JP2004147853A - 洗米炊飯装置 - Google Patents

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古田  義廣
Masaaki Ogasawara
小笠原  正昭
Yukio Yoshida
吉田  幸生
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Abstract

【課題】簡単な構成により、炊飯処理時に待機中の洗米槽または貯米庫の温度上昇を防止することができる洗米炊飯装置を提供すること。
【解決手段】この洗米炊飯装置は、上方に伸びる支柱を有する支持フレームの上部に貯米庫が設けられ、貯米庫の下方に洗米槽が設けられ、支持フレームの下部に炊飯処理部が設けられてなり、外部の空気を吸入して洗米槽および貯米庫の少なくとも一方に冷却風として供給する冷却風供給機構が設けられている。冷却風供給機構は、洗米槽冷却ファンおよび貯米庫冷却ファンの一方または両方により構成することができる。支持フレームの支柱が筒状部材により構成されてその下部に空気導入口が形成され、当該支柱の内部空間により導入風路が形成されていることが好ましい。冷却風供給機構は、炊飯処理の開始と同期してその駆動が開始されるよう制御されることが好ましい。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、炊飯を目的として、例えば、貯米庫よりの米の計量、洗米、調節された炊飯用水の供給、浸漬、炊飯処理、蒸らしの一連の処理を自動的に行う、特に業務用厨房において使用される洗米炊飯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、洗米炊飯装置の代表的な一例として、床面上に設置される支持フレームの上部に米計量器を具える貯米庫が設けられると共に、この貯米庫の下方に洗米槽が配設され、この洗米槽の下方に、炊飯器が配置されて炊飯処理が行われる炊飯処理部が設けられた構成のものが実用に供されている。
この洗米炊飯装置においては、貯米庫から計量された米が洗米槽に供給されて洗米され、この洗米槽内において米の浸漬処理が行われた後、炊飯処理部に載置された炊飯器内に調節された量の炊飯用水と共に米が供給され、その後、当該炊飯処理部において炊飯器内の米が加熱されて炊飯処理が行われる。
【0003】
洗米炊飯装置において、炊飯処理が連続して行われる場合も多く、この場合には、時間的効率の点から、炊飯処理が行われている間に、次に炊飯処理に供される米が洗米槽において洗米処理されて待機状態とされる。
然るに、この待機状態においては、洗米槽に、炊飯処理部から上昇する蒸気などによる熱が直接的にしかも相当の長時間にわたって加えられるために、当該洗米槽が加熱されてしまい、その結果、当該洗米槽内の米を炊飯処理したときに良好な炊き上がり結果を得ることができない、という問題点がある。
【0004】
具体的に説明すると、洗米槽の後背側は、通常、壁に接近していて通気性が低い状態であることも加わり、炊飯処理時における温度上昇が激しくて例えば45℃以上もの高い温度となり、しかも、当該洗米槽内の米が不均一に加熱されるために待機状態にある洗米槽内の米の一部が生煮え状態となってしまい、その米が炊飯処理されると、炊き上がり状態にムラが生じたものとなる。
【0005】
また、洗米槽より上方に設けられている貯米庫内には、貯留期間が数日にわたる量の米が貯留されることが通常であるが、この貯米庫についても洗米槽の場合と同様に、炊飯処理時の熱によって温度上昇が生ずるようになり、その結果、貯米庫内において、米に付着していた卵が孵化して米虫が発生することがあり、また細菌も増殖し易い状態となる、という問題点がある。
【0006】
そこで、従来、備えられている給水機構を利用して洗米槽内に散水して洗米槽内の米を水に浸漬させ、これによって洗米槽内の温度上昇を防止することが、一部の洗米炊飯装置において行われている。
しかしながら、このような手段では、例えば夏場のように水温が高いときには米の温度上昇を防止する効果が十分に得られず、結局、上記の問題点を十分に解決するものではない。
【0007】
また、貯米庫の温度上昇を防止するために、貯米庫が収納されている上部筐体内に排風ファンを設け、この排風ファンにより、上部筐体内の加温された空気を外部に排出し、これにより上部筐体内の温度上昇を防止するよう構成した洗米炊飯装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−32914号公報
【0009】
しかしながら、このような構成の洗米炊飯装置においては、単に加温された空気を外部に排出するものであることから、導入される空気は上部筐体の周辺の相当に温度の高いものであり、結局、貯米庫の温度上昇を十分に防止することができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、その目的は、簡単な構成により、炊飯処理時に待機中の洗米槽または貯米庫の温度上昇を確実に防止することができ、その結果、良好な炊き上がり結果を得ることのできる洗米炊飯装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の洗米炊飯装置は、上方に伸びる支柱を有する支持フレームと、この支持フレームの上部に設けられた貯米庫と、この貯米庫の下方に設けられた洗米槽と、支持フレームの下部において、炊飯器が配置されて炊飯処理が行われる炊飯処理部とを具えてなり、
外部の空気を吸入して洗米槽および貯米庫の少なくとも一方に冷却風として供給する冷却風供給機構が設けられていることを特徴とする。
【0012】
以上において、冷却風供給機構が、支持フレームの上部に設けられた、貯米庫を収納する上部筐体の下部に配設された洗米槽冷却ファンにより構成されていることが好ましく、また、冷却風供給機構が、上部筐体内に配設された貯米庫冷却ファンにより構成されていることが好ましい。
【0013】
また、支持フレームの支柱が筒状部材により構成されていると共にその下部に外部大気に連通する空気導入口が形成されており、当該支柱の内部空間により、冷却風供給機構により吸入される空気の導入風路が形成されていることが好ましい。
【0014】
更に、洗米槽冷却ファンは、それよりの冷却風が洗米槽の表面に吹き付けられるよう構成されていることが好ましく、また、貯米庫冷却ファンが上部筐体内の下部領域に配置されると共に、上部筐体の上部位置に外気に通ずる排気孔が形成されており、貯米庫冷却ファンよりの冷却風が貯米庫の表面に吹き付けられるよう構成されていることが好ましい。
【0015】
そして、冷却風供給機構は、炊飯処理の開始と同期してその駆動が開始されるよう制御されることが好ましい。
【0016】
【作用】
以上の構成によれば、冷却風供給機構によって外部からの空気が吸入されて冷却風として洗米槽および貯米庫の一方または両方に供給されることにより、炊飯処理時における洗米槽や貯米庫の温度上昇を確実に防止することができ、その結果、良好な炊き上がり結果を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一例を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の洗米炊飯装置の構成の一例を、炊飯処理部に炊飯器がセットされた状態で示す正面図、図2は、図1の洗米炊飯装置の一部を断面で示す説明用右側面図である。
【0018】
この洗米炊飯装置は、各々上方に伸びる角筒部材よりなる一対の支柱10A,10Bを有する支持フレーム10を備えており、この支持フレーム10の下部には、支柱10A,10Bの下端位置において水平方向前方(図2における左方)に伸び出る下部支持基板12が設けられており、その下面には、当該下部支持基板12を含む支持フレーム10の全体を、設置用の床面F上に支持するための高さ調節可能な脚部14が設けられている。
【0019】
下部支持基板12の上面部には、炊飯器Pを載置するための炊飯器載置台16が、矢印Xで示すように、炊飯処理が行われる炊飯処理部18と、これより前方の引出し位置との間で引き出し可能に設けられている。161は、炊飯器載置台16に設けられた枠状のハンドルである。
【0020】
一方、支持フレーム10の高さ方向の中央より上方の位置には、水平方向前方に伸び出る上部支持基板22が一対の支柱10A,10Bに設けられており、この上部支持基板22が下底壁を形成する状態で、全体が箱型の上部筐体20が支持フレーム10の上部に支持されて設けられている。そして、この上部筐体20内に収納された状態で貯米庫24が配設されており、この貯米庫24は、米を収容して貯留するための貯米容器241と、この貯米容器241のホッパー部の下端に連続して設けられた計量装置242とを有するものとされている。
【0021】
上部支持基板22の下面には、これより垂下した状態で洗米槽26が設けられており、従って、貯米庫24および洗米槽26は、炊飯処理部18の直上領域に位置された状態である。
【0022】
洗米槽26は、貯米庫24の計量装置242よりの米が投入される上部の円筒状部分261と、この円筒状部分261に連続し、下方に向かうに従って径が小さくなる円錐筒状部分262とにより構成されており、その下端部には、開閉弁263を具えた洗浄米排出機構264が設けられている。
【0023】
洗米槽26の内部には、図示されていないが、当該洗米槽26の中心に沿って上下方向に伸びる開閉弁駆動ロッドと、この開閉弁駆動ロッドの周りに回転自在に設けられた回転スリーブと、この回転スリーブの外周に外方に突出するよう固定された攪拌ロッドよりなる攪拌装置が配設されており、当該回転スリーブは、上部筐体20内に設けられた駆動モータ(図示せず)により回転駆動される構成とされている。
【0024】
また、洗米槽26には、洗浄水および炊飯用水を供給するための給水手段(図示せず)が接続されていると共に、洗米槽26の円筒状部分261の上部にはオーバーフロー水排出装置(図示せず)が設けられており、このオーバーフロー水排出装置は、洗米槽26の下端の洗浄米排出機構264に連通する排水箱28に連通されている。
【0025】
更に、炊飯器Pに対する洗浄米の投入に際して、当該炊飯器Pの上蓋を開閉する、作動アーム41を有する上蓋開閉機構40が設けられている。
【0026】
また、冷却風供給機構を構成する貯米庫冷却ファン30が上部筐体20内に設けられている。この貯米庫冷却ファン30は、上部筐体20の内部における下部後部領域、具体的には貯米庫24を構成する貯米容器241のホッパー部の下部空間における後方側(図2の右側)に配置されており、前方を向いた冷却風吹き出し口が、貯米庫24の外表面、具体的には計量装置242の外表面に対向して配置されており、上部筐体20を構成する後壁20Aの上部には、外気に連通する排気孔32が形成されている。
【0027】
貯米庫冷却ファン30の吸入側には導入ダクト34の一端が接続されており、この導入ダクト34の他端は、角筒部材よりなる一方の支柱10Aにおけるの上端部分の内部に、上部筐体20内に開口する上端開口を介して挿入されて位置されている。
【0028】
支持フレーム10を構成する支柱10A,10Bの下端の開口は閉塞板によって塞がれているが、図3に示すように、一方の支柱10Aの下端の閉塞板10Cには、多数の小径の貫通孔Hによる空気導入口が形成されている。この貫通孔Hの径は、例えば2mm以下とされることが好ましい。
【0029】
また、上部筐体20に係る上部支持基板22の下面より下方の一側(図1で右側)の領域には、洗米槽冷却ファン36が配設されている。この洗米槽冷却ファン36の内方を向いた冷却風吹き出し口が、洗米槽26の円筒状部分261の下部領域の外表面に対向して配置されると共に、その吸入側には、貯米庫冷却ファン30に伸びる導入ダクト34から分岐した分岐導入ダクト38の先端が接続されている。
【0030】
更に、上部筐体20内には、当該洗米炊飯装置の各機構の動作を制御するための制御部50が設けられており、この制御部50は、例えば作業者が各種の炊飯処理条件を入力するための入力機構と、当該洗米炊飯装置の動作状態を表示するための表示機構とを具えた操作パネル52とが上部筐体20の前面に配設されると共に、当該操作パネル52に与えられた情報を伝達して例えば貯米庫24や洗米槽26などの動作を制御する制御機構が設けられることにより、構成されている。
【0031】
そして、制御部50の制御機構は、炊飯器Pの炊飯処理の開始と同期して、貯米庫冷却ファン30および洗米槽冷却ファン36に対する駆動開始信号を発信する機能を有するものとされている。
【0032】
以上において、貯米庫冷却ファン30および洗米槽冷却ファン36としては、各々、容量が例えば0.3〜1.0m/分のシロッコファンを好ましく用いることができる。
【0033】
以上の洗米炊飯装置においては、次のようにして洗米処理および炊飯処理が行われる。
すなわち、炊飯処理部18に空の炊飯器Pがセットされた状態において、操作パネル52における洗米炊飯処理開始スイッチがON状態とされると、操作パネル52において既に入力されていた炊飯処理条件に従い、貯米庫24に設けられた計量装置242により計量された一定量の米が自重により落下して洗米槽26内に供給される。
【0034】
洗米槽26内においては、米は、内部の攪拌装置により攪拌されながら、例えば給水を伴う水洗米処理と、給水を伴わない無水洗米処理との組み合わせにより洗浄され、所定の洗米処理時間が経過した時点で、洗浄米および水は洗米槽26の洗浄米排出機構264より、上蓋開閉機構40によって開かれた状態の洗浄米受入れ用開口を介して、炊飯器P内に供給される。
【0035】
そして、炊飯器Pの炊飯機構が駆動されることによって炊飯処理が行われる。この炊飯処理は、自動または手動によりスタートし、一定時間後に完了し、次に蒸らし処理が行われる。これらの一連の処理が完了すると、操作パネル52上に炊飯処理が完了した旨が表示される。
炊飯処理の終了後、ハンドル161を介して、炊飯器Pを載置した炊飯器載置台16を手前に引き出すことにより、炊飯器Pが取り外され、あるいは飯の取り出し作業が行われる。そして、空の炊飯器が炊飯器載置台16に載置されて炊飯処理部18にセットされることにより、次の炊飯処理の準備がなされる。
【0036】
而して、上記の構成においては、制御部50よりの指令により、炊飯器Pにおける炊飯処理の開始と同期して冷却風供給機構を構成する貯米庫冷却ファン30および洗米槽冷却ファン36の駆動が開始される。
【0037】
その結果、貯米庫冷却ファン30の作用により、支柱10Aの下端における閉塞板10Cの貫通孔Hによる空気導入口、当該支柱10Aの内部空間による空気の導入風路および導入ダクト34を介して外部の空気が導入され、この空気が冷却風となって、主として貯米庫24の計量装置242の外表面に吹き付けられて貯米庫24の冷却が行われる。この冷却風は、更に、排気孔32から排出されるまでの間、上部筐体20の内部を循環することとなり、これにより貯米庫24の温度上昇が防止される。
【0038】
また、洗米槽冷却ファン36の作用により、支柱10Aの下端における閉塞板10Cの貫通孔Hによる空気導入口、当該支柱10Aの内部空間による空気の導入風路、導入ダクト34および分岐導入ダクト38を介して外部の空気が導入され、この空気が冷却風となって、洗米槽26の円筒状部分261の下部領域の外表面に吹き付けられ、これにより、洗米槽26の温度上昇が防止される。
【0039】
以上の冷却風供給機構の動作において、貯米庫冷却ファン30および洗米槽冷却ファン36によって吸入される外部の空気は、当該洗米炊飯装置の設置用床面Fに近接した空間の空気であるために、炊飯処理時であると否とを問わず、温度が低いものであり、各ファンより吹き出される風は、冷却風として十分に有効な冷却作用を発揮し、その結果、貯米庫24および洗米槽26について、十分な温度上昇防止効果を得ることができる。
【0040】
実際に、気温25℃の雰囲気において炊飯処理を実行した場合に、当該炊飯処理の期間中における洗米槽の後背側の表面温度が51℃、貯米庫24の後背側の表面温度が46℃となる市販の洗米炊飯装置において、本発明に従い、貯米庫冷却ファンおよび洗米槽冷却ファンとして各々の容量が0.5m/分のシロッコファンを設け、これらのファンの両方を駆動して炊飯処理を実行した場合には、洗米槽の後背側の表面温度は36℃となり、洗米槽について許容される最高温度(通常、40℃)より十分に低い温度状態が得られると共に、貯米庫の後背側の表面温度は28℃となり、貯米庫について許容される温度(通常、室温+5℃)より低い温度状態が得られることが確認された。
【0041】
また、上記の実施例では、外部の空気を導入するために支柱10Aの内部空間を導入風路として利用する構成であることにより、専用の外部空気導入管などを設置する必要がなく、きわめて合理的である。
なお、支柱10Aの空気導入口を形成する閉塞板10Cの貫通孔Hの径は、支柱10A内にゴキブリなどの虫の進入が防止される程度に小径であることが好ましい。
【0042】
以上、本発明の実施の一例について具体的に説明したが、本発明は上記の例に限定されるものではなく、種々の変更を加えることができる。
例えば、本発明の洗米炊飯装置において、貯米庫、洗米槽、炊飯処理部などの具体的な構成は、特に限定されるものではない。
【0043】
また、本発明において、冷却風供給機構は、貯米庫冷却ファンおよび洗米槽冷却ファンのいずれか一方のみによって構成することもできる。この場合には、特に洗米槽冷却ファンを設けることが有利であり、それは、洗米槽における温度上昇が問題となる場合が多く、しかも、洗米槽冷却ファンによる冷却風を、貯米庫の温度上昇の防止にも有効に利用することができるからである。また、この場合には、上部筐体に係る下部支持基板に形成された通風孔または開口により、貯米庫に至る風路が形成された構成とすることができる。
【0044】
また、貯米庫冷却ファンと洗米槽冷却ファンの両方を設ける場合には、分岐導入ダクトによらずに各々独立した導入風路を用いることができ、この場合に、支持フレームの複数の支柱を利用することができる。
【0045】
更に、洗米槽冷却ファンは、洗米槽を有効に冷却することができるものであればよく、洗米槽における冷却風が吹き付けられる表面部分が限定されるものではない。同様に、貯米庫冷却ファンによる冷却風が吹き付けられる貯米庫の表面部分が限定されるものではない。
【0046】
【発明の効果】
本発明の洗米炊飯装置によれば、冷却風供給機構によって外部からの空気が吸入されて冷却風として洗米槽および貯米庫の一方または両方に供給されることにより、炊飯処理時における洗米槽や貯米庫の温度上昇を確実に防止することができ、その結果、良好な炊き上がり結果を得ることができる。
また、外部の空気を導入するために支持フレームの支柱の内部空間を導入風路として利用する構成とすることにより、専用の外部空気導入管などを設置する必要がなく、きわめて合理的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗米炊飯装置の構成の一例を、炊飯処理部に炊飯器がセットされた状態で示す正面図である。
【図2】図1の洗米炊飯装置の一部を断面で示す説明用右側面図である。
【図3】支持フレームの支柱の下端における閉塞板を示す説明用断面図である。
【符号の説明】
10 支持フレーム
10A,10B 支柱
10C 閉塞板
12 下部支持基板
F 床面
14 脚部
P 炊飯器
16 炊飯器載置台
161 ハンドル
18 炊飯処理部
20 上部筐体
20A 後壁
22 上部支持基板
24 貯米庫
241 貯米容器
242 計量装置
26 洗米槽
261 円筒状部分
262 円錐筒状部分
263 開閉弁
264 洗浄米排出機構
28 排水箱
30 貯米庫冷却ファン
32 排気孔
34 導入ダクト
H 貫通孔
36 洗米槽冷却ファン
38 分岐導入ダクト
40 上蓋開閉機構
41 作動アーム
50 制御部
52 操作パネル

Claims (7)

  1. 上方に伸びる支柱を有する支持フレームと、この支持フレームの上部に設けられた貯米庫と、この貯米庫の下方に設けられた洗米槽と、支持フレームの下部において、炊飯器が配置されて炊飯処理が行われる炊飯処理部とを具えてなり、
    外部の空気を吸入して洗米槽および貯米庫の少なくとも一方に冷却風として供給する冷却風供給機構が設けられていることを特徴とする洗米炊飯装置。
  2. 冷却風供給機構が、支持フレームの上部に設けられた、貯米庫を収納する上部筐体の下部に配設された洗米槽冷却ファンにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の洗米炊飯装置。
  3. 冷却風供給機構が、上部筐体内に配設された貯米庫冷却ファンにより構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の洗米炊飯装置。
  4. 支持フレームの支柱が筒状部材により構成されていると共にその下部に外部大気に連通する空気導入口が形成されており、当該支柱の内部空間により、冷却風供給機構により吸入される空気の導入風路が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の洗米炊飯装置。
  5. 洗米槽冷却ファンは、それよりの冷却風が洗米槽の表面に吹き付けられるよう構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の洗米炊飯装置。
  6. 貯米庫冷却ファンが上部筐体内の下部空間に配置されると共に、上部筐体の上部位置に外気に通ずる排気孔が形成されており、貯米庫冷却ファンよりの冷却風が貯米庫の表面に吹き付けられるよう構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の洗米炊飯装置。
  7. 冷却風供給機構は、炊飯処理の開始と同期してその駆動が開始されるよう制御されることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の洗米炊飯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100856952B1 (ko) 2004-07-29 2008-09-04 목영래 쌀 냉장고가 결합된 자동밥솥
CN104643894A (zh) * 2015-02-11 2015-05-27 柳州市聚能电气有限公司 一种智能烹饪装置
CN108078367A (zh) * 2018-02-10 2018-05-29 辽宁工程技术大学 一种一体式全自动控制电饭煲及其控制方法

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