JP2004136414A

JP2004136414A - Vibration attachment for honing

Info

Publication number: JP2004136414A
Application number: JP2002304908A
Authority: JP
Inventors: Eiji Takezawa; 竹　沢　　栄　治; Koji Otsuki; 大　槻　　浩　司
Original assignee: KATO KOKI KK; Takezawa Seiki KK
Current assignee: KATO KOKI KK; Takezawa Seiki KK
Priority date: 2002-10-18
Filing date: 2002-10-18
Publication date: 2004-05-13
Anticipated expiration: 2022-10-18
Also published as: JP4099524B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an attachment for honing work installable in a small machine tool, and applying shaft directional vibration to the rotation of a main spindle. <P>SOLUTION: A vibration holder 1 has a shank 2 installed on the main spindle S and a collet 29 for installing a honing work tool in a lower part, and is composed of a vibration holder body 3 and a body 11 having a rotation stopping block 12 detachably installed on a fixing block B of the machine tool on the outer periphery, and is characterized in that a spindle 4 for rotating together with the rotation of the shank 2 is vertically movably housed inside the vibration holder body 3; a rocking plate 17 arranged on the spindle 4 and an inclined plate 22 fixed to the body 11 are opposed; a freely rotatable rotary member 20 is installed on the rocking plate 17; and the spindle 4 is vibrated when this rotary member vertically moves by revolving by copying after the inclined face of the inclined plate 22. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工作機械の主軸に取り付けて主軸の回転に対して軸方向の振動を与えるホーニング用加振アタッチメントに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、丸孔内面を精密研磨仕上げを行うホーニング加工は、専用の工作機械で行われていた。しかし、このホーニング加工の専用機は高価であることから一般工作機械でホーニング加工を行うためのアタッチメントが利用されていた。
【０００３】
これらのアタッチメントは、工作機械の主軸の回転により、研磨剤を付着させた工具（ホーン）を回転させつつ上下に移動させて研磨を行う際に、精密研磨を行うため、工具（ホーン）を軸方向に微振動させる加振機構を備えている。
【０００４】
これらのアタッチメントにおいて、加振機構の磨耗や破損が生じやすい問題、加工物との芯あわせなどの操作性、構造の複雑性を解決するため特許文献１が提案されている。しかしながら、構造上、軸方向のサイズが大きくなることから、特に小型の工作機械に装着して使用する場合問題があった。また、切削液の供給を外部から行わなければならない構造であった。
【０００５】
【特許文献１】
特開２００２−２３３９４６号公報（第３、４頁、第１図）
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような問題を考慮してなされたものであり、小型の工作機に取り付け可能な、主軸の回転に対して軸方向の振動を与えるホーニング加工用アタッチメントを提供することを課題とする。
【０００７】
また、加振量の調整が、取り付け後であっても容易に短時間で行え、さらに、切削液を直接工具に供給可能な構造とすることを課題とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、請求項１のホーニング用加振アタッチメントは、上部に工作機械の主軸に装着するシャンクと、下部にホーニング加工具を装着するコレットとを有する加振ホルダーであって、シャンクと共に回動する加振ホルダー本体と、外周に工作機械の固定ブロックに脱着自在に取り付ける回り止めブロックを備えた本体とから構成されており、前記加振ホルダー本体の内部に、該加振ホルダー本体の回転と共に回動するスピンドルが上下動可能に収納されており、該スピンドルに設けた揺動板と、本体に固定された傾斜板とが対向しており、前記揺動板に回転自在な回転部材が取り付けられ、この回転部材が傾斜板の傾斜面に倣って周回して上下運動することによりスピンドルを振動させることを特徴とする。
【０００９】
この発明によれば、加振機構が、対向して設けられた揺動板と傾斜板のみで構成されており、構造が簡単で、かつ軸方向のサイズを短くすることができる。このため、アタッチメントの全長を従来の装置より短く形成できるため、主軸と被加工物との距離（懐）が短い小型の工作機械にも取り付け可能なホーニング用加振アタッチメントとすることができる。また、従来のアタッチメントの加振機構で採用されている継ぎ手構造や、偏芯動作構造がないので、堅牢であり、磨耗、破損の恐れが少なくなる。
【００１０】
請求項２の発明は、請求項１記載の発明であって、前記傾斜板は、本体下部の軸受ハウジング内に一側の側面を貫通するシャフトによって他側が上方に移動可能に設けられており、軸受ハウジングの下部に離間して本体に螺着された加振量調節蓋の上下動を伝達する鋼球に押し上げられて振動幅の所定量分傾斜させることを特徴とする。
【００１１】
この発明によれば、加振量の調節を外部から行うことが可能となるため、アタッチメントを工作機械に取り付けた後でも、簡単に調整することができる。また、微調整により被加工物の研磨に最適な加振量とすることができる。
【００１２】
請求項３の発明は、請求項１または２記載の発明であって、前記スピンドルは、全体が中空に形成され、軸心に設けられたパイプを介して切削液を先端の工具に供給することを特徴とする。
【００１３】
この発明によれば、切削液を先端に取り付けられた工具内の給油路に直接供給することを可能とする。このため、被加工物並びに工具を冷却すると共に、切削研磨粉の除去を効率よく行うことができる。
【００１４】
請求項４の発明は、請求項１ないし３のいずれか１項に記載の発明であって、前記回転部材は、揺動板に軸支されたガイドローラであることを特徴とする。
【００１５】
請求項５の発明は、請求項１ないし３のいずれか１項に記載の発明であって、前記回転部材は、揺動板に嵌挿されたガイドボールであることを特徴とする。
【００１６】
請求項４または５の発明によれば、傾斜板と、対向する揺動板との摩擦をなくし、揺動板を傾斜板の斜面に倣って上下運動させることができる。また、請求項５によれば、より構造を簡単にすることができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について具体的に説明する。図１は本発明のホーニング用加振アタッチメントの一実施の形態の断面図である。
【００１８】
図１において、加振ホルダー１は、上部に工作機械の主軸Ｓに装着するシャンク２と、下部にホーニング加工具（ホーン）を装着するコレット２９を有し、外周に工作機械の固定ブロックＢに脱着自在に取り付ける回り止めブロック１２を備えた本体１１と、加振ホルダー本体３とから構成されている。
【００１９】
ここで、本体１１は、加振ホルダー本体３の外周に圧入されたベアリング１０の外側に圧入されており、工作機械の固定ブロックＢに回り止め軸１３を介して固定される。なお、回り止めブロック１２は、図示するように、回り止め軸１３に回り止めキー１４が螺着した状態で回り止め用バネ１５によって、主軸方向に押されている。
【００２０】
加振ホルダー本体３には、深穴開口部３ａが開いており、軸方向に上下動可能にスピンドル４が嵌合されている。
【００２１】
スピンドル４には、軸方向に貫通穴４ａが開いており、貫通穴４ａの中間にバネ受５を有し、スピンドル４とバネ受５を径方向から貫通する様に円筒形のトルクピン６が圧入されている。
【００２２】
このトルクピン６は、加振ホルダー本体３の深穴開口部３ａにあけられた軸方向（上下）に長い長穴３ｂに上下移動可能な状態で貫入されている。このトルクピン６が加振ホルダー本体３の回動をスピンドル４に伝達する。
【００２３】
また、加振ホルダー本体３の深穴開口部３ａに嵌合されたスピンドル４は、バネ受５、トルクピン６を介し、加振ホルダー本体３の深穴開口部３ａの奥部分に固定されたパイプ受７、座金８の間に設けた押しバネ９により前方に押し出されるように附勢されている。
【００２４】
次に、本発明の加振機構を構成する要部である揺動板並びに傾斜板について説明する。スピンドル４には、円周上に小径の止まり穴４ｂが３箇所設けられており、円盤状の揺動板１７が止めネジＡ１８と止めネジＢ１９により固定されている。
【００２５】
揺動板１７の円盤面の一部分には、円盤の上下面を貫通する小判穴を設けられ、ガイドローラ２０がピン２１に軸支されて、径方向に回転自在に止められている。
【００２６】
揺動板１７に対向して、ガイドローラ２０の下側に配置された円盤形状の傾斜板２２は、円周上に止まり穴２２ａが３箇所設けられており、ボールプランジャー２５が埋め込まれ、軸受ハウジング２３の内壁にボールプランジャー２５のバネ力により均等配置されている。
【００２７】
また、傾斜板２２の一側の側面には、貫通穴２２ｂが開けられており、外側の本体１１から軸受ハウジング２３を貫通してシャフト２４が挿嵌されて、他側が上下動自在に支持されている。
【００２８】
傾斜板２２がシャフト２４により軸支された状態で収納された軸受ハウジング２３は、本体１１に止めネジＣ２６でネジ止め固定されており、その底面の平面部に貫通穴２３ｂが設けられている。貫通穴２３ｂは、シャフト２４が貫通している貫通穴２３ａを基準に±１２０度の平面部に２箇所設けられている。
【００２９】
この貫通穴２３ｂには、軸受ハウジング２３の底面部の厚さより１ｍｍだけ大きな鋼球２７がそれぞれの穴内に配置されている。
【００３０】
軸受ハウジング２３の下側には、本体１１の内径ネジ部に螺着され、軸受ハウジング２３の下部平面部との隙間が１ｍｍ開いた状態で加振量調節蓋２８が設けられ、前記鋼球２７が加振量調節蓋２８の上面に載置された状態で支持されている。
【００３１】
この加振量調節蓋２８は、スナップリング３２で規制されており、外部から回転させて本体１１の内径ネジ部にはめ込むことにより軸受ハウジング２３の下側方向に移動させることができる。
【００３２】
すなわち、加振量調節蓋２８の上下移動により、軸受ハウジング２３との隙間を狭くすると、前記軸受ハウジング２３の底面部の厚さより１ｍｍだけ大きな鋼球２７が押し上げられ、軸受ハウジング２３内に他側が上下動自在に支持されている傾斜板２２が押し上げられて傾斜する。
【００３３】
スピンドル４の下側先端は、テーパー状の穴が開けられており、スプリングコレット２９と、スピンドル４の先端外周に形成したネジに螺合するナット３０が備えられて、加工具（ホーン）を把持する構造となっている。
【００３４】
図２は、本発明のホーニング用加振アタッチメントの要部の横断面及び下面視を示す説明図である。（ｂ）は（ａ）のＢ−Ｂ断面図、（ｃ）は、（ａ）のＡ−Ａ断面図、（ｄ）は、底面図である。
【００３５】
図２（ｂ）は、揺動板１７の取り付け面の平面断面を示している。ここで、揺動板１７は、本体１１内の、ベアリング押さえ３４内に配置されており、スピンドル４の外周に１２０度間隔で設けられた止まり穴４ｂに止めネジＡ１８と、止めネジＢ１９で固定されている。このためスピンドルの回転と共に回転する。
【００３６】
また、揺動板１７の円盤面の一部分には、円盤の上下面を貫通する小判穴を設けられ、ガイドローラ２０がピン２１に軸支されて、径方向に回転自在に設けられている。
【００３７】
図２（ｃ）は、傾斜板２２の取り付け面の平面断面を示している。ここで、傾斜板２２は、中央にスピンドル４が貫通する穴が開けられた円盤であって、本体１１内に止めネジ２６で固定された軸受ハウジング２３内に配置されており、円周上に１２０度間隔で止まり穴２２ａが３箇所設けられており、ボールプランジャー２５が埋め込まれ、軸受ハウジング２３の内壁にボールプランジャー２５のバネ力により均等配置されている。
【００３８】
また、傾斜板２２の一側の側面には、貫通穴２２ｂが開けられており、外側の本体１１から軸受ハウジング２３を貫通してシャフト２４が挿嵌されて、他側が上下動自在に支持されている。
【００３９】
図２（ｃ）において、破線で示した符号６は、スピンドル４の上方に貫通しているトルクピン６の配置を示し、符号２７は、傾斜板２２の下面の軸受ハウジング２３の貫通穴に配置された鋼球２７の相対位置を示している。
【００４０】
図２（ｄ）は、本発明のホーニング用加振アタッチメント１を底面視した平面図である。スプリングコレット２９、ナット３０の外側に、本体１１に螺合してスナップリング３２で規制された加振量調整蓋２８が取り付けられている。ここで、加振量調整蓋２８には、回転させたときの振動量０〜１．２ｍｍまでの目盛りが表示されている。この目盛り表示によって、任意の加振量に正確に調整することができる。
【００４１】
以上、本発明のホーニング用加振アタッチメントの構造を説明したが、続いてその利用上の動作について説明する。
【００４２】
図３は、本発明のホーニング用加振アタッチメントの動作を示す説明図である、まず、▲１▼スプリングコレット２９に、刃具（ホーン）Ｒを挿入しナット３０を締めて取り付ける。続いて、▲２▼工作機械の主軸Ｓにシャンク２を結合させて装着し、工作機械のブロックＢに回り止め軸１３を装着して固定する。
【００４３】
▲３▼加工に先立ち、加振量調整蓋２８の目盛りをあわせてねじ込み、加振量を調整する。▲４▼加振量調整蓋２８がねじ込まれる事により、上部に設けられて軸受ハウジング２３との隙間（最大１ｍｍ）が狭くなり、軸受ハウジング２３の平面部に開けられた貫通穴２３ｂに配置された鋼球２７が押し上げられる。
【００４４】
▲５▼押し上げられた鋼球２７は、傾斜板にさえぎられて行き場を失い、傾斜板２２を押し上げる。
▲６▼鋼球２７に押し上げられた傾斜板２２は、片側をシャフト２４が貫通して、軸受ハウジング２３と共に本体１１に固定されているため、斜めに傾く。
【００４５】
▲７▼この状態で主軸Ｓを回転させると、主軸Ｓにシャンク２が固定された加振ホルダー本体３と共に、軸方向に上下動自在に動くようにトルクピン６で支持されているスピンドル４が回転する。
▲８▼このとき、スピンドル４に止めネジＡ，Ｂで固定され、ピン２１で回転自在に固定されたガイドローラ２０を備えた揺動板１７が、共に回転し、傾いた傾斜板２２上を、その傾きに倣って走るため、スピンドル４が上下運動を繰り返す。▲９▼スピンドル４に取り付けられた刃具（ホーン）Ｒは、主軸の回転と共に回転しながら上下運動（振動）を繰り返し、ホーニング加工を行う。
【００４６】
次に、請求項５記載の発明の実施の形態を図４に示す。図４は本発明の別の実施の形態の断面図である。この実施の形態では、揺動板１７の一端に、ガイドボール２０´を嵌挿する穴を設け、その中にガイドボール２０´を嵌めてガイドローラに代えたもので、軸支するピンや、ピンを支持する穴が不要となるためより構造が単純となる。
【００４７】
前記スピンドル４は、全体が中空に形成され、軸心に設けられたパイプ３８が切削液供給路となっており、切削液を先端の工具に供給する構造となっている。
【００４８】
【発明の効果】
本発明のホーニング用加振アタッチメントによれば、構造が簡単でコンパクトになるため、小型の工作機械、特に懐の狭い工作機械であっても取付け可能で、外部から容易に加振量を調整して精密なホーニング加工を行うことができる。また、加振アタッチメント内部に切削液供給路が形成されているので、刃具に直接切削液を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】発明のホーニング用加振アタッチメントの一実施の形態の断面図である。
【図２】本発明のホーニング用加振アタッチメントの要部の横断面及び下面視を示す説明図である。（ａ）は全体断面図、（ｂ）は（ａ）のＢ−Ｂ断面図、（ｃ）は、（ａ）のＡ−Ａ断面図、（ｄ）は、底面図である。
【図３】本発明のホーニング用加振アタッチメントの動作を説明する断面図である。
【図４】本発明の別の実施の形態の断面図である。
【符号の説明】
１　　加振ホルダー
２　　シャンク
３　　加振ホルダー本体
３ａ　深穴開口部
３ｂ　長穴
４　　スピンドル
４ａ　貫通穴
４ｂ　止まり穴
５　　バネ受
６　　トルクピン
７　　パイプ受
８　　座金
９　　押しバネ
１０　　ベアリング
１１　　本体
１２　　ブロック
１３　　回り止め軸
１４　　回り止めキー
１５　　回り止め用バネ
１６　　スナップリング
１７　　揺動板
１８　　止めネジＡ
１９　　止めネジＢ
２０　　ガイドローラ
２１　　ピン
２２　　傾斜板
２２ａ　止まり穴
２２ｂ　貫通穴
２３　　軸受ハウジング
２３ａ　貫通穴
２３ｂ　貫通穴
２４　　シャフト
２５　　ボールプランジャー
２６　　止めネジＣ
２７　　鋼球
２８　　加振量調整蓋
２９　　スプリングコレット
３０　　ナット
３１　　軸受
３２　　スナップリング
３３　　オリエンテーションリング
３４　　ベアリング押さえ
３５　　プラグ
３６　　オイルカップ
３７　　止めネジ
３８　　パイプ
３９　　シム
４０，４１，４３　止めネジ
４２　　ボルト
４４〜４９　Ｏリング[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a honing vibration attachment that is attached to a main shaft of a machine tool and applies axial vibration to rotation of the main shaft.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, honing processing for performing precision polishing finish on the inner surface of a round hole has been performed by a dedicated machine tool. However, since the dedicated machine for honing is expensive, an attachment for performing honing with a general machine tool has been used.
[0003]
These attachments are used to rotate the tool (horn) to which the abrasive has been applied by rotating the main shaft of the machine tool and move it up and down while polishing. A vibration mechanism for slightly vibrating in the direction is provided.
[0004]
Patent Document 1 is proposed to solve the problem of the wear and breakage of the vibration mechanism, the operability such as the alignment with the workpiece, and the complexity of the structure in these attachments. However, since the size in the axial direction is increased due to the structure, there is a problem particularly when it is used by being mounted on a small machine tool. In addition, the cutting fluid has to be supplied from outside.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-233946 (pages 3 and 4, FIG. 1)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in consideration of such a problem, and has an object to provide an attachment for honing that can be attached to a small machine tool and that applies an axial vibration to the rotation of a main shaft. I do.
[0007]
It is another object of the present invention to provide a structure in which the amount of vibration can be easily adjusted in a short time even after mounting, and further, a cutting fluid can be directly supplied to a tool.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, a vibration attachment for honing according to claim 1 is a vibration holder having a shank mounted on a main shaft of a machine tool on an upper part and a collet mounted on a honing tool on a lower part. The vibration holder main body includes a vibration holder main body that rotates together with the main body, and a main body having a detent block that is detachably attached to a fixed block of the machine tool on the outer periphery, and the vibration holder main body is provided inside the vibration holder main body. A spindle that rotates with the rotation of the spindle is housed so as to be able to move up and down, and a swing plate provided on the spindle and an inclined plate fixed to the main body are opposed to each other. A member is attached, and the rotating member oscillates up and down along the inclined surface of the inclined plate to vibrate the spindle.
[0009]
According to the present invention, the vibrating mechanism includes only the swing plate and the inclined plate provided opposite to each other, so that the structure is simple and the size in the axial direction can be reduced. For this reason, the entire length of the attachment can be made shorter than that of the conventional device, so that a honing vibration attachment that can be attached to a small machine tool having a short distance (square) between the main shaft and the workpiece can be provided. Further, since there is no joint structure or eccentric operation structure employed in the vibration mechanism of the conventional attachment, it is robust, and the risk of wear and breakage is reduced.
[0010]
The invention according to claim 2 is the invention according to claim 1, wherein the inclined plate is provided in a bearing housing at a lower portion of the main body so that the other side can move upward by a shaft penetrating one side surface, It is characterized by being pushed up by a steel ball transmitting vertical movement of a vibration amount adjusting cover screwed to a main body and separated from a lower portion of a bearing housing, and inclined by a predetermined amount of vibration width.
[0011]
According to the present invention, since the amount of vibration can be adjusted from the outside, the adjustment can be easily performed even after the attachment is attached to the machine tool. Further, the fine adjustment can make the vibration amount optimal for the polishing of the workpiece.
[0012]
A third aspect of the present invention is the invention according to the first or second aspect, wherein the spindle is formed entirely in a hollow, and supplies the cutting fluid to a tip tool through a pipe provided at an axis. It is characterized by.
[0013]
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it becomes possible to supply a cutting fluid directly to the oil supply path in the tool attached to the front-end | tip. Therefore, the workpiece and the tool can be cooled, and the cutting abrasive powder can be efficiently removed.
[0014]
A fourth aspect of the present invention is the invention according to any one of the first to third aspects, wherein the rotating member is a guide roller pivotally supported by a rocking plate.
[0015]
A fifth aspect of the present invention is the invention according to any one of the first to third aspects, wherein the rotating member is a guide ball inserted into a rocking plate.
[0016]
According to the invention of claim 4 or 5, the friction between the inclined plate and the opposing swing plate can be eliminated, and the swing plate can be moved up and down following the slope of the inclined plate. According to the fifth aspect, the structure can be further simplified.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be specifically described. FIG. 1 is a cross-sectional view of one embodiment of a vibration attachment for honing of the present invention.
[0018]
In FIG. 1, a vibration holder 1 has a shank 2 mounted on a main shaft S of a machine tool at an upper part, and a collet 29 mounted on a honing tool (horn) at a lower part. It comprises a main body 11 having a detent block 12 which is detachably attached and a vibration holder main body 3.
[0019]
Here, the main body 11 is press-fitted to the outside of the bearing 10 press-fitted to the outer periphery of the vibration holder main body 3, and is fixed to the fixed block B of the machine tool via the detent shaft 13. The detent block 12 is pressed in the main shaft direction by a detent spring 15 with the detent key 14 screwed to the detent shaft 13 as shown in the figure.
[0020]
A deep hole opening 3a is opened in the vibration holder body 3, and a spindle 4 is fitted so as to be vertically movable in the axial direction.
[0021]
The spindle 4 has a through hole 4a in the axial direction. The spindle 4 has a spring receiver 5 in the middle of the through hole 4a. A cylindrical torque pin 6 is press-fitted so as to penetrate the spindle 4 and the spring receiver 5 from the radial direction. Have been.
[0022]
The torque pin 6 penetrates a vertically long slot 3b formed in the deep hole opening 3a of the vibration holder main body 3 so as to be vertically movable. The torque pin 6 transmits the rotation of the vibration holder main body 3 to the spindle 4.
[0023]
The spindle 4 fitted in the deep hole opening 3a of the vibration holder main body 3 is fixed to a deep portion of the deep hole opening 3a of the vibration holder main body 3 via a spring receiver 5 and a torque pin 6. It is urged to be pushed forward by a pressing spring 9 provided between the receiver 7 and the washer 8.
[0024]
Next, the swinging plate and the inclined plate, which are main components of the vibration mechanism of the present invention, will be described. The spindle 4 is provided with three small-diameter blind holes 4b on the circumference, and a disc-shaped swinging plate 17 is fixed by set screws A18 and B19.
[0025]
An oval hole penetrating through the upper and lower surfaces of the disk is provided in a part of the disk surface of the rocking plate 17, and a guide roller 20 is supported by a pin 21 so as to be rotatable in the radial direction.
[0026]
The disc-shaped inclined plate 22 disposed on the lower side of the guide roller 20 so as to face the swing plate 17 has three blind holes 22a on the circumference, and the ball plunger 25 is embedded therein. It is evenly arranged on the inner wall of the bearing housing 23 by the spring force of the ball plunger 25.
[0027]
In addition, a through hole 22b is formed in one side surface of the inclined plate 22, and a shaft 24 is inserted through the bearing housing 23 from the outer main body 11, and the other side is supported to be vertically movable. ing.
[0028]
The bearing housing 23 in which the inclined plate 22 is accommodated in a state supported by the shaft 24 is fixed to the main body 11 with a set screw C26, and a through hole 23b is provided in a flat portion on the bottom surface. The through-holes 23b are provided at two places in a plane portion of ± 120 degrees with respect to the through-hole 23a through which the shaft 24 passes.
[0029]
In this through hole 23b, a steel ball 27 larger by 1 mm than the thickness of the bottom surface of the bearing housing 23 is arranged in each hole.
[0030]
On the lower side of the bearing housing 23, a vibration amount adjusting lid 28 is provided, which is screwed to an inner diameter thread portion of the main body 11, and a gap with a lower flat portion of the bearing housing 23 is opened by 1 mm. Are supported on the upper surface of the vibration amount adjusting lid 28.
[0031]
The vibration amount adjusting lid 28 is regulated by a snap ring 32, and can be moved in the lower direction of the bearing housing 23 by being externally rotated and fitted into the internal thread portion of the main body 11.
[0032]
That is, when the gap with the bearing housing 23 is narrowed by the vertical movement of the vibration amount adjusting lid 28, the steel ball 27 larger by 1 mm than the thickness of the bottom portion of the bearing housing 23 is pushed up, and the other side is inserted into the bearing housing 23. The inclined plate 22 movably supported up and down is pushed up and inclined.
[0033]
The lower end of the spindle 4 has a tapered hole, and is provided with a spring collet 29 and a nut 30 that is screwed into a screw formed on the outer periphery of the end of the spindle 4 to hold a processing tool (horn). It has a structure to do.
[0034]
FIG. 2 is an explanatory diagram showing a cross section and a bottom view of a main part of the vibration attachment for honing of the present invention. (B) is a BB sectional view of (a), (c) is an AA sectional view of (a), and (d) is a bottom view.
[0035]
FIG. 2B shows a plan cross section of the mounting surface of the swing plate 17. Here, the rocking plate 17 is disposed in the bearing holder 34 in the main body 11 and is fixed to blind holes 4b provided at 120 degrees intervals on the outer periphery of the spindle 4 with set screws A18 and set screws B19. Have been. Therefore, it rotates with the rotation of the spindle.
[0036]
An oval hole penetrating through the upper and lower surfaces of the disk is provided in a part of the disk surface of the rocking plate 17, and a guide roller 20 is rotatably supported in a radial direction by being supported by a pin 21.
[0037]
FIG. 2C shows a plane cross section of a mounting surface of the inclined plate 22. Here, the inclined plate 22 is a disk having a hole through which the spindle 4 penetrates in the center, and is disposed in a bearing housing 23 fixed in the main body 11 with a set screw 26. The blind holes 22 a are provided at three places at 120 ° intervals, and the ball plungers 25 are embedded therein. The blind holes 22 a are evenly arranged on the inner wall of the bearing housing 23 by the spring force of the ball plungers 25.
[0038]
In addition, a through hole 22b is formed in one side surface of the inclined plate 22, and a shaft 24 is inserted through the bearing housing 23 from the outer main body 11, and the other side is supported to be vertically movable. ing.
[0039]
In FIG. 2C, reference numeral 6 indicated by a broken line indicates an arrangement of the torque pin 6 penetrating above the spindle 4, and reference numeral 27 is disposed in a through hole of the bearing housing 23 on the lower surface of the inclined plate 22. The relative position of the steel ball 27 is shown.
[0040]
FIG. 2D is a plan view of the honing vibration attachment 1 of the present invention as viewed from the bottom. A vibration amount adjusting cover 28 screwed to the main body 11 and regulated by a snap ring 32 is attached to the outside of the spring collet 29 and the nut 30. Here, the vibration amount adjustment cover 28 displays a scale from 0 to 1.2 mm of the vibration amount when rotated. With this scale display, it is possible to accurately adjust to an arbitrary vibration amount.
[0041]
The structure of the vibration attachment for honing according to the present invention has been described above. Next, the operation in use will be described.
[0042]
FIG. 3 is an explanatory view showing the operation of the honing vibration attachment of the present invention. First, (1) a cutting tool (horn) R is inserted into the spring collet 29, and the nut 30 is fastened and attached. Subsequently, (2) the shank 2 is connected to and mounted on the main shaft S of the machine tool, and the detent shaft 13 is mounted and fixed on the block B of the machine tool.
[0043]
(3) Prior to processing, the scale of the vibration amount adjusting lid 28 is adjusted and screwed in to adjust the vibration amount. {Circle around (4)} By screwing the vibration amount adjusting lid 28, the gap (maximum 1 mm) provided on the upper part and the bearing housing 23 is narrowed, and the vibration amount adjusting lid 28 is disposed in the through hole 23 b formed in the flat part of the bearing housing 23. The steel ball 27 is pushed up.
[0044]
(5) The pushed-up steel ball 27 is interrupted by the inclined plate, loses its place, and pushes up the inclined plate 22.
{Circle around (6)} The inclined plate 22 pushed up by the steel ball 27 is inclined obliquely because the shaft 24 penetrates one side and is fixed to the main body 11 together with the bearing housing 23.
[0045]
{Circle around (7)} When the main shaft S is rotated in this state, the spindle 4 supported by the torque pins 6 so as to move vertically in the axial direction is rotated together with the vibration holder main body 3 in which the shank 2 is fixed to the main shaft S. I do.
{Circle around (8)} At this time, the swinging plate 17 provided with the guide roller 20 fixed to the spindle 4 by the set screws A and B and rotatably fixed by the pin 21 rotates together and moves on the tilted inclined plate 22. The spindle 4 repeats up and down movements to follow the inclination. {Circle around (9)} The cutting tool (horn) R attached to the spindle 4 repeats vertical movement (vibration) while rotating with the rotation of the main shaft, and performs honing processing.
[0046]
Next, an embodiment of the invention described in claim 5 is shown in FIG. FIG. 4 is a sectional view of another embodiment of the present invention. In this embodiment, a hole for inserting the guide ball 20 ′ is provided at one end of the rocking plate 17, and the guide ball 20 ′ is fitted therein and replaced with a guide roller, Since the hole for supporting the pin is not required, the structure is simpler.
[0047]
The spindle 4 is formed in a hollow shape as a whole, and a pipe 38 provided at the axis serves as a cutting fluid supply path, and has a structure for supplying the cutting fluid to a tip tool.
[0048]
【The invention's effect】
According to the honing vibration attachment of the present invention, since the structure is simple and compact, it can be attached even to a small machine tool, especially a small pocket machine tool, and the vibration amount can be easily adjusted from the outside. And precise honing can be performed. Further, since the cutting fluid supply path is formed inside the vibration attachment, the cutting fluid can be supplied directly to the cutting tool.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of one embodiment of a honing vibration attachment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory view showing a cross section and a bottom view of a main part of the vibration attachment for honing of the present invention. (A) is an overall sectional view, (b) is a BB sectional view of (a), (c) is an AA sectional view of (a), and (d) is a bottom view.
FIG. 3 is a cross-sectional view illustrating the operation of the honing vibration attachment of the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view of another embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Vibration holder 2 Shank 3 Vibration holder main body 3a Deep hole opening 3b Elongated hole 4 Spindle 4a Through hole 4b Blind hole 5 Spring receiver 6 Torque pin 7 Pipe receiver 8 Washer 9 Push spring 10 Bearing 11 Body 12 Block 13 Detent shaft 14 Detent key 15 Detent spring 16 Snap ring 17 Swing plate 18 Set screw A
19 Set screw B
Reference Signs List 20 guide roller 21 pin 22 inclined plate 22a blind hole 22b through hole 23 bearing housing 23a through hole 23b through hole 24 shaft 25 ball plunger 26 set screw C
27 Steel Ball 28 Vibration Adjustment Lid 29 Spring Collet 30 Nut 31 Bearing 32 Snap Ring 33 Orientation Ring 34 Bearing Holder 35 Plug 36 Oil Cup 37 Set Screw 38 Pipe 39 Shim 40,41,43 Set Screw 42 Bolt 44-49 O ring

Claims

上部に工作機械の主軸に装着するシャンクと、下部にホーニング加工具を装着するコレットとを有する加振ホルダーであって、シャンクと共に回動する加振ホルダー本体と、外周に工作機械の固定ブロックに脱着自在に取り付ける回り止めブロックを備えた本体とから構成されており、
前記加振ホルダー本体の内部に、該加振ホルダー本体の回転と共に回動するスピンドルが上下動可能に収納されており、
該スピンドルに設けた揺動板と、本体に固定された傾斜板とが対向しており、前記揺動板に回転自在な回転部材が取り付けられ、この回転部材が傾斜板の傾斜面に倣って周回して上下運動することによりスピンドルを振動させることを特徴とするホーニング用加振アタッチメント。A vibrating holder having a shank mounted on the main shaft of the machine tool at the upper part and a collet mounted on the honing tool at the lower part, the vibrating holder body rotating with the shank, and the fixed block of the machine tool on the outer periphery. And a main body with a detent block that can be detachably attached,
A spindle rotating with the rotation of the vibration holder main body is housed inside the vibration holder main body so as to be vertically movable,
A swing plate provided on the spindle and an inclined plate fixed to the main body are opposed to each other, and a rotatable rotating member is attached to the swing plate, and the rotating member follows the inclined surface of the inclined plate. A vibration attachment for honing characterized by vibrating the spindle by orbiting up and down.

前記傾斜板は、本体下部の軸受ハウジング内に一側の側面を貫通するシャフトによって他側が上方に移動可能に設けられており、軸受ハウジングの下部に離間して本体に螺着された加振量調節蓋の上下動を伝達する鋼球に押し上げられて振動幅の所定量分傾斜させることを特徴とする請求項１記載のホーニング用加振アタッチメント。The inclined plate is provided in a bearing housing at a lower portion of the main body so that the other side can be moved upward by a shaft penetrating a side surface of the one side. 2. The vibration attachment for honing according to claim 1, wherein the adjustment lid is pushed up by a steel ball for transmitting the vertical movement of the adjustment lid and is inclined by a predetermined amount of the vibration width.

前記スピンドルは、全体が中空に形成され、軸心に設けられたパイプを介して切削液を先端の工具に供給することを特徴とする請求項１または２に記載のホーニング用加振アタッチメント。The vibration attachment for honing according to claim 1 or 2, wherein the spindle is entirely formed as a hollow, and supplies the cutting fluid to a tool at a tip through a pipe provided at an axis.

前記回転部材は、揺動板に軸支されたガイドローラであることを特徴とする請求項１ないし３のいずれか１項に記載のホーニング用加振アタッチメント。The vibration attachment for honing according to any one of claims 1 to 3, wherein the rotating member is a guide roller pivotally supported by a rocking plate.

前記回転部材は、揺動板に嵌挿されたガイドボールであることを特徴とする請求項１ないし３のいずれか１項に記載のホーニング用加振アタッチメント。The vibration attachment for honing according to any one of claims 1 to 3, wherein the rotating member is a guide ball fitted to a rocking plate.