JP2004152421A - 光ピックアップ - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の支持ワイヤのうち所定の支持ワイヤの弾性力および張力による可動部に対する影響を低減させて、可動部の移動動作の精度を向上させることが可能な光ピックアップを提供する。
【解決手段】光ピックアップ1は、可動部3,支持ワイヤ4,4a,支持台5およびヨーク部6を備え、複数の支持ワイヤ4,4aのうち所定の支持ワイヤ4aの一端部を支持している支持部40を、所定の支持ワイヤ4aの位置の変化に対応して変形可能にしている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスクの記録面上に対物レンズで光を集光させて情報の記録,再生などを行う光ピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】
光ピックアップは、光ディスク再生装置および光ディスク記録再生装置など光ディスク装置に使用される。光ピックアップは、記録媒体である光ディスクの記録面上に光たとえばレーザー光を集光させて、情報の記録,再生などを行うための装置である。
光ピックアップは可動部を有しており、この可動部は、複数の支持ワイヤを介して支持台に支持されて移動可能である。可動部は、レーザー光を集光させるための対物レンズと、光ディスクに対する対物レンズの位置などの状態を微調整するためのフォーカスコイルおよびトラッキングコイルとを有している。フォーカスコイルとトラッキングコイルには、支持ワイヤを介して電流が供給される。
フォーカスコイルとトラッキングコイルに電流を供給すれば、フォーカスコイルとトラッキングコイルによりそれぞれ生じる電磁力により、可動部がその基本位置から移動(シフト)して、対物レンズの位置や姿勢などの状態が微調整される。
【0003】
対物レンズの傾きを制御するために、チルトコイルを可動部に設けた場合には、このチルトコイルに電流を供給するための支持ワイヤも追加する必要がある。このように、支持ワイヤを追加してその数が増えると、支持ワイヤの弾性力および張力が、可動部の移動動作に影響を与えて移動動作が複雑化し、その結果、移動動作の精度が低下する恐れがある。また、追加された支持ワイヤの弾性力や張力により、可動部が不都合な挙動を起こす恐れもある。
支持ワイヤの数が増加すると、支持ワイヤを細くしなければ可動部の移動動作を確保することができないので、支持ワイヤの種類が増加し、組立工程も複雑化する。また、この細い支持ワイヤを組立てるときには、高精度な作業が要求され、組立作業の負担が増加する。
【0004】
一方、支持ワイヤの数が増加すると、可動部の共振周波数が高くなって可動部の振動が大きくなることがある。この対策のために、コイル状または途中が屈曲した特殊な形状の支持ワイヤを使用すれば、部品の種類が多くなってコストがかかり、組立工程も複雑化する。
特許文献1に記載された従来の光ピックアップ装置では、フレーム(可動部)の振動を吸収するために動吸振器を取付けている。
【0005】
【特許文献1】
特許第3260628号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特許文献1に記載の光ピックアップ装置では、動吸振器などの部品を別途設ける必要があり、部品点数が増えてしまい、組立工程が複雑化する。また、フレームにおけるフォーカス方向の共振周波数とトラッキング方向の共振周波数とをそれぞれ個別に調整することはできない。
【0007】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、複数の支持ワイヤのうち所定の支持ワイヤの弾性力および張力による可動部に対する影響を低減させて、可動部の移動動作の精度を向上させることが可能な光ピックアップを提供することを目的とする。
また、本発明は、弾性部材などの部品を別途設けないで、可動部におけるフォーカス方向の共振周波数とトラッキング方向の共振周波数とをそれぞれ個別に設定して可動部の振動を低減することが可能な光ピックアップを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明にかかる光ピックアップは、光ディスクの記録面上に光を集光させるための対物レンズが設けられ、前記光ディスクに対する前記対物レンズの位置などの状態をフォーカスコイルおよびトラッキングコイルで微調整可能な可動部と、他端部がこの可動部に固定され、この可動部を移動可能に支持する複数の支持ワイヤと、この支持ワイヤの一端部を支持する支持台と、この支持台が取付けられ、前記フォーカスコイルおよび前記トラッキングコイルとの間でそれぞれ磁気回路を構成するヨークと永久磁石が取付けられたヨーク部とを備えた光ピックアップであって、前記複数の支持ワイヤのうち所定の支持ワイヤの前記一端部を支持している支持部を、前記所定の支持ワイヤの位置の変化に対応して変形可能にしている。
前記支持部における変形可能部は、フォーカス方向に所定の幅寸法を有し、トラッキング方向に所定の長さ寸法を有し、且つ所定の厚み寸法を有しているのが好ましい。
前記支持台には基板が固定されるとともにこの基板には可撓性を有する薄いプリント配線板が固着され、このプリント配線板に前記支持ワイヤの前記一端部が電気的に接続され、前記変形可能部は、前記基板に穿設された所定形状の孔により規制される前記プリント配線板の所定の部位により構成されているのが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる実施の形態の一例を、図1ないし図10を参照して説明する。
図1および図2は、それぞれ光ピックアップの斜視図および平面図、図3は、支持ワイヤの支持状態を基板側から見た状態を示す斜視図、図4は、前記支持ワイヤの支持状態を可動部側から見た状態を示す斜視図、図5は図3の分解斜視図、図6は図4の分解斜視図、図7は基板にプリント配線板が固着された状態を示す正面図、図8および図9は、それぞれ本実施形態の動作を示す斜視図および断面図である。
【0010】
図1ないし図6において、光ディスク装置(図示せず)に使用される光ピックアップ1は、移動機構(図示せず)により、記録媒体である光ディスクの半径方向に制御されつつ移動可能になっている。
光ディスク装置において、光ディスクが駆動モータにより回転駆動されている状態で、移動機構で所望の位置に光ピックアップ1を移動させる。そして、光ピックアップ1は、光ディスクの記録面上に対物レンズ2で光(たとえば、レーザー光)を集光させて、光ディスクに対して情報の記録,再生などを行う。
光ディスクとしては、CD,CD−ROM,CD−R,CD−RW,MD,MO,DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD−RWなどがある。
【0011】
光ピックアップ1は、可動部3,支持ワイヤ4,4a,支持台5およびヨーク部(継鉄部)6などを有している。
可動部3には、光ディスクの記録面上に光を集光させるための対物レンズ2が設けられている。可動部3は、光ディスクに対する対物レンズ2の位置や姿勢などの状態を、フォーカスコイル7およびトラッキングコイル8に電流を流すことにより微調整可能になっている。
なお、説明の便宜上、対物レンズ2の光軸Bと平行な方向すなわちフォーカス方向をX方向とし、特に、光ディスク側(すなわち、対物レンズ2側)を上方向とし、反光ディスク側を下方向とする。
このX方向と直交する方向(光ディスクの半径方向)すなわちトラッキング方向をZ方向とし、X方向およびZ方向と直交する方向をY方向とする。特に、図2の左右方向を、光ピックアップ1の左右方向(Z方向)とする。
本実施形態では、対物レンズ2が可動部3のほぼ中央部に配置された「レンズセンタータイプ」の光ピックアップ1の場合を示している。なお、本発明は、対物レンズ2が可動部の外側に配置された「レンズオフセットタイプ」の光ピックアップにも適用可能である。
【0012】
磁性体からなるヨーク部6には、支持台5が取付けられている。支持台5は、複数(ここでは、合計六本)の支持ワイヤ4,4aを支持しており、この六本の支持ワイヤ4,4aを介して可動部3を移動可能に支持している。
ヨーク部6の所定位置には、永久磁石9とヨーク10が取付けられている。永久磁石9とヨーク10は、フォーカスコイル7との間で磁気回路を構成し、また、トラッキングコイル8との間で磁気回路を構成する。
可動部3に設けられたフォーカスコイル7は、可動部3をフォーカス方向(対物レンズ2の光軸Bと平行な方向(X方向))に移動させ、トラッキングコイル8は、可動部3をトラッキング方向(光ディスクの半径方向(Z方向))に移動させることができる。フォーカスコイル7とトラッキングコイル8には、支持ワイヤ4を介して電流が供給される。
【0013】
可動部3は、平面視でほぼ矩形状の本体部20を有しており、本体部20は、絶縁性を有する樹脂材料などにより一体的に形成されている。対物レンズ2,フォーカスコイル7およびトラッキングコイル8などは、本体部20の所定位置に設けられている。
本体部20に支持された対物レンズ2は、光ディスクの記録面上にレーザー光などの光を集光させる。一つのフォーカスコイル7は、その巻軸が対物レンズ2の光軸Bと平行(X方向と平行)になるように、本体部20の外周面全周に巻回されている。
【0014】
本体部20の一方の側面22aには、二つのトラッキングコイル8が取付けられ、本体部20の一方の側面22aから180度反対方向の他方の側面22bにも、二つのトラッキングコイル8が取付けられている。
すなわち、本体部20の一方の側面22aに、二つのトラッキングコイル8がZ方向に並んで配置され、他方の側面22bに、二つのトラッキングコイル8がZ方向に並んで配置されている。
各トラッキングコイル8は、それぞれの巻軸の方向が光軸B(X方向,上下方向)と直交するY方向と平行になるように(すなわち、フォーカスコイル7の巻線方向に対して直角になるように)、巻回されている。
本実施形態では、トラッキングコイル8が空心コイルの場合を示しているが、本体部20にボビンを形成し、このボビンにトラッキングコイルを巻回する場合であってもよい。
【0015】
ヨーク部6は、光ディスク装置のケースまたはベース部材(図示せず)などの固定側に固定され、所定形状に形成されている。ヨーク部6は、平面視でほぼ矩形の板状に形成され光ディスク装置の固定側に取付けられたヨーク基台25と、ヨーク基台25にほぼ直角に固定され且つ可動部3の外側に配置された二つの磁石支持用ヨーク(ヨーク)26と、フォーカスコイル7より内方側に所定の部位10bが配置される複数(ここでは、二つ)のヨーク10とを有している。
磁石支持用ヨーク26は、ほぼ矩形状を有し基台25に突出して設けられ、互いに平行に且つ所定の位置に配置されている。二つのヨーク10は、互いに平行な部位10a,10bを有する逆U字状をなしている。
一方の部位10aは磁石支持用ヨーク26に固定され、他方の部位10bは、フォーカスコイル7の内側に位置し且つ本体部20に貫通形成された二つの中空部28を挿通して配設されている。
一対の永久磁石9は、ヨーク部6に取付けられ、一個のフォーカスコイル7および合計四個のトラッキングコイル8に対応して所定位置に配置されている。二つの永久磁石9は、それぞれ二つの磁石支持用ヨーク26に(または、直接基台25に)接着剤などにより固着されている。永久磁石9は、二つ並んだトラッキングコイル8に対向して配置されている。
一方のヨーク10の他方の部位10bは、一方の永久磁石9に対向して配置され、他方のヨーク10の他方の部位10bは、他方の永久磁石9に対向して配置されている。
【0016】
ところで、光ディスクのトラックピッチや情報記録密度がそれほど大きくない場合には、光ピックアップの可動部の姿勢の制御に関しては、それほど高精度な制御は要求されない場合が多い。
ところが、記録情報の高密度化が要求される光ディスクに使用される光ピックアップ1の場合には、チルト調整が要求されるようになってきた。光ピックアップ1をチルト調整することにより、光ディスクに対する対物レンズ2の光軸Bの傾きが自動的に微調整される。チルト調整には、ラジアルチルト調整とタンジェンシャルチルト調整がある。
ラジアルチルト調整は、光ディスクの記録面に対して直交し且つ光ディスクの半径方向(ラジアル方向)の面内(X,Z面内)で、光軸Bの傾きを微調整することである。
タンジェンシャルチルト調整は、光ディスクの記録面に対して直交し且つトラックの接線方向(タンジェンシャル方向)の面内(X,Y面内)で、光軸Bの傾きを微調整することである。
【0017】
高密度化された記録情報の正確な記録,再生などを行うためには、対物レンズ2で集光したスポットを、光ディスクの記録面のピットの位置に正確に一致させる必要がある。
そのためには、光ピックアップ1のラジアルチルト調整を高精度に行うことが特に要求される。このラジアルチルト調整に加えてタンジェンシャルチルト調整も行えば、さらに精度よく情報の記録,再生などを行うことができる。
【0018】
そこで、可動部3に二つまたは四つのチルトコイル11を設けることにより、光ピックアップ1の少なくともラジアルチルト調整を可能にしている。本実施形態の光ピックアップ1では、フォーカスコイル7およびトラッキングコイル8とは別個に、四つのチルトコイル11を可動部3の本体部20の一方の面(たとえば、下面)に設けている。
そして、支持ワイヤ4aを介してチルトコイル11に流す電流を制御することにより、光ピックアップ1のチルト調整(特に、ラジアルチルト調整)を可能にしている。
【0019】
フォーカスコイル7と、他方の部位10bがフォーカスコイル7の内方に配置された一方のヨーク10と、一方の磁石支持用ヨーク26と、フォーカスコイル7の外方に配置された一方の永久磁石9との間で、磁気回路が構成されている。これと同様に、フォーカスコイル7と他方のヨーク10と他方の磁石支持用ヨーク26と他方の永久磁石9との間でも、磁気回路が構成されている。
本体部20の一方の側面22aに取付けられた二つのトラッキングコイル8は、一方の永久磁石9と一方のヨーク10とが形成する磁界中に配置されて磁気回路を構成している。一方の永久磁石9と一方のヨーク10との間に、二つのトラッキングコイル8が、一方の永久磁石9の磁束が鎖交するように配置されている。
また、本体部20の他方の側面22bに取付けられた二つのトラッキングコイル8は、他方の永久磁石9と他方のヨーク10とが形成する磁界中に配置されて磁気回路を構成している。他方の永久磁石9と他方のヨーク10との間に、二つのトラッキングコイル8が、他方の永久磁石9の磁束が鎖交するように配置されている。
二つのチルトコイル11は、一方のヨーク10と一方の磁石支持用ヨーク26と一方の永久磁石9とが形成する磁界中に配置されて、磁気回路を構成している。他の二つのチルトコイル11は、他方のヨーク10と他方の磁石支持用ヨーク26と他方の永久磁石9とが形成する磁界中に配置されて、磁気回路を構成している。
【0020】
支持ワイヤ4,4aは、可動部3の両側にY方向とほぼ平行にそれぞれ三本ずつ合計六本設けられている。支持ワイヤ4,4aは、その一端部が支持台5側に固定され、他端部が可動部3側に固定されている。
上下左右方向の四隅に配置された四本の支持ワイヤ4は、たとえばフォーカスコイル7,トラッキングコイル8に接続され、上下方向の真中の二本の支持ワイヤ4aは、たとえばチルトコイル11に接続されている。なお、各支持ワイヤは、他のコイルに接続されている場合でもよい。
可動部3は、六本の支持ワイヤ4,4aを介して、支持台5とヨーク部6との間の空間に浮いている格好で取付けられるので、移動や揺動などの動作を行なって、可動部3の状態(可動部3の位置,姿勢など)を自在に変化させることができる。
可動部3は、たとえば、フォーカスコイル7,トラッキングコイル8およびチルトコイル11に電流が供給されていないときの基本位置から、フォーカスコイル7,トラッキングコイル8,チルトコイル11に電流を供給することにより、上下方向(X方向)や左右方向(Z方向)にシフト(移動)することができ、またチルト調整される。
ここで、「可動部3の基本位置」とは、たとえば、可動部3が静止している状態で、トラッキングコイル8がヨーク10や永久磁石9などに対して右側および左側において等距離に位置し、可動部3がヨーク基台25と平行に位置し、可動部3の上下,左右の中心線がともに基準線(図示せず)と一致しているときの、可動部3の位置をいう。
【0021】
支持台5には、基板31が接着剤などで固定され、基板31には、可撓性を有する薄いプリント配線板30が接着剤などで固着されている。プリント配線板30は、たとえば絶縁性の樹脂フィルムからなる下地板30aに導電性の回路導体30bがプリントされた薄板状をなしている。
基板31には、支持ワイヤ4,4aを係合させるための複数(ここでは、合計六つ)の孔42,43が、所定位置に穿設されている。プリント配線板30にも、支持ワイヤ4,4aを係合させるための複数(ここでは、合計六つ)の孔44,45が、所定位置に穿設されている。
支持台5には、複数(ここでは、六つ)の貫通孔が所定位置に穿設されており、支持ワイヤ4,4aは、支持台5のこの貫通孔に挿通されている。
【0022】
支持ワイヤ4は、基板31の孔43とプリント配線板30の孔45に係合している。基板31において、支持ワイヤ4a用の孔42は、他の孔43より大きい内径に形成されている。
支持ワイヤ4aは、基板31の孔42とプリント配線板30の孔44に係合している。支持ワイヤ4,4aの一端部は、半田46でプリント配線板30の回路導体30bと電気的に接続されて支持台5に支持されている。
プリント配線板30には、支持ワイヤ4a用の孔44を挟んで一対のスリット47が穿設されている。孔44は二つあるので、プリント配線板30には合計四つのスリット47が形成されている。一対のスリット47に挟まれたプリント配線板30の所定の部位が、支持ワイヤ4aの一端部を支持するための支持部40を構成している。
支持部40は、支持ワイヤ4aの位置の変化(たとえば、支持ワイヤ4aの方向の変化,軸線方向への移動など)に対応して、自在に変形することができる。すなわち、支持部40は、支持ワイヤ4aの位置が変化すると、この変化に追従して任意の形状に撓み(歪み)自在である。支持ワイヤ4aの位置の変化と支持部40の変形の各動作の自由度を確保するために、支持ワイヤ4a用の孔42の内径が比較的大きく形成されている。
【0023】
基板31には、はとめ用の一対の孔48が穿設され、プリント配線板30にも、はとめ用の一対の孔49が穿設されている。孔48,49に一対のはとめ部材50を係合させ且つ固定することにより、プリント配線板30が基板31に対して位置決めされる。
これにより、孔43と孔45の各中心位置、孔42と孔44の各中心位置をそれぞれ一致させることができ、また、一対のスリット47の間に形成された支持部40を、基板31の孔42の位置に一致させることができる。
【0024】
可動部3の本体部20の左右両側面には、複数(ここでは、二つ)の他のプリント配線板32が取付られ、支持ワイヤ4,4aの他端部は、半田でプリント配線板32に接続固定されている。プリント配線板32には、フォーカスコイル7,トラッキングコイル8,チルトコイル11の各巻線の端部が、電気的に接続されている。
支持ワイヤ4,4aの他端部が、他のプリント配線板32に半田付けされることにより、支持ワイヤ4とフォーカスコイル7,トラッキングコイル8とが電気的に接続され、支持ワイヤ4aとチルトコイル11とが電気的に接続される。
フォーカスコイル7の巻線,四つのトラッキングコイル8の各巻線および四つのチルトコイル11の各巻線は、支持ワイヤ4,4aと、支持ワイヤ4,4aが電気的に接続されたプリント配線板30とによって、制御回路(図示せず)に電気的に接続されている。
【0025】
光ピックアップ1は、図示しない光学系を有している。この光学系は、レーザー光を発生する半導体レーザーなどの光源,光検出器,反射ミラー,レンズおよび回折格子などを有している。対物レンズ2も、この光学系に含まれる。
光検出器は、光ディスクの記録面で反射したレーザー光を受光し、再生信号を検出するとともに、光ディスクの記録面の傾きを検出し、フォーカスエラー信号,トラッキングエラー信号なども検出する。
【0026】
次に、光ピックアップ1の動作について説明する。
まず、光ディスク装置において、光ディスクが駆動モータにより回転駆動されている状態で、移動機構により光ピックアップ1を所望の位置に移動させる。そして、光学系で発生したレーザー光を対物レンズ2で記録面上に集光させて、光ディスクに対して情報の記録,再生などを行う。
光ピックアップ1の状態(可動部3の位置,姿勢など)を制御する場合には、光検出器で検出された光ディスクの記録面の傾きに関する検出結果を、変換部で電気信号に変換し、制御部に電気信号として出力する。制御部では、変換部から出力された電気信号に基づいて、フォーカスコイル7,トラッキングコイル8およびチルトコイル11に流す電流とその方向を制御する。
【0027】
対物レンズ2をフォーカス方向(X方向)に移動させる場合には、制御部は、移動すべき方向および移動量に応じた制御電流を、支持ワイヤ4を介してフォーカスコイル7に供給する。
すると、フォーカスコイル7により生じる電磁力により、可動部3が光ディスクに対してフォーカス方向(X方向)に移動(シフト)して、対物レンズ2の位置を微調整する。
同様に、対物レンズ2をトラッキング方向(Z方向)に移動させる場合には、支持ワイヤ4を介して四つのトラッキングコイル8に供給する電流とその方向を制御する。
すると、トラッキングコイル8により生じる電磁力により、可動部3が光ディスクのトラッキング方向(Z方向)に移動(シフト)して、対物レンズ2の位置を微調整する。
また、光ピックアップ1をチルト調整する場合には、支持ワイヤ4aを介して四つのチルトコイル11に供給する電流とその方向を制御する。すると、チルトコイル11により生じる電磁力により、可動部3が揺動してその姿勢を変化させるので、対物レンズ2の光軸Bの傾きが微調整される。
このようにして、可動部3は、その位置が制御されてフォーカス方向,トラッキング方向にそれぞれ移動し、また、その姿勢を制御するチルト調整も行われる。
【0028】
かかる構成の光ピックアップ1においては、可動部3が光ディスクに対してフォーカス方向およびトラッキング方向にそれぞれ移動して、対物レンズ2の位置を微調整することができる。これに加えて、光ピックアップ1のラジアルチルト調整も行なっているので、3軸制御が可能である。したがって、光ディスクに対する光ピックアップ1の状態を高精度に制御することができる。
チルトコイル11を、フォーカスコイル7およびトラッキングコイル8とは別個に可動部3に設けたので、フォーカス方向とトラッキング方向の制御とは独立して、ラジアルチルト調整を行うことができる。
可動部3の本体部20の下面にチルトコイル11をコンパクトに配置したので、ラジアルチルト調整機能を付加しても、光ピックアップ1が平面視で大型化することはない。
【0029】
光ピックアップ1では、複数(ここでは、六本)の支持ワイヤ4,4aのうち所定の支持ワイヤ(ここでは、支持ワイヤ4a)の一端部を支持している支持部40を、支持ワイヤ4aの位置の変化に対応して変形可能にしている。
これにより、支持ワイヤ4aにかかる弾性力および張力が低減するので、支持ワイヤ4aの弾性力および張力による可動部3に対する影響が低減することになり、可動部3の移動動作の精度を向上させることができる。
【0030】
支持部40における変形可能部41は、フォーカス方向に所定の幅寸法bを有し、トラッキング方向に所定の長さ寸法cを有し、且つ所定の厚み寸法tを有している(図7,図9(A)参照)。
これにより、従来使用されていた弾性部材などの部品を別途設けないで、可動部3におけるフォーカス方向の共振周波数とトラッキング方向の共振周波数とをそれぞれ個別に設定(調整)して、可動部3の振動を低減することができる。
すなわち、フォーカス方向の幅寸法bを調整すればフォーカス方向の共振周波数の調整ができ、トラッキング方向の長さ寸法cを調整すればトラッキング方向の共振周波数の調整ができ、厚み寸法tを調整すれば全体的な共振周波数の調整ができる。
【0031】
本実施形態では、基板31に穿設された所定形状(ここでは、円形)の孔42により規制されるプリント配線板30の所定の部位により、変形可能部41を構成している。
孔42が円形の場合にはその内径を変えたり、孔42を楕円形,矩形,その他所定の形状にするなど、孔42の寸法や形状を変えれば、変形可能部41の幅寸法b,長さ寸法cをそれぞれ所望の寸法に自在に調整することができる。
【0032】
図9(A),(B),(D)は支持部40の側面断面図、図9(C)は支持部40の平面断面図(スリット47と平行方向に切った図)である。
図8(A),図9(A)に示すように、可動部3が基本位置に位置している場合には、六本の支持ワイヤ4,4aはほぼ真っ直ぐで且つ互いに平行な状態になっている。したがって、プリント配線板30における支持部40も変形していない。
次に、図8(B),図9(B)に示すように、可動部3がフォーカス方向の一方向(たとえば、上方向)にシフトすると、四本の支持ワイヤ4は、その弾性力や張力に抗して撓むことになる。これは、支持ワイヤ4はプリント配線板30に半田で固定され、この固定部におけるプリント配線板30の変形量が少ないからである。
一方、所定の二本の支持ワイヤ4aは、可動部3に引っ張られて上方を向くようにその方向が変化するが(このときも、二本の支持ワイヤ4aは真っ直ぐである)、支持ワイヤ4aが変化するとこの変化に対応して支持部40も変形する。これは、支持部40が基板31の孔42の位置に配置されて変形自在になっており、また、支持部40(すなわち、支持部40における変形可能部41)が、一対のスリット47の間に形成されて自由に変形可能になっているからである。
こうして、支持部40が支持ワイヤ4aの位置(方向)の変化に対応して自在に変形するので、支持ワイヤ4aは、真っ直ぐのままの状態で弾性力および張力がほとんどかからない。
【0033】
図8(C),図9(C)に示すように、可動部3がトラッキング方向(たとえば、右方向(図8(C)の矢印Fa方向)または左方向(図9(C)の矢印Fb方向))にシフトした場合には、四本の支持ワイヤ4はその弾性力や張力に抗して撓む。
ところが、可動部3の移動動作に伴って二本の支持ワイヤ4aもその方向が変化するが(このときも、二本の支持ワイヤ4aは真っ直ぐである)、この変化に対応して支持部40が自由に変形する。これにより、支持ワイヤ4aは真っ直ぐのままの状態で弾性力および張力がほとんどかからない。
図9(D)の矢印Gに示すように、可動部3の移動動作やその他の原因により、支持ワイヤ4aにその軸線方向に張力がかかった場合でも、支持ワイヤ4aの位置の変化(ここでは、軸線方向の移動)に対応して支持部40が自由に変形する。これにより、支持ワイヤ4aには張力がほとんどかからない。
こうすることにより、可動部3を移動可能に支持する六本の支持ワイヤ4,4aのうち二本の支持ワイヤ4aは、可動部3を支持する機能は小さくて、電流を流す機能が主なものになっている。
【0034】
図10は本実施形態の変形例を示す図で、図10(A)〜(D)は図7(A)相当図である。なお、図10に示す各種変形例において、前記実施形態と同一または相当部分には同一符号を付してその説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図10に示す光ピックアップでは、複数の支持ワイヤ4,4aのうち所定の支持ワイヤ4aの一端部を支持している支持部40を、所定の支持ワイヤ4aの位置の変化に対応して変形可能にすることにより、所定の支持ワイヤ4aにかかる弾性力および張力を低減している。
支持部40における変形可能部41の幅寸法b,長さ寸法c,厚み寸法tは、プリント配線板30の形状を所定形状に形成することにより容易に調整することができる。
【0035】
図10(A)〜(C),(E),(F)に示す光ピックアップでは、支持台5には基板31が固定されるとともに、基板31にはプリント配線板30が固着されている。
プリント配線板30に、支持ワイヤ4,4aの一端部が電気的に接続されている。変形可能部41は、基板31に穿設された所定形状の孔42により規制されるプリント配線板30の所定の部位により構成されている。
図10(A)では、支持ワイヤの合計本数が八本で、四隅の支持ワイヤ4で主として可動部3を移動可能に支持し、上下方向の真ん中の合計四本の支持ワイヤ4aの一端部を支持部40でそれぞれ支持している。
なお、可動部にチルトコイルの他にICチップなどを搭載した場合には、必要とする支持ワイヤの本数も増加するが、このように支持ワイヤ4,4aの合計本数が多い場合でも、本発明を適用できる。
【0036】
図10(B)に示すように、支持ワイヤ4,4aの合計本数が奇数(図示する五本のほか、七本,九本など)の場合であってもよい。この場合には、支持ワイヤ4aの一端部を支持している支持部40を、基板31の左右方向の中央部に配置するのが好ましい。
可動部3は、主として四隅の四本の支持ワイヤ4で支持される。この四本の支持ワイヤ4で電流を供給し、一本の支持ワイヤ4aを、各コイルの共通のアース側配線とすれば、全体の支持ワイヤの本数を少なくできる。
図10(C)では、全部の支持ワイヤすなわち四本の支持ワイヤ4aの一端部を支持部40で支持している場合を示している。この場合には、可動部3の重さを支持できるように、プリント配線板30の厚みを若干厚くするのが好ましい。
【0037】
図10(D)では、基板31を省略して、プリント配線板30のみを支持台5の背面に設けた場合を示している。全部の支持ワイヤ4,4aはプリント配線板30に接続されている。
六本の支持ワイヤのうち所定の二本の支持ワイヤ4aの一端部は、支持部40により支持されている。一対のスリット47の間に支持部40が形成されており、支持部40の厚みのみを他の部分より薄くしておけば、他の部分で強度が確保できる点で好ましい。
こうして、支持部40を、支持ワイヤ4aの位置の変化に対応して変形可能にしている。これにより、支持ワイヤ4aにかかる弾性力および張力を低減している。
基板31がないので、はとめ用の孔の加工やはとめ部材が不要になり、部品点数を少なくすることができ、また、プリント配線板30の構成とその製造が簡略化される。
【0038】
なお、前記実施形態と前記変形例では、基板31に穿設される孔42の位置に配置される支持部40は、左右方向を向いた場合を示したが、図10(E)に示すように、上下方向を向いた場合であってもよい。
また、孔42の形状は、図10(F)に示すように矩形であってもよく、またはその他の形状であってもよい。
複数の支持ワイヤ4,4aのうち所定の支持ワイヤ4aの本数は、一本以上であればよく、偶数でも奇数でもよい。なお、可動部3が左右方向に移動するときのバランスを考慮すると、左右対称位置に支持ワイヤ4aを配置するのが好ましい。
図10に示す各種変形例においても、前記実施形態と同じ作用効果を奏する。
【0039】
前記実施形態および各種変形例で説明したように、本発明の光ピックアップ1では、複数の支持ワイヤ4,4aのうち所定の支持ワイヤ4aの位置の変化に対応して支持部40を変形可能にしている。
これにより、支持ワイヤ4aにかかる弾性力および張力が低減する。したがって、支持ワイヤ4aの弾性力および張力による可動部3に対する影響が低減するので、可動部3が不都合な挙動を起こすことがなくなる。その結果、可動部3の移動動作の精度を向上させることができ、可動部3が基本位置からシフトしたときの光ピックアップ1の特性を改善することができる。
支持ワイヤ4,4aの数が増加した場合、支持ワイヤを細くしなくても可動部3の移動動作を確保することができるので、支持ワイヤの種類が増加することがなく、組立工程が簡略化し、支持ワイヤ4,4aを取付けるときの作業が容易である。
本発明では、従来のような特殊な形状の支持ワイヤを使用する必要がないので、部品が簡略化し、支持ワイヤを容易に組み込むことができる。
【0040】
以上、本発明の実施形態(各種変形例を含む)を説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲で種々の変形,付加などが可能である。
なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
【0041】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成したので、複数の支持ワイヤのうち所定の支持ワイヤの弾性力および張力による可動部に対する影響を低減させて、可動部の移動動作の精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図10は本発明の実施形態の一例を示す図で、図1は光ピックアップの斜視図である。
【図2】前記光ピックアップの平面図である。
【図3】支持ワイヤの支持状態を基板側から見た状態を示す斜視図である。
【図4】前記支持ワイヤの支持状態を可動部側から見た状態を示す斜視図である。
【図5】図3の分解斜視図である。
【図6】図4の分解斜視図である。
【図7】基板にプリント配線板が固着された状態を示す正面図である。
【図8】本実施形態の動作を示す斜視図である。
【図9】本実施形態の動作を示す断面図である。
【図10】本実施形態の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 光ピックアップ
2 対物レンズ
3 可動部
4 支持ワイヤ
4a 所定の支持ワイヤ(支持ワイヤ)
5 支持台
6 ヨーク部
7 フォーカスコイル
8 トラッキングコイル
9 永久磁石
10 ヨーク
26 磁石支持用ヨーク(ヨーク)
30 プリント配線板
31 基板
40 支持部
41 変形可能部
42 所定形状の孔
b 幅寸法
c 長さ寸法
t 厚み寸法

Claims (3)

  1. 光ディスクの記録面上に光を集光させるための対物レンズが設けられ、前記光ディスクに対する前記対物レンズの位置などの状態をフォーカスコイルおよびトラッキングコイルで微調整可能な可動部と、
    他端部がこの可動部に固定され、この可動部を移動可能に支持する複数の支持ワイヤと、
    この支持ワイヤの一端部を支持する支持台と、
    この支持台が取付けられ、前記フォーカスコイルおよび前記トラッキングコイルとの間でそれぞれ磁気回路を構成するヨークと永久磁石が取付けられたヨーク部とを備えた光ピックアップであって、
    前記複数の支持ワイヤのうち所定の支持ワイヤの前記一端部を支持している支持部を、前記所定の支持ワイヤの位置の変化に対応して変形可能にしたことを特徴とする光ピックアップ。
  2. 前記支持部における変形可能部は、フォーカス方向に所定の幅寸法を有し、トラッキング方向に所定の長さ寸法を有し、且つ所定の厚み寸法を有していることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ。
  3. 前記支持台には基板が固定されるとともにこの基板には可撓性を有する薄いプリント配線板が固着され、このプリント配線板に前記支持ワイヤの前記一端部が電気的に接続され、
    前記変形可能部は、前記基板に穿設された所定形状の孔により規制される前記プリント配線板の所定の部位により構成されていることを特徴とする請求項2に記載の光ピックアップ。
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