JP2004127381A - 情報再生装置、情報再生方法及び情報再生用プログラム並びに情報記録媒体 - Google Patents

情報再生装置、情報再生方法及び情報再生用プログラム並びに情報記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な装置構成より編集前後のセル同士をスムーズに接続した状態で再生することが可能な情報再生装置等を提供する。
【解決手段】編集直前のセルとそのセル内の終了VOBユニット130との関係を検出し、編集直後のセルとそのセル内の開始VOBユニット131との関係を検出し、その検出結果に基づいて生成された再生用セル情報に基づいて当該直前セルと当該直後セルとを接続して再生する。
【選択図】   図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願は、情報再生装置、情報再生方法及び情報再生用プログラム並びに情報記録媒体の技術分野に属し、より詳細には、二つ以上の再生情報を接続する編集が為された後の当該各再生情報を再生する情報再生装置及び情報再生方法、当該情報再生用プログラム並びに当該情報再生用プログラムが記録された情報記録媒体の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
近年、映画一本分の動画像情報を記録することが可能ないわゆるDVD(Digital  Versatile Disc)が広く一般化しつつある。ここで、当該DVDに動画像情報を記録する際の物理フォーマットにおいては、セルなる概念が設けられている。このセルは、記録される動画像情報を分割した一単位であり、DVDにおいては、各セルを単位として再生処理等におけるアクセスが可能とされている。
【0003】
ここで、例えば記録可能なDVDにテレビジョン放送の番組を録画した後に、それに含まれていたコマーシャルの部分だけを削除する場合を考えると、当該コマーシャルを削除した後には、そのコマーシャルの直前に記録された動画像情報を含むセル(以下、単に直前セルと称する)とそのコマーシャルの直後に記録された動画像情報を含むセル(以下、単に直後セルと称する)とを連続して再生することとなる。
【0004】
そしてこの場合、従来では、第一の方法として、直前セルに含まれている動画像情報を構成する最後の静止画像をフレームバッファ等のバッファメモリに取り込んだ後にそのまま静止画像として表示し、その間に直後セルに含まれている動画像情報の復号処理等を実行し、削除したコマーシャル部分の直後に再生すべき静止画像まで復号された時点で現在表示中の静止画像から元の(コマーシャルの直後に再生されるべき)動画像情報の再生処理に戻ることで、表示されるべきでないコマーシャル部分を構成するセルに含まれる動画像情報を非表示としていた。なお、このとき、上記バッファメモリが備えられていない場合には、いわゆるスケルチ処理等によりコマーシャル部分のセルに含まれる動画像情報を非表示状態とする処理を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
一方、第二の方法として、上記コマーシャル部分の前後に再生すべき動画像情報が、それらを連続して再生するための態様で符号化されずにDVDに記録されている場合においてその前後のセルを完全に連続接続するときには、例えば復号器を二つの備えた再生装置を用いて再生処理を実行していた(例えば、特許文献2参照)。
【特許文献1】
特開2001−94938公報(特願平11−269659号)
【0006】
このとき、特開2001−94938公報には、「異なるファイル間の任意フレームでのシームレス(連続)再生を行う画像再生装置の提供」という目的の下、「ファイル1の最終GOP(Group  of  Picture。細部は後述)とファイル2の先頭GOPの再生順序を入れ替え、ファイル1、ファイル2用の各メモリへの書き込みを行い、その際、ファイル1の最終GOPのPTS(Presentation Time Stamp。細部は後述)の検出を行っておき、各メモリからの読み出し時に、ファイル1の最終PTSが検出されたら一旦ファイル1のメモリからの読み出しを停止し、ファイル2の先頭PTSが検出されたら一旦ファイル2のメモリからの読み出しを停止し、双方の読み出しが停止されたら再度双方の読み出しを開始することで、ファイル1の最終GOPとファイル2の先頭GOPの同時デコードが可能となり、ファイル1の規定フレームまでの再生とファイル2の規定フレームからの再生を切り替えることで、異なるファイルにおける任意のフレームでのシームレス再生を可能とする」という構成が開示されている。
【特許文献2】
特開2002−157820公報(特願2000−355008号)
【0007】
このとき、特開2002−157820公報には、「編集接続点でのスムーズな再生を可能とし、且つローコストの記録媒体再生装置を提供する」という目的の下、「所定の符号化単位をもって符号化され、記録媒体に記録された記録情報の第1の範囲と第2の範囲を接続して再生可能な記録媒体再生装置において、第1の範囲の後部の記録情報をデコード処理するサブデコーダと、その後部を除く第1の範囲及び第2の範囲の記録情報をデコード処理するメインデコーダとにより当該記録媒体再生装置を構成するという構成が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した第一の従来の方法によると、不要部分の削除後に相隣接することとなるセル間を連続再生する場合、その連続再生用に改めて符号化されたセルでない場合は上述した如く静止画像を一定時間表示し続けることとなるので、結果として各セルを接続する区間では本来動画像であるべきものが静止して見えてしまうという問題点があった。この現象は、上述したバッファメモリ等を用いた連続生成の方法では、直後セルの開始位置と上記物理フォーマットにおいてそのセルの下位に当たる情報単位(一般には、VOBU(Video  Object  Unit)と称されている。細部は後述)の開始位置とが一致していないとき、当該直後セルの開始位置までの動画像情報の復号処理のための時間が必要となることに起因する。
【0009】
また、第二の従来の方法においては、連続再生用に符号化されていない動画像情報を含むセルを完全に連続して接続する場合、二つの復号器を用いなければならないため、再生装置として高価となったり、或いは特別な装置構成が必要となると言う問題点があった。
【0010】
そこで、本願は、上記の各問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、例えば、簡易な装置構成より直前セルと直後セルとをスムーズに接続した状態で再生することが可能な情報再生装置及び情報再生方法、当該情報再生用プログラム並びに当該情報再生用プログラムが記録された情報記録媒体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、一又は複数の第1情報単位により構成されている第2情報単位を一又は複数含んで構成されている第1再生情報と、一又は複数の前記第1情報単位により構成されている前記第2情報単位を一又は複数含んで構成されている第2再生情報と、が予め記録されている記録媒体から前記第2再生情報を前記第1再生情報に接続して再生する情報再生装置において、前記第1再生情報における最後の前記第1情報単位である最終第1情報単位と当該第1再生情報における最後の前記第2情報単位である最終第2情報単位との関係を検出する第1検出手段と、前記第2再生情報における最初の前記第1情報単位である開始第1情報単位と当該第2再生情報における最初の前記第2情報単位である開始第2情報単位との関係を検出する第2検出手段と、前記第1検出手段における検出結果及び前記第2検出手段における検出結果に基づいて、前記第2再生情報を前記第1再生情報に接続して再生するための接続再生情報を生成する生成手段と、前記生成された接続再生情報に基づいて、前記第1再生情報及び前記第2再生情報を再生する再生手段と、を備える。
【0012】
上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、一又は複数の第1情報単位により構成されている第2情報単位を一又は複数含んで構成されている第1再生情報と、一又は複数の前記第1情報単位により構成されている前記第2情報単位を一又は複数含んで構成されている第2再生情報と、が予め記録されている記録媒体から前記第2再生情報を前記第1再生情報に接続して再生する情報再生方法において、前記第1再生情報における最後の前記第1情報単位である最終第1情報単位と当該第1再生情報における最後の前記第2情報単位である最終第2情報単位との関係を検出する第1検出工程と、前記第2再生情報における最初の前記第1情報単位である開始第1情報単位と当該第2再生情報における最初の前記第2情報単位である開始第2情報単位との関係を検出する第2検出工程と、前記第1検出工程における検出結果及び前記第2検出工程における検出結果に基づいて、前記第2再生情報を前記第1再生情報に接続して再生するための接続再生情報を生成する生成工程と、前記生成された接続再生情報に基づいて、前記第1再生情報及び前記第2再生情報を再生する再生工程と、を備える。
【0013】
上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、一又は複数の第1情報単位により構成されている第2情報単位を一又は複数含んで構成されている第1再生情報と、一又は複数の前記第1情報単位により構成されている前記第2情報単位を一又は複数含んで構成されている第2再生情報と、が予め記録されている記録媒体から前記第2再生情報を前記第1再生情報に接続して再生する情報再生装置に含まれるコンピュータを、前記第1再生情報における最後の前記第1情報単位である最終第1情報単位と当該第1再生情報における最後の前記第2情報単位である最終第2情報単位との関係を検出する第1検出手段、前記第2再生情報における最初の前記第1情報単位である開始第1情報単位と当該第2再生情報における最初の前記第2情報単位である開始第2情報単位との関係を検出する第2検出手段、前記第1検出手段における検出結果及び前記第2検出手段における検出結果に基づいて、前記第2再生情報を前記第1再生情報に接続して再生するための接続再生情報を生成する生成手段、及び、前記生成された接続再生情報に基づいて、前記第1再生情報及び前記第2再生情報を再生する再生手段、として機能させる。
【0014】
上記の課題を解決するために、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の情報再生用プログラムが前記コンピュータで読取可能に記録されている。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本願に好適な実施の形態について、図面に基づいて説明する。
【0016】
なお、以下に説明する実施の形態は、例えばコマーシャル部分のみを削除する編集処理が施された上でDVDに記録されている動画像情報について、当該削除されたコマーシャル部分の直前に再生されるべき動画像情報とその直後に再生されるべき動画像情報とを連続して再生する情報再生装置に対して本願を適用した場合の実施の形態である。
【0017】
(I)DVD規格の実施形態
始めに、実施形態に係る情報再生装置の具体的な実施の形態について説明する前に、実施形態の情報再生装置が対応するDVD規格、すなわち、編集後の上記動画像情報をDVDに記録する際に用いられた物理フォーマットとしてのDVD規格について、図1及び図2を用いてその概要を説明する。
【0018】
なお、図1は当該DVD規格における物理フォーマットを示す図であり、図2は当該DVD規格における上記GOPの構成を示す図である。
【0019】
図1に示すように、DVD規格に則って編集処理後の動画像情報が記録されているDVD100は、その最内周部にリードインエリアLIを有すると共にその最外周部にリードアウトエリアLOを有しており、その間に、動画像情報が夫々にID(識別)番号を有する複数のVTS(Video  Title Set)3(VTS#1乃至VTS#n)に分割されて記録されている。
【0020】
ここで、VTSとは、一般には、関連する(それに含まれる音声情報及び副映像情報(映画における字幕等の副映像の情報をいう。)の数や、仕様、対応言語等の属性が同じ)タイトル(映画等の、製作者が視聴者に提示しようとする一つの作品)を一まとめにしたセット(纏まり)であり、より具体的には、例えば、一本の同じ映画について、異なる言語のセルフ等を有する複数の映画が夫々にタイトルとして記録されていたり、又は、同じ映画であっても劇場版と特別版とが夫々別のタイトルとして記録されていたりするものである。
【0021】
また、VTS3が記録されている領域の直前には、ビデオマネージャ2が記録される。このビデオマネージャ2として記録される情報であるVMGI(Video Manager Information)としては、例えば、各タイトルの名前を示すメニューや、違法コピー防止のための情報、又は夫々のタイトルにアクセスするためのアクセステーブル並びにこれらの情報のバックアップ情報等、当該DVD100に記録される動画像情報の全体に係わる情報が含まれている。
【0022】
更に、ビデオマネージャ2とリードインエリアLIとの間には、DVD100に記録されている情報全体を識別するためのボリューム情報4と、ビデオマネージャ2及び各VTS3におけるデータのファイル構造を示すファイルシステム情報5と、が記録されている。
【0023】
次に、一のVTS3は、コントロールデータ11を先頭として、夫々にID番号を有する複数のVOB10に分割されて記録されている。ここで、複数のVOB10により構成されている部分をVOBセット(VOBS)という。このVOBセットは、VTS3を構成する他のデータであるコントロールデータ11と、動画像情報の実体である複数のVOB10の部分とを区別するために当該実体部分についてVOBセットとしたものである。
【0024】
VTS3の先頭に記録されるコントロールデータ11には、複数の上記セル(詳細は後述する)を組み合わせた論理的区分であるプログラムチェインに関する種々の情報であるPGCI(Program  Chain Information)等の情報及びそれらのバックアップ情報がVTSI(Video  Title Set   Information)として記録される。また、各VOB10には、制御情報の他に動画像情報の実体部分(制御情報以外の映像又は音声そのもの)が記録される。
【0025】
更に、一のVOB10は、夫々にID番号を有する複数の第2情報単位としてのセル20により構成されている。ここで、一のVOB10は、複数のセル20により完結するように構成されており、一のセル20が二つのVOB10に跨がることはない。
【0026】
次に、一のセル20は、夫々にID番号を有する複数の第1情報単位としてのVOBユニット(VOBU)30により構成されている。ここで、VOBユニット30とは、動画像情報を含む単位情報である。
【0027】
なお、DVD規格においては、実施形態に係る編集後の動画像情報においてその編集タイミングに対応するセル20につき、上記直前セルとしてのセル20の終端と、当該セル20に含まれているVOBユニット30のうち最後のVOBユニット30に含まれる動画像情報の再生終了タイミングとが一致しないことも許容されている。更に、当該DVD規格においては、当該編集タイミングに対応するセル20につき、上記直後セルとしてのセル20の始端と、当該セル20に含まれているVOBユニット30のうち最初のVOBユニット30に含まれる動画像情報の再生開始タイミングと、が一致しないことも許容されている。
【0028】
そして、一のVOBユニット30は、VOBユニット30に含まれているデータ等を制御対象とする制御情報が格納されている制御情報パック(以下、単にRDI(Real−Time  data  Information)パックと称する。)41と、映像情報としてのビデオデータ42と、音声情報としてのオーディオデータ43と、副映像情報としてのサブピクチャデータ44とにより構成されている。ここで、ビデオデータ42としては映像データのみが記録され、オーディオデータ43としては音声データのみが記録される。また、サブピクチャデータ44としては副映像としての文字や図形等のグラフィックデータのみが記録される。なお、DVD100に記録可能な音声は8種類であり、記録可能な副映像の種類は32種類であることが規格上定められている。
【0029】
また、一のVOBユニット30において、RDIパック41は必ずその先頭に存在するが、ビデオデータ42、オーディオデータ43及びサブピクチャデータ44の夫々は、必ずしもVOBユニット30中に存在する必要はなく、また、存在する場合にもその数や順序は任意に設定することができる。
【0030】
ここで、図1に示すビデオデータ42、オーディオデータ43及びサブピクチャデータ44の夫々の区分を一般にパックPという。
【0031】
すなわち、一のVOBユニット30においては、ビデオデータ42、オーディオデータ43及びサブピクチャデータ44が、夫々パックPに分割されて記録されていることとなり、ビデオデータ42が記録されているパックPをビデオパック、オーディオデータ43が記録されているパックPをオーディオパック、サブピクチャデータ44が記録されているパックPをサブピクチャパックという。更に、各パックPの先頭に記録されるパックヘッダには、夫々のパックPに含まれているデータを、DVD100に記録されている情報を再生する実施形態の情報再生装置における後述のトラックバッファから読み出して夫々のバッファへの入力を開始すべき再生時間軸上の読み出し開始時刻を示すSCR(System Clock Reference)と呼ばれる読み出し開始時刻情報が記録される。また、上記各パックPについては、通常、当該パックPを更に細分化した記録単位であるパケット毎にビデオデータ42、オーディオデータ43又はサブピクチャデータ44が記録されるが、本実施形態におけるDVD100では、一般に一のパックPが一のパケットにより構成されている。
【0032】
最後に、RDIパック41は、当該パックが記録されている物理的アドレス(Pack Start  Code)およびSCRなどの情報を有するパックヘッダ、当該パックのシステムヘッダが記録されている物理的アドレス(System Header Start Code)およびデータストリームの属性情報を有するシステムヘッダ及びパケットヘッダと、RDIの実データを示すRDIデータとにより構成されている。
【0033】
また、RDIデータは、VOBユニット30における時間情報を有するRDI一般情報と、当該VOBユニット30の表示の際の制御情報を示す表示制御情報(DCI:Display  Control Information)およびコピー可能か否か等を示す著作権情報(CCI:Copy Control  Information)を有する制御情報とにより構成される。
【0034】
更に、RDI一般情報は、そのRDIパック41が含まれているVOBユニット30の再生時間軸上における再生開始時刻を示すVOBU再生開始時刻情報と、当該RDIパック41の記録時間を示すVOBU記録時間情報とにより構成され、更にまた制御情報は、表示制御情報および著作権情報の有無等を示すステイタス情報と、実際の表示制御情報及び著作権情報とにより構成されている。
【0035】
更に、一のVOBユニット30に含まれている全てのビデオデータ42は、一又は複数の上記GOPにより構成されている。
【0036】
更に、上記GOPは、本実施形態におけるDVD100に映像情報を記録する際に採用されている画像圧縮方式であるMPEG(Moving Picture  Expert  Group)2方式の規格において定められている単独で再生可能な最小の画像単位であり、各GOPの先頭には、当該GOPに含まれるビデオデータ42を表示すべき再生時間軸上の再生時刻を示す上記PTSと呼ばれる再生表示時刻情報が記録される。
【0037】
ここで、MPEG2方式についてその概要を説明すると、一般に、連続したフレーム画像において、一枚のフレーム画像の前後にあるフレーム画像は、互いに類似し相互関係を有している場合が多い。MPEG2方式はこの点に着目し、数フレームを隔てて転送される複数のフレーム画像に基づき、当該複数のフレーム画像の間に存在する別のフレーム画像を、原画像の動きベクトル等に基づく補間演算にて生成する方式である。この場合、当該別のフレーム画像を記録する場合には、複数のフレーム画像との間における差分及び動きベクトルに関する情報を記録するだけで、再生時には、それらを参照して上記複数のフレーム画像から予測して当該別のフレーム画像を再生することが可能となる。これにより、画像の圧縮記録が可能となるのである。
【0038】
更に、上記GOPについて図2を用いてその概要を説明する。なお図2は、一のGOPを構成する複数のフレーム画像の例を示している。図2では、一のGOP52が12枚のフレーム画像から構成されている場合(MPEG2方式では、一のGOP52に含まれるフレーム画像数は一定ではない。)を示しているが、この内、符号「I」で示されるフレーム画像は、Iピクチャ(Intra−coded  picture :イントラ符号化画像)と呼ばれ、自らの画像のみで完全なフレーム画像を再生することができるフレーム画像をいう。また、符号「P」で示されるフレーム画像は、Pピクチャ(Predictive−coded picture:前方予測符号化画像)と呼ばれ、既に復号化されたIピクチャ又は他のPピクチャに基づいて補償再生された予測画像との差を復号化する等して生成する予測画像である。また、符号「B」で示されるフレーム画像は、Bピクチャ(Bidirectionally  predictive−coded  picture:両方向予測符号化画像)といい、既に復号化されたIピクチャ又はPピクチャのみでなく、光ディスク等に記録されている時間的に未来のIピクチャ又はPピクチャをも予測に用いて再生される予測画像をいう。ここで、図2においては、各ピクチャ間の予測関係(補間関係)を矢印で示している。
【0039】
なお、実施形態に係るDVD100で用いられている一般のMPEG2方式においては、夫々のGOP52に含まれるデータ量が一定でない可変レート方式を採用している。すなわち、一のGOP52に含まれる各ピクチャが、動きの速い動画に対応しており、各ピクチャ間の相関関係が小さい場合には、各ピクチャを構成するためのデータ量が多くなり、従って、一のGOP52に含まれるデータ量も多くなる。一方、一のGOP52に含まれる各ピクチャが、あまり動きのない動画に対応しており、各ピクチャ間の相関関係が大きい場合には、各ピクチャを構成するためのデータ量も少なくなり、一のGOP52に含まれるデータ量も少なくなることとなる。
【0040】
以上説明した図1に示す階層構造の物理フォーマットにおいて、夫々の区分は、製作者がその意図に応じて自在に区分設定をして記録させるものである。これらの区分毎に予め設定された論理構造(論理フォーマット)に基づいて再生することにより、変化に富んだ種々の再生が可能となるのである。
【0041】
(II)情報再生装置の実施形態
次に、上述してきたDVD規格に準拠して編集後の動画像情報が記録されているDVD100からその編集後の動画像情報を連続して再生する実施形態に係る情報再生装置について、図3乃至図8を用いて説明する。
【0042】
始めに、実施形態に係る情報再生装置の全体構成について、図3(a)を用いて説明する。なお、図3(a)は当該情報再生装置全体の構成を示すブロック図である。
【0043】
図3(a)に示すように、実施形態に係る情報再生装置Sは、ディスクドライブ101と、バッファメモリ102と、再生手段としてのデコーダ103と、第1検出手段、第2検出手段、生成手段及び属性検出手段としてのCPU104と、メモリ105と、D/A(Digital/Analog)コンバータ106と、フレームメモリ107と、映像セレクタ108と、エンコーダ109と、バス112と、により構成されている。
【0044】
ここで、上記バッファメモリ102、デコーダ103、CPU104、メモリ105、DAコンバータ106、フレームメモリ107、映像セレクタ108及びエンコーダ109はバス112を介して相互に情報の授受が可能となるように接続されている。
【0045】
上述した構成において、ディスクドライブ101は、上述した物理フォーマットにより編集後の動画像情報が記録されているDVD100が装填されると、当該DVD100から動画像情報を読み出し、いわゆるストリームデータとしてバッファメモリ102に出力する。
【0046】
これにより、バッファメモリ102は、ディスクドライブ101から出力されたストリームデータを一時的に記憶し、バス112を介したCPU104の制御の下、必要に応じてデコーダ103へ出力する。これに加えて、バッファメモリ102は、ディスクドライブ101とCPU104との間におけるインタフェイスとしての機能をも備えている。
【0047】
次に、デコーダ103は、バッファメモリ102上に一時記憶されているストリームデータを、動画像情報としての映像情報及び音声情報等に変換し、当該映像情報についてはフレームメモリ107又は映像セレクタ108のいずれか一方の入力端子に出力する。また、当該音声情報についてはD/Aコンバータ106へ出力する。
【0048】
一方、フレームメモリ107は、デコーダ103から出力されてくる映像情報を一時的に記憶し、映像セレクタ108の他方の入力端子へ出力する。
【0049】
そして、映像セレクタ108は、デコードされた映像情報とフレームメモリ107から出力される映像情報とをバス112を介したCPU104の制御の下で必要に応じて切り替え、エンコーダ109へ出力する。
【0050】
そして、エンコーダ109は、当該映像情報をアナログ信号であるテレビジョン信号に変換し、画像出力端子110を介して図示しないディスプレイ等に出力する。
【0051】
他方、D/Aコンバータ106は、デコードされた音声情報をアナログ信号である音声信号に変換し、音声出力端子111を介して外部の図示しないスピーカ等に出力する。
【0052】
そして、これらの処理は、バス112を介したCPU104の制御の下で実行されるものであり、当該制御のために必要な情報は、メモリ105内に一時的に記憶され必要に応じて読み出される。
【0053】
なお、以下に説明する実施形態の連続再生処理は、主としてCPU104の制御の元で実行されるものである。
【0054】
次に、実施形態に係る連続再生処理を実行するに当たって必要な情報再生装置Sとしての機能について図3(b)を用いて説明する。なお、図3(b)は、実施形態に係る連続再生処理を実行するための情報再生装置Sが備えるべき機能を示す機能ブロック図である。
【0055】
実施形態に係る連続再生処理を開始するに当たっては、DVD100に既に記録されているディスクセル情報121をデータ読込制御機能122により最初に読み出す。
【0056】
ここで、当該ディスクセル情報121には、DVD100に記録されている編集後の動画像情報における編集位置を示す情報、すなわち、直前セルの終了位置を示す時刻情報及び当該直前セル内の最後のVOBユニット30である最終第1情報単位としての終了VOBユニットの終了位置を示す時刻情報、並びに、直後セルの開始位置を示す時刻情報及び当該直後セル内の最初のVOBユニット30である開始第1情報単位としての開始VOBユニットの開始位置を示す時刻情報等が、各編集タイミング毎に含まれている。
【0057】
より具体的には、データ読込制御機能122によりディスクドライブ101が制御され、DVD100から読み込まれたストリームデータ(上記ディスクセル情報121を含む)がバッファメモリ102に蓄積される。
【0058】
そして、当該蓄積されたディスクセル情報121に基づき、再生全体制御機能120を含むCPU104の制御の元で再生用セル情報123が生成される。
【0059】
ここで、再生用セル情報123には、DVD100に記録されていた編集後の動画像情報を実際に連続再生する際の各セル20及び各VOBユニット30における再生開始タイミング等の制御に関する情報等が、各編集タイミング毎に含まれている。
【0060】
再生用セル情報123が生成されると、次に、再生全体制御機能120を含むCPU104の制御の元にあるデコード制御機能124により、当該再生用セル情報123に含まれるタイミング情報等に基づき、バッファメモリ102からデコーダ103へのストリームデータの転送が行われて復号処理が実行され、更にフレームメモリ107又は映像セレクタ108が制御されて動画像情報としての映像や音声の出力が実行される。
【0061】
次に、図3を用いて構成及び機能を夫々説明した情報再生装置Sにおいて実行される実施形態に係る連続再生処理について、具体的に図4乃至図8を用いて説明する。
【0062】
なお、図4は当該連続再生処理の全体構成及び当該連続再生処理に含まれるデータ読込処理の細部構成を夫々示すフローチャートであり、図5は当該データ読込処理に含まれる再生用セル情報生成処理の細部構成を示すフローチャートであり、図6は当該再生用セル情報生成処理を具体的に例示する図であり、図7は当該連続再生処理に含まれるデコード制御処理の細部構成を示すフローチャートであり、図8は当該デコード制御処理を具体的に例示する図である。
【0063】
先ず、連続再生処理の全体構成について、図4(a)を用いて説明する。
【0064】
実施形態の連続再生処理は、その全体としては図3(b)に示す再生全体制御機能120により制御されるものであり、図4(a)に示すように、始めにDVD100からのストリームデータの読込処理を上記データ読込制御機能122を用いた処理として開始し(ステップS100)、次に、読み込んだストリームデータに基づいて、編集後の動画像情報を連続して再生する処理を上記デコード制御機能124を用いて開始し(ステップS200)、実施形態の連続再生の開始処理を終了する。
【0065】
次に、上記ステップS100の動作の細部を、図4(b)を用いて説明する。
【0066】
ステップS100によって開始されるデータ読込処理においては、始めに、編集後の動画像情報の各編集タイミング(以下、適宜編集点と称する)における直前セルと直後セルを接続する態様(接続モード)を設定する。
【0067】
ここで、当該設定される接続モードとしてより具体的には、DVD100において指定されている開始位置及び終了位置の通りに直前セルと直後セルとを接続し、DVD規格に準拠した再生処理を行う通常モード、編集点における直前セル内の終了VOBユニットの終了位置が直前セルの終了位置と一致していないその終了VOBユニット及び直後セル内の開始VOBユニットが直後セルの開始位置と一致していないその開始VOBユニットを削除して再生する擬似シームレス再生モード、並びに編集点における直前セル内の終了VOBユニットの終了位置が当該直前セルの終了位置と一致していないその終了VOBユニット及び直後セル内の開始VOBユニットの開始位置が直後セルの開始位置と一致していないその開始VOBユニットがあるとき当該終了VOBユニット及び開始VOBユニットを含んで再生する擬似シームレス再生モード、の三つの内のいずれかが設定される(ステップS1)。
【0068】
そして、接続モードの設定が完了すると、次に、データ読込制御機能122により上記再生用セル情報123を生成し(ステップS2)、更に生成された再生用セル情報123に基づいてDVD100から各VOBユニット30を読み込む処理を行う(ステップS3)。この処理は、具体的には図3(a)に示すディスクドライブ101からバッファメモリ102へ当該VOBユニット30を蓄える処理となる。
【0069】
次に、蓄積中のVOBユニット30が直前セルの終了VOBユニットであるか否かを、生成された再生用セル情報に基づいて判定する(ステップS4)。
【0070】
そして、終了VOBユニットでないときは(ステップS4;NO)、再び上記ステップS3に戻ってVOBユニット30の読み込みを継続する。
【0071】
一方、ステップS4の判定において、終了VOBユニットであるときは(ステップS4;YES)、次に、現在のセル20の後に有効なセル20があるか否かを判定する(ステップS5)。そして、後続に有効なセル20が存在する場合には(ステップS5;YES)、そのままステップS2に戻って上述してきた処理を当該有効なセル20に対して行い、一方、後続に有効なセル20がないときは(ステップS5;YES)、データ読込処理を終了する。
【0072】
次に、上記ステップS2における再生用セル情報123の生成処理について、図5及び図6を用いて詳説する。なお、当該生成処理は、具体的には、図3(b)に示すデータ読込制御機能122により、ディスクセル情報121を参照して再生用セル情報123を生成する処理である。
【0073】
当該再生用セル情報123の生成処理においては、始めに、DVD100からディスクセル情報121を読み出し(ステップS10)、次に、当該読み出したディスクセル情報121に基づき、現在読み出しているセル20とその次のセル20とが、シームレスに符号化されたセル20であるか否かを確認する(ステップS11)。そして、現在読み出しているセル20とその次のセル20とが、図6(a)に示すように、直前セルの終了位置と終了VOBユニット130の終了位置とが一致しており、且つ直後セルの開始位置と開始VOBユニット131の開始位置とが一致しており、更にそのセルの接続情報にシームレス符号化された当該セルであることが示されているか否かが判定される(ステップS11)。
【0074】
なお、図6(a)に示す接続関係になる場合としては、元々シームレス再生用に符号化されている動画像情報では、直前・直後セルの終了位置及び開始位置と終了VOBユニット130・開始VOBユニット131の終了位置及び開始位置とは夫々一致していることになる。また、未編集の動画像情報並びに元々セル20の開始位置及び終了位置がそれに含まれる各VOBユニット30の開始位置及び終了位置に一致されている場合(図1に示す場合に相当する)も同じ態様となる。
【0075】
ステップS11の判定において、当該セルの接続情報にシームレス符号化された当該セルの関係であることが示されているときは(ステップS11;NO)、その直前セル及び直後セルをそのまま連続再生用のセルに設定する(ステップS26)。
【0076】
一方、ステップS11の判定において、当該セルの接続情報にシームレス符号化された当該セルの関係であることが示されていないときは(ステップS11;YES)、次に、現在の直前セルの後に有効なセル20が存在しているか否かを確認する(ステップS12)。そして、有効なセル20が存在しない場合には(ステップS12;NO。図6(b)参照)は連続再生すべきセル20が後に存在しないため、その直前セルをシームレス再生不可能なセルとして設定し(ステップS25)、その直前セルの終了位置をそれまでの動画像情報の終了位置として設定する(ステップS27)。
【0077】
なお、上述したステップS26の処理を実行した後も同様に上記ステップS27の処理を実行することとなる。
【0078】
そして、上記ステップS27の処理を行った後は、直後セルの開始位置を連続させる動画像情報の開始位置として設定し(ステップS30)、後述するステップS22に移行する。
【0079】
他方、ステップS12の判定において、有効なセル20が後続に存在している場合には(ステップS12;YES)、次に、上述した接続モードの設定が通常モードでないか否かを判定する(ステップS13)。そして、通常モードであれば(ステップS13;NO)そもそもシームレス再生用の処理が不要であるので、そのまま上記ステップS25に移行する。
【0080】
一方、ステップS13の判定において、接続モードが通常モードでないときは(ステップS13;YES)、次に、現在の直前セルと次の直後セルが上記いずれかの擬似シームレス再生モードが可能なセル同士であるか否かを判定する(ステップS14)。そして、擬似シームレス再生モードが不可能なセル20同士であれば(ステップS14;NO)、シームレス再生用の処理は不可能であるので、そのまま上記ステップS25に移行する。
【0081】
ここで、擬似シームレス再生モードが可能なセル20であるか否かの判定は、図4に示すデコーダ103における機能制限に依存することとなる。より具体的には、例えば、各セル20同士が映像情報の符号化方式が同一であるか否か、各セル20同士が音声情報の符号化方式が同一であるか否か、各セル20に含まれるサブピクチャ情報の有無やいわゆるパレットが同一であるか否か、いわゆるライン(Line)(クローズドキャプション)情報の有無や属性が同一か否か、各セル20に含まれる映像情報の解像度が同一であるか否か、等、デコーダ103の機能に応じて適応的に判断することとなる。
【0082】
また、ディスクドライブ101のサーチ性能に応じて、バッファメモリ102がアンダーフローしないだけ数の連続したVOBユニット30を含むセル20であるか否か等の判断を加えても良い。
【0083】
ここで、特にデコーダ103等の機能による制約が少なければ条件は緩和され、一切の制約がなければ常に可能(ステップS14;YES)となる。
【0084】
他方、ステップS14の判定において、擬似シームレス再生モードが可能なセル20同士である場合には(ステップS14;YES)、疑似シームレス再生可能なセル20であることとなるので、その旨を設定する(ステップS15)。
【0085】
次に、直前セルの終了位置が終了VOBユニット130の終了位置と一致していないかを確認し(ステップS16)、直前セルの終了位置と終了VOBユニット130の終了位置とが一致している場合には(ステップS16;NO。図6(a)左図参照)、その直前セルの終了位置をそのままの動画像情報の終了位置として設定し(ステップS24)、ステップS19へ移行する。
【0086】
一方、直前セルの終了位置と終了VOBユニット130の終了位置とが一致していない場合には(ステップS16;YES。図6(c)左図参照)、次に、編集点を削除するシームレス再生を行うか否かを判定する(ステップS17)。
【0087】
ここで、図6(c)左図の場合において、直前セルの終了位置はその直前セルの終了VOBユニット130の途中に設定されている。このとき、図6(c)左図のハッチング部分はその直前セルにおいて編集されて表示されない動画像情報の部分を示している。
【0088】
そして、ステップS17の判定において、接続モードが編集点を削除する接続モードである場合には(ステップS17;YES)、直前セルの終了位置を終了VOBユニット130の一つ前のVOBユニット30の終了位置に変更し設定する(ステップS18。図6(e)左図参照)。
【0089】
他方、ステップS17の判定において、接続モードが編集点を削除する接続モードでない場合には(ステップS17;NO)、直前セルの終了位置を終了VOBユニット130の終了位置に変更し設定する(ステップS23。図6(d)左図参照)。
【0090】
次に、ステップS19において、直後セルの開始位置が開始VOBユニット131の開始位置と一致していないかを確認し、直後セルの開始位置と開始VOBユニット131の開始位置とが一致している場合には(ステップS19;NO。図6(a)右図参照)、その直後セルの開始位置をそのまま次に再生する動画像情報の開始位置として設定し(ステップS29)、ステップS22へ移行する。
【0091】
一方、直後セルの開始位置と開始VOBユニット131の開始位置とが一致していない場合には(ステップS19;YES。図6(c)右図参照)、次に、編集点を削除するシームレス再生を行うか否かを判定する(ステップS20)。
【0092】
ここで、図6(c)右図の場合において、直後セルの開始位置はその直後セルの開始VOBユニット131の途中に設定されている。このとき、図6(c)右図のハッチング部分はその直後セルにおいて編集されて表示されない動画像情報の部分を示している。
【0093】
上記ステップS20の判定において、接続モードが編集点を削除する接続モードである場合には(ステップS20;YES)、直後セルの開始位置を開始VOBユニット131の一つ後のVOBユニット30の開始位置として変更し設定する(ステップS21。図6(e)右図参照)。
【0094】
他方、ステップS20の判定において、接続モードが編集点を削除する接続モードでない場合には(ステップS20;NO)、直後セルの開始位置を開始VOBユニット131の開始位置に変更し設定する(ステップS28。図6(d)右図参照)。
【0095】
ここで、図6(d)は、図6(c)に示す如き直前セル及び直後セルを、編集点を含めるように連続再生する場合の再生用セル情報123の例である。すなわち、直前セルの終了位置は終了VOBユニット130の終了位置に変更されており、後続する直後セルの開始位置は開始VOBユニット131の開始位置に変更されている。この場合、DVD100上の編集処理では本来削除されたはずの動画像情報が表示されることになる。
【0096】
一方、図6(e)は、図6(c)に示す如き直前セル及び直後セルを、編集点を削除するように連続再生する場合の再生用セル情報123の例である。すなわち、直前セルの終了位置は終了VOBユニット130の一つ前のVOBユニット30の終了位置に変更されており、後続する直後セルの開始位置は開始VOBユニット131の次のVOBユニット30の開始位置に変更されている。この場合、DVD100上の編集処理で削除された動画像情報を含む二つのVOBユニット130及び131が削除されて非表示となる。
【0097】
そして、上記ステップS21、S28、S29又はS30のいずれかが終了した後は、夫々の処理により、直後セルの開始位置及び直前セルの終了位置が確定されているため、これを再生用セル情報123として生成し(ステップS22)、再生用セル情報123の生成処理を終了する。
【0098】
次に、上記デコード制御処理(ステップS200)により開始される処理の細部について、図7及び図8を用いて説明する。なお、図7は当該細部処理を示すフローチャートであり、図8は動画像のシームレス再生の態様を例示する図である。
【0099】
また、図7に示す処理は、具体的には図3(b)に示すデコード制御機能124により実現されるものであり、バッファメモリ102に蓄えられたストリームデータをデコーダ103で復号し、フレームメモリ107又は映像セレクタ108を制御することにより実施形態の連続再生処理を実現する制御である。
【0100】
図7に示すように、実施形態のデコード制御処理においては、始めに、デコーダ103、D/Aコンバータ106及びエンコーダ109等を初期化しデコード開始に備える(ステップS40)。
【0101】
次に、デコーダ103へのデータストリームの入力を開始する(ステップS41)。これは再生用セル情報123に基づいてバッファメモリ102からデコーダ103へデータストリームを転送する処理である。
【0102】
次に、直後セルの開始位置まで動画像情報を復号し、その復号後の動画像情報に表示切替を行う(ステップS42)。この場合はデコーダ103を制御し、その直後セルの開始フレームに到達した時点で映像セレクタ108をフレームメモリ107から復号後の動画像情報に切り替える処理となる。このとき、フレームメモリ102には以前に再生されていた動画像情報における最後の映像等が取り込まれて表示に供されている。
【0103】
次に、直前セルの終了位置に到達したか否かの判断を行い(ステップS43)、直前セルの終了位置でない場合(ステップS43;NO)、再度ステップS43を繰り返して復号処理を継続する。
【0104】
一方、直前セルの終了位置に到達したならば(ステップS43;YES)、次に、直前セルと直後セルの接続状態を判定する(ステップS44)。ここで、直前セルと直後セルの接続状態は、再生用セル情報123を参照し、シームレス再生可能なセルならばステップS45へ、疑似シームレス再生可能なセル20ならステップS46へ、シームレス再生が不可能なセル20ならばステップS50へ移行する。
【0105】
そして、ステップS45においては、シームレス再生可能なセル20の処理を行う。この場合、当該シームレス再生が可能なセル20は、元々シームレス再生用に符号化されたセル20同士であるため、必要なセル20に対するいわゆる乗り越え処理を行うことでシームレス再生する。そして、乗り換え処理が終了したら、元のステップS43へ戻りそのまま復号を継続する。
【0106】
他方、ステップS46において、直後セルの開始VOBユニット131がそれ自体では未完結のGOP(いわゆるオープンGOP)であるか否かを判定する。そして、未完結のGOPでない(いわゆるクローズドGOPである)場合は(ステップS46;NO)、そのままステップS48へ以降、一方、未完結のGOPである場合は(ステップS46;YES)、不連続な終了VOBユニット130及び開始VOBユニット131と、が接続されることによって未完結GOP内のBピクチャが本来参照すべきピクチャと異なるピクチャを参照してしまうことで崩れた動画像を表示してしまうことを防止すべく、当該Bピクチャを削除する処理を行う(ステップS47。図8(c)タイミングT1参照)。
【0107】
そして、必要なセル20間の乗り越え処理を行い(ステップS48)、次に、動画像と音声情報の同期を取り直して全体の同期状態を調整する(ステップS49。図8(c)タイミングT3参照)。このステップS49の処理は、不連続な終了VOBユニット130と開始VOBユニット131とが接続されることによって発生する同期ずれを補正するために行うものである。そして、その後は上記ステップS43へ戻り復号を継続する。
【0108】
次に、ステップS50以降ではシームレス再生が不可の場合のセル20の処理を行う。
【0109】
すなわち、先ず、直前セルの終了位置のピクチャをフレームメモリ107に取得し、表示出力をフレームメモリ107に切り替える(ステップS50。図8(a)タイミングT1、T2参照))。この処理は動画像情報の最後の画像を静止画像CPとしてフレームメモリ107に格納し、映像セレクタ108をフレームメモリ107側に切り替える処理である。
【0110】
そして、復号終了処理を行う(ステップS51)。この処理は、バッファメモリ102からデコーダ103へのデータストリーム入力を停止させるなどの処理に相当する。
【0111】
次に、後続に有効なセル20があるかどうかを判断し(ステップS52)、存在すれば(ステップS52;YES)ステップS40へ戻って復号処理を始めから繰り返し、存在しなければ(ステップS52;NO)復号処理を終了する。
【0112】
次に、復号された動画像情報と実際の出力画像の関係について、図8を用いて説明する。
【0113】
先ず、図8(a)に示す場合は、復号開始時の処理とシームレス再生ができないセル20の接続処理を示す。
【0114】
すなわち、当該処理においては、先ず、復号開始時においては、復号開始のためのシーケンス処理を行う。すなわち、デコード開始準備を行い(図8(a)タイミングT4参照)、開始位置まで復号(図8(a)タイミングT5参照)し、復号した画像に表示切替を行う(図8(a)タイミングT6参照)。この処理はデコーダ103等を初期化してバッファメモリ102からデコーダ103へデータストリームを入力する等の制御を行い、開始フレームに到達した時点で映像セレクタ108をフレームメモリ107から復号した画像に切り替える処理に相当する。
【0115】
次に、連続再生不可能なセル20の接続時には、二つの連続した処理を続けて行う。すなわち、終了処理として、直前セル最終ピクチャで画像をフレームメモリ107へ取得し(図8(a)タイミングT1参照)、静止画像CPとしてのフレームメモリ映像に表示切替を行い(図8(a)タイミングT2参照)、復号終了処理を行う(図8(a)タイミングT3参照)。この処理はデコーダ103を制御し終了フレームを判断したら、フレームメモリ107へ最終ピクチャを取得し、映像セレクタ108をフレームメモリ107側に切り替えて静止画像CPを表示しつつ、バッファメモリ102からのデータストリーム入力を停止するなどの処理に相当する。
【0116】
次に、開始処理として、上記復号開始時のシーケンス処理と同じ処理を行う。
【0117】
一方、図8(b)はシームレス再生可能なセル20の接続処理を示す。元々シームレス再生用に符号化されているため、基本的にそのままで問題なく接続できる。
【0118】
更に、図8(c)は実施形態の疑似シームレス再生可能なセル20の接続処理を示す。直後セルの開始VOBユニット131が未完結のGOPか否かを判断し、未完結のGOPならば上記ステップS47の処理を行って(図8(c)タイミングT1参照)、参照ミスによる画像の崩れを防止し(図8(c)タイミングT2参照)、同期を取り直して(図8(c)タイミングT2参照)接続処理が完了する。
【0119】
以上説明したように、実施形態に係る情報再生装置Sの動作によれば、終了VOBユニット130と直前セルとの関係並びに開始VOBユニット131と直後セルとの関係を検出し、夫々の検出結果に基づいてシームレス再生を行うので、簡易な装置構成より直前セルと直後セルとをスムーズに接続した状態で再生することができる。
【0120】
また、終了VOBユニット130の終了位置と直前セルの終了位置とが不一致であるとき又は開始VOBユニット131の開始位置と直後セルの開始位置とが不一致であるとき、終了VOBユニット130又は開始VOBユニット131の再生を禁止する構成の場合は、編集者の意図に沿って夫々を接続再生することができる。
【0121】
更に、終了VOBユニット130の終了位置と直前セルの終了位置とが不一致であるとき又は開始VOBユニット131の開始位置と直後セルの開始位置とが不一致であるとき、終了VOBユニット130又は開始VOBユニット131を含めて再生する構成の場合は、動画像情報をもれなく再生しつつ接続再生することができる。
【0122】
更にまた、直前セルと直後セルの属性を夫々検出し、その検出結果に応じて接続するので、不自然な再生状態となることなく接続して再生することができる。
【0123】
なお、上述した実施形態では、ディスクドライブ101としては、例えばHDD(Hard Disc Drive)でもよいし、DVD−RAM(DVD‐Random Access Memory)でもよく、MPEG2規格に則ったデータストリームを蓄え得る全てのメディアに適用可能である。
【0124】
更に、上述した実施の形態ではセル20とVOBユニット30を含む管理情報を用いて説明したが、独自フォーマットのファイルシステムであっても、MPEG規格に則ったデータストリームを、GOP単位以下に分割した形で記録又は編集して再生する機器で有れば同様に適用可能である。
【0125】
更にまた、図4、図5又は図7に示すフローチャートに対応するプログラムをフレキシブルディスク又はハードディスク等の情報記録媒体に記録しておき、或いはインターネット等のネットワークを介して取得して記録しておき、これを汎用のマイクロコンピュータ等により読み出して実行することで、当該マイクロコンピュータ等を実施形態のCPU104として機能させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVD規格における物理的記録フォーマットを示す図である。
【図2】DVD規格におけるGOPの構成を示す図である。
【図3】実施形態の情報再生装置の概要構成を示す図であり、(a)は当該概要構成を示すブロック図であり、(b)はその機能ブロック図である。
【図4】実施形態の連続再生処理を示すフローチャートであり、(a)は全体構成を示すフローチャートであり、(b)はデータ読込処理を示すフローチャートである。
【図5】実施形態の再生用セル情報の生成処理を示すフローチャートである。
【図6】実施形態の連続処理を示す図であり、(a)は第一の例を示す図であり、(b)は第二の例を示す図であり、(c)は第三の例を示す図であり、(d)は第四の例を示す図であり、(e)は第五の例を示す図である。
【図7】実施形態のデコード制御処理を示すフローチャートである。
【図8】実施形態の再生制御例を示す図であり、(a)は第一の例を示す図であり、(b)は第二の例を示す図であり、(c)は第三の例を示す図である。
【符号の説明】
S…情報再生装置
100…DVD
101…ディスクドライブ
102…バッファメモリ
103…デコーダ
104…CPU
105…メモリ
106…D/Aコンバータ
107…フレームメモリ
108…映像セレクタ
109…エンコーダ
112…バス
130…終了VOBユニット
131…開始VOBユニット

Claims (10)

  1. 一又は複数の第1情報単位により構成されている第2情報単位を一又は複数含んで構成されている第1再生情報と、一又は複数の前記第1情報単位により構成されている前記第2情報単位を一又は複数含んで構成されている第2再生情報と、が予め記録されている記録媒体から前記第2再生情報を前記第1再生情報に接続して再生する情報再生装置において、
    前記第1再生情報における最後の前記第1情報単位である最終第1情報単位と当該第1再生情報における最後の前記第2情報単位である最終第2情報単位との関係を検出する第1検出手段と、
    前記第2再生情報における最初の前記第1情報単位である開始第1情報単位と当該第2再生情報における最初の前記第2情報単位である開始第2情報単位との関係を検出する第2検出手段と、
    前記第1検出手段における検出結果及び前記第2検出手段における検出結果に基づいて、前記第2再生情報を前記第1再生情報に接続して再生するための接続再生情報を生成する生成手段と、
    前記生成された接続再生情報に基づいて、前記第1再生情報及び前記第2再生情報を再生する再生手段と、
    を備えることを特徴とする情報再生装置。
  2. 請求項1に記載の情報再生装置において、
    前記生成手段は、前記最終第1情報単位の再生終了タイミングと前記最終第2情報単位の再生終了タイミングとが不一致であるとき、前記最終第1情報単位に含まれている情報の再生を禁止して前記第2再生情報を前記第1再生情報に接続するように前記接続再生情報を生成することを特徴とする情報再生装置。
  3. 請求項1に記載の情報再生装置において、
    前記生成手段は、前記最終第1情報単位の再生終了タイミングと前記最終第2情報単位の再生終了タイミングとが不一致であるとき、前記最終第1情報単位に含まれている情報の再生を許可して前記第2再生情報を前記第1再生情報に接続するように前記接続再生情報を生成することを特徴とする情報再生装置。
  4. 請求項1又は2に記載の情報再生装置において、
    前記生成手段は、前記開始第1情報単位の再生開始タイミングと前記開始第2情報単位の再生開始タイミングとが不一致であるとき、前記開始第1情報単位に含まれている情報の再生を禁止して前記第2再生情報を前記第1再生情報に接続するように前記接続再生情報を生成することを特徴とする情報再生装置。
  5. 請求項1又は3に記載の情報再生装置において、
    前記生成手段は、前記開始第1情報単位の再生開始タイミングと前記開始第2情報単位の再生開始タイミングとが不一致であるとき、前記開始第1情報単位に含まれている情報の再生を許可して前記第2再生情報を前記第1再生情報に接続するように前記接続再生情報を生成することを特徴とする情報再生装置。
  6. 請求項2から5のいずれか一項に記載の情報再生装置において、
    前記最終第2情報単位の属性と、前記開始第2情報単位の属性と、を検出する属性検出手段を更に備え、
    前記生成手段は、前記属性検出手段における検出結果に基づき、前記開始第2情報単位の属性が前記終了第2情報単位に接続して再生することが可能な属性であるとき、前記接続再生情報を生成することを特徴とする情報再生装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の情報再生装置において、
    前記開始第1情報単位内には、複数の静止画像により構成される静止画像群が一又は複数含まれていると共に、
    前記生成手段は、前記開始第1情報単位内の先頭にある前記静止画像群が予め設定された規格上当該静止画像群として完結していない当該静止画像群である未完結静止画像群であるとき、当該未完結静止画像群に含まれている前記静止画像の一部の再生を禁止しつつ前記第1再生情報と前記第2再生情報とを接続して再生することを特徴とする情報再生装置。
  8. 一又は複数の第1情報単位により構成されている第2情報単位を一又は複数含んで構成されている第1再生情報と、一又は複数の前記第1情報単位により構成されている前記第2情報単位を一又は複数含んで構成されている第2再生情報と、が予め記録されている記録媒体から前記第2再生情報を前記第1再生情報に接続して再生する情報再生方法において、
    前記第1再生情報における最後の前記第1情報単位である最終第1情報単位と当該第1再生情報における最後の前記第2情報単位である最終第2情報単位との関係を検出する第1検出工程と、
    前記第2再生情報における最初の前記第1情報単位である開始第1情報単位と当該第2再生情報における最初の前記第2情報単位である開始第2情報単位との関係を検出する第2検出工程と、
    前記第1検出工程における検出結果及び前記第2検出工程における検出結果に基づいて、前記第2再生情報を前記第1再生情報に接続して再生するための接続再生情報を生成する生成工程と、
    前記生成された接続再生情報に基づいて、前記第1再生情報及び前記第2再生情報を再生する再生工程と、
    を備えることを特徴とする情報再生方法。
  9. 一又は複数の第1情報単位により構成されている第2情報単位を一又は複数含んで構成されている第1再生情報と、一又は複数の前記第1情報単位により構成されている前記第2情報単位を一又は複数含んで構成されている第2再生情報と、が予め記録されている記録媒体から前記第2再生情報を前記第1再生情報に接続して再生する情報再生装置に含まれるコンピュータを、
    前記第1再生情報における最後の前記第1情報単位である最終第1情報単位と当該第1再生情報における最後の前記第2情報単位である最終第2情報単位との関係を検出する第1検出手段、
    前記第2再生情報における最初の前記第1情報単位である開始第1情報単位と当該第2再生情報における最初の前記第2情報単位である開始第2情報単位との関係を検出する第2検出手段、
    前記第1検出手段における検出結果及び前記第2検出手段における検出結果に基づいて、前記第2再生情報を前記第1再生情報に接続して再生するための接続再生情報を生成する生成手段、及び、
    前記生成された接続再生情報に基づいて、前記第1再生情報及び前記第2再生情報を再生する再生手段、
    として機能させることを特徴とする情報再生用プログラム。
  10. 請求項9に記載の情報再生用プログラムが前記コンピュータで読取可能に記録されていることを特徴とする情報記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009515285A (ja) * 2005-11-07 2009-04-09 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 光ディスクのプログラムを編集する方法及び装置
WO2010084781A1 (ja) * 2009-01-26 2010-07-29 パナソニック株式会社 映像記録装置

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