JP2004130561A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パソコンのプリンタ用I/FとしてUSB I/Fを具備するファクシミリ装置において、USB I/Fにパソコンを接続していないときに、USB I/F制御回路への無駄な電力供給を阻止することができ、しかも、利用者にとって煩雑ではないファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】パソコンのプリンタ用I/Fとして、USB I/Fを具備するファクシミリ装置において、上記USB I/Fに、上記パソコンが接続されているか否かを検出する接続検出手段と、上記USB I/Fにパソコンが接続されていないことを、上記接続検出手段が判断すると、上記ファクシミリ装置内部のUSB I/F用の制御回路の電源を切断する電源切断手段とを有するファクシミリ装置である。
【選択図】 図1
【解決手段】パソコンのプリンタ用I/Fとして、USB I/Fを具備するファクシミリ装置において、上記USB I/Fに、上記パソコンが接続されているか否かを検出する接続検出手段と、上記USB I/Fにパソコンが接続されていないことを、上記接続検出手段が判断すると、上記ファクシミリ装置内部のUSB I/F用の制御回路の電源を切断する電源切断手段とを有するファクシミリ装置である。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパソコン等のコンピュータ端末にプリンタやスキャナ用I/Fとして、USB I/Fを具備するファクシミリ装置、スキャナ、それらの複合機であるMFP(マルチファンクションプリンタ)と呼ばれる画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ファクシミリ装置、スキャナ、MFPが有するプリンタ機能やスキャナ機能をパソコンなどのコンピュータ端末に接続し、パソコンのプリンタやスキャナとして、その装置を使用している。
【0003】
特に、ファクシミリ機能を持つMFPでは、装置を通信回線にも接続してファクシミリ装置として使用する。
【0004】
そして、このように、パソコンとMFP装置とを接続する場合、そのI/Fとして、USB I/Fが一般に使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例では、USB I/Fにパソコンが接続されていない場合に、MFP装置内のUSB I/F制御回路が全く利用されていないにもかかわらず、USB I/F制御回路に電力が供給されている。
【0006】
上記従来例は、上記のように、MFP装置内のUSB I/F制御回路が全く利用されていないにもかかわらず、USB I/F制御回路に電力が供給されているので、無駄な電力を消費しているという問題がある。
【0007】
ところで、世界的な二酸化炭素の削減や、スタンバイ時の消費電流制限が年々厳しくなる状況からすると、無駄な電力消費を0とすることが理想である。この観点からは、USB I/F制御回路への電力供給を制御するスイッチを設け、USB I/Fにパソコンが接続されていない場合に、利用者が上記スイッチをOFFし、USB I/Fにパソコンを接続する場合に、利用者が上記スイッチをONすることが考えられる。
【0008】
しかし、USB I/Fにパソコンを接続、非接続する度に、上記スイッチをON、OFFすることを利用者に強いることは、利用者にとって煩雑であるという問題がある。
【0009】
本発明は、パソコンのプリンタ用I/FとしてUSB I/Fを具備するファクシミリ装置、スキャナ、MFPなどの画像処理装置において、USB I/Fにパソコンを接続していないときに、USB I/F制御回路への無駄な電力供給を阻止することができ、しかも、利用者にとって煩雑ではない画像処理装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、USB I/Fを具備する画像処理装置において、上記USB I/Fに、コンピュータ端末が接続されているか否かを検出する接続検出手段と、上記USB I/Fにコンピュータ端末が接続されていないことを、上記接続検出手段が判断すると、上記画像処理装置内部のUSB I/F用の制御回路への電力供給を停止する電力制御手段とを有することを特徴とする画像処理装置である。
【0011】
【発明の実施の形態および実施例】
[第1の実施例]
図1は、本発明の一実施例であるファクシミリ機能を持つMFP装置FS1を示すブロック図である。
【0012】
ファクシミリ機能を持つMFP装置FS1(以下、本願のすべての実施例において、説明の簡略化のために、ファクシミリ機能を持つMFP装置のことを単にファクシミリ装置と略す)は、ファクシミリ装置本体10と、USB I/F制御回路20と、USBコネクタ30と、V−bus検出回路40と、給電SW50とを有する。
【0013】
ファクシミリ装置本体10は、スキャナと、プリンタと、通信コントローラと、オペレーションパネルと、その制御部とを有する。USB I/F制御回路20は、USBコネクタ30とUSB I/Fとを介して、図示しないパソコンとの通信制御を行う。
【0014】
USBコネクタ30は、USB I/Fと物理的に接続されているコネクタである。
【0015】
V−bus検出回路40は、USB I/FのV−bus信号を検出する回路である。V−bus信号は、パソコン側から供給される5Vの直流信号であり、電源がONされているパソコンが接続された場合、この信号は、常時5Vの直流信号を供給する。給電SW50は、USB I/F制御回路20への給電をON/OFFするスイッチである。
【0016】
次に、上記実施例の動作について説明する。
【0017】
ファクシミリ装置FS1を、パソコンのプリンタとして使用する場合は、USBコネクタ30のUSB I/Fにパソコンを接続し、パソコンからの画像データとプリンタ制御データとUSB制御データとによって構成されているUSBデータ信号を、USBコネクタ30を介して、USB I/F制御回路20に入力する。
【0018】
USB I/F制御回路20は、USBデータ信号中のUSB制御データを用い、パソコンとの間で、USBプロトコルに基づく通信制御を行い、USBデータ信号中の画像データとプリンタ制御データとを、データ信号としてファクシミリ装置本体10へ送る。
【0019】
ファクシミリ装置本体10は、プリンタ制御データに基づいて、画像データをプリントアウトする。
【0020】
次に、ファクシミリ装置FS1において、USB I/F制御回路20に対する給電のON/OFF制御動作について説明する。
【0021】
図2はファクシミリ装置FS1において、USB I/F制御回路20に対する給電のON/OFF制御動作を示すフローチャートである。このフローチャートは、V−bus検出回路40により所定のタイミングで繰り返し実行され、V−busの状態を監視する。
【0022】
まず、パソコンは、USB I/Fを介して、ファクシミリ装置FS1のUSBコネクタ30に接続される。
【0023】
V−bus検出回路40は、USBコネクタ30のV−bus信号の状態を常時モニタする(S1)。ここで、V−bus信号は、5V直流信号である。USBコネクタ30におけるV−bus信号を、V−bus検出回路40が検出しない場合(S2)、USB I/Fがパソコンとは非接続であると判断する。
【0024】
このように、USB I/Fがパソコンとは非接続であると判断すると、V−bus検出回路40が出力するスイッチ制御信号が、給電SW50をOFFし、ファクシミリ装置本体10が、USB I/F制御回路20へ供給する給電1を遮断し、この結果、USB I/F制御回路20に供給する給電2が停止され、終了する(S3)。
【0025】
つまり、パソコンのプリンタ用I/FとしてUSB I/Fを具備するファクシミリ装置において、USB I/Fがパソコンとは非接続であると判断すると、USB I/F制御回路への無駄な電力供給を阻止することができ、しかも、利用者にとって煩雑ではない。
【0026】
なお、給電SW50として、たとえばトランジスタ等のスイッチング素子を使用することができる。
【0027】
一方、V−bus信号を検出し(S2)、USB I/Fがパソコンと接続していると判断すると、V−bus検出回路40が出力するスイッチ制御信号が、給電SW50をONさせ、ファクシミリ装置本体10が、給電1をUSB I/F制御回路20へ供給し(S4)、この結果、給電2がUSB I/F制御回路20に供給され、終了する。
【0028】
つまり、ファクシミリ装置FS1は、パソコンのプリンタ用I/Fとして、USB I/Fを具備するファクシミリ装置の例である。
【0029】
また、USBコネクタ30とV−bus検出回路40とは、USB I/Fに、パソコンが接続されているか否かを検出する接続検出手段の例である。
【0030】
給電SW50は、USB I/Fにパソコンが接続されていないことを、上記接続検出手段が判断した場合、ファクシミリ装置内部のUSB I/F用の制御回路の電源を切断する電源切断手段の例である。
【0031】
[第2の実施例]
図3は、本発明の第2の実施例であるファクシミリ装置FS2を示すブロック図である。
【0032】
本発明の第2の実施例であるファクシミリ装置FS2は、基本的には、ファクシミリ装置FS1と同じであるが、ファクシミリ装置本体10の代わりに、ファクシミリ装置本体11が設けられている装置であり、また、V−bus検出回路40が出力するスイッチ制御信号が、ファクシミリ装置本体11に供給されている。
【0033】
ファクシミリ装置本体11は、V−bus検出回路40が出力するスイッチ制御信号を受信し、この受信したスイッチ制御信号に基づいて、USBコネクタとパソコンとの接続を確認し、表示する。
【0034】
また、電源をONした後に、ファクシミリ装置本体11が、USB I/F制御回路20を初期設定する必要があれば、V−bus検出回路40からファクシミリ装置本体11がスイッチ制御信号を入力した後に、上記初期設定を行う。
【0035】
なお、ファクシミリ装置本体11は、上記接続検出手段の出力信号に基づいて、上記USB I/Fに上記パソコンが接続されているか否かを表示する表示手段を有する。
【0036】
[第3の実施例]
図4は、本発明の第3の実施例であるファクシミリ装置FS3を示すブロック図である。
【0037】
本発明の第3の実施例であるファクシミリ装置FS3は、基本的には、ファクシミリ装置FS1と同じであるが、ファクシミリ装置本体10の代わりに、ファクシミリ装置本体12が設けられ、V−bus検出回路40の代わりに、V−bus検出回路41を設けた装置である。
【0038】
V−bus検出回路41は、検出したV−bus信号に応じたV−bus検出信号を出力し、ファクシミリ装置本体12に送る。
【0039】
ファクシミリ装置本体12は、ファクシミリ装置本体10が有する機能の他に、V−bus検出信号に応じて、給電SW50をON/OFFする。つまり、ファクシミリ装置本体12は、V−bus検出信号に基づいて、USBコネクタとパソコンとの接続を確認することができ、USBコネクタとパソコンとが非接続であると判断すれば、給電SW50をOFFするように、スイッチ制御信号を制御し、一方、USBコネクタとパソコンとが接続であると判断すれば、給電SW50をONするように、スイッチ制御信号を制御する。
【0040】
上記第3の実施例によれば、ファクシミリ装置FS3内のUSB I/F制御回路20の給電電力を、USB I/Fがパソコンと接続されていない場合に切断するので、ファクシミリ装置FS3の消費電力を削減することでき、また、USB I/FのV−bus信号をモニタし、USB I/F制御回路への給電を自動的にON/OFFするので、使用するユーザの煩わしさが無い。
【0041】
なお、本願発明は、ファクシミリ機能付きMFPを例に説明したが、プリンタ単機能の装置においても、スキャナ単機能の装置においても、ファクシミリ機能がないMFPにおいても、本願発明を実施すれば、パソコン等のコンピュータ端末が接続されていないときには、USB I/FのV−bus信号をモニタすることによって、USB I/F制御回路への電力供給を行わないので、そのときには省電力できる効果がある。
【0042】
【発明の効果】
本発明の請求項1によれば、画像処理装置のUSB I/FのV−bus信号をモニタすることによって、USB I/Fにパソコンが接続の有無を検出し、パソコンと接続されていない場合、自動的にファクシミリ装置内部のUSB I/F制御回路の給電を切断するので、ファクシミリ装置の消費電力を削減することができる。
【0043】
また、本発明の請求項3によれば、USB I/Fにパソコンが接続された場合は、自動的にUSB I/F制御回路に給電が再開されるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるファクシミリ装置FS1を示す図である。
【図2】ファクシミリ装置FS1において、USB I/F制御回路20に対する給電のON/OFF制御動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例であるファクシミリ装置FS2のブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施例であるファクシミリ装置FS3のブロック図である。
【符号の説明】
FS1、FS2、FS3…ファクシミリ装置、
10、11、12…ファクシミリ装置本体、
20…USB I/F制御回路、
30…USBコネクタ、
40、41…V−bus検出回路、
50…給電SW。
【発明の属する技術分野】
本発明はパソコン等のコンピュータ端末にプリンタやスキャナ用I/Fとして、USB I/Fを具備するファクシミリ装置、スキャナ、それらの複合機であるMFP(マルチファンクションプリンタ)と呼ばれる画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ファクシミリ装置、スキャナ、MFPが有するプリンタ機能やスキャナ機能をパソコンなどのコンピュータ端末に接続し、パソコンのプリンタやスキャナとして、その装置を使用している。
【0003】
特に、ファクシミリ機能を持つMFPでは、装置を通信回線にも接続してファクシミリ装置として使用する。
【0004】
そして、このように、パソコンとMFP装置とを接続する場合、そのI/Fとして、USB I/Fが一般に使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例では、USB I/Fにパソコンが接続されていない場合に、MFP装置内のUSB I/F制御回路が全く利用されていないにもかかわらず、USB I/F制御回路に電力が供給されている。
【0006】
上記従来例は、上記のように、MFP装置内のUSB I/F制御回路が全く利用されていないにもかかわらず、USB I/F制御回路に電力が供給されているので、無駄な電力を消費しているという問題がある。
【0007】
ところで、世界的な二酸化炭素の削減や、スタンバイ時の消費電流制限が年々厳しくなる状況からすると、無駄な電力消費を0とすることが理想である。この観点からは、USB I/F制御回路への電力供給を制御するスイッチを設け、USB I/Fにパソコンが接続されていない場合に、利用者が上記スイッチをOFFし、USB I/Fにパソコンを接続する場合に、利用者が上記スイッチをONすることが考えられる。
【0008】
しかし、USB I/Fにパソコンを接続、非接続する度に、上記スイッチをON、OFFすることを利用者に強いることは、利用者にとって煩雑であるという問題がある。
【0009】
本発明は、パソコンのプリンタ用I/FとしてUSB I/Fを具備するファクシミリ装置、スキャナ、MFPなどの画像処理装置において、USB I/Fにパソコンを接続していないときに、USB I/F制御回路への無駄な電力供給を阻止することができ、しかも、利用者にとって煩雑ではない画像処理装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、USB I/Fを具備する画像処理装置において、上記USB I/Fに、コンピュータ端末が接続されているか否かを検出する接続検出手段と、上記USB I/Fにコンピュータ端末が接続されていないことを、上記接続検出手段が判断すると、上記画像処理装置内部のUSB I/F用の制御回路への電力供給を停止する電力制御手段とを有することを特徴とする画像処理装置である。
【0011】
【発明の実施の形態および実施例】
[第1の実施例]
図1は、本発明の一実施例であるファクシミリ機能を持つMFP装置FS1を示すブロック図である。
【0012】
ファクシミリ機能を持つMFP装置FS1(以下、本願のすべての実施例において、説明の簡略化のために、ファクシミリ機能を持つMFP装置のことを単にファクシミリ装置と略す)は、ファクシミリ装置本体10と、USB I/F制御回路20と、USBコネクタ30と、V−bus検出回路40と、給電SW50とを有する。
【0013】
ファクシミリ装置本体10は、スキャナと、プリンタと、通信コントローラと、オペレーションパネルと、その制御部とを有する。USB I/F制御回路20は、USBコネクタ30とUSB I/Fとを介して、図示しないパソコンとの通信制御を行う。
【0014】
USBコネクタ30は、USB I/Fと物理的に接続されているコネクタである。
【0015】
V−bus検出回路40は、USB I/FのV−bus信号を検出する回路である。V−bus信号は、パソコン側から供給される5Vの直流信号であり、電源がONされているパソコンが接続された場合、この信号は、常時5Vの直流信号を供給する。給電SW50は、USB I/F制御回路20への給電をON/OFFするスイッチである。
【0016】
次に、上記実施例の動作について説明する。
【0017】
ファクシミリ装置FS1を、パソコンのプリンタとして使用する場合は、USBコネクタ30のUSB I/Fにパソコンを接続し、パソコンからの画像データとプリンタ制御データとUSB制御データとによって構成されているUSBデータ信号を、USBコネクタ30を介して、USB I/F制御回路20に入力する。
【0018】
USB I/F制御回路20は、USBデータ信号中のUSB制御データを用い、パソコンとの間で、USBプロトコルに基づく通信制御を行い、USBデータ信号中の画像データとプリンタ制御データとを、データ信号としてファクシミリ装置本体10へ送る。
【0019】
ファクシミリ装置本体10は、プリンタ制御データに基づいて、画像データをプリントアウトする。
【0020】
次に、ファクシミリ装置FS1において、USB I/F制御回路20に対する給電のON/OFF制御動作について説明する。
【0021】
図2はファクシミリ装置FS1において、USB I/F制御回路20に対する給電のON/OFF制御動作を示すフローチャートである。このフローチャートは、V−bus検出回路40により所定のタイミングで繰り返し実行され、V−busの状態を監視する。
【0022】
まず、パソコンは、USB I/Fを介して、ファクシミリ装置FS1のUSBコネクタ30に接続される。
【0023】
V−bus検出回路40は、USBコネクタ30のV−bus信号の状態を常時モニタする(S1)。ここで、V−bus信号は、5V直流信号である。USBコネクタ30におけるV−bus信号を、V−bus検出回路40が検出しない場合(S2)、USB I/Fがパソコンとは非接続であると判断する。
【0024】
このように、USB I/Fがパソコンとは非接続であると判断すると、V−bus検出回路40が出力するスイッチ制御信号が、給電SW50をOFFし、ファクシミリ装置本体10が、USB I/F制御回路20へ供給する給電1を遮断し、この結果、USB I/F制御回路20に供給する給電2が停止され、終了する(S3)。
【0025】
つまり、パソコンのプリンタ用I/FとしてUSB I/Fを具備するファクシミリ装置において、USB I/Fがパソコンとは非接続であると判断すると、USB I/F制御回路への無駄な電力供給を阻止することができ、しかも、利用者にとって煩雑ではない。
【0026】
なお、給電SW50として、たとえばトランジスタ等のスイッチング素子を使用することができる。
【0027】
一方、V−bus信号を検出し(S2)、USB I/Fがパソコンと接続していると判断すると、V−bus検出回路40が出力するスイッチ制御信号が、給電SW50をONさせ、ファクシミリ装置本体10が、給電1をUSB I/F制御回路20へ供給し(S4)、この結果、給電2がUSB I/F制御回路20に供給され、終了する。
【0028】
つまり、ファクシミリ装置FS1は、パソコンのプリンタ用I/Fとして、USB I/Fを具備するファクシミリ装置の例である。
【0029】
また、USBコネクタ30とV−bus検出回路40とは、USB I/Fに、パソコンが接続されているか否かを検出する接続検出手段の例である。
【0030】
給電SW50は、USB I/Fにパソコンが接続されていないことを、上記接続検出手段が判断した場合、ファクシミリ装置内部のUSB I/F用の制御回路の電源を切断する電源切断手段の例である。
【0031】
[第2の実施例]
図3は、本発明の第2の実施例であるファクシミリ装置FS2を示すブロック図である。
【0032】
本発明の第2の実施例であるファクシミリ装置FS2は、基本的には、ファクシミリ装置FS1と同じであるが、ファクシミリ装置本体10の代わりに、ファクシミリ装置本体11が設けられている装置であり、また、V−bus検出回路40が出力するスイッチ制御信号が、ファクシミリ装置本体11に供給されている。
【0033】
ファクシミリ装置本体11は、V−bus検出回路40が出力するスイッチ制御信号を受信し、この受信したスイッチ制御信号に基づいて、USBコネクタとパソコンとの接続を確認し、表示する。
【0034】
また、電源をONした後に、ファクシミリ装置本体11が、USB I/F制御回路20を初期設定する必要があれば、V−bus検出回路40からファクシミリ装置本体11がスイッチ制御信号を入力した後に、上記初期設定を行う。
【0035】
なお、ファクシミリ装置本体11は、上記接続検出手段の出力信号に基づいて、上記USB I/Fに上記パソコンが接続されているか否かを表示する表示手段を有する。
【0036】
[第3の実施例]
図4は、本発明の第3の実施例であるファクシミリ装置FS3を示すブロック図である。
【0037】
本発明の第3の実施例であるファクシミリ装置FS3は、基本的には、ファクシミリ装置FS1と同じであるが、ファクシミリ装置本体10の代わりに、ファクシミリ装置本体12が設けられ、V−bus検出回路40の代わりに、V−bus検出回路41を設けた装置である。
【0038】
V−bus検出回路41は、検出したV−bus信号に応じたV−bus検出信号を出力し、ファクシミリ装置本体12に送る。
【0039】
ファクシミリ装置本体12は、ファクシミリ装置本体10が有する機能の他に、V−bus検出信号に応じて、給電SW50をON/OFFする。つまり、ファクシミリ装置本体12は、V−bus検出信号に基づいて、USBコネクタとパソコンとの接続を確認することができ、USBコネクタとパソコンとが非接続であると判断すれば、給電SW50をOFFするように、スイッチ制御信号を制御し、一方、USBコネクタとパソコンとが接続であると判断すれば、給電SW50をONするように、スイッチ制御信号を制御する。
【0040】
上記第3の実施例によれば、ファクシミリ装置FS3内のUSB I/F制御回路20の給電電力を、USB I/Fがパソコンと接続されていない場合に切断するので、ファクシミリ装置FS3の消費電力を削減することでき、また、USB I/FのV−bus信号をモニタし、USB I/F制御回路への給電を自動的にON/OFFするので、使用するユーザの煩わしさが無い。
【0041】
なお、本願発明は、ファクシミリ機能付きMFPを例に説明したが、プリンタ単機能の装置においても、スキャナ単機能の装置においても、ファクシミリ機能がないMFPにおいても、本願発明を実施すれば、パソコン等のコンピュータ端末が接続されていないときには、USB I/FのV−bus信号をモニタすることによって、USB I/F制御回路への電力供給を行わないので、そのときには省電力できる効果がある。
【0042】
【発明の効果】
本発明の請求項1によれば、画像処理装置のUSB I/FのV−bus信号をモニタすることによって、USB I/Fにパソコンが接続の有無を検出し、パソコンと接続されていない場合、自動的にファクシミリ装置内部のUSB I/F制御回路の給電を切断するので、ファクシミリ装置の消費電力を削減することができる。
【0043】
また、本発明の請求項3によれば、USB I/Fにパソコンが接続された場合は、自動的にUSB I/F制御回路に給電が再開されるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるファクシミリ装置FS1を示す図である。
【図2】ファクシミリ装置FS1において、USB I/F制御回路20に対する給電のON/OFF制御動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例であるファクシミリ装置FS2のブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施例であるファクシミリ装置FS3のブロック図である。
【符号の説明】
FS1、FS2、FS3…ファクシミリ装置、
10、11、12…ファクシミリ装置本体、
20…USB I/F制御回路、
30…USBコネクタ、
40、41…V−bus検出回路、
50…給電SW。
Claims (3)
- USB I/Fを具備する画像処理装置において、
USBのV−bus信号に基づき、上記USB I/Fに、コンピュータ端末が接続されているか否かを検出する接続検出手段と;
上記USB I/Fにコンピュータ端末が接続されていないことを、上記接続検出手段が判断すると、上記画像処理装置内部のUSB I/F用の制御回路への電力供給を停止する電力制御手段と;
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1において、
上記接続検出手段の出力信号に基づいて、上記USB I/Fにコンピュータ端末が接続されているか否かを表示する表示手段を有することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1において、
上記接続検出手段の出力信号に基づいて、上記USB I/Fにコンピュータ端末が接続されていることを、上記接続検出手段が判断すると、上記電力制御手段は、上記USB I/F用の制御回路への電力供給を行うことを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002295369A JP2004130561A (ja) | 2002-10-08 | 2002-10-08 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002295369A JP2004130561A (ja) | 2002-10-08 | 2002-10-08 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004130561A true JP2004130561A (ja) | 2004-04-30 |
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Family Applications (1)
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JP2002295369A Pending JP2004130561A (ja) | 2002-10-08 | 2002-10-08 | 画像処理装置 |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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