JP2004151233A - カメラ - Google Patents

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JP2004151233A
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camera
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optical system
rotation
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JP2002314593A
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Masaaki Tsurukawa
雅章 鶴川
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】カメラを持ち替えることなく縦撮影と横撮影を行えるようにする。
【解決手段】デジタルスチルカメラ1は、撮像レンズ2とCCD撮像素子21との間にドーブプリズム20が設けられている。CCD撮像素子21は、有効画素エリアが画面水平方向の長い長方形をしている。撮影範囲切り替えスイッチ11を操作して、縦撮影モードに設定すると、ドーブプリズム20が45度回転し、被写体の光学像は90度回転する。撮像された被写体像は、液晶モニター8に出力される際に回転処理され、縦長の被写体画像が表示される。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、縦撮影と横撮影を行う際に構え方を変える必要をなくしたカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般向けに普及しているカメラでは、普通に構えた状態の撮影範囲が横長の長方形に設定されている。銀塩カメラでは、例えば画面サイズが縦24mm×横36mmに規定された35ミリ判、縦16.7mm×横30.2mmに規定されたAPSサイズなどの写真フイルムを使用し、実画面が横長であるものが多い。また、撮像素子を内蔵する電子カメラでは、撮影画像をモニタ表示することを考慮して、有効撮像面の縦横比を3:4にしたものが主流である。
【0003】
このため、撮影範囲を縦長にする場合には、カメラを持ち替える必要があり、体勢に無理が生じて構え方が不安定になるなどしてシャッタ操作がしずらくなることがある。そこで、従来では、カメラの2箇所にシャッタボタンを設け、撮影範囲が横長の横撮影時と、撮影範囲を縦長にした縦撮影時とでそれぞれ構えたときのシャッタ操作を楽に行えるようにしたものがある。
【0004】
また、カメラを構え直す必要をなくすために、写真フイルムを結像レンズの光軸中心に回転させ、撮影範囲の縦横比を変更するもの(特許文献1参照)や、正方形の撮像面を有する撮像素子を内蔵し、横長画像を得るときには撮像された被写体像の上部と下部をカットし、縦長画像を得るときには被写体像の左部と右部をカットして、縦横比を標準フォーマットにトリミング処理した画像を記録するもの(特許文献2参照)がそれぞれ知られている。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−34807号公報
【特許文献2】
特開平11−327037号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1記載のように写真フイルムを回転させようとすると、パトローネやフイルム巻取り機構など写真フイルム周辺の部品ごと回転させる必要があるので、回転機構が大きくなり、構成が複雑になるという欠点がある。また、特許文献2に記載のように、撮像された被写体像の一部を切り捨てて横長画像と縦長画像を得るものでは、記録画像の画面サイズに比べて撮像素子に必要とされる画素数が大きくなるため、1回の撮影のデータ処理に時間がかかったり、カメラの製造コストが増大するという欠点がある。
【0007】
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、銀塩カメラにおいては写真フイルムを回転させる必要をなくし、電子カメラにおいては記録画像の画面サイズよりも大型の撮像素子を必要とすることのないカメラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のカメラは、被写体光を像面上に結像させる結像光学系と、前記結像光学系を透過した光が入射することで前記像面上にある長方形をした撮影有効エリア内に被写体の回転像を形成する像回転光学系と、被写体像の回転角度を設定する設定手段と、前記回転角度に応じて前記像回転光学系を駆動させる駆動手段とを備えていることを特徴とする。
【0009】
請求項2記載のカメラは、像面上に撮像素子が配置されるとともに、被写体画像が表示される略正方形状の表示画面を有するモニタと、被写体像の回転角度と同じ角度の回転処理をして被写体画像を前記モニタに出力する表示制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】
請求項3記載のカメラは、前記像回転光学系が結像光学系の光軸上に設けられたドーブプリズムからなり、前記駆動手段は、入力設定された回転角度の半分の角度で前記ドーブプリズムを前記光軸の周りに回転駆動させることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1において、デジタルスチルカメラ1には、その前面に撮像レンズ2が組み込まれた鏡筒部3と、光学ファインダ4、ストロボ発光部5、シャッタボタン6、赤目防止ランプ7等が設けられている。図2において、デジタルスチルカメラ1の背面には、液晶モニター8、入力操作パネル9が設けられている。入力操作パネル9は、十字キー10、撮影範囲切り替えスイッチ11、その他のボタンスイッチからなる。
【0012】
デジタルスチルカメラ2の側面には、保護カバーを備えたカードスロット12が設けられている。カードスロット12には、撮影画像データを記憶させるメモリカード13が差し込まれる。また、映像出力用端子やUSB端子などの端子群が設けられている。カードスロット12と反対側の側面は撮影者に把持されるグリップ部として使用され、シャッタボタン6はグリップした状態で指が届く位置に設けられている。
【0013】
図3において、鏡筒部3には撮像レンズ2とドーブプリズム20が設けられ、ドーブプリズム20の背後にはCCD撮像素子21が設けられている。CCD撮像素子21は、有効画素が長方形に配列された有効撮像エリアを有し、デジタルスチルカメラ1を通常に構えたときに撮影範囲が横長になるように配置されている。すなわち、有効撮像エリアは垂直方向の一辺に対して水平方向の一辺が長くなっており、その縦横比は3:4となっている。
【0014】
撮像レンズ2を透過した被写体光は、ドーブプリズム20に入射すると、入射面20aで屈折し、プリズム底面20bを反射し、出射面20cで再度屈折してCCD撮像素子21の光電面上で結像する。入射面20aと出射面20cは、撮像レンズ2の光軸に対して互いに異なる向きに45度傾斜しており、ドーブプリズム20は等脚台形をした側面を有する角柱プリズムである。CCD撮像素子21の光電面上に形成される被写体像の向きはドーブプリズム20の姿勢によって変化する。ドーブプリズム20が撮像レンズ2の光軸上で回転すると、被写体像はその2倍の角度だけ回転する。
【0015】
システムコントローラ22は、デジタルスチルカメラ1の動作シーケンスを管理する。システムコントローラ22では、入力操作パネル9から出力された操作信号に基づいて演算処理が行われ、カメラ各部に制御信号が送られる。画像信号処理回路23は、CCD撮像素子21から出力された画像信号に、ノイズ低減処理、オートゲイン調節、ガンマ補正、ホワイトバランス調節などの信号処理を行う。A/Dコンバータ24は、画像信号処理回路23から出力された画像信号をデジタル変換し、デジタル変換された画像信号をシステムコントローラ22に出力する。
【0016】
撮影時においては、CCD撮像素子21から出力された画像信号が液晶ドライバ25に送られ、液晶モニター8には被写体の電子画像が連続表示される。このときにシャッタボタン6が操作されると、画像信号が内部メモリ26に送られ、画像データとしてメモリ内に一時的に格納される。画像の保存を決定する入力操作が行われると、画像データがメモリカード13に書き込まれる。
【0017】
CCDドライバ27は、システムコントローラ22からの制御信号によりCCD撮像素子21の駆動を管理する。レンズ駆動部28は、撮像レンズ2を光軸方向に駆動させてフォーカス調節を行い、CCD撮像素子21に鮮鋭な被写体像を結ばせる。プリズム駆動部29は、撮像レンズ2の光軸を中心にドーブプリズム20を回転駆動させ、被写体像の向きを変更させる。
【0018】
撮影範囲切り替えスイッチ11はスライド操作が可能であり、撮影範囲を横長に設定する横撮影モードと、撮影範囲を縦長に設定する縦撮影モードとを切り替えるために使用される。撮影範囲切り替えスイッチ11が操作されると、プリズム駆動部29が作動してドーブプリズム20を45度回転駆動させ、被写体像を90度回転させる。
【0019】
図4において、液晶モニター8はその表示画面がほぼ正方形をしており、画面上では撮影画像と文字情報が分割表示される。横撮影モードでは、撮影画像を表示する画像表示エリアと文字情報が表示される文字情報表示エリアとが上下に分割され、撮影画像は横長に表示される。また、縦撮影モードでは、画像表示エリアと文字情報表示エリアとが左右に分割され、撮影画像が縦長に表示される。文字情報表示エリアには、撮影日時や露出設定の情報などが表示される。
【0020】
次に本発明の作用について図5を用いて説明する。システムコントローラ22からCCDドライバ27に制御信号が送られ、CCD撮像素子21が駆動を開始すると、撮像レンズ2とドーブプリズム20を透過した被写体光が撮像される。システムコントローラ22は、撮影範囲切り替えスイッチ11の入力状態から縦撮影モードと横撮影モードの設定確認を行う。
【0021】
横撮影モードに設定されているときは、プリズム底面20bが下向きになるようにプリズム駆動部29が駆動する(図6(a))。CCD撮像素子21から出力された画像信号は、システムコントローラ22を介して液晶ドライバ25に出力される。液晶モニター8には横長の被写体画像が表示され、被写体画像の下には文字情報が表示される。
【0022】
縦撮影モードに設定されているときは、ドーブプリズム20が横撮影モードの状態から45度回転駆動する。このとき、被写体像はドーブプリズム20の回転方向に90度回転し、被写体の天地がCCD撮像素子21の水平方向を向く(図6(b))。CCD撮像素子21から出力された画像信号は、信号処理、デジタル変換が行われた後、システムコントローラ22で回転処理され、液晶ドライバ25に出力される。液晶モニター8には、縦長の被写体画像が表示され。被写体画像の横に文字情報が表示される。
【0023】
各モード下でシャッタボタン6を操作すると、このときに撮像された被写体像の画像データが内部メモリ26に書き込まれる。液晶モニター8には、画像を保存するか否かの選択メッセージが表示され、画像の保存を選択すると、内部メモリ26に格納された画像データがメモリカード13に書き込まれる。
【0024】
このように、デジタルスチルカメラ1では、撮像レンズ2とCCD撮像素子21の間に設けられたドーププリズム20を回転させることで、被写体像の天地を撮像素子の画面水平方向あるいは画面垂直方向に自在に変換できる。
【0025】
なお、上記実施形態では、ドーブプリズムの回転角度を45度の一定駆動とすることで被写体像の回転角度を90度として撮影範囲の縦横を切り替えるようにしているが、プリズムの回転角度をさらに細かく設定できるようにしてもよい。また、被写体像を回転させる光学系は、プリズムの他に複数枚のミラーを組み合わせたものでもよく、反射素子を用いて構成した場合、この像回転光学系を被写体光路上に移動させたり、あるいは退避させたりして縦撮影モードと横撮影モードが切り替えられるようにしてもよい。また、本発明は電子カメラに限られず、銀塩カメラに適用してもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、被写体像を光学的に回転させることでカメラを持ち替える必要がなく、また、写真フイルムを回転させたり、正方画面の撮像素子を用いる必要もなく、縦撮影と横撮影を難なく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
デジタルスチルカメラの正面斜視図である。
【図2】
デジタルスチルカメラの背面斜視図である。
【図3】
デジタルスチルカメラの電気的構成を示すブロック図である。
【図4】
横撮影時と縦撮影時における液晶画面の表示態様を示す平面図である。
【図5】
撮影時の動作の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図6】
回転像が形成される様子を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 結像レンズ
11 撮影範囲切り替えスイッチ
20 ドーブプリズム
29 プリズム駆動部

Claims (3)

  1. 被写体光を像面上に結像させる結像光学系と、前記結像光学系を透過した光が入射することで長方形をした撮影有効エリア上で被写体の回転像を形成する像回転光学系と、被写体像の回転角度を設定する設定手段と、前記回転角度に応じて前記像回転光学系を駆動させる駆動手段とを備えていることを特徴とするカメラ。
  2. 像面上に撮像素子が配置されるとともに、被写体画像が表示される略正方形状の表示画面を有するモニタと、被写体像の回転角度と同じ角度の回転処理をして被写体画像を前記モニタに出力する表示制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 前記像回転光学系は、結像光学系の光軸上に設けられたドーブプリズムからなり、前記駆動手段は、入力設定された回転角度の半分の角度で前記ドーブプリズムを前記光軸の周りに回転駆動させることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007201539A (ja) * 2006-01-23 2007-08-09 Pentax Corp デジタルカメラ

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