JP2004104640A

JP2004104640A - テレビジョン放送受信装置

Info

Publication number: JP2004104640A
Application number: JP2002266394A
Authority: JP
Inventors: Yoshifumi Kawai; 河合　由史
Original assignee: Kenwood KK
Current assignee: Kenwood KK
Priority date: 2002-09-12
Filing date: 2002-09-12
Publication date: 2004-04-02

Abstract

【課題】デジタルテレビジョン放送において、番組放送中に告知されたホームページのＵＲＬや電子メールアドレスを容易に且つ正確に取得し、保存することができるようにしたテレビジョン放送受信装置を提供する。
【解決手段】デジタルテレビジョン放送の受信データに含まれる番組名データとインターネットに関するアドレスのデータとを取り込み、この番組名データとアドレスのデータとを対で格納し、インターネットに関するアドレスをいつでも見ることができるようにする。
【選択図】　　　　図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、デジタルテレビジョン放送を受信するテレビジョン放送受信装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
インターネットの普及にともない、テレビジョン放送においては、例えば、番組に関する情報の提供をしたり、視聴者からの番組を見た感想、あるいは番組内容に対する質問等を得る方法として、例えば、図５（ａ）に示すように、電子メール（Ｅ−ｍａｉｌ）アドレスを告知したり、あるいは、その番組のホームページをインターネット上に開設し、番組放送の中でホームページのＵＲＬ（ホームページアドレス：Ｕｎｉｆｏｒｍ　Ｒｅｓｏｕｒｃｅ　Ｌｏｃａｔｏｒ）を告知する番組が増えている。また、懸賞応募広告等の宛先として、電子メールアドレスを告知することも多く行なわれている。
【０００３】
一方、視聴者が、このホームページのＵＲＬや電子メールアドレス等の番組情報を取得する場合は、図５（ｂ）に示すように、メモを取ったり、ＶＴＲ（ビディオテープレコーダ）に録画したり、あるいは頭で記憶したりしていた。また、この取得したホームページのＵＲＬや電子メールアドレス等の番組情報は、パーソナルコンピュータや携帯電話機等へ入力し、ホームページ等へアクセスする方法を取っていた。
【０００４】
また、テレビジョン放送において、広告媒体でスポンサーのＡＣＣＥＳＳ番号を知ることで、インターネットを介してスポンサー企業のホームページにアクセスできるようにしているものもある。（例えば、特許文献１参照）
【０００５】
【特許文献１】
特開２００１−２４９８８３号公報（第２−４頁、第２図）
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
番組関連情報のホームページのＵＲＬや電子メールアドレス、および番組名等は、画面上に映っている時間のみの情報であることからＶＴＲ等の録画手段によって記録しない限り、正確に情報を取得することは難しい。しかし、ＶＴＲ等の録画手段であっても、例えば、懸賞広告の放送は、一般的に不定期に行なわれることが多く、常に、録画操作できるように設定しておくことは、困難であり、録画のタイミングを逸するおそれがある。
【０００７】
また、画面上に、表示されたホームページのＵＲＬや図５（ａ）に示すような電子メールアドレスを図５（ｂ）のようにメモする場合、そのアドレスは、英数字や記号の混在した表示方式であるため、書き留めるのが面倒であり、写し間違いを起こすことも有り、大変に不便であった。さらに、懸賞広告に応募するため送信する電子メールアドレスには、定型的に決まった必要事項である視聴者の住所、氏名、年齢等の個人情報をその都度入力しなければならず、入力操作が面倒である課題があった。
【０００８】
この発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、番組内でホームページのＵＲＬや電子メールアドレスが画面上に表示された時、必要なアドレスのデータを容易に且つ確実に取得することができるとともに、その取得したアドレスのデータに視聴者の個人情報を自動的に付加することができるテレビジョン放送受信装置を提供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明は、デジタルテレビジョン放送を受信するテレビジョン放送受信装置であって、デジタルテレビジョン放送の受信データに含まれる番組名データとインターネットに関するアドレスのデータとを取り込み、この番組名データとアドレスのデータとを対で格納するように構成したものである。
【００１０】
また、この発明は、デジタルテレビジョン放送を受信するテレビジョン放送受信装置であって、
受信中の番組内でインターネットに関するアドレスが表示された時、そのアドレスのデータをテレビジョン送受信装置に登録するかどうかを確認するメッセージを画面上に表示する登録表示手段と、
表示されたアドレスを登録する時は、受信データに含まれる番組名データとアドレスのデータとを取り込み、この番組名データとアドレスのデータとを対で格納するデータ格納手段と
を備えたものである。
【００１１】
また、テレビ情報送受信装置に予め登録されている視聴者の個人情報データを、番組名データと対で格納したアドレスのデータへ自動的に付け加えることができるように構成することが効果的である。
【００１２】
さらに、インターネットに関するアドレスのデータは、電子メールアドレスデータとして受信データに含まれていることが好ましい。
【００１３】
また、インターネットに関するアドレスのデータは、ホームページのＵＲＬデータとして受信データに含まれていることが好ましい。
【００１４】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を実施例にもとづき、図面を参照して説明する。
この発明にもとづくテレビジョン放送受信装置は、図１に示されるように構成され、チューナー部１と、ＱＰＳＫ復調部２と、誤り訂正部３と、データ分離・番組選択部４と、映像デコーダ５と、音声デコーダ６と、格納部７と、キャラクタジェネレータ８と、インタフェース９と、表示部１０と、スピーカ１１と、リモコン受光部１２と、記憶部１３と、ＣＰＵ１４とを有している。
【００１５】
ここで、チューナー部１は、アンテナ１５に接続され、このアンテナ１５を介してデジタル放送信号を受信する際の受信チャンネルを選択するように構成している。また、ＱＰＳＫ復調部２は、ＱＰＳＫ復調されている放送信号の受信データを復調するものである。誤り訂正部３は、符号化された受信データの伝送路等において生じた誤りを正しいデータに復元するものである。また、データ分離・番組選択部４は、受信データに含まれる独立データや付加データを分離するとともに、ある受信チャンネルにおける複数の放送チャンネル（番組）において、所定の放送チャンネルを選択するものである。また、映像デコーダ５は、選択された番組における映像データを復号し、音声デコーダ６は、選択された番組における音声データを復号する。
【００１６】
さらに、格納部７は、上記独立データおよび付加データ中に含まれているインターネット関連データや番組名等を格納する。ここで、独立データや付加データに含まれるインターネット関連データとしては、ホームページのＵＲＬデータ、あるいは電子メールアドレスデータ等がある。
【００１７】
また、キャラクタジェネレータ８は、文字データを表示部１０に表示するために、文字データを映像データに変換するものである。さらに、インタフェース９は、このインタフェース９に接続された各回路構成間のインタフェースを司る。また、表示手段としての表示部１０は、映像を表示し、スピーカ１１は、音声を出力する。ＣＰＵ１４は、テレビ放送受信装置の各部の動作を制御するものであり、受信データ中の独立データにおけるインターネット関連データやインターネットに関連した付加データ等を格納部７へ格納したり、その格納されたデータをキャラクタジェネレータ８やインタフェース９へ送り、表示部１０で映像表示を行なうように制御する。
【００１８】
上記構成にもとづくテレビジョン放送受信装置の動作について説明する。
図１のテレビジョン放送受信装置は、番組を受信した際に、ホームページのＵＲＬデータ、電子メールアドレスデータおよび番組名データ等からなる番組関連データがあるか否かを判定する。そして、番組関連データがあると判定すると、表示部１０の画面上に、図３（ａ）および図４（ａ）に示すように、データ保存選択用の登録ボタン表示１７を表示する。その際、視聴者により登録ボタン表示１７が押された場合（主として、リモコン１６の操作による）、番組名とともに、ホームページのＵＲＬデータ、あるいは、電子メールアドレスデータを格納部７に格納し、保存する。保存したデータは、視聴者の要求により、以後取り扱うことができるようにしている。
【００１９】
図２は、上記の処理の流れを示すフローチャートである。まず、ステップＳ１で、ＥＰＧ（電子番組ガイド：Ｅｌｅｃｔｒｉｃ　Ｐｒｏｇｒａｍ　Ｇｕｉｄｅ）データを表示部１０に表示し、ステップＳ２で、希望する番組を選択する。そして、ステップＳ３で番組関連データがあるか否かを判定し、番組関連データがある場合には、ステップＳ４で、キャラクタジェネレータ８を用いて表示部１０の画面上に、図３（ａ）または図４（ａ）に示すような登録ボタン表示１７を表示する。
【００２０】
番組関連データが無い場合は、ステップＳ１からステップＳ３の処理を繰り返す。番組関連データが存在し、登録ボタン表示１７を表示した後、ステップＳ５で、ホームページのＵＲＬ、あるいは電子メールアドレスを表示した画面が他の画面に切り替わり、ホームページのＵＲＬや電子メールアドレスの表示が終了したか否かを判定する。他の画面に切り替わりホームページのＵＲＬや電子メールアドレスの表示が終了した場合は、ステップＳ８へ進み、表示部１０の画面上に表示した登録ボタンを消去した後、ステップＳ１へ戻る。
【００２１】
一方、表示部１０の画面上にホームページのＵＲＬ、あるいは電子メールアドレスの表示が引き続き表示された状態にあるときは、ステップ６に進み、視聴者から登録を希望する旨の選択入力があるか否かを判定する。視聴者のリモコン１６の操作により、登録の選択入力があれば、ステップＳ７へ進み、番組名とともに、ホームページのＵＲＬデータ、あるいは電子メールアドレスデータを格納部７へ格納し、保存する。なお、この場合、番組名とともに、ホームページのＵＲＬデータ、または電子メールアドレスデータを記憶部１３へ記憶させてもよい。
【００２２】
したがって、ホームページのＵＲＬや電子メールアドレスをいつでも、容易に且つ正確に取得することができるとともに、保存させることで、図３（ｂ）あるいは図４（ｂ）に示すように、いつでも見ることが可能となる。また、図３（ｂ）および図４（ｂ）で示すように、番組名とホームページのＵＲＬ、または電子メールアドレスが対で保存され、例えば、一覧表にしてみることができるから、番組名から容易にホームページのＵＲＬや電子メールアドレスを検索することができる。
【００２３】
さらに、上記の実施の形態に加えて、視聴者の個人情報を番組名とともに格納したホームページのＵＲＬデータ、または電子メールアドレスデータへ付け加えることによって、例えば、不定期に提供される懸賞広告の電子メールアドレスをメモする手間をなくすることができるとともに、個人情報の必要事項の入力の手間を削減することができ、懸賞の応募が簡単且つ容易となる。
【００２４】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、ホームページのＵＲＬや電子メールアドレスをメモする手間が省ける上に、番組名から所望のホームページのＵＲＬや電子メールアドレスを検索することが可能となるため、ホームページのＵＲＬや電子メールアドレスをいつでも、容易に且つ正確に取得することができる。さらに、予め登録しておいた視聴者の個人情報を利用することで、送信を行なう度に、何度も同じ情報を入力する手間を削減することが可能となり、インターネットにおけるアクセスをより容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に係わるテレビジョン放送受信装置の実施例の構成を示すブロック図である。
【図２】図１のテレビジョン放送受信装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図３】図１のテレビジョン放送送受信装置における電子メールアドレス紹介データの表示内容を示す説明図である。
【図４】図１のテレビジョン放送送受信装置におけるホームページのＵＲＬ紹介データの表示内容を示す説明図である。
【図５】従来の電子メールアドレス紹介データの表示内容と、メモとして電子メールアドレスを書き写した内容を示す説明図である。
【符号の説明】
１　　　チューナー部
２　　　ＱＰＳＫ復調部
３　　　誤り訂正部
４　　　データ分離・番組選択部
５　　　映像デコーダ
６　　　音声デコーダ
７　　　格納部
８　　　キャラクタジェネレータ
９　　　インタフェース
１０　　表示部
１１　　スピーカ
１２　　リモコン受光部
１３　　記憶部
１４　　ＣＰＵ
１５　　アンテナ
１６　　リモコン
１７　　登録ボタン表示

Claims

デジタルテレビジョン放送を受信するテレビジョン放送受信装置であって、
デジタルテレビジョン放送の受信データに含まれる番組名データとインターネットに関するアドレスのデータとを取り込み、この番組名データとアドレスのデータとを対で格納するように構成したことを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
デジタルテレビジョン放送を受信するテレビジョン放送受信装置であって、
受信中の番組内でインターネットに関するアドレスが表示された時、そのアドレスのデータをテレビジョン送受信装置に登録するかどうかを確認するメッセージを画面上に表示する登録表示手段と、
表示されたアドレスを登録する時は、受信データに含まれる番組名データとアドレスのデータとを取り込み、この番組名データとアドレスのデータとを対で格納するデータ格納手段と
を備えたことを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
テレビ情報送受信装置に予め登録されている視聴者の個人情報データを前記番組名データと対で格納したアドレスのデータに付け加えることができるように構成したことを特徴とする請求項１又は２記載のテレビジョン放送受信装置。
前記インターネットに関するアドレスのデータは、電子メールアドレスデータとして受信データに含まれていることを特徴とする請求項１から３のうちいずれか一項記載のテレビジョン放送受信装置。
前記インターネットに関するアドレスのデータは、ホームページのＵＲＬデータとして受信データに含まれていることを特徴とする請求項１から３のうちいずれか一項記載のテレビジョン放送受信装置。