JP3863498B2 - 映像配信サーバ装置、映像配信方法および映像配信システム - Google Patents

映像配信サーバ装置、映像配信方法および映像配信システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信端末へ映像信号を配信する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、サーバ装置から映像信号を配信するサービスが提供されている。このサービスの利用者は、通信端末でこれらの映像信号を取得して再生することにより、例えば、遠隔地に備えられたカメラが撮影した動画を楽しむことができる。
これらの映像信号は、パーソナルコンピュータのような一般的な通信端末だけでなく、携帯電話機でも取得して再生することが可能であり、携帯電話機の所有者は、自宅に限定されずに様々な場所で動画を楽しむことができる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に開示されている技術では、動画を視聴しようとする者は、映像信号を取得しようとする際、動画のタイトルや、動画の内容を紹介する文章が記述された番組表を見て動画の内容を推測する。この後、携帯電話機の使用者が、視聴しようとする動画を決定し、所望の動画の視聴を開始する旨の操作を行うと、サーバ装置から映像信号が配信され、携帯電話機の使用者は動画を視聴することが可能となる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−185943号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に開示されている技術においては、視聴者は、動画のタイトルや、動画の内容を紹介する文章を見て、視聴しようとする動画を決定する。しかしながら、タイトルや数行の文章だけで、実際の動画の内容を伝えるのは難しく、視聴者がタイトルや数行の文章から推測する内容と、実際の動画の内容との間に食い違いが生じ、視聴者は予想していた動画と異なる動画を視聴してしまう場合がある。このため、このような問題が生じないようにするために、視聴者が視聴しようとする動画を決定する前に、動画の内容を的確に伝えることを可能とする技術が求められていた。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、視聴者が視聴しようとする動画を決定する前に、動画の内容を視聴者へ的確に伝えることを可能とする技術を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために本発明は、当該ストリーミングデータを再生した際の時間軸を示す時間軸情報を含んでいるストリーミングデータを順次受信する受信手段と、周期を示す周期データと時間長を示す時間データとを記憶する記憶手段と、前記記憶手段が記憶した周期データおよび時間データを読み出して、各々抽出周期データおよび抽出時間データとして出力する読み出し手段と、前記時間軸情報が示す時間軸上において、前記抽出時間データが示す時間だけ、前記受信手段が受信したストリーミングデータを抽出ストリーミングデータとして抽出し、かつ、その抽出の周期を前記抽出周期データが示す周期とする抽出手段と、前記抽出手段が抽出した抽出ストリーミングデータを、間欠的に順次配信する配信手段とを有する映像配信サーバ装置を提供する。
【0009】
また本発明は、周期を示す周期データと時間長を示す時間データとを記憶部に記憶させる記憶ステップと、前記記憶ステップが記憶した周期データおよび時間データを読み出して、各々抽出周期データおよび抽出時間データとして出力する読み出しステップと、当該ストリーミングデータを再生した際の時間軸を示す時間軸情報を含んでいるストリーミングデータを受信する受信ステップと、前記時間軸情報が示す時間軸上において、前記抽出時間データが示す時間だけ、前記受信手段が受信したストリーミングデータを抽出ストリーミングデータとして抽出し、かつ、その抽出の周期を前記抽出周期データが示す周期とする抽出ステップと、前記抽出ステップが抽出した抽出ストリーミングデータを、間欠的に順次配信する配信ステップとを有する映像配信方法を提供する。
【0010】
また本発明は、当該ストリーミングデータを再生した際の時間軸を示す時間軸情報を含んでいるストリーミングデータを順次受信する受信手段と、通信端末の利用者を識別する利用者識別子と前記周期データと前記時間データとを受信する第2の受信手段と、前記時間軸情報が示す時間軸上において、前記第2の受信手段が受信した時間データが示す時間だけ、前記受信手段が受信したストリーミングデータを抽出ストリーミングデータとして抽出し、かつ、その抽出の周期を、前記第2の受信手段が受信した周期データが示す周期とする抽出手段と、前記抽出手段が抽出した抽出ストリーミングデータを、前記第2の受信手段が受信した利用者識別子を宛先として間欠的に順次配信する配信手段とを有する映像配信サーバ装置と、前記配信手段が配信する抽出ストリーミングデータを受信する抽出ストリーミングデータ受信手段と、前記抽出ストリーミングデータ受信手段が受信した抽出ストリーミングデータを再生し、抽出ストリーミングデータを再生して得られる画像を表示する映像表示手段とを有する通信端末と、を有する映像配信システムを提供する。
【0011】
本発明によれば、映像配信サーバ装置は、ストリーミングデータを再生した際の時間軸を示す時間軸情報を含んでいるストリーミングデータを順次受信する。映像配信サーバ装置は、周期を示す周期データと時間長を示す時間データとを記憶し、記憶した周期データおよび時間データを読み出して、各々抽出周期データおよび抽出時間データとする。映像配信サーバ装置は、ストリーミングデータに含まれている時間軸情報が示す時間軸上において、抽出時間データが示す時間だけ、前記受信手段が受信したストリーミングデータを抽出ストリーミングデータとして抽出し、かつ、その抽出の周期を抽出周期データが示す周期とする。映像配信サーバ装置は、ストリーミングデータを抽出すると、抽出ストリーミングデータを、間欠的に順次配信する。
【0012】
また本発明によれば、通信端末は、抽出ストリーミングデータを受信し、受信した抽出ストリーミングデータを再生し、抽出ストリーミングデータを再生して得られる画像を表示する。通信端末は、この表示された画像を選択する旨の指示を受け取ると、受け取った指示に基づいて、通信回線を前記映像配信サーバ装置との間で確立する。通信端末は、確立した通信回線を介して送られるストリーミングデータを受信し、受信したストリーミングデータを再生し、ストリーミングデータを再生して得られる画像を表示する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。
【0014】
[1.実施形態の構成]
[1−1.全体構成]
図1は、本発明の実施形態に係わる映像配信システムの全体構成を例示する図である。この映像配信システムには多数の移動通信端末、映像提供装置が存在するが、図面が煩雑になるのを防ぐため、図1には移動通信端末100、映像提供装置400−1〜400−3のみを示す。
【0015】
移動体通信網200は、これを運用する通信事業者との間で加入契約を結んだ加入契約者に対してデータ通信サービスや音声通話サービスを提供する通信網であり、パケット通信網と回線交換網とを具備している(いずれも図示略)。この移動体通信網200は、移動通信端末100と映像配信サーバ装置300との間で行われるデータ通信をパケット通信網により中継し、移動通信端末100と映像配信サーバ装置300との間で音声通話回線を介して行われる通信を回線交換網により中継する。
【0016】
移動通信端末100は、移動体通信網200が提供するデータ通信サービスや音声通話サービスを受けることが可能な通信端末である。移動通信端末100は、移動体通信網200を介して、映像配信サーバ装置300との間でデータ通信を行うことができる。また、移動通信端末100は、移動体通信網200を介して、映像配信サーバ装置300との間で音声通話回線を介した通信を行うことができる。
【0017】
映像提供装置400−1〜400−3は、各々同じ構成であるため、以下、個々の映像提供者装置を区別する必要のない場合は、映像提供装置400と略称する。映像提供装置400は、動画像を再生するためのストリーミングデータを送信する装置である。映像提供装置400は、当該装置に接続されているカメラ(図示略)から供給される映像信号を、例えばMPEG4(Moving Picture Experts Group phase 4)などの画像圧縮方式に従って圧縮し、動画像を再生するためのストリーミングデータを生成する。映像提供装置400は、生成したストリーミングデータを、専用線を介して映像配信サーバ装置300へ送信する。
【0018】
映像配信サーバ装置300は、移動通信端末100へストリーミングデータを配信する配信サービスを提供する装置である。映像配信サーバ装置300は、データ通信または音声通話回線を介した通信により、ストリーミングデータを移動通信端末100へ配信する。
【0019】
[1−2.映像配信サーバ装置の構成]
図2は、映像配信サーバ装置300のハードウェア構成を例示するブロック図である。図2に示した映像配信サーバ装置300の各部は、バス301を介して、各部間で信号の授受を行う。
【0020】
通信部306は、通信インターフェースとしての機能を有しており、移動体通信網200と、映像提供装置400とに接続されている。通信部306は、移動体通信網200との間で信号の授受を行う。また通信部306は、映像提供装置400から送信されるストリーミングデータを受信する。
【0021】
記憶部305は、例えばハードディスク装置など、データを永続的に記憶する装置(図示略)を有しており、映像利用者管理テーブルTB1と、映像提供者管理テーブルTB2と、グループ管理テーブルTB3とを記憶している。
【0022】
図3は、映像利用者管理テーブルTB1のフォーマットを例示する図である。利用者名フィールドには、当該映像配信サーバ装置300が提供する配信サービスを利用する者の氏名が格納される。利用者番号フィールドには、移動体通信網200を運用する通信事業者が利用者名フィールドに格納された利用者名で特定される人物に付与した電話番号が格納される。グループ番号フィールドには、グループを特定するグループデータが格納される。映像チャネルフィールドには、配信サービスを受ける者が所望するストリーミングデータを特定するための映像チャネルデータが格納される。周期フィールドには、周期を示す周期データが格納される。時間フィールドには、時間の長さを示す時間データが格納される。映像契約料フィールドには、移動通信端末100の使用者が配信サービスを受けるために映像配信サーバ装置300を運用する事業者へ毎月支払う料金を示す映像契約料データが格納される。
【0023】
図4は、映像提供者管理テーブルTB2のフォーマットを例示する図である。映像チャネルフィールドには、ストリーミングデータを特定するための映像チャネルデータが格納される。映像提供者名フィールドには、映像提供装置400を運用する事業者の氏名が格納される。電話番号フィールドには、移動通信端末100が、映像チャネルデータで特定されるストリーミングを受信する際、音声通話回線を確立するために発呼を行う電話番号が格納される。映像登録料フィールドには、映像提供装置400を運用する事業者が、映像配信サーバ装置300を運用する事業者へ毎月支払う料金を示すデータが格納される。映像契約料フィールドには、移動通信端末100の使用者が、映像チャネルデータで特定されるストリーミングデータの配信サービスを受けるために、映像配信サーバ装置300を運用する事業者へ毎月支払う料金を示す映像契約料データが格納される。
【0024】
図5は、グループ管理テーブルTB3のフォーマットを例示する図である。グループ番号フィールドには、グループ番号を示すデータが格納される。映像チャネルフィールドには、ストリーミングデータを特定するための映像チャネルデータが格納される。周期フィールドには、周期を示す周期データが格納され、時間フィールドには、時間の長さを示す時間データが格納される。映像契約料フィールドには、移動通信端末100の使用者が、映像チャネルデータで特定されるストリーミングデータの配信サービスを受けるために、映像配信サーバ装置300を運用する事業者へ毎月支払う料金を示す映像契約料データが格納される。
【0025】
ROM(Read Only Memory)303は、映像配信サーバ装置300の各部を制御する制御プログラムを記憶している。CPU(Central Processing Unit)302は、図示を省略した電源から電力が供給されると、ROM303から制御プログラムを読み出して実行し、映像配信サーバ装置300の各部の制御を行う。このように、映像配信サーバ装置300は、CPU302が、プログラムに従って各部の制御を行うという意味で、一般的なコンピュータ装置と同様の構成を有していると言える。
【0026】
CPU302が制御プログラムを実行すると、移動通信端末100にストリーミングデータを配信する機能が実現し、以下に説明する処理を行う。CPU302は、移動通信端末100から送信される登録メッセージを受信すると、受信したメッセージに内包されるデータを抽出し、利用者名データと、利用者番号データと、映像チャネルデータと、周期データと、時間データと、映像契約料データとを映像利用者管理テーブルTB1に格納する。CPU302は、抽出したデータを映像利用者管理テーブルTB1に格納すると、データを確認したことを知らせる旨の応答メッセージを生成して、移動通信端末100へ送信する。また、登録メッセージにグループ番号データが内包されている場合、グループ管理テーブルTB3を参照し、利用者名データと、利用者番号データと、グループ番号データと、映像チャネルデータと、周期データと、時間データと、映像契約料データとを映像利用者管理テーブルTB1に格納する。
【0027】
CPU302は、移動通信端末100から送信される配信要求メッセージを受信すると、このメッセージに内包された電話番号を抽出し、抽出した電話番号をキーにして、映像利用者管理テーブルTB1から利用者番号データと、映像チャネルデータと、周期データ、時間データとを読み出す。CPU302は、読み出した利用者番号データと、映像チャネルデータと、周期データと、時間データとを、各々抽出利用者番号データ、抽出用映像チャネルデータ、抽出用周期データと計時用周期データ、抽出用時間データとしてRAM(Random Access Memory)304に格納させる。
【0028】
CPU302は、時間を示すタイムコードなど、抽出用映像チャネルデータで特定されるストリーミングデータが有する時間情報を用い、この時間情報が示す時間軸上において、抽出用周期データが示す周期で、抽出用時間データが示す時間長分のストリーミングデータを、映像提供装置400から送られてくるストリーミングデータから抽出する。CPU302は、ストリーミングデータを抽出すると、抽出したストリーミングデータを、抽出ストリーミングデータとして、抽出利用者番号データおよび抽出用映像チャネルデータと対応付けて記憶部305に記憶させる。
【0029】
CPU302は、抽出ストリーミングデータを記憶部305に記憶させる一方、計時用周期データの値を一秒ごとに減少させ、計時用周期データの値が「0」になると、計時用周期データの値を抽出用周期データの値と同じにする。この後、CPU302は、抽出利用者番号データと抽出用映像チャネルデータとを読み出す。CPU302は、抽出用映像チャネルデータをキーとして、映像提供者管理テーブルTB2から電話番号を読み出す。この後、CPU302は、記憶部305に記憶された抽出ストリーミングデータを読み出す。CPU302は、抽出ストリーミングデータを読み出すと、この抽出ストリーミングデータと、RAM304から読み出した抽出用映像チャネルデータと、映像提供者管理テーブルTB2から読み出した電話番号とを、RAM304から読み出した電話番号を宛先として、パケット通信により送信する。
【0030】
CPU302は、移動通信端末100との間で音声通話回線を確立が確立されると、映像提供装置400から送信されるストリーミングデータを、確立した音声通話回線を介して移動通信端末100へ配信する。CPU302は、移動通信端末100から送信される、配信終了要求メッセージを受信すると、ストリーミングデータの配信を終了する。
【0031】
[1−3.移動通信端末の構成]
図6は、移動通信端末100のハードウェア構成を例示するブロック図である。図6に示した移動通信端末100の各部は、バス101を介して信号の授受を行う。
【0032】
通信部106は、通信インターフェースとしての機能を有しており、CPU102の制御の下、図示を省略したアンテナを介して、移動体通信網200の無線基地局との間で無線通信を行う。また、通信部106は、無線基地局から送信された信号をCPU102へ供給する一方、CPU102から出力された信号を無線基地局へ送信する。
【0033】
操作部107は、移動通信端末100を操作するための複数のキー(図示略)を有しており、このキーが押下されると、押下されたキーを示す信号をCPU102へ供給する。映像再生部109は、映像配信サーバ装置300から配信されたストリーミングデータを再生する機能を具備しており、ストリーミングデータを再生して得られる画像を示すデータを表示部108へ供給する。表示部108は液晶ディスプレイを具備しており、CPU102の制御の下、文字やグラフィック画面、移動通信端末100を操作するためのメニュー画面などを表示する。また、表示部108は、映像再生部109から供給されるデータに基づいて、静止画や動画像を表示する。
【0034】
記憶部105は、データを永続的に記憶するメモリとして、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)を有しており、移動通信端末100を制御するためのデータや、通信事業者が移動通信端末100の所有者に付与した電話番号などを記憶する。また、記憶部105は、映像視聴プログラムを記憶している。映像視聴プログラムについては後に説明する。
【0035】
ROM103は、移動通信端末100の各部を制御するためのOSソフトウェアを記憶している。CPU102は、図示を省略した電源から電力が供給されると、ROM103からOSソフトウェアを読み出して起動し、RAM104を作業エリアとして移動通信端末100の各部の制御を行う。このように移動通信端末100は、CPUがソフトウェアに従って各部を制御するという意味において、一般的なコンピュータ装置と同様の構成を有していると言える。
【0036】
OSソフトウェアを起動したCPU102は、CPU102に入力される信号やメッセージ、データに応じて処理を行う。例えば、移動通信端末100の使用者が、操作部107が有するキーを押下し、映像視聴プログラムの起動を指示する旨の操作を行うと、CPU102は、操作部107から供給される信号と表示部108に表示されている画面とに基づいて使用者の指示を特定し、記憶部105から映像視聴プログラムを読み出して実行する。CPU102が映像視聴プログラムを実行すると、以下に説明する機能が実現する。
【0037】
CPU102が映像視聴プログラムを実行すると、登録メッセージを映像配信サーバ装置300へ送信する機能が実現する。CPU102は、映像視聴プログラムを実行すると、表示部108を制御し、図7に例示した画面を表示させる。CPU102は、登録ボタンをクリックする旨の操作が行われたと判断すると、図8に例示した画面を表示させる。移動通信端末100の使用者が、操作部107が有するキーを操作して、この画面のテキストボックス内に文字列の入力を行う旨の操作を行った後、登録ボタンをクリックする旨の操作を行うと、CPU102は、テキストボックス内に入力された文字列を抽出し、テキストボックスBX1に入力された文字列を利用者名データ、テキストボックスBX2に入力された文字列を電話番号データ、テキストボックスBX3に入力された文字列をグループ番号データ、テキストボックスBX4に入力された文字列を映像チャネルデータ、テキストボックスBX5に入力された文字列を周期データ、テキストボックスBX6に入力された文字列を時間データとする。CPU102は、これらの抽出したデータを図9に例示したフォーマットで内包する登録メッセージを生成し、映像配信サーバ装置300を宛先として、パケット通信により送信する。
【0038】
また、CPU102が映像視聴プログラムを実行すると、映像配信要求メッセージを送信する機能が実現する。移動通信端末100の使用者が、図7に例示した視聴ボタンをクリックする旨の操作を行うと、CPU102は、記憶部105に記憶されている、当該移動通信端末100の使用者に付与された電話番号を読み出し、この電話番号を内包し、映像の配信を要求する旨の映像配信要求メッセージを生成して、映像配信サーバ装置300を宛先として、パケット通信により映像配信要求メッセージを送信する。
【0039】
CPU102が映像視聴プログラムを実行すると、映像配信サーバ装置300から配信されるストリーミングデータを受信して再生する機能が実現する。CPU102は、映像配信サーバ装置300から送信される抽出ストリーミングデータと、映像チャネルデータと、電話番号とを受信すると、これらの受信したデータを対応付けて記憶部105に記憶させる。CPU102は、この抽出ストリーミングデータを映像再生部109へ供給して再生させ、再生して得られる画像を表示部108に表示させる。CPU102は、この表示している映像を選択する旨の操作が行われたと判断すると、選択された画像を示す映像チャネルデータと、この映像チャネルデータに対応付けて記憶された電話番号とを記憶部105から読み出す。CPU102は、通信部106を制御して発呼を行い、映像チャネルデータに対応付けて記憶した電話番号を移動体通信網200へ送信し、音声通話回線の確立を試みる。CPU102は、音声通話回線が確立すると、この音声通話回線を介して送られてくるストリーミングデータが映像再生部109へ供給されるように制御を行い、映像再生部109がこのストリーミングデータを再生して得られる画像を表示部108に表示させる。
【0040】
CPU102が映像視聴プログラムを実行すると、移動通信端末100の使用者が行った操作に応じてメッセージを送信する機能と、受信したメッセージに応じて画面表示を行う機能が実現する。CPU102は、ストリーミングデータの配信を終了するよう指示する旨の操作が行われたと判断すると、ストリーミングデータの配信終了を要求する旨の配信終了要求メッセージを生成し、生成したメッセージを、映像配信サーバ装置300を宛先として、パケット通信により送信する。CPU102は、映像配信サーバ装置300から送信される応答メッセージを受信すると、表示部108を制御し、図11に例示した画面を表示させる。CPU102は、映像配信サーバ装置から送信される、配信終了メッセージを受信すると、表示部108を制御し、図10に例示した画面を表示させる。
【0041】
[2.実施形態の動作例]
次に本実施形態の動作例について説明する。以下に説明する動作例では、まず、映像提供装置400−1の運用者が、映像提供者管理テーブルへの登録を依頼した後、移動通信端末100の使用者が、映像チャネルデータと、周期データと、時間データとを入力して、ストリーミングデータの配信を要求した場合の動作例を第1動作例として説明し、次に、移動通信端末100の使用者が、グループ番号を入力して、ストリーミングデータの配信を要求した場合の動作例を第2動作例として説明する。なお、以下に説明する動作例においては、通信事業者により移動通信端末100の所有者へ電話番号「0*0-bbbb-bbbb」が付与され、この電話番号が移動通信端末100の記憶部105に記憶されている場合を想定する。
【0042】
[2−1.第1動作例]
まず、本実施形態の第1動作例を、図12を用いて説明する。映像提供装置400−1を運用する事業者が、映像提供装置400−1を操作して、ストリーミングデータを提供する映像提供者名「A」を入力し、映像提供者管理テーブルへの登録を依頼する旨の依頼メッセージを送信するよう指示すると、映像提供者名「A」を内包する依頼メッセージが、映像配信サーバ装置300へ送信される(ステップS101)。映像配信サーバ装置300の通信部306が、依頼メッセージを受信し、このメッセージをCPU302へ供給すると、CPU302は、この依頼メッセージに内包された映像提供者名「A」を抽出する。CPU302は、映像提供者名を抽出すると、抽出した映像提供者名を、映像提供者管理テーブルTB2の映像チャネルデータ「CH1」に対応付けて、映像提供者名フィールドに格納する(ステップS102)。映像提供装置400−1からの依頼メッセージに内包されたデータを、映像チャネルデータ「CH1」に対応付けたことにより、以後、CPU302は、映像提供装置400−1から送信されるストリーミングデータを、映像チャネルデータ「CH1」で特定する。
【0043】
この後、CPU302は、映像提供者名を登録したことを示す登録完了メッセージを生成し、生成したメッセージを、通信部306を制御して、映像提供装置400−1へ送信する(ステップS103)。映像提供装置400−1は、この登録完了メッセージを受信すると、ストリーミングデータを、映像配信サーバ装置300へ送信することを開始する(ステップS104)。
【0044】
移動通信端末100の使用者が、操作部107が有するキーを操作し、映像視聴プログラムの起動を指示する旨の操作を行うと、CPU102は記憶部105から映像視聴プログラムを読み出し、読み出した映像視聴プログラムを実行する(ステップS105)。映像視聴プログラムが実行されると、表示部108がCPU102により制御され、図7に例示した画面が表示部108に表示される。この画面を見た移動通信端末100の使用者が、操作部107が有するキーを操作し、画面に表示されている登録ボタンをクリックする旨の操作を行うと、表示部108がCPU102により制御され、図8に例示した画面が表示部108に表示される。
【0045】
この画面を見た移動通信端末100の使用者が、操作部107が有するキーを操作し、図13に例示したように、各テキストボックスに入力を行った後、画面に表示されている登録ボタンをクリックする旨の操作を行うと、CPU102は、各テキストボックスに入力されたデータ(BBB、0*0-bbbb-bbbb、CH1、100、10)を、図9に例示したフォーマットで内包する登録メッセージを生成する(ステップS106)。CPU102が通信部106を制御し、映像配信サーバ装置300を宛先として、この登録メッセージをパケット通信により送信すると、送信された登録メッセージは移動体通信網200のパケット通信網を介して映像配信サーバ装置300へ送られる(ステップS107)。
【0046】
映像配信サーバ装置300の通信部306が、登録メッセージを受信し、このメッセージをCPU302へ供給すると、CPU302は、登録メッセージに内包されたデータ(BBB、0*0-bbbb-bbbb、CH1、100、10)を抽出し、図3に例示したように、抽出したデータを映像利用者管理テーブルTB1に格納する(ステップS108)。CPU302は、映像利用者管理テーブルTB1にデータを格納した後、データが格納されたことを知らせる応答メッセージを生成する。CPU302が、通信部306を制御し、登録メッセージに内包された電話番号を宛先として、生成したメッセージをパケット通信により送信すると、送信された応答メッセージは移動体通信網200のパケット通信網を介して移動通信端末100へ送られる(ステップS109)。
【0047】
移動通信端末100の通信部106が、応答メッセージを受信し、このメッセージをCPU102へ供給すると、表示部108がCPU102により制御され、図11に例示した画面が表示される。この画面が表示されることにより、移動通信端末100の使用者は、送信したデータが映像配信サーバ装置に記憶されたことを知ることができる。
【0048】
この画面を見た移動通信端末100の使用者が、操作部107が有するキーを操作し、表示されたOKボタンをクリックする旨の操作を行うと、表示部108がCPU102により制御され、図7に例示した画面が表示部108に表示される。図7に例示した画面を見た移動通信端末100の使用者が、操作部107が有するキーを操作し、表示された視聴ボタンをクリックする旨の操作を行うと、CPU102は、記憶部105に記憶されている電話番号「0*0-bbbb-bbbb」を読み出し、この電話番号を内包し、映像の配信を要求する旨の配信要求メッセージを生成する(ステップS110)。CPU102が通信部106を制御し、映像配信サーバ装置300を宛先として、配信要求メッセージをパケット通信により送信すると、送信された映像配信要求メッセージは移動体通信網200のパケット通信網を介して映像配信サーバ装置300へ送られる(ステップS111)。
【0049】
映像配信サーバ装置300の通信部306が、配信要求メッセージを受信し、このメッセージをCPU302へ供給すると、CPU302は、このメッセージに内包された電話番号を抽出する。CPU302は、電話番号を抽出すると、この電話番号「0*0-bbbb-bbbb」をキーにして、映像利用者管理テーブルTB1の電話番号フィールドを検索する。CPU302は、検索キーとした電話番号が格納されているセルを見つけると、このセルに対応付けて格納されている、利用者番号データ「0*0-bbbb-bbbb」と、映像チャネルデータ「CH1」と、周期データ「100」、時間データ「10」とを読み出す。この後、CPU302は、読み出した利用者番号データと、映像チャネルデータと、周期データと、時間データとを、各々抽出利用者番号データ、抽出用映像チャネルデータ、抽出用周期データと計時用周期データ、抽出用時間データとして、各々対応付けてRAM304に格納させる。
【0050】
CPU302は、読み出したデータをRAM304に格納すると、抽出用映像チャネルデータ「CH1」で特定されるストリーミングデータ(本動作例では、映像提供装置400−1から送られてくるストリーミングデータ)に含まれているタイムコードなどの時間情報を用い、この時間情報が示す時間軸上において、抽出用周期データが示す周期で、抽出用時間データが示す時間長分のストリーミングデータを、抽出用映像チャネルデータ「CH1」で特定されるストリーミングデータから抽出する。CPU302は、ストリーミングデータを抽出すると、抽出したストリーミングデータを、抽出ストリーミングデータとして、抽出利用者番号データ「0*0-bbbb-bbbb」および抽出用映像チャネルデータ「CH1」に対応付けて記憶部305に記憶させる(ステップS112)。
【0051】
CPU302は、ストリーミングデータを記憶部305に記憶させる一方、計時用周期データの値を一秒ごとに減少させ、計時用周期データの値が「0」になると、計時用周期データの値を抽出用周期データの値と同じにする。この後、CPU302は、抽出利用者番号データ「0*0-bbbb-bbbb」と抽出用映像チャネルデータ「CH1」とを読み出す。CPU302は、この抽出用映像チャネルデータ「CH1」をキーとして、映像提供者管理テーブルTB2の映像チャネルフィールドを検索し、検索キーに該当するデータを格納しているセルを見つけると、このセルに対応付けて格納されている電話番号「**-1111-1111」を読み出す。この後、CPU302は、抽出用映像チャネルデータ「CH1」に対応付けて記憶部305に記憶された抽出ストリーミングデータを読み出す。
【0052】
CPU302は、抽出ストリーミングデータを読み出すと、この抽出ストリーミングデータと、RAM304から読み出した抽出用映像チャネルデータ「CH1」と、映像提供者管理テーブルTB2から読み出した電話番号「**-1111-1111」とを、通信部306を制御し、RAM304から読み出した電話番号「0*0-bbbb-bbbb」を宛先として、パケット通信により送信する。これらの送信されたデータは、移動体通信網200のパケット通信網を介して移動通信端末100へ送られる(ステップS113)。
【0053】
移動通信端末100の通信部106が、映像配信サーバ装置300から送信された抽出ストリーミングデータと、映像チャネルデータ「CH1」と、電話番号「**-1111-1111」とを受信すると、これらの受信したデータが対応付けられて記憶部105に記憶される。CPU102は、抽出ストリーミングデータを記憶させると、この抽出ストリーミングデータが記憶部105から映像再生部109へ供給されるように制御を行う。映像再生部109が、抽出ストリーミングデータを再生すると、抽出ストリーミングデータを再生して得られる画像を示すデータが、映像再生部109から表示部108へ供給される。CPU102が、抽出ストリーミングデータを再生して得られる画像が表示されるように表示部108を制御すると、移動通信端末100の使用者が、図13に示す画面にて入力した時間データが示す時間分の動画像が、図14に例示したように表示部108に表示される(ステップS114)。
【0054】
この動画像を見た移動通信端末100の使用者が、操作部107が有するテンキーのうち「1」キーを押下すると、CPU102は、操作部107から供給される信号に基づいて、移動通信端末100の使用者が、映像チャネル「CH1」の映像を所望していると判断する(ステップS115)。CPU102は、移動通信端末100の使用者が所望している映像チャネルを示す映像チャネルデータ「CH1」と、この映像チャネルデータに対応付けて記憶された電話番号「**-1111-1111」とを記憶部105から読み出す。CPU102は、通信部106を制御して発呼を行い、映像チャネルデータに対応付けて記憶された電話番号「**-1111-1111」を移動体通信網200へ送信し、音声通話回線の確立を試みる(ステップS116)。
【0055】
映像配信サーバ装置300が、移動通信端末100が行った発呼に応答し、移動通信端末100と映像配信サーバ装置300との間で、音声通話回線が確立すると(ステップS117)、CPU302は、音声通話回線を確立する時に移動体通信網200から映像配信サーバ装置300へ送られた、発呼を行った移動通信端末100の使用者に付与された電話番号「0*0-bbbb-bbbb」をRAM304に記憶させる。
【0056】
電話番号「**-1111-1111」で特定される音声通話回線が確立したので、CPU302は、電話番号「**-1111-1111」に対応付けられている映像チャネルデータ「CH1」を、映像提供者管理テーブルTB2から特定し、特定した映像チャネルデータで特定されるストリーミングデータ、即ち、映像提供装置400−1から送られてくるストリーミングデータを、音声通話回線を介して移動通信端末100へ送信する(ステップS118)。移動通信端末100の通信部106が、このストリーミングデータを受信すると、CPU102は、このストリーミングデータが映像再生部109へ供給されるように制御を行う。映像再生部109が、供給されたストリーミングデータを再生すると、このストリーミングデータを再生して得られる画像を示すデータが、映像再生部109から表示部108へ供給される。CPU102が、ストリーミングデータを再生して得られる画像が表示されるように表示部108を制御すると、図14に示した領域A01の部分にストリーミングデータを再生して得られる動画像が表示され(ステップS119)、移動通信端末100の使用者は、映像提供装置400−1が提供する映像を視聴することが可能となる。
【0057】
移動通信端末100の使用者が、動画像の視聴を終え、操作部107が有するキーを操作して、ストリーミングデータの配信を終了するよう指示する旨の操作を行うと(ステップS120)、CPU102は、記憶部105に記憶されている電話番号「0*0-bbbb-bbbb」を読み出し、この電話番号を内包し、ストリーミングデータの配信終了を要求する旨の配信終了要求メッセージを生成する。CPU102が通信部106を制御し、映像配信サーバ装置300を宛先として、配信終了要求メッセージをパケット通信により送信すると、送信された配信終了要求メッセージは移動体通信網200のパケット通信網を介して映像配信サーバ装置300へ送られる(ステップS121)。
【0058】
映像配信サーバ装置300の通信部306が、配信終了要求メッセージを受信し、このメッセージをCPU302へ供給すると、CPU302は、このメッセージに内包された電話番号を抽出する。CPU302は、電話番号「0*0-bbbb-bbbb」を抽出すると、通信部306を制御し、この抽出した電話番号で特定される移動通信端末100との間で確立されている音声通話回線を切断する(ステップS122)。また、CPU302は、電話番号「0*0-bbbb-bbbb」を抽出すると、この電話番号と、この電話番号に対応付けて格納されている抽出用映像チャネルデータ「CH1」と、抽出用周期データと、抽出用時間データとをRAM304から消去し、移動通信端末100へのストリーミングデータの配信を終了する。
【0059】
CPU302は、ストリーミングデータの配信を終了すると、配信を終了したことを知らせる配信終了メッセージを生成する。CPU302が、通信部306を制御し、配信終了要求メッセージに内包された電話番号「0*0-bbbb-bbbb」を宛先として、生成したメッセージをパケット通信により送信すると、送信された配信終了メッセージは、移動体通信網200のパケット通信網を介して移動通信端末100へ送られる(ステップS123)。
【0060】
移動通信端末100の通信部106が、配信終了メッセージを受信し、このメッセージをCPU102へ供給すると、表示部108がCPU102により制御され、図10に例示した画面が表示される(ステップS124)。この画面が表示されることにより、移動通信端末100の使用者は、ストリーミングデータの配信が終了されたことを確認することができる。
【0061】
[2−2.第2動作例]
次に、移動通信端末100の使用者が、グループ番号を入力して、映像配信を要求した場合の動作例を、図15を用いて説明する。なお、以下に説明する動作例においては、図5に例示したグループ管理テーブルTB3が、映像配信サーバ装置300の記憶部305に既に記憶されている場合を想定する。また、以下に説明する動作例においては、映像提供装置400−1から送信されるストリーミングデータは、映像チャネルデータ「CH1」、映像提供装置400−2から送信されるストリーミングデータは、映像チャネルデータ「CH2」、映像提供装置400−3から送信されるストリーミングデータは、映像チャネルデータ「CH3」で特定される場合を想定して、動作例の説明を行う。
【0062】
移動通信端末100の使用者が、映像視聴プログラムの起動を指示する旨の操作を行い、図8に例示した画面が表示されるまでの動作は、上述した第1実施形態の動作と同じであるため、その説明を省略する。図8に例示した画面を見た移動通信端末100の使用者が、操作部107が有するキーを操作し、図16に例示したように、各テキストボックスに入力を行った後、画面に表示されている登録ボタンをクリックする旨の操作を行うと、CPU102は、各テキストボックスに入力されたデータ(BBB、0*0-bbbb-bbbb、1)を、図9に例示したフォーマットで内包するグループ登録メッセージを生成する(ステップS201)。CPU102が通信部106を制御し、映像配信サーバ装置300を宛先として、このグループ登録メッセージをパケット通信により送信すると、送信されたグループ登録メッセージは移動体通信網200のパケット通信網を介して映像配信サーバ装置300へ送られる(ステップS202)。
【0063】
映像配信サーバ装置300の通信部306が、グループ登録メッセージを受信し、このメッセージをCPU302へ供給すると、CPU302は、グループ登録メッセージに内包された利用者名データと、電話番号データと、グループ番号データとを抽出する。CPU302は、抽出したグループ番号データをキーにして、グループ管理テーブルTB3のグループ番号フィールドを検索する。CPU302は、該当するデータが格納されているセルを見つけると、このセルに対応付けて格納されている映像チャネルデータと、周期データと、時間データとを読み出し、図17に例示したように、抽出したデータを映像利用者管理テーブルTB1に格納する(ステップS203)。CPU302は、映像利用者管理テーブルTB1にデータを格納した後、データが格納されたことを知らせる応答メッセージを生成する。CPU302が、通信部306を制御し、グループ登録メッセージに内包された電話番号を宛先として、生成したメッセージをパケット通信により送信すると、送信された応答メッセージは移動体通信網200のパケット通信網を介して移動通信端末100へ送られる(ステップS204)。
【0064】
移動通信端末100の通信部106が、応答メッセージを受信してから図7に例示した画面が表示部108に表示されるまでの動作は、第1動作例の動作と同じであるため、その説明を省略する。また、図7に例示した画面を見た移動通信端末100の使用者が、視聴ボタンをクリックする旨の操作を行い、配信要求メッセージが生成され(ステップS205)、映像配信サーバ装置300へ配信要求メッセージが送られるまでの動作も(ステップS206)、上述した第1動作例の動作と同じであるため、その説明を省略する。
【0065】
映像配信サーバ装置300の通信部306が、配信要求メッセージを受信し、このメッセージをCPU302へ供給すると、CPU302は、このメッセージに内包された電話番号を抽出する。CPU302は、電話番号を抽出すると、この電話番号「0*0-bbbb-bbbb」をキーにして、映像利用者管理テーブルTB1の電話番号フィールドを検索する。CPU302は、検索キーとした電話番号が格納されているセルを見つけると、このセルに対応付けて格納されている、利用者番号データと、映像チャネルデータと、周期データと、時間データとを読み出す。この後、CPU302は、読み出した利用者番号データと、映像チャネルデータと、周期データと、時間データとを、各々抽出利用者番号データ、抽出用映像チャネルデータ、抽出用周期データと計時用周期データ、抽出用時間データとして、各々対応付けて、図18に例示したようにRAM304に格納させる。
【0066】
CPU302は、読み出したデータをRAM304に格納すると、抽出用映像チャネルデータ「CH1」で特定されるストリーミングデータに含まれているタイムコードなどの時間情報を用い、この時間情報が示す時間軸上において、抽出用周期データが示す周期で、抽出用時間データが示す時間長分のストリーミングデータを、抽出用映像チャネルデータ「CH1」で特定されるストリーミングデータから抽出する。CPU302は、ストリーミングデータを抽出すると、抽出したストリーミングデータを、抽出ストリーミングデータとして、抽出利用者番号データ「0*0-bbbb-bbbb」および抽出用映像チャネルデータ「CH1」に対応付けて記憶部305に記憶させる。また、RAM304に格納された抽出用映像チャネルデータ「CH2」で特定されるストリーミングデータと、抽出用映像チャネルデータ「CH3」で特定されるストリーミングデータについても、抽出用映像チャネルデータ「CH1」で特定されるストリーミングデータと同様に、抽出用ストリーミングデータを生成し、抽出利用者番号データ「0*0-bbbb-bbbb」および抽出用映像チャネルデータに対応付けて記憶部305に記憶させる(ステップS207)。
【0067】
CPU302は、抽出ストリーミングデータを記憶部305に記憶させる一方、RAM304に記憶させた各々の計時用周期データの値を一秒ごとに減少させ、計時用周期データの値が「0」になると、計時用周期データの値を抽出用周期データの値と同じにする。例えば、CPU302は、抽出用映像チャネルデータ「CH1」に対応付けて記憶されている計時用周期データの値が「0」になると、計時用周期データの値を抽出用周期データの値と同じにする。この後、CPU302は、抽出利用者番号データ「0*0-bbbb-bbbb」と抽出用映像チャネルデータ「CH1」とを読み出す。CPU302は、この抽出用映像チャネルデータ「CH1」をキーとして、映像提供者管理テーブルTB2の映像チャネルフィールドを検索し、検索キーに該当するデータを格納しているセルを見つけると、このセルに対応付けて格納されている電話番号「**-1111-1111」を読み出す。この後、CPU302は、抽出用映像チャネルデータ「CH1」に対応付けて記憶部305に記憶された抽出ストリーミングデータを読み出す。
【0068】
CPU302は、抽出ストリーミングデータを読み出すと、この抽出ストリーミングデータと、RAM304から読み出した抽出用映像チャネルデータ「CH1」と、映像提供者管理テーブルTB2から読み出した電話番号「**-1111-1111」とを、通信部306を制御し、RAM304から読み出した電話番号「0*0-bbbb-bbbb」を宛先として、パケット通信により送信する。これらの送信されたデータは、移動体通信網200のパケット通信網を介して移動通信端末100へ送られる(ステップS208)。
【0069】
またCPU302は、例えば、抽出用映像チャネルデータ「CH2」に対応付けて記憶されている計時用周期データの値が「0」になると、抽出用映像チャネルデータ「CH1」の時と同様の動作により、抽出ストリーミングデータと、RAM304から読み出した抽出用映像チャネルデータ「CH2」と、映像提供者管理テーブルTB2から読み出した電話番号「**-2222-2222」とを、通信部306を制御し、RAM304から読み出した電話番号「0*0-bbbb-bbbb」を宛先として、パケット通信により送信する(ステップS210)。
またCPU302は、例えば、抽出用映像チャネルデータ「CH3」に対応付けて記憶されている計時用周期データの値が「0」になると、抽出用映像チャネルデータ「CH1」の時と同様の動作により、抽出ストリーミングデータと、RAM304から読み出した映像チャネルデータ「CH3」と、映像提供者管理テーブルTB2から読み出した電話番号「**-3333-3333」とを、通信部306を制御し、RAM304から読み出した電話番号「0*0-bbbb-bbbb」を宛先として、パケット通信により送信する(ステップS212)。
【0070】
移動通信端末100の通信部106が、映像チャネルデータ「CH1」で特定されるストリーミングデータ(映像提供装置400−1から配信されたストリーミングデータ)から抽出された抽出ストリーミングデータと、映像チャネルデータ「CH1」と、電話番号「**-1111-1111」とを受信すると、これらの受信したデータが対応付けられて記憶部105に記憶される。CPU102は、抽出ストリーミングデータを記憶させると、この抽出ストリーミングデータが記憶部105から映像再生部109へ供給されるように制御を行う。映像再生部109が、抽出ストリーミングデータを再生すると、抽出ストリーミングデータを再生して得られる画像を示すデータが、映像再生部109から表示部108へ供給される。CPU102が、抽出ストリーミングデータを再生して得られる画像が表示されるように表示部108を制御すると、グループ番号を登録することにより、映像利用者管理テーブルTB1に格納された時間データが示す時間分の動画像が、図19に例示した画面の領域A02の部分に表示される(ステップS209)。
【0071】
また、移動通信端末100の通信部106が、映像チャネルデータ「CH2」で特定されるストリーミングデータ(映像提供装置400−2から抽出された抽出ストリーミングデータ)から抽出された抽出ストリーミングデータと、映像チャネルデータ「CH2」と、電話番号「**-2222-2222」とを受信すると、これらの受信したデータが対応付けられて記憶部105に記憶される。CPU102は、抽出ストリーミングデータを記憶させると、この抽出ストリーミングデータが記憶部105から映像再生部109へ供給されるように制御を行う。映像再生部109が、抽出ストリーミングデータを再生すると、抽出ストリーミングデータを再生して得られる画像を示すデータが、映像再生部109から表示部108へ供給される。CPU102が、抽出ストリーミングデータを再生して得られる画像が表示されるように表示部108を制御すると、グループ番号を登録することにより、映像利用者管理テーブルTB1に格納された時間データが示す時間分の動画像が、図19に例示した画面の領域A03の部分に表示される。(ステップS211)
【0072】
また、移動通信端末100の通信部106が、映像チャネルデータ「CH3」で特定されるストリーミングデータ(映像提供装置400−3から抽出された抽出ストリーミングデータ)から抽出された抽出ストリーミングデータと、映像チャネルデータ「CH3」と、電話番号「**-3333-3333」とを受信すると、これらの受信したデータが対応付けられて記憶部105に記憶される。CPU102は、抽出ストリーミングデータを記憶させると、この抽出ストリーミングデータが記憶部105から映像再生部109へ供給されるように制御を行う。映像再生部109が、抽出ストリーミングデータを再生すると、抽出ストリーミングデータを再生して得られる画像を示すデータが、映像再生部109から表示部108へ供給される。CPU102が、抽出ストリーミングデータを再生して得られる画像が表示されるように表示部108を制御すると、グループ番号を登録することにより、映像利用者管理テーブルTB1に格納された時間データが示す時間分の動画像が、図19に例示した画面の領域A04の部分に表示される(ステップS213)。
【0073】
この動画像を見た移動通信端末100の使用者が、操作部107が有するテンキーを押下し、所望の映像を選択する操作を行った後の動作は、上述した第1動作例の動作と同じであるため、以下、その説明を省略する。
【0074】
以上説明したように本実施形態によれば、映像提供装置400から配信されるストリーミングデータが示す映像の時間軸において、時間データが示す時間長分のストリーミングデータが、周期データが示す周期で抽出され、抽出されたストリーミングデータが、周期データが示す周期で移動通信端末100へ配信される。このように、映像配信サーバ装置300からストリーミングデータが間欠的に端末装置へ配信されるので、移動通信端末100の使用者は、映像配信サーバ装置300が配信するストリーミングデータの内容を、視聴する前に的確に知ることが可能となる。
【0075】
移動体通信網200では、移動通信端末100が授受したパケットの量に応じて課金することが好適に行われており、授受するパケットの量に応じて、通信料金が請求される。本実施形態では、周期データと時間データとを、移動通信端末100の使用者が移動通信端末100において指定できる。移動通信端末100の使用者は、この移動通信端末100を用いることにより、間欠的に送信されるストリーミングデータの時間的長さと、間欠的に送信される周期とを移動通信端末100の使用者が自由に指定できるので、移動通信端末100へ送信されるパケットの量を調整することが可能となり、移動通信端末100の使用者の金銭的余裕に応じて、柔軟に周期データと時間データとを設定することができる。
【0076】
また、本実施形態では、グループ識別子を指定することにより、映像チャネルデータや、周期データおよび時間データを一括で設定できるので、移動通信端末100の使用者は、個々に映像チャネルデータや周期データ、時間データを入力する場合と比較して、容易に登録を行うことができる。
【0077】
[3.変形例]
本発明は、係る実施形態に限定されるものではない。以下、上述した実施形態の変形例について述べる。
【0078】
映像提供者管理テーブルTB2への事業者名の登録や、映像利用者管理テーブルTB1へのデータの格納は、通信により行うのでなく、書面により通知して、映像配信サーバ装置300の運用者が、入力するようにしてもよい。
【0079】
ストリーミングデータのフォーマットは、時間情報を有するものであれば、上述した実施形態で述べたMPEG4だけでなく、他のフォーマットであってもよい。また、時間情報はタイムコードだけでなく、時間軸として使用できるのであれば、タイムコード以外の情報であってもよい。
【0080】
映像提供装置400は、映画やアニメーションなどの動画像を再生するためのストリーミングデータ生成して配信するようにしてもよい。また、移動通信端末100に配信されるストリーミングデータは、動画像を表示するためのストリーミングデータに限定されるものではない。映像提供装置400と映像配信サーバ装置300は、音声や音楽を再生するためのストリーミングデータを配信するようにしてもよい。
【0081】
映像配信サーバ装置300が抽出ストリーミングデータを配信するタイミングは、周期データが示す周期に限定されるものではない。映像配信サーバ装置300は、映像配信サーバ装置300の運用者が設定した周期など、予め設定された所定の周期で抽出ストリーミングデータを移動通信端末100へ配信するようにしてもよい。
【0082】
また映像配信サーバ装置300は、抽出ストリーミングデータを、映像配信サーバ装置300の運用者が設定した数など、予め設定された所定の数に達するまで記憶部305に記憶し、所定の数に達した後、記憶した抽出ストリーミングデータを結合して100へ配信したり、記憶した抽出ストリーミングデータを順次、移動通信端末100へ配信するようにしてもよい。このような態様でも、移動通信端末100の使用者は、映像配信サーバ装置300が配信するストリーミングデータの内容を、視聴する前に的確に知ることが可能となる。また、記憶した抽出ストリーミングデータを、一定期間、記憶部305に記憶させるようにしてもよい。このような態様によれば、例えば、監視カメラが撮影した映像を、映像提供装置400がストリーミングデータとして配信する場合、記憶部305に記憶された映像を、犯罪発生時の証拠映像として使用することができる。
【0083】
映像配信サーバ装置300が提供する配信サービスを受けることが可能な通信端末は、移動通信端末100に限定されるものではない。移動体通信網200が提供するサービスを受けることが可能な端末であれば、一般的なパーソナルコンピュータや、PDA(Personal Digital Assistance)などの端末であってもよい。また、映像配信サーバ装置300をインターネットおよび固定通信網に接続し、一般的なパーソナルコンピュータで、これらの通信網を介して、映像配信サーバ装置300が提供する配信サービスを受けるようにしてもよい。
【0084】
ストリーミングデータの配信は、音声通話回線を介した配信に限定されるものではない。通信に先立ち、通信路を確保する態様であれば、他の通信方法でストリーミングデータを配信するようにしてもよい。
【0085】
映像配信サーバ装置300は、時間データの値が「0」である場合には、周期データが示す周期毎に、ストリーミングデータを再生した時に静止画像となるようにストリーミングデータを抽出し、抽出したストリーミングデータを配信するようにしてもよい。
【0086】
上述した実施形態では、図8に示した画面において、利用者名を入力するようになっているが、電話番号だけでも、移動通信端末100の使用者を特定することができるので、利用者名を入力しないようにしてもよい。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、視聴者が視聴しようとする動画を決定する前に、動画の内容を視聴者へ的確に伝えることを可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係わる映像配信システムの全体構成を例示する図である。
【図2】 同実施形態に係わる映像配信サーバ装置300のハードウェア構成を例示する図である。
【図3】 同実施形態に係わる映像配信サーバ装置300が記憶する映像利用者管理テーブルTB1のフォーマットを例示する図である。
【図4】 同実施形態に係わる映像配信サーバ装置300が記憶する映像提供者管理テーブルTB2のフォーマットを例示する図である。
【図5】 同実施形態に係わる映像配信サーバ装置300が記憶するグループ管理テーブルTB3のフォーマットを例示する図である。
【図6】 同実施形態に係わる移動通信端末100のハードウェア構成を例示する図である。
【図7】 同実施形態に係わる移動通信端末100の表示部に表示される画面を例示する図である。
【図8】 同実施形態に係わる移動通信端末100の表示部に表示される画面を例示する図である。
【図9】 同実施形態に係わる移動通信端末100が送信する登録メッセージのフォーマットを例示する図である。
【図10】 同実施形態に係わる移動通信端末100の表示部に表示される画面を例示する図である。
【図11】 同実施形態に係わる移動通信端末100の表示部に表示される画面を例示する図である。
【図12】 同実施形態の第1動作例を説明するための図である。
【図13】 同実施形態に係わる移動通信端末100の表示部に表示される画面を例示する図である。
【図14】 同実施形態に係わる移動通信端末100の表示部に表示される画面を例示する図である。
【図15】 同実施形態の第2動作例を説明するための図である。
【図16】 同実施形態に係わる移動通信端末100の表示部に表示される画面を例示する図である。
【図17】 映像利用者管理テーブルTB1に格納されるデータを例示する図である。
【図18】 RAM304に格納されたデータを例示する図である。
【図19】 同実施形態に係わる移動通信端末100の表示部に表示される画面を例示する図である。
【符号の説明】
100・・・移動通信端末
101・・・バス、102・・・CPU、103・・・ROM、104・・・RAM、105・・・記憶部、106・・・通信部、107・・・操作部、108・・・表示部、109・・・映像再生部
200・・・移動体通信網
300・・・映像配信サーバ装置
301・・・バス、302・・・CPU、303・・・ROM、304・・・RAM、305・・・記憶部、306・・・通信部
400・・・映像提供装置

Claims (10)

  1. 当該ストリーミングデータを再生した際の時間軸を示す時間軸情報を含んでいるストリーミングデータを順次受信する受信手段と、
    周期を示す周期データと時間長を示す時間データとを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段が記憶した周期データおよび時間データを読み出して、各々抽出周期データおよび抽出時間データとして出力する読み出し手段と、
    前記時間軸情報が示す時間軸上において、前記抽出時間データが示す時間だけ、前記受信手段が受信したストリーミングデータを抽出ストリーミングデータとして抽出し、かつ、その抽出の周期を前記抽出周期データが示す周期とする抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した抽出ストリーミングデータを、間欠的に順次配信する配信手段と
    を有する映像配信サーバ装置。
  2. 利用者が使用する通信端末から送信される、当該利用者を識別する利用者識別子と前記周期データと前記時間データとを受信する第2の受信手段を具備し、
    前記記憶手段は、前記第2の受信手段が受信した利用者識別子、前記周期データおよび前記時間データを対応付けて記憶し、
    前記読み出し手段は、前記記憶手段が記憶した周期データと時間データと利用者識別子とを読み出して、各々抽出周期データ、抽出時間データ、抽出利用者識別子として出力し、
    前記配信手段は、前記抽出手段が抽出した抽出ストリーミングデータを、前記抽出利用者識別子を宛先として間欠的に順次配信すること
    を特徴とする請求項1に記載の映像配信サーバ装置。
  3. 前記受信手段は、複数の提供装置から送信される前記ストリーミングデータを受信し、
    利用者が使用する通信端末から送信される、当該利用者を識別する利用者識別子と前記周期データと前記時間データと前記提供装置が送信するストリーミングデータを特定する映像識別子とを受信する第2の受信手段を具備し、
    前記記憶手段は、前記第2の受信手段が受信した周期データ、時間データ、利用者識別子および映像識別子とを対応付けて記憶し、
    前記読み出し手段は、前記記憶手段が記憶した周期データと時間データと利用者識別子と映像識別子とを読み出して、各々抽出周期データ、抽出時間データ、抽出利用者識別子、抽出映像識別子として出力し、
    前記抽出手段は、前記抽出映像識別子で特定されるストリーミングデータに含まれる時間軸情報が示す時間軸上において、前記抽出時間データが示す時間だけ、前記受信手段が受信したストリーミングデータを抽出ストリーミングデータとして抽出し、かつ、その抽出の周期を前記抽出周期データが示す周期とし、
    前記配信手段は、前記抽出手段が抽出した抽出ストリーミングデータを、前記抽出利用者識別子を宛先として間欠的に順次配信すること
    を特徴とする請求項1に記載の映像配信サーバ装置。
  4. 前記受信手段は、複数の提供装置から送信される前記ストリーミングデータを受信し、
    利用者が使用する通信端末から送信される、当該利用者を識別する利用者識別子とグループを識別するグループ識別子とを受信する第2の受信手段を具備し、
    前記記憶手段は、前記第2の受信手段が受信したグループ識別子に予め対応付けて記憶している前記映像識別子と前記周期データと前記時間データと、前記データ受信手段が受信した利用者識別子とを対応付けて記憶し、
    前記読み出し手段は、前記記憶手段が記憶した利用者識別子と周期データと時間データと映像識別子とを読み出して、各々抽出利用者識別子、抽出周期データ、抽出時間データ、抽出映像識別子として出力し、
    前記抽出手段は、前記抽出映像識別子で特定されるストリーミングデータに含まれる時間軸情報が示す時間軸上において、前記抽出時間データが示す時間だけ、前記受信手段が受信したストリーミングデータを抽出ストリーミングデータとして抽出し、かつ、その抽出の周期を前記抽出周期データが示す周期とし、
    前記配信手段は、前記抽出手段が抽出した抽出ストリーミングデータを、前記抽出利用者識別子を宛先として間欠的に順次配信すること
    を特徴とする請求項1に記載の映像配信サーバ装置。
  5. 前記配信手段は、前記抽出手段が抽出した抽出ストリーミングデータを、前記周期データが示す周期で順次配信すること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれかの請求項に記載の映像配信サーバ装置。
  6. 通信回線を通信端末との間で確立する回線確立手段と、
    前記通信端末との間で確立した通信回線を介して、前記受信手段が受信したストリーミングデータを配信するストリーミングデータ配信手段と
    をさらに有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの請求項に記載の映像配信サーバ装置。
  7. 前記記憶手段が、前記抽出手段が抽出した抽出ストリーミングデータを記憶することを特徴とする請求項1に記載の映像配信サーバ装置。
  8. 前記配信手段は、前記記憶手段が記憶した抽出ストリーミングデータが所定の数に達した場合、記憶した抽出ストリーミングデータを結合し、結合したストリーミングデータデータを配信すること
    を特徴とする請求項7に記載の映像配信サーバ装置。
  9. 周期を示す周期データと時間長を示す時間データとを記憶部に記憶させる記憶ステップと、
    前記記憶ステップが記憶した周期データおよび時間データを読み出して、各々抽出周期データおよび抽出時間データとして出力する読み出しステップと、
    当該ストリーミングデータを再生した際の時間軸を示す時間軸情報を含んでいるストリーミングデータを受信する受信ステップと、
    前記時間軸情報が示す時間軸上において、前記抽出時間データが示す時間だけ、前記受信手段が受信したストリーミングデータを抽出ストリーミングデータとして抽出し、かつ、その抽出の周期を前記抽出周期データが示す周期とする抽出ステップと、
    前記抽出ステップが抽出した抽出ストリーミングデータを、間欠的に順次配信する配信ステップと
    を有する映像配信方法。
  10. 当該ストリーミングデータを再生した際の時間軸を示す時間軸情報を含んでいるストリーミングデータを順次受信する受信手段と、
    通信端末の利用者を識別する利用者識別子と前記周期データと前記時間データとを受信する第2の受信手段と、
    前記時間軸情報が示す時間軸上において、前記第2の受信手段が受信した時間データが示す時間だけ、前記受信手段が受信したストリーミングデータを抽出ストリーミングデータとして抽出し、かつ、その抽出の周期を、前記第2の受信手段が受信した周期データが示す周期とする抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した抽出ストリーミングデータを、前記第2の受信手段が受信した利用者識別子を宛先として間欠的に順次配信する配信手段と、
    を有する映像配信サーバ装置と、
    前記配信手段が配信する抽出ストリーミングデータを受信する抽出ストリーミングデータ受信手段と、
    前記抽出ストリーミングデータ受信手段が受信した抽出ストリーミングデータを再生し、抽出ストリーミングデータを再生して得られる画像を表示する映像表示手段とを有する通信端末と
    を有する映像配信システム。
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