JP2004129551A - 刈払機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレーキバンドのクラッチドラムに対する締付力を調整することができる刈払機の提供。
【解決手段】刈払機は内燃機関と刈刃との間の動力伝達経路にクラッチドラムを有する遠心クラッチと、クラッチドラムの回転を制動するための制動装置とを有する。制動装置は、クラッチドラムの外周面に沿って配置されたブレーキバンドと、その解除手段とを有する。解除手段は引張りばねによって初期位置に付勢され且つ操作レバーによって揺動位置まで移動する第一揺動部材をする。ブレーキバンドは一端が第一揺動部材に連結され、第一揺動部材が初期位置にあるときクラッチドラムに締付けられ又揺動位置にあるとき弛緩される。制動装置はブレーキバンドによるクラッチドラムの締付力を調整するための調整手段を有する。調整手段は引張りばねの基端が連結された基端位置変更部材と、それを引張りばねを引張る方向又は弛緩する方向に移動させるねじとを有する。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、草等を刈るための刈払機に関し、より詳細には、内燃機関と刈刃との間の動力伝達経路に、クラッチドラムを有する遠心クラッチと、非作業時に前記クラッチドラムの回転を制動して、前記内燃機関による動力が前記刈刃に伝達されるのを阻止して空転を防止するための制動装置と、を有する刈払機に関する。
【0002】
【従来技術】
小型空冷式2サイクルガソリンエンジン等の内燃機関によって駆動される、草等を刈るための刈払機において、従来から、刈刃の空転を制する制動装置を有する刈払機が知られている。例えば、特開平11−196648号公報に記載された刈払機においては、内燃機関と刈刃との間の動力伝達経路に、クラッチドラムを有する遠心クラッチと、非作業時に前記クラッチドラムの回転を制動して、前記内燃機関による動力が前記刈刃に伝達されて空転するのを阻止するための制動装置と、を有する。
【0003】
該制動装置は、前記クラッチドラムの周面に沿って配置されたブレーキバンドと、該ブレーキバンドの解除手段とを有し、該解除手段は、ばねによって初期位置に付勢された揺動部材と、一端が前記揺動部材に連結され、他端がブレーキ操作レバーに作動上連結された操作ワイヤと、を有する。前記ブレーキバンドは、一端がハウジングに固定され、且つ、他端が前記揺動部材に連結されており、前記揺動部材は、前記ブレーキ操作レバーの操作によって、前記ばねのばね力に抗して引張られて前記初期位置から揺動位置に揺動し、それによって、前記ブレーキバンドが締付位置から弛緩位置に移動して解除される。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−196648号公報(第5−9頁、図1−図4)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記クラッチドラムの回転は、前記ブレーキバンドによる締付によって停止されるが、締付けが緩すぎると、前記クラッチドラムがスリップして回転してしまい、前記刈刃の空転を所定時間内に制動することができず、また、強く締付け過ぎると、急激な停止により作業者の手に大きな反動を与え、また、動力伝達経路に設けられた歯車間の衝突等によって異音が生じたり、関連部品が破損したり、刈刃の取り付けが緩んでしまったりする。従って、前記ブレーキバンドの前記クラッチドラムに対する締付力は、適切な強さに調整できることが望ましい。
そこで、本発明の目的は、ブレーキバンドのクラッチドラムに対する締付力を調整することができる刈払機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、内燃機関と刈刃との間の動力伝達経路にクラッチドラムを有する遠心クラッチと、非作業時に前記刈刃の空転を防止するため、前記クラッチドラムの回転を制動するための制動装置と、を有し、該制動装置は、前記クラッチドラムの外周面に沿って配置されたブレーキバンドと、該ブレーキバンドの解除手段と、を有し、該解除手段は、ばねによって初期位置に付勢され、且つ、ブレーキ操作レバーによって揺動位置まで移動する第一揺動部材を有し、前記ブレーキバンドは、一端が前記第一揺動部材に連結され、該第一揺動部材が前記初期位置にあるとき前記クラッチドラムを締付け、また、前記揺動位置にあるときには弛緩される刈払機であって、前記制動装置は、前記ブレーキバンドによる前記クラッチドラムの締付力を調整するための調整手段を有し、該調整手段は、前記ばねの前記第一揺動部材に取付けられた側とは反対側の基端が連結された基端位置変更部材と、該基端位置変更部材を前記ばねを引張る方向又は弛緩する方向に移動させるねじと、を有する、ことを特徴とする刈払機によって達成することができる。
【0007】
本発明においては、前記ねじで前記基端位置変更部材を移動させることによって前記ばねの前記基端の位置を移動させ、前記第一揺動部材に作用する前記ばねの付勢力の大きさを調節し、これによって、前記揺動部材に連結された前記ブレーキバンドの締付力の調整を行う。
【0008】
本発明においては、前記調整手段を設け、前記ブレーキバンドの前記クラッチドラムに対する締付力を調整可能としたので、所望の制動力で、また、所望の停止時間内に前記クラッチドラムの回転を制動することができる。更に、長期間使用後、摩耗等によって前記ブレーキバンドに緩みが生じた場合、締付力を容易に調節することができ、常に、適切な締付力で作動させることができる。
【0009】
また、本発明の実施の形態においては、前記基端位置変更部材は、枢軸から延びる第一アーム部分及び第二アーム部分を有する第二揺動部材であり、前記ねじの先端は前記第一アーム部分に作用し、また、前記ばねの前記基端は前記第二アーム部分に連結されており、前記枢軸から前記ねじの作用点までの距離は、前記枢軸から前記ばねの連結位置までの距離より短い。
【0010】
本実施の形態においては、前記枢軸から前記ねじの作用点までの距離は、前記枢軸から前記ばねの連結位置までの距離より短いので、前記ねじを僅かに前進又は後退させることによって、より大きな寸法に前記ばねを伸縮させることができ、前記ブレーキバンドの締付力の調整を容易に行うことができる。
【0011】
また、本発明の別の実施の形態においては、前記ねじの前記先端は前記第二アーム部分の前記作用点に当接しており、前記第二揺動部材が揺動する間に前記ねじの前記先端が当接する前記第二揺動部材の面は円弧状である。従って、前記ねじの前進又は後退によって、円滑に前記第二揺動部材を揺動させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明にかかる刈払機の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る刈払機の全体を示す。
図1に示すように、刈払機2は、小型空冷式2サイクル又は4サイクルガソリンエンジンである内燃機関4と、該内燃機関4から前方に延びる操作桿6と、該操作桿6の先端に取付けられた刈刃8と、前記操作桿6の中間部分に取付けられたハンドル部10と、を有する。
【0013】
前記内燃機関4から前記刈刃8までの動力伝達経路は、図示しないが、前記内燃機関4側から、該内燃機関4のクランクシャフトと、該クランクシャフトの回転を伝達する遠心クラッチ12と、該遠心クラッチ12から前記操作桿6の中に延びる出力軸14と、該出力軸14と歯車室7を介して連結された前記刈刃8と、で構成されている。
【0014】
図2は、図1に示す線II−IIに沿った内燃機関の矢視断面図であり、制動装置によって遠心クラッチのクラッチドラムが制動されている状態を示す。
【0015】
前記内燃機関4と前記刈刃8との間の動力伝達経路には、クラッチドラム16を有する前記遠心クラッチ12が設けられている。また、図2に示すように、該遠心クラッチ12には、前記刈払機2の始動時の安全性の向上を図るべく、また、作業を行っていない間、前記刈刃8の空転を防止するための制動装置18が設けられている。該制動装置18は、図1に示すブレーキ操作レバー20を握ることによって解除可能であり、作業者が前記ブレーキ操作レバー20から手を離しているときには、前記制動装置18によって前記クラッチドラム16の回転が制動され、前記刈刃8が不用意に回転してしまうのが防止される。
【0016】
図2に示すように、前記制動装置18は、前記クラッチドラム16の外周面16aに沿って配置されたブレーキバンド22と、該ブレーキバンド22の解除手段24と、を有する。該解除手段24は、第一揺動部材26を有する。該第一揺動部材26には、引張りばね28の先端部28aが連結されており、該引張りばね28の引張り力によって、図2に示す初期(制動)位置に付勢されている。また、前記第一揺動部材26は、ケーブル30を介して前記ブレーキ操作レバー20に連結されており、該ブレーキ操作レバー20の操作によって、前記引張りばね28のばね力に抗して、前記初期位置から揺動位置(図示せず)まで移動する。尚、前記ケーブル30の一端30aは、前記第一揺動部材26の枢支軸26aから半径方向外方に位置する第一取付箇所26bに連結されている。
【0017】
更に、前記ブレーキバンド22の一端22aは、前記ケーブル30の前記第一取付位置26bと所定内角を隔てて、前記枢支軸26aから半径方向外方に位置する第二取付個所26cに連結されている。前記ブレーキバンド22の他端22bは、前記本体部4のハウジング4aに対してピン4bによって係止されている。前記ブレーキバンド22は、前記第一揺動部材26が前記初期位置にあるとき(図2に示す位置)、前記クラッチドラム16の前記外周面16aに締付けられ、また、前記ブレーキ操作レバー20の操作によって、前記揺動位置に移動して弛緩される。
【0018】
更に、前記制動装置18は、前記ブレーキバンド22による前記クラッチドラムの締付力を調整するための調整手段31を有する。該調整手段31は、前記引張りばね28の前記第一揺動部材26に取付けられた前記先端部28aとは反対側の基端部28bが連結された基端位置変更部材32と、該基端位置変更部材32を前記引張りばね28を引張る方向又は弛緩する方向に移動させる押しねじ34と、を有する。前記ブレーキバンド22の前記クラッチドラム16に対する締付力は、前記引張りばね28の引張り力によって決定され、前記調整手段31によって調整される。本実施の形態においては、前記基端位置変更部材32は、枢軸32cから互いに所定角度を隔てて延びる第一アーム部分32aと第二アーム部分32bとを有する第二揺動部材32である。より詳細には、該第二揺動部材32は、前記枢軸32cと、該枢軸32cから半径方向外方に突出する半円形部分で構成された前記第一アーム部分32aと、該第一アーム部分32aと所定内角を隔てて半径方向外方に延び且つ前記枢軸32cからの長さが前記第一アーム部分32aより長い前記第二アーム部分32bと、を有する。前記引張りばね28の前記基端28bは、前記第二アーム部分32bの先端部に連結されている。
【0019】
前記調整手段31の前記押しねじ34の長手方向軸線(力の作用線)が、前記枢軸32cから半径方向外方に延びる前記第一アーム部分32aの中心軸線(モーメントの腕)に対して角度をなすように、前記押しねじ34と前記第一アーム部分32aとが適宜の位置に配置されている。前記ねじ34の先端34aは球面状をなし、前記第一アーム部分32aの円弧状の外周面に当接している。前記枢軸32cから前記押しねじ34の力作用点(前記先端34a)までの距離は、前記枢軸32cから前記引張りばね28の連結位置までの距離より短い。
【0020】
前記押しねじ34の前記ハウジング4aから外側に露出した頭部頂面には、前記押しねじ34を回すために工具を受入れる凹部(図示せず)、例えば、適宜形状の溝や穴が形成されている。該凹部は、所謂「タンパープルーフ」のため、好ましくは、JIS等に規定された標準ねじの凹部以外の形状を有する。すなわち、これらの標準ねじを回すための標準工具は差し込むことができないか、或いは、差し込んでも空回りするような形状となっている。この特殊形状の凹部に嵌合する特殊工具が準備される。尚、前記押しねじ34は、前記刈払機2の作動中の振動等によって緩むのを防止するため、多角形外形の適宜の材質の合成樹脂製回り止めナット部材36を、セルフタッピングねじ式に螺合貫通して延びている。
【0021】
本実施の形態に係る前記刈払機2の前記遠心クラッチ12、前記制動装置18、前記解除手段24は、以下のように作動する。
まず、既に説明した図2に示す制動状態から、前記制動装置18が前記ブレーキ操作レバー20によって解除されるまでの動作を説明する。作業者が前記ブレーキ操作レバー20を握ると、前記ケーブル30が引張られ、それによって前記第一揺動部材26が前記引張りばね28の引張り力に抗して引張られ、図2に示す初期位置から揺動位置(図示せず)まで時計回りに回転する。それによって、前記ブレーキバンド22が弛緩し、前記クラッチドラム16の回転が許容され、前記動力伝達経路を介して前記内燃機関4の回転が伝達され、前記刈刃8が回転する。作業者が前記ブレーキ操作レバー20を解放すると、前記第一揺動部材26は、前記引張りばね28の付勢力によって、前記揺動位置から前記初期位置まで引き戻され、前記クラッチドラム16が前記ブレーキバンド22によって締付けられて制動される。
【0022】
図3は、調整手段によって、前記ブレーキバンド22による締付力を図2に示した状態より強くするように調整した状態を示す。
【0023】
図2及び図3を参照しつつ、前記調整手段31について説明する。前記特殊工具を前記押しねじ34の前記凹部に嵌合させて前記押しねじ34を回転させる。前記ブレーキバンド22の締付力をより強くしたい場合には、前記ねじ34をねじ込んで前進させる。これによって、前記第二揺動部材32の前記第一揺動アーム部分32aが押され、それによって、前記第二揺動部材32が時計回りに回転し、それに伴って、前記引張りばね28の前記基端部28bの位置が前記第二揺動アーム部分32bによって、前記引張りばね28を更に引張る方向に移動される。すなわち、前記引張りばね28による前記第一揺動部材26に対する引張り力が増大し、前記ブレーキバンド22の締付力が増大する。前記ブレーキバンド22の締付力をより小さくしたい場合には、逆に、前記ねじ34を後退させることによって行うことができる。
【0024】
本実施の形態によれば、前記ねじ34は特殊工具でなければ回せないようになっているので、不適性操作を防止することができる。
また、前記回り止めナット部材36が設けられているので、前記押しねじ34が振動などで緩んでしまうのを防止することができる。
【0025】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
【0026】
例えば、本実施形態においては、前記基端位置変更部材32が前記第二揺動部材32として構成されているが、前記基端位置変更部材32は、前記ばね28の前記基端部28bを移動させることができれば、揺動部材以外で構成されていても良い。例えば、前記押しねじ34の前進又は後退に伴って直線運動するように構成されていてもよい。
更に、本実施形態においては、前記ねじ34の先端34aが前記基端位置変更部材32の外周面に当接しているが、前記ねじ34の先端部が前記基端位置変更部材32に螺合するようにされていてもよい。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、ブレーキバンドのクラッチドラムに対する締付力を調整することができる刈払機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る刈払機の全体を示す。
【図2】図1に示す線II−IIに沿った内燃機関の矢視断面図であり、制動装置によって遠心クラッチが制動されている状態を示す。
【図3】調整手段によってブレーキバンドの締付力を調整した状態を示す。
【符号の説明】
2    刈払機
4  内燃機関
8    刈刃
12    遠心クラッチ
16    クラッチドラム
16a  外周面
18    制動装置
20    ブレーキ操作レバー
22    ブレーキバンド
22a  一端
24    解除手段
26    第一揺動部材
28    ばね
28a  取り付けられた側
28b   基端
31    調整手段
32    基端位置変更部材(第二揺動部材)
32a  第一アーム部分
32b   第二アーム部分
32c  枢軸
34    ねじ
34a   先端

Claims (3)

  1. 内燃機関(4)と刈刃(8)との間の動力伝達経路にクラッチドラム(16)を有する遠心クラッチ(12)と、非作業時に前記刈刃(8)の空転を防止するため、前記クラッチドラム(16)の回転を制動するための制動装置(18)と、を有し、該制動装置(18)は、前記クラッチドラム(16)の外周面(16a)に沿って配置されたブレーキバンド(22)と、該ブレーキバンド(22)の解除手段(24)と、を有し、該解除手段(24)は、ばね(28)によって初期位置に付勢され、且つ、ブレーキ操作レバー(20)によって揺動位置まで移動する第一揺動部材(26)を有し、前記ブレーキバンド(22)は、一端(22a)が前記第一揺動部材(26)に連結され、該第一揺動部材(26)が前記初期位置にあるとき前記クラッチドラム(16)を締付け、また、前記揺動位置にあるときには弛緩される刈払機(2)であって、
    前記制動装置(18)は、前記ブレーキバンド(22)による前記クラッチドラム(16)の締付力を調整するための調整手段(31)を有し、該調整手段(31)は、前記ばね(28)の前記第一揺動部材(26)に取付けられた側(28a)とは反対側の基端(28b)が連結された基端位置変更部材(32)と、該基端位置変更部材(32)を前記ばね(28)を引張る方向又は弛緩する方向に移動させるねじ(34)と、を有する、ことを特徴とする刈払機。
  2. 前記基端位置変更部材は、枢軸(32c)から延びる第一アーム部分(32a)及び第二アーム部分(32b)を有する第二揺動部材(32)であり、前記ねじ(34)の先端(34a)は前記第一アーム部分(32a)に作用し、また、前記ばね(28)の前記基端(28b)は前記第二アーム部分(32b)に連結されており、前記枢軸(32c)から前記ねじ(34)の作用点までの距離は、前記枢軸(32c)から前記ばね(28)の連結位置までの距離より短い、ことを特徴とする請求項1に記載の刈払機。
  3. 前記ねじ(34)の前記先端(34a)は前記第二アーム部分(32b)の前記作用点に当接しており、前記第二揺動部材(32)が揺動する間に前記ねじ(34)の前記先端(34a)が当接する前記第二揺動部材(32)の面は円弧状である、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の刈払機。
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