JP2004145067A - 液晶表示素子 - Google Patents

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後藤 由紀子
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Abstract

【課題】反射表示において良好な反射率を得るとともに、前記反射光の黄味着色の発生を抑制して、良好な視認性を確保した液晶表示素子を提供する。
【解決手段】視認側に位置する透明基板1Aと背面側に位置する透明基板1Bとの間にねじれ構造を有する液晶層を配置してなり、前記背面側に位置する透明基板1B上には銀系合金からなる反射膜2が形成された領域を有し、少なくとも、前記視認側に位置する透明基板1Aの外側には偏光板7Aが配設されてなる液晶表示素子の、前記液晶層を構成する液晶5の屈折率異方性の波長分散を
1.13<{△n(450nm)/△n(590nm)}<1.25
とする。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶を利用したディスプレイに使用される液晶表示素子に係り、特に、透明基板上に銀系合金からなる反射膜を配設した反射領域を有する(半透過の場合を含む)液晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示素子として、外光を利用して表示を行なう反射型液晶表示素子や、液晶セルの内面における1画素内に前述の反射型液晶表示素子のように外光を利用して表示を行なう反射領域とバックライトユニットからの照射光を利用して表示を行なう透過領域の双方を有する構成の半透過反射型液晶表示素子は一般に知られるところのものである。
【0003】
この二つの液晶表示素子の共通点としては、いずれもその液晶セル内に、外光を利用して表示を行なうための反射領域が形成されていることがあげられる。
【0004】
以下に、その一例として、半透過反射型液晶表示素子の構成を簡単に説明する。
【0005】
本従来例の半透過反射型液晶表示素子は、間隔を隔ててほぼ平行に配置された2枚のガラスのような材質からなる透明基板を有しており、これらの両透明基板間の外周は周辺シール材により密閉されている。
【0006】
このうち、視認側に位置する一方の透明基板の下面には、透明電極が密着するように配設されており、また、この透明電極の下方には、電極間に印加される電圧に応じて液晶分子の配向を制御する配向膜が密着するように配設されている。
【0007】
一方、背面側に位置する他方の透明基板の上面には、外光を利用して表示を行なう反射領域及びバックライトユニットからの照射光を利用して表示を行なう透過領域が形成されており、前記反射領域にはアルミニウム、銀等の金属膜からなる反射膜が配設されている。そして、前記反射領域および透過領域が形成された透明基板上には、赤、緑および青のカラーフィルタ層が配設されている。
【0008】
そして、前記カラーフィルタの上方には、ITO(酸化インジウム錫)等からなる透明電極が配設されており、透明電極の上方には配向膜が配設されている。
【0009】
前記両透明基板および周辺シール材により囲繞された密閉空間内には前記配向膜によって配向制御された液晶が封入されている。
【0010】
また、視認側に位置する一方の透明基板の上面、および、背面側に位置する他方の透明基板の下面には、光の振動方向を規制する役割を果たす偏光板が配設されている。
【0011】
【特許文献1】
特開2000ー338481号公報
【特許文献2】
特開2001ー125105号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような構成の半透過反射型の液晶表示素子は、高反射率、反射高コントラストなど、反射特性を良好にしようとすれば、液晶層のリタデーション値を0.78以下に抑えることが必要となる。また、逆に、高透過輝度、透過高コントラスト、無彩色性など、透過特性を良好にしようとすれば、前記液晶層のリタデーション値は0.8以上が必要になる。このように、反射特性、透過特性を良好なものとするリタデーション値は相容れないものであった。
【0013】
そして、昨今は、透過特性を重視する傾向があるため、液晶層のリタデーションを0.8以上として、まずは、良好な透過特性を確保することがなされているが、その場合において、外光を利用して表示を行なう反射表示の際に遮光度が低下することや白色に黄みがかかって無彩色化ができないこと等様々な問題があった。
【0014】
特に、透過特性を重視した液晶表示素子において、少しでも高反射を得るべく、前記反射膜を構成する材料として、良好な反射率を示し、高い輝度を得ることのできる、銀や、パラジウムなどの金属類と銀との合金、あるいは銀合金層と金属酸化物層との多層構造体(これらを銀系合金という)を用いたときに、その反射膜に反射する反射光の色が白色系から黄色系にシフトしてしまい(黄味着色という)、良好な視認性を得ることができなかった。前記反射光の黄味着色の問題点は、前述の構成の半透過反射型の液晶表示素子のもののみならず、銀系合金からなる反射膜を配設した領域を有する液晶表示素子に共通する問題である。
【0015】
そこで、本発明はこのような点に鑑み、反射表示において良好な反射率を得るとともに、前記反射光の黄味着色の発生を抑制して、良好な視認性を確保した液晶表示素子を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため、本発明の請求項1に記載の液晶表示素子の特徴は、視認側に位置する透明基板と背面側に位置する透明基板との間にねじれ構造を有する液晶層を配置してなり、前記背面側に位置する透明基板上には銀系合金からなる反射膜が形成された領域を有し、少なくとも、前記視認側に位置する透明基板の外側には偏光板が配設されてなる液晶表示素子の、前記液晶層を構成する液晶の屈折率異方性の波長分散{△n(450nm)/△n(590nm)}が、
1.13<{△n(450nm)/△n(590nm)}<1.25
である点にある。
【0017】
本発明によれば、液晶の屈折率異方性の波長分散を(波長450nmにおける屈折率異方性)/(波長590nmにおける屈折率異方性)が1.13〜1.25となる範囲に規定することにより、反射表示において良好な反射率を得るとともに、前記反射光の黄味着色の発生を抑制して、視認性に優れた表示状態を得ることができる。
【0018】
また、請求項2に記載の液晶表示素子は、前記構成であって、さらに、前記液晶は220°以上のねじれ構造を有し、前記視認側に位置する透明基板と前記偏光板との間には位相差板が配設されていることを特徴とする。
【0019】
本発明によれば、220°以上のねじれ構造を有する、いわゆるSTN(Super Twisted Nematic)液晶を用いる場合には、位相差板を配設して、液晶層を通過するときに生じる干渉色を補償することにより、前記反射光の黄味着色をより、抑制することができるものとなる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本実施形態の液晶表示素子は、図1に示すように、間隔を隔ててほぼ平行に配置された2枚の例えばガラスからなる透明基板1A,1Bを有しており、これらの両透明基板間の外周は周辺シール材4により密閉されている。
【0021】
このうち、視認側に位置する一方の透明基板1Aの下面には、透明電極(図示せず)が密着するように配設されており、また、この透明電極の下方には、電極間に印加される電圧に応じて液晶分子の配向を制御する配向膜(図示せず)が密着するように配設されている。
【0022】
一方、背面側に位置する他方の透明基板1Bの上面には、銀系合金からなる高反射タイプの反射膜2が配設されている。本実施形態において、前記反射膜2は、銀(Ag)とパラジウム(Pd)の合金に、インジウム酸化物層、シリカ(SiO)層を積層した、85%以上の高反射率を得られる構成のものを使用する。そして、前記反射膜2上には、赤、緑および青のカラーフィルタ層3が配設されている。
【0023】
なお、半透過反射型の液晶表示素子においては、前記背面側に位置する他方の透明基板1Bの上面に、外光を利用して表示を行なう反射領域及びバックライトユニットからの照射光を利用して表示を行なう透過領域を形成し、前記反射領域に、前述の構成の高反射タイプの反射膜2を配設し、この透過領域および反射領域の上面に前記カラーフィルタ層3を配設する構成とする。
【0024】
そして、前記カラーフィルタ層3の上方には、ITO(酸化インジウム錫)等からなる透明電極(図示せず)が配設され、その上方には配向膜が配設されている。
【0025】
前記両透明基板1A,1Bおよび周辺シール材4により囲繞された密閉空間内には、前記配向膜によって配向制御された、特定のツイスト角を有する液晶5が封入されており、液晶セル6が構成されている。
【0026】
本実施形態において、液晶層を構成する前記液晶5は、その屈折率異方性の波長分散を、(波長450nmにおける屈折率異方性)/(波長590nmにおける屈折率異方性)が1.13〜1.25とするものを用いる。
【0027】
なお、前記液晶5として、220°以上のねじれ構造を有する、いわゆるSTN(Super Twisted Nematic)液晶を用いる場合には、前記視認側に位置する一方の透明基板1Aの上面に位相差板(図1には図示せず)を配設して、液晶層を通過するときに生じる干渉色を補償することにより、前記反射光の黄味着色を、より抑制することができるものとなる。前記位相差板は、液晶表示素子の電気光学特性に合わせた位相差値(Δn・d)を有することが肝要である。ここにおけるΔnはフィルムの縦方向と横方向の屈折率の差である屈折率異方性であり、また、dは位相差板の膜厚である。また、前記位相差板としては、ポリカーボネートなどの高分子フィルムを一軸延伸して形成した位相差板や、液晶性高分子フィルムからなる位相差板を使用することができる。
【0028】
また、視認側に位置する一方の透明基板1Aの上面および背面側に位置する他方の透明基板1Bの下面には、光の振動方向を規制する役割を果たす偏光板7A,7Bがそれぞれ配設されている。なお、前記偏光板7は、反射型液晶表示素子の場合は、少なくとも視認側に位置する一方の透明基板1Aの上面に1枚配設されていればよい。
【0029】
そして、本実施形態の液晶表示素子において、視認側に位置する一方の透明基板1Aと、この上面に配設された前記偏光板7Aとを接着させる接着層8には、粒状ビーズが分散されて拡散性を得るようになされており、光拡散層9Aとして機能する(外部拡散)ように構成されている。
【0030】
さらに、光拡散層9として、内部拡散を得るべく、前記背面側に位置する他方の透明基板とその上面に配設される反射膜との間に表面が微細な凹凸により粗面化された光拡散層9Bを配設した構成とされている。なお、前記光拡散層9A,9Bは任意の構成となる。
【0031】
次に、本発明の液晶表示素子における具体的な、反射表示に関する光学仕様を示す実施例と、その光学特性の検査結果について説明する。なお、以下では、半透過反射型液晶表示素子の場合を示す。なお、液晶セルの背面側に配置される偏光板については省略する。
【0032】
【実施例1】
第1の実施例においては、前述のように構成された液晶セル6の前記視認側に位置する一方の透明基板1Aとその上面に配設された偏光板7との間に、2枚の一軸延伸された位相差板10A,10Bを積層させて配設した構成を有する。
【0033】
ここで、まず、本実施例の光学仕様について定義すると、図2に示すように、前記偏光板7の吸収軸の当該液晶表示素子の表示画面の12時方向を0°と仮定した場合における時計回りの軸角(以下、θと示す)をθ1とする。
【0034】
また、図3に示すように、前記偏光板7の下面に配設される位相差板10Aの位相差軸の軸角をθ2、そのリタデーションをΔn2・d2とする。なお、前記リタデーションは590nmで求めた値とする(以下の実施例において同じ。)さらに、図4に示すように、前記液晶セル6の上面に配設される位相差板10Bの位相差軸の軸角をθ3、そのリタデーションをΔn3・d3とする。
【0035】
そして、前記液晶セル6は、図5に示すように、液晶層の中心の分子軸方向が6時方向(6時視角)となるように配置する。そして、前記視認側に位置する一方の透明基板1Aの配向方向から背面側に位置する他方の透明基板の配向方向へ至る液晶分子のツイスト角(以下、φと示す)はφ1とする。なお、前記液晶のリタデーションはΔn1・d1とし、透過領域において規定する。
【0036】
そして、本実施例の具体例においては、前記θ1=75°、θ2=8°、θ3=29°、φ1=−240°とし、前記Δn1・d1=840nm、Δn2・d2=550nm、Δn3・d3=138nmとする。
【0037】
また、前記液晶セル6に配設された反射膜2は銀系合金からなり、反射率を90%とする。
【0038】
さらに、前記光拡散層9は、本実施例においては、視認側に位置する一方の透明基板1Aの上面に配設させた、外部拡散の作用を発揮する光拡散層9Aのみを配設した。なお、この光拡散層9Aの外部拡散はヘイズ値を80とする。
【0039】
前記カラーフィルタ層3は、赤、緑、青の3色のマイクロカラーフィルタを配設して形成した。この3色のホワイトバランスはCIE色度図の座標値で表すと、(X,Y)=(0.305,0.308)であった。
【0040】
そして、液晶表示素子に封入する液晶5として、(波長450nmにおける屈折率異方性)/(波長590nmにおける屈折率異方性)と規定された波長分散を1.12とする従来の液晶を用いた場合と、前述の本実施形態に示すように、波長分散を、1.13〜1.25の間の数値である1.15とする液晶を用いた場合とを比較した光学特性(反射特性)を次表に示す。
【0041】
【表1】
Figure 2004145067
【0042】
この表に示すように、具体的な本実施例に示す液晶表示素子は、従来の液晶を封入した液晶表示素子に比して、目標とするC光源の色度座標値(0.31,0.32)により近い数値を示し、良好な視認性を有するものとなった。
【0043】
【実施例2】
また、第2の実施例においては、前述のように構成された液晶セル6の前記視認側に位置する一方の透明基板1Aとその上面に配設された偏光板7Aとの間に、いわゆる液晶性高分子からなるねじれ位相差板10Cを配設した構成を有する。
【0044】
本実施例の光学仕様について定義すると、図6に示すように、前記偏光板7Aの吸収軸の軸角をθ5とする。
【0045】
また、図7に示すように、前記ねじれ位相差板10Cの視認側に配設される位相差板の配向軸の軸角をθ6とし、前記視認側に配設される位相差板の配向方向から背面側に位置する他方の位相差板の配向方向へ至る液晶分子のツイスト角をφ6とする。
【0046】
そして、液晶セル6は、図8に示すように、液晶層の中心の分子軸方向が6時方向(6時視角)となるように配置し、前記視認側に位置する一方の透明基板1Aの配向方向から背面側に位置する他方の透明基板の配向方向へ至る液晶分子のツイスト角をθ1とする。なお、前記液晶5のリタデーションはΔn1・d1とし、透過領域において規定する。
【0047】
そして、本実施例の具体例においては、前記θ5=40°、θ6=30°、φ1=−240°、φ6=180°とし、前記Δn1・d1=840nm、Δn6・d6=670nmとする。
【0048】
また、前記液晶セル6に配設された反射膜2は銀系合金からなり、反射率を90%とする。
【0049】
さらに、前記光拡散層9は、本実施例においては、視認側に位置する一方の透明基板1Aの上面に配設させた、外部拡散の作用を発揮する光拡散層9Aとともに、前記背面側に位置する他方の透明基板とその上面に配設される反射膜との間には配設され、表面が微細な凹凸により粗面化されて、内部拡散の作用を発揮する光拡散層9Bをも配設した。なお、前記光拡散層9Aの外部拡散はヘイズ値を45とする。
【0050】
前記カラーフィルタ層3は、赤、緑、青の3色のマイクロカラーフィルタを配設して形成した。この3色のホワイトバランスは、CIE色度図の座標値(X,Y)=(0.305,0.308)とする。
【0051】
そして、液晶表示素子に封入する液晶5として、(波長450nmにおける屈折率異方性)/(波長590nmにおける屈折率異方性)と規定された波長分散を1.12とする従来の液晶を用いた場合と、前述の本実施形態に示すように、波長分散を、1.13〜1.25の間の数値である1.17とする液晶を用いた場合とを比較した光学特性(反射特性)を次表に示す。
【0052】
【表2】
Figure 2004145067
【0053】
この表に示すように、本実施例においても、本実施例に示す液晶表示素子は従来の液晶を封入した液晶表示素子に比して、目標とするC光源の色度座標値(0.31,0.32)により近い数値を示し、良好な視認性を有するものとなった。
【0054】
なお、本発明は、前述した実施形態および実施例に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の液晶表示素子によれば、反射表示において良好な反射率を得るとともに、前記反射光の黄味着色の発生を抑制することができ、よって、反射型および半透過反射型などの反射領域を有する液晶表示素子においては、その反射表示時に良好な輝度を示し、黄味を帯びない白色の表示を得ることが可能となる。
【0056】
さらに、この構成を有する液晶表示素子であれば、リタデーション値を0.8以上とする液晶を用いることで、さらに透過表示においても良好な表示特性を示すものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示素子の基本的な構造を示す断面図
【図2】本発明の液晶表示素子の反射表示に関する光学仕様を示す実施例1における偏光板の吸収軸の軸角を示す説明図
【図3】本発明の液晶表示素子の反射表示に関する光学仕様を示す実施例1における、偏光板の下面に配設された位相差板の吸収軸の軸角を示す説明図
【図4】本発明の液晶表示素子の反射表示に関する光学仕様を示す実施例1における液晶セルの上面に配設された位相差板の吸収軸の軸角を示す説明図
【図5】本発明の液晶表示素子の反射表示に関する光学仕様を示す実施例1における液晶セルの液晶分子のツイスト角を示す説明図
【図6】本発明の液晶表示素子の反射表示に関する光学仕様を示す実施例2における偏光板の吸収軸の軸角を示す説明図
【図7】本発明の液晶表示素子の反射表示に関する光学仕様を示す実施例2における、ねじれ位相差板の配向軸と液晶分子のツイスト角を示す説明図
【図8】本発明の液晶表示素子の反射表示に関する光学仕様を示す実施例1における液晶セルの液晶分子のツイスト角を示す説明図
【符号の説明】
1A,1B 透明基板
2 反射膜
3 カラーフィルタ層
4 周辺シール材
5 液晶
6 液晶セル
7A,7B 偏光板
8 接着層
9A,9B 光拡散層
10A 位相差板
10B 位相差板
10C ねじれ位相差板

Claims (2)

  1. 視認側に位置する透明基板と背面側に位置する透明基板との間にねじれ構造を有する液晶層を配置してなり、前記背面側に位置する透明基板上には銀系合金からなる反射膜が形成された領域を有し、少なくとも、前記視認側に位置する透明基板の外側には偏光板が配設されてなる液晶表示素子であって、
    前記液晶層を構成する液晶の屈折率異方性の波長分散{△n(450nm)/△n(590nm)}が、
    1.13<{△n(450nm)/△n(590nm)}<1.25
    であることを特徴とする液晶表示素子。
  2. 前記液晶層は220°以上のねじれ構造を有し、前記視認側に位置する透明基板と前記偏光板との間には位相差板が配設されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示素子。
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