JP2004143098A - 毛髪化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】毛髪に使用した時に、べたつきや重さを生じることなく、毛髪との親和性、伸びの良さ、毛髪のまとまり感に優れ、さらにツヤを付与する効果に優れた品質を有する毛髪化粧料を提供する。
【解決手段】次の成分(A)〜(C);
(A)固形油0.1〜5質量%
(B)エステル油40〜70質量%
(C)シリコーン油0.1〜20質量%
を含有し、成分(B)中の1〜10質量%がネオペンチルグリコールエステルであることを特徴とする毛髪化粧料。
【選択図】なし
【解決手段】次の成分(A)〜(C);
(A)固形油0.1〜5質量%
(B)エステル油40〜70質量%
(C)シリコーン油0.1〜20質量%
を含有し、成分(B)中の1〜10質量%がネオペンチルグリコールエステルであることを特徴とする毛髪化粧料。
【選択図】なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特定油分を配合する毛髪化粧料に関し、さらに詳細には、毛髪に使用した時に、べたつきや重さを生じることなく、毛髪との親和性、伸びのよさ、毛髪のまとまり感に優れ、さらにツヤを付与する効果に優れた毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
毛髪は、紫外線による日焼け、ドライヤーの過剰な熱による乾燥、もつれた毛髪を強引にブラシで梳かすことによる外的な力等の要因によって損傷を受け、その結果、ブラッシングしてもまとまりが悪くなる、また、みずみずしいツヤ(光沢)が失われてしまうということがある。
その状態を改善すべく、毛髪のまとまりを良くし、また、適度なツヤを付与するための毛髪化粧料は種々開発されており、目的とする使用性に応じて液状、乳液状、クリーム状、ジェル状、固形状、あるいは、ミスト、ムース、スプレーなど、様々な形態のものが提案されている。処方成分としては、各種油剤が適宜配合されていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−79953号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、油剤を主成分とする毛髪化粧料は、その種類や配合量によってはべたつきや仕上がりに重さが生じ、使用時に手がべたつくなど、満足のいくものではなかった。また、油剤によっては毛髪との親和性が弱いため、毛髪に均一に塗布することができず、ツヤを付与する効果やその効果の持続性に支障をきたす場合があった。
従って、毛髪のまとまりを良くし、且つ、適度なツヤを付与する効果、さらにはその効果が効率よく現れる機能はそのままに、べたつきがない毛髪化粧料の開発が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記事情に鑑み、本発明者は鋭意研究を行った結果、特定種及び特定量の油剤を組み合わせて配合することにより、毛髪に使用した時にべたつきや重さを生じることなく、適度なツヤを付与すること、伸びが良く均一に毛髪に塗布することができ、良好なまとまり感を有する毛髪化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち本発明は、次の成分(A)〜(C);
(A)固形油0.1〜5質量%
(B)エステル油40〜70質量%
(C)シリコーン油0.1〜20質量%
を含有し、成分(B)中の1〜10質量%がネオペンチルグリコールエステルであることを特徴とする毛髪化粧料である。
さらに、上記成分に加え、成分(D)として低級アルコールを含有することを特徴とする毛髪化粧料である。
また、次の成分(A)〜(C);
(A)固形油0.1〜5質量%
(B)エステル油40〜70質量%
(C)シリコーン油0.1〜20質量%
を含有し、成分(B)中の1〜10質量%がネオペンチルグリコールエステルである毛髪化粧料原液に加え、更に噴射剤とを含有し、且つ、該原液と噴射剤の混合質量比が、原液:噴射剤=40:60〜10:90であることを特徴とするスプレー型の毛髪化粧料である。
さらには、上記成分に加え、成分(D)として低級アルコールを含有することを特徴とするスプレー型の毛髪化粧料である。
以下、詳述する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に用いられる成分(A)の固形油は、油性成分の毛髪への付着剤として成分(B)のエステル油と併用することによって毛髪表面にツヤを付与し、その効果を持続させる働きを有するものである。
本発明で用いられる成分(A)の固形油は、常温で固形状であれば特に限定されず、炭化水素類・ロウ類・硬化油類・高級脂肪酸・高級アルコール・エステル油・シリコーンワックス等が使用できる。具体的には、例えば、固形パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、カカオ脂、パーム油、牛脂、シア脂、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、モンタンワックス、ビーズワックス、モクロウ、ゲイロウ、フィッシャートロプシュワックス、ポリエチレンワックス、ポリエチレンポリプロピレンコポリマー、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、硬化油、硬化ヒマシ油、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、ジステアリン酸プロピレングリコール、ステアリル変性ポリシロキサン等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を適宜選択して使用することができる。
これらの中でも、高級アルコール、高級脂肪酸が特に好ましい。
【0008】
本発明における成分(A)の配合量は、0.1〜5質量%(以下、単に「%」と記す)であり、より好ましくは0.5〜2.5%である。
0.1%未満では油性成分の毛髪への付着効果及び毛髪のツヤが満足に得られず、また、5%を超えて配合すると、ツヤ効果を阻害し、さらに組成物の安定性に支障をきたす。
【0009】
本発明における成分(B)のエステル油は、毛髪への親和性及び光沢性付与効果に優れ、毛髪にまとまり感を与える働きがあり、かつツヤの付与剤として有効なものである。
本発明で用いられる成分(B)のエステル油としては、通常化粧料等に使用され、毛髪にツヤ効果を付与できるものであれば特に限定はされないが、具体的には、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、2−エチルヘキサン酸セチル、パルミチン酸セチル、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリカプリン酸グリセリル等のエステル油が挙げられる。
本発明の成分(B)においては、後述するように特定比率のネオペンチルグリコールエステルを必須とし、それ以外の上記エステル油の一種又は二種を適宜選択して、これらを組み合わせて配合する。
【0010】
本発明においては、成分(B)中にネオペンチルグリコールエステルを特定比率で配合することが必須であり、この配合によって、毛髪への親和性及びツヤ付与効果がより顕著なものとなる。
ネオペンチルグリコールエステルは、ネオペンチルグリコールと脂肪酸とのエステルであり、具体的には、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ(カプリル/カプリン酸)ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を適宜選択して配合することができる。
【0011】
本発明において、成分(B)中におけるネオペンチルグリコールエステルの配合量は、1〜10%である。
成分(B)中のネオペンチルグリコールエステル配合量が1%未満であると、毛髪との親和性が弱くなり、毛髪のまとまり感、ツヤ付与効果を充分に満足することができない。
【0012】
さらに、本発明の毛髪化粧料における成分(B)の配合量は、40〜70%であり、より好ましくは、40〜60%である。
40%未満ではツヤ効果が満足に得られず、また、70%を超えて配合すると油感が強くなり、べたつきや重さが生じるなど、良好な品質を得ることが難しい。
【0013】
本発明において、成分(C)のシリコーン油は、べたつきを抑える効果として使用される。
本発明における成分(C)のシリコーン油としては、低粘性、高粘性、変性シリコーン油等のいずれでも使用することができ、具体的にはジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、三次元架橋構造を有するジメチルポリシロキサン重合物、ポリオキシアルキレン変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アミノ変性シリコーン等が挙げられ、目的に応じてこれらの一種又は二種以上を適宜選択して使用することができる。
【0014】
本発明における成分(C)の配合量は0.1%〜20%であり、より好ましくは0.5%〜15%である。
0.1%未満ではべたつきを抑える効果が満足に得られず、また、20%を超えて配合すると、油感が強くなり、良好な品質を得ることが難しい。
【0015】
さらに、本発明の毛髪化粧料においては、さらに成分(D)として低級アルコールを配合することにより、使用時の伸びをより良好なものとし、また、エアゾール形態にも好適に応用することができる。
本発明において用いられる成分(D)の低級アルコールは、炭素数1〜3の脂肪族モノアルコールであり、具体的にはエタノール、イソプロピルアルコールが挙げられ、特にエタノールが好ましい。
【0016】
本発明における成分(D)の配合量は特に限定されないが、好ましくは5〜59.8%であり、より好ましくは10〜50%である。
5%未満では、エアゾール製品としたときに内容物の均一性が不十分となる場合があり、また、59.8%を超えて配合すると、毛髪に塗布した際にきしみ感が生じたり、油性成分の毛髪への付着性が低下する場合がある。
【0017】
また、上述した成分(A)〜(C)を特定量配合し、さらに必要に応じて成分(D)を添加した原液に加え、噴射剤を配合することによってエアゾール型の毛髪化粧料とすることができる。
噴射剤を配合したエアゾール製品としては、泡沫型やスプレー型が挙げられ、上述した原液と噴射剤の配合比率を適宜選択していずれのタイプにも適用することができるが、手を汚すことなく使用することができ、また、適切な量を髪に塗布しやすいという観点から、使用性がより簡便なスプレー型が好ましい。
【0018】
噴射剤としては、液化石油ガス、ジメチルエーテル、窒素ガス等が挙げられ、これらを適宜選択して用いることができる。
スプレー型の毛髪化粧料とする場合の原液と噴射剤との混合質量比は、原液:噴射剤=50:50〜10:90であり、より好ましくは、40:60〜20:80である。この範囲内で混合することにより、原液を良好なスプレー状で噴霧することができる。
【0019】
更に、本発明の毛髪化粧料には、上記の必須成分に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲で、アニオン性、カチオン性、ノニオン性、両性等の各種界面活性剤、アニオン性、カチオン性、ノニオン性、両性等の各種樹脂、多価アルコール、水、エステル油及び/又はトリグリセライド油以外の各種油剤、各種ポリマー類、コンディショニング剤、エモリエント剤、紫外線吸収剤、香料、殺菌剤、防腐剤、酸化防止剤、ヘアケア用の美容成分等、毛髪用化粧料において汎用である他の成分を配合することができる。
【0020】
本発明の毛髪化粧料は、他の成分との併用や容器の機構により、液状、ジェル状、クリーム状等、種々の形態にて実施することができ、また、適当な噴射剤と組み合わせて通常のエアゾール容器に充填することもできる。具体的にはヘアローション、ヘアリキッド、ヘアジェル、ポマード、ヘアミスト、ヘアスプレー、泡沫状等での実施が可能である。
【0021】
【実施例】
以下に実施例を挙げて、本発明を更に説明する。なお、これらは本発明を何ら限定するものではない。
【0022】
実施例1〜7及び比較例1〜5 ヘアローション
表1に示す組成のヘアローションを下記製法にて調製し、毛髪へ塗布した時の使用感(べたつきのなさ、伸びの良さ、毛髪との親和性、毛髪のまとまり感、ツヤ)を評価した。
【0023】
【表1】
【0024】
(注1)IPM−EX(日本サーファクタント工業社製)
(注2)サラコスP−8(日清製油社製)
(注3)コスモール525(日清製油社製)
(注4)シリコンKF−96A(6CS)(信越化学工業社製)
【0025】
(製法)
A:成分1〜4を加熱溶解する。
B:成分5〜13を混合溶解する。
C:BにAを添加し、均一に混合してヘアローションを得た。
【0026】
(評価方法)
1.使用性試験
専門評価パネル10名に上記試料を使用してもらい、毛髪へ塗布した時の使用感(べたつきのなさ、伸びの良さ、毛髪との親和性、毛髪のまとまり感、ツヤ)の各項目について、(a)絶対評価基準を用いて7段階評価した。その後、各試料の評点の平均値を(b)4段階評価基準を用いて判定した。
得られた結果を表1に併せて示す。
【0027】
(使用感評価)
(a)絶対評価基準:
評点:評価
6:非常に良好。
5:良好。
4:やや良好。
3:普通。
2:やや不良。
1:不良。
0:非常に不良。
(b)4段階判定基準
◎:5.5点以上。
○:3.5点以上5.5点未満。
△:2.5点以上3.5点未満。
×:2.5点未満。
【0028】
表1の結果から明らかなように、本発明に関わるヘアローションは、比較例1〜5と比較して、毛髪へ塗布した時の使用感において、べたつきのなさ、伸びのよさ、毛髪への親和性、毛髪のまとまり感、ツヤの点で良好であった。
【0029】
実施例8〜13及び比較例6〜9 ヘアスプレー
実施例1、5及び比較例1、5で調製したヘアローションを原液として用い、表2に示す組成のヘアスプレーを製造した。
【0030】
【表2】
【0031】
(製法)
成分1〜4及び5(液化石油ガス:LPG)をアルミ製のエアゾール容器に充填し、ヘアスプレーを得た。
【0032】
前述した評価方法と同様に、使用性試験を行った。得られた結果を表2に併せて示す。
【0033】
表2の結果から明らかなように、本発明に関わるヘアスプレーは、比較例6〜9と比較して、毛髪へ噴霧した時の使用感(べたつきのなさ、伸びのよさ、毛髪への親和性、毛髪のまとまり感、ツヤ)が良好であった。
【0034】
【0035】
(製法)
A:成分1〜4を加熱溶解する。
B:成分5〜11を混合溶解する。
C:BにAを添加して均一に混合し、ヘアリキッドを得た。
実施例15は、適度に毛髪にまとまり感を与え、べたつかず、毛髪への伸びがよく、ツヤの良好な、きわめて優れた効果を示すヘアリキッドであった。
【0036】
【0037】
(製法)
A:成分1〜6を加熱溶解する。
B:成分7〜9を加熱溶解する。
C:AにBを添加して乳化する。
D:Cに成分10〜12を添加混合し、ヘアリキッドを得た。
実施例15は、適度に毛髪にまとまり感を与え、べたつかず、毛髪への伸びがよく、ツヤの良好な、きわめて優れた効果を示すヘア用美容液であった。
【0038】
(注1)NUC−シリコーン L−720(日本ユニカー社製)
(注2)シリコンKF−96(10CS)(信越化学工業社製)
(注3)カーボポール940(グッドリッチケミカル社製)
【0039】
(製法)
A:成分1〜8を加熱溶解する。
B:成分9〜12を加熱溶解する。
C:AにBを添加して乳化する。
D:Cに成分13〜14を添加混合し、ヘアジェルを得た。
実施例16は、適度に毛髪にまとまり感を与え、べたつかず、毛髪への伸びがよく、ツヤの良好な、きわめて優れた効果を示すヘアジェルであった。
【0040】
(注1)シリコンKF−6011(信越化学工業社製)
(注2)ポリマーJR400(ユニオンカーバイト社製)
【0041】
(製法)
A:成分1〜7を加熱溶解する。
B:成分8〜10を加熱溶解する。
C:AにBを添加して混合する。
D:Cに成分11を添加し、原液を得た。
E:アルミ缶に原液90部、噴射剤(液化石油ガス:LPG)10部を充填し、泡沫状毛髪化粧料を得た。
実施例17は、適度に毛髪にまとまり感を与え、べたつかず、毛髪への伸びがよく、ツヤの良好な、きわめて優れた効果を示す泡沫状毛髪化粧料であった。
【0042】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明の毛髪化粧料は、毛髪に使用した時に、べたつきや重さを生じることなく、毛髪との親和性、伸びの良さ、適度なまとまりの良さ、ツヤを付与する効果に優れた品質を有するものである。
【発明の属する技術分野】
本発明は、特定油分を配合する毛髪化粧料に関し、さらに詳細には、毛髪に使用した時に、べたつきや重さを生じることなく、毛髪との親和性、伸びのよさ、毛髪のまとまり感に優れ、さらにツヤを付与する効果に優れた毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
毛髪は、紫外線による日焼け、ドライヤーの過剰な熱による乾燥、もつれた毛髪を強引にブラシで梳かすことによる外的な力等の要因によって損傷を受け、その結果、ブラッシングしてもまとまりが悪くなる、また、みずみずしいツヤ(光沢)が失われてしまうということがある。
その状態を改善すべく、毛髪のまとまりを良くし、また、適度なツヤを付与するための毛髪化粧料は種々開発されており、目的とする使用性に応じて液状、乳液状、クリーム状、ジェル状、固形状、あるいは、ミスト、ムース、スプレーなど、様々な形態のものが提案されている。処方成分としては、各種油剤が適宜配合されていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−79953号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、油剤を主成分とする毛髪化粧料は、その種類や配合量によってはべたつきや仕上がりに重さが生じ、使用時に手がべたつくなど、満足のいくものではなかった。また、油剤によっては毛髪との親和性が弱いため、毛髪に均一に塗布することができず、ツヤを付与する効果やその効果の持続性に支障をきたす場合があった。
従って、毛髪のまとまりを良くし、且つ、適度なツヤを付与する効果、さらにはその効果が効率よく現れる機能はそのままに、べたつきがない毛髪化粧料の開発が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記事情に鑑み、本発明者は鋭意研究を行った結果、特定種及び特定量の油剤を組み合わせて配合することにより、毛髪に使用した時にべたつきや重さを生じることなく、適度なツヤを付与すること、伸びが良く均一に毛髪に塗布することができ、良好なまとまり感を有する毛髪化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち本発明は、次の成分(A)〜(C);
(A)固形油0.1〜5質量%
(B)エステル油40〜70質量%
(C)シリコーン油0.1〜20質量%
を含有し、成分(B)中の1〜10質量%がネオペンチルグリコールエステルであることを特徴とする毛髪化粧料である。
さらに、上記成分に加え、成分(D)として低級アルコールを含有することを特徴とする毛髪化粧料である。
また、次の成分(A)〜(C);
(A)固形油0.1〜5質量%
(B)エステル油40〜70質量%
(C)シリコーン油0.1〜20質量%
を含有し、成分(B)中の1〜10質量%がネオペンチルグリコールエステルである毛髪化粧料原液に加え、更に噴射剤とを含有し、且つ、該原液と噴射剤の混合質量比が、原液:噴射剤=40:60〜10:90であることを特徴とするスプレー型の毛髪化粧料である。
さらには、上記成分に加え、成分(D)として低級アルコールを含有することを特徴とするスプレー型の毛髪化粧料である。
以下、詳述する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に用いられる成分(A)の固形油は、油性成分の毛髪への付着剤として成分(B)のエステル油と併用することによって毛髪表面にツヤを付与し、その効果を持続させる働きを有するものである。
本発明で用いられる成分(A)の固形油は、常温で固形状であれば特に限定されず、炭化水素類・ロウ類・硬化油類・高級脂肪酸・高級アルコール・エステル油・シリコーンワックス等が使用できる。具体的には、例えば、固形パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、カカオ脂、パーム油、牛脂、シア脂、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、モンタンワックス、ビーズワックス、モクロウ、ゲイロウ、フィッシャートロプシュワックス、ポリエチレンワックス、ポリエチレンポリプロピレンコポリマー、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、硬化油、硬化ヒマシ油、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、ジステアリン酸プロピレングリコール、ステアリル変性ポリシロキサン等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を適宜選択して使用することができる。
これらの中でも、高級アルコール、高級脂肪酸が特に好ましい。
【0008】
本発明における成分(A)の配合量は、0.1〜5質量%(以下、単に「%」と記す)であり、より好ましくは0.5〜2.5%である。
0.1%未満では油性成分の毛髪への付着効果及び毛髪のツヤが満足に得られず、また、5%を超えて配合すると、ツヤ効果を阻害し、さらに組成物の安定性に支障をきたす。
【0009】
本発明における成分(B)のエステル油は、毛髪への親和性及び光沢性付与効果に優れ、毛髪にまとまり感を与える働きがあり、かつツヤの付与剤として有効なものである。
本発明で用いられる成分(B)のエステル油としては、通常化粧料等に使用され、毛髪にツヤ効果を付与できるものであれば特に限定はされないが、具体的には、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、2−エチルヘキサン酸セチル、パルミチン酸セチル、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリカプリン酸グリセリル等のエステル油が挙げられる。
本発明の成分(B)においては、後述するように特定比率のネオペンチルグリコールエステルを必須とし、それ以外の上記エステル油の一種又は二種を適宜選択して、これらを組み合わせて配合する。
【0010】
本発明においては、成分(B)中にネオペンチルグリコールエステルを特定比率で配合することが必須であり、この配合によって、毛髪への親和性及びツヤ付与効果がより顕著なものとなる。
ネオペンチルグリコールエステルは、ネオペンチルグリコールと脂肪酸とのエステルであり、具体的には、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ(カプリル/カプリン酸)ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を適宜選択して配合することができる。
【0011】
本発明において、成分(B)中におけるネオペンチルグリコールエステルの配合量は、1〜10%である。
成分(B)中のネオペンチルグリコールエステル配合量が1%未満であると、毛髪との親和性が弱くなり、毛髪のまとまり感、ツヤ付与効果を充分に満足することができない。
【0012】
さらに、本発明の毛髪化粧料における成分(B)の配合量は、40〜70%であり、より好ましくは、40〜60%である。
40%未満ではツヤ効果が満足に得られず、また、70%を超えて配合すると油感が強くなり、べたつきや重さが生じるなど、良好な品質を得ることが難しい。
【0013】
本発明において、成分(C)のシリコーン油は、べたつきを抑える効果として使用される。
本発明における成分(C)のシリコーン油としては、低粘性、高粘性、変性シリコーン油等のいずれでも使用することができ、具体的にはジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、三次元架橋構造を有するジメチルポリシロキサン重合物、ポリオキシアルキレン変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アミノ変性シリコーン等が挙げられ、目的に応じてこれらの一種又は二種以上を適宜選択して使用することができる。
【0014】
本発明における成分(C)の配合量は0.1%〜20%であり、より好ましくは0.5%〜15%である。
0.1%未満ではべたつきを抑える効果が満足に得られず、また、20%を超えて配合すると、油感が強くなり、良好な品質を得ることが難しい。
【0015】
さらに、本発明の毛髪化粧料においては、さらに成分(D)として低級アルコールを配合することにより、使用時の伸びをより良好なものとし、また、エアゾール形態にも好適に応用することができる。
本発明において用いられる成分(D)の低級アルコールは、炭素数1〜3の脂肪族モノアルコールであり、具体的にはエタノール、イソプロピルアルコールが挙げられ、特にエタノールが好ましい。
【0016】
本発明における成分(D)の配合量は特に限定されないが、好ましくは5〜59.8%であり、より好ましくは10〜50%である。
5%未満では、エアゾール製品としたときに内容物の均一性が不十分となる場合があり、また、59.8%を超えて配合すると、毛髪に塗布した際にきしみ感が生じたり、油性成分の毛髪への付着性が低下する場合がある。
【0017】
また、上述した成分(A)〜(C)を特定量配合し、さらに必要に応じて成分(D)を添加した原液に加え、噴射剤を配合することによってエアゾール型の毛髪化粧料とすることができる。
噴射剤を配合したエアゾール製品としては、泡沫型やスプレー型が挙げられ、上述した原液と噴射剤の配合比率を適宜選択していずれのタイプにも適用することができるが、手を汚すことなく使用することができ、また、適切な量を髪に塗布しやすいという観点から、使用性がより簡便なスプレー型が好ましい。
【0018】
噴射剤としては、液化石油ガス、ジメチルエーテル、窒素ガス等が挙げられ、これらを適宜選択して用いることができる。
スプレー型の毛髪化粧料とする場合の原液と噴射剤との混合質量比は、原液:噴射剤=50:50〜10:90であり、より好ましくは、40:60〜20:80である。この範囲内で混合することにより、原液を良好なスプレー状で噴霧することができる。
【0019】
更に、本発明の毛髪化粧料には、上記の必須成分に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲で、アニオン性、カチオン性、ノニオン性、両性等の各種界面活性剤、アニオン性、カチオン性、ノニオン性、両性等の各種樹脂、多価アルコール、水、エステル油及び/又はトリグリセライド油以外の各種油剤、各種ポリマー類、コンディショニング剤、エモリエント剤、紫外線吸収剤、香料、殺菌剤、防腐剤、酸化防止剤、ヘアケア用の美容成分等、毛髪用化粧料において汎用である他の成分を配合することができる。
【0020】
本発明の毛髪化粧料は、他の成分との併用や容器の機構により、液状、ジェル状、クリーム状等、種々の形態にて実施することができ、また、適当な噴射剤と組み合わせて通常のエアゾール容器に充填することもできる。具体的にはヘアローション、ヘアリキッド、ヘアジェル、ポマード、ヘアミスト、ヘアスプレー、泡沫状等での実施が可能である。
【0021】
【実施例】
以下に実施例を挙げて、本発明を更に説明する。なお、これらは本発明を何ら限定するものではない。
【0022】
実施例1〜7及び比較例1〜5 ヘアローション
表1に示す組成のヘアローションを下記製法にて調製し、毛髪へ塗布した時の使用感(べたつきのなさ、伸びの良さ、毛髪との親和性、毛髪のまとまり感、ツヤ)を評価した。
【0023】
【表1】
【0024】
(注1)IPM−EX(日本サーファクタント工業社製)
(注2)サラコスP−8(日清製油社製)
(注3)コスモール525(日清製油社製)
(注4)シリコンKF−96A(6CS)(信越化学工業社製)
【0025】
(製法)
A:成分1〜4を加熱溶解する。
B:成分5〜13を混合溶解する。
C:BにAを添加し、均一に混合してヘアローションを得た。
【0026】
(評価方法)
1.使用性試験
専門評価パネル10名に上記試料を使用してもらい、毛髪へ塗布した時の使用感(べたつきのなさ、伸びの良さ、毛髪との親和性、毛髪のまとまり感、ツヤ)の各項目について、(a)絶対評価基準を用いて7段階評価した。その後、各試料の評点の平均値を(b)4段階評価基準を用いて判定した。
得られた結果を表1に併せて示す。
【0027】
(使用感評価)
(a)絶対評価基準:
評点:評価
6:非常に良好。
5:良好。
4:やや良好。
3:普通。
2:やや不良。
1:不良。
0:非常に不良。
(b)4段階判定基準
◎:5.5点以上。
○:3.5点以上5.5点未満。
△:2.5点以上3.5点未満。
×:2.5点未満。
【0028】
表1の結果から明らかなように、本発明に関わるヘアローションは、比較例1〜5と比較して、毛髪へ塗布した時の使用感において、べたつきのなさ、伸びのよさ、毛髪への親和性、毛髪のまとまり感、ツヤの点で良好であった。
【0029】
実施例8〜13及び比較例6〜9 ヘアスプレー
実施例1、5及び比較例1、5で調製したヘアローションを原液として用い、表2に示す組成のヘアスプレーを製造した。
【0030】
【表2】
【0031】
(製法)
成分1〜4及び5(液化石油ガス:LPG)をアルミ製のエアゾール容器に充填し、ヘアスプレーを得た。
【0032】
前述した評価方法と同様に、使用性試験を行った。得られた結果を表2に併せて示す。
【0033】
表2の結果から明らかなように、本発明に関わるヘアスプレーは、比較例6〜9と比較して、毛髪へ噴霧した時の使用感(べたつきのなさ、伸びのよさ、毛髪への親和性、毛髪のまとまり感、ツヤ)が良好であった。
【0034】
【0035】
(製法)
A:成分1〜4を加熱溶解する。
B:成分5〜11を混合溶解する。
C:BにAを添加して均一に混合し、ヘアリキッドを得た。
実施例15は、適度に毛髪にまとまり感を与え、べたつかず、毛髪への伸びがよく、ツヤの良好な、きわめて優れた効果を示すヘアリキッドであった。
【0036】
【0037】
(製法)
A:成分1〜6を加熱溶解する。
B:成分7〜9を加熱溶解する。
C:AにBを添加して乳化する。
D:Cに成分10〜12を添加混合し、ヘアリキッドを得た。
実施例15は、適度に毛髪にまとまり感を与え、べたつかず、毛髪への伸びがよく、ツヤの良好な、きわめて優れた効果を示すヘア用美容液であった。
【0038】
(注1)NUC−シリコーン L−720(日本ユニカー社製)
(注2)シリコンKF−96(10CS)(信越化学工業社製)
(注3)カーボポール940(グッドリッチケミカル社製)
【0039】
(製法)
A:成分1〜8を加熱溶解する。
B:成分9〜12を加熱溶解する。
C:AにBを添加して乳化する。
D:Cに成分13〜14を添加混合し、ヘアジェルを得た。
実施例16は、適度に毛髪にまとまり感を与え、べたつかず、毛髪への伸びがよく、ツヤの良好な、きわめて優れた効果を示すヘアジェルであった。
【0040】
(注1)シリコンKF−6011(信越化学工業社製)
(注2)ポリマーJR400(ユニオンカーバイト社製)
【0041】
(製法)
A:成分1〜7を加熱溶解する。
B:成分8〜10を加熱溶解する。
C:AにBを添加して混合する。
D:Cに成分11を添加し、原液を得た。
E:アルミ缶に原液90部、噴射剤(液化石油ガス:LPG)10部を充填し、泡沫状毛髪化粧料を得た。
実施例17は、適度に毛髪にまとまり感を与え、べたつかず、毛髪への伸びがよく、ツヤの良好な、きわめて優れた効果を示す泡沫状毛髪化粧料であった。
【0042】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明の毛髪化粧料は、毛髪に使用した時に、べたつきや重さを生じることなく、毛髪との親和性、伸びの良さ、適度なまとまりの良さ、ツヤを付与する効果に優れた品質を有するものである。
Claims (4)
- 次の成分(A)〜(C);
(A)固形油0.1〜5質量%
(B)エステル油40〜70質量%
(C)シリコーン油0.1〜20質量%
を含有し、成分(B)中の1〜10質量%がネオペンチルグリコールエステルであることを特徴とする毛髪化粧料。 - さらに、成分(D)として低級アルコールを含有することを特徴とする請求項1記載の毛髪化粧料。
- 次の成分(A)〜(C);
(A)固形油0.1〜5質量%
(B)エステル油40〜70質量%
(C)シリコーン油0.1〜20質量%
を含有し、成分(B)中の1〜10質量%がネオペンチルグリコールエステルである毛髪化粧料原液に加え、更に噴射剤とを含有し、且つ、該原液と噴射剤の混合質量比が、原液:噴射剤=40:60〜10:90であることを特徴とするスプレー型の毛髪化粧料。 - さらに、成分(D)として低級アルコールを含有することを特徴とする請求項3記載の毛髪化粧料。
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2002
- 2002-10-24 JP JP2002310341A patent/JP2004143098A/ja active Pending
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