JP2004135032A - 携帯電話機及び情報授受システム - Google Patents

携帯電話機及び情報授受システム Download PDF

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星野 康
Yuichi Shin
新 勇一
Hiroshi Takahashi
高橋 弘
Kazuhiko Suzuki
鈴木 和彦
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Abstract

【課題】撮像機能を備えた携帯電話機において、シャッタ音を自由に設定可能とし、ユーザの満足度の向上を図る。
【解決手段】情報授受システム100において、携帯電話機1のCPU11は、無線通信部14により情報提供装置3から音声データを受信して、記憶部15に記憶させる。また、CPU11は、入力部12からの入力により選択された音声データをシャッタ音として設定し、設定内容を記憶部15に記憶させる。更に、CPU11は、入力部12のシャッタキーの押下を検出すると、撮影部17により撮影を実行させるとともに、シャッタ音に設定された音声データを記憶部15から読み出して送受話部16のスピーカによって出力させる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機及び情報授受システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)等の通信端末機(以下、統括して「携帯電話機」と称す。)の普及が著しく、多機能化及び情報提供サービスの多様化が進んでいる。携帯電話機は、通話やメールの送受信といったコミュニケーション上の用途以外に、楽曲、画像、ゲームのプログラム等のデータをダウンロードして利用したり、付属の撮像装置によって被写体を撮像するような娯楽上の理由で使用される機会が増加している。特に、携帯電話機に記憶された楽曲を選択して、電話着信音、メール着信音、アラーム音、タイマーの計時終了報知音等に設定するサービスは、幅広いユーザに利用されている。
【0003】
一方、近年ではデジタルカメラの普及も顕著であり、携帯電話機と同様にユーザに提供されるサービスの多様化が求められている。このような要求に答えるため、例えば、デジタルカメラにおいて、予め設定された音声以外の外部記録再生装置に記憶された音声を撮影時のシャッタ音や操作時の操作確認音として利用可能とする発明がなされている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−350062号公報(第7−10頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、撮像機能を備えた従来の携帯電話機においては、予め設定された音声以外をシャッタ音として使用できず、ユーザはシャッタ音を自由に選択することができなかった。
【0006】
本発明の課題は、撮像時のシャッタ音を自由に設定可能とし、ユーザの満足度の向上を図る携帯電話機及び情報授受システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決する為、以下のような特徴を備えている。
【0008】
請求項1記載の発明は、
被写体を撮像する撮像部を有する携帯電話機において、
通信ネットワークを介して接続された情報提供装置に音声データを要求する要求データを送信する送信部と、
前記要求データにより要求した音声データを前記情報提供装置から受信する受信部と、
前記受信部により受信した音声データを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された音声データをシャッタ音として設定する設定部と、
前記撮像部による撮像時に前記設定部によりシャッタ音に設定された音声データを出力する音声出力部と、
を備えることを特徴としている。
【0009】
請求項2記載の発明は、
被写体を撮像する撮像部を有する携帯電話機と情報提供装置とが通信ネットワークを介して接続された情報授受システムにおいて、
前記携帯電話機は、
前記情報提供装置に音声データを要求する要求データを送信する送信部と、
前記要求データにより要求した音声データを前記情報提供装置から受信する受信部と、
前記受信部により受信した音声データを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された音声データをシャッタ音として設定する設定部と、
前記撮像部による撮像時に前記設定部によりシャッタ音に設定された音声データを出力する音声出力部と、
を備え、
前記情報提供装置は、
音声データを記憶する音声データ記憶部と、
前記携帯電話機から前記要求データを受信する要求データ受信部と、
前記要求データにより要求された音声データを前記音声データ記憶部から読み出す読出部と、
前記読出部により読み出された音声データを前記携帯電話機に送信する音声データ送信部と、
を備えることを特徴としている。
【0010】
請求項1及び2記載の発明によれば、撮像装置を備えた携帯電話機において、撮像時のシャッタ音を自由に設定でき、ユーザの満足度の向上を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。
ここで、特許請求の範囲に記載した各構成要素と、以下に述べる実施の形態における各構成要素との対応関係を示す。
【0012】
以下の実施の形態における無線通信部14は、特許請求の範囲における受信部及び送信部に相当し、記憶部15は記憶部に相当し、撮影部17は撮像部に相当し、送受話部16は音声出力部に相当し、通信制御部36は要求データ受信部及び音声データ送信部に相当し、記憶部35は音声データ記憶部に相当する。
【0013】
また、携帯電話機1のCPU11は、記憶部15に記憶されたプログラムとの協働により、特許請求の範囲に記載した設定部に相当し、情報提供装置3のCPU31は、記憶部35に記憶されたプログラムとの協働により、特許請求の範囲に記載した読取部に相当する。
なお、上記対応関係は一例であり、これに限定されるものではない。
【0014】
<情報授受システム100の構成>
図1は、本実施の形態における情報授受システム100の全体構成を示す図である。図1に示すように、情報授受システム100は、携帯電話機1と情報提供装置3がネットワークNを介して相互にデータの送受信が可能なように接続されている。また、図1に示すように、携帯電話機1とネットワークNの間には無線基地局2が介在する。
【0015】
なお、図1においては、携帯電話機1、無線基地局2、情報提供装置3が各々1つずつ接続された例が示されているが、各装置、端末、及び基地局の数は特に限定されない。
【0016】
携帯電話機1は、撮像機能付きの携帯電話機であり、無線基地局2及びネットワークNを介して情報提供装置3に接続される。携帯電話機1は、情報提供装置3に音声データを要求する要求データを送信し、要求した音声データを情報提供装置1から受信する。
【0017】
無線基地局2は、移動体通信網等のネットワークNに接続され、無線基地局2が管理するエリア内にある携帯電話機1と、ネットワークNに接続された情報提供装置3との間のデータの送受信を行う。
【0018】
情報提供装置3は、情報をダウンロードするサービスを実施する企業が運営するサーバであり、音声データダウンロードサイトを開設する。情報提供装置3は、ネットワークNを介して携帯電話機1に接続される。また、情報提供装置3は、複数の音声データを記憶しており、携帯電話機1から要求データを受信すると、要求された音声データを携帯電話機1に送信する。
【0019】
ネットワークNは、専用線や既存の一般公衆回線を利用して構築された通信ネットワークであり、LANやWAN等の様々な回線形態を適用することが可能である。外部ネットワークNには、例えば、電話回線網、ISDN回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回線網等の各種通信回線網と、それらを接続するインターネットサービスプロバイダ等が含まれる。また、図1において、外部ネットワークNと各装置、端末間の接続形態は、有線接続でも無線接続でもよい。但し、情報管理の信頼性の観点から、特定のユーザのみがアクセス可能なセキュリティを確保しているネットワークであることが望ましい。
【0020】
<携帯電話機1の構成>
図2は、携帯電話機1の機能的構成を示すブロック図である。図2に示すように、携帯電話機1は、CPU(Central Processing Unit)11、入力部12、表示部13、アンテナ141を備える無線通信部14、記憶部15、送受話部16、撮影部17、I/F18により構成され、各部は相互にデータの授受が可能なようにバス19により接続されている。
【0021】
CPU11は、入力部12や無線制御部14から入力されるデータに応じて、記憶装置15に格納された携帯電話機用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。具体的には、CPU11は、入力部12を介して入力される指示に従って、後述するシャッタ音設定処理を実行する。また、CPU11は、入力部12のシャッタキーが押下されると、記憶部15に記憶されたシャッタ音用の音声データを読み出して送受話部16に出力する。
【0022】
入力部12は、テンキー、各種機能キー、画像の撮影時に使用するシャッタキー等を有し、そのキー操作による押下信号をCPU11に出力する。
【0023】
表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)パネル等により構成され、CPU11から入力される表示データに基づいて画面表示を行う。具体的には、表示部13は、図示しないメイン画面、シャッタ音設定画面(図4参照)、音声データ選択画面(図5参照)、確認画面(図6参照)、別名保存画面(図7参照)等を表示する。
【0024】
無線通信部14は、アンテナ141を有しており、CPU11から入力される指示に従って、無線基地局2との間でIMT−2000準拠の通信方式(例えば、W−CDMAやcdma2000)に対応する携帯電話機用の通信プロトコルを実行し、この通信方式で設定される通信チャネルにより、送受話音声の送受信やデータ通信を実行する。
【0025】
記憶部15は、CPU11により実行される携帯電話機用の各種アプリケーションプログラム、シャッタ音設定処理プログラム、CPU11により各プログラムを使用して処理された処理結果のデータ等を記憶する。また、記憶部15は、情報提供装置3により開設された音声データダウンロードサイトのURLのデータ、ASCIIコード等のフォントデータ、表示部13における画面表示用のデータ等を格納している。
【0026】
送受話部16は、マイク、スピーカ、A/D変換部、及びD/A変換部を有し、マイクから入力されるユーザの送話音声をA/D変換処理して、その送話音声データをCPU11に出力するとともに、CPU11から入力される受話音声データや、着信音、操作確認音、シャッタ音等の音声データをD/A変換処理して、スピーカから出力する。また、送受話部16は、入力部12のシャッタキーの押下信号が入力されると、CPU11により記憶部15から読み出されたシャッタ音用の音声データをスピーカから出力する。
【0027】
撮影部17は、ガラス又はプラスチックからなる光学レンズ、及びCCD(Charge Coupled Diode)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子により構成され、光学レンズを介して入力される画像を撮像素子で電気信号に変換し、画像データを生成する。撮影部17は、入力部12のシャッタキーが押下されると、被写体の撮影を実行する。
【0028】
I/F18は、外部装置と接続するためのインターフェイスであり、携帯電話機1と外部装置との間でデータ転送速度の調整やデータ形式の変換を行い、これらの装置間のデータの授受を仲介する。
【0029】
ここで、図4〜図7に示す画面表示例を参照して、CPU11により実行されるシャッタ音設定処理について詳細に説明する。
【0030】
CPU11は、シャッタ音設定処理において、表示部13に表示された図示しないメイン画面においてシャッタ音設定の指示が入力されると、シャッタ音設定画面(図4参照)を表示部13に表示させる。図4に示すように、シャッタ音設定画面には、記憶装置15に記憶された音声データをシャッタ音として選択するためのシャッタ音選択欄41、「再生」ボタン42、「決定」ボタン43、「ダウンロード」ボタン44が設けられている。
【0031】
CPU11は、シャッタ音設定画面において「再生」ボタン42が押下されると、シャッタ音選択欄で選択された音声データを送受話部16により出力させる。また、CPU11は、「決定」ボタン43が押下されると、シャッタ音選択欄41で選択された音声データをシャッタ音として設定して記憶部15に設定内容を記憶させ、表示部13に表示させる。また、CPU11は、「ダウンロード」ボタン44が押下されると、記憶部15に記憶されたURLの音声データダウンロードサイトに接続し、無線通信部14により情報提供装置3から音声データ選択画面(図5参照)の表示用データを受信して表示部13に表示させる。
【0032】
図5に示すように、音声データ選択画面には、音声データを選択するための音声データ選択欄51、「視聴」ボタン52、「ダウンロード」ボタン53が設けられており、CPU11は、「視聴」ボタン52が押下されると、音声データ選択欄51で選択された音声データのファイル名のデータと、音声データの視聴を要求する視聴要求データを無線通信部14により情報提供装置3に送信する。CPU11は、無線通信部14を介して情報提供装置3から再生専用音声データを受信し、送受話部16のスピーカから出力する。
【0033】
一方、CPU11は、図5の音声データ選択画面において「ダウンロード」ボタン53が押下されると、音声データ選択欄51で選択された音声データのファイル名のデータとダウンロードを要求するダウンロード要求データを無線通信部14により情報提供装置3に送信する。CPU11は、無線通信部14を介して情報提供装置3から音声データを受信すると、受信した音声データと同じファイル名の音声データが記憶部15に既存の場合には、確認画面(図6参照)を表示部13に表示させる。図6に示すように、確認画面には「上書き保存」ボタン61と「別名保存」ボタン62が設けられている。CPU11は、「上書き保存」ボタン61が押下されると、記憶装置15に既存の音声データを受信した音声データで上書き保存し、「別名保存」ボタン62が押下されると、別名保存画面(図7参照)を表示部13に表示させる。
【0034】
図7に示す別名保存画面には、ファイル名入力欄71と「保存」ボタン72が設けられており、CPU11は「保存」ボタン72が押下されると、情報提供装置3から受信した音声データをファイル名入力欄71に入力されたファイル名で記憶部15に保存する。また、CPU11は、情報提供装置3から受信して記憶部15に保存した音声データを図4のシャッタ音設定画面のシャッタ音選択欄41において選択可能とする。
【0035】
<情報提供装置3の構成>
図3は、情報提供装置3の機能的構成を示すブロック図である。図3に示すように、情報提供装置3は、CPU31、入力部32、表示部33、RAM(Random Access Memory)34、記憶部35、通信制御部36により構成され、各部はバス37により相互にデータの送受信が可能なように接続されている。
【0036】
CPU31は、記憶部35に記憶されている各種プログラムを読み出してRAM34に展開し、当該プログラムに従って各部を集中制御する。具体的には、記憶部35に記憶された音声データ提供処理プログラムを読み出して後述する音声データ提供処理等を実行し、その処理結果をRAM34に格納するとともに、表示部33に表示させる。そして、RAM34に格納した処理結果を記憶部35内部の所定領域に保存させる。
【0037】
入力部32は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードを含み、このキーボードで押下されたキーに対応する押下信号をCPU31に出力する。なお、入力部32は、必要に応じてマウス、タッチパネル等のポインティングディバイスや、その他の入力装置を備えることとしてもよい。
【0038】
表示部33は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等により構成され、CPU31から入力される表示信号の指示に従って画面表示を行う。具体的には、表示部33は、CPU11による音声データ提供処理の処理結果のデータ等を表示する。
【0039】
RAM34は、CPU31により実行される各種プログラムやこれら各種プログラムによって処理されたデータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
【0040】
記憶部35は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示省略)を有しており、この記録媒体は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記録媒体は、記憶部35に固定的に設けられるもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記録媒体には、システムプログラム、当該システムに対応する各種処理プログラム、及び各種処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。上記各種プログラムは、コンピュータが読み取り可能な形態で格納され、CPU31は当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0041】
記憶部35は、具体的には、複数の音声データ、音声データ選択画面(図5参照)の表示用データ、CPU31による音声データ提供処理において利用される音声データ提供処理プログラム、携帯電話機1に送信した音声データの送信日時や送信内容の履歴データ等を記憶する。また、上記音声データとしては、1種類の音声データに付き再生専用のデータとダウンロード用のデータが用意され、記憶部35に記憶されている。再生専用の音声データは、再生終了後に自動的に消去されるデータ形式のデータであり、携帯電話機1に保存することはできない。一方、ダウンロード用の音声データは、携帯電話機1に保存可能である。
【0042】
通信制御部36は、ネットワークNに接続可能なインターフェイスであり、モデムまたはターミナルアダプタ等によって構成される。通信制御部36は、ネットワークNを介して携帯電話機1から音声データの要求データを受信したり、要求データにより要求された音声データをCPU11の指示に従って携帯電話機1に送信する。
【0043】
ここで、CPU31により実行される音声データ提供処理について詳細に説明する。
CPU31は、音声データ提供処理において、携帯電話機1による音声データダウンロードサイトへのアクセスを検出すると、携帯電話機1に音声データ選択画面(図5参照)の表示用データを記憶部35から読み出し、通信制御部36により携帯電話機1に送信する。また、CPU31は、通信制御部36によって携帯電話機1から音声データのファイル名のデータ及び視聴要求データを受信すると、受信したファイル名の再生専用音声データを記憶部35から読み出して、携帯電話機1に送信する。更に、CPU11は、通信制御部36により携帯電話機1から音声データのファイル名のデータ及びダウンロード要求データを受信すると、受信したファイル名のダウンロード用音声データを記憶部35から読み出して、携帯電話機1に送信する。
【0044】
以下、図8及び図9を参照して、携帯電話機1のCPU11及び情報提供装置3のCPU31の動作を説明する。
【0045】
<CPU11の動作>
図8は、CPU11によるシャッタ音設定処理を示すフローチャートである。図8に示すシャッタ音設定処理において、CPU11は、図示しないメイン画面からシャッタ音の設定指示が入力されたか否かを判別し(ステップS1)、設定指示が入力されないと(ステップS1;NO)、待機を続け、設定指示が入力されると(ステップS1;YES)、シャッタ音設定画面を表示部13に表示させ(ステップS2)、「再生」ボタン42が押下されたか否かを判別する(ステップS3)。CPU11は、「再生」ボタン42が押下されると(ステップS3;YES)、画面内のシャッタ音選択欄41で選択された音声データを記憶部15から読み出して、送受話部16により出力させ(ステップS4)、ステップS3に戻る。
【0046】
一方、CPU11は、シャッタ音設定画面において「再生」ボタン42が押下されない場合には(ステップS3;NO)、「決定」ボタン43が押下されたか否かを判別し(ステップS5)、「決定」ボタン43が押下されると(ステップS5;YES)、シャッタ音選択欄41で選択された音声データをシャッタ音として記憶部15に記憶させ、表示部13にメイン画面を表示させて(ステップS23)、シャッタ音設定処理を終了する。
【0047】
CPU11は、シャッタ音設定画面において「決定」ボタン43が押下されないと(ステップS5;NO)、「ダウンロード」ボタン44が押下されたか否かを判別し(ステップS6)、押下されなければ(ステップS6;NO)、ステップS3に戻り、押下されると(ステップS6;YES)、無線通信部14によって記憶部15に記憶されたURLの音声データダウンロードサイトに接続し、情報提供装置3から音声データ選択画面の表示用データを受信して表示部13に表示させる(ステップS7)。
【0048】
次いで、CPU11は、音声データ選択画面において「視聴」ボタン52が押下されたか否かを判別し(ステップS8)、押下されなければ(ステップS8;NO)、ステップS11に移行し、押下されると(ステップS8;YES)、無線通信部14により音声データ選択欄51で選択された音声データのファイル名のデータと視聴要求データを情報提供装置3に送信する(ステップS9)。次に、CPU11は、無線通信部14により情報提供装置3から再生専用音声データを受信して、送受話部16から出力し(ステップS10)、ステップS11に移行する。
【0049】
CPU11は、ステップS11において、音声データ選択画面において「ダウンロード」ボタン53が押下されたか否かを判別し、押下されなければ(ステップS11;NO)、ステップS8に戻り、押下されると(ステップS11;YES)、音声データ選択欄51で選択された音声データのファイル名のデータとダウンロード要求データを無線通信部14により情報提供装置3に送信する(ステップS12)。次いで、CPU11は、無線通信部14により情報提供装置3からダウンロード用の音声データを受信し(ステップS13)、受信した音声データと同じファイル名のデータが記憶部15に記憶されているかを判別する(ステップS14)。
【0050】
CPU11は、情報提供装置3から受信した音声データと同じファイル名のデータが記憶部15に記憶されていなければ(ステップS14;NO)、受信した音声データを記憶部15に記憶させ、シャッタ音設定画面のシャッタ音選択欄41のリストに受信した音声データのファイル名を追加し(ステップS15)、ステップS2に戻る。一方、CPU11は、受信した音声データと同じファイル名のデータが記憶部15内に既に存在する場合には(ステップS14;YES)、表示部13に確認画面を表示させる(ステップS16)。
【0051】
次に、CPU11は、確認画面において「上書き保存」ボタン61が押下されたか否かを判別し(ステップS17)、押下されたと判別すると(ステップS17;YES)、受信した音声データにより記憶部15に記憶された同一ファイル名のデータを上書きし、シャッタ音設定画面のシャッタ音選択欄41のリストに受信した音声データのファイル名を追加して(ステップS18)、ステップS2に戻る。一方、CPU11は、「上書き保存」ボタン61が押下されない場合には(ステップS17;NO)、「別名保存」ボタン62が押下されたか否かを判別し(ステップS19)、押下されなければ(ステップS19;NO)、ステップS17に戻り、押下されると(ステップS19;YES)、表示部13に別名保存画面を表示させる(ステップS20)。
【0052】
次いで、CPU11は、別名保存画面において「保存」ボタン72が押下されたか否かを判別し(ステップS21)、押下されなければ(ステップS21;NO)、待機を続け、押下されると(ステップS21;YES)、受信した音声データに別名保存画面のファイル名入力欄71に入力されたファイル名を付加して記憶部15に記憶させ、シャッタ音設定画面のシャッタ音選択欄のリストに受信した音声データのファイル名を追加して(ステップS22)、ステップS2に戻る。
【0053】
<CPU31の動作>
図9は、CPU31による音声データ提供処理を示すフローチャートである。図9に示す音声データ提供処理において、CPU31は、携帯電話機1による音声データダウンロードサイトへのアクセスの有無を判別し(ステップS101)、アクセスがない場合は(ステップS101;NO)、待機を続け、アクセスがあると(ステップS101;YES)、音声データ選択画面の表示用データを記憶部35から読み出し、通信制御部36により携帯電話機1に送信する(ステップS102)。
【0054】
次いで、CPU31は、通信制御部36により携帯電話機1から音声データのファイル名のデータと視聴要求データを受信したか否かを判別し(ステップS103)、受信した場合には(ステップS103;YES)、受信したファイル名の視聴専用音声データを記憶部35から読み出し、通信制御部36により携帯電話機1に送信し(ステップS104)、ステップS103に戻る。
【0055】
一方、CPU11は、携帯電話機1から音声データのファイル名のデータ及び視聴要求データを受信しない場合には(ステップS103;NO)、携帯電話機1から音声データのファイル名のデータ及びダウンロード要求データを受信したか否かを判別する(ステップS105)。CPU11は、携帯電話機1から音声データのファイル名のデータ及びダウンロード要求データを受信すると(ステップS105;YES)、受信したファイル名のダウンロード用音声データを記憶部35から読み出し、通信制御部36により携帯電話機1に送信し(ステップS106)、ステップS103に戻り、受信しない場合には(ステップS105;NO)、そのままステップS103に戻る。
【0056】
以上のように、情報授受システム100において、携帯電話機1のCPU11は、無線通信部14により情報提供装置3から音声データを受信して、記憶部15に記憶させる。また、CPU11は、入力部12からの入力データにより選択された音声データをシャッタ音として設定し、設定内容を記憶部15に記憶させる。更に、CPU11は、入力部12のシャッタキーの押下を検出すると、撮影部17により撮影を実行させるとともに、シャッタ音に設定された音声データを記憶部15から読み出して送受話部16のスピーカから出力させる。
【0057】
したがって、被写体を撮影する際に出力するシャッタ音を自由に設定することが可能となる。このため、携帯電話機1のユーザは好みの音声データをシャッタ音として利用でき、所望の音声データが携帯電話機1内に予め記憶されていなければ、情報提供装置3からダウンロードしてシャッタ音として利用可能であり、ユーザの満足度を向上させることができる。
【0058】
なお、上記実施の形態における記述内容は、本発明に係る情報授受システム100の好適な一例であり、これに限定されるものではない。例えば、情報提供装置3に記憶された携帯電話機1への音声データのダウンロード履歴のデータに基づいて、情報提供装置3のCPU31が音声データサービスの利用料金を算出することとしてもよい。
【0059】
また、上記実施の形態において、シャッタ音として利用する音声データの種類は特に限定されない。例えば、楽曲や効果音等の他に、市販の銀塩カメラのシャッタ音をデジタル化した音声や、「はいチーズ」といった撮影時に使用される頻度が高い音声等を使用してもよい。
【0060】
その他、情報授受システム100を構成する各装置、又は各装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
【0061】
【発明の効果】
請求項1又は2記載の発明によれば、撮像装置を備えた携帯電話機において、撮像時のシャッタ音を自由に設定でき、ユーザの満足度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態による情報授受システム100の全体構成を示す図である。
【図2】図1の携帯電話機1の機能的構成を示すブロック図である。
【図3】図1の情報提供装置3の機能的構成を示すブロック図である。
【図4】図1の表示部13に表示されるシャッタ音設定画面の一表示例を示す図である。
【図5】図1の表示部13に表示される音声データ選択画面の一表示例を示す図である。
【図6】図1の表示部13に表示される確認画面の一表示例を示す図である。
【図7】図1の表示部13に表示される別名保存画面の一表示例を示す図である。
【図8】図2のCPU11により実行されるシャッタ音設定処理を示すフローチャートである。
【図9】図3のCPU31により実行される音声データ提供処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯電話機
2 無線基地局
3 情報提供装置
11,31 制御部
12,32 入力部
13,33 表示部
14 無線通信部
15,35 記憶部
16 送受話部
17 撮影部
18 I/F
19,37 バス
34 RAM
36 通信制御部
100 情報授受システム
141 アンテナ
N ネットワーク

Claims (2)

  1. 被写体を撮像する撮像部を有する携帯電話機において、
    通信ネットワークを介して接続された情報提供装置に音声データを要求する要求データを送信する送信部と、
    前記要求データにより要求した音声データを前記情報提供装置から受信する受信部と、
    前記受信部により受信した音声データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された音声データをシャッタ音として設定する設定部と、
    前記撮像部による撮像時に前記設定部によりシャッタ音に設定された音声データを出力する音声出力部と、
    を備えることを特徴とする携帯電話機。
  2. 被写体を撮像する撮像部を有する携帯電話機と情報提供装置とが通信ネットワークを介して接続された情報授受システムにおいて、
    前記携帯電話機は、
    前記情報提供装置に音声データを要求する要求データを送信する送信部と、
    前記要求データにより要求した音声データを前記情報提供装置から受信する受信部と、
    前記受信部により受信した音声データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された音声データをシャッタ音として設定する設定部と、
    前記撮像部による撮像時に前記設定部によりシャッタ音に設定された音声データを出力する音声出力部と、
    を備え、
    前記情報提供装置は、
    音声データを記憶する音声データ記憶部と、
    前記携帯電話機から前記要求データを受信する要求データ受信部と、
    前記要求データにより要求された音声データを前記音声データ記憶部から読み出す読出部と、
    前記読出部により読み出された音声データを前記携帯電話機に送信する音声データ送信部と、
    を備えることを特徴とする情報授受システム。
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