】
前記アーム３の頂部Ｃには略Ｌ字状の固定片４０、４０がその略中央部をボルト４１によって共締めで固定されており、該固定片４０、４０の一端（下端）には連結パイプ４が両端を溶接により固定されている。また、固定片４０、４０の他端（上端）には打ち出し４２が形成され、アーム３に設けられた孔（図では明示されていない）に勘合し、アーム３に対して固定片４０、４０が自由に回転することを防止する様になっている。なお、この連結パイプ４および固定片４０、４０によって左右のサイドフレーム１０、１０が適度の自由度（ひねり吸収）を持った形で一体化されており、クッションフレーム全体の剛性を向上させる働きを有している。
【００１８】
上記のように構成されたクッションフレーム構造体のシートにおいて、車両の後方からの衝突が生じると、シートバック側から大きな衝撃荷重がサイドフレーム１０、１０の取付部１０Ａ、１０Ａに入力される。この荷重は図２に矢印で示すように、ピン３２およびボルト４１の近傍を後方に回転させる方向の荷重として作用する。
【００１９】
アーム３がない場合は、この荷重がサイドフレーム１０の前後に延びる本体部分と取付部１０Ａとの境部分Ｘに集中するが、上記構成のクッションフレーム構造体においては、この荷重がピン３２とボルト４１の取付部を経てアーム３に伝達し、サイドフレーム１０とアーム３に分散される。つまり、シートバック側から大きな衝撃荷重がサイドフレーム１０、１０の取付部１０Ａ、１０Ａに入力された場合、アーム３自体の強度とサイドフレーム１０に対するアーム３の配置によって、サイドフレーム１０の前後に延びる本体部分と取付部１０Ａとの境部分Ｘに亀裂が入るような不都合が回避される。
【００２０】
また、左右のシートバック側から大きさの異なる衝撃荷重側がサイドフレーム１０、１０の取付部１０Ａ、１０Ａに入力されても、上記連結パイプ４および固定片４０、４０によって左右のサイドフレーム１０、１０が適度の自由度（ひねり吸収）を持った形で一体化されているため、クッションフレームの剛性が高く、極端な左右の捻り変形を生じることが防止される。
【００２１】
【発明の効果】
本発明によれば、ハイト機構を設けることを前提としたクッションフレーム（強度設定が異なる）を簡単なアーム部材の追加と連結箇所の設定のみで容易にハイト機構を有さないクッションフレームと共用使用することができる。
また、左右のアームを連結パイプ４および固定片から構成される連結手段によって適度の自由度（ひねり吸収）を持った形で一体化することにより、更にクッションフレーム全体の剛性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る自動車用クッションフレームのフレーム構造体を示す斜視図である。
【図２】図１におけるＩＩーＩＩ線断面図である。
【図３】図１のＩＩＩーＩＩＩ線断面図である。
【符号の説明】
１クッションフレーム
２スライドレール
３アーム
４連結パイプ
１０サイドフレーム
１１フロントシート
１２リャフレーム
２０アッパーレール
３１、３２ピン
３３ボルト[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a frame structure for an automobile seat, and more particularly to a cushion frame structure for a seat cushion for sharing parts.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, there has been proposed a cushion frame structure in which a cushion frame is shared between a seat with a height mechanism capable of adjusting the height of the seat and a seat without the height mechanism, thereby reducing parts and cost.
[0003]
Normally, left and right seat cushion frames are symmetrically arranged on the seat, and a seat back frame is attached to a portion protruding above the rear end of the seat via reclining devices on both left and right sides so as to be tilt-adjustable.
In the case of a conventional seat with a height mechanism, the left and right seat cushion frames are attached to the upper rail of the slide rail with bolts or the like via the rotatable front and rear and left and right link pieces of the height mechanism, and the interlocking pipe of the height mechanism is used. The left and right seat cushion frames are connected via the.
[0004]
In the case of a seat having no height mechanism, appropriate portions in front of and behind the left and right seat cushion frames are directly attached to the upper rails of the slide rails by bolts or the like, and left and right by connecting plates or the like (rear frame or the like). Are connected to each other. (For example, see Patent Document 1)
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-2000-116449 (page 6, FIG. 1)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The seat cushion frame of the seat having the above-described height mechanism is attached to the upper rail of the slide rail via a rotatable link piece. For this reason, even when a large impact load is input to the seat cushion frame from the seat back frame, the reclining device, or the like when the vehicle is hit from behind, the link pieces are deflected by the bending of the link pieces and the displacement of the rotation support shaft of the link pieces. Therefore, the seat cushion frame is not damaged so as to cause a crack. However, if the seat cushion frame of the seat with the height mechanism is used as it is for the seat without the height mechanism, the seat cushion frame is directly attached to the upper rail of the slide rail with bolts, etc. A large impact load acts on the vicinity of the frame where the reclining device is attached, and there is a possibility that the frame may be damaged such as a crack.
This is caused by using high-tensile steel to reduce the weight of the cushion frame, or by setting the strength of the cushion frame on the premise of providing a height mechanism.
[0007]
In order to solve such a problem, if the strength of the seat cushion frame is set on the assumption that the seat does not have a height mechanism, the seat with the height mechanism becomes excessively strong due to excessive strength, and the cost increases. Causes a problem. Further, when a seat cushion frame on the premise of a seat having a height mechanism is used for a seat having no height mechanism by reinforcing a reinforcing member by welding or the like, there is a disadvantage that the weight increases.
[0008]
Therefore, the present invention prevents the occurrence of the crack by allowing a seat cushion frame on the premise of a seat having a height mechanism to be shared with a seat having no height mechanism by adding a simple and efficient reinforcing member. An object of the present invention is to provide a cushion frame structure of a lightweight seat cushion.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention for achieving the above object has a reclining device that has left and right side frames, and a connecting member that connects a front portion and a rear portion of both side frames, and that projects upwardly behind the both side frames. In the cushion frame in which the attachment portions are integrally formed, the front sides of the both side frames are fixed to the upper rails, and a substantially triangular arm is provided on the rear side, and a long side of the arm is provided. The upper connection point is fixed to both side frames, the lower connection point on the long side is fixed to the upper rail, and the top of the short side is further arranged at the rear of the seat and fixed to both side frames. The long side of the arm is arranged substantially in parallel with a boundary portion between the main body portion extending in the front and rear directions of the both side frames and the mounting portion.
Further, in the above configuration, the frame structure of the vehicle seat has a connecting means for connecting the left and right arms, and the left and right side frames are integrated in a form having an appropriate degree of freedom (twist absorption). It is characterized by the configuration described above.
[0010]
With this configuration, when a large impact load is input to the side frame from the seat back side, the strength of the arm 3 itself and the arrangement of the arm 3 with respect to the side frame 10 cause the main body portion extending in the front and rear directions of the side frame and the reclining device to move. The inconvenience of cracking at the boundary with the mounting portion is avoided.
Also, even if impact loads of different magnitudes are input to the side frame mounting portions from the left and right seat back sides, the left and right side frames have an appropriate degree of freedom (twist absorption) by connecting means such as connecting pipes and fixing pieces. The rigidity of the cushion frame is high because it is integrated in a bent shape, and extreme left and right torsional deformation is prevented.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows a frame structure of a vehicle seat according to the present invention, and shows a configuration in which a seat cushion frame (not shown) premised on a seat having a height mechanism is commonly used for a seat having no height mechanism. . In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a cushion frame, which includes left and right side frames 10 and 10, a front frame 11 installed between front portions of the two side frames 10 and 10, and a rear frame between the two side frames 10 and 10. And a lya frame 12 erected on the vehicle.
[0012]
Each of the illustrated frames 10, 11, and 12 is formed of a panel, and a rear portion of the frames 10, 10 is provided with mounting portions 10A and 10A for a reclining device (not shown) projecting upward. A reclining device is attached to the attachment portions 10A, 10A so that a tilt adjustment of a seatback frame (not shown) is freely connected.
[0013]
As shown in FIGS. 2 and 3, the front portions of both side frames 10 and 10 are fixed to the upper rail 20 of the slide rail 2 with bolts 33, and the substantially triangular arms 3 are disposed inside the rear portion. At the same time, the connection point A on the upper part of the arm 3 is caulked to the side frames 10 and 10 by the pins 32. The connection point B at the lower part of the arm 3 is connected to the upper rail 20 with a pin 31. The above-mentioned bolts 33 and pins 31 and 32 are all inserted horizontally into the vertical side frame 10 and upper rail 20.
[0014]
The upper rail 20 is slidably fitted to a lower rail 21 fixed to the vehicle body side. Side frames 10 and 10 are attached to upper and lower portions of the upper rail 20 by bolts 33 and pins 31. The mounting portions 20A and 20B are integrally formed so as to protrude.
[0015]
When a large load is input at the time of a vehicle collision, the arms 3, the upper rails 20, and the side frames 10 are slightly displaced (rotated) with respect to the shaft attachment portions of the pins 31 and 32 as fulcrums. ) Is possible. The pin 31 and the bolt 33 are set at substantially the same height.
[0016]
The arm 3 is formed in a substantially isosceles triangle, and the connection point A located at the upper end of the long side is connected to the connection point B located at the lower end of the long side from the upper end of the mounting portion 10A of the side frame 10. , And the top C of the arm 3 is located at the rear of the seat. The top portion C of the arm 3 is fixed to the side frame 10 by a bolt 41. That is, the long side of the arm 3 (the side connecting the connection point A and the connection point B) is located at the boundary X between the main body portion extending forward and backward of the side frame 10 and the mounting portion 10A (a crack is generated when an excessive load is applied). Easy to use). The arm 3 is attached and fixed to the side frame 10 at two places, a pin 32 and a bolt 41, and is attached to the mounting portion B of the upper rail 20 by the pin 31.
[0017]
At the top C of the arm 3, substantially L-shaped fixing pieces 40, 40 are fixed at their substantially central portions by bolts 41 together, and a connecting pipe is attached to one end (lower end) of the fixing pieces 40, 40. 4 has both ends fixed by welding. A punch 42 is formed at the other end (upper end) of each of the fixing pieces 40, 40, and fits into a hole (not explicitly shown) provided in the arm 3, and is fixed to the arm 3. Is prevented from rotating freely. Note that the left and right side frames 10, 10 are integrated with the connecting pipe 4 and the fixing pieces 40, 40 in a form having an appropriate degree of freedom (twist absorption), and have a function of improving the rigidity of the entire cushion frame. Have.
[0018]
When a collision from the rear of the vehicle occurs in the seat of the cushion frame structure configured as described above, a large impact load is input from the seat back side to the mounting portions 10A and 10A of the side frames 10 and 10. This load acts as a load in the direction of rotating the vicinity of the pin 32 and the bolt 41 backward, as indicated by the arrow in FIG.
[0019]
When the arm 3 is not provided, this load concentrates on the boundary portion X between the main body portion extending in the front and rear directions of the side frame 10 and the mounting portion 10A. However, in the cushion frame structure having the above configuration, this load is applied to the pin 32 and the bolt. The light is transmitted to the arm 3 via the mounting portion 41 and is distributed to the side frame 10 and the arm 3. That is, when a large impact load is input from the seatback side to the mounting portions 10A and 10A of the side frames 10 and 10, the front and rear sides of the side frames 10 are extended by the strength of the arms 3 and the arrangement of the arms 3 with respect to the side frames 10. The inconvenience that a crack is formed in a boundary portion X between the main body portion and the mounting portion 10A is avoided.
[0020]
Further, even if the impact load sides having different sizes from the left and right seat back sides are input to the mounting portions 10A, 10A of the side frames 10, 10, the connecting pipe 4 and the fixing pieces 40, 40 allow the left and right side frames 10, 10 to be fixed. Are integrated in a form having an appropriate degree of freedom (twist absorption), the rigidity of the cushion frame is high, and the occurrence of extreme left and right torsional deformation is prevented.
[0021]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the cushion frame (it differs in intensity | strength setting) which presupposes that a height mechanism is provided is shared with the cushion frame which does not have a height mechanism easily only by adding a simple arm member and setting a connection place. can do.
Further, the rigidity of the entire cushion frame can be further improved by integrating the left and right arms in a form having an appropriate degree of freedom (twist absorption) by a connecting means constituted by the connecting pipe 4 and the fixing piece. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a frame structure of an automobile cushion frame according to the present invention.
FIG. 2 is a sectional view taken along line II-II in FIG.
FIG. 3 is a sectional view taken along line III-III of FIG. 1;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Cushion frame 2 Slide rail 3 Arm 4 Connecting pipe 10 Side frame 11 Front seat 12 Lya frame 20 Upper rail 31, 32 Pin 33 Bolt

Claims

左右のサイドフレームと、両サイドフレームの前部および後部を連結する連結部材とを有し、前記両サイドフレームの後方には上方に突出するリクライニングデバイスの取付部が一体に形成されたクッションフレームにおいて、
前記両サイドフレームの前部側がアッパーレールに軸止され、その後部側に略三角形状のアームが配設されており、
前記アームの長辺の上部連結箇所が両サイドフレームに軸止され、長辺の下部連結箇所が前記アッパーレールに軸止され、更に、その短辺の頂部がシートの後方部に配置されると共に両サイドフレームに軸止されており、
前記アームの長辺が前記両サイドフレームの前後に延びる本端部分と取付部との境部分と略並行に配置された構成を特徴とする、車両用シートのフレーム構造体。A cushion frame having left and right side frames and a connecting member for connecting a front portion and a rear portion of both side frames, and a mounting portion of a reclining device projecting upward at the rear of the both side frames. ,
The front side of the both side frames is fixed to the upper rail, and a substantially triangular arm is arranged on the rear side,
The upper connection point of the long side of the arm is fixed to both side frames, the lower connection point of the long side is fixed to the upper rail, and the top of the short side is arranged at the rear part of the seat. It is fixed to both side frames,
A frame structure for a vehicle seat, wherein a long side of the arm is arranged substantially in parallel with a boundary between a main end portion extending forward and backward of the both side frames and a mounting portion.

請求項１に記載の車両用シートのフレーム構造体が前記左右両側のアームを連結する連結手段を有し、左右のサイドフレームが適度の自由度（ひねり吸収）を持った形で一体化された構成を特徴とする、車両用シートのフレーム構造体。The vehicle seat frame structure according to claim 1, further comprising a connecting means for connecting the left and right arms, and the left and right side frames are integrated in a form having an appropriate degree of freedom (twist absorption). A frame structure for a vehicle seat having a configuration.