JP2004152993A - 発光ダイオード - Google Patents

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Seiichi Takahashi
誠一 高橋
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Abstract

【課題】LEDチップの青色可視光とYAG蛍光体の黄色可視光とを混色して得られる白色光における赤色成分の不足を補うことのできる演色性が良好なLEDを実現する。
【解決手段】LEDチップ搭載用の第1のリードフレーム12に、その底面から上方に向かって孔径が徐々に拡大する略漏斗形状の凹部を設けると共に該凹部内面を反射面と成してリフレクタ14を形成し、該リフレクタ14の底面上に、青色可視光を発光するLEDチップ16をダイボンドにより接続固定し、また、上記LEDチップ16の表面を透光性を備えたコーティング材22で被覆・封止すると共に、該コーティング材22中に、LEDチップ16の発光を黄色可視光に変換するYAG蛍光体24と、LEDチップ16の発光を赤色可視光に変換する赤色蛍光体26を分散状態で多数混入した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、青色可視光を発光する発光ダイオードチップ(LEDチップ)と、該LEDチップの発光を黄色可視光に変換する黄色発光用のYAG蛍光体を備え、上記LEDチップから発せられる青色光とYAG蛍光体から発せられる黄色光との混色により白色光を得ることのできる発光ダイオード(LED)に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6に示すように、この種従来の発光ダイオード(以下、LEDと称する)60は、発光ダイオードチップ搭載用の第1のリードフレーム62に、その底面から上方に向かって孔径が徐々に拡大する略漏斗形状の凹部を設けると共に該凹部内面を反射面と成してリフレクタ64を形成し、該リフレクタ64の底面に、青色可視光を発光する発光ダイオードチップ(以下、LEDチップと称する)66をダイボンドすることにより、上記第1のリードフレーム62と、LEDチップ66底面の一方の電極(図示せず)とを電気的に接続している。また、第2のリードフレーム68と、上記LEDチップ66上面の他方の電極(図示せず)とをボンディングワイヤ70を介して電気的に接続して成る。
【0003】
上記LEDチップ66の上面及び側面は、リフレクタ64内に充填された透光性エポキシ樹脂等のコーティング材72によって被覆・封止されている。
また、上記コーティング材72中には、LEDチップ66の発光を黄色可視光に変換するYAl12:Ce等のYAG蛍光体74が分散状態で多数混入されている。
さらに、コーティング材72で被覆された上記LEDチップ66、第1のリードフレーム62の先端部62a及び端子部62bの上端、第2のリードフレーム68の先端部68a及び端子部68bの上端は、先端に凸レンズ部76を有する透光性樹脂材78によって被覆・封止されている。
【0004】
而して、上記第1のリードフレーム62及び第2のリードフレーム68を介してLEDチップ66に電圧が印加されると、LEDチップ66が発光して青色可視光が放射される。また、LEDチップ66の発光を受けてYAG蛍光体74から黄色可視光が放射される。そして、LEDチップ66から放射された青色可視光とYAG蛍光体74から放射された黄色可視光とが混色することにより白色光が得られ、該白色光が透光性樹脂材78の凸レンズ部76によって集光されて外部へ放射されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記YAG蛍光体74は、輝度が高く、また耐湿性にも優れていることからLED60用の蛍光体として好適な特性を備えているものであるが、その波長成分として赤色成分を殆ど含んでいないものである。
このため、LEDチップ66の青色可視光とYAG蛍光体74の黄色可視光とを混色して得られた白色光は、赤色成分の不足により演色性に劣るという欠点を有していた。
【0006】
この発明は、従来の上記問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、LEDチップ66の青色可視光とYAG蛍光体74の黄色可視光とを混色して得られる白色光における赤色成分の不足を補うことのできる演色性が良好なLEDを実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明に係る発光ダイオードは、青色系の可視光を発光するLEDチップと、黄色系の可視光を発光するYAG蛍光体と、赤色系の可視光を発光する赤色蛍光体とを備え、上記青色系可視光、黄色系可視光、赤色系可視光とを混色させて白色光を放射するよう構成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明に係る発光ダイオードは、YAG蛍光体と共に赤色蛍光体を備えているので、上記赤色蛍光体から放射される赤色可視光によって、YAG蛍光体の赤色成分の不足を補うことができ、発光ダイオードの演色性を向上させることができる。
【0009】
基体の一面上に上記LEDチップを配置し、該LEDチップをコーティング材で被覆すると共に、該コーティング材中に、上記YAG蛍光体及び赤色蛍光体を混入して上記発光ダイオードを構成することができる。
上記基体としては、例えば、リードフレームが該当し、この場合、リードフレームに設けた凹部内面を反射面と成して形成したリフレクタの底面上に、上記LEDチップを配置すると共に、該LEDチップを、上記リフレクタ内に充填したコーティング材で被覆すれば良い。
尚、上記基体は、リードフレームに限定されず、LEDチップを配置可能なあらゆる部材を含む。
【0010】
上記赤色蛍光体としては、(Zn,Cd)S:Ag、(Zn,Cd)S:Ag,Cl、ZnS:Mn、CaS:Eu等の硫化物系の蛍光体を好適に使用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき、本発明に係るLEDの実施形態を説明する。
図1は、本発明に係る第1のLED10を示す概略断面図であり、この第1のLED10は、LEDチップ搭載用の第1のリードフレーム12の先端部12aに、その底面から上方に向かって孔径が徐々に拡大する略漏斗形状の凹部を設けると共に該凹部内面を反射面と成してリフレクタ14を形成し、該リフレクタ14の底面上に、青色系の可視光を発光するLEDチップ16をAgペースト等を介してダイボンドにより接続固定し、以て、上記第1のリードフレーム12と、LEDチップ16底面の一方の電極(図示せず)とを電気的に接続している。また、第2のリードフレーム18の先端部18aと、上記LEDチップ16上面の他方の電極(図示せず)とをボンディングワイヤ20を介して電気的に接続して成る。
上記LEDチップ16は、410nm〜490nm波長の青色又は青紫等の青色系の可視光(以下、青色可視光と称する)を発光し、例えば、窒化ガリウム系半導体結晶で構成されている。
【0012】
上記LEDチップ16の上面及び側面は、リフレクタ14内に充填されたコーティング材22によって被覆・封止されている。該コーティング材22は、透光性を有するガラス等の無機材料で構成されている。
エポキシ樹脂等の有機材料と異なり、ガラス等の無機材料は、エネルギーの大きい短波長光を殆ど吸収することがなく、また、短波長光を吸収したとしても、分子結合力が強いため劣化することが殆どない。このため、LEDチップ16を被覆するコーティング材22を無機材料で構成することにより、LEDチップ16から放射されるエネルギーの大きい短波長光によるコーティング材22の劣化・変色が防止され、コーティング材22の劣化・変色に起因するLED10の光度減少や色調変化を生じることがない。
【0013】
また、上記コーティング材22中には、LEDチップ16の発光を約560nm〜約590nm程度の黄色系の可視光(以下、黄色可視光と称する)に変換するYAG蛍光体24と、LEDチップ16の発光を約600nm〜約780nmの赤色系の可視光(以下、赤色可視光と称する)に変換する赤色蛍光体26が分散状態で多数混入されている。
上記YAG蛍光体24としては、例えば、(Y,Gd)Al12:Ce、YAl12:Ce等が該当する。
【0014】
また、上記赤色蛍光体26としては、例えば、(Zn,Cd)S:Ag、(Zn,Cd)S:Ag,Cl、ZnS:Mn、CaS:Eu等の硫化物系の蛍光体が好適である。
上記硫化物系の蛍光体は、構成成分の割合を変化させることで、赤、緑、青等広範囲の発光波長を容易に得ることができる蛍光体である。
【0015】
上記コーティング材22を無機材料としてのガラスで構成する場合には、比較的低温でのガラス合成が可能なゾルゲル法を用いて作製される、いわゆるゾルゲルガラスを用いることができる。
ゾルゲル法は、SiO、ZnO、Y等の金属アルコキシドを出発物質として、その加水分解、脱水縮合反応を利用してガラスを合成するものであり、溶液状態から出発するため、任意の形状のガラスに成形容易である。
【0016】
具体的には、上記コーティング材22は、リフレクタ14内に、YAG蛍光体24及び赤色蛍光体26を混入した溶液状態のゾルゲルガラス材料を充填した後、約200〜400℃の温度で数時間加熱することにより形成可能である。
尚、リフレクタ14内へのゾルゲルガラス材料の充填には適宜な方法を用いることができ、例えば、リフレクタ14形成箇所以外の第1のリードフレーム12及び第2のリードフレーム18表面をマスクし、この状態で、溶液状態のゾルゲルガラス材料の満たされた槽内に浸漬したり、或いは溶液状態のゾルゲルガラス材料をスプレー塗布すれば良い。またマイクロディスペンサーを用いて、溶液状態のゾルゲルガラス材料をリフレクタ14内に充填しても良い。
【0017】
上記コーティング材22で被覆されたLEDチップ16、第1のリードフレーム12の先端部12a及び端子部12bの上端、第2のリードフレーム18の先端部18a及び端子部18bの上端は、先端に凸レンズ部28を有するエポキシ樹脂等より成る透光性樹脂材30によって被覆・封止されている。
また、上記第1のリードフレーム12の端子部12b及び第2のリードフレーム18の端子部18bの下端は、透光性樹脂材30の下端部を貫通して透光性樹脂材30外部へと導出されている。
尚、上記第1のリードフレーム12、第2のリードフレーム18は、銅、銅亜鉛合金、鉄ニッケル合金等により構成される。
【0018】
而して、第1のリードフレーム12及び第2のリードフレーム18を介してLEDチップ16に電圧が印加されると、LEDチップ16が発光して青色可視光が放射される。また、LEDチップ16の発光を受けて、YAG蛍光体24から黄色可視光が放射されると共に、赤色蛍光体26から赤色可視光が放射される。
そして、LEDチップ16から放射された青色可視光、YAG蛍光体24から放射された黄色可視光、赤色蛍光体26から放射された赤色可視光とが混色することにより白色光が得られ、該白色光が透光性樹脂材30の凸レンズ部28によって集光されて外部へ放射されるようになっている。
【0019】
本発明の第1のLED10は、YAG蛍光体24と共に赤色蛍光体26を備えているので、上記赤色蛍光体26から放射される赤色可視光によって、YAG蛍光体24の赤色成分の不足を補うことができ、LEDの演色性を向上させることができる。因みに、450nmの青色可視光を発光するLEDチップ16を用い、(Y,Gd)Al12:Ceより成るYAG蛍光体24と(Zn,Cd)S:Agより成る赤色蛍光体26とを重量比9:1でコーティング材22中に混入して第1のLED10を作製し、この第1のLED10を20mAの電流で駆動させたところ、
その輝度が3cdで、色度座標におけるX=0.32、Y=0.35の演色性が良好な白色光を得ることができた。
【0020】
尚、上記赤色蛍光体26が硫化物系の蛍光体である場合、YAG蛍光体24と、硫化物系の赤色蛍光体26との重量比は、YAG蛍光体24:赤色蛍光体26=7:3〜9.5:0.5であるのが好ましい。
【0021】
図2は、本発明に係る第2のLED32を示す概略断面図であり、この第2のLED30は、上記赤色蛍光体26を(Zn,Cd)S:Ag、(Zn,Cd)S:Ag,Cl、ZnS:Mn、CaS:Eu等の硫化物系の蛍光体で構成すると共に、透光性を有する耐湿材としての非透水性のガラス34によって、上記赤色蛍光体26を被覆した点に特徴を有するものである。
すなわち、図3に拡大して示すように、硫化物系の赤色蛍光体26がガラス34によって被覆されている。尚、後述の方法を用いて、赤色蛍光体26をガラス34で被覆する場合、1つのガラス34で被覆される赤色蛍光体26の数は種々異なるものである。
【0022】
本発明の第2のLED32にあっても、YAG蛍光体24と共に、透光性を有するガラス34で被覆された赤色蛍光体26を備えているので、上記赤色蛍光体26から放射される赤色可視光によって、YAG蛍光体24の赤色成分の不足を補うことができ、LEDの演色性を向上させることができる。
【0023】
本発明の第2のLED32において、硫化物系の蛍光体で構成された赤色蛍光体26をガラス34で被覆したのは、当該赤色蛍光体26の耐湿性を向上させるためである。
すなわち、硫化物系の蛍光体は、上記の通り、構成成分の割合を変化させることで広範囲の発光波長を容易に得ることができるという利点を有する一方で、耐湿性に劣るという欠点があった。このため、硫化物系の蛍光体を用いたLEDが高湿環境下等で使用されると、上記硫化物系の蛍光体が、透光性樹脂材の表面等から内部へ浸入した空気中の水分及びLEDチップの光と反応して光分解し、表面に亜鉛金属等の構成金属元素を析出して黒色等に変色劣化してLEDの輝度低下を招来することがあった。
そこで、本発明の第2のLED32にあっては、硫化物系の蛍光体で構成された赤色蛍光体26を、耐湿材としての非透水性のガラス34で被覆することにより、第2のLED32内部に浸入してきた水分が赤色蛍光体26に付着することを防止し、以て、硫化物系の蛍光体で構成された赤色蛍光体26の水分劣化に起因する輝度低下を防止しているのである。
【0024】
次に、上記硫化物系の蛍光体で構成された赤色蛍光体26を、ゾルゲル法を用いて作製されるガラス34で被覆する方法について説明する。
先ず、SiO、ZnO、Y等の金属アルコキシド、金属アセチルアセトネート、金属カルボキシレート等の金属有機化合物と、該金属有機化合物の加水分解のための水と、メタノール、DMF(ヂメチルフォルムアミド)等の溶媒と、アンモニア等、上記金属有機化合物の加水分解・重合反応の調整剤とを調合し、均質で透明な溶液状態のガラス材料を作製する。
【0025】
次に、上記ガラス材料溶液に、硫化物系の蛍光体で構成された赤色蛍光体26を加えて、混練することにより高粘度のペーストを形成する。この結果、赤色蛍光体26は、ガラス材料で構成されたペースト中に分散されることとなる。
この場合、ガラス材料溶液と赤色蛍光体26とは、例えば、ガラス材料溶液100グラムに対して、赤色蛍光体26を100グラム程度の割合で混合される。
【0026】
次に、上記ペーストを約200℃で、約1時間加熱すると、上記溶媒が蒸発する。また、金属有機化合物の加水分解・重合反応も一部進行して、ガラス材料より成る固形体が形成される。勿論、形成された固形体内には、上記赤色蛍光体26が分散されている。
尚、約200℃程度の温度での加熱では、金属有機化合物の重合反応が不十分なため、完全にはガラス化していない。
【0027】
次に、ボールミルを用いて上記固形体を粉砕して、所定粒径を有する粒体とする。この場合、赤色蛍光体26に比べて、ガラス材料で構成された固形体の方が柔らかい(硬度が小さい)ため、固形体の部分で粉砕が生じることとなる。その結果、赤色蛍光体26がガラス材料で被覆された状態の粒体を多数形成することができる。
尚、この場合、各粒体を構成するガラス材料で被覆される赤色蛍光体26の数は1個とは限らず、各粒体を構成するガラス材料で被覆される赤色蛍光体26の数は種々異なることとなる。
【0028】
次に、上記粒体を、還元雰囲気中において、約800℃〜1000℃で、約2時間、加熱・焼成する。その結果、粒体を構成しているガラス材料の重合が完全に進行してガラス化し、その結果、図2及び図3に示すような、ガラス34で被覆された赤色蛍光体26が構成される。
【0029】
尚、図4に示すように、YAG蛍光体24及び赤色蛍光体26を、共にガラス34で被覆し、斯かるガラス34で被覆されたYAG蛍光体24及び赤色蛍光体26をコーティング材22中に混入するようにしても良い。
【0030】
YAG蛍光体24及び赤色蛍光体26を、共にガラス34で被覆する方法は次の通りである。
先ず、YAG蛍光体24及び赤色蛍光体26を所定量用意し、これらを十分に混合させておく。
次に、上記ガラス材料溶液に、十分に混合されたYAG蛍光体24及び赤色蛍光体26を加えて、混練することにより高粘度のペーストを形成し、該ペースト中にYAG蛍光体24及び赤色蛍光体26を分散させる。
次に、上記ペーストを約200℃で、約1時間加熱すると、上記溶媒が蒸発する。また、金属有機化合物の加水分解・重合反応も一部進行して、ガラス材料より成る固形体が形成される。勿論、形成された固形体内には、上記YAG蛍光体24及び赤色蛍光体26が分散されている。
【0031】
次に、ボールミルを用いて上記固形体を粉砕して、所定粒径を有する粒体とする。この場合、YAG蛍光体24及び赤色蛍光体26に比べて、ガラス材料で構成された固形体の方が柔らかい(硬度が小さい)ため、固形体の部分で粉砕が生じることとなる。その結果、YAG蛍光体24及び赤色蛍光体26がガラス材料で被覆された状態の粒体を多数形成することができる。
尚、この場合、各粒体を構成するガラス材料で被覆されるYAG蛍光体24及び赤色蛍光体26の数は1個とは限らず、各粒体を構成するガラス材料で被覆される蛍光体の数や種類は種々異なることとなる。
次に、上記粒体を、還元雰囲気中において、約800℃〜1000℃で、約2時間、加熱・焼成する。その結果、粒体を構成しているガラス材料の重合が完全に進行してガラス化し、その結果、図4に示すような、ガラス34で被覆されたYAG蛍光体24及び赤色蛍光体26が構成される。
【0032】
このように、YAG蛍光体24及び赤色蛍光体26を、共にガラス34で被覆し、斯かるガラス34で被覆されたYAG蛍光体24及び赤色蛍光体26をコーティング材22中に混入することにより、色ムラの発生を防止することができる。
すなわち、YAG蛍光体24と、硫化物系の蛍光体で構成された赤色蛍光体26とは粒径や比重が異なるため、これらを第1のLED10の如く、コーティング材22中にそのまま混入した場合、コーティング材22中に均一に分布せず、YAG蛍光体24と赤色蛍光体26とが偏在してしまうことがある。この場合、YAG蛍光体24の発光色と赤色蛍光体26の発光色とが十分に混色せず、色ムラが生じることとなる。
【0033】
これに対し、上記の通り、予め十分に混合させておいたYAG蛍光体24及び赤色蛍光体26をガラス材料溶液に加えて混練するため、YAG蛍光体24及び赤色蛍光体26は、ガラス材料で構成されたペースト中に分散されることとなる。そして、YAG蛍光体24及び赤色蛍光体26が分散状態で混入されたペーストを、固形体と成した後粉砕して、YAG蛍光体24及び赤色蛍光体26がガラス材料で被覆された状態の粒体を形成すると、各粒体を構成するガラス材料で被覆されるYAG蛍光体24及び赤色蛍光体26の数や種類は種々異なることとなる。
このように、上記本発明方法を用いて、YAG蛍光体24及び赤色蛍光体26をガラス34で被覆すると、1つのガラス34で被覆されるYAG蛍光体24及び赤色蛍光体26の数や種類が種々異なるものが多数形成されるため、これらガラス34で被覆されたYAG蛍光体24及び赤色蛍光体26を、上記コーティング材22中に混入した場合には、YAG蛍光体24と赤色蛍光体26とが偏在することがなく、分散させることができる。従って、YAG蛍光体24の発光色と赤色蛍光体26の発光色とを十分に混色させることができ、色ムラを生じることがない。
【0034】
図5は、本発明に係る表面実装型の第3のLED40を示すものである。この第3のLED40は、樹脂等より成る略直方体形状の絶縁基板42と、LEDチップ搭載用の第1のリードフレーム44と、第2のリードフレーム46を備えており、上記第1のリードフレーム44は、上記絶縁基板42の表面から一方の側面を通って裏面に至るまで延設され、また、第2のリードフレーム46は、上記絶縁基板42の表面から他方の側面を通って裏面に至るまで延設されている。上記第1のリードフレーム44と第2のリードフレーム46の先端間及び後端間にはそれぞれ所定の間隙が設けられていて相互に電気絶縁されている。
【0035】
上記第1のリードフレーム44の先端部には、その底面から上方に向かって孔径が徐々に拡大する略漏斗形状の凹部内面を反射面と成して形成したリフレクタ48が設けられており、該リフレクタ48の底面上に、LEDチップ16をダイボンドにより接続固定することにより、第1のリードフレーム44と、LEDチップ16底面の一方の電極とが電気的に接続されている。また、第2のリードフレーム46と、上記LEDチップ16上面の他方の電極とがボンディングワイヤ20を介して電気的に接続されている。
【0036】
上記LEDチップ16の上面及び側面は、上記第1のLED10と同様に、リフレクタ48内に充填されたコーティング材22によって被覆・封止されると共に、該コーティング材22中には、LEDチップ16の発光を黄色可視光に変換するYAG蛍光体24と、LEDチップ16の発光を赤色可視光に変換する赤色蛍光体26が分散状態で多数混入されている。
さらに、上記LEDチップ16、コーティング材22、絶縁基板42表面に配置された第1のリードフレーム44及び第2のリードフレーム46は、透光性エポキシ樹脂等より成り、先端に凸レンズ部50を有する透光性樹脂材52によって被覆・封止されている。
【0037】
上記第3のLED40にあっては、第1のリードフレーム44及び第2のリードフレーム46を介してLEDチップ16に電圧が印加されると、LEDチップ16が発光して青色可視光が放射される。また、LEDチップ16の発光を受けて、YAG蛍光体24から黄色可視光が放射されると共に、赤色蛍光体26から赤色可視光が放射される。
そして、LEDチップ16から放射された青色可視光、YAG蛍光体24から放射された黄色可視光、赤色蛍光体26から放射された赤色可視光とが混色することにより白色光が得られ、該白色光が透光性樹脂材52の凸レンズ部50によって集光されて外部へ放射されるようになっている。
【0038】
本発明の第3のLED40も、第1のLED10及び第2のLED32と同様に、YAG蛍光体24と共に赤色蛍光体26を備えているので、上記赤色蛍光体26から放射される赤色可視光によって、YAG蛍光体24の赤色成分の不足を補うことができ、LEDの演色性を向上させることができる。
また、この第3のLED40は、絶縁基板42の裏面が平坦面であるため、絶縁基板42裏面に配設された第1のリードフレーム44及び第2のリードフレーム46をハンダ付けすることによって、図示しない回路基板への表面実装が可能である。
【0039】
【発明の効果】
本発明に係る発光ダイオードは、YAG蛍光体と共に赤色蛍光体を備えているので、上記赤色蛍光体から放射される赤色可視光によって、YAG蛍光体の赤色成分の不足を補うことができ、発光ダイオードの演色性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1のLEDの概略断面図である。
【図2】本発明に係る第2のLEDの概略断面図である。
【図3】ガラスで被覆された赤色蛍光体の一例を示す拡大概略断面図である。
【図4】ガラスで被覆されたYAG蛍光体及び赤色蛍光体の一例を示す拡大概略断面図である。
【図5】本発明に係る第3のLEDの概略断面図である。
【図6】従来のLEDの概略断面図である。
【符号の説明】
10 第1のLED
12,44 第1のリードフレーム
14,48 リフレクタ
16 LEDチップ
18,46 第2のリードフレーム
22 コーティング材
24 YAG蛍光体
26 赤色蛍光体
30,52 透光性樹脂材
32 第2のLED
34 ガラス
40 第3のLED

Claims (4)

  1. 青色系の可視光を発光するLEDチップと、黄色系の可視光を発光するYAG蛍光体と、赤色系の可視光を発光する赤色蛍光体とを備え、上記青色系可視光、黄色系可視光、赤色系可視光とを混色させて白色光を放射するよう構成されていることを特徴とする発光ダイオード。
  2. 基体の一面上に上記LEDチップを配置し、該LEDチップをコーティング材で被覆すると共に、該コーティング材中に、上記YAG蛍光体及び赤色蛍光体を混入したことを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオード。
  3. 上記基体が、リードフレームであり、該リードフレームに設けた凹部内面を反射面と成して形成したリフレクタの底面上に、上記LEDチップを配置すると共に、該LEDチップを、上記リフレクタ内に充填した上記コーティング材で被覆したことを特徴とする請求項2に記載の発光ダイオード。
  4. 上記赤色蛍光体が、(Zn,Cd)S:Ag、(Zn,Cd)S:Ag,Cl、ZnS:Mn、CaS:Eu等の硫化物系の蛍光体であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の発光ダイオード。
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