JP3989189B2

JP3989189B2 - Detachment prevention fitting joint jig

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Publication number: JP3989189B2
Application number: JP2001136769A
Authority: JP
Inventors: 金治郎中野; 政良小澤; 秀志斉藤; 直人板橋
Original assignee: NAKANO MANUFACTURING CO., LTD.; Kubota Corp
Current assignee: NAKANO MANUFACTURING CO., LTD.; Kubota Corp
Priority date: 2001-05-08
Filing date: 2001-05-08
Publication date: 2007-10-10
Anticipated expiration: 2021-05-08
Also published as: JP2002327877A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、離脱防止管継手の接続用治具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
離脱防止管継手として図８に示したような管継手が知られている。この管継手は、通常の管継手と同様一方の管１の一端に形成された受口２の内面の収納溝３にロックリング５を収納する一方、他方の管１の先端の挿口６の端部に突部７を形成し、受口２に挿口６を挿入して接合後、管に脱け出し力が作用すると、突部７がロックリング５に係合して脱け出すのを防止する構成とされている。
【０００３】
なお、図中８はシール用ゴム輪、４はバックアップリング、９は押輪、9ａは割輪、１０は押輪締結用ボルトナットを示す。
ところで、上記離脱防止管継手の接続作業を油圧装置などの大掛かりな接合治具を用いずに簡便に接合を行なおうとする場合、挿口突部７がロックリング５に当接して挿入の障害となるので、従来では受口２に挿口６を挿入する前に、図９に示すようにコンパス状の拡大治具１８を用い、脚先端１８ａ、１８ａをロックリング５の割りに挿入し、ねじ１８ｂを操作して脚先端１８ａ、１８ａ間を拡げ、割り面５ａ、５ａが所定の間隔となれば図１０に示すように先端に板状のスペーサ１２を形成した治具１３を図９に示したロックリング５の拡大された割り面５ａ、５ａ間に介挿し、その後スペーサ１２を介挿したまま図１１に示すように挿口６を挿入し、挿口突部７がロックリング５部分を通過して奥方に位置すればスペーサ１２を管外から引き抜き図８に示したようにロックリング５を復元縮小し挿口５外面に圧着させ、挿口６が抜け出る方向に移動した時、突部７と係合することにより抜け出し防止ができるようにしていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記拡大治具１８の開脚操作は、一方の脚１８にねじ嵌合するねじロッド１８ｂを他方の脚１８内面に押し当てて広げていくから、ねじロツド１８ｂの操作する側面がいずれか一方に限られ、管の設置状態によっては拡開操作が行いづらくなることがあった。また、開脚操作は一本のねじロッド１８ｂだけで行うので開脚動作が遅く、また力も要るなどの問題があった。
【０００５】
そして、開脚後、ロックリング５の割りの拡開状態を維持させる治具１３のスペーサ１２の幅も、管種や管径によって異なるので、スペーサ１２の幅に応じた複数の治具１３が必要となるので、その保管管理なども面倒となる問題があった。
【０００６】
この発明は、上記問題を解消しロックリングの拡径操作が簡単かつ迅速に行え、しかも拡径後のスペーサの管理も容易に行える離脱防止管継手の接続用治具を提供することを課題としてなされたものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解消するため、請求項１の離脱防止管継手の接続用治具は、管受口の内面にロックリング収納溝が形成され、該収納溝に周方向一つ割りのロックリングを収納し、該ロックリングの割りを広げて先端に突部を有する挿口を前記受口内へ挿入し、該挿入後に前記ロックリングを元通りに縮径させ前記挿口突部に係合可能なようにした離脱防止管継手の接続時に使用される治具であって、前記管受口の内面のロックリング収納溝に収納された周方向一つ割りのロックリングの割りに先端が挿入され、基端側を支点でＶ字状に連接した二本一対の脚体からなる開閉脚と、前記二本一対の脚体の共通する貫通軸に沿って貫通されて、それそれの脚体にねじ嵌合するねじロッドであって、リード角が互いに逆となるねじ筋が両端に形成されたねじロッドと、該ねじロッドの両端に、ねじロッドを回転操作するために設けられたハンドルとからなるものである。
【０００８】
この発明によればロックリングを割り部分で拡げる場合に、先端が開く開閉脚の拡径動作が一本のねじロッドの回転操作で行われると共に、そのねじロッドの回転操作のハンドルがねじロッドの両端に設けられているので、どちらの側からでも拡径操作ができ、作業の制約がなくなる。
【０００９】
さらに、開脚は一本のねじロッドの両端にねじ嵌合するねじにより行われるので開閉動作が速く操作が迅速に行える効果を有する。
請求項２の離脱防止管継手の接続用治具は、管受口の内面に収納された周方向一つ割りのロックリングの、拡げられた割りに挿入される板状先端部と、該板状先端部より前記管受口の内面から端面を経て前記管受口外面へと折り返し可能に一体に設けられた柄部とを有し、前記板状先端部は複数種のサイズのロックリングに対するそれぞれの割りの拡大幅に対応して、板状先端部の幅が階段状に変化されてなるものである。
【００１０】
従って、この治具によれば一種の治具で複数種の管径の受口に対応可能であり、多種類の治具を用意したりする面倒さがなくなる。
【００１１】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の実施の形態を説明する。
（実施の形態１）
図１はこの発明の実施の形態１である離脱防止管継手の接続用治具の正面図、図２は図１のＡ−Ａ線矢視断面図、図３は図２のＢ−Ｂ線断面図である。
【００１２】
この実施の形態１の離脱防止管継手の接続用治具は、ロックリングの拡径に用いられる治具に関し、周方向一つ割りのロックリングの割りの端面５ａ、５ａ間に先端２０、２０が挿入され、ストッパ２０ａ、２０ａで先端の係合状態の位置決めがされ、他端２１が支点軸２２でＶ字状に連接された二本一対の開閉脚２３、２３に、共通する貫通軸線２４に沿ってねじ嵌合するロッド２５が、前記一対の開閉脚２３にねじ嵌合されている。
【００１３】
このねじロッド２５は、ロッドの両端におねじのねじ筋２５ａ、２５ｂが設けられ、それぞれのねじ筋２５ａ、２５ｂはリード角が互いに逆とされている。
また、それぞれの開閉脚２３、２３とねじロッド２５とは、開閉脚２３に回転自在に支持されためねじ部材２６、２６を介して連接されている。
【００１４】
このめねじ部材２６は、前記ねじロッド２５のおねじ２５ａ、２５ｂとねじ嵌合するめねじ孔２６ａ、２６ｂを有し、二つのめねじ部材２６は共にめねじ孔２６ａ、２６ｂの軸線と直交する軸線周囲に回転自在に前記開閉脚２３に軸支されている。
【００１５】
そして、前記ねじロッド２５の両端にはそれぞれねじロッド２５を回転させるためのハンドル２７、２７が取り付けられている。
次に、この離脱防止管継手の接続用治具によってロックリング５を拡径する工程について説明する。
【００１６】
まず、開閉脚２３、２３先端２０、２０の開脚間隔がロックリング５の割りの幅より狭くなるようにハンドル２７を支持してねじロッド２５を回転させて閉脚調節する。
【００１７】
次いで、図４に示すように開閉脚２３、２３先端２０、２０をロックリング５の割り面５ａ、５ａ間に挿入し、前記とは逆方向へねじロッド２５を回転させて開閉脚２３、２３の先端２０、２０の間隔を強制的に開脚していく。
【００１８】
このとき、回転ハンドル２７はねじロッド２５の両端に設けられているので、ねじロッド２５の操作は何れの側からでも行え、作業の制約が無くなる。
また、両方のハンドル２７、２７を両手で操作することもできるので、力も容易に加えることができる。
【００１９】
したがって、開閉脚２３の開閉操作が容易となると共に、開閉動作はねじロッド２５両端側のねじによって行われるので、開閉動作も迅速に行われる。
実施の形態２
図５は実施の形態２である離脱防止管継手の接続用治具の斜視図、図６は受口に装着した状態を示す断面図である。
【００２０】
この実施の形態２の離脱防止管継手の接続用治具は、管受口の内面に収納された周方向一つ割りのロックリング５の、拡げられた割り面５ａ、５ａ間に挿入され、スペーサとなる板状先端部３０とこの板状先端部３０より受口内面から端面を経、受口外面へと折り返し可能に一体に設けられた柄部３１を有して構成され、上記板状先端部３０は、複数種のサイズのロックリングに対するそれぞれの割り面５ａ、５ａ間の拡大幅に対応して、幅Ｂが図中符号の３０ａ〜３０ｃで示すように階段状に変化して形成されている。
【００２１】
なお、図中３２は、それぞれ階段状に変化するスペーサ部３０ａ〜３０ｃの該当寸法を示す表示で、例えば適用される管の呼び径などが表示されている。
なお、この表示は必要に応じ設けられるもので必須のものではない。
【００２２】
次に、この離脱防止管継手の接続用治具の使用状態を説明する。
受口内面のロックリング収納溝に収納されたロックリング５の割りを例えば実施形態１の離脱防止管継手の接続用治具により拡径する。
【００２３】
そして所定間隔広がれば、図６に示すように柄部３１を支持し受口２端面側から板状先端部を挿入し、前記拡径した径に合致した幅のスペーサ部３０ａ〜３０ｃのいずれかを割り面５ａ、５ａ間に挿入する。
【００２４】
そして、受口２内面から外面にかけ柄部３１を沿わせて湾曲させて仮支持の状態とする。そして、拡径に用いた離脱防止管継手の接続用治具を取り外す。
このとき、ロックリング５は弾性で縮径するが、スペーサ部３０ａ〜３０ｃのいずれかの幅で、それより縮径するのが阻止され拡開状態を維持する。従って、ロックリング５は、拡開されたままとなって図６に示すようにロックリング収納溝３内に入り込んだ状態となる。
【００２５】
この状態で図６に示すように挿口６を挿入すると、挿口突部７はロックリング５による抵抗を受けることなくあるいは少ない抵抗で受口２内に挿入される。
なお、板状先端部３０は、受口２内面から端面を経て外面へと曲折された柄部３１でその位置が保持されるので、受口２に挿口６を挿入する際、特に保持手段を講じる必要がない。
【００２６】
そして、挿口突部７がロックリング５より受口２の奥方へ必要な抜出し距離だけ挿入されれば、柄部３１を支持して挿口６外面と受口２内面との間の隙間から板状先端部３０を引き抜く。
【００２７】
これによって、ロックリングは縮径して挿口外面に圧着し、抜け出し防止の機能を発揮する。
以上のようにロックリングを拡径し、その状態を維持する場合に、そのためのスペーサ部材の幅が板状先端部３０に複数種設けられているので、一つの治具で複数種の管に適用可能となり、それぞれの管に対応した治具を用意したり保管するといった煩雑さが解消される。
【００２８】
なお、実施の形態２における離脱防止管継手の接続用治具の板状先端部３０の形態として３種類の管に対応するものを示したが、図８に示すようにさらに多数の段状部３０ａ〜３０ｅを設け、多種類の管に適用可能にすることもできる。
【００２９】
【発明の効果】
この発明の請求項１に記載の離脱防止管継手の接続用治具は、ロックリングの拡径操作が何れの側からでも行えるので、操作が行いやすく、また、両ねじで開閉を行うので開閉動作も迅速となり、両手で力を加えることも出来るので作業も容易となる。
【００３０】
請求項２の離脱防止管継手の接続用治具は、一種の治具で多種類の管に対応可能であり、治具の保管管理の面倒さが解消される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態１の離脱防止管継手の接続用治具の正面図である。
【図２】図１のＡ-Ａ線矢視断面図である。
【図３】図２のＢ-Ｂ線断面図である。
【図４】実施形態１の離脱防止管継手の接続用治具の使用状態を示す断面図である。
【図５】実施の形態２の離脱防止管継手の接続用治具の斜視図である。
【図６】実施の形態２の離脱防止管継手の接続用治具の使用状態を示す断面図である。
【図７】実施の形態２における、離脱防止管継手の接続用治具の他の構成例の斜視図である。
【図８】従来の離脱防止管継手の断面図である。
【図９】従来の離脱防止管継手の接続治具を示す斜視図である。
【図１０】従来の離脱防止管継手の接続治具を示す斜視図である。
【図１１】従来の離脱防止管継手の接続状態を示す要部正面図である。
【符号の説明】
１管
２受口
３収納溝
５ロックリング
５ａ割り面
６挿口
１２離脱防止管継手の接続用治具
１３板状体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a connection jig for a detachment prevention pipe joint.
[0002]
[Prior art]
A pipe joint as shown in FIG. 8 is known as a detachment prevention pipe joint. This pipe joint stores the lock ring 5 in the storage groove 3 on the inner surface of the receiving port 2 formed at one end of one pipe 1, as in the case of a normal pipe joint, while the insertion port 6 at the tip of the other pipe 1. After the projection 7 is formed at the end, the insertion port 6 is inserted into the receiving port 2 and joined, and when an unloading force is applied to the tube, the projection 7 engages with the lock ring 5 and is removed. It is set as the structure which prevents.
[0003]
In the figure, 8 is a rubber band for sealing, 4 is a backup ring, 9 is a push ring, 9a is a split ring, and 10 is a bolt nut for fastening the push ring.
By the way, when the connection work of the above-mentioned detachment prevention pipe joint is to be performed simply without using a large joining jig such as a hydraulic device, the insertion projection 7 is brought into contact with the lock ring 5 to prevent the insertion trouble. Therefore, in the prior art, before inserting the insertion slot 6 into the receptacle 2, using the compass-shaped enlargement jig 18 as shown in FIG. 9, the leg tips 18a, 18a are inserted into the lock ring 5, When the screw 18b is operated to expand the space between the leg tips 18a and 18a, and the split surfaces 5a and 5a have a predetermined interval, the jig 13 having a plate-like spacer 12 formed at the tip as shown in FIG. 11 is inserted between the enlarged split faces 5a and 5a of the lock ring 5 shown in the figure, and then the insertion slot 6 is inserted as shown in FIG. The spacer 12 outside the tube Pulling out As shown in FIG. 8, the lock ring 5 is restored and contracted and pressed onto the outer surface of the insertion slot 5, and when the insertion slot 6 moves in the direction of withdrawal, it can be prevented from coming out by engaging with the protrusion 7. It was.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the leg opening operation of the expansion jig 18, the screw rod 18b that is screw-fitted to the one leg 18 is pressed against the inner surface of the other leg 18 to widen it. However, the expansion operation may be difficult depending on the pipe installation state. In addition, since the leg opening operation is performed with only one screw rod 18b, there is a problem that the leg opening operation is slow and force is required.
[0005]
After the legs are opened, the width of the spacer 12 of the jig 13 that maintains the split expansion state of the lock ring 5 also varies depending on the tube type and the pipe diameter. Therefore, a plurality of jigs 13 corresponding to the width of the spacer 12 are provided. Since it is necessary, there is a problem that the storage management becomes troublesome.
[0006]
It is an object of the present invention to provide a connection preventing jig joint for preventing a detachment, which can solve the above-mentioned problems and can easily and quickly perform a diameter expansion operation of the lock ring and can easily manage a spacer after the diameter expansion. It was made.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, in the connection jig for a detachment prevention pipe joint according to claim 1, a lock ring storage groove is formed on the inner surface of the tube receiving opening, and the lock ring divided in the circumferential direction is stored in the storage groove. Then, the slot of the lock ring is widened, and an insertion port having a protrusion at the tip is inserted into the receiving port. After the insertion, the lock ring is reduced in diameter so that it can be engaged with the insertion port protrusion. A jig used when connecting the release prevention pipe joint, the tip of which is inserted into the circumferentially divided lock ring stored in the lock ring storage groove on the inner surface of the pipe socket, An open / close leg composed of a pair of legs connected in a V shape with the end side as a fulcrum, and a threaded fit into each leg through the common penetrating shaft of the two pairs of legs. Threaded rods with matching lead angles that are opposite to each other. And the rod Flip, the ends of the threaded rod, is made of a handle provided for rotating the threaded rod.
[0008]
According to the present invention, when the lock ring is expanded at the split portion, the diameter expansion operation of the open / close leg that opens the tip is performed by the rotation operation of one screw rod, and the handle for the rotation operation of the screw rod is Since it is provided at both ends, the diameter expansion operation can be performed from either side, and the work restriction is eliminated.
[0009]
Further, since the leg opening is performed by screws that are screwed into both ends of one screw rod, the opening / closing operation is fast and the operation can be performed quickly.
A connecting jig for a detachment prevention pipe joint according to claim 2 comprises a plate-like tip portion inserted into an expanded portion of a lock ring divided in the circumferential direction accommodated in the inner surface of the tube receptacle, and the plate And a handle portion integrally provided so as to be able to be folded back from the inner surface of the tube receiving port to the outer surface of the tube receiving port from the inner surface of the tube receiving port. Corresponding to the enlarged width of each split, the width of the plate-like tip is changed stepwise.
[0010]
Therefore, according to this jig, a single type of jig can be used for a plurality of types of pipe diameter receptacles, and there is no need for troublesome preparation of various types of jigs.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of the present invention will be described.
(Embodiment 1)
1 is a front view of a connection jig for a detachment prevention pipe joint according to Embodiment 1 of the present invention, FIG. 2 is a sectional view taken along line AA in FIG. 1, and FIG. 3 is a line BB in FIG. It is sectional drawing.
[0012]
The connection jig of the separation preventing pipe joint according to the first embodiment relates to a jig used for expanding the diameter of the lock ring, and tips 20 and 20 between end faces 5a and 5a of the lock ring divided in the circumferential direction. Is inserted, and the stoppers 20a, 20a are positioned in the engaged state of the tip, and the other end 21 is connected to a pair of opening / closing legs 23, 23 connected in a V shape with a fulcrum shaft 22 through a common through axis 24 A rod 25 that is screw-fitted along the pair of screws is fitted to the pair of opening / closing legs 23.
[0013]
The screw rod 25 is provided with screw threads 25a and 25b at both ends of the rod, and the lead angles of the screw threads 25a and 25b are opposite to each other.
The open / close legs 23 and 23 and the screw rod 25 are rotatably connected to the open / close legs 23 and are connected to each other via screw members 26 and 26.
[0014]
The female screw member 26 has female screw holes 26a, 26b that are screwed into the male threads 25a, 25b of the screw rod 25, and the two female screw members 26 are orthogonal to the axis of the female screw holes 26a, 26b. The opening / closing leg 23 is pivotally supported so as to be rotatable around an axis.
[0015]
Handles 27 and 27 for rotating the screw rod 25 are attached to both ends of the screw rod 25, respectively.
Next, a process for expanding the diameter of the lock ring 5 by using a connection jig for the separation preventing pipe joint will be described.
[0016]
First, the leg 27 is adjusted by rotating the screw rod 25 while supporting the handle 27 so that the distance between the legs 20 of the opening and closing legs 23 and 23 is narrower than the split width of the lock ring 5.
[0017]
Next, as shown in FIG. 4, the opening / closing legs 23, 23 are inserted between the split surfaces 5 a, 5 a of the lock ring 5, and the opening / closing legs 23, 23 are rotated by rotating the screw rod 25 in the opposite direction. The distance between the tips 20 and 20 is forcibly opened.
[0018]
At this time, since the rotary handle 27 is provided at both ends of the screw rod 25, the screw rod 25 can be operated from either side, and the work restriction is eliminated.
Further, since both the handles 27 and 27 can be operated with both hands, a force can be easily applied.
[0019]
Therefore, the opening / closing operation of the opening / closing leg 23 is facilitated and the opening / closing operation is performed by the screws on both ends of the screw rod 25, so that the opening / closing operation is also quickly performed.
Embodiment 2
FIG. 5 is a perspective view of a connection jig for a detachment prevention pipe joint according to the second embodiment, and FIG. 6 is a cross-sectional view showing a state where the jig is attached to a receiving port.
[0020]
The connection jig for the separation preventing pipe joint of the second embodiment is inserted between the expanded split surfaces 5a, 5a of the circumferentially divided lock ring 5 housed in the inner surface of the pipe receiving port, A plate-shaped tip 30 serving as a spacer, and a handle 31 provided integrally with the plate-shaped tip 30 from the inner surface of the receiving port through the end surface to be folded back to the outer surface of the receiving port. The distal end portion 30 is formed in such a manner that the width B changes stepwise as indicated by reference numerals 30a to 30c in the drawing corresponding to the enlarged widths between the split surfaces 5a and 5a for the lock rings of a plurality of sizes. Has been.
[0021]
In the figure, reference numeral 32 denotes a display showing the corresponding dimensions of the spacer portions 30a to 30c that change stepwise, for example, the nominal diameter of the pipe to be applied.
This display is provided if necessary and is not essential.
[0022]
Next, the state of use of the connection jig for the separation preventing pipe joint will be described.
For example, the diameter of the lock ring 5 housed in the lock ring housing groove on the inner surface of the receiving port is increased by the connecting jig of the separation preventing pipe joint of the first embodiment.
[0023]
If the predetermined interval widens, as shown in FIG. 6, the handle portion 31 is supported, the plate-like tip portion is inserted from the end face side of the receiving port 2, and any one of the spacer portions 30a to 30c having a width matching the enlarged diameter. Is inserted between the split surfaces 5a and 5a.
[0024]
Then, the handle portion 31 is bent along the outer surface from the inner surface of the receiving port 2 to obtain a temporary support state. And the jig | tool for connection of the separation prevention pipe joint used for diameter expansion is removed.
At this time, the lock ring 5 is elastically reduced in diameter, but with any width of the spacer portions 30a to 30c, the diameter of the lock ring 5 is prevented from being reduced and the expanded state is maintained. Therefore, the lock ring 5 remains expanded and enters the lock ring housing groove 3 as shown in FIG.
[0025]
When the insertion slot 6 is inserted in this state as shown in FIG. 6, the insertion slot 7 is inserted into the receiving slot 2 with little or no resistance due to the lock ring 5.
In addition, since the position of the plate-like tip portion 30 is held by the handle portion 31 bent from the inner surface of the receiving port 2 to the outer surface through the end surface, particularly when the insertion port 6 is inserted into the receiving port 2, holding means There is no need to take
[0026]
If the insertion protrusion 7 is inserted from the lock ring 5 to the depth of the receiving port 2 by a necessary extraction distance, the handle 31 is supported and the gap between the outer surface of the insertion port 6 and the inner surface of the receiving port 2 is supported. The plate-like tip part 30 is pulled out.
[0027]
As a result, the lock ring is reduced in diameter and pressure-bonded to the outer surface of the insertion opening, thereby exhibiting a function of preventing the lock ring from coming out.
As described above, when the diameter of the lock ring is expanded and the state is maintained, a plurality of types of spacer member widths are provided in the plate-like tip portion 30. This makes it possible to eliminate the trouble of preparing and storing a jig corresponding to each pipe.
[0028]
In addition, although the thing corresponding to three types of pipe | tubes was shown as a form of the plate-shaped front-end | tip part 30 of the jig for connection of the separation prevention pipe joint in Embodiment 2, as shown in FIG. 30a to 30e may be provided to be applicable to various types of pipes.
[0029]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the connecting jig for the anti-separation pipe joint can be operated easily from either side because the lock ring can be expanded from either side. The operation is quick, and it is easy to work with both hands.
[0030]
According to the second aspect of the present invention, there is provided a connecting jig for connecting the anti-separation pipe joint, which is a kind of jig and can be used for various kinds of pipes, so that the trouble of storing and managing the jig is eliminated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a connection jig for a detachment prevention pipe joint according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
3 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
4 is a cross-sectional view showing a usage state of the connection jig of the separation preventing pipe joint of Embodiment 1. FIG.
FIG. 5 is a perspective view of a connection jig of a separation preventing pipe joint according to a second embodiment.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a usage state of a connection jig of a separation preventing pipe joint according to a second embodiment.
FIG. 7 is a perspective view of another configuration example of a connection jig for a disconnection prevention pipe joint according to the second embodiment.
FIG. 8 is a cross-sectional view of a conventional detachment prevention pipe joint.
FIG. 9 is a perspective view showing a connection jig for a conventional separation preventing pipe joint.
FIG. 10 is a perspective view showing a connection jig for a conventional disconnection prevention pipe joint.
FIG. 11 is a front view of an essential part showing a connection state of a conventional detachment prevention pipe joint.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Pipe 2 Receptacle 3 Storage groove 5 Lock ring 5a Split surface 6 Insert 12 Jig for connection of a separation prevention pipe joint 13 Plate

Claims

管受口の内面にロックリング収納溝が形成され、該収納溝に周方向一つ割りのロックリングを収納し、該ロックリングの割りを広げて先端に突部を有する挿口を前記受口内へ挿入し、該挿入後に前記ロックリングを元通りに縮径させ前記挿口突部に係合可能なようにした離脱防止管継手の接続時に使用される治具であって、前記管受口の内面のロックリング収納溝に収納された周方向一つ割りのロックリングの割りに先端が挿入され、基端側を支点でＶ字状に連接した二本一対の脚体からなる開閉脚と、前記二本一対の脚体の共通する貫通軸に沿って貫通されて、それぞれの脚体にねじ嵌合するねじロッドであって、リード角が互いに逆となるねじ筋が両端に形成されたねじロッドと、該ねじロッドの両端に、ねじロッドを回転操作するために設けられたハンドルとからなる離脱防止管継手の接続用治具。A lock ring storage groove is formed on the inner surface of the tube receiving opening. A lock ring that is divided in the circumferential direction is stored in the storage groove, and an insertion opening having a protrusion at the tip of the lock ring is widened in the receiving opening. A jig used at the time of connection of a detachment prevention pipe joint, wherein the lock ring is reduced in diameter to be able to be engaged with the insertion projection after insertion. An opening / closing leg composed of a pair of legs, each of which has a distal end inserted into one of the circumferentially divided lock rings housed in the lock ring housing groove on the inner surface of the inner ring and is connected in a V shape with the base end side as a fulcrum. A screw rod that is penetrated along a common penetration axis of the two pairs of legs and is screw-fitted to each leg, and screw threads having lead angles opposite to each other are formed at both ends. To rotate the threaded rod and the threaded rod at both ends of the threaded rod Connecting fixture preventing detachment fitting comprising a provided handle.

管受口の内面に収納された周方向一つ割りのロックリングの、拡げられた割りに挿入される板状先端部と、該板状先端部より前記管受口の内面から端面を経て前記管受口外面へと折り返し可能に一体に設けられた柄部とを有し、前記板状先端部は複数種のサイズのロックリングに対するそれぞれの割り面間の拡大幅に対応して、板状先端部の幅が階段状に変化されてなる離脱防止管継手の接続用治具。A plate-shaped tip portion inserted into the widened portion of the circumferentially divided lock ring housed in the inner surface of the tube receiving port, and the plate-shaped tip portion from the inner surface of the tube receiving port through the end surface A handle portion integrally provided so that it can be folded back to the outer surface of the tube receiving opening, and the plate-like tip portion is formed in a plate shape corresponding to an enlarged width between the respective split surfaces for a plurality of types of lock rings. A connection jig for a disconnection prevention pipe joint in which the width of the tip is changed stepwise.