JP2004144817A - 映像音声再生装置の開局方法、映像音声再生装置および開局サーバ - Google Patents

映像音声再生装置の開局方法、映像音声再生装置および開局サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークを介して配信サーバから映像音声再生装置へ映像音声データの配信をすることができるシステムを提供する。
【解決手段】複数のセンタ側ルータ14,24、複数の配信サーバ12,22、開局サーバ1、複数のカラオケ装置32,42、店舗側ルータ33,43を有するカラオケ配信システムにおいて、カラオケ装置32が開局サーバ1に対して開局要求を行うと、開局サーバ1はカラオケ装置のプライベートIPアドレスに基づいて担当の配信サーバ12および配信の経路で用いるセンタ側ルータ14を決定する。この配信サーバのプライベートIPアドレスとセンタ側ルータ14のグローバルIPアドレスをカラオケ装置32に通知して、VPNトンネル81を構成するための設定を店舗側ルータ33に行う。その後、このVPNトンネル81を経由して所定の配信サーバから楽曲データの配信を受ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ネットワークを介して映像音声データをダウンロードする映像音声再生装置の映像音声データ配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在普及しているカラオケ装置の多くは、サーバ装置からカラオケの楽曲データの配信を受ける通信カラオケ装置である。従来の通信カラオケ装置は、配信サーバ装置と公衆電話回線を介して通信することによって楽曲データの配信を受けるようになっていた(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
また、映像と音声をインタラクティブに配信するビデオ・オン・デマンド(VOD)やニュース・オン・デマンドなどの映像音声配信システムでは、映像や音声のコンテンツをストリーミング再生するようにサーバ側と端末(クライアント)側を構成している。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−127964号公報(第3頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のカラオケ装置において公衆電話回線による通信では、配信サーバ装置が各カラオケ装置と1対1で通信しなければならないため非効率的であるとともに、各カラオケ装置との通信毎に電話料金が発生するため、多数設置されているカラオケ装置のそれぞれに楽曲データを配信すると相当額の通信料金が必要になるという問題点があった。
【0006】
また、ビデオ・オン・デマンドやニュース・オン・デマンドのような映像音声配信システムでは、新たな端末(クライアント)がサーバからコンテンツの配信を受けるために、どのサーバを用いてどの経路で配信を受けるかといった初期設定を行う開局処理が煩雑であった。
【0007】
そこで、この発明は、ネットワークを介してネットワークの通信手順を用いてサーバ装置から映像音声再生装置へ映像音声データの配信をすることができる映像音声データ配信システムにおける映像音声再生装置の開局方法、映像音声再生装置および開局サーバを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、複数のセンタ側ルータを介してネットワークに接続された複数の配信サーバと、開局サーバとを有する映像音声データ配信システムにおける映像音声再生装置の開局方法であって、ルータを介して前記ネットワークに接続された映像音声再生装置が、開局サーバに対して開局要求を行う手順と、映像音声再生装置からの開局要求を受け付けた開局サーバが、その映像音声再生装置に対する配信を担当する配信サーバおよびセンタ側ルータを割り当てるとともに、該センタ側ルータのグローバルアドレスを、開局要求を行った映像音声再生装置へ通知する手順と、前記開局要求を行った映像音声再生装置が、映像音声再生装置側のルータとセンタ側ルータを含み、配信サーバと映像音声再生装置との間をトンネリングする仮想的なネットワークを構成するための接続先ルータのグローバルアドレスとして、前記通知されたセンタ側ルータのグローバルアドレスを映像音声再生装置側のルータに設定する手順と、を有することを特徴としている。
【0009】
請求項2の発明は、センタに備えられた配信サーバから映像音声データの配信を受ける映像音声再生装置において、開局サーバのグローバルアドレスを記憶する記憶手段と、前記開局サーバと通信する通信手段と、自己を特定する識別情報を取得する手段と、前記開局サーバに対して前記識別情報を送信して、開局サーバから通知されたセンタ側ルータのグローバルアドレスを取得するとともに、映像音声再生装置側のルータとセンタ側ルータを含み、配信サーバと映像音声再生装置との間をトンネリングする仮想的なネットワークを構成するための接続先ルータのグローバルアドレスとして、前記通知されたセンタ側ルータのグローバルアドレスを映像音声再生装置側のルータに設定する手段と、を備えたことを特徴としている。
【0010】
請求項3の発明である開局サーバは、複数の映像音声再生装置およびセンタに備えられた複数の配信サーバと通信する通信手段と、映像音声再生装置から該映像音声再生装置の識別情報を受信したとき、その識別情報に基づいて、センタに備えられた複数のセンタ側ルータのなかから、その映像音声再生装置に対する配信を担当する配信サーバおよびセンタ側ルータを割り当てるとともに、該センタ側ルータのグローバルアドレスを当該映像音声再生装置に通知する手段と、前記識別情報を送信した映像音声再生装置のプライベートアドレスを前記割り当てた配信サーバに映像音声データの配信先として通知する制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0011】
この発明では、センタ側に設けた複数の配信サーバとセンタ側の複数のルータを用いて、複数の映像音声再生装置に対する映像音声データの配信を分担する。
各映像音声再生装置に対してどの配信サーバおよびセンタ側ルータを介して映像音声データの配信を担当するかの割り当ては、一括して開局サーバが決定する。
これにより、映像音声再生装置は、どのセンタ側ルータを介して映像音声データの配信を受ける場合であっても、映像音声再生装置の開局処理を開局サーバに対して行うように一元化することができ、開局処理が容易になる。
【0012】
また、この発明では、VPNで配信サーバと映像音声再生装置とを接続するようにしているため、LANと同様の簡略さで映像音声データの配信をすることができるとともに、インターネット経由の映像音声データの配信であってもデータのセキュリティを維持することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明を適用したカラオケ装置の楽曲データ配信システムの構成を示す図である。図1において、100,101はカラオケの楽曲データなどを配信するセンタ、201,202はそれぞれカラオケ店である。センタ100において、10,11はセンタ側LANである。LAN10には配信サーバ12(12−1〜12−n)および開局サーバ1を備えている。開局サーバ1にはルータ13を接続している。またLAN11には配信サーバ12(12−1〜12−n)およびセンタ側ルータ14を備えている。センタ101において、21はセンタ側LANである。このLAN21には配信サーバ22(22−1,22−2)およびセンタ側ルータ24を備えている。
【0014】
開局サーバ1には、LAN10、ルータ13、およびインターネット7を介して通信するための通信手段1a、開局処理などを行う制御手段1b、および開局したカラオケ装置を登録するデータベースを構成する記憶手段1cを有している。
【0015】
カラオケ店201において、31はカラオケ店側のLANである。このLAN31にカラオケ装置32(32−1〜32−m)および店舗側ルータ33を備えている。
カラオケ店202において、41はそのカラオケ店側のLANであり、カラオケ装置42(42−1〜42−n)および店舗側ルータ43を備えている。
【0016】
カラオケ装置32−1には、LAN31や店舗側ルータ33を介して通信するための通信手段32a、開局処理、カラオケの楽曲データの配信を受ける処理、カラオケ曲の演奏処理などを行う制御手段32b、楽曲データなどを記憶する記憶手段32cを備えている。この構成は他のカラオケ装置についても同様である。
【0017】
各カラオケ店の店舗側ルータ33,43等のプライベートIPアドレスは、工場出荷時にそれぞれ異なったアドレスに設定している。店舗側ルータ33,43等はDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol )機能により、各カラオケ装置にプライベートIPアドレスを設定する。したがって、カラオケ店毎にLANのネットワークアドレスは異なる。後述するように、開局サーバ1は開局処理時に、開局要求のあったカラオケ装置のプライベートIPアドレスから、そのカラオケ店側LANのネットワークアドレスを割り出す。このネットワークアドレスがカラオケ店を識別するための情報となる。
【0018】
図2は、カラオケ装置の記憶手段32cの記憶内容を示している。このようにカラオケ装置には、開局サーバのルータ13のグローバルIPアドレス、センタ側ルータ(14,24など)のグローバルIPアドレス、配信サーバのプライベートIPアドレス、店舗側ルータのグローバルIPアドレス、開局データ(カラオケ装置(自己)のプライベートIPアドレス、カラオケ店の店舗コード、パスワード、識別コード、配信時間帯)、楽曲データ、および演奏プログラムなどが記憶される。
これらのデータのうち、開局サーバ側のルータ13のグローバルIPアドレスは工場出荷時にプリセットされている。カラオケ装置のプライベートIPアドレスは、カラオケ装置がカラオケ店のLAN(31,41)に接続された時点で店舗側ルータ(33,43)から与えられる。センタ側ルータ(14,24)のグローバルIPアドレスおよび配信サーバ(12,22)のプライベートIPアドレスは、後述する開局処理によって取得する。
【0019】
店舗コードおよびパスワードは、センタを運営するものとの契約によってこのカラオケ装置に与えられた番号であり、この店舗コードおよびパスワードの認証によって開局サーバ1へのアクセスが可能となる。識別コードは、係員がカラオケ装置に任意につけたコードである。例えば、カラオケ装置が設置される部屋番号が識別コードとして付される。
【0020】
配信時間帯は、このカラオケ装置に対して楽曲データを配信するのに好ましい時間帯である。上記店舗コード、パスワード、識別コード、配信時間帯は、カラオケ装置の設置時に係員によって入力される。
【0021】
センタ側ルータ14および店舗側ルータ33はそれぞれIPSec(IP Security protocol)によるVPN機能を備えている。配信サーバ12側のLAN11とカラオケ装置32側のLAN31は、ルータ14,33のVPN機能によりVPNトンネル81を構成している。これにより、LAN11上の任意の配信サーバ12からLAN31上の任意のカラオケ装置32に対して、インターネット7上でのセキュリティーを維持しながら、TCP/IPプロトコルによる通信を可能としている。
【0022】
図3は開局サーバ1の記憶手段1cの記憶内容を示している。(A)に示すテーブルでは、センタ側ルータのグローバルIPアドレスと配信サーバのプライベートIPアドレスとの関係を記憶している。このテーブルによって、担当の配信サーバから配信を受けるときに、どのセンタ側ルータを用いるかが定められる。
【0023】
(B)に示すテーブルでは、カラオケ店のLANのネットワークアドレスと配信サーバのプライベートIPアドレスとの関係を記憶している。このテーブルによって、どのカラオケ店のカラオケ装置をどの配信サーバが担当するかが定められる。
【0024】
(C)に示すテーブルでは、開局処理時にカラオケ装置から受信した開局データを記憶している。
【0025】
この例では、店舗コード101のカラオケ店に設置するカラオケ装置のプライベートIPアドレスは10.2.20.0/24(ネットマスクまたはアドレスプレフィックスが255.255.255.0であり、IPアドレス10.2.20.1〜10.2.20.255を含むネットワークアドレス)を用いている。また、店舗コード102のカラオケ店に設置するカラオケ装置のプライベートIPアドレスは10.2.21.0/24(ネットマスクまたはアドレスプレフィックスが255.255.255.0であり、IPアドレス10.2.21.1〜10.2.21.255を含むネットワークアドレス)を用いている。
【0026】
カラオケ店のLANにカラオケ装置が設置されると、そのカラオケ装置は、以降に述べる開局処理のためにインターネット7を介して開局サーバ1と通信する。この通信に用いるプロトコルは秘匿性のあるプロトコルである。
【0027】
次に、図4〜図6を参照して開局処理について説明する。
図4はカラオケ装置(32,42)の開局処理の手順を示すフローチャートである。図5は開局サーバ1の開局処理の手順を示すフローチャートである。図6はカラオケ装置、開局サーバ、配信サーバの通信手順を示す図である。この処理は、カラオケ装置32がLAN31に接続され、電源が投入されると、実行される。
【0028】
図4および図6に示すように、まず電源投入によって装置が起動し(s1)、通信手段32aがルータ33と通信して、店舗側ルータ33のDHCP機能による自己(カラオケ装置)のプライベートIPアドレスの割り当てを受ける(s2)。そして、係員が、このカラオケ装置の開局処理に必要なデータを入力する(s3)。ここで入力されるデータは、上述した店舗コード、パスワード、識別コード、配信時間帯などである。これらのデータが入力され、係員によって所定のアクセス操作が行われると、カラオケ装置はインターネット7の経路80およびルータ13を介して開局サーバ1にアクセスする。このアクセスによって、上記開局データ(店舗コード、パスワード、識別コード、配信時間帯、自己のプライベートIPアドレス)を開局サーバ1に対して送信する。(s4)。この開局サーバ1側のルータ13は、ポートフォワーディング(静的IPマスカレード)機能で、ルータ13のグローバルIPアドレスを開局サーバ1のプライベートIPアドレスに関連づけるように工場出荷時に設定している。したがって、開局要求を行うカラオケ装置は、開局サーバ側のルータ13のグローバルIPアドレスを宛先にしてアクセスする。
【0029】
開局サーバ1は、開局要求のあったカラオケ装置のプライベートIPアドレスに基づいて(そのネットワークアドレスに基づいて)、どのクライアントとして設置されたカラオケ装置であるかを知り、図3の(B)に示したテーブルに基づいて、そのクライアントを担当する配信サーバ12および、その配信サーバ12が配信処理の経路で用いるセンタ側ルータ14を割り当てる。そして、配信サーバ12のプライベートIPアドレスとセンタ側ルータ14のグローバルIPアドレスを返信する。カラオケ装置32は、開局サーバ1から配信サーバ12のプライベートIPアドレスおよびセンタ側ルータ14のグローバルIPアドレスを受信する(s5)。
【0030】
カラオケ装置32は、店舗側ルータ33がVPNで通信を行うために必要な接続先ルータのグローバルIPアドレスの情報として、前記センタ側ルータ14のグローバルIPアドレスを設定する(s6)。この設定は、店舗側ルータ33に対してtelnetにより直接コマンドを送ることにより行う。
【0031】
その後、配信サーバのプライベートIPアドレス宛てにpingを送信する(s7)。
このpingに対する応答を受信すれば(s8)、VPNトンネル81経由で、割り当てられた配信サーバ12と接続されていると判断して、接続確認済メッセージを開局サーバ1へ送信する(s9)。この接続確認済メッセージの送信により、開局手続きは完了し、この後割り当てられた配信サーバ12から定期的に楽曲データが配信されてくるようになる。
【0032】
図5は開局サーバ1での開局処理の手順を示している。カラオケ装置32から開局処理のアクセスがあると、開局サーバ1は、そのカラオケ装置32から店舗コード、パスワード、識別コード、カラオケ装置のプライベートIPアドレス、配信時間帯などから成る開局データを受信する(s11)。上述したように、そのカラオケ装置のプライベートIPアドレスに基づいて、そのカラオケ装置への楽曲データの配信を担当する配信サーバ12およびその配信に用いるセンタ側ルータ14を割り当てる(s12)。そして、その配信サーバ12のプライベートIPアドレスとセンタ側ルータ14のグローバルIPアドレスをカラオケ装置32に対して返信する(s13)。
【0033】
その後、カラオケ装置32から接続確認済みメッセージが送信されてくれば、カラオケ装置の開局処理は正常に終了したとして、上記受信した開局データを図3の(C)に示したようにデータベースに登録する(s15)。そして、そのカラオケ装置32のプライベートIPアドレスおよび配信時間帯を、担当する配信サーバ12に通知して(s16)、定期的なカラオケの楽曲データの配信を開始させる。
【0034】
なお、開局サーバ1と店舗側のLAN31との間はルータ13,33を介して秘匿性のあるプロトコルでインターネット7を介して通信を行うが、この開局サーバ側のルータ13と例えばセンタ側ルータ24との間にVPNトンネル84を構成して、そのVPNトンネル84を介して配信サーバ22と開局サーバ1とが通信を行う。したがって、開局サーバ1から配信サーバ12への通知はLAN10を介して行うが、配信サーバ22がカラオケ装置42への配信を担当する場合に、開局サーバ1は配信サーバ22に対して上記VPN84を介してその通知を行う。
【0035】
以上の処理により、係員が手入力で配信サーバ12,22のプライベートIPアドレスおよびセンタ側ルータ14のグローバルIPアドレスを設定する必要がなくなる。すなわち、工場出荷時に予め設定されている開局サーバ1側のルータ13のグローバルIPアドレスを用いてオンラインで開局処理を行うことによって、センタ側ルータ14,24のグローバルIPアドレスを店舗側ルータ33,43に対して、VPNを構成するための相手先ルータのグローバルIPアドレスとして自動的に設定することができる。さらに配信サーバ12,22のプライベートIPアドレスの設定を自動的に行うことができる。
【0036】
なお、図1に示した例では、センタ100のセンタ側ルータとして一つのルータ14を設けたが、同一センタ内に複数のセンタ側ルータを設けてもよい。また、図1に示した例では、開局サーバ1をセンタ100内に設けたが、配信サーバを設けたセンタとは別に開局サーバを設置してもよい。
【0037】
以上の例では、カラオケ装置の楽曲データ配信システムについて示したが、ビデオ・オン・デマンドやニュース・オン・デマンドのような映像音声配信システムにおいて、新たな端末(クライアント)がサーバからコンテンツの配信を受ける際の開局処理にも本発明は同様に適用できる。すなわち、その場合には、上記実施形態におけるセンタを映像音声データを配信するセンタに代え、カラオケ装置を映像音声データをストリーミング再生する端末に代えたシステムとすればよい。
【0038】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、映像音声再生装置が、複数の配信サーバのうちどの配信サーバから映像音声データの配信を受ける場合であっても、映像音声再生装置の開局処理を開局サーバに一元化することができ、開局処理を容易化することができる。また、複数のセンタ側ルータのうち所定のルータを介するVPNを構築して配信を受ける場合に、そのVPNの構築を自動的に行うことができ、開局処理を容易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたカラオケ装置の楽曲データ配信システムの構成を示すブロック図
【図2】カラオケ装置の記憶手段の構成図
【図3】開局サーバの記憶手段の構成図
【図4】カラオケ装置の開局処理手順を示すフローチャート
【図5】開局サーバの開局処理手順を示すフローチャート
【図6】カラオケ装置、開局サーバ、配信サーバの通信手順を示す図
【符号の説明】
1−開局サーバ、10,11,21,31,41−LAN,12(12−1〜12−n),22(22−1,22−2)−配信サーバ、32(32−1〜32−m),42(42−1〜42−n)−カラオケ装置、13−ルータ、33,43−店舗側ルータ、14,24−センタ側ルータ、7−インターネット、80−経路、81〜84−VPNトンネル、100,101−センタ、201,202−カラオケ店

Claims (3)

  1. 複数のセンタ側ルータを介してネットワークに接続された複数の配信サーバと、開局サーバとを有する映像音声データ配信システムにおける映像音声再生装置の開局方法であって、
    ルータを介して前記ネットワークに接続された映像音声再生装置が、開局サーバに対して開局要求を行う手順と、
    映像音声再生装置からの開局要求を受け付けた開局サーバが、その映像音声再生装置に対する配信を担当する配信サーバおよびセンタ側ルータを割り当てるとともに、該センタ側ルータのグローバルアドレスを、開局要求を行った映像音声再生装置へ通知する手順と、
    前記開局要求を行った映像音声再生装置が、映像音声再生装置側のルータとセンタ側ルータを含み、配信サーバと映像音声再生装置との間をトンネリングする仮想的なネットワークを構成するための接続先ルータのグローバルアドレスとして、前記通知されたセンタ側ルータのグローバルアドレスを映像音声再生装置側のルータに設定する手順と、
    を有する映像音声再生装置の開局方法。
  2. センタに備えられた配信サーバから映像音声データの配信を受ける映像音声再生装置において、
    開局サーバのグローバルアドレスを記憶する記憶手段と、
    前記開局サーバと通信する通信手段と、
    自己を特定する識別情報を取得する手段と、
    前記開局サーバに対して前記識別情報を送信して、開局サーバから通知されたセンタ側ルータのグローバルアドレスを取得するとともに、映像音声再生装置側のルータとセンタ側ルータを含み、配信サーバと映像音声再生装置との間をトンネリングする仮想的なネットワークを構成するための接続先ルータのグローバルアドレスとして、前記通知されたセンタ側ルータのグローバルアドレスを映像音声再生装置側のルータに設定する手段と、
    を備えた映像音声再生装置。
  3. 複数の映像音声再生装置およびセンタに備えられた複数の配信サーバと通信する通信手段と、
    映像音声再生装置から該映像音声再生装置の識別情報を受信したとき、その識別情報に基づいて、センタに備えられた複数のセンタ側ルータのなかから、その映像音声再生装置に対する配信を担当する配信サーバおよびセンタ側ルータを割り当てるとともに、該センタ側ルータのグローバルアドレスを当該映像音声再生装置に通知する手段と、
    前記識別情報を送信した映像音声再生装置のプライベートアドレスを前記割り当てた配信サーバに映像音声データの配信先として通知する制御手段と、
    を備えた開局サーバ。
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