JP2004132459A

JP2004132459A - Retractable pin

Info

Publication number: JP2004132459A
Application number: JP2002297426A
Authority: JP
Inventors: Hatsuo Tsuyama; 津山　初雄; Taichi Nakayama; 中山　太一
Original assignee: Eagle Clamp Co Ltd
Current assignee: Eagle Clamp Co Ltd
Priority date: 2002-10-10
Filing date: 2002-10-10
Publication date: 2004-04-30

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a retractable pin with new structure having a means for regulating free rotation of a rotary plate. <P>SOLUTION: In the retractable pin 1, a pressing spring 3 is provided to a head part of a main body pin 2. The rotary plate 4 is inserted in a recessed groove formed at a tip of the main body pin. The rotary plate is rotatably provided with a shaft pin 5 as a center. In the recessed groove, a rotary regulating member 9 which is elastically engageable is provided to a side surface of the rotary plate. The rotary regulating member is mounted on the shaft pin to be taken as a waveform washer or a disc spring, which is provided to one side or both sides of the rotary plate. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は二部材間の連結に用いる抜き差しピンに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、クランプその他の装置において二部材を着脱可能に連結するため、またはニ部材間を可変位置に位置決めするために、抜き差しピン（トグルピンなどとも呼ばれる）が広く用いられている（たとえば下記非特許文献１参照）。
【０００３】
【非特許文献１】
株式会社スーパーツール、「吊クランプ（鋼材用）」、「角コラム用クランプ」、［ｏｎ−ｌｉｎｅ］、［平成１４年１０月７日検索］、インターネット＜ＵＲＬ：ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｙａｍａｚｅｎ．ｃｏ．ｊｐ／ｙｚ／ＩＮＤＥＸＰＡＧＥ／ｐｄｆ／１４３７．ｐｄｆ＞
【０００４】
このような従来の抜き差しピンは、本体ピンの頭部に押しバネが設けられるとともに先端部に回転プレートが回動自在に連結された構造を有している。その用法は、回転プレートを本体ピンと整列させた状態にして、連結すべき二部材に跨って整列する連結穴に一方から差し込み、押しバネのバネ力に抗して押し込んで回転プレートの全長が連結穴の反対側から完全に出た状態にした後、回転プレートを９０度回転させて本体ピンと直交させて、本体ピンの押し込みを解除する。このようにすると、押しバネの力によって本体ピンが押し込み方向とは反対方向に移動しようとし、本体ピンの先端側で直交状態となっている回転プレートがストッパとして作用することによって二部材間の連結状態を強固に確保し、抜け落ちを防止することができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の抜き差しピンにおいては回転プレートが本体ピンに対して回動自在であるため、幾つかの使用上の不利欠点があった。
【０００６】
一つの問題は、本体ピンを挿入してゆく途中で回転プレートが傾く（回転する）ことによって本体ピンと回転プレートとの整列状態が維持されなくなる場合があり、このような状態になると本体ピンをそれ以上挿入することができなくなるので、回転プレートを整列させた後に本体ピンを再挿入することが必要となっていた。特に、中間に凹部を有する形状の鋼板同士を該凹部にて抜き差しピンで連結する場合、最初の鋼板に本体ピンを挿入するときには回転プレートの整列状態が維持されていても、最初の鋼板を通過した後、次に他方の鋼板に入る前に、回転プレートが若干回転して非整列になってしまうと、そのままでは他方の鋼板に挿入させることができず、作業性が非常に悪いものとなっていた。また、抜き差しピンを水平にして連結穴に挿入する場合には、回転プレートが自重によって回転して傾きやすいため、特にパイプ接続のために抜き差しピンを用いるような場合にパイプの内部で回転プレートが傾いて反対側に貫通させることができず、作業に不便を来すことが多かった。
【０００７】
もう一つの大きな問題は、このような抜き差しピンは、本体ピンの頭部側の押しバネによるバネ力と先端側でストッパとして機能する回転プレートとによって二部材を抜け落ち防止しつつ連結することができるものであるが、何らかの原因によって押しバネのバネ力に抗して本体ピンを押し込む力が作用して、反対側で回転プレートが本体ピンと整列するまで回転することを許容するに足る距離が部材面との間に空いてしまうと、回転プレートがフリーに回動可能な構造であるため、場合によっては回転プレートが回転して本体ピンと整列し、部材間の連結が外れて重大事故につながる恐れがあった。特に、抜き差しピンが落とし込みピンとして垂直方向に使用されるときは、本体ピンに対して直交させた状態でストッパとして機能させていても、本体ピンの頭部に働く衝撃等の外力によって本体ピンが押し込み方向に移動すると、フリーに回動可能な回転ピンが自重によって本体ピント整列する方向に回転してしまい、部材間の連結が外れてしまうことがあった。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は、上記問題を解決し、回転プレートの自由な回動を規制する手段を有する新規な構造の抜き差しピンを提供することを目的とする。
【０００９】
この目的を達成するため、請求項１にかかる本発明は、本体ピンの頭部には押しバネが設けられるとともに、本体ピンの先端部には回転プレートが回動可能に連結された構造を有する抜き差しピンにおいて、回転プレートの自由な回動を規制する回転規制手段がさらに設けられていることを特徴としている。
【００１０】
請求項２にかかる本発明は、本体ピンの頭部には押しバネが設けられるとともに、本体ピンの先端部に形成された凹溝には回転プレートが挿入され且つ該回転プレートは軸ピンを中心として回動可能に設けられ、該凹溝にはさらに回転プレートの側面に弾性係合可能な回転規制部材が設けられることを特徴とする抜き差しピンである。
【００１１】
請求項３は、請求項１または２に記載の抜き差しピンにおいて、回転規制部材が、軸ピンに装着されて回転プレートの側面に弾性係合する波形ワッシャまたは皿バネよりなることを特徴としている。
【００１２】
請求項４は、請求項１ないし３のいずれかに記載の抜き差しピンにおいて、回転規制部材が回転プレートの両側に一対設けられることを特徴としている。
【００１３】
【発明の実施の形態】
図１は本発明の一実施形態による抜き差しピンをその用法とともに示す説明図であって、抜き差しピンの回転プレートを本体ピンと整列させた状態にして連結穴に差し込む直前の状態図である。従来技術における抜き差しピンの構造と同様、この抜き差しピン１においても、本体ピン２の頭部に押しバネ３が設けられるとともに、その先端部には回転プレート４が軸ピン５の回りを回動可能に連結された構造を有している。この実施形態における押しバネ３はコーンスプリングであって、図１に示される常態から縮小させる方向に外力が加えられたときにこれに抗する押しバネ力を与える。本体ピン２の頭部にはリング６が固着されていて引き抜き操作を容易にしている。
【００１４】
抜き差しピン１の先端部は一対の対向壁面を有する二股状に成型されており、これら一対の壁面間の凹溝部に回転プレート４の基端側が挿入され、該一対の壁面に架け渡した軸ピン５の回りを回転プレート４が回転自在とされているが、壁面間の凹溝部には回転プレート４とともに波ワッシャまたは皿バネよりなる回転規制部材９が軸ピン５に回転自在に装着されていて、回転プレート４の側面に弾性係合して回転プレート４のフリーな回転を規制している。
【００１５】
この実施形態では、大口径パイプ７と小口径パイプ８の各々において径方向に貫通して開口する連結穴７ａ，８ａを整列させ、これら連結穴７ａ，８ａに抜き差しピン１を挿入して、大口径のパイプ７と小口径のパイプ８とを接続するものとしている。大口径パイプ７の連結穴７ａと小口径パイプ８の連結穴８ａは略同一の内径を有しており、それら連結穴の内径は、抜き差しピン１の本体ピン２の外径よりも若干大きいものとされている。
【００１６】
整列させた大口径パイプ７の連結穴７ａと小口径パイプ８の連結穴８ａとに抜き差しピン１を差し込むには、図１に示すように、回転プレート４を本体ピン１に対して平行に（整列状態に）する。回転プレート４の幅寸法は本体ピン１の径寸法より若干小さい（したがって連結穴７ａ，８ａの内径より若干小さい）ものとされている（図２（ｂ）を併せて参照のこと）ので、回転プレート４を整列状態にして抜き差しピン１を連結穴７ａ，８ａに挿入するに際して邪魔になることはない。回転プレート４は回転規制部材９によって自由な回転が規制されているため、抜き差しピン１の連結穴７ａ，８ａへの挿入の際に図１の整列状態が損なわれることがなく、反対側に貫通させることが容易である。
【００１７】
このようにして、整列状態を維持して抜き差しピン１を連結穴７ａ，８ａに貫通させ、押しバネ３のバネ力に抗して最奥まで押し込んだ状態が図２に示されており、この状態では抜き差しピン１の挿入側において押しバネ３が略扁平状態まで収縮しており、また、抜き差しピン１の貫通側において回転プレート４の全長が突出していて回動可能となっている。したがって、抜き差しピン１を最奥まで押し込んだ状態を維持しながら、回転規制部材９による弾性係合力（回転規制力）に抗して回転プレート４を手動で約９０度回転させて本体ピン２に直交させる。
【００１８】
その後、抜き差しピン１の押し込み状態を開放すると、押しバネ３が常態に復帰しようとするため抜き差しピン１がパイプ７，８に対して図において左方向に相対移動し、これにより、図３に示すように、直交状態となった回転プレート４が大口径パイプ７の外周面に当接してストッパとして機能する。
【００１９】
図３に示す状態は、押しバネ３のバネ力と直交状態の回転プレート４によるストッパ作用とでパイプ７，８を抜け止めしつつ連結しているが、回転プレート４は回転規制部材９によってその自由な回動が規制されているため、従来の抜き差しピンが遭遇したような使用上の不利欠点がすべて解消されている。
【００２０】
すなわち、抜き差しピン挿入時に自重や外力によって回転プレートが傾く（回転する）ことがないため、本体ピン２と回転プレート４との整列状態が維持される。このため、中間に凹部を有する形状の鋼板同士を該凹部にて抜き差しピンで連結する場合や、抜き差しピンを水平にして連結穴７ａ，８ａに挿入する場合（図１参照）にも、支障なく抜き差しピン１を連結穴に貫通させることができ、作業性が良好である。
【００２１】
また、図３の状態が得られた後に、抜き差しピン１の頭部に衝撃が加えられるなどの何らかの原因によって押しバネ３のバネ力に抗して本体ピン２を押し込む力が作用した場合であっても、回転プレート４は回転規制部材９によってその自由な回動が規制されており、手動で意図的に回転させようとしない限り図３に示す直交状態を維持するので、従来技術のように回転プレートが勝手に回転してしまって本体ピンと整列して部材間の連結が外れてしまうことがなく、これによる不慮の事故発生を未然に防止することができる。
【００２２】
両パイプ７，８同士の連結を解除するには、図３の状態から抜き差しピン１を押しバネ３に抗して最奥まで押し込んで図２の状態とし、この状態を維持しつつ回転プレート４を回転規制部材９に抗して手動で約９０度（図３において）時計方向に回転させることによって回転プレート４を元の整列状態に戻した後、リング６を持って引き抜けば、図１の状態となって、パイプ７，８の連結が解除される。
【００２３】
なお、以上の説明においては回転プレート４に対する回転規制部材９として波ワッシャまたは皿バネよりなるものを例示したが、これらに限定されるものではなく、回転プレート４の自由な回動を規制して外力が与えられない状態においてはその時点の回転角度に維持し、且つ、これを手動にて比較的容易に回転させることができる程度の弾性力を与えるものであれば、本発明の回転規制部材として用いることが可能である。たとえば、各種装置において位置決め部品として汎用されているプランジャ（スプリングプランジャ、ボールプランジャ、プレスフィットプランジャ等）を本発明の回転規制部材として用いてもよい。
【００２４】
【発明の効果】
本発明によれば、回転プレートの自由な回動を規制する手段を有する新規な構造の抜き差しピンが提供されるので、この抜き差しピンを用いて二部材を連結するために連結穴に挿入する途中で、自重や外力によって回転プレートが不意に回転してしまって貫通させることができなくなったり、あるいは、本体ピンに対して直交状態にしてストッパとして機能する連結状態が得られた後に本体ピンを押し込む方向の衝撃等が加わったときに回転プレートが不意に回転してしまって抜け落ちによる重大事故が発生する等の問題がすべて解決される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態による抜き差しピンをその用法とともに示す説明図であって、回転プレートを本体ピンと整列させた状態にして連結穴に差し込む直前の状態図である。
【図２】この抜き差しピンを連結穴に差し込み、押しバネのバネ力に抗して押し込んで回転プレートの全長が連結穴の反対側から完全に出た状態にして、回転プレートを回転可能とした状態図（ａ）およびこのときの抜き差しピンの先端側の端面図（ｂ）である。
【図３】図２の状態から回転プレートを９０度回転させてストッパとして機能させた後に本体ピンの押し込みを解除して抜け落ちを防止した状態図（ａ）およびこのときの抜き差しピンの先端側の端面図（ｂ）である。
【符号の説明】
１　抜き差しピン
２　本体ピン
３　押しバネ
４　回転プレート
５　軸ピン
６　リング
７　大口径パイプ
７ａ　大口径パイプの連結穴
８　小口径パイプ
８ａ　小口径パイプの連結穴
９　回転規制部材[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an insertion / removal pin used for connection between two members.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a pull-out pin (also called a toggle pin) has been widely used for detachably connecting two members in a clamp or other device, or for positioning two members at a variable position (for example, the following non-patent document). Reference 1).
[0003]
[Non-patent document 1]
Super Tool Co., Ltd., “Hanging Clamp (for Steel)”, “Square Column Clamp”, [on-line], [Searched on October 7, 2002], Internet <URL: http: // www. yamazen. co. jp / yz / INDEXPAGE / pdf / 1437. pdf>
[0004]
Such a conventional insertion / removal pin has a structure in which a pressing spring is provided on the head of a main body pin and a rotating plate is rotatably connected to a distal end. The usage is that the rotating plate is aligned with the main body pin, inserted from one side into the connecting hole aligned across the two members to be connected, and pushed in against the spring force of the pressing spring to connect the entire length of the rotating plate After being completely protruded from the opposite side of the hole, the rotating plate is rotated 90 degrees to be orthogonal to the main body pin, and the pushing of the main body pin is released. With this configuration, the main body pin tries to move in the direction opposite to the pushing direction by the force of the pressing spring, and the rotating plate that is orthogonal to the tip side of the main body pin acts as a stopper, thereby connecting the two members. The state can be firmly secured, and falling off can be prevented.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional insertion / removal pin, since the rotating plate is rotatable with respect to the main body pin, there are some disadvantages in use.
[0006]
One problem is that the rotating plate tilts (rotates) during the insertion of the body pin, and the alignment state between the body pin and the rotating plate may not be maintained. In such a state, the body pin may be removed. Since the insertion cannot be performed as described above, it has been necessary to re-insert the main body pins after aligning the rotating plate. In particular, when connecting steel plates of a shape having a concave portion in the middle with a pull-out pin in the concave portion, even when the rotating plate is kept aligned when inserting the main body pin into the first steel plate, it passes through the first steel plate. After that, if the rotating plate slightly rotates and becomes misaligned before entering the other steel sheet next time, it cannot be inserted into the other steel sheet as it is, and the workability becomes very poor. I was In addition, when inserting and removing the insertion pin horizontally and inserting it into the connection hole, the rotation plate is likely to rotate and tilt due to its own weight. It could not be penetrated to the opposite side by tilting, which often caused inconvenience to the work.
[0007]
Another major problem is that such a pull-out pin can be connected while preventing the two members from coming off by the spring force of the pressing spring on the head side of the main body pin and the rotating plate functioning as a stopper on the tip side. However, the force that pushes the main body pin against the spring force of the pressing spring acts for some reason, and the distance enough to allow the rotating plate to rotate until it is aligned with the main body pin on the opposite side is sufficient. If it is empty, the rotating plate can rotate freely, and in some cases, the rotating plate rotates and aligns with the main body pin, which may disconnect the members and cause a serious accident. there were. In particular, when the insertion / removal pin is used as a drop-in pin in the vertical direction, even if it functions as a stopper in a state perpendicular to the main body pin, the main body pin may be affected by external force such as impact applied to the head of the main body pin. When moved in the pushing direction, the freely rotatable rotating pin is rotated by its own weight in a direction in which the main body is brought into focus, and the connection between the members may be disconnected.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to solve the above-mentioned problem and to provide a pull-out pin having a novel structure having a means for restricting free rotation of the rotating plate.
[0009]
In order to achieve this object, the present invention according to claim 1 has a structure in which a pressing spring is provided on the head of the main body pin, and a rotating plate is rotatably connected to the tip of the main body pin. In the insertion / removal pin, a rotation restricting means for restricting free rotation of the rotating plate is further provided.
[0010]
According to a second aspect of the present invention, a pressing spring is provided on a head of the main body pin, and a rotary plate is inserted into a concave groove formed at a tip portion of the main body pin, and the rotary plate is centered on the shaft pin. The groove is provided with a rotation restricting member which can be elastically engaged with a side surface of the rotating plate.
[0011]
According to a third aspect of the present invention, in the insertion / removal pin according to the first or second aspect, the rotation restricting member is formed of a wave washer or a disc spring that is mounted on the shaft pin and elastically engages with the side surface of the rotating plate.
[0012]
According to a fourth aspect of the present invention, in the insertion / removal pin according to any one of the first to third aspects, a pair of rotation regulating members are provided on both sides of the rotating plate.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 is an explanatory view showing an insertion / removal pin according to an embodiment of the present invention together with its usage, and is a state diagram immediately before the rotary plate of the insertion / removal pin is aligned with a main body pin and inserted into a connection hole. As with the structure of the pull-out pin in the prior art, the pull-out pin 1 is also provided with a pressing spring 3 at the head of the main body pin 2 and a rotating plate 4 at the tip thereof can rotate around the shaft pin 5. Has a structure connected to the The pressing spring 3 in this embodiment is a cone spring, and when an external force is applied in the direction of contraction from the normal state shown in FIG. A ring 6 is fixed to the head of the main body pin 2 to facilitate the pull-out operation.
[0014]
The distal end of the insertion / removal pin 1 is formed in a forked shape having a pair of opposed wall surfaces, and the base end side of the rotating plate 4 is inserted into a concave groove between the pair of wall surfaces, and the shaft pin is bridged over the pair of wall surfaces. The rotation plate 4 is rotatable around 5, and a rotation restricting member 9 made of a wave washer or a disc spring is rotatably mounted on the shaft pin 5 together with the rotation plate 4 in the concave groove between the wall surfaces. , And elastically engages the side surface of the rotating plate 4 to restrict free rotation of the rotating plate 4.
[0015]
In this embodiment, the connection holes 7a, 8a which are opened through the radial direction in each of the large-diameter pipe 7 and the small-diameter pipe 8 are aligned, and the insertion / removal pin 1 is inserted into these connection holes 7a, 8a. The small-diameter pipe 7 and the small-diameter pipe 8 are connected. The connecting hole 7a of the large-diameter pipe 7 and the connecting hole 8a of the small-diameter pipe 8 have substantially the same inner diameter, and the inner diameter of these connecting holes is slightly larger than the outer diameter of the main body pin 2 of the insertion / extraction pin 1. It has been.
[0016]
In order to insert the pull-out pin 1 into the aligned connecting hole 7a of the large-diameter pipe 7 and the connecting hole 8a of the small-diameter pipe 8, as shown in FIG. Aligned). Since the width of the rotating plate 4 is slightly smaller than the diameter of the main body pin 1 (therefore, slightly smaller than the inner diameters of the connection holes 7a and 8a) (see also FIG. 2 (b)), When the plate 4 is aligned and the pin 1 is inserted into the connection holes 7a, 8a, there is no hindrance. Since the rotation of the rotary plate 4 is restricted by the rotation restricting member 9, the alignment state shown in FIG. 1 is not impaired when the insertion / removal pin 1 is inserted into the connection holes 7a, 8a, and the rotary plate 4 penetrates to the opposite side. It is easy to do.
[0017]
FIG. 2 shows a state in which the insertion / removal pin 1 is passed through the connection holes 7a and 8a while maintaining the aligned state, and is pushed to the innermost position against the spring force of the push spring 3. In this state, the pressing spring 3 is contracted to a substantially flat state on the insertion side of the insertion / removal pin 1, and the entire length of the rotating plate 4 protrudes on the penetrating side of the insertion / removal pin 1 and is rotatable. Therefore, the rotating plate 4 is manually rotated by about 90 degrees against the elastic engagement force (rotation restricting force) of the rotation restricting member 9 while maintaining the state where the insertion / removal pin 1 is pushed to the innermost position. Make them orthogonal.
[0018]
Thereafter, when the push-in state of the insertion / removal pin 1 is released, the insertion / removal pin 1 relatively moves to the left with respect to the pipes 7 and 8 in the figure because the pressing spring 3 attempts to return to the normal state. As described above, the rotating plate 4 in the orthogonal state contacts the outer peripheral surface of the large-diameter pipe 7 and functions as a stopper.
[0019]
In the state shown in FIG. 3, the pipes 7, 8 are connected while being prevented from coming off by the spring force of the pressing spring 3 and the stopper action of the rotating plate 4 in the orthogonal state. The restricted freedom of rotation eliminates all the disadvantages in use, such as those encountered with conventional insertion and removal pins.
[0020]
That is, since the rotating plate does not tilt (rotate) due to its own weight or external force when inserting and removing the pin, the aligned state of the main body pin 2 and the rotating plate 4 is maintained. For this reason, even when steel plates having a concave portion in the middle are connected to each other with a pull-out pin at the concave portion, or when the pull-out pin is horizontally inserted into the connection holes 7a and 8a (see FIG. 1), there is no problem. The insertion / removal pin 1 can be penetrated through the connection hole, and workability is good.
[0021]
In addition, after the state shown in FIG. 3 is obtained, a force that pushes the main body pin 2 against the spring force of the pressing spring 3 acts for some reason such as an impact applied to the head of the insertion / removal pin 1. However, the rotation of the rotating plate 4 is restricted by the rotation restricting member 9, and the orthogonal state shown in FIG. 3 is maintained unless the rotation plate 4 is manually rotated intentionally. This prevents the rotating plate from rotating without permission and being aligned with the main body pins, thereby disconnecting the connection between the members, thereby preventing the occurrence of an unexpected accident.
[0022]
In order to release the connection between the two pipes 7 and 8, the pull-out pin 1 is pushed into the innermost position against the pressing spring 3 from the state shown in FIG. 3 to the state shown in FIG. 2, and the rotating plate 4 is maintained while maintaining this state. Is manually rotated clockwise by about 90 degrees (in FIG. 3) against the rotation regulating member 9 to return the rotating plate 4 to the original alignment state. And the connection between the pipes 7 and 8 is released.
[0023]
In the above description, the rotation restricting member 9 for the rotary plate 4 is exemplified by a wave washer or a disc spring. However, the present invention is not limited thereto. In a state where no external force is applied, the rotation restricting member of the present invention is maintained as long as it maintains the rotation angle at that time and provides an elastic force enough to rotate the rotation relatively easily. Can be used as For example, plungers (spring plungers, ball plungers, press-fit plungers, etc.) that are widely used as positioning components in various devices may be used as the rotation restricting member of the present invention.
[0024]
【The invention's effect】
According to the present invention, a pull-out pin having a novel structure having means for restricting free rotation of the rotating plate is provided, and the pull-out pin is used to connect the two members by using the pull-out pin. Then, the rotating plate is unexpectedly rotated by its own weight or external force and cannot be penetrated, or the main body pin is pushed in after it is orthogonal to the main body pin and a connection state functioning as a stopper is obtained. This solves all the problems such as the rotating plate rotating unexpectedly when a directional impact or the like is applied, causing a serious accident due to falling off.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view showing an insertion / removal pin according to an embodiment of the present invention together with its usage, and is a state diagram immediately before the rotary plate is aligned with a main body pin and inserted into a connection hole.
FIG. 2 shows that the pull-out pin is inserted into the connecting hole and pushed in against the spring force of the pressing spring so that the entire length of the rotating plate completely comes out from the opposite side of the connecting hole, and the rotating plate is rotatable. It is a state diagram (a) and an end view (b) of the tip side of a pull-out pin at this time.
FIG. 3A is a diagram showing a state in which the rotating plate is rotated 90 degrees from the state of FIG. 2 to function as a stopper, and then the push-in of the main body pin is released to prevent the main body pin from falling off; It is an end view (b).
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF REFERENCE NUMERALS 1 Pull-out pin 2 Body pin 3 Push spring 4 Rotating plate 5 Shaft pin 6 Ring 7 Large-diameter pipe 7a Connection hole for large-diameter pipe 8 Small-diameter pipe 8a Connection hole for small-diameter pipe 9 Rotation restricting member

Claims

本体ピンの頭部には押しバネが設けられるとともに、本体ピンの先端部には回転プレートが回動可能に連結された構造を有する抜き差しピンにおいて、回転プレートの自由な回動を規制する回転規制手段がさらに設けられていることを特徴とする抜き差しピン。A push spring is provided on the head of the main body pin, and a pull-out pin having a structure in which a rotary plate is rotatably connected to the tip of the main body pin is a rotation restricting mechanism that restricts the free rotation of the rotary plate. An insertion / removal pin, further comprising means.

本体ピンの頭部には押しバネが設けられるとともに、本体ピンの先端部に形成された凹溝には回転プレートが挿入され且つ該回転プレートは軸ピンを中心として回動可能に設けられ、該凹溝にはさらに回転プレートの側面に弾性係合可能な回転規制部材が設けられることを特徴とする抜き差しピン。A push spring is provided on the head of the main body pin, and a rotary plate is inserted into a concave groove formed at the tip of the main body pin, and the rotary plate is provided rotatably about an axis pin. The insertion / removal pin, wherein the groove is further provided with a rotation restricting member which can be elastically engaged with a side surface of the rotation plate.

回転規制部材が、軸ピンに装着されて回転プレートの側面に弾性係合する波形ワッシャまたは皿バネよりなることを特徴とする、請求項１または２に記載の抜き差しピン。3. The pin according to claim 1, wherein the rotation restricting member comprises a wave washer or a disc spring which is mounted on the shaft pin and elastically engages with a side surface of the rotary plate.

回転規制部材が回転プレートの両側に一対設けられることを特徴とする、請求項１ないし３のいずれかに記載の抜き差しピン。The insertion / removal pin according to any one of claims 1 to 3, wherein a pair of rotation regulating members are provided on both sides of the rotation plate.