JP2004104584A - 携帯型電子装置 - Google Patents

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Hisamitsu Takagi
高木 久光
Yoshiaki Kato
加藤 良明
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Abstract

【課題】携帯型電子装置に関し、表示ユニットの破損を有効に防止し、かつ、ケーシングの厚さも薄くすることを目的とする。
【解決手段】ケーシング1に開設され、透明保護プレート2により閉塞される窓開口3から目視可能な表示ユニット4の背面がほぼ全面に渡って剛性の高い補剛体5により支承されるように構成する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯型電子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば携帯電話等の表示ユニットを備えた携帯型電子装置においては、ケーシング、あるいは表示ユニットを覆う透明保護プレートに負荷が加えられた場合でも表示ユニットへの応力伝達を切断し、表示ユニットの破損を防止する必要がある。
【0003】
そして、従来の携帯型電子装置は、このようの要求を満足するために、ケーシング全体の剛性を高めたり、あるいは透明保護プレートが変形して表示ユニットを押下し、表示ユニットに曲げ応力を発生させることのないように、表示ユニットと透明保護プレートの間に比較的大きな隙間を設定することが行われていた。
【0004】
しかし、上述したいずれの方法によっても、ケーシングの容積、とりわけ厚み方向の寸法が大きくなり、小型化の妨げとなるという問題がある。
【0005】
また、特許文献1に記載のように、側壁部のみに金属製の補強壁を設けることによって大型化等の問題を回避したものも提案されているが、この場合には、表示ユニット配置部に対する補強はなされないために、表示ユニットへの応力伝達を切断する作用は期待できない。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−69213号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、表示ユニットの破損を有効に防止でき、かつ、ケーシングの厚さも薄くして携帯性を高めた携帯型電子装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
携帯型電子装置のケーシング1内には剛性の高い補剛体5が配置され、表示ユニット4は、背面がほぼ全面に渡って補剛体5により支承されて所定位置保持される。表示ユニット4をケーシング1外から目視可能なように、ケーシング1には窓開口3が開設され、窓開口3は透明保護プレート2により閉塞される。
【0009】
この状態で、ケーシング1に外力が加えられ、ケーシング1が変形しても、補剛体5は容易に変形しないために、表示ユニット4への応力伝達も発生しない。このため、ケーシング1全体に補強部、あるいは補剛部を配置する場合に比してケーシング1の小型化を図ることができる。
【0010】
また、透明保護プレート2への集中荷重が負荷されて透明保護プレート2が変形し、表示ユニット4表面を押し付けても、表示ユニット4全体が補剛体5により支承されているために、表示ユニット4には圧縮応力が負荷されるのみで、曲げ応力が発生しない。一般に表示ユニット4の表面には、ガラス4aが配置され、かつ、ガラス4aは曲げ応力に対する強度は低いものの、圧縮応力に対する強度は高いために、透明保護プレート2の変形によるガラス4aへの応力発生によっては、表示ユニット4の破壊は発生しない。
【0011】
この結果、透明保護プレート2と表示ユニット4との間に、透明保護プレート2の変形時にも衝接しない余裕を持たせた間隔を設定する必要がないために、厚さ方向寸法が小さくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1、2に、携帯電話として構成された本発明の実施の形態を示す。この実施の形態において、携帯電話は、1本の棒形状に形成され、フロントケース6とリアケース7とを接合したケーシング1内に保持される表示ユニット4を有する。フロントケース6とリアケース7とは合成樹脂材により形成され、フロントケース6にはテンキー等の操作スイッチ8と、レシーバ9、およびマイクロフォン10が配置される。
【0013】
また、上記リアケース7の内壁面には剛性を高めるために複数のリブ7aがハニカム状に突設され、該リブ7a上にコネクタ、半導体素子等の回路部品11a、および表示ユニット4を実装するためのプリント基板11が固定される。リブ7aは、リアケース7に不用意な撓みが発生しない程度の剛性を付与することができれば高さ、大きさは適宜決定可能であり、形状も、円形、多角形等適宜変更できる。
【0014】
上記表示ユニット4は、液晶層4bの表裏面にガラス4aと導光板4cとを配置した液晶表示パネルであり、プリント基板11上に固定される補剛体5により導光板4cの裏面が全面に渡って支承された状態で保持される。補剛体5は、マグネシウム合金により形成され、曲げ方向の剛性を向上させるために、周縁に立ち上げフランジ5aを立設してトレイ形状に形成される。携帯電話の厚み方向寸法を可及的に薄くし、かつ、補剛体5の剛性も高めるために、補剛体5の底壁部の板厚は薄く、さらに、立ち上げフランジ5aの高さは、表示ユニット4の高さと同等に設定される。また、補剛体5の立ち上げフランジ5aは、表示ユニット4とプリント基板11上の回路網とを接続するためのフラットケーブル12を挿通するための配線用開口5bが開設される。
【0015】
一方、フロントケース6には上記表示ユニット4を目視するための窓開口3が開設され、この窓開口3は、透明な合成樹脂材により形成される透明保護プレート2により閉塞される。表示ユニット4表層のガラス4aと上記透明保護プレート2との間には、透明保護プレート2が直接ガラス4aに接触しない程度の微少な隙間が形成される。なお、図2において13はフロントケース6の窓開口3の周縁に固定されるガスケットを示すもので、フロントケース6固定状態において表示ユニット4のガラス4a周縁を圧接し、窓開口3内への塵埃の侵入を防止する。
【0016】
したがってこの実施の形態において、ケーシング1が外力により変形しても補剛体5の剛性が高いために表示ユニット4に応力が発生することがないために、表示ユニット4が破壊されることはない。また、透明保護プレート2が変形して表示ユニット4のガラス4aを押圧しても、表示ユニット4の裏面全面が平面により支えられており、表示ユニット4には破断強度の低い曲げ応力が発生することなく、比較的破断強度の高い圧縮応力しか発生しない。このため、表示ユニット4と透明保護プレート2との間に透明保護プレート2変形を見越した間隙を設定する必要がないために、全体の厚さ寸法を小さくすることができる。
【0017】
また、補剛体5は、破壊強度も高く、かつ、軽量なマグネシウム合金により形成されているために、補剛体5が携帯電話全体の補強部材、あるいは補剛部材として機能するために、全体の強度向上、あるいは剛性の向上を図ることができる。
【0018】
この場合、図3に示すように、補剛体5をケーシング1のほぼ全長に渡って延長することによりケーシング1全体の補強をすることができる。
【0019】
さらに、補剛体5の剛性が十分高い場合には、図2(b)に示すように、リアケース7をリブ7aを設けることなく平板状に形成することにより、より薄型化を図ることができる。
【0020】
図4、5に本発明の第2の実施の形態を示す。なお、本実施の形態の説明において、上述した実施の形態と実質的に同一の構成要素は、図中に同一符号を付して説明を省略する。この実施の形態において、携帯電話は、固定側と可動側のケーシング1A、1Bを相互折り畳み可能に連結した折り畳み型の携帯電話であり、固定側のケーシング1Aには、テンキー等の操作スイッチ8と、マイクロフォン10が配置される。
【0021】
一方、可動側ケーシング1Bのリアケース7にはリブ7aが形成され、該リブ7a上にプリント基板11が固定される。プリント基板11上には、マグネシウム合金により形成される補剛体5が固定され、該補剛体5に裏面全面が支承されて表示ユニット4が固定される。
【0022】
なお、折り畳み携帯電話においては、可動側ケーシング1Bと固定側ケーシング1Aとのヒンジ部の強度を向上するために、例えば、図6に示すように、ケーシング1内にマグネシウム合金等により形成されるシャーシ14が配置される。このようにケーシング1内にシャーシ14が配置される場合には、補剛体5による補強は必要ないために、補剛体5を合成樹脂材等により形成することができる。
【0023】
図7にケーシング1の表裏に表示ユニット4を備える場合の変形を示す。この変形例において、可動側ケーシング1内に主表示ユニット4と副表示ユニット4’が背向位置関係で配置される。主表示ユニット4は、折り畳み姿勢において固定側ケーシング1Aに対峙するフロントケース6から目視可能であって液晶表示ユニットにより形成され、副表示ユニット4’は、その背面、すなわち、リアケース7側に開放され、EL(Eelectro Luminescence)表示ユニットに形成される。
【0024】
通常の通信時における情報を表示するために、着信表示等の補助的な情報を表示する副表示ユニット4’に比して大型な主表示ユニット4はプリント基板11上に固定されたマグネシウム合金による補剛体5上に支承され、曲げ応力の発生が防止される。また、副表示ユニット4’は、主表示ユニット4に対して平面視において完全に重合する位置においてプリント基板11上に固定される。副表示ユニット4’を主表示ユニット4に対して完全に重合する位置に配置することにより、プリント基板11の副表示ユニット4’搭載エリアは、裏面に固定される補剛体5により剛性が高められて変形能が小さくなり、結果、副表示ユニット4’は、裏面が全面に渡って剛体により支承された状態となって曲げ応力の発生が防止される。
【0025】
なお、この場合、図7(b)に示すように、ケーシング1内にマグネシウム合金製のシャーシ14が配置される場合には、補剛体5を合成樹脂製とし、該シャーシ14上に副表示ユニット4’を固定することも可能である。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、表示ユニットの破損を有効に防止でき、かつ、ケーシングの厚さも薄くして携帯性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】棒形携帯電話を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図2】本発明を示す図で、(a)は図1(a)の2A−2A線断面図、(b)は(a)の変形例を示す図である。
【図3】図1の変形例示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図4】折り畳み型の携帯電話を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示すで、図4の分解斜視図である。
【図6】図5の変形例を示す断面図である。
【図7】図5の他の変形例を示す図で、(a)はシャーシのない場合、(b)はシャーシがある場合を示す断面図である。
【符号の説明】
1    ケーシング
2    透明保護プレート
3    窓開口
4    表示ユニット
5    補剛体
5a   立ち上げフランジ

Claims (3)

  1. ケーシングに開設され、透明保護プレートにより閉塞される窓開口から目視可能な表示ユニットの背面がほぼ全面に渡って剛性の高い補剛体により支承されている携帯型電子装置。
  2. 前記補剛体が周縁に立ち上げフランジを備えてトレイ状に形成される請求項1記載の携帯型電子装置。
  3. 前記補剛体がケーシングのほぼ全長に渡って配置されてケーシングを補強する請求項1または2記載の携帯型電子装置。
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