JP2004106787A

JP2004106787A - Working light mounting structure in mobile agricultural machine

Info

Publication number: JP2004106787A
Application number: JP2002275267A
Authority: JP
Inventors: Hidetomo Yamato; 大和　英知
Original assignee: Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Current assignee: Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date: 2002-09-20
Filing date: 2002-09-20
Publication date: 2004-04-08

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a working lamp having lower cost constitution while mounting the working light of a lighting means illuminating the front wheel and the ground surface on the side of the front wheel at the effective position in a mobile agricultural machine such as a tractor and a rice planting machine. <P>SOLUTION: The working lamps 24L, 24R are mounted to the inside of a front grille 20 so that the front surface of the working lights 24L, 24R face a cooling wind inlet ports 20a, 20b, the working lights 24L, 24R are constituted so as to adjust the optical axis, and widely illuminates from the front part of the front wheels 2, 2 and the ground surface of the further sides of the front wheels 2, 2. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタや田植機等の移動農機における作業灯の取付け構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、トラクタや田植機等の移動農機で畦道等を夜間走行する際においては、前輪を路肩から踏み外して転落事故につながる恐れがあり、この転落事故を防ぐために原動機部の側方を覆うサイドカバーに夜間作業燈火を装着した農用トラクタが知られている（例えば、特許文献１参照。）。
【０００３】
【特許文献１】
実開昭６１−９０６４９号公報（第４頁、第１図）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した夜間作業燈火は専ら前輪及び前輪付近の地表を照らすものであったので、例えば、耕耘作業時に既耕地に隣接する未耕地に向けて機体を旋回する場合、その境界線部分までの遠方を夜間作業燈火で照らすことが十分にできないと共に、夜間作業燈火をサイドカバーの横側方又は下側方に突出させて装着していたので外観上見苦しく、また夜間作業燈火とフラッシャーランプを前後一体に設けた他例においては、夜間作業燈火をラジエータ後方のエンジンルーム内に設けなければならず、この場合はエンジンの発生熱に影響されない耐熱型の夜間作業燈火を用いるか、或いはエンジンの発生熱から夜間作業燈火を守る遮熱板等を別途付加しなければならず安価に夜間作業燈火を装置できない欠点があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決することを目的として創案したものであって、車体の前部に設けた原動機部をボンネット、フロントグリル、及びサイドカバーで覆ってなる移動農機において、前記フロントグリルに前輪及び前輪側方の地表を照らす作業灯を付設したことを第１の特徴としている。
【０００６】
そして、作業灯の前面がフロントグリルに形成した冷却空気取入口に臨むように、フロントグリルの内側に作業灯を取付けたことを第２の特徴としている。
【０００７】
そして、作業灯を光軸調節可能に取付けたことを第３の特徴としている。
【０００８】
そして、作業灯をフロントグリルの左右に付設すると共に、機体の旋回に伴って旋回内側の作業灯を点灯させるように構成したことを第４の特徴としている。
【０００９】
そして、作業灯をフロントグリルの左右に付設すると共に、作業灯を左右単独、または左右同時点灯可能に構成したことを第５の特徴としている。
【００１０】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図１〜図３において、１は農業用トラクタであって、該トラクタ１は、前輪２，２及び後輪３，３を有する車体４の前部に、エンジン５及びラジェータ６等からなる原動機部７がボンネット８で覆われた状態で配設されると共に、その後方にハンドル９及び運転席１０等からなる操縦部１１を囲繞するキャビン１２と、さらに機体の後部に耕耘装置等を昇降可能に装着する作業機昇降機構Ａを備えており、これらの基本構成は何れも従来通りである。
【００１１】
そして、前記車体４は、エンジン５の側部に取付けるシャーシーフレーム１３と、エンジン５に連結するクラッチハウジング（不図示）、及びクラッチハウジングとミッションケース（不図示）とを一体的に連結する中間伝動ケース（不図示）等から構成され、前記クラッチハウジングと中間伝動ケースの上方にはオペレータが足を載せるステップ１４を設けている。
また、前記ステップ１４の後部からフェンダー１５，１５を後方に向けて連設し、後輪３の前方及び上方を覆うように構成している。
【００１２】
そして、前記エンジン５前方のシャーシーフレーム１３上には、図４及び図５に示すように、ラジエータ６、キャビン１２に備えるエアコン（不図示）のコンデンサ１６、エアークリーナ１７、及び該エアークリーナ１７の下方にはバッテリー１８等を配設してあり、その前方には目の粗いネットを張設した外気（冷却風）取入口１９を備えたフロントグリル２０、上方にはフロントグリル２０と同様に目の粗いネットを前面に張設した外気（冷却風）取入口８ａ備えた開閉自在なボンネット８、またラジエータ６の後方にはエンジンルームと区画するラジエータ隔壁２１を配置することにより、ラジエータ６を通過して熱せられた外気及びエンジン５の輻射熱がラジエータ６の前方に吹き返えさないようにすると共に、該ラジエータ６は全体的に閉鎖された空間内に配設された状態となって、フロントグリル２０の外気取り入れ部１９及びボンネット８の外気取入口８ａ以外から外気が流入しない構成になっている。
【００１３】
また、前記ラジエータ６の背面に位置し、エンジン５からの動力により回転駆動されるラジエータファンＦによって、フロントグリル２０の外気取入口１９及びボンネット８の外気取入口８ａから外気を吸引し、その外気を冷却風としてラジエータ６に供給している。
尚、上述したエンジン５、ラジエータ６、及びラジエータファンＦ等からなる原動機部７の両側は、左右のサイドカバー２２Ｌ，２２Ｒで覆われている。
【００１４】
次に本発明の特徴部分であるトラクタ１（移動農機）における作業灯の取付け構造ついて詳しく説明する。
【００１５】
上述したトラクタ１の原動機部７前方を覆うフロントグリル２０には、その上部に機体の前方を照らす左右の前照灯２３Ｌ，２３Ｒを設けると共に、更に下部の左右両側には、前輪２，２及び前輪２，２側方の地表を主に照らすための作業灯２４Ｌ，２４Ｒを、機体側面視で前輪２，２の前側斜め上方に相当する位置に設けられたフロントグリル２０の外気（冷却風）取入口２０ａ，２０ｂを利用して付設してある。
【００１６】
即ち、前記フロントグリル２０の外気（冷却風）取入口２０ａ，２０ｂには、目の粗いパンチングメタル２５，２５が張設してあり、該パンチングメタル２５，２５に作業灯２４Ｌ，２４Ｒの前面レンズの大きさに相当する穴２５ａ，２５ａを開け、その穴２５ａ，２５ａに作業灯２４Ｌ，２４Ｒの前面レンズをフロントグリル２０の内側から臨ませた状態で、当該作業灯２４Ｌ，２４Ｒをその支持部材であるプレート２６，２６にナット２７及びスプリングワッシャ２８を用いて装着する構成になっており、該ナット２７を緩めて作業灯２４Ｌ，２４Ｒ側の装着ボルト（不図示）を図４に示す軸線Ｘ−Ｘ中心に上下回動させれば、作業灯２４Ｌ，２４Ｒの光軸の上下調節が可能となるので、トラクタ１の作業内容に応じた的確な作業灯２４Ｌ，２４Ｒの照射範囲（図３に示すＬ１）を容易に設定することができる。
【００１７】
そして、図２に示すように、機体の最先端部に装備されているフロントグリル２０の下部に前輪２，２及び前輪２，２側方の地表を照らす作業灯２４Ｌ，２４Ｒを付設したので、該作業灯２４Ｌ，２４Ｒによって前輪２，２の前部から前輪２，２の更に側方の地表を広角的に明るく照らし（Ｌ１，Ｌ２）、特に機体旋回時の前輪２，２の操舵状態、並びに既耕地Ｇ１，Ｇ２と未耕地Ｇ３，Ｇ４との境界線を的確に捉えて未耕地Ｇ３，Ｇ４部分への迅速な向き変更を行うことができるようになる。
しかも、前記作業灯２４Ｌ，２４Ｒは、機体側面視で前輪２，２の前側斜め上方で、且つ該前輪２，２の上端よりも低く配置してあり、それにより作業灯２４Ｌ，２４Ｒ点灯（照射）時の前輪２，２の影が小さくなって広範な有効照射範囲が得られると共に、当該作業灯２４Ｌ，２４Ｒは、その照射対象である地表に近い位置に設けられているので低出力の作業灯であっても十分な照度が得られる。
【００１８】
また、前記フロントグリル２０には、外気（冷却風）取入口１９，２０ａ，２０ｂが設けてあり、またラジエータ６の後方に配置したラジエータ隔壁２１によって、エンジンルームの排風が前方のフロントグリル２０内に逆流することが防止されているので、該フロントグリル２０内は高温になることがなく、それ故、前記作業灯２４Ｌ，２４Ｒをフロントグリル２０の内側に取付けても耐熱性を必要とせず、従って作業灯２４Ｌ，２４Ｒ本体を安価な樹脂製のものにすることができる。
【００１９】
更に、前記作業灯２４Ｌ，２４Ｒの前面レンズがフロントグリル２０の外気（冷却風）取入口２０ａ，２０ｂに臨むように、フロントグリル２０の内側から作業灯２４Ｌ，２４Ｒを取付けてあるので、該作業灯２４Ｌ，２４Ｒとフロントグリル２０との一体感が生まれると共に、外気（冷却風）取入口２０ａ，２０ｂから取り入れられる外気によって作業灯２４Ｌ，２４Ｒ自体も冷却され、該作業灯２４Ｌ，２４Ｒの耐久性が向上する。
尚、前記作業灯２４Ｌ，２４Ｒをフロントグリル２０内に一体的に組み込むことも適宜なし得る。
【００２０】
次に、上述した左右の作業灯２４Ｌ，２４Ｒの点灯（照射）制御について説明する。
図６は、前記作業灯２４Ｌ，２４Ｒの点灯（照射）制御回路を示すブロック図であって、制御部５１はマイクロコンピュータ（ＣＰＵ，ＲＯＭ，ＲＡＭ等を含む）を用いて構成されており、その入力側には、左右の作業灯２４Ｌ，２４Ｒの各点灯スイッチ５２Ｌ，５２Ｒ、両作業灯２４Ｌ，２４Ｒの自動点灯スイッチ５３、前輪２，２の左右操舵角を検知する操舵角検出器（ポテンショメータ）５４等を入力インタフェース回路を介して接続する一方、出力側には、左右の作業灯２４Ｌ，２４Ｒが出力インタフェース回路を介して接続してある。
【００２１】
そして、図７は、前記作業灯２４Ｌ，２４Ｒの点灯（照射）制御に関する具体的なフローチャートを示したものであり、以下このフローチャートに基づいて説明する。
先ず、ステップＳ１及びＳ２においては、左右の作業灯２４Ｌ，２４Ｒの各点灯スイッチ５２Ｌ，５２Ｒを単独でＯＮ操作して、左右何れかの所望側の作業灯２４Ｌ，２４Ｒを点灯させるか、或いは両方の点灯スイッチ５２Ｌ，５２ＲをＯＮ操作することによって、左右両方の作業灯２４Ｌ，２４Ｒを同時点灯させるかを選択することができる。
【００２２】
つまり、左右の作業灯２４Ｌ，２４Ｒを左右単独、または左右同時点灯可能に構成することによって、既耕地Ｇ１，Ｇ２に沿わせて耕耘を行う隣接耕作作業の際、的確に既耕地Ｇ１，Ｇ２を照らしてこれに倣う前輪２，２の操舵を容易に行えるようにしてある。
【００２３】
次にステップＳ３では、左右の作業灯２４Ｌ，２４Ｒの自動点灯スイッチ５３の操作の有無を判断し、ＯＮであれば以降のステップＳ４及びＳ５において、前記ハンドル９の回動操作に伴う前輪２，２の操舵角の変化を操舵角検出器（ポテンショメータ）５４によって検出すると共に、前輪２，２が左方向または右方向に所定以上の操舵角で操舵されると、当該操舵方向の作業灯（２４Ｌ，２４Ｒ）を点灯（照射）するように構成してある。
【００２４】
したがって、上述した構成によれば、機体の旋回に伴ってその旋回方向内側となる作業灯（２４Ｌ，２４Ｒ）を自動点灯（照射）させて、トラクタ１の前輪２，２及び前輪２，２側方の地表を照らすことができるので、当該作業灯（２４Ｌ，２４Ｒ）は所謂コーナーライトとしての役目を果たして機体の旋回操作を的確に行うことができるようになる。
【００２５】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、フロントグリル２０に前輪２，２及び前輪２，２側方の地表を照らす作業灯２４Ｌ，２４Ｒを付設したので、夜間作業時、前記作業灯２４Ｌ，２４Ｒによって前輪２，２の前部から前輪２，２の更に側方の地表を広角的に明るく照らし（Ｌ１，Ｌ２）、特に機体旋回時の前輪２，２の操舵状態、並びに既耕地Ｇ１，Ｇ２と未耕地Ｇ３，Ｇ４との境界線を的確に捉えて未耕地Ｇ３，Ｇ４部分への迅速な向き変更を行うことができる。
【００２６】
また、作業灯２４Ｌ，２４Ｒの前面がフロントグリル２０の外気（冷却風）取入口２０ａ，２０ｂに臨むように、フロントグリル２０の内側から作業灯２４Ｌ，２４Ｒを取付けてあるので、該作業灯２４Ｌ，２４Ｒとフロントグリル２０との一体感が生まれると共に、外気（冷却風）取入口２０ａ，２０ｂから取り入れられる外気によって作業灯２４Ｌ，２４Ｒ自体も冷却され、該作業灯２４Ｌ，２４Ｒの耐久性が向上する。
しかも、フロントグリル２０内は高温になることがなく、それ故、作業灯２４Ｌ，２４Ｒをフロントグリル２０の内側に取付けても耐熱性を必要とせず、従って作業灯２４Ｌ，２４Ｒ本体を安価な樹脂製のものにすることができる。
【００２７】
そして、作業灯２４Ｌ，２４Ｒを光軸調節可能に取付けたことによって、作業内容に応じた的確な作業灯２４Ｌ，２４Ｒの照射範囲（図３に示すＬ１）を容易に設定することができる。
【００２８】
また、機体の旋回に伴って旋回内側の作業灯（２４Ｌ，２４Ｒ）を自動点灯させるように構成したので、当該作業灯（２４Ｌ，２４Ｒ）は所謂コーナーライトとしての役目を果たして機体の旋回操作を的確に行うことができるようになる。
【００２９】
また、左右の作業灯２４Ｌ，２４Ｒを左右単独、または左右同時点灯可能に構成することによって、既耕地Ｇ１，Ｇ２に沿わせて耕耘を行う隣接耕作作業の際、的確に既耕地Ｇ１，Ｇ２を照らしてこれに倣う前輪２，２の操舵を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】トラクタの側面図である。
【図２】同上平面図である。
【図３】同上正面図である。
【図４】作業灯の装着状態を示す側面図である。
【図５】同上平面図である。
【図６】作業灯の点灯制御回路を示すブロック図である。
【図７】同上フローチャートである。
【符号の説明】
２　　　前輪
４　　　走行機体
７　　　原動機部
８　　　ボンネット
２０　　フロントグリル
２０ａ　冷却風取入口
２２ｂ　冷却風取入口
２２Ｌ　サイドカバー
２２Ｒ　サイドカバー
２４Ｌ　作業灯
２４Ｒ　作業灯[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a work light mounting structure for a mobile agricultural machine such as a tractor or a rice transplanter.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when traveling on a ridgeway at night with a mobile agricultural machine such as a tractor or rice transplanter, the front wheel may be stepped off the shoulder and lead to a fall accident. There is known an agricultural tractor equipped with a night work light (for example, see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Laid-Open No. 61-90649 (page 4, FIG. 1)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the night work lights described above exclusively illuminate the front wheels and the ground surface near the front wheels, for example, when turning the aircraft toward uncultivated land adjacent to the cultivated land during tilling work, it is necessary to reach the boundary line portion. It is not possible to illuminate the distant place with the night work light sufficiently, and the night work light is protruded to the side or below the side cover, so it is unsightly in appearance, and the night work light and the flasher lamp are front and back. In another example, the night work light must be provided in the engine room behind the radiator. In this case, a heat-resistant night work light which is not affected by the heat generated by the engine is used, or the engine work A heat shield plate for protecting the night work light from heat must be separately added, so that the night work light cannot be installed at a low cost.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made for the purpose of solving the above problems, and in a mobile agricultural machine in which a motor unit provided in a front part of a vehicle body is covered with a bonnet, a front grill, and a side cover, The first feature is that a work light for illuminating the front surface of the front wheel and the side surface of the front wheel is additionally provided.
[0006]
The second feature is that the work light is mounted inside the front grill so that the front of the work light faces the cooling air intake formed in the front grill.
[0007]
The third feature is that the work lamp is mounted so that the optical axis can be adjusted.
[0008]
The fourth feature is that the work lights are provided on the left and right sides of the front grille, and the work lights inside the turning are turned on as the body turns.
[0009]
The fifth feature is that the work lights are provided on the left and right sides of the front grille, and the work lights are configured to be able to be turned on independently of the left and right or at the same time.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 to 3, reference numeral 1 denotes an agricultural tractor. The tractor 1 includes a motor unit including an engine 5, a radiator 6, and the like at a front portion of a vehicle body 4 having front wheels 2, 2 and rear wheels 3, 3. 7 is disposed in a state covered by a hood 8, and a cabin 12 surrounding a steering section 11 including a steering wheel 9 and a driver's seat 10 and a tilling device and the like can be raised and lowered at a rear portion of the fuselage. A work machine elevating mechanism A to be mounted is provided, and all of these basic configurations are conventional.
[0011]
The vehicle body 4 has a chassis frame 13 attached to a side portion of the engine 5, a clutch housing (not shown) connected to the engine 5, and an intermediate member for integrally connecting the clutch housing and a transmission case (not shown). A step 14 is provided above the clutch housing and the intermediate transmission case. The step 14 is for the operator to put his / her feet on the transmission case (not shown).
Further, fenders 15 and 15 are continuously provided rearward from the rear portion of the step 14 so as to cover the front and upper portions of the rear wheel 3.
[0012]
As shown in FIGS. 4 and 5, a radiator 6, a condenser 16 of an air conditioner (not shown) provided in the cabin 12, an air cleaner 17, and the air cleaner 17 are provided on the chassis frame 13 in front of the engine 5. A battery 18 and the like are disposed below the front grille 20, a front grille 20 having an outside air (cooling air) intake 19 having a coarse net stretched in front of the battery 18, and a front grille 20 similar to the front grille 20 above. The radiator 6 is provided by arranging an openable and closable bonnet 8 having an outside air (cooling air) intake 8a having a coarse net stretched on the front surface, and a radiator partition 21 behind the radiator 6 for partitioning from an engine room. The radiator 6 prevents the outside air heated and the radiant heat of the engine 5 from returning to the front of the radiator 6, and the radiator 6 Becomes disposed state in to closed space has a structure in which the outside air does not flow from outside the external air inlet 8a of the outside air intake portion 19 and the bonnet 8 of the front grill 20.
[0013]
Further, a radiator fan F, which is located on the back of the radiator 6 and is rotationally driven by the power from the engine 5, sucks outside air from the outside air intake 19 of the front grille 20 and the outside air intake 8a of the bonnet 8, and the outside air is sucked. Is supplied to the radiator 6 as cooling air.
Note that both sides of the motor unit 7 including the engine 5, the radiator 6, the radiator fan F, and the like are covered with left and right side covers 22L and 22R.
[0014]
Next, the work lamp mounting structure in the tractor 1 (mobile agricultural machine), which is a feature of the present invention, will be described in detail.
[0015]
The front grille 20 that covers the front of the motor unit 7 of the tractor 1 has left and right headlights 23L and 23R that illuminate the front of the fuselage at its upper part, and further has front wheels 2, 2 and Working lights 24L and 24R for mainly illuminating the ground surface on the sides of the front wheels 2 and 2 are provided outside the front grille 20 provided at a position corresponding to an obliquely upper front side of the front wheels 2 and 2 when viewed from the side of the fuselage. It is attached using the intakes 20a and 20b.
[0016]
That is, open-cut (cooling air) inlets 20a, 20b of the front grille 20 are provided with coarse-grained punching metals 25, 25, and the front lenses of the working lights 24L, 24R are attached to the punching metals 25, 25. Holes 25a, 25a corresponding to the size of the work lights 24L, 24R are opened in the holes 25a, 25a with the front lenses of the work lights 24L, 24R facing the inside of the front grill 20. The nuts 27 and the spring washers 28 are used to mount the nuts 27 on the plates 26, 26. The nuts 27 are loosened, and the mounting bolts (not shown) on the working lights 24L, 24R side are set on the axis X shown in FIG. If the work light 24L and 24R are vertically rotated about the -X center, the optical axes of the work lights 24L and 24R can be adjusted up and down. , It is possible to set the irradiation range of 24R (L1 shown in FIG. 3) easily.
[0017]
Then, as shown in FIG. 2, work lights 24L and 24R for illuminating the front wheels 2, 2 and the surface of the sides of the front wheels 2, 2 are provided below the front grille 20 provided at the foremost portion of the fuselage. The work lights 24L and 24R illuminate the front surface of the front wheels 2 and 2 from the front of the front wheels 2 and 2 to the side surface of the front wheels 2 and 2 in a wide-angle and bright manner (L1 and L2). In addition, the boundary between the cultivated lands G1, G2 and the uncultivated lands G3, G4 can be accurately grasped to quickly change the direction to the uncultivated lands G3, G4.
In addition, the work lights 24L, 24R are disposed obliquely above the front wheels 2, 2 and lower than the upper ends of the front wheels 2, 2 in a side view of the body, whereby the work lights 24L, 24R are turned on (irradiation). ), The shadows of the front wheels 2, 2 are reduced to obtain a wide effective irradiation range, and the work lights 24L, 24R are provided at positions near the ground surface to be irradiated, so that low-power work is performed. Even with a lamp, sufficient illuminance can be obtained.
[0018]
The front grill 20 is provided with outside air (cooling air) intakes 19, 20a, and 20b. The radiator partition 21 disposed behind the radiator 6 allows the exhaust air from the engine room to pass through the front grill 20 at the front. The inside of the front grille 20 does not become hot because it is prevented from flowing back into the inside of the front grille 20. Therefore, even if the work lights 24L and 24R are mounted inside the front grille 20, heat resistance is not required. Therefore, the working lamps 24L and 24R can be made of inexpensive resin.
[0019]
Further, the work lights 24L, 24R are mounted from the inside of the front grill 20 so that the front lenses of the work lights 24L, 24R face the outside air (cooling air) intakes 20a, 20b of the front grill 20. A sense of unity between the lights 24L, 24R and the front grille 20 is created, and the working lights 24L, 24R themselves are also cooled by the outside air taken from the outside air (cooling air) intakes 20a, 20b, so that the durability of the working lights 24L, 24R is improved. Is improved.
Incidentally, the work lights 24L and 24R may be integrated into the front grill 20 as appropriate.
[0020]
Next, lighting (irradiation) control of the left and right working lights 24L and 24R will be described.
FIG. 6 is a block diagram showing a lighting (irradiation) control circuit for the working lights 24L and 24R. The control unit 51 is configured using a microcomputer (including a CPU, a ROM, a RAM, and the like). On the input side, lighting switches 52L and 52R of the left and right working lights 24L and 24R, automatic lighting switches 53 of both working lights 24L and 24R, a steering angle detector (potentiometer) for detecting the left and right steering angles of the front wheels 2 and 2. 54 and the like are connected via an input interface circuit, and on the output side, left and right working lights 24L and 24R are connected via an output interface circuit.
[0021]
FIG. 7 shows a specific flowchart relating to lighting (irradiation) control of the work lamps 24L and 24R, and the following description will be made based on this flowchart.
First, in steps S1 and S2, the lighting switches 52L, 52R of the left and right working lights 24L, 24R are individually turned ON to light the desired working lights 24L, 24R on either the left or right, or both. By turning on the lighting switches 52L and 52R, it is possible to select whether to turn on both the left and right working lights 24L and 24R simultaneously.
[0022]
In other words, by configuring the left and right working lights 24L, 24R to be lit left and right alone or left and right simultaneously, at the time of the adjacent cultivation work in which the cultivation is performed along the cultivated lands G1, G2, the cultivated lands G1, G2 can be accurately adjusted. The front wheels 2 and 2 can be easily steered according to the light.
[0023]
Next, in step S3, it is determined whether or not the automatic lighting switch 53 of the left and right work lamps 24L, 24R has been operated. If it is ON, in steps S4 and S5, the front wheel 2, 2 is detected by a steering angle detector (potentiometer) 54, and when the front wheels 2, 2 are steered leftward or rightward at a steering angle greater than a predetermined value, a work light (24L) in the steering direction is used. , 24R) are turned on (irradiated).
[0024]
Therefore, according to the above-described configuration, the work lights (24L, 24R) located inside the turning direction are automatically turned on (irradiated) with the turning of the airframe, and the tractor 1 has the front wheels 2, 2 and the front wheels 2, 2 side. Since the work surface (24L, 24R) can serve as a so-called corner light, the turning operation of the aircraft can be performed accurately.
[0025]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, the front grille 20 is provided with the front wheels 2, 2 and the work lights 24L, 24R for illuminating the ground surface on the sides of the front wheels 2, 2, so that the work lights 24L, 24R are used during nighttime work. The front surface of the front wheels 2, 2 further illuminates the ground surface on the sides of the front wheels 2, 2 brightly in a wide angle (L1, L2), and particularly, the steering state of the front wheels 2, 2 during the turning of the aircraft, and the cultivated land G1, G2 and The boundary line between the cultivated lands G3 and G4 can be accurately grasped to quickly change the direction to the uncultivated lands G3 and G4.
[0026]
The work lights 24L and 24R are mounted from the inside of the front grill 20 so that the front faces of the work lights 24L and 24R face the outside air (cooling air) intakes 20a and 20b of the front grill 20. , 24R and the front grille 20, and the working lights 24L, 24R themselves are also cooled by the outside air taken from the outside air (cooling wind) intakes 20a, 20b, and the durability of the working lights 24L, 24R is improved. I do.
In addition, the inside of the front grill 20 does not become hot, and therefore, even if the working lights 24L and 24R are mounted inside the front grill 20, heat resistance is not required. Made of
[0027]
And, by attaching the work lights 24L, 24R so that the optical axis can be adjusted, it is possible to easily set an accurate irradiation range (L1 shown in FIG. 3) of the work lights 24L, 24R according to the work content.
[0028]
In addition, since the work lights (24L, 24R) inside the turn are automatically turned on as the machine turns, the work lights (24L, 24R) serve as so-called corner lights to perform the turning operation of the machine. Be able to do it accurately.
[0029]
Also, by arranging the left and right working lights 24L, 24R so that they can be turned on independently of the left and right or at the same time, the cultivated lands G1, G2 can be accurately positioned during the adjacent cultivation work in which the tilling is performed along the cultivated lands G1, G2. The front wheels 2 and 2 can be easily steered according to the light.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a tractor.
FIG. 2 is a plan view of the same.
FIG. 3 is a front view of the same.
FIG. 4 is a side view showing a mounted state of a work light.
FIG. 5 is a plan view of the same.
FIG. 6 is a block diagram showing a lighting control circuit of a work lamp.
FIG. 7 is a flowchart of the same.
[Explanation of symbols]
2 Front wheel 4 Traveling body 7 Engine unit 8 Bonnet 20 Front grille 20a Cooling air intake 22b Cooling air intake 22L Side cover 22R Side cover 24L Work light 24R Work light

Claims

車体（４）の前部に設けた原動機部（７）をボンネット（８）、フロントグリル（２０）、及びサイドカバー（２２Ｌ，２２Ｒ）で覆ってなる移動農機において、前記フロントグリル（２０）に前輪（２，２）及び前輪（２，２）側方の地表を照らす作業灯（２４Ｌ，２４Ｒ）を付設したことを特徴とする移動農機における作業灯の取付け構造。In a mobile agricultural machine in which a motor unit (7) provided at a front part of a vehicle body (4) is covered by a hood (8), a front grill (20), and side covers (22L, 22R), the front grill (20) A work light mounting structure for a mobile agricultural machine, wherein work lights (24L, 24R) for illuminating the surface of the front wheel (2, 2) and the side of the front wheel (2, 2) are provided.

作業灯（２４Ｌ，２４Ｒ）の前面がフロントグリル（２０）に形成した冷却風取入口（２０ａ，２０ｂ）に臨むように、フロントグリル（２０）の内側に作業灯（２４Ｌ，２４Ｒ）を取付けたことを特徴とする請求項１記載の移動農機における作業灯の取付け構造。The work lights (24L, 24R) are mounted inside the front grill (20) such that the front faces of the work lights (24L, 24R) face the cooling air inlets (20a, 20b) formed in the front grill (20). The mounting structure for a working light in a mobile agricultural machine according to claim 1, wherein:

作業灯（２４Ｌ，２４Ｒ）を光軸調節可能に取付けたことを特徴とする請求項１または請求項２記載の移動農機における作業灯の取付け構造。The work lamp mounting structure for a mobile agricultural machine according to claim 1 or 2, wherein the work lamps (24L, 24R) are mounted so that their optical axes can be adjusted.

作業灯（２４Ｌ，２４Ｒ）をフロントグリル（２０）の左右に付設すると共に、機体の旋回に伴って旋回内側の作業灯（２４Ｌ，２４Ｒ）を点灯させるように構成したことを特徴とする請求項１ないし請求項３の何れか一項記載の移動農機における作業灯の取付け構造。The work lights (24L, 24R) are provided on the left and right sides of the front grille (20), and the work lights (24L, 24R) inside the turning are turned on as the body turns. An installation structure for a working light in a mobile agricultural machine according to any one of claims 1 to 3.

作業灯（２４Ｌ，２４Ｒ）をフロントグリル（２０）の左右に付設すると共に、作業灯（２４Ｌ，２４Ｒ）を左右単独、または左右同時点灯可能に構成したことを特徴とする請求項１ないし請求項３の何れか一項記載の移動農機における作業灯の取付け構造。The work lights (24L, 24R) are attached to the left and right sides of the front grille (20), and the work lights (24L, 24R) are configured to be able to be turned on independently of the left and right or at the same time. 4. A structure for mounting a work light in the mobile agricultural machine according to any one of the above items 3.