JP2004134941A - 信号処理装置、信号処理方法、映像信号処理装置および映像信号処理方法 - Google Patents

信号処理装置、信号処理方法、映像信号処理装置および映像信号処理方法 Download PDF

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Masayuki Serizawa
芹沢 正之
Kenji Tabei
田部井 憲治
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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Abstract

【課題】撮像素子のキズを精度良く検出し、キズの影響を適切に改善して、良好な映像信号を得る。
【解決手段】撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段1200と、キズしきい値制御手段1200によって制御されたキズしきい値に基づき画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段1300と、キズ検出手段1300でキズと識別された画素をキズ補正するキズ補正手段1400とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はCCD等の固体撮像素子を用いた映像信号を処理し、この映像信号中に存在する画素のキズを検出し、キズ補正する信号処理装置、信号処理方法、映像信号処理装置および映像信号処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
CCD等の半導体により形成された固体撮像素子においては、半導体の局所的な結晶欠陥等により画質劣化することが一般に知られている。入射光量に応じた撮像出力に常に一定のバイアス電圧が加算されてしまう画素欠陥は、この画素欠陥がそのまま処理されると、モニター画面上に高輝度の白い点となって現れるので白キズと呼ばれている。また、光電感度の低いものは黒キズと呼ばれている。画素欠陥の検出および画素欠陥の補正に関しては特許文献1が知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−7675号公報
【0004】
図21から図23を用いて従来の信号処理装置について示す。これは、図21は撮像素子100と、撮像素子100から読み出されたアナログの各画素の値をディジタルに変換するA/D変換器110と、A/D変換器110出力のディジタル映像信号より、輝度信号1111を生成し、注目画素がキズか否かを検出するためのしきい値を制御するためのしきい値制御回路120と、しきい値制御回路120出力とA/D変換器110出力のディジタル映像信号から、注目画素がキズか否かを検出するためのしきい値に基づいて、A/D変換器110出力のディジタル信号が画素欠陥か否かを検出する検出回路130と、検出回路130出力を用いてA/D変換器110出力のディジタル映像信号の画素欠陥を補正する補正回路140を備えた映像信号処理装置である。この映像信号処理装置は、被写体の映像信号レベルによらずに信号とキズの識別ができるために、キズを見落とすことなくキズ補正を行い、良好な画像を得ることができるというものである。
【0005】
以下に、撮像素子のキズ検出およびキズ補正方法について述べる。キズは、周辺画素に対して、通常一画素に対して信号レベルが突出している。このため、注目画素とその周辺の画素とを比較し、注目画素が一定レベル以上突出している場合をキズと識別することができる。図22に従来の検出回路130の内部構成を示す。入力されたA/D変換器110出力のディジタル映像信号は輝度信号生成手段111にて輝度信号1111として生成される。次にこの輝度信号1111はフリップフロップ150、160を通り、注目画素Ynを基準として、注目画素Ynと注目画素の一画素前の画素Yn−1との差分を加算器170で生成し、この差分としきい値B132を比較器190で比較する。注目画素Ynと注目画素Ynの一画素後の画素Yn+1との差分を加算器180で生成し、この差分としきい値A131を比較器200で比較する。そして、比較した結果、論理積手段210において、それぞれ差分がしきい値しきい値B132、しきい値A131より大きい場合には、注目画素Ynをキズと検出するものである。
【0006】
従来の映像信号処理装置では、この際、しきい値制御回路120で輝度信号1111の輝度レベルに応じてしきい値A131,しきい値B132を制御する。例えば輝度信号1111自体の輝度レベルが高い場合には、ガンマ補正の影響でキズである画素の突出量(注目画素と周辺画素との差分)自体があまり大きな値にならないが、低輝度時にはキズである画素の突出量(注目画素と周辺画素との差分)は大きくなるため、しきい値制御回路120において、輝度信号1111の輝度レベルに応じて、高輝度時には、しきい値A131、しきい値B132を低輝度時に比べて小さく制御し、低輝度時にはしきい値A131、しきい値B132を高輝度時に比べて大きくなるように逆ガンマ特性のような特性を持たせ、A/D変換器110出力のディジタル映像信号に対し、画素をキズと見なす突出量(注目画素と周辺画素との差分)であるしきい値A131、しきい値B132を制御していた。そして、しきい値A131、しきい値B132を超えるような、注目画素Ynをキズと検出した場合には、図23に示すようなフリップフロップ220とフリップフロップ230と加算器240とセレクタ手段250とで構成される補正回路140で、キズと検出した画素Ynを周辺画素の平均値で補正し、一方、注目画素Ynがキズでない場合にはそのまま出力していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の映像信号処理装置は以上のように構成されているので、撮像素子100出力の映像信号から輝度信号を生成してからキズ検出を行う場合は、LPF(ローパスフィルタ)の影響でキズが周辺画素に広がってしまう。また、輝度信号のみでキズ検出を行い、キズと判定した画素を周辺画素の平均値によって輝度信号のみキズ補正するだけでは、色差信号は補正されないため、キズの影響で画面上では偽色信号が生じやすいという問題点があった。さらに、周辺画素と注目画素との比較でキズを検出しているため、細かな模様の被写体では、キズを正確に区別することは困難であった。
【0008】
例えば、従来のキズ検出方法では、映像信号に含まれるランダムなノイズ成分はキズと誤認識されやすく、周辺の画素の平均等で誤って補正されてしまうという問題がある。
【0009】
また、キズを含んだ映像信号に対して輪郭補正処理等の画像処理を施すとさらにキズを強調してしまう場合があるという問題もある。さらに、キズを含んだ映像信号がAGC(Automatic Gain Control)処理の影響を受けているような場合には、信号レベルが変動するためキズか否かを判定することがさらに困難になってしまうという問題もある。
【0010】
本発明の映像信号処理装置は上記問題点を解決するため、撮像素子のキズ検出の精度を向上させ、細かな模様の被写体、ノイズ成分の影響を受けているような被写体、AGC処理の影響のある映像信号に含まれる撮像素子のキズ成分であっても、キズを適切にキズ補正することにより、偽色のない良好な映像信号が得られる信号処理装置、信号処理方法、映像信号処理装置および映像信号処理方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的達成のため、本発明の請求項1記載の信号処理装置は、撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素をキズ補正するキズ補正手段とを備えたことを特徴とする。これにより、一画素単位で撮像素子のキズを精度よく補正することができ、偽色のない良好な映像信号が得られる。
【0012】
本発明の請求項2記載の信号処理装置は、撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素に対するキズの有無情報を蓄積し、キズあるいは細かな模様や文字であるか否かを識別するキズ情報蓄積手段と、前記キズ情報蓄積手段によりキズと識別された画素をキズ補正するキズ補正手段とを備えたことを特徴とする。これにより、被写体が細かな模様や文字であるような場合でも、撮像素子のキズを精度よく補正することができるため良好な映像信号が得られる。
【0013】
本発明の請求項3記載の信号処理装置は、撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素が画像のエッジにあるキズか否かを識別するエッジ検出手段と、前記キズ検出手段によるキズ識別結果と前記エッジ検出手段によるエッジ識別結果とに基づき画素をキズ補正するキズ補正手段とを備えたことを特徴とする。これにより、画像のエッジ付近に存在するような撮像素子のキズであっても精度よく補正することができるため偽色のない良好な映像信号が得られる。
【0014】
本発明の請求項4記載の信号処理装置は、撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別するフレーム蓄積キズ検出手段と、前記フレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を基に画素をキズ補正するキズ補正手段とを備えたことを特徴とする。これにより、映像信号がノイズ成分の影響を受けているような場合であっても、撮像素子のキズを精度よく補正することができ、このため偽色のない良好な映像信号が得られる。
【0015】
本発明の請求項5記載の信号処理装置は、撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別するフレーム蓄積キズ検出手段と、被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合に前記フレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行う動き検出手段と、前記動き検出手段でのキズ検出結果を基に画素をキズ補正するキズ補正手段とを備えたことを特徴とする。これにより、映像信号がノイズ成分の影響を受けていたり、被写体に動きがあるような場合であっても、撮像素子のキズを精度よく補正することができ、このため偽色のない良好な映像信号が得られる。
【0016】
本発明の請求項6記載の信号処理装置は、撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段と、前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減するためのフレーム巡回ノイズ除去手段と、前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別するフレーム蓄積キズ検出手段と、被写体の動き情報を識別し、被写体が静止画像の場合にフレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行う動き検出手段と、前記動き検出手段でのキズ検出結果を基に画素をキズ補正するキズ補正手段とを備えたことを特徴とする。これにより、映像信号がノイズ成分の影響を受けているような場合であっても、キズの誤検出を低減でき、このため撮像素子のキズを精度よく補正することができ、偽色のない良好な映像信号が得られる。
【0017】
本発明の請求項7記載の信号処理装置は、撮像素子出力の映像信号に対して被写体を見やすくするようにゲイン調整するAGC手段と、前記AGC手段での映像信号に対するゲイン量の増減に応じて前記映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記映像信号の画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段と、前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減するためのフレーム巡回ノイズ除去手段と、前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別するフレーム蓄積キズ検出手段と、被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合にフレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行う動き検出手段と、前記動き検出手段でのキズ検出結果を基に画素をキズ補正するキズ補正手段とを備えたことを特徴とする。これにより、映像信号がノイズ成分の影響を受けている場合や被写体に動きがある場合、明るさが変動するような場合であってもキズ検出が精度よく行えるとともに、撮像素子のキズを精度よく補正することができるため、偽色のない良好な映像信号が得られる。
【0018】
本発明の請求項8記載の信号処理装置は、撮像素子出力の映像信号に対して被写体を見やすくするようにゲイン調整するAGC手段と、前記AGC手段での映像信号に対するゲイン量の増減に応じて前記映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記映像信号中の画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素が画像のエッジにあるキズか否かを識別するエッジ検出手段と、前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減するためのフレーム巡回ノイズ除去手段と、前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別するフレーム蓄積キズ検出手段と、被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合にフレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行う動き検出手段と、前記動き検出手段でのキズ検出結果および前記エッジ検出手段によるエッジか否かの情報に基づき画素をキズ補正するキズ補正手段とを備えたことを特徴とする。これにより、映像信号がノイズ成分の影響を受けている場合や被写体に動きがある場合、明るさが変動するような場合であってもキズ検出が精度よく行えるため、画像のエッジ付近に存在するようなキズ撮像素子のキズであっても適切にキズ補正ができ、偽色のない良好な映像信号が得られる。これにより、被写体が細かな模様や文字であるような場合であっても、撮像素子のキズを精度よく補正することができる、このため良好な映像信号が得られる。
【0019】
本発明の請求項9記載の信号処理装置は、撮像素子出力の映像信号に対して被写体を見やすくするようにゲイン調整するAGC手段と、前記AGC手段での映像信号に対するゲイン量の増減に応じて前記映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記映像信号中の画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素が画像のエッジにあるキズか否かを識別するエッジ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素に対するキズの有無情報を蓄積し、キズあるいは細かな模様や文字であるか否かを識別するキズ情報蓄積手段と、前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減するためのフレーム巡回ノイズ除去手段と、前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別するフレーム蓄積キズ検出手段と、被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合にフレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行う動き検出手段と、前記動き検出手段でのキズ検出結果および前記エッジ検出手段によるエッジか否かの情報と前記キズ情報蓄積手段によるキズ検出結果に基づき画素をキズ補正するキズ補正手段とを備えたことを特徴とする。これにより、映像信号がノイズ成分の影響を受けている場合や被写体に動きがある場合や明るさが変動するような場合、さらに被写体が細かな模様や文字であるような場合でも精度良くキズ検出が行え、画像のエッジ付近に存在するような撮像素子のキズであっても適切なキズ補正ができ、このため偽色のない良好な映像信号が得られる。これにより、画像のエッジ付近に存在するような撮像素子のキズであっても、撮像素子のキズを精度よく補正することができ、このため偽色のない良好な映像信号が得られる。
【0020】
本発明の請求項10記載の信号処理装置は、撮像素子出力の映像信号に対して被写体を見やすくするようにゲイン調整するAGC手段と、前記AGC手段での映像信号に対するゲイン量の増減に応じ前記映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記映像信号中の画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素が画像のエッジにあるキズか否かを識別するエッジ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素に対するキズの有無情報を蓄積し、キズあるいは細かな模様や文字であるか否かを識別するキズ情報蓄積手段と、前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減するためのフレーム巡回ノイズ除去手段と、前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別するフレーム蓄積キズ検出手段と、被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合にフレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行う動き検出手段と、前記動き検出手段でのキズ検出結果および前記エッジ検出手段によるエッジか否かの情報と前記キズ情報蓄積手段によるキズ検出結果に基づき画素をキズ補正するキズ補正手段と、画素がキズ補正された映像信号を基にカメラ信号処理を行うカメラプロセスとを備えたことを特徴とする。これにより、映像信号がノイズ成分の影響を受けている場合や被写体に動きがある場合や明るさが変動するような場合、さらに被写体が細かな模様や文字であるような場合であるような場合でも精度良くキズ検出が行え、画像のエッジ付近に存在するような撮像素子のキズであっても適切なキズ補正が施された良好な映像信号を基にカメラプロセスではカメラ信号処理を行うことができるため、カメラプロセス出力は撮像素子のキズが補正された偽色のない良好な映像信号が得られる。これにより、映像信号がノイズ成分の影響を受けているような場合であっても撮像素子のキズを精度よく補正することができるため偽色のない良好な映像信号が得られる。
【0021】
本発明の請求項11記載の画像処理装置は、撮像素子出力の映像信号に対して被写体を見やすくするようにゲイン調整するAGC手段と、前記AGC手段での映像信号に対するゲイン量の増減に応じて前記映像信号の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記映像信号中の画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素が画像のエッジにあるキズか否かを識別するエッジ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素に対するキズの有無情報を蓄積し、キズあるいは細かな模様や文字であるか否かを識別するキズ情報蓄積手段と、前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減するためのフレーム巡回ノイズ除去手段と、前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別するフレーム蓄積キズ検出手段と、被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合にフレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行う動き検出手段と、前記動き検出手段でのキズ検出結果および前記エッジ検出手段によるエッジか否かの情報と前記キズ情報蓄積手段によるキズ検出結果に基づき画素をキズ補正するキズ補正手段と、画素がキズ補正された前記映像信号を基にカメラ信号処理を行うカメラプロセスと、画素がキズ補正された前記映像信号を基にカメラ信号処理を行った前記カメラプロセス出力の画像を基に画像処理を行う画像処理手段とを備えたことを特徴とする。これにより、映像信号がノイズ成分の影響を受けている場合や被写体に動きがある場合や明るさが変動するような場合、さらに被写体が細かな模様や文字であるような場合でも精度良くキズ検出が行え、画像のエッジ付近に存在するような撮像素子のキズであっても、適切なキズ補正が施された偽色のない良好な映像信号を基にカメラプロセスでカメラ信号処理を行うことができ、カメラプロセス出力の映像信号を基に画像処理手段では各種画像処理を行うことができるため精度の良い画像処理を行うことができる。
【0022】
本発明の請求項12記載の映像信号処理装置は、前記請求項1乃至9のいずれか一つに記載の信号処理装置と、カメラ信号処理を行うカメラプロセスとを備えたことを特徴とする。これにより、撮像素子のキズを適切にキズ補正した偽色のない良好な映像信号を基にカメラプロセスでカメラ信号処理を行うことができ、カメラプロセス出力として撮像素子のキズが補正された良好な映像信号が得られる。これにより、映像信号がノイズ成分の影響を受けているような場合であってもキズの誤検出を低減でき、撮像素子のキズを精度よく補正することができ、偽色のない良好な映像信号が得られる。
【0023】
本発明の請求項13記載の画像処理装置は、前記請求項1乃至9のいずれか一つに記載の信号処理装置と、カメラ信号処理を行うカメラプロセスと、前記カメラプロセス出力を基に画像処理を行う画像処理手段とを備えたことを特徴とする。これによれば、撮像素子のキズを適切にキズ補正した良好なカメラプロセス出力を用いて画像処理を行うことができ、このため偽色のない精度の良い画像処理を行うことができる。
【0024】
本発明の請求項14記載の信号処理方法は、キズしきい値制御手段が撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段が前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別し、キズ補正手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素をキズ補正することを特徴とする。これにより、一画素単位で撮像素子のキズを精度よく補正することができるため、偽色のない良好な映像信号が得られる。
【0025】
本発明の請求項15記載の信号処理方法は、キズしきい値制御手段が撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段がキズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別し、キズ情報蓄積手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素に対するキズの有無情報を蓄積し、キズあるいは細かな模様や文字であるか否かを識別し、キズ補正手段が前記キズ情報蓄積手段によりキズと識別された画素をキズ補正することを特徴とする。これにより、被写体が細かな模様や文字であるような場合でも、撮像素子のキズを精度よく補正することができ、良好な映像信号が得られる。
【0026】
本発明の請求項16記載の信号処理方法は、キズしきい値制御手段が撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段がキズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別し、エッジ検出手段が前記前記キズ検出手段でキズと識別された画素が画像のエッジにあるキズか否かを識別し、キズ補正手段が前記キズ検出手段によるキズ識別結果とエッジ検出手段によるエッジ識別結果とに応じて画素をキズ補正することを特徴とする。これにより、画像のエッジ付近に存在するような撮像素子のキズであっても精度よく補正することができるため偽色のない良好な映像信号が得られる。
【0027】
本発明の請求項17記載の信号処理方法は、キズしきい値制御手段が撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段が前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別し、フレーム蓄積キズ検出手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別し、キズ補正手段が前記フレーム蓄積手段でのキズ識別結果を基に画素をキズ補正することを特徴とする。これにより、映像信号がノイズ成分の影響を受けているような場合であっても、撮像素子のキズを精度よく補正することができ、偽色のない良好な映像信号が得られる。
【0028】
本発明の請求項18記載の信号処理方法は、キズしきい値制御手段が撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別し、フレーム蓄積キズ検出手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別し、動き検出手段が被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合に前記フレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行い、キズ補正手段が前記動き検出手段でのキズ検出結果を基にキズである画素をキズ補正することを特徴とする。これにより、映像信号がノイズ成分の影響を受けていたり、被写体に動きがあるような場合であっても、撮像素子のキズを精度よく補正することができるとともに、偽色のない良好な映像信号が得られる。
【0029】
本発明の請求項19記載の信号処理方法は、キズしきい値制御手段が撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段がキズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別し、フレーム巡回ノイズ除去手段が前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減し、フレーム蓄積キズ検出手段が前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別し、動き検出手段が被写体の動き情報を識別し、被写体が静止画像の場合にフレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行い、キズ補正手段が前記動き検出手段でのキズ検出結果を基にしてキズである画素をキズ補正することを特徴とする。これにより、映像信号がノイズ成分の影響を受けているような場合であっても、キズの誤検出を低減できるため、撮像素子のキズを精度よく補正することができ、さらに偽色のない良好な映像信号が得られる。
【0030】
本発明の請求項20記載の信号処理方法は、AGC手段が撮像素子出力の映像信号に対して被写体を見やすくするようにゲイン調整して、キズしきい値制御手段が、前記AGC手段での映像信号に対するゲイン量の増減に応じて前記映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段が前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記映像信号の画素がキズか否かを一画素単位で識別し、フレーム巡回ノイズ除去手段が前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減し、フレーム蓄積キズ検出手段が前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別し、動き検出手段が被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合にフレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行い、キズ補正手段が前記動き検出手段でのキズ検出結果を基に画素をキズ補正することを特徴とする。これにより一画素単位で撮像素子のキズを精度よく補正することができるため、偽色のない良好な映像信号が得られる。
【0031】
本発明の請求項21記載の信号処理方法は、AGC手段が撮像素子出力の映像信号に対して被写体を見やすくするようにゲイン調整し、キズしきい値制御手段が前記AGC手段での映像信号に対するゲイン量の増減に応じて前記映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段が前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記映像信号中の画素がキズか否かを一画素単位で識別し、エッジ検出手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素が画像のエッジにあるキズか否かを識別し、フレーム巡回ノイズ除去手段が前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減し、フレーム蓄積キズ検出手段が前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別し、動き検出手段が被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合にフレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行いキズ補正手段が前記動き検出手段でのキズ検出結果および前記エッジ検出手段によるエッジか否かの情報に基づき画素をキズ補正することを特徴とする。これにより、映像信号がノイズ成分の影響を受けている場合や、被写体に動きがある場合、明るさが変動するような場合であってもキズ検出が精度よく行えるため、画像のエッジ付近に存在するようなキズ撮像素子のキズであっても適切にキズ補正ができ、偽色のない良好な映像信号が得られる。これにより、被写体が細かな模様や文字であるような場合でも、撮像素子のキズを精度よく補正することができ良好な映像信号が得られる。
【0032】
本発明の請求項22記載の信号処理方法は、AGC手段が撮像素子出力の映像信号に対して被写体を見やすくするようにゲイン調整し、キズしきい値制御手段が前記AGC手段での映像信号に対するゲイン量の増減に応じて前記映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段がキズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記映像信号中の画素がキズか否かを一画素単位で識別し、エッジ検出手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素が画像のエッジにあるキズか否かを識別し、キズ情報蓄積手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素に対するキズの有無情報を蓄積し、キズあるいは細かな模様や文字であるか否かを識別し、フレーム巡回ノイズ除去手段が前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減し、フレーム蓄積キズ検出手段が前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別し、動き検出手段が被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合に前記フレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行い、キズ補正手段が前記動き検出手段でのキズ検出結果および前記エッジ検出手段によるエッジか否かの情報と前記キズ情報蓄積手段によるキズ検出結果に基づき画素をキズ補正することを特徴とする。これにより、映像信号がノイズ成分の影響を受けている場合や被写体に動きがある場合や明るさが変動するような場合、さらに被写体が細かな模様や文字であるような場合でも精度良くキズ検出が行え、画像のエッジ付近に存在するような撮像素子のキズであっても適切なキズ補正ができ、このため偽色のない良好な映像信号が得られる。
【0033】
本発明の請求項23記載の信号処理方法は、AGC手段が撮像素子出力の映像信号に対して被写体を見やすくするようにゲイン調整し、キズしきい値制御手段が前記AGC手段での映像信号に対するゲイン量の増減に応じて前記映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段が前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記映像信号中の画素がキズか否かを一画素単位で識別し、エッジ検出手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素が画像のエッジにあるキズか否かを識別し、キズ情報蓄積手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素に対するキズの有無情報を蓄積し、キズあるいは細かな模様や文字であるか否かを識別して、フレーム巡回ノイズ除去手段が前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減し、フレーム蓄積キズ検出手段が前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別し、動き検出手段が被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合にフレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行い、キズ補正手段が前記動き検出手段でのキズ検出結果および前記エッジ検出手段によるエッジか否かの情報と前記キズ情報蓄積手段によるキズ検出結果に基づき画素をキズ補正し、カメラプロセスが画素がキズ補正された映像信号を基にカメラ信号処理を行うことを特徴とする。これにより、映像信号がノイズ成分の影響を受けているような場合であっても、撮像素子のキズを精度よく補正することができ、偽色のない良好な映像信号が得られる。
【0034】
本発明の請求項24記載の画像処理方法は、AGC手段が撮像素子出力の映像信号に対して被写体を見やすくするようにゲイン調整し、キズしきい値制御手段が前記AGC手段での映像信号に対するゲイン量の増減に応じて、映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段が前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記映像信号中の画素がキズか否かを一画素単位で識別し、エッジ検出手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素が画像のエッジにあるキズか否かを識別し、キズ情報識別手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素に対するキズの有無情報を蓄積し、キズあるいは細かな模様や文字であるか否かを識別し、フレーム巡回ノイズ除去手段が前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減し、フレーム蓄積キズ検出手段が前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別し、動き検出手段が被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合にフレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行い、キズ補正手段が前記動き検出手段でのキズ検出結果および前記エッジ検出手段によるエッジか否かの情報と前記キズ情報蓄積手段によるキズ検出結果に基づき画素をキズ補正し、カメラプロセスが画素がキズ補正された前記映像信号を基にカメラ信号処理を行い、画像処理手段がキズ補正された前記映像信号を基にカメラ信号処理を行った前記カメラプロセス出力の画像を基に画像処理を行うことを特徴とする。これにより、映像信号がノイズ成分の影響を受けていたり、被写体に動きがあるような場合であっても、撮像素子のキズを精度よく補正でき、偽色のない良好な映像信号が得られる。
【0035】
本発明の請求項25記載の画像処理方法は、前記請求項14乃至22のいずれか一つに記載の信号処理方法と、画素が補正された映像信号のカメラプロセスによるカメラ信号処理とを含むことを特徴とする。
【0036】
本発明の請求項26記載の画像処理方法は、前記請求項14乃至22のいずれか一つに記載の信号処理方法と、画素が補正された映像信号のカメラプロセスによるカメラ処理と、前記カメラプロセス出力の画像に基づく画像処理とを実施することを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による信号処理装置を示すブロック図である。この信号処理装置は、被写体を撮像し、光量を電気信号に変換して映像信号を出力する撮像素子1000と、アナログ映像信号をディジタル映像信号に変換するA/D変換器1100と、ディジタル映像信号に対して注目画素がキズか否かを判定するためのしきい値を制御するキズしきい値制御手段1200と、キズしきい値制御手段1200によって制御されたキズしきい値に基づいて注目画素がキズか否かを判定するためのしきい値であるキズしきい値1201(αR)、キズしきい値1202(αR)、キズしきい値1203(αB)に基づき注目画素がキズか否かを識別し、キズ検出信号1301を生成するキズ検出手段1300と、キズ検出手段1300で生成されたキズ検出信号1301を基に注目画素のキズ補正を行うキズ補正手段1400とから構成される。
【0038】
以上のように構成された本発明の第1の実施の形態による信号処理装置について、その動作を説明する。なお、ここでは注目画素を中心に水平方向5画素、垂直方向5ラインのエリアに注目した場合について述べる。図1の撮像素子1000によって撮像され電気信号に変換されたアナログ映像信号はA/D変換器1100により、ディジタル映像信号に変換される。ディジタル映像信号に変換された映像信号は、ベイヤー配列の原色CCDの場合には、図2(A)のように色フィルターをG成分、B成分のラインとG成分、R成分のラインで交互に一画素分G成分をずらした構成になっている。
【0039】
キズしきい値制御手段1200では、図2(A)に示すように注目画素がG成分のG8であるような場合には、キズ検出手段1300でキズ検出を行えるようにするために、黒キズとみなすしきい値、および白キズとみなすしきい値を図1(B)のG8の周辺画素の信号レベルの平均値{GAVE=(G0+G1+G2+G4+G5+G7+G9+G11+G12+G14+G15+G16)/12}を基準に設定する。例えばGAVEに対して白キズ、黒キズの判定基準とする信号レベルをαGとして設けるようにする。
【0040】
キズ検出手段1300では、白キズ、黒キズの判定基準とする信号レベルαを基に注目画素G8の信号レベルがGAVE+αGを上回れば、その注目画素は周辺画素から突出して信号レベルが高いと識別できるため、特定画素としての注目画素は白キズと判定し、その逆に注目画素G8の信号レベルがGAVE−αGを下回れば、その注目画素は周辺画素から突出して信号レベルが低いと識別できるため、注目画素を黒キズと判定してキズ検出信号1301を出力する。よって、図2(B)のように注目画素G8の信号レベル=800が周辺画素のG成分の信号レベル=100に対してGAVE+αGを上回るため、注目画素G8は白キズであると識別することができる。
【0041】
次に、キズ補正手段1400では、例えばキズ検出手段1300により、図2(A)の注目画素G8が白キズと判定された場合には、キズ検出信号1301を基にキズと検出された画素については、注目画素G8に隣接する画素の信号レベルの平均値{GAVE=(G0+G1+G2+G4+G5+G7+G9+G11+G12+G14+G15+G16)/12=100}で注目画素G8を図2(C)のように補間する。
【0042】
また、注目画素が、R成分の図3(A)のように注目画素R5のような場合にも、同様にキズしきい値制御回路1200では、キズ検出手段1300でキズ検出を行うために、黒キズまたは白キズとみなすしきい値αRを、図3(B)の注目画素R5の周辺に存在するR成分の画素の信号レベルの平均値{RAVE=(R0+R1+R2+R4+R6+R8+R9+R10)/8}を基準に設定すれば良い。
【0043】
キズ検出手段1300では、白キズ、黒キズの判定基準とする信号レベルαRを基に注目画素R5の信号レベルがRAVE+αRを上回れば、その注目画素は周辺画素から突出して信号レベルが高いと識別できるため、注目画素は白キズと判定し、その逆に注目画素R5の信号レベルがRAVE−αRを下回れば、その注目画素は周辺画素から突出して信号レベルが低いと識別できるため、注目画素を黒キズと判定してキズ検出信号1301を出力する。よって、図3(B)のような場合には注目画素R5の信号レベル=700が注目画素R5周辺画素のR成分の信号レベル=50に対してRAVE+αRを上回るため、白キズであると識別することができる。
【0044】
次に、キズ補正手段1400では、例えばキズ検出手段1300により、図3(A)の注目画素R5が白キズと判定された場合には、キズ検出信号1301を基にキズと検出された画素については、注目画素R5に隣接する画素の信号レベルの平均値{RAVE=(R0+R1+R2+R4+R6+R8+RR9+R10)/8}で注目画素R5を図3(C)のように補間する。
【0045】
また、注目画素がB成分の図4(A)のように注目画素B4のような場合にあっても、同様にキズしきい値制御手段1200では、キズ検出手段1300でキズ検出を行うために、黒キズまたは白キズとみなすしきい値αBを、図4(B)の注目画素B4の周辺に存在するB成分の画素の信号レベルの平均値{BAVE=(B0+B1+B2+B3+B5+B6+B7+B8)/8}を基準に設定すれば良い。
【0046】
キズ検出手段1300では、白キズ、黒キズの判定基準とする信号レベルαBを基に注目画素B4の信号レベルがBAVE+αBを上回れば、その注目画素は周辺画素から突出して信号レベルが高いと識別できるため、注目画素は白キズと判定し、その逆に注目画素B4の信号レベルがBAVE−αBを下回れば、その注目画素は周辺画素から突出して信号レベルが低いと識別できるため、注目画素を黒キズと判定してキズ検出信号1301を出力する。よって、図4(B)のような場合には注目画素B4の信号レベル=10が注目画素B4周辺画素のR成分の信号レベル=200に対してAVE+αBを下回るため、黒キズであると識別することができる。
【0047】
次に、キズ補正手段1400では、例えばキズ検出手段1300により、図4(A)の注目画素B4が白キズと判定された場合に、キズ検出信号1301を基にキズと検出された画素については、注目画素B4周辺のB成分の画素の信号レベルの平均値{BAVE=(B0+B1+B2+B3+B5+B6B7+B8)/8]で、図4(C)のように注目画素(B4)を補間する。よって、R、G、Bの色フィルター毎に撮像素子1000出力に含まれるキズは改善することができるため、良好な映像信号を生成することができる。また輝度信号を生成せずに一画素単位でキズ検出できるため、精度の良いキズ検出によって適切にキズ補正できるため、偽色になることもない。また、キズ補正出力を基にカメラのように各種信号処理を行うような場合にも撮像素子のキズの影響がLPF(ローパスフィルター)等で広がることがなく、良好な映像信号処理を行うことができる。
【0048】
なお、ここでは撮像素子のキズ判定基準とする信号レベルαR、αG、αBを白キズ、黒キズで共通にし、各色成分毎に1種類ずつ設けて説明したが、キズ判定基準とする信号レベルは白キズ検出用、黒キズ検出用にそれぞれR、G、Bの色フィルター毎に設別々に設けても良く、αGをαR、αBにも代用してのキズ検出もできる。また、ここでは注目画素を中心に垂直方向5ラインX水平方向5画素の領域として説明したがさらにエリアを拡大したり、縮小したエリアとして構成しても良い。さらに、注目画素の周辺画素の平均値での補間だけでなく、中央値(メディアン)で補間してキズを補正しても良い。そして、補色フィルターの貼られている撮像素子の場合にも、原色CCDの場合と同様に色フィルター毎に一画素単位でキズ検出すれば良い。
【0049】
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2による信号処理装置を示すブロック図である。この信号処理装置は、図1に示した信号処理装置に、キズの有無を保持するキズ情報保持手段1500を付加したものであり、キズか模様かを判定した上でキズ補正するように構成したものである。この場合、キズ補正手段1400はキズ情報保持手段1500の出力によりキズ補正するか否かが制御されるものとする。その他の、同じ番号で同じ名称のものは第1の実施の形態で述べたものと同等の機能を有するものとする。
【0050】
以上のように構成された本発明の第2の実施の形態における信号処理装置について、その動作を説明する。なお、ここでは注目画素を中心に水平方向5画素、垂直方向5ライン分のエリアに注目した場合について述べる。例えば、図6(A)のように注目画素G8周辺にキズ検出手段1300でキズと検出された画素が多数存在する場合には、そのキズと検出された画素はキズではなく何らかの模様である可能性が高い。ゆえに図6(A)のようにキズ検出手段1300でキズと検出された画素は、本来、図6(B)のように文字Tの構成要素になっている可能性が高い。
【0051】
よって、このような場合に、キズ補正手段1400がキズ検出補正手段1300によりキズと検出された画素を、周辺画素のG、R、B画素の信号レベルの平均値や中央値(メディアン)で補正してキズを補正しようとすると、文字Tの一部分が消えてしまう場合がある。
【0052】
そこで、図5のキズ情報蓄積手段1500ではキズ検出手段1300出力のキズ検出信号1301からキズの有無情報を保持して、キズ検出手段1300でキズ検出対象となる注目画素周辺にキズが多数存在する場合には、その被写体は文字や細かな模様と判断し、そのような場合にはキズ補正を行わないようにキズ補正手段1400を制御する。
【0053】
例えば、キズ情報蓄積手段1500ではキズ検出手段1300出力でのキズ検出対象エリアである水平方向5画素、垂直方向5画素に対してさらに水平方向、垂直方向各4倍の領域である水平方向20画素、垂直方向20ライン分のエリアを対象にキズ検出手段1300でのキズ有無情報を蓄積し、キズ検出手段1300でキズ検出された画素が、キズ検出手段1300でのキズ検出対象とする注目画素の周辺に何画素あるかを基準に文字か細かな模様であるかを識別できるようにすればよい。
【0054】
注目画素周辺にキズ検出手段1300でキズと検出された画素が2画素程度ならキズ、注目画素の周辺にキズ検出手段1300でキズと検出された画素が20画素なら細かな文字や模様と識別するようにしても良い。また、予め、細かな模様や文字をキズと検出しないようにキズ情報蓄積手段1500にさらにメモリー等の記憶手段を設けて細かな模様や文字等のパターンを記憶させておけばさらにキズの誤検出も低減できるように構成することもできる。よって、被写体が特殊な模様や文字であるような場合であっても被写体に応じたキズ検出が行えるためキズ補正手段1400では適切なキズ補正が行え、偽色のない良好な映像信号を得ることができる。
【0055】
なお、注目画素がGだけでなく、R,Bの場合であってもキズ記憶手段1500はGを基準にキズあるいは文字または細かな模様か否かの識別を行ったり、注目画素に応じてR,B毎にキズあるいは文字または細かな模様か否かの識別を行ったりしても良く、キズ補正手段1400では注目画素がRかBかに応じて周辺のRまたはBの平均値やメディアン等で補間すれば良い。
【0056】
(実施の形態3)
図7は本発明の実施の形態3による信号処理装置を示すブロック図である。この信号処理装置は、図1に示した信号処理装置に、画像のエッジ情報を検出するエッジ検出手段1600を設けたものであり、画像のエッジ情報を利用してキズ補正を行えるように構成したものである。この場合キズ補正手段1400はエッジ検出手段1600出力とキズ検出手段1300出力のキズ検出信号1301によって制御される。その他の、同じ番号で同じ名称のものは第1の実施の形態で述べたものと同等の機能を有するものとする。
【0057】
以上のように構成された本発明の第3の実施の形態における信号処理装置について、その動作を説明する。なお、ここでは図8(A)のように注目画素を中心に水平方向5画素、垂直方向5画素のエリアに注目した場合について述べる。図8(B)のように被写体の画像のエッジ(領域AAと領域BBの境界)に注目画素(G8)が存在し、かつキズであるとキズ検出手段1300で識別されるような場合には、図8(C)の点線部分のように水平方向5画素、垂直方向5画素のエリア内のG8以外のGの画素の信号レベルの平均値{GAVE=(G0+G1+G2+G4+G5+G7+G9+G11+G12+G14+G15+G16)/12}で、キズと検出した画素を補間すると、本来は画像のエッジ部分であるにもかかわらず領域BBの画素データを含んだGAVEで補間されるため、画像のエッジが不鮮明になってしまうという問題がある。
【0058】
そこで、図7のエッジ検出手段1600では注目画素が画像のエッジか否かを判定し、キズ検出補正1400に出力する。キズ補正手段1400では図8のように注目画素がエッジである場合には、(G1+G2+G5+G9+G12+G15+G16)/7の平均値で注目画素G8を補間してキズ補正するように、エッジ検出手段1600出力のエッジ検出信号1601はキズ補正手段1400を制御し、キズ補正を行う。
【0059】
したがって画像のエッジ付近に存在する撮像素子のキズを含んだ画素であっても図8(C)の実線部分のように適切にキズ補正でき、画像のエッジは鮮明に保たれた偽色のない良好な映像信号とすることができる。なお、注目画素がGだけでなく、R,Bの場合であってもエッジ検出手段1600はGを基準にエッジ検出を行ったり、注目画素に応じてR,B毎にエッジ検出を行っても良く、キズ補正手段1400では注目画素がRかBかに応じて周辺のRまたはBで補間すれば良い。
【0060】
(実施の形態4)
図9は本発明の実施の形態4による信号処理装置を示すブロック図である。この信号処理装置は、図1に示した信号処理装置に、フレーム蓄積キズ検出手段1700を設けたものであり、これによってキズ補正手段1400を制御するように構成したものである。その他、同じ番号で同じ名称のものは第1の実施の形態で述べたものと同等の機能を有するものとする。
【0061】
以上のように構成された本発明の第4の実施の形態による信号処理装置について、その動作を説明する。この場合、フレーム蓄積キズ検出手段1700では、キズ検出手段1300出力のキズ検出信号1301に基づきキズ位置情報を図10のように、点Fの座標(700,20)としてフレーム単位で蓄積保持する。例えばフレーム蓄積キズ検出手段1700で5フレーム分の画像データを保持できる場合には、70%以上の頻度でキズ検出手段1300でキズと判定された画素が現れたら、その画素はキズの可能性が非常に高いと識別できるように、フレームキズしきい値を設け、フレームキズしきい値を超えたら、キズと識別するようにフレーム蓄積キズ検出信号1701を出力、これによってキズ補正手段1400を制御する。
【0062】
図10のような場合、点F(700,20)はキズ検出手段1300でキズと判定され、さらに点F(700,20)は80%(4回/5フレーム)の頻度で生じているため、フレームキズしきい値を70%としている場合には点F(700,20)は明らかにキズと識別されることになる。キズ補正手段1400ではフレーム蓄積キズ検出信号1701を基に点F(700,20)をその色成分に応じて、周辺の同じ色成分の画素の平均値等で補間することにより補正する。よって、精度の高いキズ補正ができ、偽色のない良好な映像信号とすることができる。なお、ここではフレーム単位の処理で説明したが、フィールド単位の処理としても良い。
【0063】
(実施の形態5)
図11は本発明の実施の形態5での信号処理装置を示すブロック図である。この信号処理装置は、図9に示した信号処理装置に、動き検出手段1800を設けたものであり、これによってキズ補正手段1400を制御するように構成したものである。なお、この場合、キズ補正手段1400は動き検出信号1800によって制御され、キズ補正を行う。その他の、同じ番号で同じ名称のものは第4の実施の形態で述べたものと同等の機能を有するものとする。
【0064】
以上のように構成された本発明の第5の実施の形態における信号処理装置について、その動作を説明する。図11の動き検出手段1800では、フレーム蓄積キズ検出手段1700に蓄積された図12のような数フレーム分の画像データを利用して、画像の動き検出を行い、静止画像と判定した画像のみでキズ判定を行うように1801を生成する。画像の動き検出に当たっては図12のように、例えば、画像領域を▲1▼〜▲4▼のように4分割し、連続する2フレーム毎に1フレーム前の画像(N−1)の分割された領域▲1▼n−1〜▲4▼n−1とそれに対応する現在の画像(N)の▲1▼n〜▲4▼nの差分を算出し、動きがあるか否かを識別する基準とするしきい値と比較する。
【0065】
そして、その比較結果である差分が動きがあるか否かを識別する基準とする前記しきい値を超えればそのフレームは動画と識別し、差分が動きがあるか否かを識別する基準とするしきい値を超えなければ、そのフレームは静止画像と判定する。これにより図12のようにPが動いていてもN−1、Nフレームでは動画、N+1、N+2フレームは静止画と判定できる。
【0066】
さらに、動き検出手段1800では、静止画の中でかつ、フレーム蓄積キズ検出手段1700でキズと検出された画素をフレーム蓄積キズ検出信号1701を基にキズ補正するように動き検出信号1801を生成し、キズ補正手段1800でキズ補正を行う。これによって、被写体の動きに連動し、かつ数フレームにまたがってキズ出現の頻度に追従したキズ検出を行っているため、キズの誤検出を防ぐことができ、映像信号がノイズ成分の影響でランダムノイズを含んでいるような場合であっても精度の高いキズ検出を行うことができる。また、被写体が移動しているような場合であっても適切なキズ補正ができ、偽色のない良好な映像信号とすることができる。なお、ここではフレーム単位の処理で説明したが、フィールド単位の処理としても良い。
【0067】
(実施の形態6)
図13は本発明の実施の形態6での信号処理装置を示すブロック図である。この信号処理装置は、図11に示した信号処理装置に、フレーム巡回ノイズ除去手段1900を設けたものである。なお、この場合、キズ補正手段1400は動き検出信号1801によって制御されてキズ補正を行い、フレーム蓄積キズ検出手段1700はフレーム巡回ノイズ除去手段1900でノイズ成分が低減された映像信号を基にキズ検出を行う。その他の、同じ番号で同じ名称のものは第5の実施の形態で述べたものと同等の機能を有するものとする。
【0068】
以上のように構成された本発明の第6の実施の形態における信号処理装置についてその動作を説明する。図13のフレーム巡回ノイズ除去手段1900では、フレーム蓄積キズ検出手段1700に蓄積された数フレーム分の画像データを利用し、各フレーム毎に一画素単位で数フレーム分の画素に亘って各画素に対する平均処理等を行い、映像信号に含まれるノイズ成分を低減し、ノイズの低減した映像信号をフレーム蓄積キズ検出手段1700に出力する。
【0069】
次に、フレーム蓄積キズ検出手段1700では、ノイズの低減した映像信号を基にキズ検出を行い、さらに動き検出手段1800では被写体の動きに追従して静止画像を用いてキズ検出することができるため、映像信号のノイズ成分の影響でランダムノイズがあった場合でも精度の良いキズ検出を行うことができる。よって、映像信号にノイズ成分の影響がある場合や、被写体が移動しているような場合でも適切なキズ補正ができ、偽色のない良好な映像信号とすることができる。なお、ここではフレーム単位の処理で説明したが、フィールド単位の処理としても良い。
【0070】
(実施の形態7)
図14は本発明の実施の形態7による信号処理装置を示すブロック図である。この信号処理装置は、図13に示した信号処理装置に、AGC手段2000を設けたものである。なお、この場合、キズしきい値制御手段1200はAGC手段2000によって制御される。その他の、同じ番号で同じ名称のものは第6の実施の形態で述べたものと同等の機能を有するものとする。
【0071】
以上のように構成された本発明の第7の実施の形態における信号処理装置について、その動作を説明する。AGC手段2000は、被写体が暗い場合には映像信号のゲインアップ処理を行い映像信号の信号レベルを上げるように制御し、被写体が明るい場合には映像信号にゲインダウン処理を行い映像信号の信号レベルを下げるように制御し、被写体を見やすくするように制御する。被写体が暗い場合には、AGC手段2000でのゲインアップ処理の影響で映像信号のレベルは本来の信号レベルより高くなるが、キズである画素の信号レベルは変動しない。
【0072】
例えば、図15(A)のような映像信号にAGC手段2000で2倍のゲインアップ処理が働く場合には、図15(B)のようにキズしきい値制御手段1200のキズか否かを判定するしきい値をAGC処理でのゲインアップ処理に連動させ、AGC処理後のキズしきい値検出手段1200でのキズ判定の基準とする信号レベル=300を超える白キズ判定基準側についてはαGを1/2倍、AGC処理後のキズしきい値検出手段1200でのキズ判定の基準とする信号レベル=300を下回る黒キズ判定基準側についてはαGを2倍する。
【0073】
これにより、キズしきい値検出手段1300でAGC手段2000でのゲイン変動量に追従したキズ検出を行うことができるため、白キズを検出する信号レベルは一定に保つことができる。
【0074】
また、逆に図16(A)のような映像信号にAGC手段2000での1/2倍のゲインダウン処理が働く場合には、図16(B)のようにキズしきい値制御手段1200がキズか否かを判定するしきい値をAGC処理でのゲインダウン処理に連動させて、AGC処理後のキズしきい値検出回路1200でのキズ判定の基準とする信号レベル=150を超える白キズ判定基準側についてはαGを2倍、AGC処理後のキズしきい値検出1200回路でのキズ判定の基準とする信号レベル=150を下回る黒キズ判定基準側についてはαGを1/2倍する。
【0075】
これによりAGC処理での映像信号に対するゲイン量に応じてキズしきい値制御手段1200を制御してキズ判定の基準となるしきい値を制御すれば、キズしきい値検出手段1300でAGC手段2000でのゲイン変動量に追従したキズ検出を行うことができ、また、黒キズと検出する信号レベルは一定に保つことができる。よって、AGCの影響によるキズの誤検出を低減でき、精度の高いキズ補正を行うことができ、さらに映像信号にノイズ成分の影響がある場合や、被写体が移動するような場合でも精度の高いキズ補正ができ、偽色のない良好な映像信号とすることができる。
【0076】
(実施の形態8)
図17は本発明の実施の形態8での信号処理装置を示すブロック図である。この信号処理装置は、図14に示した信号処理装置に、エッジ検出手段1600を設けたものであり、この場合、キズ補正手段1400は動き検出信号1801とエッジ検出信号1601によって制御される。その他の、同じ番号で同じ名称のものは第7の実施の形態で述べたものと同等の機能を有するものとする。
【0077】
以上のように構成された本発明の第8の実施の形態における信号処理装置について、その動作を説明する。この場合、エッジ検出手段1600では実施の形態3と同様に注目画素が画像のエッジ付近のキズであるか否かを検出し、キズ補正手段1400に出力する。さらにキズ補正手段1400は映像信号に含まれるノイズ成分の影響を低減した画像を基準にキズの発生頻度および被写体の動きに連動した注目画素がキズか否かを示す動き検出信号1801によっても制御されるため、映像信号にノイズ成分の影響がある場合や、被写体が移動するような場合であっても精度の良いキズ検出が行え、画像のエッジ付近に存在するキズであっても適切なキズ補正が行えるため、さらに良好な偽色のない映像信号とすることができる。
【0078】
(実施の形態9)
図18は本発明の実施の形態9での信号処理装置を示すブロック図である。この信号処理装置は、図17に示した信号処理装置に、キズ情報蓄積手段1500を設けたものであり、この場合、キズ補正手段1400は動き検出信号1801とエッジ検出信号1601とキズ情報蓄積手段1500の出力によって制御される。その他の、同じ番号で同じ名称のものは第8の実施の形態で述べたものと同等の機能を有するものとする。
【0079】
以上のように構成された本発明の第9の実施の形態における信号処理装置について、その動作を説明する。この場合、注目画素が画像のエッジか否かをエッジ検出手段1600が検出し、キズ補正手段1400に出力する。さらに、キズ補正手段1400は映像信号に含まれるノイズ成分の影響を低減した画像を基準にキズの発生頻度および被写体の動きに連動した注目画素がキズか否かを示す動き検出信号1801と、キズ情報蓄積手段1500でのキズの有無情報によっても制御される。このため、映像信号にノイズ成分の影響がある場合や、被写体が移動するような場合であっても精度の良いキズ検出が行え、画像のエッジ付近に存在するキズや細かな模様や文字のような被写体であっても適切なキズ補正ができるため、偽色のない、より良好な映像信号とすることができる。
【0080】
(実施の形態10)
図19は本発明の実施の形態10による信号処理装置を示すブロック図である。この信号処理装置は、図18に示した信号処理装置に、カメラプロセス2100を設けたものである。その他の、同じ番号で同じ名称のものは第9の実施の形態で述べたものと同等の機能を有するものとする。
【0081】
以上のように構成された本発明の第10の実施の形態における信号処理装置について、その動作を説明する。この場合、カメラプロセス2100では映像信号に含まれるキズが適切に補正された偽色のない画像を基に輝度信号処理、色差信号処理等のカメラ信号処理が行える。この結果、精度の高い画像処理を行うことができるため、良好な映像信号を得ることができる。
【0082】
(実施の形態11)
図20は本発明の実施の形態11による画像処理装置を示すブロック図である。この信号処理装置は、図19に示した信号処理装置に、画像処理手段2200を設けたものである。その他の、同じ番号で同じ名称のものは第10の実施の形態で述べたものと同等の機能を有するものとする。
【0083】
以上のように構成された本発明の第11の実施の形態における画像処理装置について、その動作を説明する。この場合に、画像処理手段2200では映像信号に含まれるキズが適切に補正され、さらにカメラプロセス2100で輝度信号処理、色差信号処理等のカメラ信号処理が施され、得られた良好な映像信号を基に各種画像処理が行えるため、精度の高い画像処理を行うことができる。また、キズ情報蓄積手段1500出力のキズの有無情報を利用して文字や模様であるような画像に対しては画像処理を施さずに、細かな文字をキズ補正より優先して鮮明に保つようにするなどの画像処理も行うことができる。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、映像信号のノイズ成分の影響やAGC処理の影響がある場合、さらに被写体に動きがあるような場合や被写体が細かな模様の被写体の場合であっても、一画素単位で適切にキズ検出ができるため、撮像素子のキズを誤検出することを低減できる。さらに画像のエッジ付近に存在するような撮像素子のキズであっても、キズがある画素のみを一画素単位で適切にキズ補正することで、偽色のない良好な映像信号得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による信号処理装置を示すブロック図。
【図2】本発明でキズ補正対象とする領域、キズの検出方法および補正方法を示す説明図。
【図3】本発明でキズ補正対象とする領域、キズの検出方法および補正方法を示す他の説明図。
【図4】本発明でキズ補正対象とする領域、キズの検出方法および補正方法を示す他の説明図。
【図5】本発明の実施の形態2の信号処理装置を示すブロック図。
【図6】本発明でキズ補正対象とする領域およびキズの検出方法を示す説明図。
【図7】本発明の実施の形態3による信号処理装置を示すブロック図。
【図8】本発明でキズ補正対象とする領域、キズの検出方法および補正方法を示す他の説明図。
【図9】本発明の実施の形態4による信号処理装置を示すブロック図。
【図10】図9におけるフレーム蓄積キズ検出手段によりキズと検出される画素を示す説明図。
【図11】本発明の実施の形態5での信号処理装置を示すブロック図。
【図12】図11における動き検出手段により動画、静止画が識別される様子を示す説明図。
【図13】本発明の実施の形態6での信号処理装置を示すブロック図。
【図14】本発明の実施の形態7での信号処理装置を示すブロック図。
【図15】図14におけるAGC処理でのゲインアップに追従してキズ判定の基準となる信号レベルを変動させる様子を示す説明図。
【図16】図14におけるAGC処理でのゲインダウンに追従してキズ判定の基準となる信号レベルを変動させる様子を示す説明図。
【図17】本発明の実施の形態8での信号処理装置を示すブロック図。
【図18】本発明の実施の形態9での信号処理装置を示すブロック図。
【図19】本発明の実施の形態10による信号処理装置を示すブロック図。
【図20】本発明の実施の形態11による画像処理装置を示すブロック図。
【図21】従来の映像信号処理装置を示すブロック図。
【図22】従来の映像信号処理装置での検出回路を示すブロック図。
【図23】従来のキズ補正回路を示すブロック図。
【符号の説明】
1000 撮像素子
1100 A/D変換器
1200 キズしきい値制御手段
1300 キズ検出手段
1400 キズ補正手段
1500 キズ情報蓄積手段
1600 エッジ検出手段
1700 フレーム蓄積キズ検出手段
1800 動き検出手段
1900 フレーム巡回ノイズ除去手段
2000 AGC手段
2100 カメラプロセス
2200 画像処理手段

Claims (26)

  1. 撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素をキズ補正するキズ補正手段とを備えたことを特徴とする信号処理装置。
  2. 撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素に対するキズの有無情報を蓄積し、キズあるいは細かな模様や文字であるか否かを識別するキズ情報蓄積手段と、前記キズ情報蓄積手段によりキズと識別された画素をキズ補正するキズ補正手段とを備えたことを特徴とする信号処理装置。
  3. 撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素が画像のエッジにあるキズか否かを識別するエッジ検出手段と、前記キズ検出手段によるキズ識別結果と前記エッジ検出手段によるエッジ識別結果とに基づき画素をキズ補正するキズ補正手段とを備えたことを特徴とする信号処理装置。
  4. 撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位でを識するキズ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別するフレーム蓄積キズ検出手段と、前記フレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を基に画素をキズ補正するキズ補正手段とを備えたことを特徴とする信号処理装置。
  5. 撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別するフレーム蓄積キズ検出手段と、被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合に前記フレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行う動き検出手段と、前記動き検出手段でのキズ検出結果を基に画素をキズ補正するキズ補正手段とを備えたことを特徴とする信号処理装置。
  6. 撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段と、前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減するためのフレーム巡回ノイズ除去手段と、前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別するフレーム蓄積キズ検出手段と、被写体の動き情報を識別し、被写体が静止画像の場合にフレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行う動き検出手段と、前記動き検出手段でのキズ検出結果を基に画素をキズ補正するキズ補正手段とを備えたことを特徴とする信号処理装置。
  7. 撮像素子出力の映像信号に対して被写体を見やすくするようにゲイン調整するAGC手段と、前記AGC手段での映像信号に対するゲイン量の増減に応じて前記映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記映像信号の画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段と、前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減するためのフレーム巡回ノイズ除去手段と、前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別するフレーム蓄積キズ検出手段と、被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合にフレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行う動き検出手段と、前記動き検出手段でのキズ検出結果を基に画素をキズ補正するキズ補正手段とを備えたことを特徴とする信号処理装置。
  8. 撮像素子出力の映像信号に対して被写体を見やすくするようにゲイン調整するAGC手段と、前記AGC手段での映像信号に対するゲイン量の増減に応じて前記映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記映像信号中の画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素が画像のエッジにあるキズか否かを識別するエッジ検出手段と、前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減するためのフレーム巡回ノイズ除去手段と 、前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別するフレーム蓄積キズ検出手段と、被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合にフレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行う動き検出手段と、前記動き検出手段でのキズ検出結果および前記エッジ検出手段によるエッジか否かの情報に基づき画素をキズ補正するキズ補正手段とを備えたことを特徴とする信号処理装置。
  9. 撮像素子出力の映像信号に対して被写体を見やすくするようにゲイン調整するAGC手段と、前記AGC手段での映像信号に対するゲイン量の増減に応じて前記映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記映像信号中の画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素が画像のエッジにあるキズか否かを識別するエッジ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素に対するキズの有無情報を蓄積し、キズあるいは細かな模様や文字であるか否かを識別するキズ情報蓄積手段と、前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減するためのフレーム巡回ノイズ除去手段と、前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別するフレーム蓄積キズ検出手段と、被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合にフレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行う動き検出手段と、前記動き検出手段でのキズ検出結果および前記エッジ検出手段によるエッジか否かの情報と前記キズ情報蓄積手段によるキズ検出結果に基づき画素をキズ補正するキズ補正手段とを備えたことを特徴とする信号処理装置。
  10. 撮像素子出力の映像信号に対して被写体を見やすくするようにゲイン調整するAGC手段と、前記AGC手段での映像信号に対するゲイン量の増減に応じて前記映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記映像信号中の画素がキズか否かを一画素単位で識別するキズ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素が画像のエッジにあるキズか否かを識別するエッジ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素に対するキズの有無情報を蓄積し、キズあるいは細かな模様や文字であるか否かを識別するキズ情報蓄積手段と、前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減するためのフレーム巡回ノイズ除去手段と、前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別するフレーム蓄積キズ検出手段と、被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合にフレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行う動き検出手段と、前記動き検出手段でのキズ検出結果および前記エッジ検出手段によるエッジか否かの情報と前記キズ情報蓄積手段によるキズ検出結果に基づき画素をキズ補正するキズ補正手段と、画素がキズ補正された映像信号を基にカメラ信号処理を行うカメラプロセスとを備えたことを特徴とする信号処理装置。
  11. 撮像素子出力の映像信号に対して被写体を見やすくするようにゲイン調整するAGC手段と、前記AGC手段での映像信号に対するゲイン量の増減に応じて前記映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御するキズしきい値制御手段と、前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記映像信号中の画素がキズか否かを識別するキズ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素が画像のエッジにあるキズか否かを一画素単位で識別するエッジ検出手段と、前記キズ検出手段でキズと識別された画素に対するキズの有無情報を蓄積し、キズあるいは細かな模様や文字であるか否かを識別するキズ情報蓄積手段と、前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減するためのフレーム巡回ノイズ除去手段と、前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別するフレーム蓄積キズ検出手段と、被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合にフレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行う動き検出手段と、前記動き検出手段でのキズ検出結果および前記エッジ検出手段によるエッジか否かの情報と前記キズ情報蓄積手段によるキズ検出結果に基づき画素をキズ補正するキズ補正手段と、画素がキズ補正された前記映像信号を基にカメラ信号処理を行うカメラプロセスと、画素がキズ補正された前記映像信号を基にカメラ信号処理を行った前記カメラプロセス出力の画像を基に画像処理を行う画像処理手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  12. 請求項1乃至9のいずれか一つに記載の信号処理装置と、画素が補正された映像信号のカメラ信号処理を行うカメラプロセスとを備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
  13. 請求項1乃至9のいずれか一つに記載の信号処理装置と、画素が補正された映像信号のカメラ信号処理を行うカメラプロセスと、前記カメラプロセス出力の画像を基に画像処理を行う画像処理手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  14. キズしきい値制御手段が撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段が前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを識別し、キズ補正手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素をキズ補正することを特徴とする信号処理方法。
  15. キズしきい値制御手段が撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段が前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別し、キズ情報蓄積手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素に対するキズの有無情報を蓄積し、キズあるいは細かな模様や文字であるか否かを識別し、キズ補正手段が前記キズ情報蓄積手段によりキズと識別された画素をキズ補正することを特徴とする信号処理方法。
  16. キズしきい値制御手段が撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段が前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別し、エッジ検出手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素が画像のエッジにあるキズか否かを識別し、キズ補正手段が前記キズ検出手段によるキズ識別結果と前記エッジ検出手段によるエッジ識別結果とに基づき画素をキズ補正することを特徴とする信号処理方法。
  17. キズしきい値制御手段が撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段が前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別し、フレーム蓄積キズ検出手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別し、キズ補正手段が前記フレーム蓄積手段でのキズ識別結果を基に画素をキズ補正することを特徴とする信号処理装置。
  18. キズしきい値制御手段が撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段が前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別し、フレーム蓄積キズ検出手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別し、動き検出手段が被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合に前記フレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行い、キズ補正手段が前記動き検出手段でのキズ検出結果を基に画素をキズ補正することを特徴とする信号処理方法。
  19. キズしきい値制御手段が撮像素子出力の映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段が前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記画素がキズか否かを一画素単位で識別し、フレーム巡回ノイズ除去手段が前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減し、フレーム蓄積キズ検出手段が前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別し、動き検出手段が被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合に前記フレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行い、キズ補正手段が前記動き検出手段でのキズ検出結果を基に画素をキズ補正することを特徴とする信号処理方法。
  20. AGC手段が撮像素子出力の映像信号に対して被写体を見やすくするようにゲイン調整し、キズしきい値制御手段が、前記AGC手段での映像信号に対するゲイン量の増減に応じて前記映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段が前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記映像信号の画素がキズか否かを一画素単位で識別し、フレーム巡回ノイズ除去手段が前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減し、フレーム蓄積キズ検出手段が、前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別し、動き検出手段が被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合にフレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行い、キズ補正手段が前記動き検出手段でのキズ検出結果を基に画素をキズ補正することを特徴とする信号処理方法。
  21. AGC手段が撮像素子出力の映像信号に対して被写体を見やすくするようにゲイン調整し、キズしきい値制御手段が前記AGC手段での映像信号に対するゲイン量の増減に応じて前記映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段が前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記映像信号中の画素がキズか否かを一画素単位で識別し、エッジ検出手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素が画像のエッジにあるキズか否かを識別し、フレーム巡回ノイズ除去手段が前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減し、フレーム蓄積キズ検出手段が前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別し、動き検出手段が被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合に前記フレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行い、キズ補正手段が前記動き検出手段でのキズ検出結果および前記エッジ検出手段によるエッジか否かの情報に基づき画素をキズ補正することを特徴とする信号処理方法。
  22. AGC手段が撮像素子出力の映像信号に対して被写体を見やすくするようにゲイン調整し、キズしきい値制御手段が前記AGC手段での映像信号に対するゲイン量の増減に応じて前記映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段がキズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記映像信号中の画素がキズか否かを一画素単位で識別し、エッジ検出手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素が画像のエッジにあるキズか否かを識別し、キズ情報蓄積手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素に対するキズの有無情報を蓄積し、キズあるいは細かな模様や文字であるか否かを識別し、フレーム巡回ノイズ除去手段が前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減し、フレーム蓄積キズ検出手段が前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別し、動き検出手段が被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合に前記フレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行い、キズ補正手段が前記動き検出手段でのキズ検出結果および前記エッジ検出手段によるエッジか否かの情報と前記キズ情報蓄積手段によるキズ検出結果に基づき画素をキズ補正することを特徴とする信号処理方法。
  23. AGC手段が撮像素子出力の映像信号に対して被写体を見やすくするようにゲイン調整し、キズしきい値制御手段が前記AGC手段での映像信号に対するゲイン量の増減に応じて前記映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段が前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記映像信号中の画素がキズか否かを一画素単位で識別し、エッジ検出手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素が画像のエッジにあるキズか否かを識別し、キズ情報蓄積手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素に対するキズの有無情報を蓄積し、キズあるいは細かな模様や文字であるか否かを識別し、フレーム巡回ノイズ除去手段が前記映像信号のノイズ成分を複数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減し、フレーム蓄積キズ検出手段が前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別し、動き検出手段が被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合にフレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行い、キズ補正手段が前記動き検出手段でのキズ検出結果および前記エッジ検出手段によるエッジか否かの情報と前記キズ情報蓄積手段によるキズ検出結果に基づき画素をキズ補正して、カメラプロセスがキズ補正された映像信号を基にカメラ信号処理を行うことを特徴とする信号処理方法。
  24. AGC手段が撮像素子出力の映像信号に対して被写体を見やすくするようにゲイン調整し、キズしきい値制御手段が前記AGC手段での映像信号に対するゲイン量の増減に応じて前記映像信号中の画素がキズか否かを識別するためのキズしきい値を制御し、キズ検出手段が前記キズしきい値制御手段によって制御されたキズしきい値に基づき前記映像信号中の画素がキズか否かを一画素単位で識別し、エッジ検出手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素が画像のエッジにあるキズか否かを識別し、キズ情報識別手段が前記キズ検出手段でキズと識別された画素に対するキズの有無情報を蓄積し、キズあるいは細かな模様や文字であるか否かを識別し、フレーム巡回ノイズ除去手段が前記映像信号のノイズ成分を数フレーム分の画素に亘って平均処理して低減し、フレーム蓄積キズ検出手段が前記フレーム巡回ノイズ除去手段でノイズ成分が低減された映像信号を基に前記キズ検出手段でキズと識別された画素がキズとして出現する頻度からキズであるか否かを識別し、動き検出手段が被写体の動き情報を識別し、前記被写体が静止画像の場合に前記フレーム蓄積キズ検出手段でのキズ識別結果を有効にするようにキズ検出を行い、キズ補正手段が前記動き検出手段でのキズ検出結果および前記エッジ検出手段によるエッジか否かの情報と前記キズ情報蓄積手段によるキズ検出結果に基づき画素をキズ補正し、カメラプロセスがキズ補正された前記映像信号を基にカメラ信号処理を行い、画像処理手段が、キズ補正された前記映像信号を基にカメラ信号処理を行った前記カメラプロセス出力の画像を基に画像処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  25. 請求項14乃至22のいずれか一つに記載の信号処理方法と、カメラプロセスによる画素が補正された映像信号のカメラ信号処理とを実施することを特徴とする映像信号処理方法。
  26. 請求項14乃至22のいずれか一つに記載の信号処理方法と、カメラプロセスによる画像が補正された映像信号のカメラ処理と、前記カメラプロセス出力の画像に基づく画像処理とを実施することを特徴とする画像処理方法。
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