JP2004094835A - 制御機器側プロトコル変換方法、制御機器側プロトコル変換装置、制御機器側プロトコル変換プログラムおよび被制御機器側プロトコル変換方法、被制御機器側プロトコル変換装置、被制御機器側プロトコル変換プログラム - Google Patents

制御機器側プロトコル変換方法、制御機器側プロトコル変換装置、制御機器側プロトコル変換プログラムおよび被制御機器側プロトコル変換方法、被制御機器側プロトコル変換装置、被制御機器側プロトコル変換プログラム Download PDF

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JP2004094835A JP2002258345A JP2002258345A JP2004094835A JP 2004094835 A JP2004094835 A JP 2004094835A JP 2002258345 A JP2002258345 A JP 2002258345A JP 2002258345 A JP2002258345 A JP 2002258345A JP 2004094835 A JP2004094835 A JP 2004094835A
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金子 豊
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Abstract

【課題】制御機器で制御する被制御機器を容易に変更でき、制御機器から被制御機器を遠隔制御することができる制御機器側プロトコル変換方法、装置、プログラムおよび被制御機器側プロトコル変換方法、装置、プログラムを提供する。
【解決手段】外部から制御可能な被制御機器を、既存のプロトコルを備える制御機器からネットワークを介して制御する制御機器側プロトコル変換装置と、送信されたプロトコルデータを受信して被制御機器を制御する被制御機器側プロトコル変換装置であって、制御機器側プロトコル変換装置3は、オブジェクト選択手段3aと、制御要求手段3bと、外部インターフェース3cとを備え、被制御機器側プロトコル変換装置5は、オブジェクト化処理手段5aと、制御要求処理手段5bと、外部インターフェース5cとを備えた。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して接続される機器間においてプロトコルを変換して制御を行う制御機器側プロトコル変換方法、制御機器側プロトコル変換装置、制御機器側プロトコル変換プログラムおよび被制御機器側プロトコル変換方法、被制御機器側プロトコル変換装置、被制御機器側プロトコル変換プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネットワークを介して接続される機器間、例えば、放送局内の通信網等を介して使用される、映像または音声を編集する編集装置には、この編集装置を遠隔制御する編集コントローラが備えられ、これら編集コントローラと編集装置とが放送局内の通信網で接続されて、編集コントローラによって編集装置が制御されている(機器間の通信制御の例として、例えば、特許文献1参照)。
【0003】
これら従来の編集コントローラおよび編集装置等からなる映像音声編集システムを図6に示す。この図6に示すように、映像音声編集システムは、編集するデータ(映像または音声)の再生記録を制御する編集コントローラ101と、制作された映像または音声を再生する再生装置103(図中、VTR(再生))と、再生された映像または音声を記録する記録装置105(図中、VTR(記録))とを備えている。つまり、編集コントローラ101は、再生装置103から記録装置105にダビングする映像または音声の時間的位置や長さを制御するものである。
【0004】
ここで、放送局等で使用されている従来の映像音声編集システムの詳細(プロトコルやインターフェースの規格等)について説明すると、従来の映像音声編集システムの再生装置103や記録装置105等の機器には、一般的に外部制御インターフェースとしてP2プロトコルを用いたインターフェースが装備されている。この外部制御インターフェースは電気的にはRS−422インターフェースに基づく通信速度38.4kボー(bps)の調歩同期方式のシリアルインターフェースであり、コネクタにはD−sub9が使用され、各機器の外部制御インターフェース間の接続にはパラレルケーブルが使用されている。
【0005】
また、P2プロトコルは、各機器を制御するコントローラ(編集コントローラ101)からデバイス(再生装置103、記録装置105)を制御するため、コントローラとデバイスとの間でコマンド(命令データ、応答データ)を送受信する通信規約の一種である。
【0006】
このP2プロトコルは、編集コントローラ101等からのコントローラ側から、再生装置103、記録装置105等のデバイス側にコマンド(命令データ)を送り、このコマンドを受信したデバイス側がコマンドに従った動作を行って、デバイス側からコントローラ側にコマンド(応答データ、または、レスポンスコマンド)を返答する方式となっている。また、コントローラとデバイスとの間のコマンドは、3〜18バイトの可変長データが使用されている。
【0007】
ところで、コンピュータネットワークを使用した通信方式として、ネットワーク上の分散された端末が相互に接続、通信する方式(オブジェクト間通信方法)に、分散オブジェクト技術が採用されている。この分散オブジェクトは、ネットワーク上に分散されている複数の端末による分散システム環境下でオブジェクト同士がメッセージの交換を行うものである。オブジェクト間通信方法の実装例として、OMG(Object Management Group)のCORBA(Common Object Request Broker Architecture)、DCOM(Distributed Component Object Model)、Java(登録商標)RMI(Remote Method Invocation)等がある。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−075902号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のP2プロトコルを用いた映像音声編集システムでは、コントローラ(編集コントローラ101)と、デバイス(再生装置103および記録装置105)との間は、9ピンのパラレルケーブルで直結されているため、コントローラの制御対象であるデバイスを変更する場合には、パラレルケーブルの接続切替を手作業(人手で直接)で行うか、予め外部制御インターフェースを切り替える切り替えスイッチに当該パラレルケーブルを接続しておき、必要に応じて切り替えスイッチを切り替える必要があった。このため、コントローラが制御する制御対象となる機器を容易に変更することができないという問題がある。
【0010】
また、直接パラレルケーブルで接続されているので、コントローラからデバイスを遠隔制御しようとした場合、ネットワークの利用が考えられるが、コントローラとデバイスの双方がネットワークに対応していなければならず、容易に遠隔制御することができないという問題がある。
【0011】
そこで、本発明の目的は前記した従来の技術が有する課題を解消し、コントローラ等の制御機器で制御する被制御機器(デバイス)を容易に変更でき、制御機器から被制御機器を遠隔制御することができる制御機器側プロトコル変換方法、制御機器側プロトコル変換装置、制御機器側プロトコル変換プログラムおよび被制御機器側プロトコル変換方法、被制御機器側プロトコル変換装置、被制御機器側プロトコル変換プログラムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記した目的を達成するため、以下に示す構成とした。
請求項1記載の制御機器側プロトコル変換方法は、外部から制御可能な被制御機器を、既存の通信規約である制御機器側プロトコルを備える制御機器からネットワークを介して制御するための制御機器側プロトコル変換方法であって、前記ネットワークに接続される被制御機器に関する情報として、当該ネットワーク上に存在するオブジェクトを選択するオブジェクト選択ステップと、前記制御機器から前記制御機器側プロトコルに基づくプロトコルデータを受信するプロトコルデータ受信ステップと、前記オブジェクト選択ステップにて選択したオブジェクトとして前記ネットワーク上に存在している被制御機器の被制御機器側プロトコルに対応するように、前記プロトコルデータ受信ステップにて受信したプロトコルデータを変換するプロトコル変換ステップと、このプロトコル変換ステップにて変換した変換プロトコルデータを、前記ネットワークを介して出力する変換プロトコルデータ出力ステップと、を含むことを特徴とする。
【0013】
この方法によれば、まず、オブジェクト選択ステップにおいて、ネットワークに接続される被制御機器がオブジェクトとして選択される。なお、予め、ネットワークに接続されている被制御機器はネットワーク上でオブジェクト化されており、制御機器側から認識可能となっている。続いて、プロトコルデータ受信ステップにおいて、制御機器から制御機器側プロトコルに基づくプロトコルデータが受信される。このプロトコルデータ(通信規約に基づく情報)は、制御機器内に記録されているコマンド(命令情報)であり、各制御機器において個別に設定されているものである。そして、プロトコル変換ステップにおいて、プロトコルデータ受信ステップにて受信されたプロトコルデータが、オブジェクト選択ステップにて選択された被制御機器の被制御機器側プロトコルに対応するように変換される。その後、変換プロトコルデータ出力ステップにおいて、被制御機器にネットワークを介して変換プロトコルデータが出力される。
【0014】
請求項2記載の制御機器側プロトコル変換装置は、外部から制御可能な被制御機器を、既存の通信規約である制御機器側プロトコルを備える制御機器からネットワークを介して制御するための制御機器側プロトコル変換装置であって、前記ネットワークに接続される被制御機器に関する情報として、当該ネットワーク上に存在するオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段と、前記制御機器から前記制御機器側プロトコルに基づくプロトコルデータを受信するデータ受信手段と、前記オブジェクト選択手段で選択したオブジェクトとして前記ネットワーク上に存在している被制御機器の被制御機器側プロトコルに対応するように、前記データ受信手段で受信したプロトコルデータを変換するプロトコル変換手段と、このプロトコル変換手段で変換した変換プロトコルデータを、前記ネットワークを介して出力するデータ出力手段と、を備えることを特徴とする。
【0015】
かかる構成によれば、オブジェクト選択手段で、ネットワークに接続される被制御機器がオブジェクトとして選択される。続いて、データ受信手段で、制御機器から制御機器側プロトコルに基づくプロトコルデータが受信される。そして、プロトコル変換手段で、データ受信手段にて受信されたプロトコルデータが、オブジェクト選択手段にて選択された被制御機器の被制御機器側プロトコルに対応するように変換される。その後、データ出力手段で、被制御機器にネットワークを介して変換プロトコルデータが出力される。
【0016】
請求項3記載の制御機器側プロトコル変換装置は、請求項2に記載の制御機器側プロトコル変換装置において、前記データ受信手段が、前記被制御機器から送信された、前記プロトコルデータに対応する応答信号であるレスポンスデータを受信し、前記プロトコル変換手段が前記レスポンスデータのプロトコルを変換して、データ出力手段で前記制御機器に出力することを特徴とする。
【0017】
かかる構成によれば、データ受信手段で被制御機器から送信されたレスポンスデータが受信され、プロトコル変換手段でレスポンスデータのプロトコルが変換され、データ出力手段で制御機器に出力される。つまり、制御機器と被制御機器間でプロトコルが異なっていても、レスポンスデータが変換されて出力されるので、制御機器側で被制御機器の状態を把握(認識)することができる。
【0018】
請求項4記載の制御機器側プロトコル変換装置は、請求項2または請求項3に記載の制御機器側プロトコル変換装置において、前記ネットワークを介して前記制御機器と前記被制御機器との間で、オブジェクト間通信により通信を行うことを特徴とする。
【0019】
かかる構成によれば、制御機器と被制御機器との間において、オブジェクト通信(オブジェクト通信技術)により通信される。オブジェクト通信技術は、制御機器と被制御機器とをネットワーク上のデータとして定義するもので、例えば、オブジェクト通信技術(オブジェクト間通信手段)として、CORBAを用いた場合には、このCORBAの仕様に定められているIOR(Interoperable Object Reference)が利用されて、制御機器、被制御機器がネットワーク上で一意に識別される。この場合、IORはオブジェクトを動作させている端末のホストアドレスやポート番号等のデータが記録されている。
【0020】
請求項5記載の制御機器側プロトコル変換プログラムは、外部から制御可能な被制御機器を、既存の通信規約である制御機器側プロトコルを備える制御機器からネットワークを介して制御するための装置を、以下に示す手段として機能させることを特徴とする。当該装置を機能させる手段は、前記ネットワークに接続される被制御機器に関する情報として、当該ネットワーク上に存在するオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段、前記制御機器から前記制御機器側プロトコルに基づくプロトコルデータを受信するデータ受信手段、前記オブジェクト選択手段で選択したオブジェクトとして前記ネットワーク上に存在している被制御機器の被制御機器側プロトコルに対応するように、前記データ受信手段で受信したプロトコルデータを変換するプロトコル変換手段、このプロトコル変換手段で変換した変換プロトコルデータを、前記ネットワークを介して出力するデータ出力手段、である。
【0021】
かかる構成によれば、オブジェクト選択手段で、ネットワークに接続される被制御機器がオブジェクトとして選択される。続いて、データ受信手段で、制御機器から制御機器側プロトコルに基づくプロトコルデータが受信される。そして、プロトコル変換手段で、データ受信手段にて受信されたプロトコルデータが、オブジェクト選択手段にて選択された被制御機器の被制御機器側プロトコルに対応するように変換される。その後、データ出力手段で、被制御機器にネットワークを介して変換プロトコルデータが出力される。
【0022】
請求項6記載の被制御機器側プロトコル変換方法は、請求項1に記載の制御機器側プロトコル変換方法により、制御機器から送信されたプロトコルデータが変換された変換プロトコルデータを、ネットワークを介して、受信して被制御機器を制御するための被制御機器側プロトコル変換方法であって、前記被制御機器に関する情報をネットワーク上で認識可能な被制御機器オブジェクトにするオブジェクト化ステップと、前記変換プロトコルデータを受信する変換プロトコルデータ受信ステップと、前記変換プロトコルデータ受信ステップにて受信した変換プロトコルデータに基づいて、前記オブジェクト化ステップにてオブジェクト化した被制御機器オブジェクトを制御する被制御機器オブジェクト制御ステップと、を含むことを特徴とする。
【0023】
この方法によれば、まず、オブジェクト化ステップにて、被制御機器に関する情報がネットワーク上で認識可能なオブジェクトにされる。続いて、変換プロトコルデータ受信ステップにおいて、制御機器側から送信された変換プロトコルデータが受信される。この変換プロトコルデータは、制御機器側で変換されており、被制御機器側のプロトコルに対応するようになっている。そして、被制御機器オブジェクト制御ステップにおいて、オブジェクト化されている被制御機器が、変換プロトコルデータ受信ステップにて受信した変換プロトコルデータに基づいて制御される。
【0024】
請求項7記載の被制御機器側プロトコル変換装置は、請求項2に記載の制御機器側プロトコル変換装置によって、制御機器から送信されたプロトコルデータが変換された変換プロトコルデータを、ネットワークを介して、受信して被制御機器を制御するための被制御機器側プロトコル変換装置であって、前記被制御機器に関する情報をネットワーク上で認識可能な被制御機器オブジェクトにするオブジェクト化手段と、前記変換プロトコルデータを受信する変換プロトコルデータ受信手段と、前記変換プロトコルデータ受信手段で受信した変換プロトコルデータに基づいて、前記オブジェクト化手段でオブジェクト化した被制御機器オブジェクトを制御する被制御機器オブジェクト制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0025】
かかる構成によれば、オブジェクト化手段で、被制御機器に関する情報がネットワーク上で認識可能なオブジェクトにされる。続いて、変換プロトコルデータ受信手段で、制御機器側から送信された変換プロトコルデータが受信される。このプロトコルデータは、制御機器側で変換されており、被制御機器側のプロトコルに対応するようになっている。そして、被制御機器オブジェクト制御手段で、オブジェクト化されている被制御機器が、変換プロトコルデータ受信手段で受信した変換プロトコルデータに基づいて制御される。
【0026】
請求項8記載の被制御機器側プロトコル変換装置は、請求項7に記載の被制御機器側プロトコル変換装置において、前記制御機器に前記プロトコルデータに対応する応答信号であるレスポンスデータを送信するレスポンスデータ送信手段と、
を備えることを特徴とする。
【0027】
かかる構成によれば、レスポンスデータ送信手段で、プロトコルデータに対応するレスポンスデータが送信される。このレスポンスデータにより、被制御機器側の状態を制御機器に伝達することができる。
【0028】
請求項9記載の被制御機器側プロトコル変換装置は、請求項7または請求項8に記載の被制御機器側プロトコル変換装置において、前記ネットワークを介して、前記被制御機器と前記制御機器との間でオブジェクト間通信により通信を行うことを特徴とする。
【0029】
かかる構成によれば、被制御機器と制御機器との間において、オブジェクト通信(オブジェクト通信技術)により通信される。オブジェクト通信技術は、被制御機器と制御機器とをネットワーク上のデータとして定義するものである。
【0030】
請求項10記載の被制御機器側プロトコル変換プログラムは、請求項5に記載の制御機器側プロトコル変換プログラムによって、制御機器から送信されたプロトコルデータが変換された変換プロトコルデータを、ネットワークを介して、受信して被制御機器を制御するための装置を、以下に示す手段として機能させることを特徴とする。当該装置を機能させる手段は、前記被制御機器に関する情報をネットワーク上で認識可能な被制御機器オブジェクトにするオブジェクト化手段、前記変換プロトコルデータを受信する変換プロトコルデータ受信手段、前記変換プロトコルデータ受信手段で受信した変換プロトコルデータに基づいて、前記オブジェクト化手段でオブジェクト化した被制御機器オブジェクトを制御する被制御機器オブジェクト制御手段、である。
【0031】
かかる構成によれば、オブジェクト化手段で、被制御機器に関する情報がネットワーク上で認識可能なオブジェクトにされる。続いて、変換プロトコルデータ受信手段で、制御機器側から送信された変換プロトコルデータが受信される。このプロトコルデータは、制御機器側で変換されており、被制御機器側のプロトコルに対応するようになっている。そして、被制御機器オブジェクト制御手段で、オブジェクト化されている被制御機器が、変換プロトコルデータ受信手段で受信された変換プロトコルデータに基づいて制御される。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(機器制御プロトコル変換システムの構成)
図1は、機器制御プロトコル変換システム(制御機器と被制御機器とを含んでなる)のブロック図である。この図1に示すように、機器制御プロトコル変換システム1は、コントローラ2と、制御機器側プロトコル変換装置3と、VTR4(4A、4B、4C・・・)と、被制御機器側プロトコル変換装置5(5A、5B、5C・・・)と、入力装置7と、表示装置9と、ネットワーク装置11とを備えている。
【0033】
この機器制御プロトコル変換システム1は、互いにプロトコルが異なる(プロトコルが不統一の)機器同士である、制御する側の機器(制御機器:コントローラ2)と、制御される側の機器(被制御機器:VTR4)とが、ネットワーク装置11(ネットワークおよびネットワーク周辺機器の総称)を介して、接続されており、制御する側の機器から制御される側の機器を遠隔制御するためのものである。
【0034】
コントローラ2は、制御機器に相当し、この制御機器側の使用者が操作するもので、図示を省略した種々の操作スイッチを備えて構成されている。このコントローラ2の内部には、既存のプロトコル(通信規約)を記録する記録部(図示せず)が備えられており、コントローラ2はこのプロトコルに基づいて生成されるコマンド(プロトコルデータ)を出力するものである。
【0035】
制御機器側プロトコル変換装置3は、コントローラ2のプロトコルを変換するクライアント(アダプタの形態)に相当するもので、オブジェクト選択手段3aと、制御要求手段3bと、外部インターフェース3cとを備えている。なお、この実施の形態では、制御機器側プロトコル変換装置3は、コントローラ2に脱着可能なアダプタの形態に構成されている。
【0036】
オブジェクト選択手段3aは、ネットワーク上に存在しているオブジェクトを選択するもので、オブジェクトは、分散オブジェクト技術であるオブジェクト間通信によって被制御機器側で、当該被制御機器に関する情報がデータの集合(ネットワーク上で一意に識別される)に変換されたもので、コントローラ2の使用者によって選択されたものである。このオブジェクト選択手段3aが特許請求の範囲に記載した被制御機器選択手段に相当するものである。
【0037】
制御要求手段3bは、オブジェクト選択手段3aで選択されたオブジェクト(被制御機器:VTR4(4A、4B、4C・・・))に対応するように、コントローラ(制御機器)2からのプロトコルデータを変換し、オブジェクトへの制御要求(サービス要求)を生成するものである。また、オブジェクト(被制御機器:VTR4(4A、4B、4C・・・))から出力されるレスポンスデータ(後記する)を変換するものである。この制御要求手段3bが特許請求の範囲に記載したプロトコル変換出力手段に相当するものである。
【0038】
外部インターフェース3cは、コントローラ2と、ネットワーク装置11との間で情報(プロトコルデータ、レスポンスデータ(後記する))の送受信を行うものである。この外部インターフェース3cが特許請求の範囲に記載したデータ受信手段、データ出力手段に相当するものである。
【0039】
VTR4(4A、4B、4C・・・)は、被制御機器に相当し、VTRテープ等の記録再生を行うものである。なお、この実施の形態では、VTR4(4A、4B、4C・・・)のみを図示したが、ネットワークを介して制御可能な機器であればどんな機器でもよい。例えば、VTR等の放送局内で使用される機器だけではなく、一般の家庭に備えられている家電製品であってもよい。
【0040】
被制御機器側プロトコル変換装置5(5A、5B、5C・・・)は、VTR4(4A、4B、4C・・・)をオブジェクト(ネットワーク上に存在させるデータ)に変換すると共に、コントローラ2から送信されたプロトコルデータに基づいて、VTR4(4A、4B、4C・・・)を制御するもので、オブジェクト化処理手段5aと、制御要求処理手段5bと、外部インターフェース5cとを備えている。
【0041】
オブジェクト化処理手段5aは、VTR4(4A、4B、4C・・・)を外部から、つまり、ネットワーク装置11を介して一意に認識可能な、コントローラ(制御機器)2から制御可能なオブジェクトに、VTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)に関する情報(に係る情報)を変換するものである。このオブジェクト化処理手段5aが特許請求の範囲に記載したオブジェクト化手段に相当するものである。
【0042】
制御要求処理手段5bは、コントローラ(制御機器)2から送信されて制御機器側プロトコル変換装置3で変換されたプロトコルデータを、VTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)に対応する制御要求(制御データ)に処理するものである。この制御要求処理手段5bが特許請求の範囲に記載した被制御機器オブジェクト制御手段に相当するものである。
【0043】
この実施の形態において、プロトコルデータをVTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)に対応する制御要求(制御データ)に処理する例として、コントローラ(制御機器)2からVTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)に対し、VTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)に記録されている映像データ等を再生させて、ネットワーク装置11を介して、表示装置9に表示させるといったことが挙げられる。
【0044】
外部インターフェース5cは、VTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)と、ネットワーク装置11との間で情報(プロトコルデータ、制御データ、レスポンスデータ)の送受信を行うものである。レスポンスデータは、VTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)から出力される応答信号であり、制御データに基づいて、VTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)が駆動した結果に関する情報である。つまり、制御データがVTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)に、映像データの再生を要求するものであった場合、レスポンスデータは、映像データの再生を実行したこと(磁気ヘッドの回転開始)を示す情報ということになる。この外部インターフェース5cが特許請求の範囲に記載したプロトコルデータ受信手段、レスポンスデータ送信手段に相当するものである。
【0045】
入力装置7は、制御機器側(コントローラ2および制御機器側プロトコル変換装置3)の使用者が、ネットワーク上に存在するオブジェクトを入力するキーボード、マウス等から構成されるものである。この実施の形態では、入力装置7によって入力された(指示された)オブジェクトが制御機器側プロトコル変換装置3のオブジェクト選択手段3aによって選択される構成となっている。
【0046】
表示装置9は、CRTや液晶のディスプレイ等から構成され、ネットワーク上に存在するオブジェクトを表示するもので、この表示装置9の表示画面には、選択可能な(指示可能な)オブジェクトが複数のオブジェクト名の一覧表(オブジェクト管理リスト)として表示されている。また、この表示装置9は、入力装置7で選択されたオブジェクト名に対応した、オブジェクト名の一覧表にあるオブジェクトリファレンスを、制御機器側プロトコル変換装置3が取得するための要求を受信するものである。この要求に基づいて、表示装置9は、オブジェクト管理リストからオブジェクト名に対応したオブジェクトリファレンスを検索し、制御機器側プロトコル変換装置3のオブジェクト選択手段3aに通知する機能を有している。
【0047】
なお、入力装置7および表示装置9は、この実施の形態では、別々にネットワーク装置11に接続されているが、これら入力装置7および表示装置9は、制御機器側プロトコル変換装置3に組み込まれて構成されていてもよい。
【0048】
ネットワーク装置11は、通信回線(有線または無線)とハブ等の中継分岐部(図示せず)等から構成されており、制御機器側プロトコル変換装置3と被制御機器側プロトコル変換装置5と間で情報(プロトコルデータ、レスポンスデータ)の送受信を可能にするものである。
【0049】
これら機器制御プロトコル変換システム1の制御機器側プロトコル変換装置3によれば、オブジェクト選択手段3aで、ネットワーク装置11を介して被制御機器側プロトコル変換装置5に接続されるVTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機側器)が、コントローラ(制御機器)2の使用者によって選択される。外部インターフェース3cで、コントローラ(制御機器)2から既存のプロトコルに基づくプロトコルデータが受信される。その後、制御要求手段3bで、外部インターフェース3cにて受信されたプロトコルデータが、オブジェクト選択手段3aで選択されたVTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)のプロトコルに対応するように変換され、VTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)にネットワーク装置11を介して出力される。
【0050】
このため、コントローラ2のプロトコルに依存することなく、VTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)のプロトコルに基づくプロトコルデータに変換することができるので、コントローラ(制御機器)2で制御するVTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機側器)を容易に変更できる。また、コントローラ(制御機器)2とVTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)とがネットワーク装置11を介して、プロトコルデータの送受信を可能に構成されているので、コントローラ(制御機器)2からVTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)を遠隔制御することができる。
【0051】
また、制御機器側プロトコル変換装置3の外部インターフェース3cでVTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)からのレスポンスデータが受信され、制御要求手段3bでレスポンスデータのプロトコルが変換され、コントローラ(制御機器)2に出力される。つまり、コントローラ(制御機器)2とVTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)でプロトコルが異なっていても、レスポンスデータが変換されて出力されるので、制御機器側(コントローラ2側)で被制御機器(VTR4側)の状態を把握(認識)することができる。
【0052】
さらに、コントローラ(制御機器)2とVTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)と間でオブジェクト通信技術が利用されている。このため、例えば、オブジェクト通信技術(オブジェクト間通信手段)として、CORBAを用いた場合には、このCORBAの仕様に定められているIOR(Interoperable Object Reference)が利用されて、コントローラ(制御機器)2、VTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)がネットワーク上で一意に識別することができる。
【0053】
被制御機器側プロトコル変換装置5によれば、オブジェクト化処理手段5aで、VTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)がネットワーク上で認識可能なオブジェクトにされる。外部インターフェース5cで、制御機器側から送信されたプロトコルデータが受信される。このプロトコルデータは、制御機器側で変換されており、被制御機器側のプロトコルに対応するようになっている。そして、制御要求処理手段5bで、オブジェクト化されているVTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)が、外部インターフェース5cで受信したプロトコルデータに基づいて制御される。
【0054】
このため、制御機器側(コントローラ2側)の既存のプロトコルに依存することなく、VTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)が制御されるので、このVTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)を容易に変更できる。また、コントローラ(制御機器)2とVTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)とがネットワーク装置11を介して、プロトコルデータの送受信を可能に構成されているので、コントローラ(制御機器)2からVTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)を遠隔制御することができる。
【0055】
また、外部インターフェース5cで、プロトコルデータに対応するレスポンスデータがネットワーク装置11、制御機器側プロトコル変換装置3を介してコントローラ(制御機器)2に送信される。このレスポンスデータにより、VTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)側の状態をコントローラ(制御機器)2に伝達することができる。
【0056】
(機器制御プロトコル変換システムの動作)
次に、図2に示すフローチャート参照して、機器制御プロトコル変換システム1の動作を説明する(適宜図1参照)。
まず、VTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)が被制御機器側プロトコル変換装置5に接続されて、被制御機器側プロトコル変換装置5が稼働される(接続後、動作開始)と、被制御機器側プロトコル変換装置5のオブジェクト化処理手段5aがVTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)をオブジェクトに変換する(B1)。すると、ネットワーク上で、VTR4(4A、4B、4C・・・:被制御機器)がオブジェクトとして認識可能となる。
【0057】
そして、制御機器側プロトコル変換装置3のオブジェクト選択手段3aで、オブジェクト(VTR4)が選択される(C1)。この場合、制御機器側の使用者が入力装置7で入力したオブジェクトがオブジェクト選択手段3aで選択される。続いて、コントローラ(制御機器)2から出力された、既存のプロトコルに基づくプロトコルデータが外部インターフェース3cで受信される(C2)。
【0058】
外部インターフェース3cで受信されたプロトコルデータは、制御要求手段3bで、選択されたオブジェクトに対応するプロトコルデータに変換され(C3)、外部インターフェース3cで被制御機器側プロトコル変換装置5に送信される(C4)。
【0059】
すると、被制御機器側プロトコル変換装置5の外部インターフェース5cで変換されたプロトコルデータが受信される(B2)。そして、制御要求処理手段5bで変換されたプロトコルデータがVTR4に対応する制御データに処理され(B3)、外部インターフェース5cでVTR4に送信される(B4)。制御データを受信したVTR4は、この制御データに基づいて駆動すると共に、当該VTR4の現在の状況に関するデータ(駆動した結果に関する情報)であるレスポンスデータを被制御機器側プロトコル変換装置5に出力し、このレスポンスデータを被制御機器側プロトコル変換装置5の外部インターフェース5cが受信し、ネットワーク装置11を介して、制御機器側プロトコル変換装置3に送信する(B5)。
【0060】
引き続いて、制御機器側プロトコル変換装置3の外部インターフェース3cでレスポンスデータが受信され(C5)、制御要求手段3bでレスポンスデータがコントローラ(制御機器)2に対応したレスポンスデータに変換される(C6)。その後、外部インターフェース3cで変換されたレスポンスデータがコントローラ(制御機器)2に送信される(C7)。
【0061】
つまり、機器制御プロトコル変換システム1の一連の動作によれば、コントローラ(制御機器)2からのプロトコルデータが変換され、ネットワーク装置11を介して、VTR(被制御機器)4に送信されて、制御されるので、コントローラ(制御機器)2とVTR(被制御機器)4との間で、プロトコルが異なっていても、容易に制御することが可能であり、ネットワーク装置11を介して、コントローラ(制御機器)2によってVTR(被制御機器)4を遠隔操作することができる。
【0062】
(機器制御プロトコル変換システムの具体的な動作例)
ここで、図1、図3〜図5を参照して、機器制御プロトコル変換システム1の具体的な動作例について説明する。なお、ここからの説明は、機器制御プロトコル変換システム1の各構成において、具体的に組み込まれているソフトウェア等の説明を織り交ぜながら(構成と動作との区別をせずに)行っていく。
【0063】
まず、被制御機器側プロトコル変換装置5が起動すると、オブジェクト化処理手段5aが処理を開始する。つまり、このVTR(被制御機器)4がサービスを提供する「サーバオブジェクト」としてネットワーク上に生成される。この実施の形態では、VTR(被制御機器)4をオブジェト化処理する手段として、分散オブジェクト技術であるオブジェクト間通信が用いられている。オブジェクト間通信技術としては、前記したCORBA以外に、DCOM、Java(登録商標)RMI等も使用可能である。ここでは、CORBAを利用したものとして以下の説明を続ける。
【0064】
被制御機器側プロトコル変換装置5のオブジェクト化処理手段5aの動作により、被制御機器側プロトコル変換装置5は外部からVTR(被制御機器)4を制御するサービス要求(プロトコルデータ)を受け付ける待ち受け状態となる。オブジェクト化処理手段5aはVTR(被制御機器)4のオブジェクト化(オブジェクトの生成)が完了すると、制御機器側の表示装置9にオブジェクトの生成を通知すると共に、図3に示すように、予め被制御機器側プロトコル変換装置5に決定されているオブジェクト名および生成したオブジェクトのオブジェクトリファレンスを通知する。
【0065】
なお、生成されるオブジェクトは、一意なオブジェクト名が予め設定されており、外部からオブジェクト名によりオブジェクトを判別できるものであり、この図3では、オブジェクト名「OBJ1a」とオブジェクトリファレンス「IOR1a」とが対応しており、オブジェクト名「OBJ1b」とオブジェクトリファレンス「IOR1b」とが対応している。
【0066】
オブジェクトリファレンスは、オブジェクト間通信技術(手段)を使用してネットワーク等を介して、遠方からオブジェクトをアクセスするための初期通信に必要となるデータである。例えば、オブジェクト間通信技術(手段)としてCORBAが用いられた場合は、CORBA仕様に定められるIOR(Interoperable Object Reference)がこれに該当する。IORは、CORBAにおいて、オブジェクトを一意に識別するために必要なデータをまとめたものであり、オブジェクトを動作させている端末(被制御機器側プロトコル変換装置5)のホストアドレス、ポート番号等のデータが記録されたものである。
【0067】
複数の被制御機器側プロトコル変換装置5(5B、5C・・・)が起動し、被制御機器側プロトコル変換装置5(5A)のオブジェクト化処理手段5aと同様の動作により、VTR4(4B、4C)のオブジェクトがネットワーク上に生成され、これらVTR4(4A、4B、4C・・・)を制御するためのサービス要求を待ち受ける状態とされる。同様に、生成されたオブジェクトのオブジェクト名およびオブジェクトリファレンスが、制御機器側の表示装置9に通知される。
【0068】
続いて、制御機器側の表示装置9は、被制御機器側プロトコル変換装置5が生成したオブジェクトからの通知を受信し、オブジェクト名の一覧を表示する。表示装置9は、通知されたオブジェクト名を表示すると共に、オブジェクト名とオブジェクトリファレンスからなるオブジェクト管理リストを内部に保持しておく。
【0069】
すると、コントローラ(制御機器)2および制御機器側プロトコル変換装置3を使用する使用者は、表示装置9に表示されたオブジェクトの一覧から、使用者が制御したいオブジェクト(VTR4(被制御機器))を選択する。使用者はオブジェクトの選択をする際に、入力装置7を使用して表示されているオブジェクトを指示する。使用者が入力装置7によって、オブジェクトを選択すると、この入力装置7は、制御機器側プロトコル変換装置3のオブジェクト選択手段3aに選択されたオブジェクト名(ここでは、OBJ1aとして説明する)を通知する。
【0070】
そして、制御機器側プロトコル変換装置3のオブジェクト選択手段3aが入力装置7からの通知を受信すると、選択されたオブジェクト名に対応したオブジェクトリファレンスを取得するために、表示装置9に要求が出される。すなわち、オブジェクト選択手段3aはオブジェクト名OBJ1aのオブジェクトリファレンスを取得するために、表示装置9に要求を出す。すると、表示装置9は、オブジェクト管理リストからオブジェクト名OBJ1aのオブジェクトリファレンスIOR1aを検索し、オブジェクトリファレンスIOR1aをオブジェクト選択手段3aに通知する。
【0071】
制御機器側プロトコル変換装置3のオブジェクト選択手段3aによって、表示装置9から通知されたオブジェクトリファレンスIOR1aが使用されオブジェクト間通信技術(手段)が使用されてオブジェクトへの初期接続が行われる。これらの具体的な動作によって、コントローラ(制御機器)2を使用する使用者が指示した(選択した)任意のオブジェクト(VTR(被制御機器)4)が、制御機器側プロトコル変換装置3および被制御機器側プロトコル変換装置5によって接続される。
【0072】
続いて、被制御機器側プロトコル変換装置5が生成したオブジェクトに接続している状態で、コントローラ(制御機器)2からVTR(被制御機器)4を制御する場合について、詳細に説明していく。
【0073】
このコントローラ(制御機器)2は、P2プロトコルに基づく、P2プロトコルコマンドを出力するものであり、このP2プロトコルコマンドは、制御機器側プロトコル変換装置3の制御要求手段3bおよび被制御機器側プロトコル変換装置5の制御要求処理手段5bを経由して、VTR(被制御機器)4に送られる。このP2プロトコルコマンドに対するVTR(被制御機器)4のP2プロトコルレスポンスコマンドは、被制御機器側プロトコル変換装置5の制御要求処理手段5bおよび制御機器側プロトコル変換装置3の制御要求手段3bを経由して、コントローラ(制御機器)2に受け渡される。
【0074】
ここで、このP2プロトコルコマンドおよびP2プロトコルレスポンスコマンドの受け渡しについて、図4に示すシーケンスチャートを参照して説明する。この図4は、オブジェクト間通信技術(手段)にCORBAを用いた場合を示したものである。
【0075】
まず、コントローラ(制御機器)2から、P2プロトコルに従ったコマンドが出力される。ここで、P2プロトコルのコマンドは3〜18バイトの可変長データであり、図4では、「cmd」と表記する(S1)。制御機器側プロトコル変換装置3の外部インターフェース3cは、コントローラ(制御機器)2からコマンドcmdを受信すると、制御要求手段3bにcmdを出力(通知)する。
【0076】
制御要求手段3bは、被制御機器側プロトコル変換装置5の制御要求処理手段5aに制御要求、すなわち、「exe_cmd(cmd)の処理要求」を出力する(S2)。ここでは、被制御機器側プロトコル変換装置5の制御要求処理手段5aが、オブジェクト間通信技術(手段)を用いたサービスであり、制御要求処理手段5aは、オブジェクト間通信技術(手段)のインターフェースであると定義することができる。
【0077】
ここで、プログラムとして記述されたオブジェクト間通信技術(手段)のインターフェースの例について説明する。この図5(a)に示したインターフェースはオブジェクト間通信技術(手段)としてCORBAを用いた場合の例である。図5(a)中exe_cmdに続く括弧内に記述されたものが被制御機器側プロトコル変換装置5の制御要求処理手段5bの提供するサービスである。ここでは、オブジェクト間通信技術(手段)としてCORBAを使用して説明しているが他のオブジェクト間通信技術(手段)であっても同等のサービスを提供することができる。CORBA以外の例として図5(b)に、オブジェクト間通信技術(手段)としてDCOMを使用した場合を示す。同様に、図5(b)中exe_cmdに続く括弧内に記述されたものが被制御機器側プロトコル変換装置5の制御要求処理手段5bの提供するサービスである。
【0078】
図4に戻って説明を続ける。
被制御機器側プロトコル変換装置5の制御要求処理手段5bは、exe_cmdの処理要求があると、制御機器側プロトコル変換装置3の制御要求手段3aから通知された(送信された)P2プロトコルコマンドcmdを、外部インターフェース5cを介して、VTR(被制御機器)4に送信する(S3)。
【0079】
VTR(被制御機器)4は、受信したP2プロトコルコマンドに従った動作をすると共に、レスポンスとしてP2プロトコルのレスポンスコマンド「res」を出力する(S4)。このP2プロトコルのレスポンスコマンドは、制御要求コマンド(プロトコルデータ)同様、3〜18バイトの可変長データである。
【0080】
被制御機器側プロトコル変換装置5は、外部インターフェース5cを介して、レスポンスコマンドresを受信すると、このレスポンスコマンドresを制御要求手段3bからのexe_cmd処理要求のレスポンス(応答データ:「exe_cmd(cmd)のレスポンス」)として、制御機器側プロトコル変換装置3の制御要求手段3bに送信する(S5)。
【0081】
制御機器側プロトコル変換装置3の制御要求手段3bは、被制御機器側プロトコル変換装置5の制御要求処理手段5bからのレスポンスresを受信すると、外部インターフェース3cを介して、コントローラ(制御機器)2にレスポンスコマンド「res」として送信する(S6)。
【0082】
以上のように、機器制御プロトコル変換システム1の具体的な動作例として、オブジェクト通信技術(手段)にCORBAを使用した場合に説明した。これによれば、制御要求手段3bと制御要求処理手段5bは単に、コントローラ(制御機器)2から出力されたP2プロトコルコマンドおよびVTR(被制御機器)4からのP2プロトコルレスポンスコマンドを送受信しているだけであり、プロトコル(通信規約)を変換したのみでコマンド内容に一切関知していない。このため、制御機器側と被制御機器側との間で、P2プロトコルに従うすべてのコマンドに対応することが可能である。
【0083】
また、ネットワーク装置11を介して、任意のVTR(被制御機器)4(4A、4B、4C・・・)を制御することが可能である。さらに、新たなVTR等の被制御機器が追加されたとしても、コントローラ(制御機器)2、制御機器側プロトコル変換装置3、入力装置7、表示装置9に何ら変更を加えることなく、コントローラ(制御機器)2から新規のデバイス(被制御機器)を制御することが可能である。
【0084】
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、制御機器側プロトコル変換装置3、被制御機器側プロトコル変換装置5の各構成の処理を一つずつの工程ととらえた制御機器側プロトコル変換方法、被制御機器側プロトコル変換方法とみなすことも可能であり、制御機器側プロトコル変換装置3、被制御機器側プロトコル変換装置5の各構成の処理を汎用のコンピュータ言語で記述した制御機器側プロトコル変換プログラム、被制御機器側プロトコル変換プログラムとみなすことも可能である。これらの場合、制御機器側プロトコル変換装置3、被制御機器側プロトコル変換装置5と同様の効果を得ることができる。
【0085】
【発明の効果】
請求項1、2、5記載の発明によれば、ネットワークに接続される被制御機器が選択され、制御機器から既存のプロトコルに基づくプロトコルデータが受信される。受信されたプロトコルデータが、選択された被制御機器のプロトコルに対応するように変換され、被制御機器にネットワークを介して出力される。このため、被制御機器側で変換されたプロトコルデータが受信できれば、プロトコルのみを調整するだけで、制御機器が被制御機器を制御することができるので、コントローラ等の制御機器で制御する被制御機器(デバイス)を容易に変更できる。また、ネットワークを介して制御可能であるので、制御機器から被制御機器を遠隔制御することができる。
【0086】
請求項3記載の発明によれば、レスポンスデータが受信され、このレスポンスデータのプロトコルが変換され、制御機器に出力される。つまり、制御機器と被制御機器間でプロトコルが異なっていても、レスポンスデータが変換されて出力されるので、制御機器側で被制御機器の状態を把握(認識)することができる。
【0087】
請求項4記載の発明によれば、制御機器と被制御機器間でオブジェクト通信技術が利用される。このため、制御機器、被制御機器がネットワーク上で一意に識別することができ、容易に被制御機器の増設等を行うことができる。
【0088】
請求項6、7、10記載の発明によれば、被制御機器がネットワーク上で認識可能なオブジェクトにされた後、制御機器側から送信されたプロトコルデータが受信され、オブジェクト化されている被制御機器が受信したプロトコルデータに基づいて制御される。このため、制御機器側で変換されたプロトコルデータが送信されれば、プロトコルのみを調整するだけで、制御機器が被制御機器を制御することができるので、コントローラ等の制御機器で制御する被制御機器(デバイス)を容易に変更できる。また、ネットワークを介して制御可能であるので、制御機器から被制御機器を遠隔制御することができる。
【0089】
請求項8記載の発明によれば、プロトコルデータに対応するレスポンスデータが送信されるので、被制御機器側の状態を制御機器に伝達することができる。
【0090】
請求項9記載の発明によれば、被制御機器と制御機器間でオブジェクト通信技術が利用される。このため、被制御機器、制御機器をネットワーク上で一意に識別することができ、容易に被制御機器の増設等を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態である機器制御プロトコル変換システムのブロック図である。
【図2】図1に示した機器制御プロトコル変換システムの動作を説明したシーケンスチャートである。
【図3】オブジェクト管理リストの例を示した図である。
【図4】機器制御プロトコル変換システムの具体的な動作例を説明したシーケンスチャートである。
【図5】制御要求手段および制御要求処理手段に用いられるインターフェースをCORBA、DCOMで記述した例である。
【図6】従来のネットワークを介して接続される機器を説明した図である。
【符号の説明】
1 機器制御プロトコル変換システム
2 コントローラ(制御機器)
3 制御機器側プロトコル変換装置
3a オブジェクト選択手段
3b 制御要求手段
3c、5c 外部インターフェース
4、4A、4B、4C VTR(被制御機器)
5 被制御機器側プロトコル変換装置
5a オブジェクト化処理手段
5b 制御要求処理手段
7 入力装置
9 表示装置

Claims (10)

  1. 外部から制御可能な被制御機器を、既存の通信規約である制御機器側プロトコルを備える制御機器からネットワークを介して制御するための制御機器側プロトコル変換方法であって、
    前記ネットワークに接続される被制御機器に関する情報として、当該ネットワーク上に存在するオブジェクトを選択するオブジェクト選択ステップと、
    前記制御機器から前記制御機器側プロトコルに基づくプロトコルデータを受信するプロトコルデータ受信ステップと、
    前記オブジェクト選択ステップにて選択したオブジェクトとして前記ネットワーク上に存在している被制御機器の被制御機器側プロトコルに対応するように、前記プロトコルデータ受信ステップにて受信したプロトコルデータを変換するプロトコル変換ステップと、
    このプロトコル変換ステップにて変換した変換プロトコルデータを、前記ネットワークを介して出力する変換プロトコルデータ出力ステップと、
    を含むことを特徴とする制御機器側プロトコル変換方法。
  2. 外部から制御可能な被制御機器を、既存の通信規約である制御機器側プロトコルを備える制御機器からネットワークを介して制御するための制御機器側プロトコル変換装置であって、
    前記ネットワークに接続される被制御機器に関する情報として、当該ネットワーク上に存在するオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段と、
    前記制御機器から前記制御機器側プロトコルに基づくプロトコルデータを受信するデータ受信手段と、
    前記オブジェクト選択手段で選択したオブジェクトとして前記ネットワーク上に存在している被制御機器の被制御機器側プロトコルに対応するように、前記データ受信手段で受信したプロトコルデータを変換するプロトコル変換手段と、
    このプロトコル変換手段で変換した変換プロトコルデータを、前記ネットワークを介して出力するデータ出力手段と、
    を備えることを特徴とする制御機器側プロトコル変換装置。
  3. 前記データ受信手段が、前記被制御機器から送信された、前記プロトコルデータに対応する応答信号であるレスポンスデータを受信し、
    前記プロトコル変換手段が前記レスポンスデータのプロトコルを変換して、データ出力手段で前記制御機器に出力することを特徴とする請求項2に記載の制御機器側プロトコル変換装置。
  4. 前記ネットワークを介して前記制御機器と前記被制御機器との間で、オブジェクト間通信により通信を行うことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の制御機器側プロトコル変換装置。
  5. 外部から制御可能な被制御機器を、既存の通信規約である制御機器側プロトコルを備える制御機器からネットワークを介して制御するための装置を、
    前記ネットワークに接続される被制御機器に関する情報として、当該ネットワーク上に存在するオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段、
    前記制御機器から前記制御機器側プロトコルに基づくプロトコルデータを受信するデータ受信手段、
    前記オブジェクト選択手段で選択したオブジェクトとして、前記ネットワーク上に存在している被制御機器の被制御機器側プロトコルに対応するように、前記データ受信手段で受信したプロトコルデータを変換するプロトコル変換手段、
    このプロトコル変換手段で変換した変換プロトコルデータを、前記ネットワークを介して出力する変換プロトコルデータ出力手段、
    として機能させることを特徴とする制御機器側プロトコル変換プログラム。
  6. 請求項1に記載の制御機器側プロトコル変換方法により、制御機器から送信されたプロトコルデータが変換された変換プロトコルデータを、ネットワークを介して、受信して被制御機器を制御するための被制御機器側プロトコル変換方法であって、
    前記被制御機器に関する情報をネットワーク上で認識可能な被制御機器オブジェクトにするオブジェクト化ステップと、
    前記変換プロトコルデータを受信する変換プロトコルデータ受信ステップと、
    前記変換プロトコルデータ受信ステップにて受信した変換プロトコルデータに基づいて、前記オブジェクト化ステップにてオブジェクト化した被制御機器オブジェクトを制御する被制御機器オブジェクト制御ステップと、
    を含むことを特徴とする被制御機器側プロトコル変換方法。
  7. 請求項2に記載の制御機器側プロトコル変換装置によって、制御機器から送信されたプロトコルデータが変換された変換プロトコルデータを、ネットワークを介して、受信して被制御機器を制御するための被制御機器側プロトコル変換装置であって、
    前記被制御機器に関する情報をネットワーク上で認識可能な被制御機器オブジェクトにするオブジェクト化手段と、
    前記変換プロトコルデータを受信する変換プロトコルデータ受信手段と、
    前記変換プロトコルデータ受信手段で受信した変換プロトコルデータに基づいて、前記オブジェクト化手段でオブジェクト化した被制御機器オブジェクトを制御する被制御機器オブジェクト制御手段と、
    を備えることを特徴とする被制御機器側プロトコル変換装置。
  8. 前記制御機器に前記プロトコルデータに対応する応答信号であるレスポンスデータを送信するレスポンスデータ送信手段を備えることを特徴とする請求項7に記載の被制御機器側プロトコル変換装置。
  9. 前記ネットワークを介して、前記被制御機器と前記制御機器との間でオブジェクト間通信により通信することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の被制御機器側プロトコル変換装置。
  10. 請求項5に記載の制御機器側プロトコル変換プログラムによって、制御機器から送信されたプロトコルデータが変換された変換プロトコルデータを、ネットワークを介して、受信して被制御機器を制御するための装置を、
    前記被制御機器に関する情報をネットワーク上で認識可能な被制御機器オブジェクトにするオブジェクト化手段、
    前記変換プロトコルデータを受信する変換プロトコルデータ受信手段、
    前記変換プロトコルデータ受信手段で受信した変換プロトコルデータに基づいて、前記オブジェクト化手段でオブジェクト化した被制御機器オブジェクトを制御する被制御機器オブジェクト制御手段、
    として機能させることを特徴とする被制御機器側プロトコル変換プログラム。
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