JP2004152719A - 面光源素子およびそれを用いた表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光の利用効率が高く正面方向の輝度の高い、かつ薄型化が可能な大面積の面光源素子および表示装置を提供する。
【解決手段】光源10を、光を供給するランプ9と発光する光ファイバ2とに分離し、従来の蛍光管に比べて径の小さい光ファイバ2のみを導光体端面1に配置することにより、導光体3の厚さを薄くできるとともに、出射光制御板4の凸部7の頂部が導光体3の出射面に密着されていることにより、出射光制御板4と導光体3間に隙間をなくしたことから、面光源素子を小型化できる。かつ、この出射光制御板4に設けた凸部7により導光体3の出射面からの光を出射面6の正面方向に向かわせて正面方向の輝度を向上させることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】光源10を、光を供給するランプ9と発光する光ファイバ2とに分離し、従来の蛍光管に比べて径の小さい光ファイバ2のみを導光体端面1に配置することにより、導光体3の厚さを薄くできるとともに、出射光制御板4の凸部7の頂部が導光体3の出射面に密着されていることにより、出射光制御板4と導光体3間に隙間をなくしたことから、面光源素子を小型化できる。かつ、この出射光制御板4に設けた凸部7により導光体3の出射面からの光を出射面6の正面方向に向かわせて正面方向の輝度を向上させることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、案内板、広告用看板、画像表示装置、非常灯などに利用される面光源素子およびこれを用いた直視型の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
案内板や表示板等に代表される表示装置は、面状に光を発する面光源素子(バックライト)と情報を与える表示パネルとで構成され、該表示パネルが与えた情報により光の透過率がコントロールされることによって文字および映像が表示される。バックライトとしては、導光板を用いたものや図13のように蛍光管22が表示面21の直下に設けられたもの(直下型)などが挙げられる(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−42528号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
直下型の場合、少なくとも蛍光管22の管径と面内の輝度むらを低減するため、蛍光管22と表示面21間の距離がある程度必要である。このためバックライトの厚みを薄くするには制限がある。また、導光体を用いた場合でも、表示面積が大きくなった場合には、面内の輝度を保つために熱陰極管などの管径の大きな光源を利用せざるを得なく、導光体の厚みが厚くなり重量が増加するといった課題があった。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、光の利用効率が高く正面方向の輝度の高い、かつ薄型化が可能な大面積の面光源素子および表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する本発明の面光源素子は、光を供給するランプおよびこのランプからの光を伝送する光ファイバを有する光源と、前記光ファイバの光が少なくとも1つの端面に入射される導光体と、前記光ファイバの光を前記導光体に入射させる導光部材と、前記導光体の出射面からの光を出射面の正面方向に向かわせるための、少なくとも一部に曲面を有する複数の凸部が前記導光体と対向する面に設けられ、この凸部の頂部が前記導光体の出射面に密着されてなる出射光制御板とを備えている。
【0007】
この構成によれば、光源を、光を供給するランプと発光する光ファイバとに分離し、従来の蛍光管に比べて径の小さい光ファイバのみを導光体端面に配置することにより、導光体の厚さを薄くできるとともに、出射光制御板の凸部の頂部が導光体の出射面に密着されていることにより、出射光制御板と導光体間に隙間をなくしたことから光の出射方向の寸法を縮めることができ、面光源素子を小型化できる。かつ、この出射光制御板に設けた凸部により導光体の出射面からの光を出射面の正面方向に向かわせて正面方向の輝度を向上させることができる。これにより、光の利用効率が高く正面方向の輝度の高い、かつ薄型化が可能な大面積の面光源素子を得ることができる。
【0008】
好ましくは、前記導光部材は、前記導光体端面に対向する側面部にのみ発光領域が形成された側面発光型の光ファイバである。したがって、光ファイバの光は導光体端面方向にのみ進むので、リフレクタが不要となって面光源素子を小型化でき、またより利用効率の高い面光源素子を得ることができる。
【0009】
好ましくは、前記導光部材は、導光部材本体と、この導光部材本体からの光を導光体端面方向に向かわせるための複数の凸部が前記導光体端面と対向する面に設けられ、この凸部の頂部が導光部材本体と密着してなる入射光制御板とを有する。したがって、入射光制御板により導光部材本体の出射面からの光を導光体端面方向に向かわせてその入射角度を一定とし凸部による屈折方向も一定とするように制御するから、光の利用効率を高くできる。
【0010】
好ましくは、前記光源のランプ部と前記光ファイバとの間に色フィルタを有する。したがって、面光源素子の発光色を容易に変化させることができる。
【0011】
本発明の表示装置は、前記面光源素子を有するものであり、この面光源素子の発光面上に透過型の表示素子、印刷フィルムまたは散乱機能を有する成形体を設けてなる。したがって、上記面光源素子と、透過型表示素子(例えば、液晶表示素子)、印刷フィルムまたは散乱機能を有する成形体などとを組合せることにより、薄型で正面方向の輝度が高い表示装置を得ることができる。
【0012】
本発明の表示装置は、複数の画素が2次元的に配列され、各画素の透過率を制御することで2次元画像を表示する表示パネルと、前記色フィルタを有する面光源素子とを備え、光ファイバへの入射光の色と表示パネルの表示画像を同期させることで、カラー表示を行う。したがって、薄型で正面方向の輝度が高い2次元画像を表示できる画像表示装置を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1実施形態にかかる面光源素子を示す概略構成図である。この面光源素子は、ハウジング15に収納された例えばメタルハライドランプのような光を供給するランプ9およびランプ9からの光を伝送する光ファイバ2を有する光源10を備えている。この面光源素子は、また、前記光ファイバ2が少なくとも1つの端面1に配置されて光ファイバ2の光が入射される導光体3を備えている。導光体3は例えば平面視矩形で、均一厚さの板状である。この例では、図2に示すように、導光体3の相対向する2つの端面1、1に光ファイバ2の後述する先端部20が配置されている。
【0014】
光ファイバ2は、屈折率の大きい中心部分のコアと、コアより小さい屈折率をもつ外層部分のクラッドからなり、ランプ9からの光を伝送する。図3に示す光ファイバ2の先端部20は、側面が発光する側面発光型の光ファイバであり、光ファイバ2の光を導光体3に入射させる導光部材11を構成する。この先端部20の側面発光部20aは、導光体端面1に対向する側面部のみに発光領域が形成されている。この側面発光部20aは、例えばホットスタンプ法やサンドブラスト法などにより、光ファイバの側面部にクラッドからコアにまで達する傷を設けることにより、またはコアを露出させるように側面部をカットすることなどにより形成される。この側面発光型の光ファイバ2を用いることにより、導光体端面1と反対方向に発光する光がなくなるため、光ファイバ先端部20の周囲にリフレクタを設ける必要がなく、面光源素子を小型化できる。
【0015】
本発明において、光ファイバ2は、図1のように、ランプ9から導光体3までは光を導光する導光用光ファイバと、その先端部20に形成された導光体端面のみで光を出射する側面発光型光ファイバとを組み合わせることが、光の利用効率の点から好ましい。
【0016】
また、図1の面光源素子は、導光体3から出射された光の出射角度の分布を制御する出射光制御板4を備えている。前記出射光制御板4は導光体3上に配置され、入射面5に入射した光が出射面6から出射される。出射光制御板4の入射面5には導光体3の出射面からの光を出射面6の正面方向に向かわせるための、少なくとも一部に曲面を有する複数の凸部7が形成されており、この凸部7の導光体側先端と導光体3の出射面とが密着している。これら両者は、図示していない接着層または粘着層を介して密着させることができる。この例における凸部7は1次元パターンであり、光ファイバ2が配置されている側の導光体端面1と平行になるように凸部7の稜線が配置されている。
【0017】
図4に示す出射光制御板4の凸部7において、光の進行方向および出射光制御板4の法線方向に平行な断面形状を表す関数のうち端面1とは反対側の面を表す部分7aの1次微分の絶対値の最大値が1以上3以下であることが、正面方向の輝度向上に好ましい。
【0018】
図1の光ファイバ2から導光体端面1へ入射した光は導光体3内を全反射を繰り返し伝播していく。この伝搬光が導光体3の出射面と出射光制御板4の凸部7との密着部から出射光制御板4に取り込まれる。これにより、導光体3内を伝搬する光は密着部から順次、出射光制御板4に取り出され、取り出された光は出射光制御板4の凸部7内で全反射されながら出射面6から正面方向に出射される。
【0019】
本発明の面光源素子では、光源10を光を供給するランプ9と光ファイバ2とに分離し、従来の光の供給部と発光部が一体で管径が大きい蛍光管と比べて、径の小さい光ファイバ2のみを導光体端面1に配置することにより、導光体3の厚さを薄くできる。かつ、出射光制御板4の凸部7の頂部が導光体3の出射面に密着されていることにより、出射光制御板4と導光体3間の隙間をなくしたことから、光の出射方向の寸法を小さくできる。これにより、面光源素子を小型化できる。光ファイバ2は一般に市販されているものが用いられるが、特に表示面積が大きくなっても、面内の輝度を十分に保つことができるものが選択される。これとともに、出射光制御板4に設けた凸部7により、導光体3の出射面からの光を出射面6の正面方向に向かわせて正面方向の輝度を向上させることができる。こうして、光の利用効率が高く正面方向の輝度の高い、かつ薄型化が可能な大面積の面光源素子を得ることができる。
【0020】
本発明の面光源素子に用いる導光体としては、アクリル樹脂(PMMA)、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリスチレン樹脂(PS)等の透明性に優れた樹脂またはガラスを所定の形状に加工したものを用いることができる。なかでもアクリル樹脂を用いるのが軽量性、透明性の点で好ましい。加工方法としては、押出し板若しくはキャスト板から切り出す方法または加熱プレス、射出成形等の溶融成形法などが好適に用いられる。
【0021】
また、出射光制御板の表面形状は、スタンパまたは雌金型などを用いて、熱プレス法、紫外線硬化による2P法、熱硬化によるキャスト法、射出成形法等によって透明な基材上に形成することができる。該透明な基材としては、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂等の樹脂またはガラスが用いられる。出射光制御板の作製に用いるスタンパは、例えばガラス基板上にネガ型あるいはポジ型の感光性樹脂をコーティングし、この感光性樹脂をフォトマスクを介して露光し、現像後、電鋳を行うことにより作製することができるし、切削によって作製することもできる。出射光制御板は板状である必要はなく、フィルム状であってもよい。
【0022】
また、出射光制御板の凸部の断面は、導光体の出射面からの光を出射面の正面方向に向かわせるよう少なくとも一部に曲面を有するものであればよく、台形、放物線、楕円、およびこれらの組み合わせからなる形状を用いることができる。出射光制御板の凸部は、図1で示した1次元的配置のレンチキュラーレンズの様なパターンばかりでなく2次元的配置のレンズアレイタイプでもよい。出射光制御板の光出射面にマイクロレンズアレイが設けられていてもよい。上記の出射光制御板と導光体の貼り付けには、紫外線硬化型接着剤、ホットメルト接着剤等の接着剤、粘着材および両面テープなどのうち、透明性に優れるものを選択して用いることができる。
【0023】
また、図5に示すように、ハウジング15内に、ランプ9の光が出射する前面側に色フィルタ14を設けた場合には、ランプ9からの光が色フィルタ14を介して光ファイバ2に入射されて、色フィルタ14を選択することで光ファイバ2への入射光の色を選択でき、面光源素子の発光色を変化させてカラー表示が可能となる。
光源のランプとしては、メタルハライドランプの他に高圧ナトリウムランプ、水銀灯、キセノンランプ、ハロゲンランプなどを用いることができる。
【0024】
なお、図6に示すように、光ファイバ先端部20において、導光体端面1に対向する側面部だけでなく、他の側面部にも発光領域を形成して、光ファイバ先端部20の周囲に、この先端部20からの光を反射して導光体端面1側に進行させるリフレクタ8を設けてもよい。
【0025】
図7は、本発明の第1実施形態にかかる面光源素子の他例を示すもので、第1例と異なり、光ファイバ2の先端部20を導光体3のすべての端面に相対向するように全周囲に配置している。光ファイバ2の出射光は導光体3の全端面から導光体3に入射する。また、出射光制御板4は、凸部7が2次元のレンズアレイの形状をなしている。その他の構成は第1例と同様である。導光体3の全端面から光が入射されるので、導光体3への入射光量分布の均一化が可能となる。
【0026】
図8(a)は、本発明の第2実施形態にかかる面光源素子の第1例を示す概略構成図である。この面光源素子は、第1実施形態と異なり、光ファイバ2の光を導光体3に入射させる導光部材11が、光ファイバ2の先端と一端を直結させた例えば直方体のような本体12aと、この本体12aからの光を導光体端面1方向に向かわせるための複数の凸部16が本体12aと対向する面に設けられ、この凸部16の頂部が本体12aと密着してなる入射光制御板12bとを有している。上記の入射光制御板12bと導光体3との貼り付けには、紫外線硬化型接着剤、ホットメルト接着剤等の接着剤、粘着材および両面テープなどのうち、透明性に優れるものを選択して用いることができる。その他の構成は第1実施形態と同様である。
【0027】
図8(b)は、導光部材11および導光体3の拡大平面図である。入射光制御板12bの凸部16は本体12aと密着しているので、伝播光の一部は、入射光制御板12bに入射し、凸部16壁面の反射により導光体3の端面1方向に出射する。これにより、入射光制御板12bにより本体12aの出射面からの光を導光体3の端面1方向に向かわせて、導光体3への入射角度が一定となって出射光制御板4の凸部7による屈折方向も一定となるように制御するから、光の利用効率を高くできる。なお、入射光制御板12bの凸部16の断面は台形、放物線、楕円、およびこれらの組み合わせからなる形状を用いることができる。
【0028】
図9(a)は、本発明の第2実施形態にかかる面光源素子の第2例を示す概略構成図である。この例では、分岐させた光ファイバ2の両先端とそれぞれ本体12aの両端とを直結させている。また、図9(b)のように、導光体3の端面に入射光制御部12bの凸部16を形成し、本体12aと密着させている。その他の構成は第1例と同様である。本体12aの両端から光ファイバ2を入射させることで、導光体3への入射光量分布の均一化が可能となる。また、第1例のように入射光制御部12bと導光体端面1とを分離した場合に比べて、2つの界面を減らすことができるので、反射率を低減させることで、より一層高輝度化を図ることができる。
【0029】
図10は、本発明の第2実施形態にかかる面光源素子の第3例を示す概略構成図である。この例では、導光体3の直交する2つの端面に光ファイバ2を設けている。また、出射光制御板4は、凸部7が2次元配置のマイクロレンズアレイの形状をなしており、同様に導光体3の端面からの入射光を制御することができる。その他の構成は第1例と同様である。
【0030】
上記の通り説明した面光源素子を用いることで、薄型で正面方向の輝度が高い表示装置を得ることができる。例えば、面光源素子の出射面に透過型の表示素子を設けることで、直視型の表示装置を構成することができる。この透過型表示素子としては、STN、TFT、MINIなどの液晶パネルが挙げられる。また、透過型の表示素子の代わりに、透明または乳半フィルム上に印刷を施した印刷フィルム、あるいは着色プラスチックの成形品等を用いて、広告看板、情報掲示板等の表示装置を構成することができる。さらに、散乱機能を有する成形体を用いて、印刷および散乱機能を有する表示装置を構成することができる。
【0031】
【実施例】
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこの実施例により何ら限定されるものではない。
【0032】
実施例1
図11は、本発明の面光源素子を用いた表示装置の一実施例を示す構成図である。本実施例では、ハウジング15内のランプの表面上にR(赤)、G(緑)、B(青)の色フィルタが取り付けられ、光ファイバ2に入射する光の色を順次変化し得るようにされ、面光源素子の出射面には白黒表示型液晶パネル17が設けられている。そして、図12に示すように、光ファイバ2への入射光色(R、G、B)と液晶パネルの表示画像(カラー画像のR成分、G成分、B成分)を同期させる。色の変化時間を目の時間分解能以下にすることで、R成分画像、G成分画像、B成分画像が重なり合い、カラー表示が可能となる。本実施例では、白黒表示型液晶パネルを用いているため、カラー画像表示型液晶パネルで使用されている各画素に対応したカラーフィルタが不用である。このため、液晶パネルの低コスト化が図れるとともに、高い透過率を実現できる。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、光の利用効率が高く正面方向の輝度の高い、かつ薄型化が可能な大面積の面光源素子および表示装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる面光源素子を示す概略構成図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の要部を示す部分拡大図である。
【図4】図1の部分正面図である。
【図5】色フィルタを用いた場合の構成を示す図である。
【図6】リフレクタを用いた場合の構成を示す図である。
【図7】本発明の第1実施形態にかかる面光源素子の他例を示す概略構成図である。
【図8】(a)は本発明の第2実施形態にかかる面光源素子の第1例を示す概略構成図、(b)はその部分側面図である。
【図9】(a)は本発明の第2実施形態にかかる面光源素子の第2例を示す概略平面図、(b)はその部分側面図である。
【図10】本発明の第2実施形態にかかる面光源素子の第3例を示す概略平面図である。
【図11】本発明の面光源素子を用いた表示装置の一実施例を示す概略構成図である。
【図12】図10の表示装置の動作を示す図である。
【図13】従来の面光源素子の構成を示す概略構成図である。
【符号の説明】
2…光ファイバ、20…光ファイバ先端部、20a…発光領域、3…導光体、4…出射光制御板、7…凸部、9…ランプ、10…光源、11…導光部材、12a…導光部材本体、12b…入射光制御板、14…色フィルタ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、案内板、広告用看板、画像表示装置、非常灯などに利用される面光源素子およびこれを用いた直視型の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
案内板や表示板等に代表される表示装置は、面状に光を発する面光源素子(バックライト)と情報を与える表示パネルとで構成され、該表示パネルが与えた情報により光の透過率がコントロールされることによって文字および映像が表示される。バックライトとしては、導光板を用いたものや図13のように蛍光管22が表示面21の直下に設けられたもの(直下型)などが挙げられる(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−42528号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
直下型の場合、少なくとも蛍光管22の管径と面内の輝度むらを低減するため、蛍光管22と表示面21間の距離がある程度必要である。このためバックライトの厚みを薄くするには制限がある。また、導光体を用いた場合でも、表示面積が大きくなった場合には、面内の輝度を保つために熱陰極管などの管径の大きな光源を利用せざるを得なく、導光体の厚みが厚くなり重量が増加するといった課題があった。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、光の利用効率が高く正面方向の輝度の高い、かつ薄型化が可能な大面積の面光源素子および表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する本発明の面光源素子は、光を供給するランプおよびこのランプからの光を伝送する光ファイバを有する光源と、前記光ファイバの光が少なくとも1つの端面に入射される導光体と、前記光ファイバの光を前記導光体に入射させる導光部材と、前記導光体の出射面からの光を出射面の正面方向に向かわせるための、少なくとも一部に曲面を有する複数の凸部が前記導光体と対向する面に設けられ、この凸部の頂部が前記導光体の出射面に密着されてなる出射光制御板とを備えている。
【0007】
この構成によれば、光源を、光を供給するランプと発光する光ファイバとに分離し、従来の蛍光管に比べて径の小さい光ファイバのみを導光体端面に配置することにより、導光体の厚さを薄くできるとともに、出射光制御板の凸部の頂部が導光体の出射面に密着されていることにより、出射光制御板と導光体間に隙間をなくしたことから光の出射方向の寸法を縮めることができ、面光源素子を小型化できる。かつ、この出射光制御板に設けた凸部により導光体の出射面からの光を出射面の正面方向に向かわせて正面方向の輝度を向上させることができる。これにより、光の利用効率が高く正面方向の輝度の高い、かつ薄型化が可能な大面積の面光源素子を得ることができる。
【0008】
好ましくは、前記導光部材は、前記導光体端面に対向する側面部にのみ発光領域が形成された側面発光型の光ファイバである。したがって、光ファイバの光は導光体端面方向にのみ進むので、リフレクタが不要となって面光源素子を小型化でき、またより利用効率の高い面光源素子を得ることができる。
【0009】
好ましくは、前記導光部材は、導光部材本体と、この導光部材本体からの光を導光体端面方向に向かわせるための複数の凸部が前記導光体端面と対向する面に設けられ、この凸部の頂部が導光部材本体と密着してなる入射光制御板とを有する。したがって、入射光制御板により導光部材本体の出射面からの光を導光体端面方向に向かわせてその入射角度を一定とし凸部による屈折方向も一定とするように制御するから、光の利用効率を高くできる。
【0010】
好ましくは、前記光源のランプ部と前記光ファイバとの間に色フィルタを有する。したがって、面光源素子の発光色を容易に変化させることができる。
【0011】
本発明の表示装置は、前記面光源素子を有するものであり、この面光源素子の発光面上に透過型の表示素子、印刷フィルムまたは散乱機能を有する成形体を設けてなる。したがって、上記面光源素子と、透過型表示素子(例えば、液晶表示素子)、印刷フィルムまたは散乱機能を有する成形体などとを組合せることにより、薄型で正面方向の輝度が高い表示装置を得ることができる。
【0012】
本発明の表示装置は、複数の画素が2次元的に配列され、各画素の透過率を制御することで2次元画像を表示する表示パネルと、前記色フィルタを有する面光源素子とを備え、光ファイバへの入射光の色と表示パネルの表示画像を同期させることで、カラー表示を行う。したがって、薄型で正面方向の輝度が高い2次元画像を表示できる画像表示装置を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1実施形態にかかる面光源素子を示す概略構成図である。この面光源素子は、ハウジング15に収納された例えばメタルハライドランプのような光を供給するランプ9およびランプ9からの光を伝送する光ファイバ2を有する光源10を備えている。この面光源素子は、また、前記光ファイバ2が少なくとも1つの端面1に配置されて光ファイバ2の光が入射される導光体3を備えている。導光体3は例えば平面視矩形で、均一厚さの板状である。この例では、図2に示すように、導光体3の相対向する2つの端面1、1に光ファイバ2の後述する先端部20が配置されている。
【0014】
光ファイバ2は、屈折率の大きい中心部分のコアと、コアより小さい屈折率をもつ外層部分のクラッドからなり、ランプ9からの光を伝送する。図3に示す光ファイバ2の先端部20は、側面が発光する側面発光型の光ファイバであり、光ファイバ2の光を導光体3に入射させる導光部材11を構成する。この先端部20の側面発光部20aは、導光体端面1に対向する側面部のみに発光領域が形成されている。この側面発光部20aは、例えばホットスタンプ法やサンドブラスト法などにより、光ファイバの側面部にクラッドからコアにまで達する傷を設けることにより、またはコアを露出させるように側面部をカットすることなどにより形成される。この側面発光型の光ファイバ2を用いることにより、導光体端面1と反対方向に発光する光がなくなるため、光ファイバ先端部20の周囲にリフレクタを設ける必要がなく、面光源素子を小型化できる。
【0015】
本発明において、光ファイバ2は、図1のように、ランプ9から導光体3までは光を導光する導光用光ファイバと、その先端部20に形成された導光体端面のみで光を出射する側面発光型光ファイバとを組み合わせることが、光の利用効率の点から好ましい。
【0016】
また、図1の面光源素子は、導光体3から出射された光の出射角度の分布を制御する出射光制御板4を備えている。前記出射光制御板4は導光体3上に配置され、入射面5に入射した光が出射面6から出射される。出射光制御板4の入射面5には導光体3の出射面からの光を出射面6の正面方向に向かわせるための、少なくとも一部に曲面を有する複数の凸部7が形成されており、この凸部7の導光体側先端と導光体3の出射面とが密着している。これら両者は、図示していない接着層または粘着層を介して密着させることができる。この例における凸部7は1次元パターンであり、光ファイバ2が配置されている側の導光体端面1と平行になるように凸部7の稜線が配置されている。
【0017】
図4に示す出射光制御板4の凸部7において、光の進行方向および出射光制御板4の法線方向に平行な断面形状を表す関数のうち端面1とは反対側の面を表す部分7aの1次微分の絶対値の最大値が1以上3以下であることが、正面方向の輝度向上に好ましい。
【0018】
図1の光ファイバ2から導光体端面1へ入射した光は導光体3内を全反射を繰り返し伝播していく。この伝搬光が導光体3の出射面と出射光制御板4の凸部7との密着部から出射光制御板4に取り込まれる。これにより、導光体3内を伝搬する光は密着部から順次、出射光制御板4に取り出され、取り出された光は出射光制御板4の凸部7内で全反射されながら出射面6から正面方向に出射される。
【0019】
本発明の面光源素子では、光源10を光を供給するランプ9と光ファイバ2とに分離し、従来の光の供給部と発光部が一体で管径が大きい蛍光管と比べて、径の小さい光ファイバ2のみを導光体端面1に配置することにより、導光体3の厚さを薄くできる。かつ、出射光制御板4の凸部7の頂部が導光体3の出射面に密着されていることにより、出射光制御板4と導光体3間の隙間をなくしたことから、光の出射方向の寸法を小さくできる。これにより、面光源素子を小型化できる。光ファイバ2は一般に市販されているものが用いられるが、特に表示面積が大きくなっても、面内の輝度を十分に保つことができるものが選択される。これとともに、出射光制御板4に設けた凸部7により、導光体3の出射面からの光を出射面6の正面方向に向かわせて正面方向の輝度を向上させることができる。こうして、光の利用効率が高く正面方向の輝度の高い、かつ薄型化が可能な大面積の面光源素子を得ることができる。
【0020】
本発明の面光源素子に用いる導光体としては、アクリル樹脂(PMMA)、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリスチレン樹脂(PS)等の透明性に優れた樹脂またはガラスを所定の形状に加工したものを用いることができる。なかでもアクリル樹脂を用いるのが軽量性、透明性の点で好ましい。加工方法としては、押出し板若しくはキャスト板から切り出す方法または加熱プレス、射出成形等の溶融成形法などが好適に用いられる。
【0021】
また、出射光制御板の表面形状は、スタンパまたは雌金型などを用いて、熱プレス法、紫外線硬化による2P法、熱硬化によるキャスト法、射出成形法等によって透明な基材上に形成することができる。該透明な基材としては、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂等の樹脂またはガラスが用いられる。出射光制御板の作製に用いるスタンパは、例えばガラス基板上にネガ型あるいはポジ型の感光性樹脂をコーティングし、この感光性樹脂をフォトマスクを介して露光し、現像後、電鋳を行うことにより作製することができるし、切削によって作製することもできる。出射光制御板は板状である必要はなく、フィルム状であってもよい。
【0022】
また、出射光制御板の凸部の断面は、導光体の出射面からの光を出射面の正面方向に向かわせるよう少なくとも一部に曲面を有するものであればよく、台形、放物線、楕円、およびこれらの組み合わせからなる形状を用いることができる。出射光制御板の凸部は、図1で示した1次元的配置のレンチキュラーレンズの様なパターンばかりでなく2次元的配置のレンズアレイタイプでもよい。出射光制御板の光出射面にマイクロレンズアレイが設けられていてもよい。上記の出射光制御板と導光体の貼り付けには、紫外線硬化型接着剤、ホットメルト接着剤等の接着剤、粘着材および両面テープなどのうち、透明性に優れるものを選択して用いることができる。
【0023】
また、図5に示すように、ハウジング15内に、ランプ9の光が出射する前面側に色フィルタ14を設けた場合には、ランプ9からの光が色フィルタ14を介して光ファイバ2に入射されて、色フィルタ14を選択することで光ファイバ2への入射光の色を選択でき、面光源素子の発光色を変化させてカラー表示が可能となる。
光源のランプとしては、メタルハライドランプの他に高圧ナトリウムランプ、水銀灯、キセノンランプ、ハロゲンランプなどを用いることができる。
【0024】
なお、図6に示すように、光ファイバ先端部20において、導光体端面1に対向する側面部だけでなく、他の側面部にも発光領域を形成して、光ファイバ先端部20の周囲に、この先端部20からの光を反射して導光体端面1側に進行させるリフレクタ8を設けてもよい。
【0025】
図7は、本発明の第1実施形態にかかる面光源素子の他例を示すもので、第1例と異なり、光ファイバ2の先端部20を導光体3のすべての端面に相対向するように全周囲に配置している。光ファイバ2の出射光は導光体3の全端面から導光体3に入射する。また、出射光制御板4は、凸部7が2次元のレンズアレイの形状をなしている。その他の構成は第1例と同様である。導光体3の全端面から光が入射されるので、導光体3への入射光量分布の均一化が可能となる。
【0026】
図8(a)は、本発明の第2実施形態にかかる面光源素子の第1例を示す概略構成図である。この面光源素子は、第1実施形態と異なり、光ファイバ2の光を導光体3に入射させる導光部材11が、光ファイバ2の先端と一端を直結させた例えば直方体のような本体12aと、この本体12aからの光を導光体端面1方向に向かわせるための複数の凸部16が本体12aと対向する面に設けられ、この凸部16の頂部が本体12aと密着してなる入射光制御板12bとを有している。上記の入射光制御板12bと導光体3との貼り付けには、紫外線硬化型接着剤、ホットメルト接着剤等の接着剤、粘着材および両面テープなどのうち、透明性に優れるものを選択して用いることができる。その他の構成は第1実施形態と同様である。
【0027】
図8(b)は、導光部材11および導光体3の拡大平面図である。入射光制御板12bの凸部16は本体12aと密着しているので、伝播光の一部は、入射光制御板12bに入射し、凸部16壁面の反射により導光体3の端面1方向に出射する。これにより、入射光制御板12bにより本体12aの出射面からの光を導光体3の端面1方向に向かわせて、導光体3への入射角度が一定となって出射光制御板4の凸部7による屈折方向も一定となるように制御するから、光の利用効率を高くできる。なお、入射光制御板12bの凸部16の断面は台形、放物線、楕円、およびこれらの組み合わせからなる形状を用いることができる。
【0028】
図9(a)は、本発明の第2実施形態にかかる面光源素子の第2例を示す概略構成図である。この例では、分岐させた光ファイバ2の両先端とそれぞれ本体12aの両端とを直結させている。また、図9(b)のように、導光体3の端面に入射光制御部12bの凸部16を形成し、本体12aと密着させている。その他の構成は第1例と同様である。本体12aの両端から光ファイバ2を入射させることで、導光体3への入射光量分布の均一化が可能となる。また、第1例のように入射光制御部12bと導光体端面1とを分離した場合に比べて、2つの界面を減らすことができるので、反射率を低減させることで、より一層高輝度化を図ることができる。
【0029】
図10は、本発明の第2実施形態にかかる面光源素子の第3例を示す概略構成図である。この例では、導光体3の直交する2つの端面に光ファイバ2を設けている。また、出射光制御板4は、凸部7が2次元配置のマイクロレンズアレイの形状をなしており、同様に導光体3の端面からの入射光を制御することができる。その他の構成は第1例と同様である。
【0030】
上記の通り説明した面光源素子を用いることで、薄型で正面方向の輝度が高い表示装置を得ることができる。例えば、面光源素子の出射面に透過型の表示素子を設けることで、直視型の表示装置を構成することができる。この透過型表示素子としては、STN、TFT、MINIなどの液晶パネルが挙げられる。また、透過型の表示素子の代わりに、透明または乳半フィルム上に印刷を施した印刷フィルム、あるいは着色プラスチックの成形品等を用いて、広告看板、情報掲示板等の表示装置を構成することができる。さらに、散乱機能を有する成形体を用いて、印刷および散乱機能を有する表示装置を構成することができる。
【0031】
【実施例】
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこの実施例により何ら限定されるものではない。
【0032】
実施例1
図11は、本発明の面光源素子を用いた表示装置の一実施例を示す構成図である。本実施例では、ハウジング15内のランプの表面上にR(赤)、G(緑)、B(青)の色フィルタが取り付けられ、光ファイバ2に入射する光の色を順次変化し得るようにされ、面光源素子の出射面には白黒表示型液晶パネル17が設けられている。そして、図12に示すように、光ファイバ2への入射光色(R、G、B)と液晶パネルの表示画像(カラー画像のR成分、G成分、B成分)を同期させる。色の変化時間を目の時間分解能以下にすることで、R成分画像、G成分画像、B成分画像が重なり合い、カラー表示が可能となる。本実施例では、白黒表示型液晶パネルを用いているため、カラー画像表示型液晶パネルで使用されている各画素に対応したカラーフィルタが不用である。このため、液晶パネルの低コスト化が図れるとともに、高い透過率を実現できる。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、光の利用効率が高く正面方向の輝度の高い、かつ薄型化が可能な大面積の面光源素子および表示装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる面光源素子を示す概略構成図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の要部を示す部分拡大図である。
【図4】図1の部分正面図である。
【図5】色フィルタを用いた場合の構成を示す図である。
【図6】リフレクタを用いた場合の構成を示す図である。
【図7】本発明の第1実施形態にかかる面光源素子の他例を示す概略構成図である。
【図8】(a)は本発明の第2実施形態にかかる面光源素子の第1例を示す概略構成図、(b)はその部分側面図である。
【図9】(a)は本発明の第2実施形態にかかる面光源素子の第2例を示す概略平面図、(b)はその部分側面図である。
【図10】本発明の第2実施形態にかかる面光源素子の第3例を示す概略平面図である。
【図11】本発明の面光源素子を用いた表示装置の一実施例を示す概略構成図である。
【図12】図10の表示装置の動作を示す図である。
【図13】従来の面光源素子の構成を示す概略構成図である。
【符号の説明】
2…光ファイバ、20…光ファイバ先端部、20a…発光領域、3…導光体、4…出射光制御板、7…凸部、9…ランプ、10…光源、11…導光部材、12a…導光部材本体、12b…入射光制御板、14…色フィルタ。
Claims (8)
- 光を供給するランプおよびこのランプからの光を伝送する光ファイバを有する光源と、
前記光ファイバの光が少なくとも1つの端面に入射される導光体と、
前記光ファイバの光を前記導光体に入射させる導光部材と、
前記導光体の出射面からの光を出射面の正面方向に向かわせるための、少なくとも一部に曲面を有する複数の凸部が前記導光体と対向する面に設けられ、この凸部の頂部が前記導光体の出射面に密着されてなる出射光制御板とを備えた面光源素子。 - 前記導光部材は、前記導光体端面に対向する側面部にのみ発光領域が形成された側面発光型の光ファイバである請求項1に記載の面光源素子。
- 前記導光部材は、導光部材本体と、この導光部材本体からの光を導光体端面方向に向かわせるための複数の凸部が前記導光体端面と対向する面に設けられ、この凸部の頂部が導光部材本体と密着してなる入射光制御板とを有する請求項1に記載の面光源素子。
- 前記光源のランプと前記光ファイバとの間に色フィルタを有する請求項1ないし3のいずれかに記載の面光源素子。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載の面光源素子の発光面上に透過型の表示素子を設けてなる表示装置。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載の面光源素子の発光面上に印刷フィルムを設けてなる表示装置。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載の面光源素子の発光面上に散乱機能を有する成形体を設けてなる表示装置。
- 複数の画素が2次元的に配列され、各画素の透過率を制御することで2次元画像を表示する表示パネルと、請求項4に記載の色フィルタを有する面光源素子とを備え、光ファイバへの入射光の色と表示パネルの表示画像を同期させることで、カラー表示を行う表示装置。
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