JP2004112228A - 動画番組提供方法、視聴記録情報収集方法、番組データ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】完全に再生し終った時に限り当該番組の視聴記録を作成する第1のスクリプトを含んだ動画蓄積番組を放送し受信機に蓄積させ、これを再生して、対象蓄積番組完全視聴記録を受信機に記録し、特定のEM受信を契機に特別番組を選択するGUIを作成する第2のスクリプトを含むポータル番組を放送し、この番組受信中に特別番組へのリンク情報を含んだEMを放送局から発信させて、このリンク情報に基づいて対象蓄積番組完全視聴記録が一定条件を満たす時に限り前記特別番組を再生するためのGUIを生成させて特別な動画番組を提供する方法により上記課題を解決する。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、蓄積型デジタル放送における動画番組提供方法、視聴記録情報収集方法、および番組データに関する。
【0002】
【従来技術】
データ放送を伴うデジタル放送サービスとしては、BSデジタル放送が2000年よりサービスを開始した。デジタル放送に付随したデータ放送は、視聴者の側からも放送局側に情報を送ることができるという双方向機能を備えるなど、TV放送に様々な機能を付加できるため、その有効な利用方法が模索されている。さらに、2002年より蓄積型デジタル放送サービスを行うCSデジタル放送も開始された。
【0003】
蓄積型デジタル放送サービスは、ハードディスクを備えた蓄積型デジタル放送対応の受信機を対象としたサービスであって、蓄積を伴わない番組(以後「通常番組」あるいは「通常放送番組」と記す)の他に蓄積型の番組を放送するサービスである。蓄積型番組は受信されると自動的に受信機のハードディスクに保存され、視聴者は、任意の時間に蓄積された番組を再生して内容を視聴することができる。
【0004】
蓄積型番組を提供するデジタル放送サービスは、データ放送としてTV視聴に双方向性を付与できるという可能性と、蓄積番組を提供することによりオンデマンド的なサービスを提供可能であるという特徴を有しており、その特徴を生かした放送が提供されはじめている。例えば、特許文献1は、各視聴者への付加価値提供サービスとしてのデータ放送サービスを利用したポイントサービスを行うシステムに関するものである。特許文献1には、受信機の動作手順を記述したスクリプトを含んだデータ放送番組を受信機に受信させて、受信機に所望の動作をさせる仕掛けを利用したポイントサービスシステムが開示されている。しかしながら、特許文献1に開示されたシステムは蓄積型番組をサポートしていないデジタル放送サービスを前提としたシステムであるため、そのまま利用することはできない。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−170026号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、蓄積型デジタル放送の特徴を活用することにより、これをカスタマイズされた個客指向のメディアとするため、蓄積型放送番組の中で動画番組を頻繁に視聴する視聴者には、そのような視聴者だけにさらに特別な番組を提供可能とする番組提供方法、より確度の高い蓄積動画番組の視聴記録情報収集方法および番組データを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
課題を解決するための第1の発明は、
蓄積型デジタル放送サービスにおいて、一定の条件を満たす契約視聴者に特別な動画番組を提供する方法であって、
完全に再生し終った時に限り当該蓄積番組を視聴した記録を受信機の不揮発メモリに記録する第1のスクリプトを含んだ動画蓄積番組を放送し受信機に蓄積させる第1のステップ、
前記蓄積番組を再生し、完全に視聴した記録を動画番組視聴記録として受信機の不揮発メモリに記録する第2のステップ、
所定の条件を満たす視聴者のみ視聴可能な特別番組を放送して、受信機に蓄積させる第3のステップ、
特定のイベントメッセージ受信を契機に定められた動作を始める第2のスクリプトを含む通常放送番組を放送し受信機に受信させる第4のステップ、
特別番組へのリンク情報をデータとして含んだイベントメッセージを放送局から発信する第5のステップ、
前記通常番組を選局している受信機がこのイベントメッセージを受信することで、第2のスクリプトが動作し、前記動画番組視聴記録をチェックしてその記録内容が所定の条件を満たしているかどうか検査し、条件を満たしている時は、前記イベントメッセージに添付されたリンク情報に基づいて前記特別番組を再生するために選択可能とするユーザーインターフェースを生成する第6のステップ、
を順に実行して一定の条件を満たす契約視聴者に特別な動画番組を提供する方法である。
【0008】
ここで「スクリプト」とは、デジタル放送番組データの記述言語であるBML(Broadcast Markup Language)で記述されるファイルに含められたスクリプトのことを指す。デジタル放送の放送番組はBMLで記述される。複数のBMLファイルが集まって1つの通常放送のデータ放送番組あるいは蓄積型番組のデータとなる。
【0009】
BMLは、XML(eXtensible Markup Language)を基本にデータ放送用途に専用化した記述言語であって、データ放送画面上で動的な動作を表現を可能とするために、オブジェクト指向スクリプト言語の一つであるECMAScriptという手続き記述言語で処理手順を記述させることができる。従って、番組画面上で動的な表示を行うためには、BMLファイルの中に、動的な表示をさせる命令を上記ECMAScriptで記述したものを含ませればよい。以下これを「BMLスクリプト」または単に「スクリプト」と記載する。
【0010】
また、イベントメッセージとは、番組放送中に、放送局から発信されるメッセージ信号である。受信機はこのイベントメッセージを、番組の表示内容を変更させたり、何らかの割り込み処理を開始するトリガー信号として利用することができる。イベントメッセージはその種類を特定するIDを持ち、メッセージデータとしてテキストデータを添付することもできる。
【0011】
第1の発明に係る動画番組を提供する方法においては、特別番組を放送し受信機に蓄積させる第3のステップを、第2のステップまたは第1のステップの前に実行しても構わない。
【0012】
課題を解決する第2の発明は、動画蓄積番組を完全に再生し終った時に限り当該蓄積番組を視聴した記録を受信機の不揮発メモリに記録するスクリプトを含んだ動画蓄積番組を放送し受信機に蓄積させた後、このような蓄積番組を再生して視聴記録を受信機に記録蓄積し、一定のタイミングで蓄積された視聴記録をネットワーク上に設置されたセンターサーバーに送付させることにより、動画蓄積番組を完全に再生し終ったことを意味する視聴記録情報を収集する方法である。
【0013】
課題を解決する第3の発明は、動画番組再生終了時に限り発生するイベント信号をトリガとして起動し、当該番組識別情報およびその時の日付時刻を含む視聴記録情報を作成し、受信機の不揮発メモリに所定の書式で記録する一連の命令を記述したスクリプトを含むことにより、最後まで視聴された場合には自らその視聴記録を受信機に残す蓄積型のデジタル放送番組データである。
【0014】
課題を解決する第4の発明は、決められた種類のイベントメッセージをトリガとして起動して、受信機の不揮発メモリに記録されている特定のデータを参照し、それが所定の条件を満たしているかどうかを検査し、検査結果が肯定的なときのみ、イベントメッセージに添付されている情報から既に受信機に蓄積されている特定番組を再生するために選択可能とするグラフィカルユーザーインターフェースを生成する一連の命令を記述したスクリプトを含むことで、一定の条件を満たす視聴者にだけ特定の番組の視聴を可能とする制御機能を有するデジタル放送番組データである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下図面を用いて、本発明に係る動画番組提供方法の実施形態について説明する。図1は本発明に係るデジタル放送システムの全体概要図である。20は蓄積型デジタル放送をサービスする放送局である。29は放送波を送出する放送アンテナである。放送アンテナから送出される放送波は、中継衛星6または地上中継機7を介して、受信アンテナ39に受信される。放送局からは通常番組(蓄積型でない番組)、および、蓄積型番組が放送され、受信機30がこれらの放送を受信して視聴する時、またはハードディスクに蓄積後再生する時、番組データに含まれるBMLスクリプトが実行され番組の表示制御等が行われる。
【0016】
デジタル放送受信機30には、選局した放送局から放送されている通常番組のMPEG−2ストリームを復号して映像・音声信号に変換するMPEG2デコーダ、通常番組のBMLデータを受信して一時的に記憶保持する記録領域(以下「作業用メモリ」)、蓄積型放送番組を蓄積記録するハードディスク、および、MPEG−2形式で符号化されている蓄積された動画番組データを読み出し復号して動画・音声信号とし、かつ、番組データに記述されているBMLを解釈して、動画を表示する動画プレーン、静止画を表示する静止画プレーン、文字・図形(GUIのアイコン等)を表示する文字図形プレーンのそれぞれの画面を作成しそれらを適当に重ねて1つの画面に構成する表示エンジン、この表示エンジンがBMLスクリプトを実行する時などに一時的なデータを記憶するRAM(揮発性メモリ)、受信機30の電源が切れても記憶した内容を保持する不揮発メモリ、が備えられている。
【0017】
次に本発明に係る番組提供方法の概略を図4のフローチャートおよび図2、図3により説明する。
【0018】
まず、放送局は、対象蓄積型番組を放送する。なお、対象蓄積型番組は必ず動画番組であるとして以下の説明を続けてゆく。受信機30はこの番組を受信後ハードディスクに記録する(S10)。対象蓄積型番組は、放送局が本提供方法のためにその対象番組として指定した蓄積型番組であって、後述する視聴履歴を記録するスクリプトを含む動画番組である。その後視聴者は、リモコン操作によりこの蓄積番組を選択し番組を再生する(S22)。この蓄積番組を最後まで再生し、再生が終了すると前記表示エンジンの働きにより受信機内で動画番組の再生終了を意味する割込み信号が発生する。この割込み信号をトリガーとして、蓄積番組に含まれていたスクリプトが起動する。この結果視聴記録が作成され、受信機30の不揮発メモリの所定の領域に蓄積番組を特定する情報とともに記録される(S30)。図2は、ここまでの状態を模式的に表したものである。起動されるスクリプトは、図2では、対象番組視聴記録手段31として表示されている。
【0019】
次に放送局は、蓄積型番組である特別番組を放送する。特別番組は、全ての蓄積型デジタル放送契約した視聴者の受信機内部に記録される(S50)。相前後して放送局は通常番組であるポータル番組を放送する。ポータル番組は後述する特別番組リンク手段32として動作するスクリプトを含んだ通常番組である。ポータル番組は通常番組なので、選局している受信機はこの番組を受信し表示する(S52)。ポータル番組放送中に、放送局はイベントメッセージ(以下「EM」)を発信する。このEMを受信した受信機は、ポータル番組データに含まれるスクリプトを特別番組リンク手段32として起動する。その結果、一定の条件を満たす視聴者の受信機においては先の特別番組に遷移するボタンを入力待ち画面に表示させる(S60)。以後、一定の条件を満たす視聴者の受信機では、特別番組の再生が可能となる。図3は、ステップS50からS60までの状態を模式的に表したものである。
【0020】
この実施形態では、ポータル番組は、受信機30に最近(例えば、昨晩から今朝にかけて)蓄積された蓄積番組の紹介案内を行う番組として放送されるものであることを想定しているが、特別番組リンク手段32として動作するスクリプトを含んでいれば番組の内容はなんでもよい。
【0021】
次に、ステップS10からS30までを図5のフローチャートによりより詳しく説明する。対象蓄積番組を受信すると(S10)、対象番組は受信機30のハードディスクへ一旦記録される(S12)。対象蓄積番組データは、他の非対象蓄積番組のデータとともに常時自動的に受信機のハードディスクに記録蓄積される。通常、視聴者が受信機30のスイッチオンすると蓄積番組を再生していない状態では入力待ち画面が表示される(S20)。この入力待ち画面は、通常番組の表示領域を含んでいる。即ち、その時選局されている放送局の通常番組は入力待ち画面中に表示されている。あるタイミングで、視聴者はリモコン操作によりその時ハードディスクに存在している対象蓄積番組を選択して再生する(S22)。対象蓄積番組は動画番組なので、受信機30に搭載される表示エンジンの働きによりMPEGデータから復号されて動画音声信号として再生されるが、途中で中断することなく最後までの再生が終ると表示エンジンは内部信号(MediaStopped Event)を発生する。
【0022】
対象蓄積番組には、MediaStopped Eventをトリガーとして対象番組視聴記録手段31として動作を始めるスクリプトが記述されている。したがって、対象蓄積番組の再生が途中で中断されることなく最後まで進むと、対象番組視聴記録手段31が起動し、番組識別コード、その時の日付時刻を含む視聴履歴情報を作成して受信機の不揮発メモリのある領域に記録する(S30)。このようにして対象蓄積番組は、番組データの中に、自らが視聴された記録を自ら記録するしかけを有している。対象蓄積番組の再生が終了すると、受信機30は入力待ち画面の状態に戻る。対象蓄積番組の再生が中断した場合はステップS30は実行されずに即座に入力待ち画面の状態に戻る。
【0023】
次に、図4のステップS50からS60までを図6のフローチャートによりより詳しく説明する。
【0024】
受信機に特別な動画番組が蓄積された後(S50)、視聴者は、通常番組であるポータル番組を視聴する(S52)。ここで放送局から特定のID番号のEMを受信すると、ポータル番組に記述されているスクリプトが特別番組リンク手段32として起動される。特別番組リンク手段32は、まず、受信機に記録されている対象蓄積番組の視聴履歴情報を参照する(S62)。そして、一定の条件を満たしているかどうかを検査する(S63)。一定の条件は、放送局側で特別番組リンク手段32のスクリプトの記述により任意に設定可能である。例えば一定期間に一定数以上の対象番組を視聴しているかで条件を満たしているかを決めることができる。あるいは一定期間に一定時間以上の対象番組を視聴しているかどうかとしてもよい。この条件を満たしている場合には、特別番組を選択し再生を始めるGUI、例えばリンクボタンオブジェクトを作成し、ポータル番組画面に表示する(S64)。あるいは、単に、ポータル画面にメッセージを表示させて特別番組の存在を知らせ、視聴を促す。その後、元の状態、即ちEM受信前のポータル番組視聴中の状態に復帰する。
【0025】
ステップS63で、条件が満たされていない場合は、そのまま元の状態に復帰する。したがって条件を満たしていない視聴者は、特別番組は受信機内に蓄積されるが、特別番組へのリンクボタンが表示されず、また、その存在を知り得ないので、特別番組を視聴することはできない。
【0026】
以上説明したように、第1の発明の動画番組提供方法によれば、蓄積型放送番組の中で対象蓄積番組を頻繁に視聴する視聴者には、そのような視聴者だけにさらに特別な番組を提供可能とすることができ、デジタル放送サービスをよりカスタマイズされた個客指向のメディアとすることができる。また、特別番組へのリンク手段にEMを使用し、EMの添付テキストでリンク先を制御することで、特別番組毎にリンク先などの個別の作り込みを行う必要が無く、汎用性も備えることができる。次に第1の発明の方法を変形した第2の発明である視聴記録情報収集方法を説明する。
【0027】
図7は、第1の発明の動画番組提供方法の対象蓄積番組を利用した視聴記録情報収集方法の概要を説明する流れ図である。ステップS10からS30までの流れは図4と同じである。ステップS40において受信機30内に蓄積された視聴履歴記録を放送局等が設置するサーバーにアップロードする。視聴者が様々な対象蓄積番組を視聴すれば、その視聴記録は受信機内部に蓄積されてゆく。これを一定のタイミングで適当な方法で放送局が設置するセンターサーバーへアップロードすれば、センターサーバー側では、最後まで蓄積番組が再生されたことに基づいた視聴データを得ることができる。このような視聴データは、これまでの地上波放送を対象とする視聴率とは異質な情報であるということができる。これまでの視聴率情報はある時点で特定の放送局を選局していた視聴者がどれくらい存在していたかがわかるだけで、その局の番組をどのように見ていたのかについては何もわからない性格のものといってよかった。しかし、図7の方法で得られる視聴情報は、その蓄積番組が、最後まで再生され、最初から最後まで視聴されたことを意味するので、これらの視聴情報を集約することで視聴者がどのような番組を好むかについてのより信頼度の高い情報を得ることができる。
【0028】
ステップS40の視聴履歴記録をサーバーにアップロードする具体的な方法としては、例えば、特許文献1の段落[0030]で記載されているような、ポイント情報転送処理の手順を記述したスクリプトを、放送局が、1日1回とか週1回とか、ある程度の頻度で、必ず視聴者が選局するような通常番組のデータに含めて放送するというのが一つの方法である。ポイント情報を視聴記録情報に置換えればよい。このように第2の発明の視聴記録情報収集方法によっても、デジタル放送サービスをよりカスタマイズされた個客指向のメディアとすることができる。
【0029】
また、図5のステップS22からS30の動作を行う対象番組視聴記録手段31として動作するスクリプトを含んだ蓄積動画番組は、第1の発明の方法、第2の発明の方法で活用できるため、それ自体で価値のある番組データである。
【0030】
【発明の効果】
以上、詳しく説明したように、第1の発明に係る方法および第2の発明に係る方法は、蓄積型デジタル放送の特徴を活用することにより、これをカスタマイズされた個客指向のメディアとするため、蓄積型放送番組の中で動画番組を頻繁に視聴する視聴者には、そのような視聴者だけにさらに特別な番組を提供可能とする仕組み、より確度の高い動画番組の視聴記録情報収集方法を入手可能な仕組みを提供するという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタル放送システムの全体概要図である。
【図2】対象蓄積番組11が放送され、受信機に蓄積後再生中のデジタル放送システム全体の状態を模式的に表した全体概要図である。
【図3】特別番組12、ポータル番組13が放送され、ポータル番組受信視聴中のデジタル放送システム全体の状態を模式的に表した全体概要図である。
【図4】第1の発明に係る一定の条件を満たす契約視聴者に特別な動画番組を提供する方法の概略フローチャートである。
【図5】図4のフローのステップS10からS30を詳細に説明するフローチャートである。
【図6】図4のフローのステップS50からS60を詳細に説明するフローチャートである。
【図7】第2の発明に係る動画蓄積番組を完全に再生し終ったことを意味する視聴記録情報を収集する方法の処理内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
6 中継衛星
7 地上中継機
11 対象蓄積動画番組データ
12 特別動画番組データ
13 特別番組リンク手段を含む番組データ
20 放送局
29 放送アンテナ
30 受信機
31 対象番組視聴記録手段
32 特別番組リンク手段
33 TV表示モニタ
34 リモコン
39 受信アンテナ
Claims (5)
- 蓄積型デジタル放送サービスにおいて、一定の条件を満たす契約視聴者に特別な動画番組を提供する方法であって、
完全に再生し終った時に限り当該蓄積番組を視聴した記録を受信機の不揮発メモリに記録する第1のスクリプトを含んだ動画蓄積番組を放送し受信機に蓄積させる第1のステップ、
前記蓄積番組を再生し、完全に視聴した記録を動画番組視聴記録として受信機の不揮発メモリに記録する第2のステップ、
所定の条件を満たす視聴者のみ視聴可能な特別番組を放送して、受信機に蓄積させる第3のステップ、
特定のイベントメッセージ受信を契機に定められた動作を始める第2のスクリプトを含む通常放送番組を放送し受信機に受信させる第4のステップ、
特別番組へのリンク情報をデータとして含んだイベントメッセージを放送局から発信する第5のステップ、
前記通常番組を選局している受信機がこのイベントメッセージを受信することで、第2のスクリプトが動作し、前記動画番組視聴記録をチェックしてその記録内容が所定の条件を満たしているかどうか検査し、条件を満たしている時は、前記イベントメッセージに添付されたリンク情報に基づいて前記特別番組を再生するために選択可能とするユーザーインターフェースを生成する第6のステップ、
を順に実行して一定の条件を満たす契約視聴者に特別な動画番組を提供する方法。 - 請求項1に記載の一定の条件を満たす契約視聴者に特別な動画番組を提供する方法において、第3のステップを、第2のステップまたは第1のステップの前に実行する動画番組提供方法。
- 動画蓄積番組を完全に再生し終った時に限り当該蓄積番組を視聴した記録を受信機の不揮発メモリに記録するスクリプトを含んだ動画蓄積番組を放送し受信機に蓄積させた後、このような蓄積番組を再生して視聴記録を受信機に記録蓄積し、一定のタイミングで蓄積された視聴記録をネットワーク上に設置されたセンターサーバーに送付させることにより、動画蓄積番組を完全に再生し終ったことを意味する視聴記録情報を収集する方法。
- 動画番組再生終了時に限り発生するイベント信号をトリガとして起動し、当該番組識別情報およびその時の日付時刻を含む視聴記録情報を作成し、受信機の不揮発メモリに所定の書式で記録する一連の命令を記述したスクリプトを含むことにより、最後まで視聴された場合には自らその視聴記録を受信機に残す蓄積型のデジタル放送番組データ。
- 決められた種類のイベントメッセージをトリガとして起動して、受信機の不揮発メモリに記録されている特定のデータを参照し、それが所定の条件を満たしているかどうかを検査し、検査結果が肯定的なときのみ、イベントメッセージに添付されている情報から既に受信機に蓄積されている特定番組を再生するために選択可能とするグラフィカルユーザーインターフェースを生成する一連の命令を記述したスクリプトを含むことで、一定の条件を満たす視聴者にだけ特定の番組の視聴を可能とする制御機能を有するデジタル放送番組データ。
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JP2002270638A JP2004112228A (ja) | 2002-09-17 | 2002-09-17 | 動画番組提供方法、視聴記録情報収集方法、番組データ |
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2002
- 2002-09-17 JP JP2002270638A patent/JP2004112228A/ja active Pending
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