JP2004104916A - トイレ機器用の制御電源 - Google Patents
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Abstract
【課題】トイレ室内等に設置される機器に搭載した、スイッチング電源コントローラ部のなかの、スイッチング電源にて生成されたDC24V電源から、CPU制御電圧を生成する電源ICにおいて、入力電圧が高いため、電源ICの入出力電圧差が大きくなり、レギュレータの部品自身の消費が非常に大きくなることを、改善する機能を提供する。
【解決手段】トイレ未使用時、ある一定時間経過後、CPUよりスイッチング電源コントロール用カプラを介して、スイッチングIC内部のクランプを外し、スイッチング動作を行わないようにし、出力電圧を降下させ、電源ICの入出力電圧差を小さくして、電源IC自身の消費を低減する機能を構成した。
【選択図】 図1
【解決手段】トイレ未使用時、ある一定時間経過後、CPUよりスイッチング電源コントロール用カプラを介して、スイッチングIC内部のクランプを外し、スイッチング動作を行わないようにし、出力電圧を降下させ、電源ICの入出力電圧差を小さくして、電源IC自身の消費を低減する機能を構成した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はトイレに設置される衛生洗浄装置等のトイレ機器用の制御電源に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、トイレに設置される衛生洗浄装置等のトイレ機器において、例えば吐水ノズルを使用位置まで伸出させるノズルモータの駆動に使用されるDC24V負荷用の電源と、それらのモータなどの駆動を制御するCPU部に使用されるDC5V電源を、スイッチング電源にて商用AC100Vより変換し供給する。スイッチング電源は、スイッチングトランスを2タップにして各々出力をとる構成としている。(例えば、非特許文献1参照。)
【0003】
【非特許文献1】
佐藤 守男著「スイッチング電源設計入門」日刊工業新聞社、1998年11月25日初版第一刷発行、P174−P175
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、スイッチング電源部のトランスの出力を、DC24V系とDC5V系のあらかじめ2出力準備し、各々最適に使用する2タップ方式などの技術は、トランスの巻線を1出力分多く巻く必要があり、結合性とトレードオフの関係にある、リーケージインダクタンス調整などの、トランス設計を困難にするばかりでなく、巻きしろを多く必要とするため、トランス形状が大きくなり、コントローラの実装スペースを大きく占有し、コントローラ自体が大きくなるなどの問題もでてくる。
また、巻き線が増えたことで、それらを絶縁するためのテープの使用もさることながら、巻き線の厚みが増し、コアサイズのランクを上げるなどの選択を迫られるケースが増え、コスト的にも割高な傾向がある。
【0005】
よって、コントローラの大型化あるいはコストの高さが、著しく、機器の収納設計および製造・販売上でのデメリットになるため、商品化できない結果につながっていた。
また、2タップとしないで、スイッチング電源にて生成された負荷用のDC24V電源から、市販の電源IC(三端子レギュレータ)を使用してDC5Vをつくる方式においても、入力電圧がDC24Vの様に高い電圧の場合、電源ICの入出力電圧差が大きくなり、レギュレータの部品自身の消費が非常に大きくなる。
特に機器が使用されていない時には、スイッチング電源部での消費エネルギーが、機器の待機電力の大きな部分を占有するため、レギュレータの部品自身での消費が大きいことが、待機電力の増加の一因となっていた。更には、レギュレータの部品自身が発生する熱を、周辺雰囲気に放出するのに用いられる放熱器の形状も、表面積の大きいものを使用せざるを得ないことになり、コントローラの実装スペースを大きく占有する問題があった。
【0006】
従って本発明の目的は、CPUに電圧を供給する制御電源をDC24Vより三端子レギュレータ等の電源ICで生成しながらにして、機器待機時の消費を低減させることで、現状のコントローラの形状を維持し、更には待機時の消費電力を低減することで、総合的にバランスのよいスイッチング電源を搭載した、トイレ機器の制御電源を提供することにある。
また、トイレ室内等に設置される機器について、機器の動作状態に応じて、機器の待機電力を低減させる、または制御電源生成部の電源ICにおいて、従来必要とされていた大きさの放熱器の表面積を小さくすることで、コントローラ全体のスペースを小さくし、更には部品コストを削減するという効果を提供することにある。
また、トイレ室内等に設置される機器特有のセンサ及びスイッチを使用することで、待機電力を低減中の動作を解除する機能を持たすことで、使用者あるいはメンテ作業者の意思に対して素早く機器動作をおこなえることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用及び効果】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明においては、スイッチング電源により負荷電圧を生成し、負荷電圧を入力電圧として機器の動作を制御するCPUへの供給電圧を生成する電源ICとからなるトイレ機器用の制御電源において、負荷用電圧が電源ICの最小入出力電圧差を損なわないレベルになることを監視する電源監視部を備え、トイレ機器不使用時には前記電圧監視部により、最小入出力電圧差を損なわないレベルとなるまでスイッチング電源の発振を停止させたので、トイレ機器不使用時に電源IC内部で消費される無駄な電力を最小限にすることができ省エネを図ることができる。また、電源ICの放熱板はトイレ機器使用時の電源ICの発熱量を考慮するだけで良いので小型のものを使用することができる。
【0008】
請求項2記載の発明においては、請求項1に記載したトイレ機器用の制御電源において、ある一定時間以上、不使用状態が継続したときに、スイッチング電源の発振を停止させたもので、例えば連続で機器を使用されるような場合は、DC24V電源の復帰を待つことなく、機器を使用することができる。
【0009】
請求項3記載の発明においては、請求項1に記載したトイレ機器用の制御電源において、あらかじめ設定されているあるいは使用者より設定された節電モードに連動して、制御電源生成部で無駄に消費する電力を低減したもので、例えば機器に装備されているおまかせ節電やタイマー節電に連動してスイッチング電源の発振を停止させるので、電源IC内部で消費される無駄な電力を最小限にすることができ省エネを図ることができる。
【0010】
請求項4記載の発明においては、請求項1に記載したトイレ機器用の制御電源において、人体を検出する検出手段を備え、該人体検出手段の検出結果に基づきスイッチング電源の発振を開始あるいは停止させたので、機器に使用者が近づいてきた時は、機器に搭載している人体・着座などの人体検出手段で検出したことをトリガにして、CPUからスイッチングICの動作停止信号を解除し、再びスイッチング電源を始動させることが可能となるものである。従来、このような待機電力の低減動作を解除するには、使用者が機器を使用する意思をもって、機器に近づくことなどを検出させるために、専用のセンサを搭載する方法が一般的であったが、トイレに設置される衛生洗浄装置においては、人体・着座などのセンサを、これに利用することができる。このため、新たにセンサを搭載する必要もなく、無駄な投資が省ける。また、例えば使用者がおしり洗浄を使用する際に、DC24V電源の復帰を待つことなく、機器を使用することができる。
【0011】
請求項5記載の発明においては、請求項1に記載したトイレ機器用の制御電源において、機器の動作スイッチの操作に基づきスイッチング電源の発振を開始あるいは停止させるので、仮に請求項4で説明した、センサの検出エリアを回避した使用者あるいはメンテナンス作業者が、機器を動作させようとした場合などでも、負荷用電源を確実にもとの電圧にすることができるため機器を使用することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を、添付図面により詳細に説明する。
図1はトイレ室内等に設置される機器に搭載されるスイッチング電源回路ブロック図である。図において1は機器の動作全般を制御するCPU、2は商用AC100Vを整流する整流スタック、3は整流した電圧を平滑する平滑用コンデンサ、4はエネルギーの伝搬を行うスイッチングトランス、5は二次側の降圧された電圧を整流する出力用整流ダイオード、6は生成された負荷電圧を平滑化する平滑用のコンデンサ、7は電源ICで生成された主にCPUへの供給電圧を安定化するCPU制御電源用コンデンサ、8はスイッチングICの供給電源を整流する補助電源用ダイオード、9はスイッチングICの供給電源を平滑する補助電源用コンデンサ、10は一次エネルギーを二次側に伝搬する期間駆動するスイッチ素子、50は商用AC100VよりDC電圧を生成する制御をするスイッチングIC、60は電源ICへの入力電圧をドロップさせるCPU制御電圧用抵抗器、61は生成されたDC電圧よりCPU制御電圧を生成するための三端子レギュレータなどと呼ばれる電源IC、62は三端子レギュレータにより発生する熱を放熱するための放熱器、70はその電圧レベルを監視する回路部、71は負荷用電圧をスイッチングICへフィードバックするためのフィードバック用カプラ、72はトイレ機器の使用状況をスイッチングICへ伝達するためのスイッチング電源コントロール用カプラ、90は負荷用電圧(DC24V)、91はCPU用制御電圧(DC5V)である。
【0013】
機器が使用されていない状態が一定時間ta過ぎると、CPU1はスイッチング電源コントロール用カプラ72を介して、スイッチングIC50が、スイッチング動作を行わないように、IC内部回路のクランプを外す。クランプを外されたスイッチングIC50は、スイッチ素子10のゲート出力を動作させないため、スイッチ素子10はスイッチング動作を停止する。スイッチングが行われないと、スイッチングトランス4は、平滑コンデンサ3に蓄えられたエネルギーを二次側に伝搬しなくなる。よって出力電圧は、DC電圧用のコンデンサ6に蓄えられていた電荷によって維持されるが、後段の電源IC61のバイアス電流などにより電圧が降下し、結果電源IC61の入力電圧が下がってくる。電圧が下がることにより、電源IC61の内部消費が低減されることになる。
このまま上記スイッチング動作を停止し続けると、電源IC61の入力電圧が最小入力電圧差を下回るまで下がり続けるため、出力電圧監視回路部70で規定のレベルを検出すると、CPU1は、スイッチングIC50内部回路のクランプを外す指令をやめるように、スイッチング電源コントロール用カプラ72を介して制御する。以上により、電源IC61の入力電圧は、適当な電圧を維持することができ、長時間に渡り電源IC61の消費を低減する制御ができる。
【0014】
図2は本発明のCPU制御電源の消費低減動作を解除する部位を示す回路構成図である。Aは機器本体に設けられた操作スイッチ、Bは人体・着座センサ部、Cはリモコン受光部、Dはリモコン発光部、103は操作スイッチ、104は操作部用プルアップ抵抗、105は操作部用プルダウン抵抗、106はセンサ内部プルアップ抵抗、107はセンサ受光部、108はセンサ発光LED、109はセンサ内部コンデンサ、110はリモコン受光用プルアップ抵抗、111はリモコン受光部、112はリモコン発光LED、113はリモコン受光用コンデンサ、117はCS端子部コンデンサである。
上記AないしBないしCの入力がCPU1に入力されることにより、スイッチング電源コントロール用カプラ72を介して、スイッチングIC50内部のクランプを外すことをやめ、復帰させる。結果、負荷用電圧90の電圧が回復することになり、負荷用電圧を用いる乾燥モータやノズルモータ等の使用に備えることができる。
【0015】
図3は本発明のCPU制御電源の消費低減動作を始動および解除する構成を示す斜視図である。図において、500は機器本体、501はリモコン、505は使用者あるいはメンテ作業者である。
使用者あるいはメンテ作業者505が機器本体500から離れると、人体・着座センサBが作動し、CPU制御電源の消費低減動作を始動する。逆に機器本体に近づくと、人体・着座センサBが作動し、CPU制御電源の消費低減動作を解除する。また、使用者あるいはメンテ作業者505が、リモコン501を操作すると、リモコン501に設けられたリモコン信号発光部Dにより操作信号を発信し、リモコン受光部111が操作信号を検出し、CPU制御電源の消費低減動作を解除する。また、使用者あるいはメンテ作業者505が、操作スイッチAを操作すると、CPU制御電源の消費低減動作を解除する。
【0016】
図4は本発明のCPU制御電源の消費低減動作を始動および解除するタイミングを示すタイミングチャートである。タイミングチャートにおいて、トイレ使用中スイッチングトランス4で生成した負荷用電圧90は元の電圧(DC24V)まで復帰し、消費低減動作を解除し、本体スイッチ操作あるいはリモコン操作に対して、即時機器動作を行えるように備えている。トイレ未使用時は、ある一定時間ta経過後にCPUより動作停止の指令が発信され、負荷用電圧90はtb時間をかけて消費低減電圧(本実施例は7Vだが、三端子レギュレータの性能により6Vとすることも可能である。)まで降下していく。よって、タイミングチャート上の斜線部分が消費低減動作中を示している。
更に消費低減電圧まで降下したことを出力電圧監視回路部70で検出すると消費低減動作を解除して再度スイッチング素子10は発振し、スイッチングトランス4により負荷用電圧90は元の電圧へ復帰する。所定時間、負荷用電圧90がDC24Vであることを出力電圧監視回路部70で検出すると、再度消費低減動作を開始する。この動作を繰り返すことでトイレ未使用時の待機電力を低減することができる。
なお、負荷用電圧(DC24V)は乾燥装置等のファンモータやノズル駆動モータ等に利用されるが、これは使用者が居る間しか利用されない。本発明はこのことに着目してなされたもので、使用が成される可能性がある時のみDC24Vを生成して、使用される可能性が無い場合には三端子レギュレータが正常に動作する最低入力電圧まで落とすことで、三端子レギュレータ内部で熱として消費されるエネルギーを最小限に抑えたことにより省エネが図れるのである。
【0017】
商用AC100V電源よりDC24V出力をとるスイッチング電源は、主に他励フライバック方式を採用し、スイッチングコントロールIC自身のオシレータで生成する周波数に同期した周波数でスイッチングする。ICには外部からの信号によって、IC自身の動作を停止させる、例えばCS端子(コントロールセレクト)などを機能として保有している。
このCS端子に、機器のCPUよりICの動作停止を指令する信号を入力する回路を設ける。機器が待機状態になると、CPUからこの回路を使用して、スイッチングICの動作停止信号を出力することで、スイッチング電源の動作を強制的に停止させる。停止した電源は、AC100VよりDC24Vの生成を停止するので、DC24Vの電源は整流平滑されて電解コンデンサにチャージされていた、電荷によりのみ電圧を保持する。しかし、後段のDC5Vを生成する電源IC部がCPUなどの部品に電源を供給するために必要な電流を電荷として引き出すため、電解コンデンサにチャージされていた電荷が、少なくなるにつれ電圧が降下するに至る。電圧が降下すると電源ICへの入力電圧がDC24Vより低くなるため、電源ICの最小入力電圧差が小さくなり、電源IC自身の消費が小さくなる。
この動作を継続すると、電源IC自体の動作まで停止してしまうため、適度な電圧までDC24V出力が降下したことをCPUで検出し、CPUからスイッチングICの動作停止信号を解除することで、再びスイッチング電源が始動し始める。この動作を繰り返すことで、全体的な電源IC部の消費を抑えることができる。
また、スイッチングICの動作停止をCS端子に指令する方法以外でも、例えばIC自身のスイッチング周波数を、低下させるなどの機能を活用してもよい。
【0018】
図5は本発明のCPU制御電源の消費低減動作を機器の保有する節電機能に連動させるタイミングを示すタイミングチャートである。機器本体に設けられた操作スイッチAあるいはリモコン受光部Cを通じて、使用者あるいはメンテ作業者505より設定された節電モードに連動して、制御電源生成部で無駄に消費する電力を低減したもので、例えば機器に装備されているおまかせ節電やタイマー節電に連動してスイッチング電源の発振を停止させるので、電源IC内部で消費される無駄な電力を最小限にすることができ省エネを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トイレ室内等に設置される機器に搭載されるスイッチング電源回路ブロック図
【図2】本発明のCPU制御電源の消費低減動作を解除する部位を示す回路構成図
【図3】本発明のCPU制御電源の消費低減動作を始動および解除する構成を示す斜視図
【図4】本発明のCPU制御電源の消費低減動作を始動および解除するタイミングを示すタイミングチャート
【図5】本発明のCPU制御電源の消費低減動作を機器の保有する節電機能に連動させるタイミングを示すタイミングチャート
【符号の説明】
1…CPU、2…整流スタック、3…平滑コンデンサ、4…スイッチングトランス、
5…出力整流用ダイオード、6…出力平滑用コンデンサ、7…CPU制御電圧用コンデンサ、
8…補助電源用ダイオード、9…補助電源用コンデンサ、
10…スイッチ素子、
50…スイッチングIC、
60…CPU制御電圧用抵抗器、61…CPU制御電圧用電源IC、62…放熱器
70…出力電圧監視回路部、71…フィードバック用カプラ、
72…スイッチング電源コントロール用カプラ
90…DC24V出力、91…CPU制御電圧
A…機器本体操作部、B…人体・着座センサ部、C…リモコン受光部、D…リモコン発光部、
90…DC24V出力、61…CPU制御電圧用電源IC、
103…操作スイッチ、104…操作部用プルアップ抵抗、105…操作部用プルダウン抵抗、
106…センサ内部プルアップ抵抗、107…センサ内部受光部、108…センサ内部発光LED、109…センサ内部コンデンサ、
110…リモコン受光用プルアップ抵抗、111…リモコン受光用部、112…リモコン発光LED、113…リモコン受光用コンデンサ、
72…スイッチング電源コントロール用カプラ、50…スイッチングIC、
117…CS端子部コンデンサ、
500…機器本体、501…リモコン、B…人体・着座センサ部、111…リモコン受光部
103…操作スイッチ、505…使用者あるいはメンテ作業者
ta…一定時間、tb…DC電圧復帰時間
【発明の属する技術分野】
本発明はトイレに設置される衛生洗浄装置等のトイレ機器用の制御電源に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、トイレに設置される衛生洗浄装置等のトイレ機器において、例えば吐水ノズルを使用位置まで伸出させるノズルモータの駆動に使用されるDC24V負荷用の電源と、それらのモータなどの駆動を制御するCPU部に使用されるDC5V電源を、スイッチング電源にて商用AC100Vより変換し供給する。スイッチング電源は、スイッチングトランスを2タップにして各々出力をとる構成としている。(例えば、非特許文献1参照。)
【0003】
【非特許文献1】
佐藤 守男著「スイッチング電源設計入門」日刊工業新聞社、1998年11月25日初版第一刷発行、P174−P175
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、スイッチング電源部のトランスの出力を、DC24V系とDC5V系のあらかじめ2出力準備し、各々最適に使用する2タップ方式などの技術は、トランスの巻線を1出力分多く巻く必要があり、結合性とトレードオフの関係にある、リーケージインダクタンス調整などの、トランス設計を困難にするばかりでなく、巻きしろを多く必要とするため、トランス形状が大きくなり、コントローラの実装スペースを大きく占有し、コントローラ自体が大きくなるなどの問題もでてくる。
また、巻き線が増えたことで、それらを絶縁するためのテープの使用もさることながら、巻き線の厚みが増し、コアサイズのランクを上げるなどの選択を迫られるケースが増え、コスト的にも割高な傾向がある。
【0005】
よって、コントローラの大型化あるいはコストの高さが、著しく、機器の収納設計および製造・販売上でのデメリットになるため、商品化できない結果につながっていた。
また、2タップとしないで、スイッチング電源にて生成された負荷用のDC24V電源から、市販の電源IC(三端子レギュレータ)を使用してDC5Vをつくる方式においても、入力電圧がDC24Vの様に高い電圧の場合、電源ICの入出力電圧差が大きくなり、レギュレータの部品自身の消費が非常に大きくなる。
特に機器が使用されていない時には、スイッチング電源部での消費エネルギーが、機器の待機電力の大きな部分を占有するため、レギュレータの部品自身での消費が大きいことが、待機電力の増加の一因となっていた。更には、レギュレータの部品自身が発生する熱を、周辺雰囲気に放出するのに用いられる放熱器の形状も、表面積の大きいものを使用せざるを得ないことになり、コントローラの実装スペースを大きく占有する問題があった。
【0006】
従って本発明の目的は、CPUに電圧を供給する制御電源をDC24Vより三端子レギュレータ等の電源ICで生成しながらにして、機器待機時の消費を低減させることで、現状のコントローラの形状を維持し、更には待機時の消費電力を低減することで、総合的にバランスのよいスイッチング電源を搭載した、トイレ機器の制御電源を提供することにある。
また、トイレ室内等に設置される機器について、機器の動作状態に応じて、機器の待機電力を低減させる、または制御電源生成部の電源ICにおいて、従来必要とされていた大きさの放熱器の表面積を小さくすることで、コントローラ全体のスペースを小さくし、更には部品コストを削減するという効果を提供することにある。
また、トイレ室内等に設置される機器特有のセンサ及びスイッチを使用することで、待機電力を低減中の動作を解除する機能を持たすことで、使用者あるいはメンテ作業者の意思に対して素早く機器動作をおこなえることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用及び効果】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明においては、スイッチング電源により負荷電圧を生成し、負荷電圧を入力電圧として機器の動作を制御するCPUへの供給電圧を生成する電源ICとからなるトイレ機器用の制御電源において、負荷用電圧が電源ICの最小入出力電圧差を損なわないレベルになることを監視する電源監視部を備え、トイレ機器不使用時には前記電圧監視部により、最小入出力電圧差を損なわないレベルとなるまでスイッチング電源の発振を停止させたので、トイレ機器不使用時に電源IC内部で消費される無駄な電力を最小限にすることができ省エネを図ることができる。また、電源ICの放熱板はトイレ機器使用時の電源ICの発熱量を考慮するだけで良いので小型のものを使用することができる。
【0008】
請求項2記載の発明においては、請求項1に記載したトイレ機器用の制御電源において、ある一定時間以上、不使用状態が継続したときに、スイッチング電源の発振を停止させたもので、例えば連続で機器を使用されるような場合は、DC24V電源の復帰を待つことなく、機器を使用することができる。
【0009】
請求項3記載の発明においては、請求項1に記載したトイレ機器用の制御電源において、あらかじめ設定されているあるいは使用者より設定された節電モードに連動して、制御電源生成部で無駄に消費する電力を低減したもので、例えば機器に装備されているおまかせ節電やタイマー節電に連動してスイッチング電源の発振を停止させるので、電源IC内部で消費される無駄な電力を最小限にすることができ省エネを図ることができる。
【0010】
請求項4記載の発明においては、請求項1に記載したトイレ機器用の制御電源において、人体を検出する検出手段を備え、該人体検出手段の検出結果に基づきスイッチング電源の発振を開始あるいは停止させたので、機器に使用者が近づいてきた時は、機器に搭載している人体・着座などの人体検出手段で検出したことをトリガにして、CPUからスイッチングICの動作停止信号を解除し、再びスイッチング電源を始動させることが可能となるものである。従来、このような待機電力の低減動作を解除するには、使用者が機器を使用する意思をもって、機器に近づくことなどを検出させるために、専用のセンサを搭載する方法が一般的であったが、トイレに設置される衛生洗浄装置においては、人体・着座などのセンサを、これに利用することができる。このため、新たにセンサを搭載する必要もなく、無駄な投資が省ける。また、例えば使用者がおしり洗浄を使用する際に、DC24V電源の復帰を待つことなく、機器を使用することができる。
【0011】
請求項5記載の発明においては、請求項1に記載したトイレ機器用の制御電源において、機器の動作スイッチの操作に基づきスイッチング電源の発振を開始あるいは停止させるので、仮に請求項4で説明した、センサの検出エリアを回避した使用者あるいはメンテナンス作業者が、機器を動作させようとした場合などでも、負荷用電源を確実にもとの電圧にすることができるため機器を使用することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を、添付図面により詳細に説明する。
図1はトイレ室内等に設置される機器に搭載されるスイッチング電源回路ブロック図である。図において1は機器の動作全般を制御するCPU、2は商用AC100Vを整流する整流スタック、3は整流した電圧を平滑する平滑用コンデンサ、4はエネルギーの伝搬を行うスイッチングトランス、5は二次側の降圧された電圧を整流する出力用整流ダイオード、6は生成された負荷電圧を平滑化する平滑用のコンデンサ、7は電源ICで生成された主にCPUへの供給電圧を安定化するCPU制御電源用コンデンサ、8はスイッチングICの供給電源を整流する補助電源用ダイオード、9はスイッチングICの供給電源を平滑する補助電源用コンデンサ、10は一次エネルギーを二次側に伝搬する期間駆動するスイッチ素子、50は商用AC100VよりDC電圧を生成する制御をするスイッチングIC、60は電源ICへの入力電圧をドロップさせるCPU制御電圧用抵抗器、61は生成されたDC電圧よりCPU制御電圧を生成するための三端子レギュレータなどと呼ばれる電源IC、62は三端子レギュレータにより発生する熱を放熱するための放熱器、70はその電圧レベルを監視する回路部、71は負荷用電圧をスイッチングICへフィードバックするためのフィードバック用カプラ、72はトイレ機器の使用状況をスイッチングICへ伝達するためのスイッチング電源コントロール用カプラ、90は負荷用電圧(DC24V)、91はCPU用制御電圧(DC5V)である。
【0013】
機器が使用されていない状態が一定時間ta過ぎると、CPU1はスイッチング電源コントロール用カプラ72を介して、スイッチングIC50が、スイッチング動作を行わないように、IC内部回路のクランプを外す。クランプを外されたスイッチングIC50は、スイッチ素子10のゲート出力を動作させないため、スイッチ素子10はスイッチング動作を停止する。スイッチングが行われないと、スイッチングトランス4は、平滑コンデンサ3に蓄えられたエネルギーを二次側に伝搬しなくなる。よって出力電圧は、DC電圧用のコンデンサ6に蓄えられていた電荷によって維持されるが、後段の電源IC61のバイアス電流などにより電圧が降下し、結果電源IC61の入力電圧が下がってくる。電圧が下がることにより、電源IC61の内部消費が低減されることになる。
このまま上記スイッチング動作を停止し続けると、電源IC61の入力電圧が最小入力電圧差を下回るまで下がり続けるため、出力電圧監視回路部70で規定のレベルを検出すると、CPU1は、スイッチングIC50内部回路のクランプを外す指令をやめるように、スイッチング電源コントロール用カプラ72を介して制御する。以上により、電源IC61の入力電圧は、適当な電圧を維持することができ、長時間に渡り電源IC61の消費を低減する制御ができる。
【0014】
図2は本発明のCPU制御電源の消費低減動作を解除する部位を示す回路構成図である。Aは機器本体に設けられた操作スイッチ、Bは人体・着座センサ部、Cはリモコン受光部、Dはリモコン発光部、103は操作スイッチ、104は操作部用プルアップ抵抗、105は操作部用プルダウン抵抗、106はセンサ内部プルアップ抵抗、107はセンサ受光部、108はセンサ発光LED、109はセンサ内部コンデンサ、110はリモコン受光用プルアップ抵抗、111はリモコン受光部、112はリモコン発光LED、113はリモコン受光用コンデンサ、117はCS端子部コンデンサである。
上記AないしBないしCの入力がCPU1に入力されることにより、スイッチング電源コントロール用カプラ72を介して、スイッチングIC50内部のクランプを外すことをやめ、復帰させる。結果、負荷用電圧90の電圧が回復することになり、負荷用電圧を用いる乾燥モータやノズルモータ等の使用に備えることができる。
【0015】
図3は本発明のCPU制御電源の消費低減動作を始動および解除する構成を示す斜視図である。図において、500は機器本体、501はリモコン、505は使用者あるいはメンテ作業者である。
使用者あるいはメンテ作業者505が機器本体500から離れると、人体・着座センサBが作動し、CPU制御電源の消費低減動作を始動する。逆に機器本体に近づくと、人体・着座センサBが作動し、CPU制御電源の消費低減動作を解除する。また、使用者あるいはメンテ作業者505が、リモコン501を操作すると、リモコン501に設けられたリモコン信号発光部Dにより操作信号を発信し、リモコン受光部111が操作信号を検出し、CPU制御電源の消費低減動作を解除する。また、使用者あるいはメンテ作業者505が、操作スイッチAを操作すると、CPU制御電源の消費低減動作を解除する。
【0016】
図4は本発明のCPU制御電源の消費低減動作を始動および解除するタイミングを示すタイミングチャートである。タイミングチャートにおいて、トイレ使用中スイッチングトランス4で生成した負荷用電圧90は元の電圧(DC24V)まで復帰し、消費低減動作を解除し、本体スイッチ操作あるいはリモコン操作に対して、即時機器動作を行えるように備えている。トイレ未使用時は、ある一定時間ta経過後にCPUより動作停止の指令が発信され、負荷用電圧90はtb時間をかけて消費低減電圧(本実施例は7Vだが、三端子レギュレータの性能により6Vとすることも可能である。)まで降下していく。よって、タイミングチャート上の斜線部分が消費低減動作中を示している。
更に消費低減電圧まで降下したことを出力電圧監視回路部70で検出すると消費低減動作を解除して再度スイッチング素子10は発振し、スイッチングトランス4により負荷用電圧90は元の電圧へ復帰する。所定時間、負荷用電圧90がDC24Vであることを出力電圧監視回路部70で検出すると、再度消費低減動作を開始する。この動作を繰り返すことでトイレ未使用時の待機電力を低減することができる。
なお、負荷用電圧(DC24V)は乾燥装置等のファンモータやノズル駆動モータ等に利用されるが、これは使用者が居る間しか利用されない。本発明はこのことに着目してなされたもので、使用が成される可能性がある時のみDC24Vを生成して、使用される可能性が無い場合には三端子レギュレータが正常に動作する最低入力電圧まで落とすことで、三端子レギュレータ内部で熱として消費されるエネルギーを最小限に抑えたことにより省エネが図れるのである。
【0017】
商用AC100V電源よりDC24V出力をとるスイッチング電源は、主に他励フライバック方式を採用し、スイッチングコントロールIC自身のオシレータで生成する周波数に同期した周波数でスイッチングする。ICには外部からの信号によって、IC自身の動作を停止させる、例えばCS端子(コントロールセレクト)などを機能として保有している。
このCS端子に、機器のCPUよりICの動作停止を指令する信号を入力する回路を設ける。機器が待機状態になると、CPUからこの回路を使用して、スイッチングICの動作停止信号を出力することで、スイッチング電源の動作を強制的に停止させる。停止した電源は、AC100VよりDC24Vの生成を停止するので、DC24Vの電源は整流平滑されて電解コンデンサにチャージされていた、電荷によりのみ電圧を保持する。しかし、後段のDC5Vを生成する電源IC部がCPUなどの部品に電源を供給するために必要な電流を電荷として引き出すため、電解コンデンサにチャージされていた電荷が、少なくなるにつれ電圧が降下するに至る。電圧が降下すると電源ICへの入力電圧がDC24Vより低くなるため、電源ICの最小入力電圧差が小さくなり、電源IC自身の消費が小さくなる。
この動作を継続すると、電源IC自体の動作まで停止してしまうため、適度な電圧までDC24V出力が降下したことをCPUで検出し、CPUからスイッチングICの動作停止信号を解除することで、再びスイッチング電源が始動し始める。この動作を繰り返すことで、全体的な電源IC部の消費を抑えることができる。
また、スイッチングICの動作停止をCS端子に指令する方法以外でも、例えばIC自身のスイッチング周波数を、低下させるなどの機能を活用してもよい。
【0018】
図5は本発明のCPU制御電源の消費低減動作を機器の保有する節電機能に連動させるタイミングを示すタイミングチャートである。機器本体に設けられた操作スイッチAあるいはリモコン受光部Cを通じて、使用者あるいはメンテ作業者505より設定された節電モードに連動して、制御電源生成部で無駄に消費する電力を低減したもので、例えば機器に装備されているおまかせ節電やタイマー節電に連動してスイッチング電源の発振を停止させるので、電源IC内部で消費される無駄な電力を最小限にすることができ省エネを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トイレ室内等に設置される機器に搭載されるスイッチング電源回路ブロック図
【図2】本発明のCPU制御電源の消費低減動作を解除する部位を示す回路構成図
【図3】本発明のCPU制御電源の消費低減動作を始動および解除する構成を示す斜視図
【図4】本発明のCPU制御電源の消費低減動作を始動および解除するタイミングを示すタイミングチャート
【図5】本発明のCPU制御電源の消費低減動作を機器の保有する節電機能に連動させるタイミングを示すタイミングチャート
【符号の説明】
1…CPU、2…整流スタック、3…平滑コンデンサ、4…スイッチングトランス、
5…出力整流用ダイオード、6…出力平滑用コンデンサ、7…CPU制御電圧用コンデンサ、
8…補助電源用ダイオード、9…補助電源用コンデンサ、
10…スイッチ素子、
50…スイッチングIC、
60…CPU制御電圧用抵抗器、61…CPU制御電圧用電源IC、62…放熱器
70…出力電圧監視回路部、71…フィードバック用カプラ、
72…スイッチング電源コントロール用カプラ
90…DC24V出力、91…CPU制御電圧
A…機器本体操作部、B…人体・着座センサ部、C…リモコン受光部、D…リモコン発光部、
90…DC24V出力、61…CPU制御電圧用電源IC、
103…操作スイッチ、104…操作部用プルアップ抵抗、105…操作部用プルダウン抵抗、
106…センサ内部プルアップ抵抗、107…センサ内部受光部、108…センサ内部発光LED、109…センサ内部コンデンサ、
110…リモコン受光用プルアップ抵抗、111…リモコン受光用部、112…リモコン発光LED、113…リモコン受光用コンデンサ、
72…スイッチング電源コントロール用カプラ、50…スイッチングIC、
117…CS端子部コンデンサ、
500…機器本体、501…リモコン、B…人体・着座センサ部、111…リモコン受光部
103…操作スイッチ、505…使用者あるいはメンテ作業者
ta…一定時間、tb…DC電圧復帰時間
Claims (5)
- スイッチング電源により負荷電圧を生成し、負荷電圧を入力電圧として機器の動作を制御するCPUへの供給電圧を生成する電源ICとからなるトイレ機器用の制御電源において、負荷用電圧が電源ICの最小入出力電圧差を損なわないレベルになることを監視する電源監視部を備え、トイレ機器不使用時には前記電圧監視部により、最小入出力電圧差を損なわないレベルとなるまでスイッチング電源の発振を停止させたことを特徴とする、トイレ機器用の制御電源。
- 請求項1に記載したトイレ機器用の制御電源において、ある一定時間以上、不使用状態が継続したときに、スイッチング電源の発振を停止させたことを特徴とする、トイレ機器用の制御電源。
- 請求項1に記載したトイレ機器用の制御電源において、あらかじめ設定されているあるいは使用者より設定された節電モードに連動して、制御電源生成部で無駄に消費する電力を低減する、トイレ機器用の制御電源。
- 請求項1に記載したトイレ機器用の制御電源において、人体を検出する検出手段を備え、該人体検出手段の検出結果に基づき、スイッチング電源の発振を開始あるいは停止させることを特徴とする、トイレ機器用の制御電源。
- 請求項1に記載したトイレ機器用の制御電源において、機器の動作スイッチの操作に基づきスイッチング電源の発振を開始あるいは停止させることを特徴とする、トイレ機器用の制御電源。
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JP2009017629A (ja) * | 2007-07-02 | 2009-01-22 | Fuji Electric Device Technology Co Ltd | スイッチング電源装置 |
-
2002
- 2002-09-10 JP JP2002264022A patent/JP2004104916A/ja active Pending
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JP2009017629A (ja) * | 2007-07-02 | 2009-01-22 | Fuji Electric Device Technology Co Ltd | スイッチング電源装置 |
DE102008027054B4 (de) * | 2007-07-02 | 2021-02-04 | Fuji Electric Co., Ltd. | Schaltstromversorgungs-Vorrichtung |
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