JP2004133963A - ピックアップ装置 - Google Patents

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Masaya Murata
村田 将也
Yuichi Mizuuchi
水内 雄一
Masayuki Koyama
小山 雅之
Takehiko Hayashi
林 武彦
Takeshi Iwano
岩野 毅
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Abstract

【課題】光源体の温度上昇を防止することができ、かつ、製造コストが低いピックアップ装置を提供する。
【解決手段】ピックアップベース51に連通孔55を設ける。連通孔55の一方にレーザー光源体61を配置する。連通孔55の他方にグレーティング71を配置する。連通孔55に連通孔55の内部とピックアップベース51の外部とを連通する放熱路81を設ける。レーザー光源体61から発せられる熱が放熱路81から放熱される。
【選択図】     図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ピックアップ装置に関する。例えば、光学記録媒体に対して情報の書き込みまたは読み出しを行うピックアップ装置に関する。
【0002】
【従来技術】
光学記録媒体、例えばDVD(Digital Versatile Disk)やCD(Compact Disc)などの光ディスクに対して情報の書き込みまたは読み取りを行うピックアップ装置が知られている。
このピックアップ装置は、光ディスクに光束を照射する光源体としてのレーザー光源体と、レーザー光源体から光ディスクへ向かう光学経路の途中に設けられた光学素子としてのグレーティングと、レーザー光源体とグレーティングとが配設された筐体としてのピックアップベースとを備えて構成されている。
ピックアップベースには、一方にレーザー光源体を取付ける光源体取付部を有し他方にグレーティング等の光学素子を取付ける光学素子取付部を有する連通孔が設けられている。レーザー光源体は光源体取付部に取付けられ、グレーティングは光学素子取付部に取付けられ、レーザー光源体とグレーティングとは互いに同軸状態で配置される。
【0003】
ここで、ピックアップベースには、レーザー光源体から発射されたレーザー光を光ディスクに向かって反射させるビームスプリッタや、レーザー光を集光するレンズや、光ディスクからの反射光を検出する光検出器等の光学素子が配設されている。
また、グレーティングの役割としては、レーザー光源体からのレーザー光束を回折してメインビームと2つのサブビームとに分割することなどが例示される。グレーティングで分割されたサブビームは、光ディスクの情報トラックに所定の角度で照射され、この反射光がピックアップ装置の光検出器で検出され、光検出器からの検出信号に基づいてメインビームのトラッキング調整等が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
レーザー光源体は、レーザー光を発射するに際して熱を発生する。連通孔の一方にレーザー光源体が配置され、連通孔の他方にグレーティングが配置されると、レーザー光源体から発せられる熱が連通孔内にこもりやすく、レーザー光源体の温度が上昇する。レーザー光源体の温度が上昇すると、レーザー光源体の特性劣化や短寿命化を招来するという問題が生じる。
ここで、レーザー光源体の熱を放熱するために、ピックアップベースを伝熱性の良い金属材料で形成したり、レーザー光源体に放熱板を設けたりすることも考えられる。しかしながら、近年、コスト削減化の要請からピックアップベースは合成樹脂で形成される。また、DVDやCDで共用できるレーザー光源体や光ディスクに情報を書き込むレーザー光源体が利用されるようになっており、このようなレーザー光源体の発熱量が大きくなってきている。このような発熱量が大きいレーザー光源体に対しては放熱板だけでは放熱量が十分ではない。
【0005】
本発明の目的は、斯かる実情に鑑み、光源体の温度上昇を防止することができ、かつ、製造コストが低いピックアップ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のピックアップ装置は、光学記録媒体に光束を照射する光源体と、前記光源体から前記光学記録媒体へ向かう光学経路の途中に設けられた光学素子と、一方に前記光源体が配置され他方に前記光学素子が配置され前記光源体と前記光学素子とを連通する連通孔を有する筐体とを備えたピックアップ装置において、前記連通孔は、前記光源体と前記光学素子との間の熱を外部に放熱する放熱手段を備えていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態のピックアップ装置を有しDVDやCD等の光ディスクに記録された情報を再生したりあるいは光ディスクに情報を記録したりするディスク装置の分解斜視図である。
このディスク装置1は、外ケース21と、外ケース21の内部に設置された内ケース25と、内ケース25に対して進退可能に設けられ光学記録媒体としての光ディスク41が載置されるディスクトレイ29と、内ケース25に設けられ光ディスク41に対して情報の再生または記録を行う本体部32と、本体部32の動作を制御する電子部品を有する回路基板40とを備えて構成されている。
【0008】
外ケース21は、図1中において下面および前面が開口した上ケース22と、上ケース22の下面を閉塞する下ケース23と、上ケース22の前面を閉塞する化粧板24とを備えて構成され、全体としては扁平直方体形状である。
内ケース25は、上面および前面が開口し、略中央に孔部261を有する底面26とこの底面26から立設された側面27を有する。
ディスクトレイ29は、略板状で上面には上方に向けて拡径する円形凹状で光ディスク41が載置される載置凹部30を有する。ディスクトレイ29は、略中央部に略長方形状の開口部31を有する。ディスクトレイ29は、内ケース25に設けられたトレイ駆動手段28により進退される。
【0009】
本体部32は、中央に孔部331を有し内ケース25に設置された台座部33と、台座部33に設けられ光ディスク41を回転させる回転駆動手段34と、台座部33の孔部331を一縁から他縁に移動し光ディスク41の下面側に設けられた記録部に対してレーザー光の照射および反射光の検出を行うピックアップ装置5と、ピックアップ装置5を移動させる移動手段37とを備えて構成されている。
【0010】
台座部33は、平板枠状に形成されており、内ケース25の孔部261に対して台座部33の孔部331が重なるように設置されている。
回転駆動手段34は、光ディスク41を載せて回転するターンテーブル35と、このターンテーブル35を回転駆動させる動力源としてのスピンドルモータ(不図示)とを備えて構成されている。ターンテーブル35は、光ディスク41の中心孔411に嵌挿される回転軸351と、回転軸351の外周面にフランジ状に突設され光ディスク41の軸孔周縁が載置される鍔部352を有している。光ディスク41がディスクトレイ29に載置され内ケース25の内側に移動されてきた際には、光ディスク41はターンテーブル35上に載置され、また、光ディスク41の上面は内ケース25の側面27に架橋された支持部材36に回転自在に設けられた回転子361により押さえられる。光ディスク41がターンテーブル35と回転子361とにて挟持された状態でスピンドルモータの駆動力により回転される。
【0011】
移動手段37は、一対のガイドシャフト38と、移動用モータ39とを備えて構成されている。ガイドシャフト38は、それぞれ台座部33の孔部331の一縁から他縁に軸方向を有して配設されている。ピックアップ装置5に対してガイドシャフト38が挿通または係合されている。移動用モータ39の駆動力によりピックアップ装置5は台座部33の一縁から他縁に移動される。
【0012】
回路基板40は、ピックアップ装置5の下方にピックアップ装置5から所定間隔を有して設けられている。回路基板40は、移動用モータ39やスピンドルモータの回転制御や、ピックアップ装置5の制御等を行う電子部品を有している。
【0013】
図2に、ピックアップ装置5を示す。
ピックアップ装置5は、筐体としてのピックアップベース51を有している。ピックアップベース51は、合成樹脂などにより形成された概略厚板形状で、一縁側がターンテーブル35の円形状にあわせて円弧状52に形成されている。
ピックアップベース51には、移動手段37の一方のガイドシャフト38が挿通される挿通孔53が図2中の右辺側に設けられ、また、断面略U字状で他方のガイドシャフト38をU字の内側に挟む係合部54が左辺側に設けられている。
ピックアップベース51は、レーザー光束を光ディスク41に向かって発射するレーザー光束発射部57を光ディスク41に対向する一面側に有している。
【0014】
ピックアップベース51には、一方にレーザー光源体61が取付けられ他方にグレーティング71が取付けられる連通孔55が設けられている。図3のピックアップベースの図2中III−III線断面図において連通孔55の断面図を示す。
この連通孔55は、一方側に光源体としてのレーザー光源体61が取付けられるレーザー光源体取付部551を有し、他方側に光学素子としてのグレーティング71が取付けられる光学素子取付部553を有する。
レーザー光源体取付部551は、連通孔55の内部からピックアップベース51の外部に向かって段差552をもって拡径されることにより形成されている。レーザー光源体取付部551には、レーザー光源体61が、レーザー光束の発射面64を連通孔55の内部に向け、また、コネクタピン62が設けられた基端面65を連通孔55からピックアップベース51の外部に向けて取付けられている。
【0015】
レーザー光源体61は、コネクタピン62が設けられた基端面65から突設されたレーザー発射筒部63を有し、レーザー発射筒部63の先端面にレーザー発射面64が設けられている。レーザー光源体61は、DVD再生用のレーザー光束を出力するDVD用レーザーチップと、CD再生用のレーザー光束を出力するCD用レーザーチップとを備え、二つの異なる波長のレーザー光束を出力することができる。
【0016】
光学素子取付部553は、連通孔55の内部から段差554をもって縮径されることにより形成されている。光学素子取付部553には、光学素子であるグレーティング71が、レーザー光源体61のレーザー発射面64から発射されるレーザー光束を垂直に受けるように取付けられている。
グレーティング71は、レーザー光源体61からのレーザー光束を回折する回折格子であり、レーザー光束を一本のメインビームと二本のサブビームに分割する。
連通孔55の一方にレーザー光源体61を取付け、連通孔55の他方にグレーティング71を取付けることにより、レーザー光源体61とグレーティング71とを、同軸配置でかつ安定させることができる。
【0017】
連通孔55は、レーザー光源体61から発せられて連通孔55内にこもる熱を外部に放熱する放熱手段として、連通孔55の内部とピックアップベース51の外部とを連通する孔状の放熱路81を有している。
放熱路81は、連通孔55の軸に対して交差して設けられ、連通孔55側に開口した内側開口部83と、ピックアップベース51の外側に開口した外側開口部82とが直線的に連通されて形成された断面円形状の孔である。放熱路81の軸方向はピックアップ装置5の通常使用時において鉛直上向きである。
外側開口部82は光ディスク41に向かって開口している。内側開口部83は、レーザー発射筒部63の側面に対向して開口している。
放熱路81は、ピックアップベース51を合成樹脂で射出成形する際に同時に孔状に成形される。
【0018】
連通孔55は、光学素子取付部553を介してピックアップベース51の内部に形成されたレーザー光束通路56に連通されており、レーザー光束通路56はレーザー光束発射部57に繋がっている。
レーザー光束通路56には、レーザー光源体61からのレーザー光束を直角にかつピックアップベース51の一面に平行に反射するハーフミラー561と、ハーフミラー561からの反射光を直角にかつレーザー光束発射部57に向けて反射する反射ミラー562などが設けられている。また、光ディスク41からの反射光を検出する検出器(不図示)等も設けられている。
【0019】
このような構成からなるディスク装置1において光ディスク41の情報の読み取りについて説明する。
ディスクトレイ29を外ケース21および内ケース25から外に引き出してディスクトレイ29に光ディスク41を載置し、光ディスク41が載置されたディスクトレイ29を内ケース25の内部に収納する。すると、ターンテーブル35と回転子361に光ディスク41が挟持されて、ターンテーブル35の回転により光ディスク41が回転される。このとき、ピックアップ装置5からレーザー光束が光ディスク41に向かって発射され、光ディスク41からの反射光はピックアップ装置5で検出される。この反射光の検出により光ディスク41から情報が読み出される。また、ピックアップ装置5は、移動手段37による移動によって光ディスク41の所定部分にレーザー光束を照射する。すると、光ディスク41から所定の情報が順次読み出される。
【0020】
次に、このような構成からなるピックアップ装置5において、レーザー光源体61から発せられる熱の放熱について説明する。
レーザー光源体61からレーザー光束が発射される際には、レーザー光源体61が熱を発する。レーザー光源体61から発生した熱は、レーザー光源体61とグレーティング71との間で連通孔55内の空気に伝熱される。伝熱されて熱せられた空気は、放熱路81から連通孔55の外部に出ていく。このとき、放熱路81が、ピックアップ装置5の通常使用時において上方を向いているので、伝熱されて熱せられた空気が上昇して外部に出て行きやすい。
【0021】
また、放熱路81を通ってピックアップベース51の外部から冷たい空気が連通孔55内に流入する。このとき、放熱路81の外側開口部82が光ディスク41の回転面に向かって開口している。よって、光ディスク41が回転する際に生じる気流が放熱路81を通って連通孔55内に流入しやすい。すると、レーザー光源体61は、放熱路81を通って流入する冷たい空気に触れることになる。レーザー光源体61で発せられる熱が空気に伝熱されることにより、レーザー光源体61の温度上昇が抑えられる。
【0022】
以上、このような構成からなるピックアップ装置5によれば、次の効果を奏することができる。
(1)光ディスク41にレーザー光束を照射するレーザー光源体61と、レーザー光源体61から光ディスク41へ向かう光学経路の途中に設けられたグレーティング71と、一方にレーザー光源体61が配置され他方にグレーティング71が配置されレーザー光源体61とグレーティング71とを連通する連通孔55を有するピックアップベース51とを備え、連通孔55は、レーザー光源体61とグレーティング71との間の熱を外部に放熱する放熱手段を備えている。
【0023】
このような構成によれば、レーザー光源体61から発せられた熱が連通孔55内から放熱手段によって放熱される。すると、レーザー光源体61の温度上昇を抑えることができる。レーザー光源体61の温度上昇が抑えられることにより、温度上昇による特性劣化や短寿命化などを防止できる。
レーザー光源体61で発せられる熱を放熱手段により放熱できるので、レーザー光源体61を発熱量が大きなものにすることができる。レーザー光源体61を発熱量が大きいDVD用とCD用との2波長のレーザー光束を発射できるものとすることもできる。レーザー光源体61から二波長のレーザー光束を発射することができれば、DVD用とCD用で別個に二つのレーザー光源体61を設ける必要がないので、ピックアップ装置5自体を小型化することができる。
また、放熱手段によりレーザー光源体61の熱を放熱することができるので、ピックアップベース51を金属性にしてピックアップベース51から放熱させる必要がない。そこで、ピックアップベース51を合成樹脂により形成することができる。ピックアップベース51を合成樹脂で形成することができれば、材料費を抑えることで低コスト化を図ることができる。
【0024】
(2)放熱手段は、連通孔55の軸に交差して形成され連通孔55の内部と連通孔55の外部とを連通する孔状の放熱路81である。
このような構成によれば、レーザー光源体61から発せられた熱は空気に伝熱され、伝熱された空気が放熱路81から外部に出て行く。すると、連通孔55内の熱が外部に放熱される。また、外部の冷たい空気が放熱路81を通って連通孔55内に流入する。すると、レーザー光源体61は、常に冷たい空気と接することができる。すると、レーザー光源体61の熱が効率よく空気に伝熱される。このように、レーザー光源体61が冷たい空気と常に触れてレーザー光源体61の熱が空気に伝熱され、伝熱された空気が放熱路81を通って外部に出て行くので、レーザー光源体61の温度上昇が抑えられる。レーザー光源体61の温度上昇が抑えられることにより、温度上昇による特性劣化や短寿命化などを防止できる。
【0025】
(3)放熱路81は、光ディスク41の回転面に向かって開口している。
このような構成によれば、光ディスク41の回転によって起こる気流が放熱路81を通って連通孔55内に流入しやすい。すると、レーザー光源体61が常に冷たい空気と接することができるので、レーザー光源体61の熱が効率よく空気に伝熱される。よって、レーザー光源体61の熱が効率よく放熱され、レーザー光源体61の温度上昇が抑えられる。また、連通孔55内に風を送るために別個の送風手段などを設ける必要がないので、小型化、低コスト化を図ることができる。
【0026】
(4)放熱路81は、連通孔55の外部に向かって開口する外側開口部82がピックアップ装置5の通常使用時において上方に向かって開口している。
このような構成によれば、連通孔55内でレーザー光源体61の熱が伝熱されて熱せられた空気が、上方の外側開口部82から外部に出て行きやすい。特に、放熱路81の軸が鉛直上向きであるので熱せられた空気が放熱路を通って外部に出て行きやすい。よって、レーザー光源体61から発せられた連通孔55内の熱を効率よく外部に放熱することができる。なお、放熱路81の軸が鉛直上向きでなく、放熱路81が曲がっていたりしてもよいが、放熱路81の出口である外側開口部82は上方に向かって開口していることが望ましい。
【0027】
(5)連通孔55の一方にレーザー光源体61を取付け、連通孔55の他方にグレーティング71を取付けることにより、レーザー光源体61とグレーティング71とを同軸でかつ安定に取付けることができる。連通孔55を設けることにより、レーザー光源体61とグレーティング71との間の連通孔55内にレーザー光源体61からの熱がこもる可能性があるが、連通孔55には放熱路81が設けられているので、レーザー光源体61からの熱を放熱することができる。すなわち、レーザー光源体61とグレーティング71とを同軸かつ安定に取付けられるとともに、レーザー光源体61の温度上昇も抑えることができる。
【0028】
(6)放熱路81の内側開口部83は、レーザー光源体61のレーザー発射筒部63の側面に対向して形成されている。レーザー光源体61のうち最も発熱量が大きいのはレーザー発射筒部63の部分である。よって、内側開口部83がレーザー発射筒部63に対向していれば、伝熱されて熱せられた空気が内側開口部83から即座に外部に向かって出ていきやすい。
【0029】
(7)放熱手段として孔状の放熱路81を設けるだけであり、ピックアップベース51を射出成形する際に同時に形成される。よって、簡便でありコストにも影響しない。
【0030】
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図4に示す。第2実施形態の基本的構成は第1実施形態と同様であるが、第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、放熱手段としての放熱路81が、連通孔55を挟んで同軸に二つ設けられている点である。
すなわち、放熱路81として、連通孔55の上側壁面を貫通して設けられた第1放熱路811と、連通孔55の下側壁面を貫通して設けられた第2放熱路812とが設けられている。第1放熱路811と第2放熱路812とは、互いの中心軸が略同一直線上である。
【0031】
このような構成によれば、前記第1実施形態の効果(1)ないし(7)に加えて、次の効果を奏することができる。
(8)放熱路81は、互いの中心軸が略同一直線上である組を少なくとも1以上含んでいる。
このような構成によれば、第1放熱路811と第2放熱路812とを空気が通り抜けやすい。すると、連通孔55内に外部の空気が次々に流入されるとともに、レーザー光源体61の熱により熱された空気が外部に出て行きやすい。例えば、レーザー光源体61の熱で熱された空気が第1放熱路811を通って外部に出て行くと同時に、第2放熱路812から外部の冷たい空気が流入されやすい。また、光ディスク41の回転により生じた気流が第1放熱路811から連通孔55内を通り抜けて第2放熱路812から出て行きやすい。このように、第1放熱路811と第2放熱路812とにより、空気の入口と出口ができるので、空気の流れが生じやすくなる。すると、レーザー光源体61から発せられた連通孔55内の熱を効率よく外部に放熱することができる。その結果、レーザー光源体61の温度上昇を抑えることができる。
なお、放熱路81は、二つに限らず、複数設けられていてもよいことはもちろんである。
【0032】
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を図5に示す。第3実施形態の基本的構成は第1実施形態と同様であるが、第3実施形態が第1実施形態と異なる点は、放熱手段としての放熱路81には、気流受け部材84が設けられている点である。
すなわち、放熱路81の外側開口部82の縁には、光ディスク41の回転によって生じる気流に対向する壁面を有する気流受け部材84が設けられている。
気流に対向する壁面は、平面で、放熱路81の軸に対して平行である。
気流受け部材84は、ピックアップベース51から一体的に立設されて形成されている。
【0033】
このような構成によれば、前記各実施形態の効果(1)ないし(7)に加えて、次の効果を奏することができる。
(9)放熱路81の光ディスク41の回転面に向かって開口する外側開口部82の縁には、光ディスク41の回転によって生じる気流に対向する壁面を有する気流受け部材84が設けられている。
【0034】
このような構成によれば、光ディスク41の回転によって生じた気流が気流受け部材84に当たり、放熱路81から連通孔55内に流入しやすい。すると、外部の冷たい空気が連通孔55内に流入するので、レーザー光源体61の熱が空気に効率よく伝熱される。よって、レーザー光源体61の温度上昇を抑えることができる。
なお、気流受け部材84の気流を受ける壁面は、放熱路81側を内側にするように円弧状に湾曲していてもよい。あるいは、気流受け部材84は、放熱路81側に斜めに傾倒していてもよい。このような構成によれば、受けた気流を放熱路81内に導きやすい。
【0035】
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態を図6に示す。この第4実施形態の基本的構成は、第1実施形態と同様であるが、第4実施形態が第1実施形態と異なる点は、防塵手段としての防塵部材85を備えている点である。
防塵部材85は、外側開口部82に所定の間隔をもって対向して設けられ外側開口部82の開口を覆う面積を有する防塵屋根851と、光ディスク41の回転によって生じる気流を受ける気流受け面852とを備えている。
防塵部材85は、ピックアップベース51と一体形成されてもよく、あるいは、第1実施形態のピックアップベース51に防塵部材85を別体として設けてもよい。
【0036】
このような構成によれば、前記各実施形態の効果(1)から(7)、(9)に加えて、次の効果を奏することができる。
(10)放熱路81は、外部からこの放熱路81を通って連通孔55内に塵埃が流入することを防ぐ防塵手段を備えている。
このような構成によれば、防塵手段により、放熱路81を通って塵埃が連通孔55内に流入することを防ぐことができる。連通孔55内に塵埃が流入してレーザー光源体61のレーザー発射面64やグレーティング71などに塵埃が付着すると、レーザー光束が塵埃で遮断されてしまう。レーザー光束が遮断されると、光ディスク41の情報を読み出すことができない。
しかし、本実施形態によれば、防塵手段により連通孔55内に塵埃が流入することを防ぐことができ、また、放熱路81によってレーザー光源体61からの熱を連通孔55から放熱することができる。
【0037】
(11)防塵手段は、連通孔55の外部に向かって開口する放熱路81の外側開口部82に所定の間隔をもって対向して設けられ少なくとも外側開口部82の開口を覆う防塵部材85である。
このような構成によれば、防塵部材85によって放熱路81に塵埃が流入することを防ぐことができる。防塵部材85の防塵屋根851は、外側開口部82から所定の間隔をもって設けられているので、この間隔を通って空気は放熱路81を通って出入りすることができる。また、防塵部材85の防塵屋根851は、外側開口部82を覆うので、放熱路81内に入ろうとする塵埃を遮断することができる。
【0038】
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態を図7に示す。第5実施形態の基本的構成は、第4実施形態と同様であるが、第5実施形態が第4実施形態と異なる点は、防塵手段が、第1防塵部材86と第2防塵部材87とを備えて構成されている点である。
第1防塵部材86は、外側開口部82から第1間隔H1を有して設けられた第1防塵屋根861と、光ディスク41の気流を受ける気流受け面862とを備えている。第2防塵部材87は、外側開口部82から第1間隔863より短い第2間隔H2を有して設けられた第2防塵屋根871を備えている。第2防塵屋根871は、外側開口部82のうち第1防塵屋根861で覆われた部分を除く部分を覆う面積を有している。すなわち、第1防塵屋根861と第2防塵屋根871とで外側開口部82のすべての部分が覆われる。なお、第1防塵屋根861と第2防塵屋根871はそれぞれ外側開口部82の略半分ずつを覆うことが望ましい。
ここで、第1防塵部材86は、光ディスク41の回転によって生じる気流に対向し、受けた気流を放熱路81に導くように設けられている。例えば、第1防塵部材86は、外側開口部82の周縁のうち光ディスク41の回転中心から見て遠い側に設けられている。
【0039】
このような構成によれば、前記各実施形態の効果(1)から(7)、(9)から(11)に加えて、次の効果を奏することができる。
(12)防塵手段は、外側開口部82から第1間隔H1を有し外側開口部82の開口の一部を覆う第1防塵部材86と、外側開口部82から第1間隔863より短い第2間隔H2を有し少なくとも外側開口部82の第1防塵部材86で覆われた一部を除く残余部分を覆う第2防塵部材87とを備えて構成されている。
【0040】
このような構成によれば、第1防塵部材86と第2防塵部材87とにより、放熱路81を通って連通孔55に塵埃が流入することを防ぐことができる。また、例えば、一枚の屋根で外側開口部82を覆う場合(第4実施形態参照)には、放熱路81から外部に向かう気流の流れが90度屈曲することになるのに対し、本実施形態によれば、放熱路81から外部に向かう気流がそれほど大きく曲がらない。すると、レーザー光源体61の熱で熱された空気が放熱路81から外部に出て行きやすい。また、逆に、外部からの空気が放熱路81を通って連通孔55内に流入しやすい。よって、連通孔55に塵埃が流入することを防ぎ、かつ、レーザー光源体61の熱を効率よく放熱することができる。
なお、第1防塵屋根861と第2防塵屋根871とが放熱路81方向から見たときに重なっていてもよい。このような構成によれば、より確実に放熱路81に侵入する塵埃を遮断することができる。
【0041】
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態を図8に示す。第6実施形態の基本的構成は、第1実施形態と同様であるが、第6実施形態が第1実施形態と異なる点は、放熱路81が屈曲している点である。
放熱路81は、外側開口部82から連通孔55に向かって形成された第1縦孔部881を有している。第1縦孔部881は、90度に屈曲する第1屈曲部884を介して連通孔55と略平行な水平部882に連通している。水平部882は、90度に屈曲する第2屈曲部886を介して内側開口部83に続く第2縦孔部883に連通している。水平部882は、第1屈曲部884で屈曲することにより、外側開口部82に対して対向した内壁面885を有する。
【0042】
このような構成によれば、前記各実施形態の効果(1)から(7)に加えて、次の効果を奏することができる。
(13)放熱路81は、外側開口部82と内側開口部83との間に外側開口部82に対向した内壁面885を有して屈曲している。
このような構成によれば、レーザー光源体61の熱によって熱された空気は放熱路81を通って外部に出て行き、外部から放熱路81を通って連通孔55内に空気が流入される。また、外部から放熱路81内に侵入した塵埃は、外側開口部82に対向した内壁面885により止められて連通孔55内に入らない。よって、レーザー光源体61から発せられた連通孔55内の熱を放熱でき、また、放熱路81を通って連通孔55内に塵埃が侵入することを防ぐことができる。
【0043】
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態を図9に示す。第7実施形態の基本的構成は、第1実施形態と同様であるが、第7実施形態が第1実施形態と異なる点は、防塵手段として、放熱路81にフィルタ89が設けられている点である。
フィルタ89は、空気は通過させるが、塵埃は遮断する程度の網目を有するものであって、放熱路81の外側開口部82に設けられている。
【0044】
このような構成によれば、前記各実施形態の効果(1)から(7)に加えて、次の効果を奏することができる。
(14)防塵手段として、放熱路81に設けられたフィルタ89を備えている。このような構成によれば、放熱路81を通して連通孔55内と外部とで空気の出入りはあるとともに、放熱路81を通って連通孔55に塵埃が流入することをフィルタ89によって防ぐことができる。外側開口部82に屋根を設けるなどにより防塵する場合には、空気とともに連通孔55内に塵埃が入ることを確実に防ぐことはできないが、本実施形態のようにフィルタ89を設ければ、空気とともに塵埃が連通孔55内に流入することを確実に防ぐことができる。
なお、フィルタ89は放熱路81に設けられるのであれば、配置位置は限定されるものではない。例えば、内側開口部83に設けられていてもよい。
【0045】
(第8実施形態)
本発明の第8実施形態を図10に示す。第8実施形態の基本的構成は、第1実施形態と同様であるが、第8実施形態が第1実施形態と異なる点は、防塵手段として、放熱路81に伝熱剤90が充填されている点である。
伝熱剤90は、連通孔55内の熱を吸熱して外部に放熱するものであり、ゲル状であって放熱路81に充填されている。また、伝熱剤90は、放熱路81に充填されたあとは連通孔55内に垂れていかない程度の粘性を有している。伝熱剤90としては、例えば、熱伝導率が6.5(W/mK)程度のλゲル(登録商標)などが利用できる。
【0046】
このような構成によれば、前記各実施形態の効果(1)から(7)に加えて、次の効果を奏することができる。
(15)放熱路81は、その内部に伝熱剤90を充填している。
このような構成によれば、レーザー光源体61の熱による連通孔55内の熱が伝熱剤90に吸熱されて、外部に放熱される。よって、レーザー光源体61の温度上昇を防止することができる。本実施形態においては、放熱路81を通って空気の出入りが無いので、放熱路81を通って連通孔55内に塵埃が侵入することがない。また、熱伝導率の高い伝熱剤90を利用すれば、レーザー光源体61の熱を効率よく放熱することができる。
【0047】
尚、本発明のピックアップ装置は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、放熱路の外側開口部82が、ピックアップ装置5の通常使用時において下方に向かって開口していてもよい。このような構成によれば、外側開口部82が下方を向くことにより、放熱路81に塵埃が侵入しにくい構成とすることができる。
【0048】
上記実施形態においては、光学素子としてグレーティング71が設けられているが、連通孔55を挟んでレーザー光源体61からのレーザーを受ける光学素子であれば特に限定されるものではない。例えば、波長板やレンズなどでもよい。
放熱路81の断面形状は、もちろん任意であり、円形、三角、四角など特に限定されるものではない。放熱路81の断面が、内側開口部83から外側開口部82に向かうに従って縮径したり、逆に拡径するなどでもよい。
【0049】
上記実施形態をさまざまに組み合わせてもよいことはもちろんである。例えば、第3実施形態のように気流受け部材84を設けて、さらに第7実施形態のようにフィルタ89を設けてもよい。さらに、この際、第2実施形態のように放熱路を二つ設けてもよい。あるいは、伝熱剤が充填された放熱路が複数設けられもよく、防塵屋根を有する放熱路を複数設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のピックアップ装置を有するディスク装置の分解斜視図である。
【図2】前記第1実施形態において、ピックアップ装置の内部を透視した斜視図である。
【図3】前記第1実施形態において、図2中のIII−III線でピックアップ装置を断面した図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示すもので図3に対応する図である。
【図5】本発明の第3実施形態を示すもので図3に対応する図である。
【図6】本発明の第4実施形態を示すもので図3に対応する図である。
【図7】本発明の第5実施形態を示すもので図3に対応する図である。
【図8】本発明の第6実施形態を示すもので図3に対応する図である。
【図9】本発明の第7実施形態を示すもので図3に対応する図である。
【図10】本発明の第8実施形態を示すもので図3に対応する図である。
【符号の説明】
1   ディスク装置
5   ピックアップ装置
41  光ディスク(光学記録媒体)
51  ピックアップベース(筐体)
55  連通孔
61  レーザー光源体(光源体)
71  グレーティング(光学素子)
81  放熱路(放熱手段)
82  外側開口部
83  内側開口部
84  気流受け部材
85  防塵部材
86  第1防塵部材
87  第2防塵部材
89  フィルタ
90  伝熱剤
811 第1放熱路
812 第2放熱路
851 防塵屋根
861 第1防塵屋根
863 第1間隔
871 第2防塵屋根
872 第2間隔
885 内壁面

Claims (13)

  1. 光学記録媒体に光束を照射する光源体と、
    前記光源体から前記光学記録媒体へ向かう光学経路の途中に設けられた光学素子と、一方に前記光源体が配置され他方に前記光学素子が配置され前記光源体と前記光学素子とを連通する連通孔を有する筐体とを備えたピックアップ装置において、
    前記連通孔は、前記光源体と前記光学素子との間の熱を外部に放熱する放熱手段を備えている
    ことを特徴とするピックアップ装置。
  2. 請求項1に記載のピックアップ装置において、
    前記放熱手段は、前記連通孔の軸に交差して形成され前記連通孔の内部と前記連通孔の外部とを連通する孔状の放熱路である
    ことを特徴とするピックアップ装置。
  3. 請求項2に記載のピックアップ装置において、
    前記放熱路は、互いの中心軸が略同一直線上である組を少なくとも1以上含んでいる
    ことを特徴とするピックアップ装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のピックアップ装置において、
    前記放熱路は、前記光学記録媒体の回転面に向かって開口している
    ことを特徴としたピックアップ装置。
  5. 請求項4に記載のピックアップ装置において、
    前記放熱路の前記光学記録媒体の回転面に向かって開口する開口部の縁には、前記光学記録媒体の回転によって生じる気流に対向する壁面を有する気流受け部材が設けられている
    ことを特徴とするピックアップ装置。
  6. 請求項2ないし5のいずれかに記載のピックアップ装置において、
    前記放熱路は、前記連通孔の外部に向かって開口する外側開口部が当該ピックアップ装置の通常使用時において上方に向かって開口している
    ことを特徴とするピックアップ装置。
  7. 請求項2ないし5のいずれかに記載のピックアップ装置において、
    前記放熱路は、前記連通孔の外部に向かって開口する外側開口部が当該ピックアップの通常使用時において下方に向かって開口している
    ことを特徴とするピックアップ装置。
  8. 請求項2ないし7のいずれかに記載のピックアップ装置において、
    前記放熱路は、外部からこの放熱路を通って前記連通孔内に塵埃が流入することを防ぐ防塵手段を備えている
    ことを特徴とするピックアップ装置。
  9. 請求項8に記載にピックアップ装置において、
    前記防塵手段は、前記連通孔の外部に向かって開口する前記放熱路の外側開口部に所定の間隔をもって対向して設けられ少なくとも前記外側開口部の開口を覆う防塵部材である
    ことを特徴とするピックアップ装置。
  10. 請求項8に記載のピックアップ装置において、
    前記防塵手段は、前記外側開口部から第1の間隔を有し前記外側開口部の開口の一部を覆う第1防塵部材と、前記外側開口部から前記第1の間隔とは異なる第2の間隔を有し少なくとも前記外側開口部の前記第1防塵部材で覆われた一部を除く残余部分を覆う第2防塵部材とを備えて構成されている
    ことを特徴とするピックアップ装置。
  11. 請求項8に記載のピックアップ装置において、
    前記防塵手段は、前記放熱路に設けられたフィルタである
    ことを特徴とするピックアップ装置。
  12. 請求項2ないし11のいずれかに記載のピックアップ装置において、
    前記放熱路は、前記連通孔の外側に開口する外側開口部と前記連通孔の内側に開口する内側開口部との間に前記外側開口部に対向した内壁面を有して屈曲している
    ことを特徴とするピックアップ装置。
  13. 請求項2ないし7のいずれかに記載のピックアップ装置において、
    前記放熱路は、その内部に伝熱剤を充填している
    ことを特徴とするピックアップ装置。
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