JP2004146621A - 光電気プリント配線板及びその製造方法 - Google Patents

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東浦 健一
Makoto Kato
加藤 誠
Akihiro Tanaka
田中 顕裕
Yuzo Ishii
石井 雄三
Hideyuki Takahara
高原 秀行
Takeshi Hayashi
林 剛
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Abstract

【課題】光配線及び電気配線をコンパクトに容易に行えると共に、光I/O部品のセルフアライメント効果を用いた実装に対応した光電気プリント基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】光ファイバ及び45度ミラーを備えた光配線基板と、光配線基板の上に当接された電気配線基板と、を有する光電気プリント配線板であって、光配線基板にアライメントマークが設けられるとともに、電気配線基板には電極パッド22が設けられ、アライメントマークを基準として、樹脂23が電極パッド22の周縁上部24に被覆されていることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光配線と電気配線とが混在した光電気プリント配線板及びその製造法に関する。詳しくは、従来のプリント基板の製造工程を大幅に変更することなく、容易に製作することが可能な光電気プリント基板及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報処理装置の高速化に伴い、高速LSIチップの開発が進められている。この高速LSIチップの回路機能が高速になるに伴い、このチップを搭載したプリント配線板においては、電気配線による信号遅延、クロストーク、EMI(電磁放射ノイズ)などがシステムの性能向上の障害となるという問題が発生している。
【0003】
そこで、この問題を解決するために、高速LSIチップ間の光インターコネクション技術の開発が進められている。この光インターコネクション技術は、LSIチップからの電気信号を光信号に変換し、変換された光信号をボード内に形成された光配線を通じて他のLSIチップ、あるいは、受光器に伝送し、伝送された光信号は、電気信号に変換される、というものである。この方式は、信号遅延、配線から放射されるEMI、及び、クロストークによる影響が無いため、超高速通信を実現するための次世代配線技術として注目されている。
【0004】
従来、この光インターコネクションは、主に長距離伝送用に光モジュールとして用いられてきた。この光モジュールは、光素子と光ファイバをパッケージ内で高精度に接合したピッグテール型が主流であった。現在は、ピッグテール型からコネクタ型へ移行しつつあるが、モジュール化する傾向は依然として変わりはない。そのため、プリント基板上における光ファイバ余長処理やコネクタ接続作業は必要不可欠であり、これらを必要としないプリント基板ベースの電気実装と比較してコストが高いという問題があった。
【0005】
この問題を解決する技術として、光入出力インタフェースを備え、プリント基板に表面実装が可能な光I/O部品が提供されている。この光I/O部品の特徴は、既存の自動部品実装機と、半田リフロー工程と、をそのまま用いて、プリント基板の電極パッド上に実装できるものである。その際、この光I/O部品は、半田の表面張力を利用したセルフアライメント効果により、電極パッド上に高精度、かつ、低コストで位置決めすることができる。ゆえに、この方式は、既存のフリップチップ実装を使える上、実装誤差の許容度を高くすることができるので、実装コストの低減化が可能である。
【0006】
一方、これまでの光配線としては、1)ポリイミドフィルムでラミネートした光ファイバを用いたもの(例えば、N.Niburg et al. 、IEEEElectronic Conponents and TecnologyConference. 259(1996))、2)プリント配線板の表面に光ファイバを接着したもの(例えば、特開平10−227949号「電気・光混載基板の光結合構造」)が提案されている。
【0007】
しかし、これらに開示されている技術においては、光配線がプリント配線板の表面に露出していることから、この光配線を、電気部品、光部品、及び、電気配線と混載させる際の設計の自由度が低いという問題があった。
【0008】
また、3)フレキシブル光導波路を用いたもの(例えば、電気通信学会論文誌C Vol.J84−C No.9 800(2001))、4)フッ素化ポリイミドの光配線フィルムをプリント基板に貼り合わせたものが提案されている。これらにおいては、セルフアライメント実装に対応できる技術の開示はなされていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述の課題に鑑み、この発明が解決しようとする課題は、光配線及び電気配線をコンパクトに容易に行えると共に、光I/O部品のセルフアライメント効果を用いた実装に対応した光電気プリント基板を提供することである。
【0010】
さらに、従来のプリント基板を製造する工程を大幅に変更することなく、この光電気プリント配線板を製造する方法を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、光ファイバ及び45度ミラーを備えた光配線基板と、前記光配線基板の上に当接された電気配線基板と、を有する光電気プリント配線板であって、前記電気配線基板には電極パッドが設けられ、上記電極パッドの周縁上部に樹脂が被覆されていることを特徴とする光電気プリント配線板である。ここで、45度ミラーとは、板面に対し45度傾斜した反射面を備えた反射ミラーをいう。
【0012】
請求項2記載の発明は、前記電気配線基板の上にレンズ基板が載置されていることを特徴とする請求項1記載の光電気プリント配線板である。
【0013】
請求項3記載の発明は、前記レンズ基板は、支持板と、上記支持板に設けられたマイクロレンズ及び固定凸部と、を有することを特徴とする請求項2に記載の光電気プリント配線板である。
【0014】
請求項4記載の発明は、光配線基板に光ファイバ及び45度ミラーを備える工程と、上記光配線基板の上に電極パッドが設けられた電気配線基板を当接する工程と、上記電極パッドの周縁上部に樹脂を被覆する工程と、を有することを特徴とする光電気プリント配線板の製造方法である。
【0015】
請求項5記載の発明は、前記光電気プリント配線板の上に請求項3に記載の前記レンズ基板を載置する工程を含むことを特徴とする請求項4記載の光電気プリント配線板の製造方法である。
【0016】
請求項6記載の発明は、前記光配線基板に光ファイバ及び45度ミラーを備える工程は、前記光配線基板に凹溝を設け、上記凹溝に前記光ファイバ及び前記45度ミラーを挿入する工程であることを特徴とする請求項4または5に記載の光電気プリント配線板の製造方法である。
【0017】
請求項7記載の発明は、前記光配線基板の上に電極パッドが設けられた電気配線基板を当接する工程は、前記光配線基板の上に、熱硬化性樹脂含浸シートを介し、前記電気配線基板を積層する工程であることを特徴とする請求項4から6いずれかに記載の光電気プリント配線板の製造方法である。
【0018】
請求項8記載の発明は、前記電極パッドの周縁上部に樹脂を被覆する工程は、前記光配線基板にアライメントマークを設け、上記アライメントマークを基準として前記樹脂を塗布する工程であることを特徴とする請求項4から7いずれかに記載の光電気プリント配線板の製造方法である。
【0019】
請求項9記載の発明は、前記光配線基板にアライメントマークを形成する工程は、前記光ファイバ及び前記45度ミラー並びに上記アライメントマークに対応した単一のフォトマスクを用いたフォトリソグラフィ法により前記光配線基板に凹溝を形成する工程であることを特徴とする請求項8記載の光電気プリント配線板の製造方法である。
【0020】
請求項10記載の発明は、前記光電気プリント配線板の上に、前記レンズ基板の固定凸部を挿入する挿入部を前記樹脂により同時に形成し、上記挿入部に前記固定凸部を挿入して前記レンズ基板を固定する工程を含む請求項8または9に記載の光電気プリント配線板の製造方法である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、光電気プリント配線板10の構成を示す図であり、(A)は上面図、(B)は側面図である。
【0022】
この光電気プリント配線板10は、光ファイバ18及び45度ミラー19(図示せず)を備えた光配線基板20と、光配線基板20の上に熱硬化性樹脂含浸シート16を介して当接され、電極パッド22を備えた電気配線基板14と、電気配線基板14の上に載置されたレンズ基板12と、から構成されている。
【0023】
光配線基板20にはアライメントマーク54が設けられている。このアライメントマーク54は、電気配線基板14に設けられた貫通孔58により、上面に表出しており、上から見ることができるようになっている。また、このアライメントマーク54は、光ファイバ18及び45度ミラー19の配置位置に対して位置決めされて設けられている。
【0024】
図2は、光電気プリント配線板10レンズ基板12の箇所を、光ファイバ18に沿って切断した断面拡大図である。
【0025】
45度ミラー19は、反射面が光ファイバ18の端部に相対するように配置されている。このように配置することにより、光ファイバ18から45度ミラー19に向けて出射された光信号は、45度ミラー19の反射面で反射され、伝搬方向が90度変換される。すなわち、この光電気プリント配線板10においては、光ファイバ18を介し、板面に沿って進行する光信号が45度ミラー19により反射されて、板面に対し垂直方向に進行する。
【0026】
一方、電気配線基板14においては、前述の45度ミラー19の反射面に該当する箇所にくり抜き21が設けてあり、さらに、このくり抜き21の上部にレンズ基板12が載置されている。このレンズ基板12には、凸形状のマイクロレンズ28(詳細は、図4及び図5に記載)が設けられている。
【0027】
よって、垂直方向に進行する光信号は、電気配線基板14のくり抜き21を通過し、レンズ基板12のマイクロレンズ28を透過し、上方に向けて出射されることとなる。
【0028】
図3は、電気配線基板14に設けられた電極パッド22の拡大図であり、(a)は上面図、(b)はC−C線で切断した断面図である。この電極パッド22の周縁上部24は、熱硬化性樹脂23により被覆されている。また、この熱硬化性樹脂23は、アライメントマーク54を基準として、塗布されている。
【0029】
図2(a)において、T点は電極パッド22の熱硬化性樹脂23で被覆されていない部分の中心位置を示す。以下、電極パッド22の熱硬化性樹脂23で被覆されていない箇所を開口部と記す。
【0030】
電極パッド22の開口部には、光信号を送受信可能な光I/O部品(図示せず)が、半田ボールを介して実装される。すると、光I/O部品は、半田ボールの表面張力を用いたセルフアライメント効果により、開口部の中心(T点)に位置決めされて実装されることとなる。
【0031】
一方、電極パッド22の開口部は光配線基板20に設けられたアライメントマーク54を基準として形成されているため、開口部の中心(T点)は、光配線基板20光ファイバ18及び45度ミラー19と位置合わせされることとなる。
【0032】
よって、このような構成をとることにより、光I/O部品の光軸と、光ファイバ18及び45度ミラー19により構成される光信号の伝搬路の光軸とを、高い精度で合致させることができる。
【0033】
図4は、レンズ基板12の上面図、図5は、側面図である。このレンズ基板12は、支持板27と、支持板27に設けられたマイクロレンズ28及び固定凸部30と、から構成されている。
【0034】
光電気プリント配線板10の上面に、レンズ基板12の固定凸部30を挿入する挿入部(図示せず)を形成し、この挿入部に固定凸部30を挿入することで、レンズ基板12は固定される。すなわち、レンズ基板12を載置することで、45度ミラー19と光I/O部品との間にマイクロレンズ28を介在させることとなる。
【0035】
このような構成をとることにより、マイクロレンズ28の集光作用により、光I/O部品の実装精度を大きくとることができ、もって光I/O部品の低コストの実装作業が可能となる。
【0036】
この挿入部は、前述の熱硬化性樹脂23を用い、所望の形状に形成することも可能である。電極パッド22の周縁上部24を熱硬化性樹脂23で被覆する際、同時に挿入部を形成するとよい。
【0037】
次に、光電気プリント配線板10の製造方法について説明する。なお、以下の説明において、上記と共通する構成要素については、同じ符号を記している。
【0038】
この光電気プリント配線板10の製造方法は、概略以下の工程により構成されている。
(a)光配線基板20に光ファイバ18及び45度ミラー19を備えるとともに、アライメントマーク54を形成する工程。
(b)光配線基板20の上に電極パッド22が設けられた電気配線基板14を当接する工程。
(c)電極パッド22の周縁上部24に熱硬化性樹脂23を被覆する工程。
(d)光電気プリント配線板10の上にレンズ基板12を載置する工程。
【0039】
図6は、上記(a)の工程の詳細を示す断面図である。以下に詳細を説明する。
【0040】
(A)単層もしくは多層のガラスエポキシ樹脂基板42の上にラミネート法、メッキ法、スパッタ法あるいは蒸着法等により35μm程度の薄膜銅40を形成する。
【0041】
(B)薄膜銅40の上に感光性樹脂層44を厚み30〜40μm程度塗布する。
【0042】
(C)光ファイバ18及び45度ミラー19並びにアライメントマーク54に対応したフォトマスク46を感光性樹脂層44にあてがい、上部より紫外線を放射する。
【0043】
(D)フォトマスク46により紫外線が放射しなかった箇所をアルカリ性現像液により除去して、溝部48を形成する。
【0044】
(E)溝部48が形成された感光性樹脂層44をエッチングレジストとして、薄膜銅40が露出している箇所をエッチングし、除去して、凹溝52及びアライメントマーク54を形成する。
【0045】
(F)形成した凹溝52に光ファイバ18及び45度ミラー19を挿入し、UV硬化等の接着剤を用いて固定する。
【0046】
ここで、45度ミラー19の光配線基板20に対する位置関係と光ファイバ18との距離が重要であるため、光ファイバ18を実際に必要な長さ以上(例えば100mmに対し100.2mm程度)にしておく。
【0047】
この光ファイバ18は、固定しておいた45度ミラー19の反射面先端に突き当て、余長分は形成した凹溝52に沿って数カ所、収納できるスペースを凹溝52を形成する際に同時に形成しておき、このスペースで光ファイバ18の余長分を吸収するのが望ましい。
【0048】
次いで、電気配線基板14の製造方法について述べる。
単層もしくは多層のガラスエポキシ基板等、適切な絶縁基板上にラミネート法、メッキ法、スパッタ法あるいは蒸着法等により銅薄膜を形成する。
【0049】
定法のフォトリソ法により、電極パッド22を含む所望の金属配線パターンを形成する。この際、貼り合わせ後、裏面に光ファイバ18と45度ミラー19が来る部位は干渉を防ぐため、金属配線パターンを設けないのが望ましい。
【0050】
次いでソルダーレジストを塗布し現像する。この際も貼り合わせ後、裏面に光ファイバ18と45度ミラー19が来る部位は干渉を防ぐため、レジストを設けないのが望ましい。
【0051】
次いで、ドリル等を用いて45度ミラー19に該当する箇所にくり抜き21を設けると共に、アライメントマーク54に該当する箇所に貫通孔58を設ける。
【0052】
図7は、光配線基板20と電気配線基板14を積層する工程を示す側面図である。これは、接着シート、プリプレグ等の熱硬化性樹脂含浸シート16を用いて、光配線基板20及び電気配線基板14を熱圧して積層するものである。
【0053】
この際、光配線基板20及び電気配線基板14を、互いを貫くガイドピン(図示せず)を用いて位置合わせすることにより、100〜150μm程度の合わせ精度で、積層することができる。
【0054】
図8は、電気配線基板14の上に形成された電極パッド22の周縁上部24に熱硬化性樹脂23を塗布する工程を模式的に示した断面図である。より詳しくは、任意のアライメントマーク54及び電極パッド22を結ぶ線分で光電気プリント配線板10を切断した断面を拡大した状態を示している。
【0055】
この工程は、光電気プリント基板10の上面に、スクリーン印刷版60をあてがい、このスクリーン印刷版60を介して、光電気プリント配線板10(より詳しくは電気配線基板14に設けられた電極パッド22)の上に熱硬化性樹脂23を塗布するものである。
【0056】
スクリーン印刷版60には、光電気プリント基板10に設けられたアライメントマーク54に位置合わせするための基準マーク(図示せず)と、電極パッド22の開口部及びレンズ基板12の挿入部の形状に対応し、この基準マークに対して位置決めされた印刷部(図示せず)と、が設けてある。
【0057】
スクリーン印刷版60を、基準マークとアライメントマーク54とを合致させて、光電気プリント配線板10の上にあてがい、熱硬化性樹脂23を塗布する。すると、印刷部を介して、熱硬化性樹脂23が電極パッド22の周縁上部24に被覆され、さらに、レンズ基板12の固定凸部30を挿入するための挿入部が形成される。
【0058】
こうして、電極パッド22を熱硬化性樹脂23で被覆する際、同時にレンズ基板12の固定凸部30を挿入するための挿入部を形成することにより、電極パッド22の開口部の中心(T点)とレンズ基板12の実装位置と、を容易に合わせることができる。次いで、この挿入部にレンズ基板12の固定凸部30を挿入し、接着剤で固定する。
【0059】
このようにして、電極パッド22の開口部の中心(T点)と、レンズ基板22のマイクロレンズ28の光軸と、光ファイバ18から出射(もしくは入射)された光信号の光軸との合致を、容易に行うことができるようになる。
【0060】
このように、熱硬化性樹脂23が被覆された電極パッド22において、半田ボールを用いて、表面実装可能な光I/O部品を実装することにより、光I/O部品の光軸と、光電気プリント配線板10における光信号の光軸を容易に一致させることができる。
【0061】
【発明の効果】
この発明により、光配線及び電気配線をコンパクトに容易に行えると共に、光I/O部品のセルフアライメント効果を用いた実装に対応した光電気プリント基板が得られる。
【0062】
さらに、従来のプリント基板を製造する工程を大幅に変更することなく、この光電気プリント配線板を製造する方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光電気プリント配線板の構成を示す図。
【図2】レンズ基板の箇所を、光ファイバ18に沿って切断した断面拡大図。
【図3】電極パッドの拡大図。
【図4】レンズ基板の上面図。
【図5】レンズ基板の側面図。
【図6】光配線基板に光ファイバ及び45度ミラー並びにアライメントマークを備える工程を示す断面図。
【図7】光配線基板と電気配線基板を積層する工程を示す側面図。
【図8】熱硬化性樹脂を塗布する工程を模式的に示した断面図。
【符号の説明】
10    光電気プリント配線板
12    レンズ基板
14    電気配線基板
16    熱硬化性樹脂含浸シート
18    光ファイバ
19    45度ミラー
20    光配線基板
22    電極パッド
23    熱硬化性樹脂
24    周縁上部
27    支持板
28    マイクロレンズ
30    固定凸部
40    薄膜銅
42    ガラスエポキシ樹脂基板
44    感光性樹脂層
46    フォトマスク
48    溝部
52    凹溝
54    アライメントマーク
58    貫通孔
60    スクリーン印刷版

Claims (10)

  1. 光ファイバ及び45度ミラーを備えた光配線基板と、前記光配線基板の上に当接された電気配線基板と、を有する光電気プリント配線板であって、前記電気配線基板には電極パッドが設けられ、上記電極パッドの周縁上部に樹脂が被覆されていることを特徴とする光電気プリント配線板。
  2. 前記電気配線基板の上にレンズ基板が載置されていることを特徴とする請求項1記載の光電気プリント配線板。
  3. 前記レンズ基板は、支持板と、上記支持板に設けられたマイクロレンズ及び固定凸部と、を有することを特徴とする請求項2に記載の光電気プリント配線板。
  4. 光配線基板に光ファイバ及び45度ミラーを備える工程と、上記光配線基板の上に電極パッドが設けられた電気配線基板を当接する工程と、上記電極パッドの周縁上部に樹脂を被覆する工程と、を有することを特徴とする光電気プリント配線板の製造方法。
  5. 前記光電気プリント配線板の上に請求項3に記載の前記レンズ基板を載置する工程を含むことを特徴とする請求項4記載の光電気プリント配線板の製造方法。
  6. 前記光配線基板に光ファイバ及び45度ミラーを備える工程は、前記光配線基板に凹溝を設け、上記凹溝に前記光ファイバ及び前記45度ミラーを挿入する工程であることを特徴とする請求項4または5に記載の光電気プリント配線板の製造方法。
  7. 前記光配線基板の上に電極パッドが設けられた電気配線基板を当接する工程は、前記光配線基板の上に、熱硬化性樹脂含浸シートを介し、前記電気配線基板を積層する工程であることを特徴とする請求項4から6いずれかに記載の光電気プリント配線板の製造方法。
  8. 前記電極パッドの周縁上部に樹脂を被覆する工程は、前記光配線基板にアライメントマークを設け、上記アライメントマークを基準として前記樹脂を塗布する工程であることを特徴とする請求項4から7いずれかに記載の光電気プリント配線板の製造方法。
  9. 前記光配線基板にアライメントマークを形成する工程は、前記光ファイバ及び前記45度ミラー並びに上記アライメントマークに対応した単一のフォトマスクを用いたフォトリソグラフィ法により前記光配線基板に凹溝を形成する工程であることを特徴とする請求項8記載の光電気プリント配線板の製造方法。
  10. 前記光電気プリント配線板の上に、前記レンズ基板の固定凸部を挿入する挿入部を前記樹脂により同時に形成し、上記挿入部に前記固定凸部を挿入して前記レンズ基板を固定する工程を含む請求項8または9に記載の光電気プリント配線板の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008129385A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Shinko Electric Ind Co Ltd 光部品搭載用基板及び光モジュール

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