JP2004126910A - 帳票受付装置および帳票受付処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者が窓口に出向くことなく振込みや公共料金の支払い等を容易に不正なく行うことのできる帳票受付装置および方法を提供すること。
【解決手段】利用者は携帯型情報端末2を利用して帳票の画像データを取りこむかあるいは帳票を特定する文字データを入力し、これらのデータをセンタ(帳票受付装置)1へ送信する。センタ1では送信されたデータから帳票種別を判別し、データ入力用のWebフォームを生成して利用者に送信する。利用者はWebフォーム内の記入内容の確認を行い、クレジットカード番号や暗証番号をWebフォームに入力し、入力済みWebフォームをセンタ1に送信する。センタ1では入力済みWebフォームのデータにしたがって帳票の受付け業務手続を実施する。センタ1で受付け処理手続き完了後には、完了通知を利用者に送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】利用者は携帯型情報端末2を利用して帳票の画像データを取りこむかあるいは帳票を特定する文字データを入力し、これらのデータをセンタ(帳票受付装置)1へ送信する。センタ1では送信されたデータから帳票種別を判別し、データ入力用のWebフォームを生成して利用者に送信する。利用者はWebフォーム内の記入内容の確認を行い、クレジットカード番号や暗証番号をWebフォームに入力し、入力済みWebフォームをセンタ1に送信する。センタ1では入力済みWebフォームのデータにしたがって帳票の受付け業務手続を実施する。センタ1で受付け処理手続き完了後には、完了通知を利用者に送信する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯型情報端末とセンタ(帳票受付装置)の間で、ネットワークを介して帳票の画像データとWebフォームの入力データの受け渡しを行うことによって、帳票の受付け処理を実施する帳票受付技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、口座振込み,公共料金の振込,あるいは商品の購入などのサービスを利用しようとするとき、利用者は銀行やコンビニエンスストアといった帳票取扱いのできる窓口へ帳票を持ち込んで直接手続きするか、自動受付が可能な現金自動取引装置等の設置された場所へ帳票を持ち込み、帳票を自動機に挿入することで受付けサービスを利用する方法等が知られている。
【0003】
例えば、銀行などの窓口で帳票の画像を読み取り、その読み取った画像に基づいて帳票の種類を判別するようにしたものがある(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)。また読み取った画像から文字列を抽出して文字認識し、認識結果と予め保存してある帳票種別判別用のキーワードとを照合して帳票の種別を判別するものもある(例えば、特許文献3参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平2000−251012号公報(第3―11頁、図1)
【特許文献2】
特開平2001−184453号公報(第3−11頁、図1)
【特許文献3】
特開平2001−202466号公報(第2−4頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法によると、口座振込み,公共料金の振込,あるいは商品の購入などのサービスを利用しようとするとき、利用者は銀行やコンビニエンスストアといった帳票取扱いのできる窓口あるいは自動受付が可能な現金自動取引装置等の設置された場所へ帳票を持ち込まなければならず、利用者にとって負担が多くめんどうであるという問題がある。
【0006】
本発明の目的は、利用者が窓口に出向くことなく振込みや公共料金の支払いあるいは商品の注文を容易に、かつ不正なく行うことのできる帳票受付け技術を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、市場に流通している帳票を、画像入力手段を備えインターネットなどの通信網に接続可能な携帯情報端末または携帯電話等(以下、本明細書ではPDA(Personal Digital Assistants)などの携帯情報端末や携帯電話等をまとめて単に「携帯型情報端末」という)を用いて画像データを取りこむかあるいは帳票を特定する文字データを入力し、ネットワークを介してこれらのデータを受け渡しするようにしたものである。
【0008】
さらに具体的に記すと、利用者は、画像入力の手段を備えた携帯型情報端末を利用して帳票の画像データを取りこむかあるいは帳票を特定する文字データを入力し、これらのデータを通信網を介してセンタ(帳票受付装置)のサーバへ送信する。
【0009】
センタ(帳票受付装置)では、携帯型情報端末から送信された前記データから帳票種別を判別し、あるいは文字認識手段を用いて帳票の金額欄や期限欄の読み取りを行った後、データ入力用のWebフォームを生成し、生成したWebフォームを利用者に送信する。
【0010】
利用者は、携帯型情報端末を用いて、センタ(帳票受付装置)から送信されたWebフォームを受信し、そのWebフォーム内の記入内容の確認を行い、クレジットカード番号や暗証番号をWebフォームに入力し、入力済みのWebフォームをセンタに送信する。
【0011】
センタ(帳票受付装置)では、利用者から送られてきた入力済みのWebフォームのデータにしたがって帳票の受付け業務手続を実施する。センタ(帳票受付装置)で受付け処理手続き完了後には、完了通知を利用者の携帯型情報端末に送信する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面を用いて詳細に説明する。
(第1実施例)
図1は、本発明の第1実施例にかかる振込システムの構成図であり、図2は、本発明の第1実施例における振込処理を説明するためのフローチャートである。
【0013】
図1に示すように、本実施例にかかる振込システムは、センタ1、携帯型情報端末(PDAなどの携帯情報端末または携帯電話等)2、およびセンタ1と携帯型情報端末2を結ぶインターネットあるいは公衆回線網などの通信網3から構成される。
【0014】
センタ1は、センタ1の全体の制御を行う制御サーバ11、利用者に関するデータを登録する利用者登録DB(データベース)12、帳票の種類などを認識する認識サーバ13、実際の業務を実行する業務サーバ14、帳票の種類や記載内容などを認識するためのデータを保持する帳票DB15を有する。
【0015】
携帯型情報端末2は、帳票の画像を入力するための例えば携帯電話が備えているカメラなどの画像入力部21、ガイダンスやWebフォームを表示する表示部22、キーなどからなる操作部23、通信網3を介してセンタ1との間で送受信を行う通信部24、各種制御や処理を行う処理部25、画像入力部21から入力された画像データや操作部23から入力されたデータやセンタ1から送信され通信部24で受信したWebフォームなどを記憶する記憶部26から構成される。
【0016】
図3は、帳票の一例として公共料金の払込帳票のフォーマットの一例を示す図である。同図において、30は公共料金の払込帳票、31は払込先の名称(払込会社名)、32は請求額記入欄、33は払込をするお客様名記入欄、34はお客様に割当てられたお客様番号記入欄、35は払込対象となる期間記入欄、36は納期限記入欄、37は顧客番号を示すバーコード欄、38は帳票の種類を示すバーコード欄、39は払込金額を示すバーコード欄、40は領収日付印押印欄である。
【0017】
本実施例にかかる振込処理では、図2のフローチャートに示すように、まずステップS1において、利用者が画像入力手段を備えた携帯型情報端末2を用いて上記図3に示したような公共料金や税金の振込依頼書などの帳票の全面あるいはバーコードなどの印刷された部分の画像を、画像入力部21によりスキャンし、帳票の画像データを携帯型情報端末2内の記憶部26に取込む。このとき、帳票への記入が必要な場合には、利用者が記入を済ませてから画像入力部21により画像を読み取る。
【0018】
ステップS2では、ステップS1において記憶部26に取込んだ帳票画像データを、公衆電話回線あるいはインターネットなどの通信網3を用いてセンタ1宛に送信する。
【0019】
センタ1における利用者登録DB12は、図4に示すように、利用者毎の氏名121、利用者番号122、宛先メールアドレス123、口座番号124、暗証番号125、クレジットカード番号126などを予め登録しておくデータベースである。
【0020】
帳票DB15は、帳票種類を識別するための特徴情報、帳票記載のデータ読取りのためのフォーマット情報、帳票を処理手続きするための業務手順を示す業務情報、Webフォーマットパタンなどを予め登録してあるデータベースである。
【0021】
帳票DB15は、帳票の各種類に対応付けて、その特徴情報とフォーマット情報と業務情報とWebフォーマットパタンを一体化して登録したデータベースであってもよいが、機能別に、帳票種類を識別するための特徴情報DB151、帳票記載のデータ読取りのためのフォーマット情報DB152、帳票を処理手続きするための業務手順を示す業務情報DB153、帳票の種類に対応したWebフォーマットパタンDB154に分割して設けてもよい。
【0022】
図5〜図8は帳票DB15を機能別に分けて示した図である。
図5は特徴情報DB151の一例であり、帳票の種類1511に対応させて、帳票表題や振込先などの印刷文字列1512、罫線の色情報・位置座標情報・形状1513、ロゴマークの色情報・位置座標情報・形状1514、帳票識別のためのID番号や帳票識別のためのバーコード情報1515など、帳票の特徴が登録されている。
【0023】
例えば本例では、水道料金払込票の場合、“水道料金”、“水道局”という文字列、当該水道料金払込票に使用されている罫線の色、位置、パターン、当該水道料金払込票に印刷されているロゴマーク、水道料金払込票であることを示すIDやバーコードなどが登録されていて、当該帳票がいかなる種類の帳票かを認識するために利用される。
【0024】
図6はフォーマット情報DB152の一例であり、帳票の種類1521に対応させて、読取りフィールドの位置と大きさ1522、桁枠線の有無と位置・大きさ1523、文字の大きさと間隔1524、文字の種類(数字、アルファベット、カナ、漢字、記号)1525、記載の種類(手書き、活字、手活混在)1526など、帳票記載のデータ読取り(文字認識など)のための情報が予め登録されている。
【0025】
図7は業務情報DB153の一例であり、帳票の種類1531に対応させて、当該帳票を処理するための手続きの業務手順1532が登録されている。
【0026】
図8は、WebフォーマットパタンDB154の一例であり、帳票の種類1541に対応させて、当該帳票にかかるWebフォーマットパタン1542が登録されている。なお、ここでWebフォーマットパタンとは、例えば後述する図9において、入力項目欄(図9の認識結果欄を含めて)に未記入のパタンである。
【0027】
ステップS3では、センタ1側の制御サーバ11が利用者の携帯型情報端末2から送られてきた帳票画像を受け取り、認識サーバ13により帳票DB15のうちの特徴情報DB151の内容を参照して帳票の種類を自動識別することで、利用者が要求している手続きの種類が公共料金の振込なのか、税金の納付なのか、商品の注文なのかといった判別をする。
【0028】
ステップS4では、受付け業務に必要な帳票の記載内容を文字認識手段を用いて帳票上から読取る。文字認識手段としては、認識サーバ13が、帳票DB15のうちの帳票フォーマット情報DB152に予め登録されている帳票読取りのための読取りフィールドの位置と大きさ、桁枠線の有無と位置・大きさ、文字の大きさと間隔、文字の種類(数字、アルファベット、カナ、漢字、記号)、記載の種類(手書き、活字、手活混在)などの帳票フォーマット情報(図6参照)を用いて、記載文字の読取ってその文字列を認識したり、バーコード情報の読取りを実施する。
【0029】
ステップS5では、ステップS3で判別した帳票種類に応じて、利用者に送信するためのWebフォームを生成する。
【0030】
Webフォームの生成は、各種帳票の種類のぞれぞれに対応して必要項目を定義したWebフォーマットパタンを、図8に示すように、帳票DB15のうちのWebフォーマットパタンDB154に予め登録しておき、Webフォーマット生成時にそのWebフォーマットパタン1542を抽出し、各入力フィールドに該当する文字などを組み込むことで実現される。
【0031】
このとき、ステップS4で読み取って文字認識した項目については、その文字認識結果をフォームの入力フィールド内に入力しておくことにより、後のステップS7で利用者が各項目を入力する負担を軽減することができる(図8参照)。
【0032】
ステップS6では、ステップS5で生成したWebフォームデータをセンタ1から利用者の携帯型情報端末2へ送信する。このとき、利用者登録DB12の中からステップS4にて帳票から読みとった利用者の氏名あるいは利用者番号を用いて予め利用者登録DB12に登録してある宛先メールアドレス123を検索し、当該利用者の宛先メールアドレス宛にWebフォームデータを送信する。これにより、第三者に個人情報が漏れたり、なりすましによる不正な手続きを防ぐことができる。
【0033】
ステップS7では、利用者は、センタ1から送られてきたWebフォームを携帯型情報端末2の通信部24で受信して表示部22に表示する。図9は、センタ1から送られてきて携帯型情報端末2の表示部22に表示されるWebフォームの一例を示す図である。利用者は、このWebフォーム内の各項目にデータを入力する。
【0034】
表示されたWebフォーム内の各入力項目は、上述したように帳票の文字認識結果が予め入力されているので、その内容を確認し、もし認識結果に誤りがある場合には入力データを訂正する。また、手続き処理に必要な情報で、帳票に未記載の情報については利用者が入力する。後のステップで個人認証をするために、クレジットカード番号や暗証番号などの個人認証情報をあわせて入力する。図10は、ステップS7において利用者が入力した後のWebフォームの一例を示す図である。
【0035】
ステップS8では、利用者は、図10に示す如き入力済みのWebフォームを携帯型情報端末2の通信部24を介してセンタ1宛てに送信する。
【0036】
ステップS9では、センタ1の制御サーバ11は、利用者の携帯型情報端末2から送られてきた入力済みのWebフォームを受取り、該Webフォームに入力されているデータを用いて、業務サーバ14が帳票DB15のうちの業務DB153を参照して帳票の手続きに必要な処理、例えば送金処理や振込み処理などの業務処理を実施する。
【0037】
このとき、ステップS4にて読取った帳票画像に、帳票の受付けの期限が設けられている場合には期限切れのチェックを行う。また、ステップS7にて利用者が入力したクレジットカード番号や暗証番号が、利用者登録DB12に予め登録してあるものと一致するかチェックを行う。
【0038】
ステップS10では、ステップS9までの帳票受付の手続きが完了したことを利用者の宛先メールアドレス宛てにメールで通知し、一連の帳票受付け業務が完了する。
【0039】
本実施例によれば、画像入力手段を有する携帯型情報端末を用いることにより、利用者が受付け窓口に出向くことなく、市場に流通している帳票をそのまま利用して、簡単な操作だけで各種公共料金の振込の受付手続や各種税金の受付け処理、商品注文などを受付けることが可能になる。また、暗証番号によるチェックが可能であるため、本人以外のなりすましなどによる不正が不可能となる。
【0040】
(第2実施例)
上記第1実施例は、携帯型情報端末で読み取った払込票の画像をセンタに送信し、センタで帳票の種類を判別し、判別した帳票の種類の入力Webフォーム画面を生成して利用者に送信するものであったが、第2実施例は、携帯型情報端末で帳票の種類、例えば「○○市水道料金払込票」または「帳票番号No.3」などのように帳票の種類を直接指定する情報(帳票の名称、帳票識別のためのID番号など)を入力してセンタに送信し、センタで予め登録してある各帳票の種類に対応する入力Webフォーム画面を選択して利用者に返信するようにしてもよい。
【0041】
図11は、第2実施例における帳票処理システムの処理手順を説明するためのフローチャートである。
【0042】
本実施例にかかる振込処理では、図11のフローチャートに示すように、まずステップS11において、利用者が携帯型情報端末2を用いて操作部23から例えば「○○市水道料金払込票」または「帳票番号No.3」などのように帳票の種類を直接指定する情報(帳票の名称、帳票識別のためのID番号など)を入力する。
【0043】
ステップS12では、ステップS11において利用者によって操作部2から入力された帳票の種類を直接指定する情報を、公衆電話回線あるいはインターネットなどの通信網3を用いてセンタ1宛に送信する。操作部2から入力された帳票の種類を直接指定する情報は記憶部26に一時記憶するようにしてもよい。
【0044】
ステップS13では、センタ1側の制御サーバ11が利用者の携帯型情報端末2から送られてきた帳票の種類を直接指定する帳票の名称やIDなどの情報を受け取り、利用者が要求している手続きの種類が公共料金の振込なのか、税金の納付なのか、商品の注文なのかといった判別し、利用者に送信するためのWebフォームを生成する。
【0045】
ステップS14では、ステップS13で生成したWebフォームデータをセンタ1から利用者の携帯型情報端末2へ送信する。
【0046】
ステップS15では、利用者は、センタ1から送られてきたWebフォームを携帯型情報端末2の通信部24で受信して表示部22に表示する。利用者は、これの内容を確認し、Webフォーム内の各項目にデータを入力する。後のステップで個人認証をするために、クレジットカード番号や暗証番号などの個人認証情報をあわせて入力する。
【0047】
ステップS16では、利用者は、入力済みのWebフォームを携帯型情報端末2の通信部24を介してセンタ1宛てに送信する。
ステップS17では、センタ1の制御サーバ11は、利用者の携帯型情報端末2から送られてきた入力済みのWebフォームを受取り、該Webフォームに入力されているデータを用いて、業務サーバ14が帳票DB15のうちの業務DB153を参照して帳票の手続きに必要な処理、例えば送金処理や振込み処理などの業務処理を実施する。
【0048】
また、ステップS15にて利用者が入力したクレジットカード番号や暗証番号が、利用者登録DB12に予め登録してあるものと一致するかチェックを行う。ステップS18では、ステップS17までの帳票受付の手続きが完了したことを利用者の宛先メールアドレス宛てにメールで通知し、一連の帳票受付け業務が完了する。
【0049】
本実施例によれば、画像入力手段がない携帯型情報端末を利用して各種公共料金の振込の受付手続や各種税金の受付け処理、商品注文などを受付けることが可能になる
【0050】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、利用者が帳票受付のサービスを受けるために利用者がいちいち窓口まで出向く必要がなく、市場に流通している帳票をそのまま利用可能で、また利用者が容易な操作のみで手続き可能であり、本人以外のなりすましなどによる不正ができない帳票受付システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる、帳票処理システムの構成図である。
【図2】本発明の第1実施例にかかる、帳票処理システムの処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の第1実施例にかかる、帳票(公共料金の払込帳票)のフォーマットの一例を示す図である。
【図4】本発明の第1実施例にかかる、利用者登録情報DBの一例を示す図である。
【図5】本発明の第1実施例にかかる、帳票の特徴情報DBの一例を示す図である。
【図6】本発明の第1実施例にかかる、フォーマット情報DBの一例を示す図である。
【図7】本発明の第1実施例にかかる、業務情報DBの一例を示す図である。
【図8】本発明の第1実施例にかかる、WebフォーマットパタンDBの一例を示す図である。
【図9】本発明の第1実施例にかかる、センタで生成して携帯型情報端末に表示するWebフォームの一例を説明する図である。
【図10】本発明の第1実施例にかかる、利用者が入力した後のWebフォームの一例を説明する図である。
【図11】本発明の第2実施例にかかる、帳票処理システムの処理手順を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1:センタ、
11:制御サーバ、
12:利用者登録DB、
13:認識サーバ、
14:業務サーバ、
15:帳票DB、
151:特徴情報DB、
152:フォーマット情報DB、
153:業務情報DB、
154:WebフォーマットパタンDB、
2:携帯型情報端末、
21:画像入力部、
22:表示部、
23:操作部、
24:通信部、
25:処理部、
26:記憶部、
30:帳票、
61:Webフォーム、
62:入力済みWebフォーム。
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯型情報端末とセンタ(帳票受付装置)の間で、ネットワークを介して帳票の画像データとWebフォームの入力データの受け渡しを行うことによって、帳票の受付け処理を実施する帳票受付技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、口座振込み,公共料金の振込,あるいは商品の購入などのサービスを利用しようとするとき、利用者は銀行やコンビニエンスストアといった帳票取扱いのできる窓口へ帳票を持ち込んで直接手続きするか、自動受付が可能な現金自動取引装置等の設置された場所へ帳票を持ち込み、帳票を自動機に挿入することで受付けサービスを利用する方法等が知られている。
【0003】
例えば、銀行などの窓口で帳票の画像を読み取り、その読み取った画像に基づいて帳票の種類を判別するようにしたものがある(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)。また読み取った画像から文字列を抽出して文字認識し、認識結果と予め保存してある帳票種別判別用のキーワードとを照合して帳票の種別を判別するものもある(例えば、特許文献3参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平2000−251012号公報(第3―11頁、図1)
【特許文献2】
特開平2001−184453号公報(第3−11頁、図1)
【特許文献3】
特開平2001−202466号公報(第2−4頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法によると、口座振込み,公共料金の振込,あるいは商品の購入などのサービスを利用しようとするとき、利用者は銀行やコンビニエンスストアといった帳票取扱いのできる窓口あるいは自動受付が可能な現金自動取引装置等の設置された場所へ帳票を持ち込まなければならず、利用者にとって負担が多くめんどうであるという問題がある。
【0006】
本発明の目的は、利用者が窓口に出向くことなく振込みや公共料金の支払いあるいは商品の注文を容易に、かつ不正なく行うことのできる帳票受付け技術を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、市場に流通している帳票を、画像入力手段を備えインターネットなどの通信網に接続可能な携帯情報端末または携帯電話等(以下、本明細書ではPDA(Personal Digital Assistants)などの携帯情報端末や携帯電話等をまとめて単に「携帯型情報端末」という)を用いて画像データを取りこむかあるいは帳票を特定する文字データを入力し、ネットワークを介してこれらのデータを受け渡しするようにしたものである。
【0008】
さらに具体的に記すと、利用者は、画像入力の手段を備えた携帯型情報端末を利用して帳票の画像データを取りこむかあるいは帳票を特定する文字データを入力し、これらのデータを通信網を介してセンタ(帳票受付装置)のサーバへ送信する。
【0009】
センタ(帳票受付装置)では、携帯型情報端末から送信された前記データから帳票種別を判別し、あるいは文字認識手段を用いて帳票の金額欄や期限欄の読み取りを行った後、データ入力用のWebフォームを生成し、生成したWebフォームを利用者に送信する。
【0010】
利用者は、携帯型情報端末を用いて、センタ(帳票受付装置)から送信されたWebフォームを受信し、そのWebフォーム内の記入内容の確認を行い、クレジットカード番号や暗証番号をWebフォームに入力し、入力済みのWebフォームをセンタに送信する。
【0011】
センタ(帳票受付装置)では、利用者から送られてきた入力済みのWebフォームのデータにしたがって帳票の受付け業務手続を実施する。センタ(帳票受付装置)で受付け処理手続き完了後には、完了通知を利用者の携帯型情報端末に送信する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面を用いて詳細に説明する。
(第1実施例)
図1は、本発明の第1実施例にかかる振込システムの構成図であり、図2は、本発明の第1実施例における振込処理を説明するためのフローチャートである。
【0013】
図1に示すように、本実施例にかかる振込システムは、センタ1、携帯型情報端末(PDAなどの携帯情報端末または携帯電話等)2、およびセンタ1と携帯型情報端末2を結ぶインターネットあるいは公衆回線網などの通信網3から構成される。
【0014】
センタ1は、センタ1の全体の制御を行う制御サーバ11、利用者に関するデータを登録する利用者登録DB(データベース)12、帳票の種類などを認識する認識サーバ13、実際の業務を実行する業務サーバ14、帳票の種類や記載内容などを認識するためのデータを保持する帳票DB15を有する。
【0015】
携帯型情報端末2は、帳票の画像を入力するための例えば携帯電話が備えているカメラなどの画像入力部21、ガイダンスやWebフォームを表示する表示部22、キーなどからなる操作部23、通信網3を介してセンタ1との間で送受信を行う通信部24、各種制御や処理を行う処理部25、画像入力部21から入力された画像データや操作部23から入力されたデータやセンタ1から送信され通信部24で受信したWebフォームなどを記憶する記憶部26から構成される。
【0016】
図3は、帳票の一例として公共料金の払込帳票のフォーマットの一例を示す図である。同図において、30は公共料金の払込帳票、31は払込先の名称(払込会社名)、32は請求額記入欄、33は払込をするお客様名記入欄、34はお客様に割当てられたお客様番号記入欄、35は払込対象となる期間記入欄、36は納期限記入欄、37は顧客番号を示すバーコード欄、38は帳票の種類を示すバーコード欄、39は払込金額を示すバーコード欄、40は領収日付印押印欄である。
【0017】
本実施例にかかる振込処理では、図2のフローチャートに示すように、まずステップS1において、利用者が画像入力手段を備えた携帯型情報端末2を用いて上記図3に示したような公共料金や税金の振込依頼書などの帳票の全面あるいはバーコードなどの印刷された部分の画像を、画像入力部21によりスキャンし、帳票の画像データを携帯型情報端末2内の記憶部26に取込む。このとき、帳票への記入が必要な場合には、利用者が記入を済ませてから画像入力部21により画像を読み取る。
【0018】
ステップS2では、ステップS1において記憶部26に取込んだ帳票画像データを、公衆電話回線あるいはインターネットなどの通信網3を用いてセンタ1宛に送信する。
【0019】
センタ1における利用者登録DB12は、図4に示すように、利用者毎の氏名121、利用者番号122、宛先メールアドレス123、口座番号124、暗証番号125、クレジットカード番号126などを予め登録しておくデータベースである。
【0020】
帳票DB15は、帳票種類を識別するための特徴情報、帳票記載のデータ読取りのためのフォーマット情報、帳票を処理手続きするための業務手順を示す業務情報、Webフォーマットパタンなどを予め登録してあるデータベースである。
【0021】
帳票DB15は、帳票の各種類に対応付けて、その特徴情報とフォーマット情報と業務情報とWebフォーマットパタンを一体化して登録したデータベースであってもよいが、機能別に、帳票種類を識別するための特徴情報DB151、帳票記載のデータ読取りのためのフォーマット情報DB152、帳票を処理手続きするための業務手順を示す業務情報DB153、帳票の種類に対応したWebフォーマットパタンDB154に分割して設けてもよい。
【0022】
図5〜図8は帳票DB15を機能別に分けて示した図である。
図5は特徴情報DB151の一例であり、帳票の種類1511に対応させて、帳票表題や振込先などの印刷文字列1512、罫線の色情報・位置座標情報・形状1513、ロゴマークの色情報・位置座標情報・形状1514、帳票識別のためのID番号や帳票識別のためのバーコード情報1515など、帳票の特徴が登録されている。
【0023】
例えば本例では、水道料金払込票の場合、“水道料金”、“水道局”という文字列、当該水道料金払込票に使用されている罫線の色、位置、パターン、当該水道料金払込票に印刷されているロゴマーク、水道料金払込票であることを示すIDやバーコードなどが登録されていて、当該帳票がいかなる種類の帳票かを認識するために利用される。
【0024】
図6はフォーマット情報DB152の一例であり、帳票の種類1521に対応させて、読取りフィールドの位置と大きさ1522、桁枠線の有無と位置・大きさ1523、文字の大きさと間隔1524、文字の種類(数字、アルファベット、カナ、漢字、記号)1525、記載の種類(手書き、活字、手活混在)1526など、帳票記載のデータ読取り(文字認識など)のための情報が予め登録されている。
【0025】
図7は業務情報DB153の一例であり、帳票の種類1531に対応させて、当該帳票を処理するための手続きの業務手順1532が登録されている。
【0026】
図8は、WebフォーマットパタンDB154の一例であり、帳票の種類1541に対応させて、当該帳票にかかるWebフォーマットパタン1542が登録されている。なお、ここでWebフォーマットパタンとは、例えば後述する図9において、入力項目欄(図9の認識結果欄を含めて)に未記入のパタンである。
【0027】
ステップS3では、センタ1側の制御サーバ11が利用者の携帯型情報端末2から送られてきた帳票画像を受け取り、認識サーバ13により帳票DB15のうちの特徴情報DB151の内容を参照して帳票の種類を自動識別することで、利用者が要求している手続きの種類が公共料金の振込なのか、税金の納付なのか、商品の注文なのかといった判別をする。
【0028】
ステップS4では、受付け業務に必要な帳票の記載内容を文字認識手段を用いて帳票上から読取る。文字認識手段としては、認識サーバ13が、帳票DB15のうちの帳票フォーマット情報DB152に予め登録されている帳票読取りのための読取りフィールドの位置と大きさ、桁枠線の有無と位置・大きさ、文字の大きさと間隔、文字の種類(数字、アルファベット、カナ、漢字、記号)、記載の種類(手書き、活字、手活混在)などの帳票フォーマット情報(図6参照)を用いて、記載文字の読取ってその文字列を認識したり、バーコード情報の読取りを実施する。
【0029】
ステップS5では、ステップS3で判別した帳票種類に応じて、利用者に送信するためのWebフォームを生成する。
【0030】
Webフォームの生成は、各種帳票の種類のぞれぞれに対応して必要項目を定義したWebフォーマットパタンを、図8に示すように、帳票DB15のうちのWebフォーマットパタンDB154に予め登録しておき、Webフォーマット生成時にそのWebフォーマットパタン1542を抽出し、各入力フィールドに該当する文字などを組み込むことで実現される。
【0031】
このとき、ステップS4で読み取って文字認識した項目については、その文字認識結果をフォームの入力フィールド内に入力しておくことにより、後のステップS7で利用者が各項目を入力する負担を軽減することができる(図8参照)。
【0032】
ステップS6では、ステップS5で生成したWebフォームデータをセンタ1から利用者の携帯型情報端末2へ送信する。このとき、利用者登録DB12の中からステップS4にて帳票から読みとった利用者の氏名あるいは利用者番号を用いて予め利用者登録DB12に登録してある宛先メールアドレス123を検索し、当該利用者の宛先メールアドレス宛にWebフォームデータを送信する。これにより、第三者に個人情報が漏れたり、なりすましによる不正な手続きを防ぐことができる。
【0033】
ステップS7では、利用者は、センタ1から送られてきたWebフォームを携帯型情報端末2の通信部24で受信して表示部22に表示する。図9は、センタ1から送られてきて携帯型情報端末2の表示部22に表示されるWebフォームの一例を示す図である。利用者は、このWebフォーム内の各項目にデータを入力する。
【0034】
表示されたWebフォーム内の各入力項目は、上述したように帳票の文字認識結果が予め入力されているので、その内容を確認し、もし認識結果に誤りがある場合には入力データを訂正する。また、手続き処理に必要な情報で、帳票に未記載の情報については利用者が入力する。後のステップで個人認証をするために、クレジットカード番号や暗証番号などの個人認証情報をあわせて入力する。図10は、ステップS7において利用者が入力した後のWebフォームの一例を示す図である。
【0035】
ステップS8では、利用者は、図10に示す如き入力済みのWebフォームを携帯型情報端末2の通信部24を介してセンタ1宛てに送信する。
【0036】
ステップS9では、センタ1の制御サーバ11は、利用者の携帯型情報端末2から送られてきた入力済みのWebフォームを受取り、該Webフォームに入力されているデータを用いて、業務サーバ14が帳票DB15のうちの業務DB153を参照して帳票の手続きに必要な処理、例えば送金処理や振込み処理などの業務処理を実施する。
【0037】
このとき、ステップS4にて読取った帳票画像に、帳票の受付けの期限が設けられている場合には期限切れのチェックを行う。また、ステップS7にて利用者が入力したクレジットカード番号や暗証番号が、利用者登録DB12に予め登録してあるものと一致するかチェックを行う。
【0038】
ステップS10では、ステップS9までの帳票受付の手続きが完了したことを利用者の宛先メールアドレス宛てにメールで通知し、一連の帳票受付け業務が完了する。
【0039】
本実施例によれば、画像入力手段を有する携帯型情報端末を用いることにより、利用者が受付け窓口に出向くことなく、市場に流通している帳票をそのまま利用して、簡単な操作だけで各種公共料金の振込の受付手続や各種税金の受付け処理、商品注文などを受付けることが可能になる。また、暗証番号によるチェックが可能であるため、本人以外のなりすましなどによる不正が不可能となる。
【0040】
(第2実施例)
上記第1実施例は、携帯型情報端末で読み取った払込票の画像をセンタに送信し、センタで帳票の種類を判別し、判別した帳票の種類の入力Webフォーム画面を生成して利用者に送信するものであったが、第2実施例は、携帯型情報端末で帳票の種類、例えば「○○市水道料金払込票」または「帳票番号No.3」などのように帳票の種類を直接指定する情報(帳票の名称、帳票識別のためのID番号など)を入力してセンタに送信し、センタで予め登録してある各帳票の種類に対応する入力Webフォーム画面を選択して利用者に返信するようにしてもよい。
【0041】
図11は、第2実施例における帳票処理システムの処理手順を説明するためのフローチャートである。
【0042】
本実施例にかかる振込処理では、図11のフローチャートに示すように、まずステップS11において、利用者が携帯型情報端末2を用いて操作部23から例えば「○○市水道料金払込票」または「帳票番号No.3」などのように帳票の種類を直接指定する情報(帳票の名称、帳票識別のためのID番号など)を入力する。
【0043】
ステップS12では、ステップS11において利用者によって操作部2から入力された帳票の種類を直接指定する情報を、公衆電話回線あるいはインターネットなどの通信網3を用いてセンタ1宛に送信する。操作部2から入力された帳票の種類を直接指定する情報は記憶部26に一時記憶するようにしてもよい。
【0044】
ステップS13では、センタ1側の制御サーバ11が利用者の携帯型情報端末2から送られてきた帳票の種類を直接指定する帳票の名称やIDなどの情報を受け取り、利用者が要求している手続きの種類が公共料金の振込なのか、税金の納付なのか、商品の注文なのかといった判別し、利用者に送信するためのWebフォームを生成する。
【0045】
ステップS14では、ステップS13で生成したWebフォームデータをセンタ1から利用者の携帯型情報端末2へ送信する。
【0046】
ステップS15では、利用者は、センタ1から送られてきたWebフォームを携帯型情報端末2の通信部24で受信して表示部22に表示する。利用者は、これの内容を確認し、Webフォーム内の各項目にデータを入力する。後のステップで個人認証をするために、クレジットカード番号や暗証番号などの個人認証情報をあわせて入力する。
【0047】
ステップS16では、利用者は、入力済みのWebフォームを携帯型情報端末2の通信部24を介してセンタ1宛てに送信する。
ステップS17では、センタ1の制御サーバ11は、利用者の携帯型情報端末2から送られてきた入力済みのWebフォームを受取り、該Webフォームに入力されているデータを用いて、業務サーバ14が帳票DB15のうちの業務DB153を参照して帳票の手続きに必要な処理、例えば送金処理や振込み処理などの業務処理を実施する。
【0048】
また、ステップS15にて利用者が入力したクレジットカード番号や暗証番号が、利用者登録DB12に予め登録してあるものと一致するかチェックを行う。ステップS18では、ステップS17までの帳票受付の手続きが完了したことを利用者の宛先メールアドレス宛てにメールで通知し、一連の帳票受付け業務が完了する。
【0049】
本実施例によれば、画像入力手段がない携帯型情報端末を利用して各種公共料金の振込の受付手続や各種税金の受付け処理、商品注文などを受付けることが可能になる
【0050】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、利用者が帳票受付のサービスを受けるために利用者がいちいち窓口まで出向く必要がなく、市場に流通している帳票をそのまま利用可能で、また利用者が容易な操作のみで手続き可能であり、本人以外のなりすましなどによる不正ができない帳票受付システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる、帳票処理システムの構成図である。
【図2】本発明の第1実施例にかかる、帳票処理システムの処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の第1実施例にかかる、帳票(公共料金の払込帳票)のフォーマットの一例を示す図である。
【図4】本発明の第1実施例にかかる、利用者登録情報DBの一例を示す図である。
【図5】本発明の第1実施例にかかる、帳票の特徴情報DBの一例を示す図である。
【図6】本発明の第1実施例にかかる、フォーマット情報DBの一例を示す図である。
【図7】本発明の第1実施例にかかる、業務情報DBの一例を示す図である。
【図8】本発明の第1実施例にかかる、WebフォーマットパタンDBの一例を示す図である。
【図9】本発明の第1実施例にかかる、センタで生成して携帯型情報端末に表示するWebフォームの一例を説明する図である。
【図10】本発明の第1実施例にかかる、利用者が入力した後のWebフォームの一例を説明する図である。
【図11】本発明の第2実施例にかかる、帳票処理システムの処理手順を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1:センタ、
11:制御サーバ、
12:利用者登録DB、
13:認識サーバ、
14:業務サーバ、
15:帳票DB、
151:特徴情報DB、
152:フォーマット情報DB、
153:業務情報DB、
154:WebフォーマットパタンDB、
2:携帯型情報端末、
21:画像入力部、
22:表示部、
23:操作部、
24:通信部、
25:処理部、
26:記憶部、
30:帳票、
61:Webフォーム、
62:入力済みWebフォーム。
Claims (3)
- 帳票を受付ける帳票受付装置であって、
帳票にかかる画像データまたは文字データを受信する受信手段と、
該受信手段で受信した前記帳票にかかる画像データまたは文字データに基づいて帳票の種類を認識する認識手段と、
該認識手段で認識した帳票の種類に対応するWebフォームを生成するフォーム生成手段と、
該Webフォーム生成手段で生成したWebフォームを送信するWebフォーム送信手段と、
該Webフォームデータ送信手段により送信されたWebフォームに必要事項が記入された入力済みWebフォームを受信する入力済みWebフォーム受信手段と、
該入力済みWebフォーム受信手段で受信した入力済みWebフォームのデータに従って帳票受付処理を行う受付処理手段と、
を備えることを特徴とする帳票受付装置。 - 請求項1に記載の帳票受付装置であって、
利用者の宛先メールアドレスを記憶する記憶手段を有し、前記Webフォーム送信手段は、該記憶手段に記憶している宛先メールアドレス宛に前記Webフォームを送信することを特徴とする帳票受付装置。 - 帳票を受付ける帳票受付装置と、該帳票受付装置に通信網を介して接続された携帯型情報端末を用いた帳票受付処理方法であって、
前記携帯型情報端末において、読みこまれた帳票画像データあるいは入力された帳票を特定する文字データを帳票受付センタに送信するステップと、
前記帳票受付装置において、前記帳票画像データあるいは文字データを受信するステップと、該受信した前記帳票画像データあるいは文字データに対応する帳票の種類を特定するステップと、該特定した帳票の種類に対応するWebフォームを生成するステップと、該生成したWebフォームを送信するステップと、
前記携帯型情報端末において、前記Webフォームを受信するステップと、受信したWebフォームに必要事項が入力された後、該入力済みWebフォームを前記帳票受付装置に送信するステップと、
前記帳票受付装置において、前記入力済みWebフォームを受信し、該入力済みWebフォームのデータに従って帳票受付処理を行うステップと、
を備えることを特徴とする帳票受付処理方法。
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2002
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