JP2004115395A5 - - Google Patents

Description

【０００５】
【課題の解決手段】
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、化粧効果を損なうことなく、のびが軽く、且つ、外観と塗布でラメ感があまり変わらない特性を有する化粧料を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、１）ラメ粉体５〜２０重量％と２）中空乃至は多孔性粉体２０〜５０重量％と３）１気圧、２５℃で液状を示す油脂３５〜５０重量％と４）油性増粘剤５〜１５重量％とを含有する化粧料がその様な特性を有していることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は以下に示す技術に関するものである。
（１）１）ラメ粉体５〜２０重量％と２）中空乃至は多孔性粉体２０〜５０重量％と３）１気圧、２５℃で液状を示す油脂３５〜５０重量％と４）油性増粘剤５〜１５重量％とを含有することを特徴とする化粧料。
（２）油性増粘剤が、デキストリン脂肪酸エステルであることを特徴とする、（１）に記載の化粧料。
（３）ラメ粉体が、反射光沢或いは干渉光沢の著しい扁平粉体であることを特徴とする、（１）又は（２）に記載の化粧料。
（４）ラメ粉体が、ポリエチレンテレフタレートやエポキシ樹脂の薄膜を積層した小片、ポリエチレンテレフタレートやエポキシ樹脂の薄膜に金属酸化物被覆層をはさみ積層した小片、及びポリエチレンテレフタレートやエポキシ樹脂の薄膜に金属を蒸着したものから選択されることを特徴とする、（１）〜（３）何れか１項に記載の化粧料。
（５）中空乃至は多孔性粉体が、球状乃至は変形した球状の粉体であることを特徴とする、（１）〜（４）何れか１項に記載の化粧料。
（６）１気圧、２５℃で液状を示す油脂が、炭化水素類乃至はトリグリセライド類であることを特徴とする、（１）〜（５）何れか１項に記載の化粧料。
（７）固形化粧料であることを特徴とする、（１）〜（６）何れか１項に記載の化粧料。
（８）アイグロスであることを特徴とする、（１）〜（７）何れか１項に記載の化粧料。
（９）外観において、透明な組成物の中に、ラメ光沢が認められるものであることを特徴とする、（１）〜（８）何れか１項に記載の化粧料。
（１０）黒乃至は灰色の中皿に充填されていることを特徴とする、（１）〜（９）何れか１項に記載の化粧料。

Claims (10)

1. １）ラメ粉体５〜２０重量％と２）中空乃至は多孔性粉体２０〜５０重量％と３）１気圧、２５℃で液状を示す油脂３５〜５０重量％と４）油性増粘剤５〜１５重量％とを含有することを特徴とする化粧料。
2. 油性増粘剤が、デキストリン脂肪酸エステルであることを特徴とする、請求項１に記載の化粧料。
3. ラメ粉体が、反射光沢或いは干渉光沢の著しい扁平粉体であることを特徴とする、請求項１又は２に記載の化粧料。
4. ラメ粉体が、ポリエチレンテレフタレートやエポキシ樹脂の薄膜を積層した小片、ポリエチレンテレフタレートやエポキシ樹脂の薄膜に金属酸化物被覆層をはさみ積層した小片、及びポリエチレンテレフタレートやエポキシ樹脂の薄膜に金属を蒸着したものから選択されることを特徴とする、請求項１〜３何れか１項に記載の化粧料。
5. 中空乃至は多孔性粉体が、球状乃至は変形した球状の粉体であることを特徴とする、請求項１〜４何れか１項に記載の化粧料。
6. １気圧、２５℃で液状を示す油脂が、炭化水素類乃至はトリグリセライド類であることを特徴とする、請求項１〜５何れか１項に記載の化粧料。
7. 固形化粧料であることを特徴とする、請求項１〜６何れか１項に記載の化粧料。
8. アイグロスであることを特徴とする、請求項１〜７何れか１項に記載の化粧料。
9. 外観において、透明な組成物の中に、ラメ光沢が認められるものであることを特徴とする、請求項１〜８何れか１項に記載の化粧料。
10. 黒乃至は灰色の中皿に充填されていることを特徴とする、請求項１〜９何れか１項に記載の化粧料。